Comments
Description
Transcript
2016年3月期 決算説明会資料
平成28年熊本地震により被災された皆様に 心よりお見舞い申し上げます。 被災地の一日も早い復興を 心よりお祈りいたします。 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2016年3月期 決算説明会 2016年5月19日 1 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 2016年3月期 業績報告 単位:百万円 2015年 2016年 3 月 期 3 月 期 対前年 増減 伸び率 対計画 増減 達成率 265,886 273,217 +7,330 2.8 △783 99.7 営業利益 12,606 13,674 +1,068 8.5 +174 101.3 経常利益 13,432 14,592 +1,159 8.6 +592 104.2 7,835 9,360 +1,525 19.5 +1,060 112.8 売上高 親会社株主に帰属 する当期純利益 2 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 堅調な業績 5期連続の増収増益を達成 売上高(百万円) 営業利益(百万円) グラフ:売上高、営業利益、ROEの推移(連結) ROE(%) 7.7 6.8 6.7 5.8 5.5 4.9 3.9 3.6 235,895 228,565 東日本 大震災 231,616 224,305 219,197 16,087 15,177 273,217 261,410 リーマン ショック 5.0 4.8 265,886 243,798 227,048 15,687 12,997 10,308 10,907 11,886 12,270 12,606 13,674 2007年3月期 2008年3月期 2009年3月期 2010年3月期 2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期 2014年3月期 2015年3月期 2016年3月期 2016年3月期 決算説明会資料 3 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 増益要因 製造部門の構造改革と集約 日本国内の工場を40拠点から26拠点に集約 一貫製造体制の確立により、コスト削減と品質・セキュリティ の向上を同時に実現 さらなる集約を検討(計20工場へ) 首都圏エリア 関西エリア 15拠点※1 8拠点※1 8拠点 ※1 2010年時点 ※2 ※2 2016年5月時点 2016年3月期 決算説明会資料 滝山工場 4拠点 ※2 大阪桜井工場 4 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 事業別売上高の推移 (百万円) 印刷 300,000 ICT 商品 海外 年平均成長率 (CAGR) 273,217 261,410 265,886 243,798 16,020 19,648 227,048 12,524 13,405 13,706 10,647 12,646 54,619 51,516 177,366 181,014 250,000 12,493 200,000 21,063 +18.6% 14,656 +4.1% 51,691 +2.3% 185,805 +4.4% 46,319 47,222 150,000 172,340 156,685 100,000 2012年3月期実績 2013年3月期実績 2014年3月期実績 2015年3月期実績 2016年3月期実績 2016年3月期 決算説明会資料 5 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 印刷事業の増収要因 マーケットの潮流を捉え、新たな領域を開拓 グラフ:印刷事業に占める各領域の売上 バリアブル技術を活用した パーソナライズマーケティング パーソナライズマーケティング BPO DPS ビジネスフォームなど BPO DPS ビジネスフォーム 1965 1990 2010 ※1978年の実績は決算期の変更の影響を考慮して補正しています。また、 ICTなど一部の実績は除いています。 2016年3月期 決算説明会資料 6 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 海外事業の増収要因 現地の力を活かし、事業展開を拡大 グラフ:海外事業売上高と連結に対する構成比の推移 2016/4 シンガポールオフィス、タイ駐在所、 ベトナム駐在所を新設 7.7 売上高(百万円) 構成比(%) 2015/3 21,063 タイのDPTFに追加出資し、子会社化 4.3 2013/12 海外グループ全社のトップをローカル化 現地採用の人材を活用した体制を整備 9,438 2013/3 2010/4 中国・浙江省の浙江茉織華印刷有限公司 と資本提携 海外事業のヘッドクォーターを東京から 香港へ移管 07/3 08/3 09/3 10/3 11/3 12/3 13/3 14/3 15/3 16/3 7 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 持続的な成長へ向けて -1 将来を見据えた事業投資を継続 2018 BPO強化のため ジェイ エス キューブを買収 2015 IT開発 充実のため、 トスコへ出資 2013 2011 2008 2016年3月期 決算説明会資料 決済プラット フォームを 提供する TFPS※1を設立 ASEANにおける 事業展開を加速の ためDPTF※2を 子会社化 100億円規模の 戦略投資を 検討中 行政関連ソリュー ション企業や、海外 事業展開先の現地企 業などがターゲット ※1 TFPS:TFペイメントサービス株式会社 ※2 DPTF:データ・プロダクツ・トッパン・フォームズ社(タイ) 8 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 持続的な成長へ向けて -2 預託個人情報を適切かつ安全に扱う 高度なセキュリティ体制とBCPを整備 最新鋭のデータセンター(トッパングループ・データセンター) やBPOセンター(日野センター)などを立ち上げ、高度なセ キュリティ体制を構築 有事の際でも早期の復旧、事業継続が可能なBCPを整備 2013年10月 竣工 2013年10月 竣工 トッパングループ・データセンター 2016年3月期 決算説明会資料 日野センター 9 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 持続的な成長へ向けて -3 社会から評価される企業へ 2014年 2015年 2016年 ダイバーシティ 経営企業100選 なでしこ銘柄 健康経営銘柄 攻めのIT経営銘柄 2016年6月 発表予定 10 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 連結決算概況 持続的な成長へ向けて -4 ガバナンス体制を強化 ステークホルダーからの信頼を高めると同時に経営資源の充分な 活用を図るため、「コーポレートガバナンス基本方針」を制定※1 経営の効率化・適切化を図るため、役員体制を変更※2 役員体制の変更 取締役総数 15名 ルディー 和子 11名 社外取締役数 1名 日本ダイレクトマーケティング学会 副会長 立命館大学大学院経営管理研究科 客員教授 (株)セブン&アイ・ホールディングス 社外監査役 天野 秀樹 2名 氏 氏 新任 公認会計士 あずさ監査法人 エグゼクティブ・シニアパートナー (兼職状況は、2016年5月19日時点のものです) ※1 2015年11月に制定しました。基本方針の全文は当社Webサイト(http://www.toppan-f.co.jp/etc/governance.html)をご参照ください。 ※2 2016年6月29日に開催する定時株主総会および総会後の取締役会において、正式に決定する予定です。また、社外取締役天野氏は2016年7月1日付で就任する予定です。 2016年3月期 決算説明会資料 11 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 基本方針 Information Management領域を ドメインとした事業拡大を加速する 12 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 具体的な施策 ペーパーメディアとITの融合 紙とITの両方に対応したアウトソーシングサービス基盤の整備 紙とITを連携したソリューション展開によるサービスの高付加価値化 パーソナライズマーケティングの強化 コンテンツとデータ分析の組み合わせによる「個告」価値の最大化 バリアブル印刷システムの品質向上と新たなる事業機会の創出 投資効果の最大化 投資案件のスクリーニングとモニタリングの強化による実効性の向上 戦略的投資によりグループ化した企業の成長促進 収益基盤のさらなる強化 働きがいのある職場環境づくり 13 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 ペーパーメディアとITの融合 紙とITの両方に対応したアウトソーシングサービス基盤の整備 紙帳票と電子帳票を融合させた当社独自のハイブリッド型帳票運用プ ラットフォーム「EFMS」を活用し、既存得意先の深耕と新規得意先 の開拓を推進 EFMS(Enterprise Form Management Service)の概念図 14 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 パーソナライズマーケティングの強化 バリアブル印刷システムの品質向上と新たなる事業機会の創出 オフセット印刷に近い高品質な印刷が可能なバリアブルプリンターを 活用し、従来は実現できなかった付加価値の高い印刷物を提供 特殊二次元コードと音声ペンを活用したバリアブル語学教材 極小の点で構成されるため、従来はオフセット印刷機か電子写真方式プリンターでの製造 事例しかなかった特殊二次元コードの印刷を、バリアブル(可変印刷)かつ大ロット対応 が可能なインクジェットプリンターで実現 インバウンド対応に注力するサービス業界や、セキュリティ用途での活用なども視野に製 品・ソリューションの開発を推進 Nice to meet you. 音声ペン 2mm角 語学教材 バリアブル 大ロット 対応 印刷品質 オフセット 印刷機 × ○ ◎ 電子写真方式 プリンター ○ × ○ インクジェット プリンター ○ ○ △→○ 印刷品質を向上させ、特殊二次元コードの印刷を実現 ※「Grid Onput」は、グリッドマーク株式会社の登録商標です。詳細については、同社のWebサイト(http://www.gridmark.co.jp/)をご参照ください。 2016年3月期 決算説明会資料 15 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 投資効果の最大化 戦略的投資によりグループ化した企業の成長促進(TFペイメントサービス) 主要電子マネーブランドへの対応が完了し、導入実績が着々と拡大中 インバウンドニーズのさらなる拡大を見据え、電子マネー決済のみに とどまらず、クレジット決済も含めた「非現金決済プラットフォーム 事業者」への発展を目指す 電子マネー決済プラットフォーム「シンカクラウド」の導入事例 空港自動チェックイン機(全日本空輸 様) アミューズメント機器における電子マネー決済インフラの整備 (セガ・インタラクティブ 様、コナミデジタルエンタテインメント 様) 16 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 3カ年の見通し(売上高) 印刷 (百万円) ICT 商品 300,000 250,000 273,217 275,000 21,063 19,500 14,656 16,500 51,691 海外 年平均成長率 (CAGR) 285,000 280,000 23,500 +3.7% 18,500 20,500 +11.8% 52,500 53,000 53,500 +1.2% 185,805 186,500 187,000 187,500 +0.3% 2016年3月期実績 2017年3月期計画 2018年3月期計画 2019年3月期計画 21,500 200,000 150,000 100,000 2016年3月期 決算説明会資料 17 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 3カ年の見通し(営業利益) (百万円) 20,000 10.0% 16,000 15,000 15,000 13,674 14,000 10,000 5.0% 5.1% 5.3% 5.6% 5.0% 営業利益 (左軸) 5,000 営業利益率 (右軸) 0 0.0% 2016年3月期実績 2017年3月期計画 2018年3月期計画 2019年3月期計画 2016年3月期 決算説明会資料 18 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 2017年3月期-2019年3月期 中期経営計画 中長期の数値目標 2016年3月期 2021年3月期 売上高 2,732億円 3,000億円 営業利益 136億円 200億円 営業利益率 5.0% 6.7% ROE 5.8% 7.0% 19 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 事業別業績 単位:百万円 2015年3月期 2016年3月期 売上高 売上高 対前年 伸び率 増減 印刷事業 181,014 185,805 +4,790 2.6% 商品事業 51,516 51,691 +174 0.3% ICT事業 13,706 14,656 +949 6.9% 海外事業 19,647 21,063 +1,415 7.2% 265,886 273,217 +7,330 2.8% 合計 営業利益 +1,068 21 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 事業別業績の概況 印刷事業 ビジネスフォームは、電子化に伴う需要量の減少や、配送伝票の簡素化に伴 う単価ダウンなどにより減少 DPSは、プリント業務の一括アウトソーシングやバリアブル印刷技術を活用 したパーソナル印刷物需要の取り込みなどにより増加 BPOは、金融機関などを中心に堅調に推移し、業績を牽引 用紙仕入価格、償却費、人件費の上昇などのコストアップ要因はあったもの の、単価改善や徹底した製造コストの削減により収益性は向上 商品事業 低差益案件の取り止めなどによりオフィスサプライが減少したが、マイナン バー関連機器のPASiDと開発商品が伸長し、収益性も向上 ICT事業 周波数帯移行関連の需要が一巡したためRFIDが減収となったが、カード関連 とデジタルソリューションが堅調に推移し、収益性も向上 海外事業 DPTFの子会社などにより増収となったが、中国経済の減速による貸倒懸念 債権の影響などにより収益性は低下(一時的な要因) 2016年3月期 決算説明会資料 22 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 営業利益の増減分析(実績) 1,800 1,500 1,500 コスト ダウン コスト アップ 単位:百万円 500 償却費増 232 その他 売上増 13,674 12,606 1,068百万円増 2015年3月期 2016年3月期 プリント業務一括アウトソーシングやBPOなどの売上増が利益に貢献 一部用紙の値上げや、人件費・IT費用の増加などのコストアップ要因が発生 23 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 財政状態 総資産および純資産 単位:百万円 2015年3月末 2016年3月末 増減 総資産 224,358 228,611 +4,253 純資産 163,916 165,784 +1,868 72.1% 71.6% 6,200 △0.5p 自己資本比率 キャッシュフローの状況 単位:百万円 2015年3月期 2016年3月期 営業CF 26,419 14,362 △12,056 投資CF △7,788 △5,467 +2,321 財務CF △2,932 △2,831 6,200 +101 現金同等物 53,497 59,494 +5,996 2016年3月期 決算説明会資料 増減 24 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 設備投資・償却の実績と株主還元 設備投資と減価償却費 設備投資実績 7,554百万円(年間11,000百万円の計画) 減価償却費実績 9,158百万円(年間9,500百万円の計画) 2016年3月期における主な設備投資 バリアブルプリンターなどの生産設備 37億円 電子マネー決済プラットフォーム用システム 5億円 新基幹システムの構築 5億円 海外拠点における設備投資 3億円 株主還元策 配当は年間25円の予定(配当性向29.6%) 25 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 2017年3月期 業績見込み 単位:百万円 2016年 3 月 期 売上高 2017年 3 月 期 273,217 対 前 増減 275,000 +1,782 年 伸率 0.7% 営業利益 5.0 13,674 5.1 14,000 +325 2.4% 経常利益 5.3 14,592 5.3 14,700 +107 0.7% 親会社株主に帰属 する当期純利益 3.4 9,360 3.4 9,400 +39 0.4% 26 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 営業利益の増減見通し 400 販管費 削減 1,900 単位:百万円 900 IT費用 増加 700 コスト アップ 400 売上増 コスト ダウン 500 償却費 増加 274 その他 14,000 14,000 13,674 325百万円増 2016年3月期 2017年3月期 27 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 業績の財務分析 設備投資・償却の見通しと株主還元 設備投資と減価償却費 設備投資 11,000百万円(事業投資を除く) 減価償却費 9,600百万円 2017年3月期における主な設備投資予定 バリアブルプリンターなどの生産設備関連 44億円 事業基盤システムの構築・更新 15億円 製造拠点の再編 9億円 海外拠点における設備投資 6億円 株主還元策 配当は、年間25円の予定(配当性向29.5%) 28 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL 将来見通しに関する記述についての注意事項 本資料における業績予想および将来予測に関する記述は、 現時点で入手された情報に基づき当社が判断した予想であり、 今後の事業環境により、実際の業績が異なる場合が ありますことをご承知おきください。 2016年3月期 決算説明会資料 © TOPPAN FORMS CO.,LTD. 2016 : CONFIDENTIAL