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◎ この資料は総代会当日、ご持参ください。
第12回 通常総代会 別冊資料
第3期 長期構想21
後期中期3ヵ年計画書
平成28~30年度
私たちは、食と農を守り 組合員と地域に愛されるJAをめざします
〈目 次〉
JA信州諏訪 自己改革目標 ………………………………………………………………………………
3
・創造的自己改革の実践に向けた展開
県域とJA信州諏訪における後期中期計画の相関図 ……………………………………………………
4
・2018JA長野県ビジョン(全体像)
・JA信州諏訪 後期中期計画の全体像
…………………………………………………………………
5
・農協法改正に対応する今後のスケジュール
現状認識と合併後の事業経過 ………………………………………………………………………………
6
・2015アンケート結果 ………………………………………………………………………………………
7
前期中期3カ年計画の成果(総括)…………………………………………………………………………
8
・主な施設整備の取組み
……………………………………………………………………………………
9
全体目標1
JAグループの総力を発揮して農業所得の増大に取組みます
事業別改革目標
生産基盤の確保、流通・生産コスト削減による生産者の手取り向上をめざします ………
全体目標2
安心して暮らせる地域社会づくりに貢献します
事業別改革目標
農業と組合員・地域利用者をつなぐ金融サービスを提供します …………………
12
事業別改革目標
JA共済ニューパートナーズを確保し、利用者の裾野を維持・拡大します
……
13
事業別改革目標
環境変化に対応し、生活事業が維持・継続できる経営方式を見直します ………
14
全体目標3
組合員が主役の協同組合らしいJAづくりを進めます
事業別改革目標
組織・機能を見直し、協同組合運営と意思反映のガバナンスを再構築します ……
全体目標4
自己改革を実現するための経営の高度化対策を進めます
事業別改革目標
ひと・もの構造改革で、組合員・地域との「つながり」をステップアップします …………
全体目標5
食と農と協同に共感をつくります
事業別改革目標
アクティブ・メンバーシップで農業や地域経済の発展をともに支えます …………
10
15
16
16
平成28~30年度 施設整備計画(検討・整備、解体撤去を含む) ……………………………………
17
平成28~30年度 数値計画(総合損益・自己資本造成ほか) …………………………………………
18
平成28~30年度 取扱目標数値・総合財務計画 …………………………………………………………
19
本計画は前期中期3カ年計画(平成25-27年度)の総括より当JAの最重要課題を抽出し、中期3ヵ年で達
成する改革目標を設定したものです。農協改革としてJAと県域で一体的に取組む全体目標5項目に対し
て事業ごと改革目標を整理し、掲載してあります。
表紙写真:セルリー畑より蓼科山・横岳を望む(原村・一番塚)
JA信州諏訪 第3期長期構想21
後期中期3ヵ年計画(平成28~30年度)
自
己
改
革
目
標
総合事業による収益確保で農業関連事業を支え、
農業所得の増大に向けて経営資源を投入します
JAファンを広げる組織的広報活動を展開し、
農に根ざした地域経済への貢献で存在価値を高めます
創造的自己改革の実践に向けた展開
J
A
の
総
合
力
発
揮
基本目標
重要成功要因
中期改革目標
全体戦略
農業所得の
農業関連事業の
経営資源の
総合事業の
増
大
地域農業の
存在価値を向上
維持・拡大
JAファンの
拡
大
投
入
組織的
広報活動の展開
収益確保
地域経済への
貢
献
創造的自己改革
組合員の願いを実現するため、JAが多様な農業・地域の実態に応じて自らの創意工夫に基づき、
積極的かつ多彩な事業と組織活動を展開し、地域の農業とくらしに不可欠の組織となることをめざす改革
※中期改革目標=JAの変化を象徴する目標(単年度ではなく、中期的に達成されるべき大きな目標)
J
A
長
野
県
ビ
ジ
ョ
ン
2018JA長野県ビジョン
食と農をおこし、一人ひとりの笑顔が生まれる地域をみんなで実現します
~組合員とともに一歩先のJAへ改革します~
農をつくる
JAグループの総力を発揮して農業所得の増大に取り組みます
JA・県域の
一体的取組み
くらしをつくる
多様なつながりで安心な「くらしと地域社会」を実現します
JAをつくる
組合員とともに組合員と地域の願いを実現するJAになります
共感をつくる
組合員、消費者、役職員の共感を醸成します
全体目標
1.JAグループの総力を発揮して農業所得の増大に取組みます
2.安心して暮らせる地域社会づくりに貢献します
前期中期計画を
見直し、再設定
3.組合員が主役の協同組合らしいJAづくりを進めます
4.自己改革を実現するための経営の高度化対策を進めます
5.食と農と協同に共感をつくります
JA信州諏訪 経営理念
私たちは、食と農を守り
全体像
組合員と地域に愛されるJAをめざします
JA信州諏訪 後期中期計画
前期中期計画の総括
農家戸数の減少
正組合員世帯の減少
生産販売額の減少
高齢化・担い手不足
事業総利益の減少
最 重 要 課 題
農産物の販路拡大
資材価格の低減
担い手の確保
次世代への取組み
支所機能の見直し
自
己
改
革
目
標
中期改革目標
(事業別改革目標)
全体戦略
事 業 戦 略
機 能 別 戦 略
部門横断戦略
地域(エリア)戦略
JJ
AA
信信
州州
諏諏
訪
訪
経
経営
営理
念
理
念
J
A
長
野
県
ビ
ジ
ョ
ン
農協法改正に対応する今後のスケジュール
平成27年
自
己
改
革
改
正
農
協
法
公
布
平成28年
例
外
を
定
め
る
省
令
公
布
改
正
農
協
法
施
行
平成30年
役定
員款
選変
任更
規
程
変
更
平成29年
役
員
改
選
第
12
回
通
常
総
代
会
平成31年
中
央
会
組
織
変
更
平成32年
公
認
会
計
士
監
査
准
組
合
員
利
用
状
況
現状認識と合併後の事業経緯
事業総利益・事業管理費の推移
事業利益・経常利益の推移
(百万円)
(百万円)
経常利益
1,000
事業管理費
6,500
事業利益
1,100
事業総利益
7,000
うち人件費
900
6,000
931
5,364
5,500
800
700
5,000
4,500
4,779
600
585
500
4,000
400
3,500
3,666
3,000
300
平成16
18
20
22
24
26
27年度
18
准組合員
合
23,256
20
22
24
26
組合員戸数
正組合員
組合員数
22,000
平成16
正組合員
27,000
准組合員
計
22,529
17,000
合
22,000
27年度
計
20,562
18,990
17,000
12,483
12,074
12,000
11,426
12,000
11,182
10,046
7,000
7,000
平成17
19
21
23
25
27年度
9,613
9,377
9,136
平成17
19
21
23
25
27年度
年齢別組合員数
管内農家戸数(農業センサスより)
総農家戸数
9,000
80歳以上
2,796
4,714
1,918
販売農家
8,000
7,346
70~79歳
自給的農家
7,000
2,601
60~69歳
6,281
5,749
6,000
2,766
50~59歳
4,690
5,614
2,848
1,365
1,833
3,198
正組合員
5,000
40~49歳 375
3,156
4,000
3,360
99
0~29歳
22
858
2,389
法人その他
1,000
17年
22年
27年
(予測値)
22
(正組合員)
-500
165
143
1,500
3,500
5,500
主な販売品目の推移
JAの生産販売額
(百万円)
70歳以上が
54%を占める
957
247
225
准組合員
2,322
3,125
2,656
平成12年
1,947
30~39歳
3,000
2,000
5,312
2,711
(百万円)
11,000
5,000
10,647
米・雑穀
野菜
花き
畜産
4,092
10,250
4,000
4,224
10,000
9,619
3,000
3,500
2,089
9,184
8,968
2,000
9,000
1,579
1,170
1,000
8,708
964
797
0
8,000
平成16
18
20
22
24
26
27年度
平成16
18
20
22
24
26
27年度
JAが取り組むべきと思うもの
2015 組合員アンケート結果より
その他
18.0%
地域貢献
9.1%
正・准組合員
合 計
地域住民の
事業参加
9.5%
食農教育
10.0%
15%
17%
農業所得
の増大
15.3%
協同活動
10.3%
組合員
加入促進
15.0%
※その他
観光農園
都市生活者との交流
事業量確保 など
農家組織
見直し
12.8%
10%
27%
14%
9%
15%
正組合員
9%
准組合員
10%
10%
10%
14%
11%
7%
11%
11%
JAに望む農業振興策
その他
17.4%
営農資金
の融通
1.9%
労働力確保
作業受委託斡旋
8.9%
担い手対策
19.3%
正・准組合員
合 計
地産地消
の拡大
10.8%
18%
2%
9%
販売力の
向上
11.3%
19%
正組合員
11%
※その他
補助事業確保
農地集積
6次産業化
鳥獣害対策 など
栽培・経営
指導
17.6%
農機リース
リサイクル
12.8%
17%
2%
10%
18%
23%
准組合員
13%
11%
11%
12%
10%
14%
前期中期3カ年の成果
(9月)
平成25年度
農業生産法人「株式会社あぐりクリエイト信州諏訪」設立
地域農業振興に向け、遊休農地・施設の解消と
新規就農者の研修育成を図ることを目的に農地保全・生産活動
京浜地区で「JA信州諏訪フェア」を開催
大型量販店で独自宣伝会として月1回、
専門部会役員の参加を募って販売拡大
2度にわたる未曾有の豪雪被害(2月)
農業施設の倒壊は1,328棟を数え、
再建にかかる費用は概ね10億円余り
平成27年度は水稲10ha、業務用キャベツ3
haを主体に、農業インターン制度による新
規就農者の研修生受け入れも開始
JA信州諏訪 農畜産物等災害対策本部・同 危機管理対策本部 設置
倒壊した組合員の施設周囲を管理職員など総出で除雪作業
農業施設再建に向け、資材の調達など全面的な支援態勢で対応
「雪害対策資金融資要項」を制定、
49件・1億1,374万円の無利子融資を実施
建物更生共済および自動車共済の損害査定を迅速に対処
雪害被害支援として「災害見舞金」を支払い(27年12月)
平成26年度
合併10周年記念事業を実施
JAづくり推進室 新設
新たなシンボルマーク 作成・商標登録
JAいせはら(神奈川県)と姉妹JA提携
JA信州諏訪杯ママさんサッカー大会開催
農業祭など、より盛大に開催
平成27年度
農協法改正に向けて
TPPへの取り組み
合併後初の役職員全体集会を
開催し、自己改革へ意思結集
TPP国会決議の実現を求め
た県民集会(長野市・7月)
株式会社長野県A・コープへ4店舗移行
直売所専門委員会 設立(4月)
新農業人フェアへの参加
新規就農準備セミナーの開催
食農教育の継続実施
さざなみ新鮮市直売所
稲作体験(城北小学校)や
夏休み親子料理教室を開催
し、農業への興味や理解を
新規就農者の育成に取組み、さらに管内企業の
定年退職者へ農業生産案内を実施
主な施設整備の取組み
平成25年度
原村セルリーパイプハウス設置(農業施設貸付)
JA会館ふじみ改装(法事・家族葬室設置、非常階段改修)
平成26年度
太陽光発電設備工事(原村セルリー集荷所、富士見町中央支所)
パールライスセンター機械装置更新(文出精米所
茅野市北部集荷所
真空ポンプ交換
JA会館ふじみ改装(2階宴会場)
平成27年度
米沢給油所
ドライブスルー洗車機更新
Yショップ中洲店オープン(5月)
茅野市北部カントリーエレベーター(籾摺プラント更新)
すわこ営農センター播種プラント更新(水稲播種・自動積重装置)
光選別機設置)
JAグループの総力を発揮して農業所得の増大に取組みます
生産基盤の確保、流通・生産コスト削減による生産者の手取り向上をめざします
担い手育成・支援
農業施設貸付事業費
① がんばる農家応援事業
1億5,000万円
・組合員の施設建設に要するコスト軽減
・生産数量の拡大
・気象変動に対応した「良品質」「安定生産」
(3年間計)
② 農業開発積立金を活用した経営安定支援
・農業振興サポート事業の実施
③ 農業研修などの受入れ (新規就農希望者)
目標:10人/年
・インターン制度、里親制度を活用した受入れ
・就農セミナー、農業人フェアなどでの発掘
・新規就農の環境づくり、意欲ある農業者の育成
④ 新規認定農業者
・平成28年度に施策具現化
・申請の補助などを実施
目標:10人/年
認定農業者は今後の
政策における要件対象
(平成27年 管内に457名)
生産資材供給
① 生産資材のコスト削減
仕入方法の見直し
・低コスト資材の供給で、組合員の生産コスト軽減
・良品質の資材、安価商品の的確な選択
・生産資材の仕入 → 価格交渉に加え、「入札方式」を導入(平成29年度)
② 生産資材渉外担当の設置による資材情報の発信
・生産資材渉外担当を設置(平成29年度)
・資材渉外担当の訪問で、生産者個々に適切な情報発信
営農指導
① 営農指導機能の強化
② 営農技術員の養成
営農相談員の増員に向けた要員計画(人件費配分)
生産資材渉外担当6名(営農指導兼務)を各営農センターに配置
販売・資材担当者の営農相談員資格取得
長野県営農技術員の統一募集
地域営農指導体制の確立と担い手別の広域専任体制を整備
生産販売
① 管内農業生産販売金額の確保
・野菜
38億円
・花き
20億円
28年度
29年度
30年度
野 菜
40億円
38億円
38億円
花 き
20億円
20億円
20億円
コ メ
10億6,500万円
10億6,500万円
10億6,500万円
畜 産
7億8,100万円
7億8,600万円
8億
直売所
4億8,000万円
5憶5,000万円
6億
平成30年
維持
・直売 6億円を目標に拡大
その他
9,400万円
9,400万円
9,400万円
合 計
84億2,000万円
82億9,500万円
83億5,900万円
(億円)
42.2
45
40
38
38
20
20
20
10.7
10.7
10.7
37.5
野 菜
35
花 き
25
22
20.9
コ メ
15.6
畜 産
15
11.7
8.9
直売所
5
その他
7.9
7.8
7.8
8
6
4.5
4.8
1.3
1
0.9
24-26年平均
27年度
28年度
5.5
0.9
0.9
-5
29年度
30年度
② 新たな販売手法の確立
・新規販売先の拡大を検討
・インターネット販売を検討(28年度)
③ 効率的な集出荷体制の整備・再編成
・セルリーの一元集荷提案、重点市場の見直し
・プロジェクトによる集出荷所再編案の検討
・効率的な分荷・集出荷の体制整備
・流通コストの削減
農業機械
① 農機レンタル事業(小規模・自給的生産者)
・全農と協調したレンタル事業の実施
・小規模生産者・自給的生産者の機械購入費用負担を軽減
② 大型農業機械リース事業(大規模農家用)
・機械購入費用の負担を軽減
安心して暮らせる地域社会づくりに貢献します
農業と組合員・地域利用者をつなぐ金融サービスを提供します
28年度
29年度
30年度
個人貯金獲得に向けた年金受給者のシェア拡大
2,603億
1,173万円
2,652億
3,128万円
2,700億
544万円
① JAバンクローン、農業資金を最優先とした取組みの実践
459億
2,792万円
446億
6,600万円
434億
4,100万円
② 住宅ローンを主体としたバンクローンの残高・シェアの維持
253億
4,700万円
253億
4,700万円
253億
4,700万円
5億円
6億円
7億円
金
貯金残高
貸出金残高
融
部
③ 農業資金全般の取引拡大
貯 金
2,700億円
を目標に、年1.80%の残高伸長をめざします
2,700億
544万円
2,652億
3,128万円
2,576億
2,246万円
27年度
2,603億
1,173万円
28年度
1.80%
up
29年度
30年度
貸出金
バンクローン
貸出金残高
253億4,000万円
459億円
473億円
253億
4,700万円
446億円
434億円
バンクローン
27年度
農業融資
を維持
維持
28年度
20%の伸長
29年度
30年度
をめざします!
アクションプラン(農業メインバンク機能強化)に基づく、
メイン強化先の農家訪問を実践
6億円
農業資金全般の取引拡大
・アグリマイティーローン
・農機ハウスローン
・農業近代化資金
・プロパー農業資金
・農業経営ローン
7億円
5億円
4億
300万円
27年度
20%
up
28年度
29年度
30年度
JA共済ニューパートナーズを確保し、利用者の裾野を維持・拡大します
28年度
29年度
30年度
新規契約者人数:ニューパートナーズ : 1,200人/年 →3年間
1,200人
1,200人
1,200人
(うち49歳以下 : 840人/年 →3年間)
(840人)
(840人)
(840人)
共
ニュー
パートナーズ
(新規契約者)
済
部
中核的次世代層(20歳代~40歳代)を中心に契約者を増加、
契約者年齢構成の若返りを図ります
〈参考〉60代以上の契約者構成率
平成22年度
43.7%
→ 平成25年度
47.3%
●ニューパートナーズ
27年度実績
(49歳以下)
28年度
29年度
30年度
縮小する保険市場、
簡・生損保との競争激化の中…
目標金額・件数を3ヵ年維持
27年度実績
28年度
29年度
30年度
こども共済
新規契約目標件数
契約件数の増加
→ 契約者、両親に「ひと・いえ・くるま」をアプローチ
27年度実績
28年度
29年度
30年度
介 護 共 済
新規契約目標金額
将来の不安に備え始める40歳~50歳代の契約者を増加
27年度実績
28年度
29年度
30年度
自動車共済
期末契約保有台数
うち新規契約
中核的次世代層(20歳代~40歳代)の契約者を増加
27年度実績
28年度
29年度
30年度
生存保障型契約目標
目標ポイント
医療・がん・介護・年金共済などの生存保障型契約を増加
安心して暮らせる地域社会づくりに貢献します
環境変化に対応し、生活事業が維持・継続できる経営方式を見直します
生
活
部
28年度
29年度
30年度
経営方式
転換目的
の明確化
プロジェクト
組成・検討
機関会議で
可否決定
マスター
プラン策定
経営方式
形態変更案
の策案
実 施
方向性の判断
主体とする
事業内容
の決定
投資経済性
評価の実施
会
社
化
新たな経営方式への転換可否を決定
次期長期構想(平成31~36年度)で設立、または移管
給
油
所
地域事情を勘案しながらも給油所事業拠点の継続可否を
明確化し、経営方式・形態を変更
しょう油加工
安全・安心な伝統加工食品の提供に向けた
事業継続の方向性を判断
・取り巻く社会環境(インフラ)と組合員ニーズの変化
・農協法改正によるメンバーシップ利用高規制
⇒ 対応
磐石な経済事業改革の遂行
会 社 化
現行部門の経営改善を施策。
改善結果に対する経営方式の転換の可能性を判断
収支改善が困難な事業の取捨選択を判断
給 油 所
給油所事業拠点の継続可否を明確化
地域事情を勘案
経営方式・形態を変更
しょう油加工
「伝統の味」の継承を前提に、
事業継続の方向性を判断
・現況施設の老朽化は限界、事業継続を判断
・事業存続を可能とする場合、主体とする加工事業内容を決定
・施設移転・改築のシミュレーション
→ 投資経済性評価を実施(回収リスクなども多角的に分析)
収支改善に向け、市販チャネル開拓で供給高を拡大
平成 3 0 年度 目標供給高:2億3,000万円
27年度
28年度
2億
90万円
2億
1,000万円
29年度
2億
2,000万円
30年度
2億
3,000万円
・月販100万円クラスの市販チャネルを通期で3社以上開拓
(新規10件、うち100万円/月以上を1件)
・従来からの販売先に固守するだけでなく、商系ユーザーとの関係構築
組合員が主役の協同組合らしいJAづくりを進めます
[組織・機能] を見直し、協同組合運営と意思反映のガバナンスを再構築します
※ガバナンス…統治。日本では、多くコーポレートガバナンス(企業統治)の意味で使われる。
企業や組織をどのように経営(統治)していくのかということ。
管
理 部・JAづくり推進室
28年度
JA運営
組合員の期待に応える意思反映システムの再考
前期 検討
参画制度
「意見集約 → 展開」の新たなデザイン化
後期 提案
准組合員
5年後に向けた参加の追求、参画・機関運営などを検討
政 策
◆ 支所、総合運営委員会(上・下期1回開催)の見直し
◆ 地区・集落懇談会(年1回開催)の見直し
◆ メンバーシップ強化を目的とした新機構づくり
(事業利用者懇談会、協同活動委員会など)
◆ 農と地域を、ともに支えるパートナーづくり
前期 検討
後期 提案
29年度
30年度
実
行
検
証
実
行
検
証
組合員加入促進運動の積極展開で、員外利用率を改善します
組合員数
平成28年度から新規加入1,000人/年を目標
平成30年までに「貯金23.70%」未満
(27年度末:23.99%)
28年度
29年度
30年度
1,000人
1,000人
1,000人
23.69%
23.69%
23.69%
19.15%
19.10%
18.99%
28年度
29年度
30年度
検 討
策
着
員外利用率
平成30年までに「購買19.0%」未満
(27年度期首:19.19%)
◆ 組織基盤強化に向け「組合員加入促進要領」を設定
◆ 加入促進チラシを製作し、全部門で有効活用
◆ 各部署の特色を活かした横断戦略による新規組合員加入促進
農家(事)組合の経過・地域性を検証、新たな組織づくりに着手します
農家組織の
見 直 し
将来を見据えた仕組みづくりの方向性を検討
新たな農家組織づくり(案)を策定・構築準備に着手
◆ 農家(事)組合とJAの関係を検証し、環境分析を実施
◆ 28年度:地域別農家組合の特性検証 → 29年度:見直し案を策定
◆ 30年度:JAが拠り所となる新たな農家組織づくりを含めた提案
定
手
自己改革を実現するための経営の高度化対策を進めます
ひと・もの構造改革で、組合員・地域との「つながり」をステップアップします
管
支所機能
再
編
要員配置
施設整備
理
部
支所機能の見直し(めざす支所機能の明確化)を
28年度
29年度
再編成案
実践手続
実
施
施
実
施
実
施
実
施
実
施
実
施
前提とした第2次支所統合・再編成の実行
決 定
着
手
選択と集中を図る要員配置と人材確保
実 施
実
実 施
実 施
幅広い世代が魅力を感じて集う設備投資
30年度
遊休不稼動資産の解消、または有効利用を促進
職員教育
組合員・利用者から信頼される職員の育成
(調 査)
◆ 基幹支所を中心とした組合員総合対応などで組合員のニーズを充たし、協同活動の拠点化
◆ 職員の適性、意思、能力に応じた人員配置
◆ 業績評価指標展開書の導入、人事考課制度の取組み
→ 平成30年度に組合員アンケート調査≒CS(顧客満足度)調査を実施
食と農と協同に共感をつくります
アクティブ・メンバーシップで農業や地域経済の発展をともに支えます
※アクティブ・メンバーシップ=組合員の積極的な事業や活動への参加
(第27回JA全国大会組織協議で打ち出された「正・准組合員のメンバーシップ強化」への取組み)
管
組合員組織
次世代対策
高齢化対策
理
部
女性大学の開設による組合員教育として、
農と地域をともに支えるパートナー意識の醸成
JAと組合員、地域のつながりを深める
「1地区1協同活動」の展開
高齢組合員の「くらし支援」を目的とした
協同活動の実施
◆ 女性大学の設置
参加者目標80名
JA運動における女性の地域リーダーを養成
◆ 基幹支所(地区)を中心に各組織も参画する取組み
・70歳以上が45%(正・准)を占める高齢組合員化に
対応した活動の実施
・超高齢社会に求められるJAの姿勢を示し、
支所運営委員、総代、理事、組合員(地域住民)とともに活動
28年度
29年度
30年度
80名
80名
80名
検 討
実
施
前期 検討
着手・試行
後期 提案
(年4回)
見直し
実 施
実
行
(定期開催)
施設整備計画(幅広い世代が魅力を感じて集う利用しやすい設備投資)
第3期長期構想21「後期中期3カ年計画(平成28~30年度)」の施設整備は、
中期改革目標で掲げた経営資源の投入として策定しました。
27年度に実施した組合員アンケート結果、これまでの支所および総合運営委員会、
地区・集落懇談会における要望などを参考に、組合員が求める「ひと・もの構造改革」をめざします。
平成 2 8 年度に予定する主な施設整備
がんばる農家応援事業(農業施設貸付)
コイン精米機 更新
3ヵ所
農機レンタル事業(仮称)
北部カントリー荷受操作盤 更新(マスターコントローラー)
文出ライスセンター機械装置 更新(屋根改修含む)
夢マーケット文出 改装工事
会館ふじみホールエレベーター(車イス対応)
ふじみ給油所 セルフ洗車機
食品加工課 充填機更新
OTM(紙幣・硬貨一体型入出金窓口現金機) 新規11台
UPS(無停電装置)更新
JASTEM端末機 更新
あぐりモールふじみテナント棟 改修工事
あぐりモールふじみ駐車場 舗装、白線工事
本所 屋外倉庫 建替工事
川岸支所 支所周辺施設整備
旧岡谷店 事務所用へ改修
旧湖南店舗(すわこ燃料センター)屋根・外壁改修工事
平成 2 9 年度に予定する主な施設整備
平成 3 0 年度に予定する主な施設整備
がんばる農家応援事業(農業施設貸付)
がんばる農家応援事業(農業施設貸付)
コイン精米機 更新 2ヵ所
コイン精米機 更新
弓振ライスセンター籾摺機 更新
農機レンタル事業(仮称)
農機レンタル事業(仮称)
小和田地区支所 建設工事
宮川支所 改修工事
A・コープピアみどり店 フロン改装工事
A・コープ富士見店 フロン改装工事
OTM 更新6台
OTM 更新7台
ATM 更新4台
ATM(現金自動入出金機)更新4台
会館ふじみ 屋根・外壁塗装工事
後期中期3カ年で検討し、整備するもの
解体撤去するもの(平成28~30年度)
A・コープ「サン・ライフ店」および周辺施設の整備
※建設準備委員会にて検討中
旧・北山支所 解体撤去
2ヵ所
旧・境漬物工場 解体撤去
川岸支所 移転新築
旧・田辺店 解体撤去
JA共済じゃすまるショップ(仮称)
米沢地区農事有線放送設備 撤去
虹のホール建設(湖北地区への新規出店)
旧・湯川店 建物付属設備ほか
虹のホールたまがわ別館 建設
小和田地区支所 解体撤去
給油所マスタープランによる新規出店
川岸支所 建物等解体撤去
食品加工工場 施設更新
旧・川岸店 解体撤去
川岸支所 倉庫解体撤去(旧漬物工場)
文出ライスセンター 機械装置等解体撤去
● 総合損益計画
内
事
業
総
容
(単位:千円)
28年度
29年度
30年度
信用事業
1,831,416
1,815,358
1,807,627
共済事業
1,251,231
1,223,113
1,213,094
28年度
29年度
30年度
人件費
3,585,069
3,623,671
3,651,288
業務費
183,601
182,331
184,131
諸税負担金
177,063
190,023
191,863
施設費
776,102
777,019
757,695
19,518
19,518
19,518
4,741,353
4,792,562
4,804,495
事業利益
186,104
122,497
103,407
事業外損益
303,624
379,171
370,971
内
事
業
管
理
費
容
購買事業
1,120,963
1,134,131
1,139,167
販売事業
171,282
175,307
180,534
23,980
23,970
23,970
加工事業
170,668
169,011
170,981
利用事業
313,714
320,839
321,758
800
800
800
103,126
112,326
109,738
経常利益
489,728
501,668
474,378
5,278
5,278
5,278
特別損益
△50,845
△590
△29,370
△65,001
△65,074
△65,045
税引前当期利益
438,883
501,078
445,008
△23,860
△24,230
△24,230
法人税など
124,844
131,305
124,798
4,927,457
4,915,059
4,907,902
当期剰余金
314,039
369,773
320,210
保管事業
(旧農業倉庫事業)
その他事業管理費
合 計
利
益
農地利用集積円滑化事業
福祉事業
その他事業
指導事業
うち、営農指導
合 計
● 自己資本造成計画
内
容
出資金
(単位:千円)
28年度
6,691,866
29年度
6,721,866
● 剰余金還元額・固定資産・外部出資の内訳
30年度
内
6,751,866
容
28年度
29年度
(単位:千円)
30年度
出資配当金
33,359
33,508
33,658
(配当率)
(0.5%)
(0.5%)
(0.5%)
利用高配当
50,000
50,000
50,000
83,359
83,508
83,658
9,288,063
9,206,431
9,758,137
20,015,396
20,429,205
21,391,342
△15,032,549
△15,527,989
△15,943,020
4,305,216
4,305,216
4,309,816
22,884
15,282
11,353
合 計
9,310,947
9,221,713
9,769,490
系統出資
9,371,491
9,371,491
9,371,491
系統外出資
846,279
846,279
846,279
子会社等出資
120,000
120,000
120,000
10,337,770
10,337,770
10,337,770
還
自
己
資
本
額
利益準備金
5,754,434
5,828,389
5,892,431
目的積立金
6,691,878
6,858,632
7,015,496
特別積立金
2,938,001
2,938,001
2,938,001
繰越剰余金
314,747
360,303
375,949
△25,000
△25,000
△25,000
元
額
合 計
有形固定資産
処分未済持分
固
定
合 計
22,365,927
22,682,192
22,948,744
資
うち、減価償却資産
うち、減価償却累計額
産
うち、土地
剰余金処分後の金額です。
無形固定資産
外
部
出
資
合 計
※数値計画は千円未満切捨のため、合計の金額が一致しない場合があります。
●年度別取扱目標数値(事業別目標として既掲載したものも含みます)
内
容
28年度
29年度
30年度
⑴ 貯金年度末残高
260,311,732
265,231,285
270,005,448
⑵ 預金年度末残高
214,805,000
220,375,500
225,871,000
2,503,524
2,901,409
3,001,396
45,927,928
44,666,000
43,441,000
⑷ 貸出金年度末残高
内
容
28年度
29年度
30年度
3 購買事業
1 信用事業
⑶ 有価証券年度末残高
(単位:千円)
⑴ 購買品取扱高
8,229,733
8,170,085
8,157,390
うち、生産資材
3,848,200
3,848,800
3,848,800
うち、生活物資
4,381,533
4,321,285
4,308,590
8,420,000
8,295,000
8,359,000
うち、コメ・雑穀
1,065,000
1,065,000
1,065,000
うち、野菜
4,000,000
3,800,000
3,800,000
うち、花き
2,000,000
2,000,000
2,000,000
85,000
85,000
85,000
うち、畜産
781,000
786,000
800,000
うち、直売所
480,000
550,000
600,000
⑵ 買取販売品取扱高
120,000
120,000
120,000
4 販売事業
⑴ 受託販売品取扱高
2 共済事業
⑴ 長期共済新契約高
60,000,000
60,000,000
60,000,000
うち、生命総合共済
18,000,000
18,000,000
18,000,000
うち、建物更生共済
42,000,000
42,000,000
42,000,000
うち、きのこ
⑵ 長期共済契約保有高
うち、生命総合共済
うち、建物更生共済
730,394,000
323,301,440
704,352,060
309,472,280
679,371,530
296,338,140
407,092,560
394,879,780
383,033,390
⑶ 年金共済契約高
4,141,880
4,100,460
4,059,450
うち、玄米販売ほか
50,000
50,000
50,000
⑷ 短期共済契約高(掛金)
1,527,621
1,521,402
1,517,550
うち、直売所仕入
70,000
70,000
70,000
● 総合財務計画
(単位:千円)
資
内
容
信用事業資産
産
28年度
負
29年度
30年度
内
容
信用事業負債
25,800
592,465
587,465
577,465
1,191,432
1,107,252
1,103,082
共済資金
431,210
431,110
431,010
未経過共済付加収入
512,805
427,805
422,805
その他の共済事業負債
247,417
248,337
249,267
452,776
437,776
437,776
403,964
403,964
403,964
経済受託債務
25,686
10,686
10,686
その他の経済事業負債
23,126
23,126
23,126
799,539
739,240
722,843
2,890,149
2,827,881
2,802,927
282,451
287,252
292,135
1,870,917
1,864,546
1,865,407
83,528
66,830
80,132
635,729
591,729
547,729
17,524
17,524
17,524
266,285,188
270,967,349
275,675,341
22,449,287
22,765,700
23,032,402
6,691,866
6,721,866
6,751,866
15,782,421
16,068,834
16,305,536
処分未済持分
△25,000
△25,000
△25,000
評価・換算差額等
0
0
0
22,449,287
22,765,700
23,032,402
288,734,475
293,733,049
298,707,743
214,805,000
220,375,500
225,871,000
2,503,524
2,901,409
3,001,396
45,927,928
44,666,000
43,441,000
227,679
235,873
237,608
△732,682
△732,682
△732,682
233,191
234,111
235,041
経済事業未払金
233,972
234,892
235,822
△781
△781
△781
2,657,785
2,913,037
2,970,537
0
0
0
1,690,651
1,928,403
1,978,403
1,511
1,511
1,511
棚卸資産
878,423
880,923
883,423
その他の経済事業資産
160,857
175,857
180,857
△73,657
△73,657
△73,657
雑資産
1,332,696
1,461,134
1,480,534
固定資産
9,310,947
9,221,713
9,769,490
外部出資
10,337,770
10,337,770
10,337,770
805,982
794,529
771,394
288,734,475
293,733,049
298,707,743
貯金
借入金
受取手形
経済事業未収金
経済受託債権
貸倒引当金
その他の信用事業負債
共済事業負債
経済事業負債
雑負債
諸引当金
賞与引当金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
特例業務負担金引当金
ポイント引当金
負債合計
組合員資本
出資金
利益剰余金
繰延税金資産
資産合計
30年度
36,450
預金
経済事業資産
29年度
47,094
1,324,655
貸倒引当金
産
270,005,448
1,324,655
共済事業資産
28年度
資
265,231,285
1,324,655
共済事業資産
純
260,311,732
現金
貸倒引当金
び
270,608,713
273,142,977
その他の信用事業資産
よ
265,855,200
268,770,755
貸出金
お
260,951,292
264,056,104
有価証券
債
純資産合計
負債および純資産合計
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