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南陽地区都市再生整備計画 (PDF形式, 1.37MB)

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南陽地区都市再生整備計画 (PDF形式, 1.37MB)
社会資本総合整備計画(第1回変更)
南 陽 地 区 都 市 再 生 整 備 計 画
平 成 2 5 年 3 月 2 9 日
愛 知 県 名 古 屋 市
都市再生整備計画(第4回変更)
な ん よ う
南陽地区
な
ご
や
愛知県 名古屋市
平成25年3月
都市再生整備計画の目標及び計画期間
都道府県名
愛知県
計画期間
平成
な ご や し
市町村名
20
年度 ~
地区名
名古屋市
平成
24
なんよう ち
く
面積
南陽地区
年度
交付期間
平成
20 年度 ~ 平成
24
505 ha
年度
目標
水と緑のうるおいを感じ、多彩な交流に出会え、安全・安心に暮らせるまちづくり
・南陽地区がこれまで守り育ててきた、水(川)、緑(緑地・公園)、農と調和したまちづくりを進めるとともに、公共施設へ太陽光発電などの新エネルギーの導入を図り、自然とふれあえ、うるおいを感じる環境に配慮したまちづくりを目指す。
・にぎわいや文化、地域交流、健康増進といった機能を備えた施設の導入や既存の施設との有機的な連携を図ることにより、新たな地区住民はもちろん、地区外の住民ともふれあえ、健康で活気とにぎわいのあるまちづくりを目指す。
・子どもや高齢者に配慮した地域社会の形成や基盤整備を進めるとともに、水害等への備えとして、ポンプ場の改修などにより、いつまでも安全で安心に暮らせるまちづくりを目指す。
目標
平成25年3月
まちづくりの経緯及び現況
・南陽地区は、昭和30年に名古屋市へ編入されたが、港区南陽支所や南陽地区会館などがある東海橋線沿線は商業地・住宅地として市街化されているものの、その南側の大部分は市街化調整区域及び農業振興地域として、これまで稲作など農業を中
心とした土地利用がされてきた。
・しかし、米の自由化や後継者不足など農業を取り巻く環境が大きく変わる中、農業の継続が難しい方も多く、茶屋新田地区では地元各種組織から市街化区域への編入要望が出され、戸田荒子線の北側を市街化する一方、南側については農業に特化し
た土地利用を行う計画となり、平成14年4月には組合土地区画整理事業の発起人会が発足した。同時に継続して農業を希望の方に対する土地交換も行われた。
・南陽地区内には名古屋環状2号線(国道302号)を始め平成16年8月に南陽大橋が開通した戸田荒子線など広域的な幹線道路の整備が進みつつあり、今後、名古屋環状2号線の自動車専用道路が計画されているなど、市内のみならず広域的な交通
の要所となる重要な地域である。また、スーパー中枢港湾整備が進む名古屋港西部地区にも名古屋環状2号線で10分程度と近い上に、その経路の地区は市街化調整区域であることから、港湾関連就業者の宅地供給の上からも重要な地区となってい
る。
・このような背景の中で茶屋新田地区の土地区画整理事業について都市計画の手続が開始され、平成15年7月には同区画整理事業地内を名古屋市第2斎場(新斎場)の予定地とする計画が公表された。平成19年8月には土地区画整理事業や新斎場
等が都市計画決定され、こうした流れを契機に地元のまちづくりに対する機運が高まってきた。
・町内会長や各種団体の代表者で構成される南陽学区連絡協議会では、南陽学区街づくり小委員会を設置するとともに、小委員会の下に災害対策を始め学童通学路検討、交通を含む街づくりなど7つのテーマの部会を設置し、今後のまちづくりについて
具体的な取り組みを行っている。
・土地区画整理組合については平成20年2月に発足し、組合施行で事業が開始された。
・当まちづくり交付金事業では、これら地元の悲願であるまちづくりについて、土地区画整理事業と一体となって実現化を図るものである。
課題
・本地区は概ね海抜ゼロメートル地帯であり、地域の安全・安心に暮らせるまちづくりのため、水害等への備えを強化する必要がある。
・まちづくりの進捗状況、公共施設の整備内容などに合せた公共交通の充実が課題である。
・土地区画整理事業により大規模な土地利用転換が行われる地域については、周辺に残される自然環境と調和したまちづくりを行なう必要がある。
・新たな地区住民だけでなく、他地区の人びととも多彩な交流ができ、交通の要所としての地域特性を活かしたにぎわいのあるまちの整備が必要である。
・自然環境との調和だけでなく、都市的な魅力のあるまちづくりの創出が必要である。
将来ビジョン(中長期)
・愛知県地方計画『愛知2010計画』(平成10年策定)の中では、「名古屋市の南西部地域では、都市農業の振興に務めるとともに、水や緑に恵まれた良好なまちづくりを目指す。」とされている。
・本市の第3次長期総合計画である『名古屋新世紀計画2010』(平成12年策定)では、南陽地区内にある茶屋新田地区について、「現在、市街化調整区域となっている市南西部の茶屋新田地区については、周辺の河川などへの影響に配慮し、組合施行
の土地区画整理事業による市街地の形成をはかる。」としている。
・『名古屋市都市計画マスタープラン』(平成13年策定)においても茶屋新田地区について、「現在、市街化調整区域である茶屋新田地区は、周辺の河川などへの影響に配慮し、組合施行の土地区画整理事業による市街地の形成をはかる。」「茶屋新田地
区において組合施行の土地区画整理事業を促進し、農業と住環境が調和したゆとりあるまちづくりをすすめる。」としている。
目標を定量化する指標
指 標
単 位
定 義
目標と指標及び目標値の関連性
二酸化炭素排出抑制量
kg/年
新エネルギーの導入等による二酸化炭素の排出抑制量
二酸化炭素の排出抑制により、環境に配慮したまちづくりを行う。
地区内公共施設の利用者数
人/年
地区内公共施設の年間利用者数
交流・にぎわいの高まりにより、減少傾向にある地区内公共施設の
利用者数について、現状維持を目指す。(H15~H18で8.9%減少)
東小川流域の10年確率降雨による浸水面積
河川改修事業により浸水面積が減少し防災性能が向上する。
東小川流域の浸水面積
ha
従前値
基準年度
目標値
目標年度
0
平成19年度
3,800
平成24年度
170,000
平成18年度
170,000
平成24年度
47
平成19年度
0
平成24年度
都市再生整備計画の整備方針等
計画区域の整備方針
方針に合致する主要な事業
・南陽地区がこれまで守り育ててきた、水(川)、緑(緑地・公園)、農と調和したまちづくりを進めるとともに、公共施設へ太陽光発電などの新エネルギー (道路)南陽大橋整備事業<アンダーパス>、(提案)環境に配慮したエコスクール<南陽小学校
の導入を図り、自然とふれあえ、うるおいを感じる環境に配慮したまちづくりを実施する。
>、(関連事業)茶屋新田土地区画整理事業による幹線道路等の緑化・景観整備、自然環境公園
整備事業
・交通の要所としての特性を活かし、活気ある便利な都市基盤づくりを行い、にぎわいや文化、地域交流、健康増進といった機能を備えた施設の導入
(道路)南陽大橋整備事業<アンダーパス>、(提案)地域交流拠点整備の構想策定調査、(関連
や、既存の施設との有機的な連携を図ることにより、健康に暮らしながら新たな住民はもちろん、地区外の人びととのふれあいなど多彩な交流ができる 事業)茶屋新田土地区画整理事業による幹線道路の整備、(関連事業)一般国道302号(名古屋
にぎわいのあるまちづくりを実施する。
環状2号線)、自然環境公園整備事業
・子どもや高齢者に配慮した地域社会の形成や基盤整備を進めるとともに、水害等への備えとして、排水機場の改修などにより、いつまでも安全で安心 (河川)準用河川東小川改修事業、(地域生活基盤施設)調整池等整備事業、(地域生活基盤施
に暮らせるまちづくりを実施する。
設)準用河川東小川改修事業、(提案)地域交流拠点整備の構想策定調査、(関連事業)茶屋新
田土地区画整理事業による調整池の整備、(関連事業)準用河川東小川改修事業(市単独施行
分)、(関連事業)東小川上流排水路改修等事業、自然環境公園整備事業
その他
○南陽地区のまちづくりにおいては、関連事業である茶屋新田土地区画整理事業の事業予定期間10年の前期にあたる平成20年度から平成24年度までの期間(当まちづくり交付金事業の交付期間)に、安心・安全のまちづくりや地域交流拠点整備を
行い、後期にあたる平成25年度から平成29年度までの期間に、水と緑のネットワークやその他の整備を行う予定である。
・本市として緊急課題となっている新斎場整備についても、土地区画整理事業で生み出される保留地を取得して、平成26年度完成を目標としている。
・水と緑のネットワークによるうるおいを感じるまちづくりとして、土地区画整理事業の進捗にあわせ「戸田川緑道の整備」を予定している。
○茶屋新田土地区画整理事業地内へ都市的な魅力を付加するため、大規模商業施設の誘致を土地区画整理組合が実施している。
○地元の農業関係者を中心に、地区内において農産物の産直市場を整備する構想がある。
交付対象事業等一覧表
3,515
交付限度額
3,083 うち、社会資本整備総合交付金対象事業 計
432 うち、地域自主戦略交付金対象事業 計
交付対象事業費
うち、社会資本整備総合交付金対象事業 計
うち、地域自主戦略交付金対象事業 計
1440.2
1267.4
172.8
国費率
0.41
(金額の単位は百万円)
基幹事業①社会資本整備総合交付金
事業
事業箇所名
細項目
事業主体
直/間
規模
(参考)事業期間
開始年度
終了年度
交付期間内事業期間
開始年度
終了年度
(参考)全体
事業費
交付期間内
事業費
うち官負担分 うち民負担分
交付対象
事業費
南陽大橋整備事業
名古屋市
直
アンダーパス
約400m
平成3年度
平成26年度
平成20年度
平成23年度
11,591
381
381
381
河川
準用河川東小川改修事業
名古屋市
直
河川延長597m
平成20年度
平成24年度
平成20年度
平成23年度
818
818
818
818
下水道
駐車場有効利用システム
地域生活基盤施設
-
-
調整池等整備事業
準用河川東小川改修事業
-
-
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成24年度
平成22年度
平成23年度
平成24年度
平成24年度
1,145
685
1,145
685
1,145
685
1,145
685
14,239
3,029
3,029
道路
街路
公園
古都及び緑地保全事業
高質空間形成施設
高次都市施設
既存建造物活用事業
土地区画整理事業
市街地再開発事業
住宅街区整備事業
地区再開発事業
バリアフリー環境整備促進事業
優良建築物等整備事業
拠点開発型
住宅市街地 沿道等整備型
総合整備
密集住宅市街地整備型
事業
耐震改修促進型
街なみ環境整備事業
住宅地区改良事業等
都心共同住宅供給事業
公営住宅等整備
都市再生住宅等整備
防災街区整備事業
合計
名古屋市
名古屋市
直
直
排水機場1箇所
-
-
約14,000
排水機場1箇所
-
-
0
3,029 …A'
基幹事業②地域自主戦略交付金
事業
事業箇所名
細項目
事業主体
直/間
規模
直
河川延長597m
(参考)事業期間
開始年度
終了年度
交付期間内事業期間
開始年度
終了年度
(参考)全体
事業費
交付期間内
事業費
うち官負担分 うち民負担分
交付対象
事業費
道路
公園
河川
準用河川東小川改修事業
下水道
合計
※交付期間内事業期間は平成24年度以降を記載
基幹事業 総計(①+②)
総計
-
名古屋市
排水機場1箇所
平成20年度
平成24年度
平成24年度
平成24年度
432
432
432
432
432
432
0
3,461
0
-
432
432 …A''
※H24以降分を記載
※H24以降を記載
14,671
3,461
3,461 …A=A'+A''
提案事業①社会資本整備総合交付金
事業
地域創造
支援事業
細項目
環境に配慮したエコスクール
事業箇所名
南陽小学校
事業活用調 地域交流拠点整備の構想策定調南陽地区内
査
-
-
まちづくり活
動推進事業
-
合計
事業主体
直/間
名古屋市
直
名古屋市
直
規模
-
-
-
-
(参考)事業期間
開始年度
終了年度
平成20年度 平成21年度
交付期間内事業期間
開始年度
終了年度
平成20年度 平成21年度
平成20年度
平成20年度
平成21年度
(参考)全体
事業費
交付期間内
事業費
51
平成21年度
うち官負担分 うち民負担分
51
51
3
3
3
54
54
54
交付対象
事業費
51
3
0
54 …B'
提案事業②地域自主戦略交付金
事業
事業箇所名
細項目
事業主体
直/間
規模
(参考)事業期間
開始年度
終了年度
交付期間内事業期間
開始年度
終了年度
(参考)全体
事業費
交付期間内
事業費
うち官負担分 うち民負担分
交付対象
事業費
地域創造
支援事業
-
-
-
-
事業活用調
査
まちづくり活
動推進事業
合計
※交付期間内事業期間は平成24年度以降を記載
-
-
-
-
0
0
0
0
54
0
提案事業 総計(①+②)
総計
54
54
合計(A+B)
(参考)関連事業
事業
事業箇所名
茶屋新田土地区画整理事業
茶屋新田地区
新斎場整備事業
一般国道302号(名古屋環状2号線)
東茶屋地区
西南部・南部Ⅱ
事業主体
茶屋新田土地区
画整理組合
名古屋市
国土交通省
所管省庁名
規模
国土交通省
147.5ha
厚生労働省
国土交通省
5.1ha
約12km
河川延長597m
約1,000m
3.24ha
アンダーパス
約400m
直轄
(いずれかに○)
補助
地方単独
○
○
○
民間
事業期間
開始年度
終了年度
全体事業費
平成19年度
平成29年度
33,319
平成20年度
昭和46年度
平成25年度
――
18,200
―― 準用河川東小川改修事業(市単独施行分)
準用河川東小川
名古屋市
国土交通省 排水機場1箇所
○
平成17年度
平成24年度
700
東小川上流排水路改修等事業
自然環境公園整備事業
川園地区等
東茶屋地区
名古屋市
名古屋市
国土交通省
国土交通省
○
○
平成22年度
平成24年度
平成24年度
平成25年度
1,100
499
南陽大橋整備事業
南陽大橋整備事業
名古屋市
国土交通省
○
平成25年度
平成26年度
合計
○(予定)
0 …B''
※H24以降分を記載
※H24以降を記載
106
53,924
54 …B=B'+B''
3,515
都市再生整備計画の区域
南陽地区(愛知県名古屋市)
日
光
川
西
尾
張
中
央
道
面積
蟹
蟹
江
江
川
川
福
田
川
戸
田
川
505 ha
国
道
3
0
2
号
区域
港区秋葉一~三丁目、大西一~三丁目、小川一~二丁目他
国道1号
新
川
庄
内
川
東海橋線
日光大橋線
戸
田
荒
子
線
稲
永
埠
頭
線
戸田荒子線
南陽地区
(500ha)
(505ha)
茶屋線
万
万
場
場
藤
藤
前
前
線
線
国道23号
南陽地区(愛知県名古屋市) 整備方針概要図
目標
水と緑のうるおいを感じ、多彩な交流に出会え、安全・安心に暮らせるまちづくり
二酸化炭素排出抑制量
代表的な
公共施設の利用者数
指標
東小川流域の浸水面積
国道302号
○関連事業
一般国道302号(名古屋環状2号線)西南部・南部Ⅱ
約12km 国土交通省
(kg/年)
(人/年)
( ha )
0
170,000
47
○関連事業
茶屋新田土地区画整理事業 147.5ha
土地区画整理組合
東海橋線
(H19年度)
(H18年度)
(H19年度)
→
→
→
3,800
170,000
0
(H24年度)
(H24年度)
(H24年度)
□提案事業 地域創造支援事業(H20~H21)
環境に配慮したエコスクール
名古屋市
■基幹事業 地域生活基盤施設(H22~H24)
調整池等整備事業
名古屋市
約14,000
□提案事業 事業活用調査(H20~H21)
地域交流拠点整備の構想策定調査
名古屋市
○関連事業
東小川上流排水路改修等事業
約1,000m 名古屋市
■基幹事業 道路(H20~H23)
南陽大橋整備事業(アンダーパス)
延長約400m 名古屋市
○関連事業
準用河川東小川改修事業(市単独施行分)
河川延長597m、排水機場1箇所 名古屋市
■基幹事業 河川(H20~H23)
準用河川東小川改修事業
河川延長597m、排水機場1箇所 名古屋市
◆基幹事業(一括) 河川(H24)
準用河川東小川改修事業
河川延長597m、排水機場1箇所 名古屋市
○関連事業
南陽大橋整備事業(アンダーパス)
延長約400m 名古屋市
○関連事業
自然環境公園整備事業
3.24ha 名古屋市
凡
■基幹事業 地域生活基盤施設(H23~H24)
準用河川東小川改修事業
排水機場1箇所 名古屋市
○関連事業
新斎場整備事業 5.1ha
名古屋市
例
基幹事業
提案事業
関連事業
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