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案内PDF - 日本床施工技術研究協議会

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案内PDF - 日本床施工技術研究協議会
−日本床施工技術研究協議会主催−
第13回公開セミナー参加者募集
『床の性能評価と床施工要領書のあり方を考える』
日本床施工技術研究協議会は、床および床施工に関する学術・技術の
進歩発展を目指すとともに、社会における床および床施工の正しい発展
に寄与することを目的に平成 6 年(1994 年)12 月に発足しました。
平成 15 年(2003 年)には念願であった「コンクリート床下地表面性状
の測定方法およびグレード(案)
」が纏まり、日本建築学会技術報告集第
18 号(2000 年 12 月)にコンクリート床下地表層部の諸品質の簡易測定、
評価方法の提案」として発表されました。
爾来、当協議会はこれをもとに「コンクリート床下地表層部の諸品質
の測定方法、グレード」と題するリーフレットを作成するなどし、建築工
事の各種仕様書への導入を図り、広い範囲への普及を目指して活動を展
開して参りました。その結果、平成16 年には(社)公共建築協会の建築工
事監理指針(平成 16 年度版)19 章内装工事の19.4.4 施工管理の中に、下
地コンクリートの管理方法として取り上げられました。また、JASS15(左
官工事)
・3 節床コンクリート直均し仕上げの15.3.2 床面の仕上げの中で
もこの簡易測定法を参考にするように記載されたことはご存知のとおり
であります。さらに平成 22 年(2010 年)春に改訂された上記の建築工事
監理指針(平成 22 年度版内装工事)では本会のグレードが参考文献とし
て掲載されたことも本会のみならず床関係者にとりましても特筆すべき
ことでありました。
私どもは、ユーザーサイドから求めれられる要求グレードに対する標
準施工方法を提案すべく、今後も研鑽を重ねながら様々な活動を続けて
参りたいと考えております。
折しも昨年、日本建築学会は床の性能ごとに妥当な評価方法をまとめ
た「床性能評価指針」を纏めました。これに呼応して本年より床の施工
要領書づくりをスタートした本会としても、指針の作成者に加え、日本
建築学会で建築工事標準仕様書作成の中心的役割を果たされた識者な
どをお招きしてのレアな企画となりました。総合テーマは『床の性能評
価と床施工要領書のあり方を考える』
。
本セミナーは、床の設計・施工に携わる方々にとって、研究および産
業の視点からも床の今を学習する絶好の機会であると私たちは自負致
しております。
皆様方が奮ってご参加を下さいますよう心よりご期待申し上げます。
平成 28 年 9 月吉日
日本床施工技術研究協議会 会長 小俣 一夫
第13 回公開セミナー開催概要
1.開 催日
2.時 間
3.場 所
4.テ ーマ
5.募集数
6.参加費
7.申込先
8.協 賛
2016 年11月25日(金)午後1時∼5 時 30 分
午後1時∼5 時 30 分
(セミナー終了後、参加者による情報交換会を予定/無料)
東京工業大学緑が丘 6 号館 1階 緑が丘ホール
(東急大井町線・緑が丘駅下車徒歩 3 分)
『床の性能評価と床施工要領書のあり方を考える』
約 130 名
一般参加者 6,000 円、会員 5,000 円
下記の申込書にご記入の上、11月4日(金)までに本会事務局(下記)
宛に郵送・ファックスまたはメールにてお申し込み下さい。
施設容量が限られているため、今回は事前にお申込(登録)がない方は
受講できません。
また、当日キャンセルの場合は参加費をご請求させていただきます。
なお、参加費は当日持参されるか、下記銀行にお振込み下さい。
※定員になり次第締め切らせていただきます。
■日本床施工技術研究協議会事務局/〒101-0026 東京都千代田区
神田佐久間河岸 71-3 柴田ビル 5F ㈱工文社内 TEL(03)3866-3504
FAX(03)3866-3858 Mail:[email protected]
■参加費振込先/みずほ銀行上野支店普通預金口座 2109755 か上記
事務局に現金書留でご送付下さい。事前にお申し出がある場合に限り、
参加費は当日お支払いいただくことも可能です。
日本建築仕上材工業会、NPO 湿式仕上げ技術センター、
(一社)日本
左官業組合連合会、
(一社)日本塗装工業会、日本塗り床工業会、フリー
アクセスフロア工業会、インテリアフロア工業会、ベストフロアー工業会、
日本体育床下地工業会
■開催主旨■
床に要求される性能は多岐に亘っている。重要なことは使用者側の要求を充足
する性能を提供することにある。その要求に合致した床を選択するためには性能
に基づく設計手法の導入が不可欠であり、そのためには各床材の良さについて定
量的に評価できる性能評価方法の確立、整備が必要となる。折しも昨年(2015)日
日本床施工技術研究協議会 行
本建築学会は国内外の学術研究成果や各種の基準などを調査し、性
能ごとに妥当な評価方法をまとめた「床性能評価指針」を発行した。
床関係者にとっても括目すべき活動であり、成果と言えよう。
これを契機に、本会ではその内容と意義を広く関係各位に報知する
とともに、これからの床施工の指針となるべく、これまでの本会の活動
成果と結合させた本会独自の床施工要領書等の作成に向けて作業を
スタートした。そこには、工種を超えた課題も山積している。
第 13 回目となる本セミナーでは、要求性能に応じた施工の枠組みを
構築するための床施工要領書等のあり方や、床関連業界が抱えている
喫緊の課題なども含め、床の今と将来について、斯界の識者を交え検
討・議論したい。
■内 容■
1.開催にあたって[主催者挨拶]
日本床施工技術研究協議会 会長 小俣一夫
2.日本建築学会建築工事標準仕様書(JASS)の体系化と深化に向けて
東京大学 大学院工学系研究科建築学専攻 教授 野口貴文 先生
3.内外装工事に関する日本建築学会建築工事標準仕様書(JASS)の現状と課題
早稲田大学 理工学術院創造理工学部建築学科 教授 輿石直幸 先生
4.建築材料関連規定の現状と床施工要領書づくりへの提言
国土交通省 国土技術政策総合研究所
建築研究部材料・部材基準研究室 室長 古賀純子 様
5.日本建築学会「床性能評価指針」制定の意義と今後の課題
東京工業大学 環境・社会理工学院建築学系 教授 横山 裕 先生
6.JASS 5 と床施工要領書等との親和性を考える
日本大学 生産工学部建築工学科 教授 湯浅 昇 先生
7.工種の枠を超えた床施工要領書づくりとその要諦
東海大学 工学部建築学科 准教授 横井 健 先生
8.セミナー総括
東京工業大学 環境・社会理工学院建築学系 准教授 三上貴正 先生
※講演タイトルは変更される場合があります。
第13回公開セミナー参加申込書
(FAX.03-3866-3858)
参加人数: 名 ご氏名: いずれかを○で囲んで下さい。
( 会員 ・ 非会員 )
貴社名または団体名: ご住所: 電話: FAX:
※複数参加の場合は、代表者の氏名を本紙にお書きの上、別紙添付として参加者全員の氏名および所属(会社等)
を記した一覧表をご添付下さい。
※公開セミナー後、情報交換会(無料)
を開催致します。
小俣一夫 本会会長
横山 裕 氏
(東京工業大学教授)
村松 功朗 氏
(ベストフロアー工業会理事)
第12回公開セミナー風景(東京工業大学・緑が丘6号館1階緑が丘ホール)
青山 幹 本会副会長
村上 直毅 氏
(日本建築仕上材工業会SL部会長)
三上 貴正 氏
林 龍彦 氏
竹内 金吾 氏
米本 順平 氏
小林 淳彦 氏
宮下 昌訓 氏
(東京工業大学准教授)(日本塗装工業会専務理事) (日本左官業組合連合会理事) (フリーアクセスフロア工業会技術委員長) (インテリアフロア工業会技術委員長) (日本塗り床工業会技術委員長)
日本床施工技術研究会開催の公開セミナー
本会では、これまで以下のような公開セミナーを開催しました。このほか、ほぼ毎年、
総会後には学識者および業界関係者を講師にお招きし、特別講演会も開催しております。
第 1 回/ 1996 年(平成 8 年)4 月 25 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 170 名)
★総合テーマ/『最近の建築床と施工を考える』
第 2 回/ 1996 年(平成 8 年)10 月 7 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 100 名)
★総合テーマ/『体育施設床の現状と課題』
第 3 回/ 1998 年(平成 10 年)6 月 22 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 110 名)
★総合テーマ/『いま、建築床に何が求められるか』
第 4 回/ 2002 年(平成 14 年)11 月 15 日開催・東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 100 名)
★総合テーマ/『床下地と床仕上げに関する最近の動き』
第 5 回/ 2006 年(平成 18 年)4 月 18 日開催・東工大「ディジタル多目的ホール」
(出席 137 名)
★総合テーマ/『要求性能に見合った床を合理的に作るために
─床会の「測定方法、グレード」を活用した床下地の品質管理─
第 6 回/ 2009 年(平成 21 年)4 月 28 日・東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 120 名)
★総合テーマ/『コンクリート中の水分を主題とした仕上げ床材の不具合問題について』
─床の不具合と水分の関係について検討。
第 7 回/ 2010 年(平成 22 年)10 月 28 日・東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 130 名)
★総合テーマ/『床の施工と性能の関係について』
─床の凹凸、はがれ(耐久性)を中心に検討。
第 8 回/ 2011 年(平成 23 年)11 月 1 日開催・ 東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 111 名)
★総合テーマ『不具合を起こさない床下地および仕上げ材の施工品質』
第 9 回/ 2012 年(平成 24 年)12 月 3 日開催・ 東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 87 名)
★総合テーマ『床会グレードを活用した施工メニューの提案と現場での実践
─より良い床下地を作るためのチャレンジ─』
第 10 回/ 2013 年(平成 25 年)11 月 7 日開催・ 東工大百年記念館「フェライト会議室」
(出席 120 名)
★総合テーマ『下地コンクリートの物性と床仕上材の不具合について
─より良い床作りに向けての課題と最新床情報─』
第 11 回/ 2014 年(平成 26 年)11 月 11 日開催・東京工業大学「くらまえホール」
(出席 135 名)
★総合テーマ『わが国における床下地および床仕上げ研究の軌跡と最新床技術動向
─より良い床づくりのために床会が刻んだ 20 年─』
第 12 回/ 2015 年(平成 27 年)11 月 26 日開催・東京工業大学「緑が丘 6 号館」
(出席者 105 名)
★総合テーマ『床下地および各種床仕上げの技術的課題と展望』
─最新情報!わが国の床と床づくりに未来はあるか。
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