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潟上市環境基本計画 概要版
活 き生 き かたがみ 夢 の 概要版 づくり 一人ひとりが輝く ひ とと環境に優しい田園都市 平成25年度から平成34年度までに目指すこと 環境基本計画とは 「環境」とは、わたしたちの身近な、身の回りにある全てに関わるものであって、 わたしたちの日常生活や事業活動などから生じた負荷が積み重なって生じていること から、環境問題の解決には、環境への負荷に関わる全ての主体の参加が不可欠です。 潟上市環境基本計画は、身の回りにある豊かな環境を将来の世代へと受け継いで いくために、中長期的な視点をもって全ての主体が取組に参加し、市の理想の将来 像を環境面から実現することを目指します。 平成24年度 潟上市の環境を守るための標語 最優秀作品 「笑顔あふれる 緑あふれる きれいな町にしよう」 の実現を目指して ―― 東湖小学校5年 京谷和佳奈さん―― 理想の 将来像 目標と実現に向けた行動 環境の現状を知り、 環境を守る行動に 参加すること 潟上市の良好な 自然環境を維持しつつ、 ひとと環境に配慮しながら、 市民が活力と喜びを実感し、 明日への夢と 希望の持てる個性豊かな まちづくり 個 別 取 組 目 標 一人ひとりが輝く ひとと環境に優しい田園都市 環境基本計画が 目指す環境の まちづくり 重 点 的 取 組 目 標 活き生き かたがみの 夢づくり 全ての主体が 市民の関心の高い環境問題を重点的取組目 標とすることで、環境を守るための様々な 取組を先導する役割を担う 1 2 3 4 5 6 7 八郎湖に代表される 市内の水環境の保全 ごみの減量化・リサイクルに 向けた取組のさらなる充実 地球温暖化防止に向けた 取組の促進 自然環境関連・・・ 良好な自然環境を 維持するまちの実現 生活環境関連・・・ ひとと環境へ配慮する まちの実現 快適環境関連・・・ 市民が活力と喜びを 実感できるまちの実現 地球環境全般・・・ 明日への夢と希望の持てる 個性豊かなまちの実現 環境基本計画の体系 1 2 3 4 5 6 7 ①短期的取組……………………………………… 目標:アオコによる悪臭被害の抑止 ②中期的取組……………………………………… 目標:きれいな八郎湖の復活 ①アオコ悪臭被害の防止に向けた対応 ①アオコ発生状況の早期確認 ②水とふれあう機会をつくり、広げる ②汚濁原因物質の排出を低減する ②環境に関わる民間団体の活動振興 ③長期的取組……………………………………… ③産業と水環境の共生 ③水質の継続的な監視体制 目標:きれいになった八郎湖との共生 ①リデュース (減量化)…………………………… 目標:ごみ排出量の低減 ②リユース・リサイクル (資源化)……………… 目標:リサイクル量の増加 ①ごみの発生・排出の縮減 ①②制度周知と新たな減量に向けた取組 ②分別収集などの徹底 ②物の長期使用 ①省エネルギーの推進…………………………… ①省エネ行動の「見える化」 ①省エネ製品などの選択 目標:省エネを意識した行動 ①環境と共生する事業展開 ①率先した取組による周知 ②再生可能エネルギーの活用…………………… ②再生可能エネルギーを知り、役立てる ②環境と共生する事業展開 目標:地域特性にあった ②率先した取組による周知 再生可能エネルギー利用の検討 ①大気……………………………………………… 目標:深呼吸が心地よい、 さわやかな 空気と澄んだ空を守る ②河川や湖沼の水質……………………………… 目標:1の①~③に沿って行動する ③生態系と水辺の環境…………………………… 目標:身の回りの豊かで 多様な生物種と親しむ ①大気環境に配慮した行動 ①資源としての水循環…………………………… 目標:安心して口にできる 水のサイクルをつくる ②廃棄物とリサイクル…………………………… 目標:2の①~②に沿って行動するとともに ごみの不法投棄を許さない ③生活環境全般 (騒音・振動/ 放射性物質/空き家・空き地)………………… 目標:平穏で健康的な暮らしを守る ① 1の② 汚濁原因物質の排出を低減する ①大気汚染対策の推進 ② 1の①~③ ③生物多様性の保全 ③ふれあいの場の確保 ①飲み水の安全を守る ② 2の①~② ②廃棄物の適正な処理 ③近隣に配慮した行動 ③新たな問題への対応 ①公園・緑地……………………………………… ①まちの中の緑を育て、守る 目標:集い、 憩える場を確保する ②景観・まちなみ / 歴史的文化遺産…………… ②歴史と文化を守り、活用する 目標:歴史と文化をまちづくりに活かす ①地球環境問題…………………………………… 目標:3①~②に沿って行動する ②環境学習………………………………………… 目標:環境を知り、 行動する ネットワークをつくる ① 3の①~② ②環境情報の収集 ②環境教育・学習の充実 ②地域間の連携 潟上市の環境の現状と課題 どちらかと言えば そうは思わない 6.0% 空き家・空き地 水の循環 どちらとも 言えない 19.4% 適正管理の必要なものが見られます 地下水や土壌の汚染は見られませんが、 潟上市の利用状況から将来に向けて大切にする必要があります 地表に降った雨が地面に浸透し、 河川や地下水として湖沼や海へ流れ、 この過程で蒸発したものが再び降雨となるなど、 水は長い時間をかけて循環しています。 特に潟上市では、 飲用・生活用水源として地下水が利用されていることから、 水 の循環やこれと深く関連する土壌の利用には、 水が有限であり、 これに与える負荷をできる限り低減することを意識す る必要があります。 環境基本計画策定に当たって、 市内各地で実施した 「土壌環境 (重金属関係) 」 の調査によると、 いずれも環境基準を達成し ています。 また、 直近の 「地下水」 に関する調査でも、 全て環境基準を達成しています。 市では、 県内市町村に先駆けて条例を制定し、 市内全域で地下水に影響を与える可能性がある土砂等による大規模な埋立 て行為などを規制するとともに、 水道水源地周辺において水質などに影響を与える可能性のある事業を制限しています。 下水道の整備状況をみると、 公共下水道などの汚水処理施設を利用できる割合を示す下水道等普及率は 95.5%、 これ に実際に接続している水洗化率は 79.7% となっています(平成23年度末現在)。 大 気 0.1 0.09 0.05 0.08 0.07 0.04 0.03 0.045 0.06 0.052 0.046 0.044 0.042 0.05 0.04 0.02 0.03 0.009 0.007 0.008 H20年度 H21年度 0.010 0.009 0.02 0.01 0 0 H19年度 H22年度 H23年度 二酸化窒素 浮遊粒子状物質 廃棄物とリサイクルは、 運搬や焼却などに要する費用や処分に よって発生する環境への負荷などのコストはもちろん、 限りある 資源の循環・有効利用という観点からも重要な問題です。 潟上市からのごみの排出量は、 平成 1 8年度以降継続的に減少 傾向にあります。 家庭から収集ごみの減少の影響が大きく、 1日 1 人当たりのごみ排出量も 617g/人・日と、 同様に減少傾向に あります。 放射性物質 水の汚れが見られます わたしたちの社会生活や消費生活を通じて生じた負荷が、 河川や湖沼の浄化作用を超えると、 水質の悪化を招き、 人の 健康や生活環境、 経済活動のほか、 生態系・水辺の環境にまで影響が及びます。 水の汚れ具合を示す代表的な指標となる、化学的(生物化学的)酸素要求量については、 八郎湖の湖心部と馬踏川下 流において、 複数年にわたって環境基準を上回っています。 八郎湖では7月頃からアオコの発生が多く見られるようになってお り、 気温の高い日や晴天の日が続くと、 八郎湖に流入する河川を 水質に関わる環境基準達成度 9.0 遡って水面で腐敗し、 悪臭を発することもあります。 8.0 レベル0:発生は認められない レベル1:肉眼で確認できない ネットを引いたり、白いバットに汲んで良く見ると確認できる 水の汚れを示す指標 7.0 レベル2:うっすらと筋状 ●八郎湖湖心 化学的酸素要求量 レベル3 : パッチ状 5.0 ●豊川下流部 生物化学的酸素要求量 4.0 【環境基準3mg/L以下】 アオコがわずかに水面に散らばり肉眼で確認できる アオコが水面全体 に広がり、 所々パッ チ状になっている 超 6.0 超 超 超 超 超 3.0 レベル4 : 膜状 膜状に湖面を覆う レベル5 : マット状 厚くマット状に湖 面を覆う レベル6 : スカム状 スカム状 (厚く堆積 し、 表面が白っぽく なったり紫、 青の縞 模様になることも あ る) に 湖 面を覆 う。 腐敗臭がする。 超 超 超 ○馬踏川下流部 生物化学的酸素要求量 2.0 【環境基準2mg/L以下】 1.0 0.0 H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 八郎湖湖心 7.8 6.5 6.4 7.0 7.2 豊川下流 2.2 1.8 1.7 1.8 1.5 馬踏川下流 2.7 3.0 2.7 2.4 1.9 ※環境基準:人の健康を保護し、また生活環境を保全するうえで維持されることが望ましいとされる環境上の条件についての基準(環境基本法第16条)であり、各種の環境施策の結果、達成を目指すべき目標値です。 問題のある数値は検出されていません 放射線の被ばくは、 人体に悪影響を及ぼす 可能性があり、 平成23年3月の福島第一 原子力発電所の事故以降、 その拡散が特に 強く意識されるようになりました。 市庁舎や教育関連施設など、 多くの市民が 集まる施設などにおいて、 定期的に空間放 射線量を測定していますが、 秋田県の通常 レベル (平成 23 年3月の事故以前のレベ ル) の範囲内にあります。 また、 拡散した放 射性物質の土壌への影響を確認しました が、 いずれの地点でも放射性物質は検出さ れませんでした。 このほか、 廃棄物の焼却灰についても調査 を行っていますが、 放射性物質として扱う 必要がないとされるクリアランスレベル (100 ベクレル /kg) を下回っていました。 そう思う 8.3% そうは 思わない 16.5% どちらかと 言えば そうは 思わない 17.7% 環境を 守るための 活動に積極的に 参加している どちらか と言えば そう思う 21.1% どちらとも 言えない 36.5% 12000 減量が進んでいます そう思う 31.1% どちらかと言えば そう思う , 42.6% 14000 12837 12745 12888 12855 12766 12930 12465 浮遊粒子状物質 環境基準 0.10mg/m以下 0.06 0.01 河川や湖沼の水質 廃棄物とリサイクル 普段の 生活の中で 環境問題を 身近な問題と 感じている 1000 11862 11697 11681 11511 950 900 10000 8000 6000 4000 2000 0 8506 8336 8752 8619 8841 8790 8675 8281 8086 8037 7800 850 800 750 4331 4409 4136 4236 700 3925 4140 3790 3581 3611 3644 3711 672 669 650 662 659 651 641 629 639 629 629 617 600 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 1日1人当たりごみ排出量 (g ) 大気汚染の影響は、わたしたちの健康(目や呼吸器)や日常生活、 動植物、 建物にも及ぶ可能性があります。 代表的な大気汚染物質である二酸化窒素及び浮遊粒子状物質に ついて、 潟上市内では、 いずれも環境基準を達成しています。 長期間放置されたり、 管理が不十分な空き家や空き地は、 老朽化して倒壊した り建材が飛散したりする、 害虫・害獣が発生したり雑草が繁茂したりする、 不法 投棄や失火の場となるなど、 周辺に被害を及ぼす可能性があります。 各自治会の協力により、 市内の空き地と空き家の状況を調査した結果、 481 軒の空き家 (常時または長期に渡って無人の状態にあるもの) と247カ所の 空き地 (周辺に被害が及ぶ可能性が 潟上市内の ①中、倒壊 ①中、飛散 潟上市内の 空き家軒数 の可能性が の可能性が 空き地件数 高いまたは被害があるもの) が確認 ① あるもの あるもの 481 56 85 247 潟上市計 されました。 このうち、 特に危険性 284 31 50 226 天王地区 が高いと認識されているものにつ 118 22 23 7 昭和地区 いて、 市役所が改めて確認を行い、 飯田川地区 79 3 12 14 台帳を作成しています。 ごみ排出量 (t) きれいな大気が維持されています 二酸化窒素 環境基準 0.06ppm以下 大気に関わる環境基準達成度 そうは思わない 0.8% 550 平成 (年度) 市内ごみ収集量合計(t ) 市内家庭収集ごみ(t ) クリーンセンター直搬ごみ(t ) 家庭収集ごみ1人1日あたり (g) わたしたちにできる行動とは 2. 当たり前に思えることを、 ふだんの暮らしに取り入れる ①ごみの減量化やリサイクルに向けた取組を進めます 1. 身近なところから環境に目を向ける ●ごみの減量を考えながら買い物をし、 環境にやさしい製品を選ぶ ①八郎湖に代表される水環境を大切にします 将来の〝かたがみ〟の ために気をつけたいこと ●湖や河川のクリーンアップなど、 地域の活動に参加する (6月) ・八郎湖クリーンアップ作戦 ●安全な地下水 (飲用水・ (10月) など ・夕日の松原クリーンアップ ・各自治会による河川清掃や岸辺の草刈りなど • 有害 物 質の流出防止のため、 ことができます 立てをしません 。 • 風呂の残り湯の利用や節水型 の蛇口などにより、水の 有 効 外来魚の駆除・有効活用に向けた取組 ・かつての湖岸植生の復活や、 利用や節約に取り組みます。 ・八郎湖との触れあいに向けた各種活動 可燃ごみとして処分できます ・調理くずなど:水切りネットによって回収してよく水を切って処理すること で、 ごみの減量にもつながります ★下水道への接続や合併処理浄化槽の整備には、 補助制度が利用できます ●産業と水環境の共生に協力する に ●省エネルギーに取り組むため 目安 • エ アコ ン の 温 度 設 定 の を守 (冷 房28℃、暖 房20℃) こまめなフィルターの 清掃 り、 電力消費 することなどにより、 八郎湖に由来する水産品を選択する ・地元の環境に配慮した農産品や、 を減らします。 (消費者としての姿勢に加え、 輸送に要するエネルギーの節減になります) 現在の 市の取組 ○アオコの河川遡上防止用シルトフェンスの設置と河川などのパトロール 古紙配合率100%再生紙を使用しています ●ごみを出す前に、 限りある資源の有効利用を考えます ・生活の中で資源ごみの分別を徹底する 缶や発泡トレイなどの販売店での回収に協力する ・びん、 (いずれもごみの減量化、 資源の有効利用につながります) パソコン、 自動車などを廃棄する場合は、 適切な ・家電リサイクル法に定める家電製品や、 ★家庭菜園など肥料の使い途があれば、 家庭の生ごみをたい肥化して減量する処理 容器が利用できます (市の購入助成があります) ●ごみの不法投棄やポイ捨て、 野焼きなどを絶対にしない ・家の周りや地域の美化が進むとポイ捨てしにくい環境になります (不法投棄の現場などを見かけたら市や警察に連絡してください) ★家庭ごみや稲わらの野焼きはダイオキシンの発生や大気汚染につながります 現在の 市の取組 ○公共用の上下水道の整備と、 家庭排水の浄化設備設置に向けた支援 ●省エネルギーを意識した行動を心がけます ・ 電化製品の待機電力をコントロールできるコンセントなどがあります ・ 省エネ行動が目に見える 「環境家計簿」 「うちエコ診断」 などが利用できます ・ 近距離移動には徒歩や自転車を活用し、 自動車利用に伴う温室効果ガスの排出を減らすことができます ・ 運転前のタイヤの空気圧チェックや、 運転中のエコドライブに配慮することで燃料消費を節減できます ・ 電化製品や自動車などの買換えの際、 省エネ・低燃費なものを選ぶことで、 環境への配慮のほか、 家計 への負担を減らすこともできます ●再生可能エネルギーに関心をもちます ・ イベントや見学会などを利用して、 住宅などへの再生可能エネルギー利用機器設置の初期投資やラン ニングコストの検討ができます ○潟上市地球温暖化防止実行計画などによる、 率先的な省エネ行動 ○公共施設や防災設備への再生可能エネルギーの導入 こうした取組により、 「環境」を身近なものに感じるとともに ①地下水や川・湖・海の環境を守り、排水浄化に要するエネルギーを削減できます ②化石燃料の燃焼に伴って生じる温室効果ガスを削減し、地球温暖化を防ぎます ○ 「びん」 など分別収集品目の増加に向けた検討 ○生ごみ処理容器の購入助成や、分別品目やその方法などに関する 広報・ 講習会の実施を通じたごみ減量にむけた取組の推進 ②環境と親しむために、 周辺と連携して行動します ○飲用・生活用水の安全のため、 埋立てや水源地周辺での事業を規制 ②地球温暖化と日常生活との関わりを意識します 現在の 市の取組 グリーンマーク 回収ルートに引き渡します (希少な資源の循環につながります) ●生活雑排水の抑制に気を配る ・使用済み食用油:新聞紙に染み込ませたり凝固剤で固めたりして、 省エネルギー効果の優れた電化製品を購入する ・リサイクル製品や、 ★適量の買い物で賞味期限切れや食べ残しなどによる廃棄を避ける ごみの不法投棄や野積み、埋 ・流入河川上流での植林・休耕田の活用 ・詰替え商品の購入によってパッケージの廃棄を減らす 生活用水源) を守ること ●学校での環境学習や、 民間団体による八郎湖を守る活動に関心を持つ ・学校農園や学習田、 ビオトープでの実習 ・マイバックの持参によってレジ袋を減らす ●豊かな自然とふれあう機会をつくる 将来の〝かたがみ〟の ために気をつけたいこと ●ごみを出す前に ・お菓 子や 食品 の空 き箱 、封 筒、 トイレットペーパーの芯 な どは、もえるご みで は な く、資 源ご み(雑 が み 類)に 分別できます。 ・現在、 もえないごみとして回 収してい るびんを 資源ごみ として分 別収 集したいと考 えて いますのでご 協力くだ さい。 ★ 「緑のカーテン」 は、 地域の緑化と冷房効率の向上につながります ・ブラックバスなどの外来魚や、 自分が飼えなくなったペットを放さない (在来生物や生態系を守ることができます) 生分解性の釣り具を使用する ・釣り場では釣り針やパッケージを放置せず、 自然とふれあう機会を積極的に利用する ・ほたるの観察会など、 ・地域の美化活動や環境教育・学習に積極的に参加する ●地域の歴史や文化遺産に興味をもつ ★地域の祭りや行事に参加することは、 伝統的な無形財産を守ることにつな がります ・歴史的な建物の周辺の草刈りや、 文化財の保護に協力する 現在の 市の取組 ○公園や緑地の総合的な整備と既存施設の維持管理 ○市内の国県市指定65文化財の保護と新たな資源の発掘 こうした取組により、 ふだんの暮らしの中のちょっとした行動から ①ごみの排出量を減らしてリサイクル率を高め、 資源の有効利用を推進できます ②地域の自然環境や歴史・伝統文化を大切にする気持ちを育むことができます わたしたちにできる行動とは 3. 住みよい暮らしや健全な生活環境を守る ①近隣に配慮した生活をします ●生活騒音や振動など、 身近な生活環境を乱さないよう心がける ・テレビやオーディオなどの音量を調整する 楽器などで音が出る部屋を防音する ・作業場や、 ★ペットの鳴き声やふんの処理などに気をつけてください ●悪臭やばい煙の発生を予防する 薬品が排水路や土壌などへの流出しないように気をつける ・灯油、 ・除草剤の使用法や使用量に注意をはらう (悪臭などの発生を防ぐことができます) ★少量の落ち葉焚きや農地でのくん炭作業も風向きなどに配慮してください 現在の 市の取組 ○市内主要幹線道路の交通騒音に関する計画的な調査 ○工場や事業所、建設現場などからの届け出受理と、 規制の徹底 ②新たな環境問題にも配慮を払います ●空き家や空き地の状況把握などに協力する 空き家や空き地の沿道部分の草刈りを行う ・地域や自治会で、 (周辺の美観や道路の見通しが悪くなるのを防ぎます) ★自治会や市役所と現状に関する情報を共有することによって、 風による建材の飛 散や道路への倒壊などの被害を少なくすることにつながります ●有害物質や放射性物質などについて正しい知識を身につける 地域で学ぶ機会を確保する ・市や県の出前講座や民間団体の講師派遣を利用し、 ★海岸などで危険と思われる物質を発見した場合、 速やかに市や保健所に連絡して ください 現在の 市の取組 ○空き家や空き地を状態把握と、 これらの台帳化管理・対応 ○市民が多く集まる地点の空間放射線の測定と、 結果の公表 こうした取組により、 ①お互いへの配慮とモラルのある、住みよい生活環境の保全と創造につながります ②今後増加すると思われる新しい環境問題に市・地域と協働して対応できます