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2012年12月 - 技研商事インターナショナル
第3部 基本機能でできる 効率的操作⽅法 技研商事インターナショナル株式会社 第3部の概要 平素、ヘルプデスクへいただくお問い合わせの中から ・より作業を効率化できないか ・この操作をもっとスピードアップできないか をテーマに ・オプション機能の有無に関わらず ・ご導⼊いただいた全てのお客様にご利用いただける 機能を使って事例を交え、いくつかの操作⼿順をご紹介します。 今後のご利⽤に際し、ご参考となりましたら幸いです。 ■本パートの目次 項番 内容 ページ 1 計算ツールの使い方 P. 3〜 2 ユーザー項目修正、集計機能 P.12〜 3 データバックアップ、環境移⾏ P.20〜 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 2 商圏内の「平均」を求める 計算ツールの使い方 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 3 テーマ 商圏内の「平均」データを求めたい 色塗りを⾏うのではなく、商圏内全体の「平均年収」や 「平均年齢」といったデータを参照したいが、国勢調査の データを参照するとおかしな数値が出る。 【計算ツール】を使⽤し、商圏内の 「平均」を算出しましょう。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 4 何故計算が必要なのか? ・杉並区内の平均年齢は…5635歳!? ・「平均年齢」や「平均年収」といった率や平均のデータは、元のレイヤー 毎に算出されており、商圏内全体の数値を知りたい場合には合算され、異常 値が出てしまいます。 商圏内全体の「平均年齢」や「平均年収」は、そのままデータを参照するの ではなく、別途計算する必要があります。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 5 具体的な操作⼿順(計算元データの選択) ・「平均」や「率」データを計算するため、元データを選択します。 画面左側の「統計データ選択」からデータを選択してください。 (「平均年収」であれば「年収⾼」と「世帯総数」を選択) Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 6 具体的な操作⼿順(計算ツールの実⾏) ・画面左側の【データツール】から「計算ツール」を選択し、 上図のような計算式を作成して実⾏します。 このとき、画面左下のレイヤ設定を「全変数」にしておきます。 レイヤを選択すると、色塗りに使⽤できる反面、前述したように 商圏内全体の合計値が異常値になってしまいます。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 7 具体的な操作⼿順(計算ツールの実⾏) ・実⾏後「⾃動再計算式として登録しますか?」と表示されます。 後述する「⾃動再計算機能」で使⽤しますので「はい」を選択してお きましょう。 【計算ツール】を閉じると計算が実⾏され、結果が表示されます。 杉並区内の平均年収は、571万円ということがわかりました。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 8 既存店周辺のデータを一括算出(自動再計算) ・予め「⾃動商圏設定」を設定し 【商圏】メニューから「⾃動再計算」を クリックします。 ・【商圏】メニューから「分析地作成」 →「ポイント位置指定」をクリック。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. ・全てのポイントを選択し 「確定」をクリックします。 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 9 既存店周辺のデータを一括算出(自動再計算) ・「⾃動再計算」を有効にしたため、登録しておいた 「商圏内平均年収」の計算が、分析地および商圏作成時に⾃動実⾏されます。 これにより、各既存店の商圏内の数値が算出されます。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 10 計算結果の活用(グラフ機能を使用) ・さらに【グラフ機能】を使⽤し、計算したデータと統計データを 組み合わせ、各商圏内でグラフ表示することができます。 ターゲット人口が多く、平均年収が⾼いエリアはどこか判別できます。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 11 店舗データをもっと充実させたい ユーザー項目設定、集計機能 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 12 テーマ ⾃社店舗に統計データを紐付けたい 全店舗に対し、周辺の人口や平均年収等のデータを持たせ 一覧表を作成したい。 商圏を作成せずにデータを持たせる方法はあるか。 ポイントにユーザー項目を付与し データを集計、計算しましょう。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 13 ユーザー項目設定 1 【ポイント】メニューから 「ユーザー項目設定」をクリック。 2 対象のポイントグループを選択して 「確定」をクリック。 3 項目一覧が表示されます。 画面下側の「新規追加」ボタンを クリックします。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 14 ユーザー項目設定 4 項目名称を入⼒し、項目タイプを 選択します。 今回は周辺3km圏内の世帯数を 集計しますので「統計データ集計」を 選択します。 5 画面右側の「統計データ選択」から 集計する項目と範囲を選択します。 選択が終わったら「項目確定」を クリックします。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 15 ユーザー項目設定 6 前述の⼿順を繰り返し、項目を作成します。 前項【計算ツール】で述べたように、3km圏内の「平均年収」を 算出する場合「年収⾼」と「世帯総数」を集計項目とし 数式項目として「平均年収」を作成します。 「確定」をクリックすると項目が保存されますが、この時点では 数値が入っていないため、この後集計および計算を⾏います。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 16 (補足)ユーザー項目設定 【項目タイプ】には下記のタイプがありますので、必要に応じて選択してください。 「数値」…数値型の項目を追加します。 値は⼿入⼒します。 「文字」…文字型の項目を追加します。 値は⼿入⼒します。 「統計データ集計」…指定した範囲内の統計データを 集計します。 「ポイント集計」…指定した範囲内にある、他ポイン トグループの項目を集計します。 「エリアコード割当」…ポイントが位置する場所が持 つエリアコード(市区町村コード等)を割り当てます。 「統計データ割当」…ポイントが位置する場所が持つ 統計データの数値を割り当てます。 「数式」…計算を⾏うため、数式を作成します。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 17 ユーザー項目集計/割当 1 【ポイント】メニューから 「ユーザー項目集計/割当」をクリック。 3km圏内の統計データを集計するため 「統計データ集計」をクリックします。 2 対象のポイントグループを選択して 「確定」をクリック。 3 【リスト選択】画面に、集計対象となる 項目が表示されます。 項目を選択して「確定」をクリックします。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 18 ユーザー項目集計/割当 【ポイント】メニュー→「ポイント一覧」表示 各店舗を中心としたデータが集計されました。 「ポイント集計」および「数式」項目も同様に操作することで 図のように、各店舗へ様々なデータを持たせることができます。 これを応⽤し、各店舗の顧客データを集計し、人口で割ることで シェア率を持たせる等の活⽤ができます。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 19 新PCへのお引越し データバックアップ、環境移⾏ Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 20 テーマ 新しいPCでMarketAnalyzerを使いたい リースアップや障害に伴い、PCが入れ替わった。 今まで作業してきた環境も引き継いで使いたいが データも多く、どのCDから入れればよいかわからない。 旧環境からのバックアップおよび 環境移⾏の⼿順をご案内いたします。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 21 旧環境からのバックアップ 「MarketAnalyzer」フォルダのコピーを取りましょう MarketAnalyzerの基本設定、インストールした統計データおよび地図データ等は 基本的に「MarketAnalyzer」フォルダ内に含まれています。 (別途お客様が別の保存先パスを指定された場合は除きます) HDD障害等の原因でデータが取り出せなくなる前に、外付けHDDや サーバー等、外部デバイスへの定期的なバックアップを推奨いたします。 (サイズが10GB以上となりますので、保存先の空き容量をご確認ください) Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 22 PC間の環境移⾏⼿順(旧PC側の準備) 弊社HP内「サポートサイト」 ※2012年12月現在最新バージョン 1 旧PCでバックアップを⾏う前に、MarketAnalyzerのバージョンを 最新バージョンにアップすることを推奨しております。 バージョンアップインストーラーは弊社HP内「サポートサイト」から ダウンロードできます。 2 旧PCから「MarketAnalyzer」フォルダを 外部デバイス(サーバーや外付けHDD)へバックアップします。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 23 PC間の環境移⾏⼿順(新PC側の準備) 3 ・setupMKAxxx… ・MarketAnalyzer全国版Standard Disk… ・System Installer… インストーラーCDから MarketAnalyzerをインストール 新しいPCへ、MarketAnalyzerをインストールします。 この際使⽤する媒体は、システムインストーラーのみとなります。 納入時期により、媒体名が異なる場合があります。 4 インストール後、データ移⾏前に 一旦MarketAnalyzerを起動します。 起動することを確認してください。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 24 PC間の環境移⾏⼿順(新PCへ移⾏) ※2012年12月現在最新バージョン 5 旧PCと同様に、新PCでもバージョンアップを⾏います。 移⾏前後のバージョンを合わせることを推奨しています。 新PC内 6 旧PCからバックアップした「MarketAnalyzer」フォルダを 新PCの「MarketAnalyzer」フォルダへ上書きします。 容量に応じて、作業時間が異なります。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 25 移⾏作業完了 フォルダの上書きが完了し、正常起動したら作業は完了です。 旧PCで作成したファイルや、インポートしたポイントグループも そのままご利⽤いただけます。 ※ご利⽤の環境によっては、別途設定作業を⾏う必要があります。 ご不明点がございましたら、移⾏作業前にヘルプデスクへお問い合わせください。 Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.8.23 「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 26 技研商事インターナショナル株式会社 マーケット分析ソリューション事業部 【東京支店】 〒100-0013 東京都千代田区霞が関3-5-1 霞が関IHFビル 4F TEL:03-3506-1800 (代表) FAX:03-3506-1807 【大阪営業所】 〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町4-5-9 井門瓦町ビル 4F TEL:06-6227-4660 (代表) FAX:06-6227-4677 http://www.giken.co.jp/datainsights Copyright 2012 Giken Shoji International Co., Ltd. All Rights Reserved. 2012.12.12「MarketAnalyzer活⽤事例紹介セミナー」 27