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1 - 北海道科学大学

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1 - 北海道科学大学
HASTICセミナー 平成15年7月4日
北海道衛星プロジェクト概要
北海道工業大学電気電子工学科
北海道宇宙科学技術創成センター
超小型衛星開発ワーキング・グループ
佐鳥 新
北海道衛星プロジェクトの目的
1. 「宇宙」という新しい視点を導入することにより、北海
道経済を再生するための第三の足場を作る。
2. まず1つの小型衛星による宇宙ビジネスの成功事例
を世界に先駆けて示し、その成功パターンを様々な分
野に広げることにより、日本に宇宙産業を創出する。
3. 宇宙技術により道内の製造業の実力を強化すると
共に、主として農業・福祉(医療関係)・バイオ・ IT等の
分野への応用分野を開拓し、近未来には数万人規模
の規雇新用を創出する。
北海道衛星による宇宙産業の経済的波及効果
精密農業
通信
小型衛星製造
漁業利用
リモートセンシング
」」」
1次効果
∼1千億
高品質食肉販売
2次効果
(宇宙技術の副産物)
∼1兆
過酷な環境で使用可能な半導体技術
レストラン
コンビエンスストア
長寿命機械部品技術
高温半導体応用分野
半導体応用分野
(ゲーム)
ロボット技術
3次効果
(副産物から派生した商品)
∼10兆
家電製品
薬(創薬研究)
映画・CM
新素材
太陽電池
衛星開発の基本方針
1.エンドユーザーのニーズを反映したシリーズもの
2.バス機器の徹底した低コスト化
・同じ設計のバス機器を何度も使う。2号機以降は製造のみとする。
⇒信頼性が向上。コストが下がる。開発期間を短縮できる。
3.単機能だが高性能なミッション機器を搭載する
・一点豪華主義。設計者本人がお金を払いたくなるようなサービスを目指す。
4.重量の5∼10%を宇宙実験室に充てる
・未来への投資のためのスペース。
・試作品の軌道実証機会が増える。 ⇒製品化の時間短縮
・教育・啓蒙 :NPO法人UNISEC、宇宙ロボットコンテストへの開放。
・チャレンジングな機器でも実験できる。 ⇒経験を蓄積できる。
北海道衛星のミッション候補
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
農業観測: 米、麦などの作柄を毎日農家へ配信する
予防医学: 高齢者の生体モニター
創薬研究(タンパク質結晶の合成)
無重力生物実験
森林観測
峠などでの環境計測・路面情報の収集
宇宙からの気象予報(NHK「満天」の宇宙天気予報)
宇宙ロボットコンテスト
野生動物の生態観測(鹿、熊、渡り鳥など)
釧路湿原などの観測
北海道衛星シリーズの基本構成
北海道衛星 重量:50kg 電力:50W
衛星バス系
※衛星としての基本機能
重量: 35kg 電力:35W
ミッション系
※利用者のニーズに応えるための機能
重量: 10kg 電力:10W
宇宙実験室枠
※宇宙での経験の蓄積と未来への投資
重量: 5kg 電力:
5W
北海道衛星1号機の基本構成
北海道衛星1号のテーマ: 農業と福祉
衛星バス系
※衛星としての基本機能
課題: 高解像画像の送受信、3年間の寿命維持
ミッション系
※利用者のニーズに応えるための機能
課題: 農業用高解像度カメラの開発(宇宙用)
宇宙実験室枠
※宇宙での経験の蓄積と未来への投資
課題: 光通信、宇宙ロボットコンテスト又はCubeSat
システムブロック図
PIM
PIM
PIM
AOCS
PIM
PIM
OCM
MTQDE
COM
OCMU
MTQ-X,Y,Z
OCMA
STT
LMGA
LTX
CMR
WDE
LRX
IPU
RW-X,Y,Z
ACM-X,Y,Z
CMRA
UHFLGA
UHF
TX
AOCU
TCIU
CUBE
GPS
UHF
RX
GYRO
PIM
CUBE-U
SERIAL DATA BUS
DHS
DHU
TCS
PIM
COMPONENTS
POWER
EPS
HCE
PCU
MES
TMPA
MECU
DR
NMPA
HVPS
HTR
BAT
SAP
PMU
Fig. 1 : System Block Diagram (Hokkaido Satellite #1)
MEA
HASTICセミナー(2003/7/4)
姿勢制御系1
姿勢制御系1 :: 無重力実験
無重力実験
北海道工業大学
情報デザイン学科 三橋 龍一
講演内容
講演内容
• 超小型衛星に搭載する姿勢制御用CPUの 宇宙放射線実験
• 超小型衛星の無重力における姿勢制御実験
MDS研究ミッションの概要
本研究の提案している宇宙実験は、Mothershipと、3つの
Daughtership(超小型衛星)により構成される。母衛星にあたる
Mothershipは3ヶ所の射出ドッキング機構を有しており、3つの
子衛星Daughtershipはその各々のドッキングポートを出入りする
形で全体のシステムを構築する。Daughtershipの操作は基本的
にMothershipからのコマンド通信により行う。
Mothership実験モジュール
Daughtership(子衛星)
実験装置(MDS研究ミッション)
画像処理装置
制御量
カメラ映像
超小型衛星
対象物体(特徴点)
MDS: Mission Demonstration test Satellite(ミッション実証衛星)
姿勢制御用CPU
市販CPU
Hitachi H8-3048
作動周波数 16MHz
内蔵RAM 4kByte(32768bit)
用途:主に車制御用CPU
価格2000円
納期即納
宇宙用CPU
上記CPUと同性能で
価格40万∼70万円
納期半年以上
放射線がCPUに与える影響は何か?
SEU (Single Event Upset)現象
放射線がCPUに内蔵された記憶デバイス
SRAMを通り抜けた時、SRAMの記憶情報を
破損させる現象(例えば,ビット情報“0”が“1”
へ改ざんされる)
SEL (Single Event Latch-up)現象
放射線がCPUの電力制御素子部を通り抜け
る時に、素子を誤動作させて過大な電流が流
れる現象
実験場所
群馬県 高崎原子力研究所
本実験を行った場所(イオン照射利用施設)
実験環境
放射線照射装置
高真空チャンバ
放射線照射方向
SEU実験結果
放射線
エネルギー
1秒間あたり
[MeV/(mg/c の粒子数[個] 照射時間[s]
m2)]
SEU発生数
[回]
Ne(ネオン)
4.68
6469
155
3
Ar(アルゴン)
14.2
1400
30
103
Kr(クリプトン)
33.9
10.4
42
158
例)CPU内蔵RAM4KByte=32768bit中,Ne(ネオン)を1秒間に
6469発照射した場合,155秒間に3回のビット反転が発生した.
SEL実験結果
放射線
エネルギー
1秒間あたり
[MeV/(mg/c の粒子数[個] 照射時間[s]
m2)]
SEL発生数
[回]
Ne(ネオン)
4.68
16841
60
0
Ar(アルゴン)
14.2
5413
184
0
Kr(クリプトン)
33.9
4532
112
11
例)Krを1秒間に4532発照射した場合、112秒間に11回のSEL
が発生した。
放射線耐性評価方法と
解析条件 条件
解析条件
・国際宇宙ステーション軌道
・太陽活動時期は,最大期
・地球磁場気候は,磁場嵐
・宇宙放射線の量は最大レベル
(ワーストケース)
解析結果
データのビット反転が発生する確率(SEU-rate)
8ヵ月に1回程度
過大電流
が流れる確率(SEL-rate)
過大
11904ヵ月に1回程度
実験場所(地下無重力実験センター)
実験場所(地下無重力実験センター)
実験カプセル
Φ1.8m
7.8m
北海道上砂川町
地下無重力実験センター
無重力の時間=約10秒
実験スペース
44cm
42cm
87cm
軌道上サービス衛星実験機
軌道上サービス衛星実験機
衛星実験機
超小型衛星
TV送信アンテナ
大きさは一辺17.5cm
無線TVカメラ
質量は3.5kg
姿勢制御装置
姿勢制御装置実験機
姿勢制御装置実験機
バッテリ
超小型リアクションホイー
ル
無線機
角速度セン
サ
(a) HITSat 概観写真
CPU (H8/3048)
(b) HITSat部品要素写
真
姿勢制御装置の無重力実験
姿勢制御装置の無重力実験
2001年1月 地下無重力実験センターにて
ドッキング機構
ドッキング機構
Relative
Relative
Velocity
Velocity
Daughtership
Daughtearship
Grasping
Grasping
&
&
Guiding
Guiding
表 ドッキング機構系の基本仕様
Item
Open/Close speed
Size
Power
Weight
Value
20mm/s ec
φ430mm ×h420mm
AVE. 16W, MAX 33.6W (24V)
16.4kg
Mothership'sface
face
Mothership’s
図 分離回収方式の概念
Open configuration
Close configuration
道工大と東工大の衛星ドッキング実験
道工大と東工大の衛星ドッキング実験
HASTICセミナー 平成15年7月4日
姿勢制御系2 : リアクションホイールの開発
(有)先端技術研究所
伊藤 康正
北海道衛星システムブロック図
PIM
PIM
PIM
AOCS
PIM
PIM
OCM
MTQDE
COM
OCMU
MTQ-X,Y,Z
OCMA
STT
LMGA
LTX
CMR
WDE
LRX
IPU
RW-X,Y,Z
ACM-X,Y,Z
CMRA
UHFLGA
UHF
TX
AOCU
TCIU
CUBE
GPS
UHF
RX
GYRO
PIM
CUBE-U
SERIAL DATA BUS
DHS
DHU
TCS
PIM
COMPONENTS
POWER
EPS
HCE
PCU
MES
TMPA
MECU
DR
NMPA
HVPS
HTR
BAT
SAP
PMU
Fig. 1 : System Block Diagram (Hokkaido Satellite #1)
MEA
小型衛星(∼50 kg)搭載用リアクションホイール
駆動電圧
12 Vdc
消費電力
< 2 W(Nominal)
駆動開始電圧
0.1 Vdc
動作温度
-30 to +65℃
回転数
8000 rpm
最大発生トルク
2.7 x 10-3 Nm
最大蓄積角運動量 1.5 x 10-2 Nms
形状
φ65 x 72 x φ82 mm
リアクションホイール 耐久試験
• Endurance Test in Vacuum Chamber (January 2000)
• P<1.0×10-6 Torr
• 3000 hours
• 8000-8300 rpm
リアクションホイール ランダム振動試験
実施場所 北海道工業試験場
実施日時 2002年12月26日
実施内容 X,Y,Z軸
AT (7 Grms 1 min)
QT (25 Grms 3 min) PSD [(m/s2 )2 /Hz]
100.00
10.00
1.00
試験結果 合格
0.10
10
100
1000
Frequency [Hz]
Z
QT入力振動レベル
Y
X
10000
ランダム振動試験 映像
2002/12/26
於 北海道工業試験場
超小型衛星用リアクションホイール
超小型衛星(∼5 kg)
・大型衛星不具合箇所モニタ
・宇宙遊泳作業補助
CCD Camera
超小型衛星用リアクションホイール
35 mm
Microwave
Engine
40 mm
超小型リアクションホイールの開発
センサレスドライブ回路設計試作
(株)アストロリサーチ共同研究
超小型リアクションホイール EMI試験
EMI試験 VCCI-B規格
2003年1月16日
供試体
小型電波暗室
@北海道工業試験場
アンテナ
まとめ
•
小型衛星(∼50 kg)姿勢制御用リアクションホイールの開発
¾ 耐久加速試験 3000 h@8000 rpm
¾ ランダム振動試験 QT(25 Grms 3 min)
•
超小型衛星(∼5 kg)姿勢制御用リアクションホイールの開発
¾ センサレスドライブ回路設計,試作
¾ EMI試験 VCCI-B
今後の開発項目
9 熱真空試験の実施
9 リアクションホイールのシステム化
マイクロ波エンジン
小型衛星用軌道制御エンジン
HASTICセミナー 平成15年7月4日
金尚郁
有限会社 先端技術研究所
マイクロ波エンジンの開発
• 小型衛星搭載用電気推進エンジン
• 総システム電力30 Wのマイクロ波エンジン
¾1.5 GHzマイクロ波と永久磁石磁場によるECRプラズマ生成
¾グリッドレス加速機構(静電加速)
• 地上での耐久試験段階、軌道実証の機会を調査中
小型衛星搭載用スラスタ
• 小型人工衛星(∼50 kg)の開発
– 軌道維持,姿勢制御用スラスタの要求
軌道 ∼400 kmのため大気抵抗が大きい
– ペイロードが小さいため,高比推力スラスタが必
要 (大きなタンクは積めない)
– 供給電力 ∼50 W (通常,数 kW)
⇒ 低電力、小型電気推進システムの需要
電気推進
• イオン化した推進剤を電界・磁界を利用して加速し、推
力を発生させる
• 高排気速度と高比推力が特徴
• 化学推進:Ue < 5000 m/s, Isp ~ 500 sec
• 電気推進:Ue 8000 m/s ~ 20000 m/s, Isp 800 sec ~ 4000 sec
τ
 ∆V 
M initial
M final

≡ exp
 ue 
I sp ≡
m& g o
• 電気推進システムはその高排気速度と高比推力により
△Vが大きなミッションに適しており、打上げ重量の削減
またはペーロードの増加を可能にする
• 高△V・高比推力ミッション(長期運用人工衛星、惑星探
査、深宇宙探査)に適している
マイクロ波エンジン
• 電子サイクロトロン共鳴(ECR)を利用したマイクロ波放電
で推進剤(Xeガス)をイオン化 ⇒ 低電力、小型
• 放電室上流面の陽極と下流に設けた陰極(中和器)との
間の電界でイオンを加速(グリッドレス)
• 電気推進システムは主にkWレベルでの作動が適してお
り不利な寸法則により低電力化・小型化が困難であるが、
マイクロ波エンジンはECRを利用することによりこれを克
服
マイクロ波エンジンの原理
Two-stage
Thruster
Xe+
Microwave
Xe+
Propellant
−
−
Discharge stage
→Microwave
Acceleration stage
→Electrostatic
Field
Xe+ : Xe Ion
Cathode
Neutralizer
−
: Electron
マイクロ波エンジン(1)
ION
Magnetic
Nozzle
Discharge
Chamber
Sm-Co
Magnets
Xe gas
Xe gas
Microwave
マイクロ波エンジン断面の概略図
エンジンヘッド、中和器 無電極ECRプラズマ放電式
エンジンヘッドサイズ
直径48 mm、高さ32 mm
中和器サイズ
直径34 mm、高さ26 mm
イオン源/中和器質量 350 g/270 g
許容温度
-40 ~ 110 ℃
寿命
8000時間
マイクロ波エンジン(2)
マイクロ波エンジン外観図 作動中のマイクロ波エンジン
エンジンヘッド(左)と中和器(右)の切取り図
性能評価
• 推進剤利用効率
• イオン生成コスト
• 推力
• 推進効率
Ib M
ηu =
em&
Pµ
C=
Ib
F = γm& ηu
2eVa
M
I bVa
ηT = γ ηu
I aVa + Pµ ε + Pother
2
マイクロ波エンジン性能
Xe 流量
0.06 mg/sec
マイクロ波電力
加速電圧
250 V
総システム電力
η
T
≡γ
I
⋅η ⋅η ⋅
u ac
I
ac
⋅V
ac
+
ac
P
f
η
mw
⋅V
ac
+P
+P
cath
other
29.6 W
加速電流
38.0 mA
ビーム電流
27.6 mA
加速効率
0.73
推進剤利用効率
0.98
推力
2
5W
0.5 mN
比推力
推進効率
1371 sec
ηT
0.124
他方式との比較
コールドガス
FEEP
コロイド
PPT
マイクロ波
エンジン
推力
4.4 mN
120 µN
110 µN
20 µNs
500 µN
比推力
50 sec
8000 sec
1000 sec
1000 sec
1400 sec
0.11
0.31
0.29
0.09
0.12
(総システム)
10 W (推薬
弁)
12 W
1.1 W
1 J (one shot)
12 W
推進効率
電力
(エンジンのみ)
• コールドガスジェットは、推薬弁の消費電力を入力電力と考えてパラメータを計算
• 電力は、推進剤のイオン化と加速に必要な電力のみを示す
• マイクロ波エンジンの推進効率は、サブシステムすべての効率を含む(電源効率、伝送路損失、
アンプ効率、ビーム拡散角)
• PPTはパルスモードのみで作動するため、推力はインパルス(Ns)でまた電力は仕事量(J)で表す
• FEEPとコロイドの作動には数kVの高電圧が必要であり、また推薬を熱し液化する必要がある
ランダム振動試験
• 打ち上げ時の機械環境(10-2000 Hz)でのスラスタヘッドの耐久性が確
認された
• 本振動試験後のスラスタ機能テストでは、正常の機能を示し、性能にお
いても打ち上げ時の音響環境に耐えることが実証された
エンジン制御装置の熱真空試験
ベーキング
熱真空試験
回路に通電
時刻
19:31
20:01
20:31
21:21
21:51
22:21
試験モード
C1
C1
C1
H1
H1
H1
電源12V
ON
ON
ON
ON
ON
ON
電源電流(mA)
640
570
570
580
580
580
中和器電流(A)
1.98
2.24
2.24
2.33
2.33
2.33
真空度(Pa)
2.9×10-4
3.8×10-4
3.8×10-4
8.0×10-4
8.0×10-4
8.0×10-4
規定温度(℃)
-22.4
-21.0
-21.5
50.1
50.9
51.1
−20℃及び+50℃の両端点で中
和器電流が規定値におさまってい
ることから、エンジン制御装置が宇
宙環境で使用可能であることが結
論としていえる
エンジンヘッド耐久試験
300
250
Reflected µ-Wave Power (W)
4
200
3
150
100
2
50
1
0
0
-50
4550
4600
4650
Time (hours)
4700
• 1200時間後も正常に作動している
• アンテナのスパッタリングから、10000時間後もアンテナとしての機能を果たすと推測される
• 放電室内はスパッタリングによるダメージがほとんどなく、また堆積物もない
4750
4800
140
120
100
80
60
40
20
0
Acceleration Current (mA), Temperature (degC)
T _cat h
T _eng
T _noz
V_noz
Acceleration Voltage (V), Magnetic Nozzle Potential w.r.t. GND (V)
P r_cath
P r_eng
Vac_V
Iac_mA
5
マイクロ波エンジンの応用例
小型衛星の軌道維持:低軌道での大気抵抗補償
衛星質量 50 kg
抵抗面積 0.25 m2
抵抗係数CD 2
軌道高度 380 km
⇒
大気抵抗 ~ 0.075 mN
∆V ~ 47 m/s per year
エンジン電力 25 W
推力 0.4 mN
エンジンを1日平均4.5時間作動しXe約1 kgで3年間運用可能
開発状況
• エンジンヘッドの性能評価完了
• エンジンヘッド振動試験完了
• エンジンヘッド耐久試験実施中(現在約2000時間終了)
• これからの課題
– エンジンヘッド8000時間耐久試験
– 推薬供給系の開発
– 各種電源の小型化
– 各種電源とエンジンヘッドを噛み合わせての耐久・環
境試験
エンジンボックスモックアップ
エンジンボックス 100 x 100 x 50 mm
地上局,ネットワーク
• 「地上の星プロジェクト」概要説明
• ネットワーク系全般に関する技術的説明
• 北海道工業大学の地上局の紹介
• 「地上の星プロジェクト」リハーサル(7/1)の実験結果
北海道大学 大学院工学研究科
助手 戸谷 剛
「地上の星プロジェクト」目的
北海道衛星の基盤となる技術の検証
„ 北海道衛星が目指しているコンセプトを広
く知ってもらうこと
„
「地上の星」プロジェクト
北海道衛星
レーザー
送信機
光通信
アンテナ
無線通信
TNC
EVI-D30
(CCDカメラ)
無線機
江別
アンテナ
撮影
レーザー
受信機
無線機
JRタワー屋上
酪農学園大学中央棟
TNC
風景
RS232C
SerialLanDX
取得画像の
インターネット配信
遠隔操作クライアント
(農家の役割)
北海道工業大学
SerialLanDX
インターネット
インターネット
北海道大学
カメラの制御
取得画像の表示
受信ターミナル
&
遠隔操作サーバ
機材(北海道大学)
インター
ネット
ATFより
北海道工業大学へ
パソコン
ネットワーク
インターフェース
カード
シリアル−TCP/IP
変換ソフト
「SerialLanDX」
モニタ
北海道大学
シリアル
ポート
カメラ
コントローラ
機材(北海道工業大学)
• アンテナ
• 無線機,TNC,
アンテナ制御機器等
写真提供
北海道工業大学 三橋助教授
サテライトトラッカー
仰角ローテータコントローラ
方位角ローテータコントローラ
TNC
無線機
北海道工業大学⇒JRタワー
JRタワー
JRタワー⇒酪農学園大学
酪農学園大学
機材(レーザー送信装置)
JRタワー屋上
出力 :30 mW
波長 :656nm
収束度 :1 mrad
機材(レーザー受信装置)
酪農学園大学
Φ130mmの望遠鏡
リハーサル(7/1)実験結果(1)
• 酪農学園大学⇒北海道大学(映像配信 動画)
リハーサル(7/1)実験結果(2)
• JRタワー⇒酪農学園大学
中央の赤い光はJRタワーからの光通信用レーザー(出力30mW)の発光。
JRタワーから15キロ北にある酪農学園大学から撮影。
リハーサル(7/1)実験結果(3)
• JRタワー ⇒ 酪農学園大学
レーザー受信画像(動画)
実験機材の都合によりモニター
画面をビデオで撮影したためや
や画質が落ちているが、実際に
はもっと鮮明に映っている。
リハーサル(7/1)実験結果(4)
• 北海道大学からカメラの操作(パン,ズーム)および
画像の取得に成功 ⇒ 全て成功
画面にJRタワーから見
える夜景が映っている
(動画)
平成15年7月4日 HASTICセミナー
宇宙用カメラ及び
光通信装置の開発
株式会社エイティーエフ
取締役 江良 聡
「地上の星」プロジェクト
長距離レーザ通信実験
レーザ通信器(地上の星版)
„
„
„
„
„
„
„
„
レーザビームスポット径:15m
(距離15km、拡がり角0.057°)
受光器:反射型望遠鏡で集光し、
APDで受光。昼間は干渉フィルタを使用。
反射望遠鏡の口径:130mm
レーザ出力:30mW
レーザ波長:656nm
受光電力:500nW (大気と窓ガラスの減衰率20%)
変調方式:97.25MHzの搬送波をNTSCビデオ信号
でAM変調(帯域幅6MHz)し、それによってレーザ光
をAM変調(TVのRF信号でレーザをAM変調)。
画質:良好(S/N:60dB)
光通信: レーザー送信部とカメラ
レーザー送信部
VFHビデオモジュレータ
カメラ
光通信: 光通信予備実験の方法 (1)光学減衰フィルタ(4/1000) x 2枚をレーザ発信器のレンズ部に装着
(2)光学減衰フィルタに、受光アンプの光センサーを密着
レーザー送信部
NDフィルター
受光アンプ
光通信: 予備実験の結果
非受信時の画像
受光光電力:25nW、S/N:40dB
受信時の画像
JRタワー屋上に設置した
レーザー送信装置
出力 : 30 mW
波 長 : 656nm
収束度:1 mrad
酪農学園大学に設置した受信装置
口径130mmの望遠鏡
酪農学園大学から見たJRタワーのレーザ光
中央の赤い光はJRタワーからの光通信用レーザー(出力30mW)の発光。
JRタワーから15km北にある酪農学園大学から撮影。
受信画像(動画30コマ/秒)
受光光電力:500nW、S/N:50dB
実験機材の都合によりモニター画面をビデオで
撮影したためやや画質が落ちているが、
実際にはもっと鮮明に映っている。
レーザ通信器(衛星版)
„
„
„
„
„
„
„
レーザビームスポット径:30km
(距離400km、拡がり角4.3°)
受光器:反射型望遠鏡で集光し、
干渉フィルタ付きPMT(光電子倍増管)で受光。
反射望遠鏡の口径:500mm
レーザ出力:1W
レーザ波長:656nm
受光電力:70pW(大気の減衰率50%、干渉フィルタ
の減衰率50%)
変調方式:200MHzの搬送波を100Mbpsのデジタル
信号でQPSK変調(帯域幅63MHz)し、
それによってレーザ光をAM変調。
リモートセンシングカメラ
仕様(1)
(株)ATFの「超高解像度非接触遠距離レーザースキャンニング方式
による岩盤微少移動監視システム」の宇宙応用
7.66 km/s
•撮影範囲:60 x 60 km∼600 x 600 km
•分解能:4 x 4 m∼40 x 40 m
400 km
•重量: 3kg程度
•消費電力: 10W未満
•画像解像度:15000 x 15000 ピクセル
x 10bit x 2波長
•光学ズーム:1∼10倍
600 km
•レンズ径:100mm
基準マーカ
600 km
仕様(2)
•垂直スキャン方式:衛星の移動を利用。
•水平スキャン方式:ポリゴンミラーをモータで回転。
•水平・垂直防振方式:独自方式(特許出願準備中)
•画像の絶対位置補正:北海道の端4箇所に設置された
マーカあるいは海岸線(輪郭線)により、画像処理によ
り補正。
•波長抽出方式:光学スプリッタと光学フィルタにより
所望の波長成分を抽出。
•画像圧縮方式:独自方式(特許出願準備中)
•可動部の耐衝撃方式:独自方式(特許出願準備中)
構造図
光学分光器
ズームレンズ
CPUボード
CFボード
受光アンプ
DC/DCコンバータ
北海道衛星の開発状況について
∼ミッション要求 農業の現状とニーズ∼
北海道工業大学情報デザイン学科
片桐 実穂
リモートセンシングの農業利用
1970年代 アメリカ LANDSATの農業利用
人工衛星によるりモートセンシングの特性
z 広域性
z 同時性
z 周期性
◎リモートセンシングの農業利用
分 類
項 目
土地利用、作物判別、作付面積、荒廃農地、侵食・崩落、融雪、冠水状
土 地
況、災害状況
作 物 生育状況、収量推定、成分品質、収穫期推定、病害虫発生、災害・被害
土壌・環境 腐植含量、水分特性、礫分布、土壌分類、熱環境、蒸発散、適地判定
土地生産力、土地改良、圃場管理、生育管理、営農計画、災害・被害対
総 合
策
北海道農業における
リモートセンシングの取り組み
北海道は、
*本州に比べて農地が広大
*農作物の生育時期には、天候
が安定しており、雲が少ない
人工衛星リモートセンシングの利用可能性が大きい
◎北海道農業におけるリモートセンシング実利用例
分 類
土壌特性の把握
作物特性の把握
草地の植生把握
被害・災害などの
実態把握
内 容
実施機関
土壌腐植含量、保水性および礫深度の推定による土地改良
道立農試、他
や灌漑要否の判定など
水稲・小麦・てん菜の生育解析による施肥・追肥、栽培改
道立農試
善、品質ごとの分別集荷への利用など
草地の判読、採草と放牧の判別、草地更新状況の把握、冬
道立農試、他
枯れ被害の発生状況把握による策定計画への情報提供
干ばつ・冷害・湿害、および突発的災害の被害調査
道立農試
北海道農業における
リモートセンシングの現状
道内における米の蛋白マップ作製地域
支庁名
水田面積(ha) 利用衛星
空知支庁
60,000 SPOT
上川支庁
25,000 IKONOS
z
z
z
北海道では、蛋白マップの作製は2000年から実施され、3年間でほ
ぼ対象地域全域について、一度は蛋白マップが作製済み
ただし、雲の影響などによって、毎年必ずしも全域のマップができて
いるわけではない
2003年度については、予算の問題から上川支庁管内については新
規観測は実施せず、これまでに取得されたデータの利活用を行う
農業現場からの
衛星画像へのニーズ
取得データの適合性
z
地上分解能、観測幅、観測波長帯
データ取得の確実性
z
同一地点の観測周期、観測時天候、観測リ
クエストの競合
データの取得時期
z
農作物に合わせた撮影
データの提供時期
z
撮影画像の当年利用
北海道農業分野の
主なデータ取得期待時期
時 期
利用内容
秋まき小麦の起生期生育量に応じた施肥量の策定、道東草地
4月上∼中旬
の冬枯れ被害把握など
秋まき小麦の幼穂形成期∼止葉期の生育量の把握による収量
5月中∼下旬
の推定や倒伏の危険度把握。水田の判別や裸地状態の畑の
土壌有機物含量の推定など
秋まき小麦の子実蛋白や収穫時期の推定、水稲の初期生育の
6月下旬∼7月上旬
把握など
7月下旬
てん菜の生育量把握による収量水準の推定
8月下旬∼9月中旬 米の蛋白推定
9月下旬∼10月上旬 てん菜の根中糖分の推定
・土地被覆分類をおこなうためにも年3∼4回程度のデータ取得は必要
・冷害や干ばつ被害把握、また洪水などの被害把握のためには被害発生
時に随時データ取得が望まれる
農業現場からの
衛星画像へのクレーム
データの性能向上
z
地上分解能の向上、観測幅の向上、必要なバ
ンドデータの取得
データ取得の確実性
z
同一地点の観測周期の短縮、観測時天候に
よる影響の低減、観測リクエストへの柔軟な
対応
コストの低減
衛星画像取得コストの比較
観測幅 回帰周
コスト[円]/購入単位
コスト[円]/K㎡
[km]
期[日]
LANDSAT-7 15/30/60m
185
16
84,000/シーン
2.5
*
SPOT
10/20m
60
26
57∼
205,300∼259,700/シーン
IRS-1D
<10m∼23.4m 70.5∼141
24
92,000∼295,000/シーン
26∼
11
**
IKONOS
1/4m
左記参照
11
5,500∼30,000/K㎡
(MAX 110)
左記参照
QuickBird
0.61/2.88m
16.5
1∼3.5
3,700∼19,200/K㎡***
RapidEye
6.5m
79
3∼4 2004年からサービス開始予定
衛星名
分解能[m]
*SPOTデータの新規撮影の場合、優先観測要求では別途55万円かかる
**ICONOSデータの最小購入単位は新規撮影では121K㎡、ライブラリーデー
タでは25K㎡。また、新規撮影の場合リクエスト代として別途120万円(国内デー
タ)かかる。
***QuickBirdデータの最小購入単位は新規撮影では64K㎡、ライブラリーデー
タでは100∼150K㎡
道内における
衛星画像取得コストの現状
道内の農業試験場や農協の画像取得コスト(2002年度)
団体名
A試験場
B試験場
C試験場
D農協
E農協
購入データ
SPOTデータを4∼5シーン+適宜LANDSATデータ
SPOTデータを4シーン
SPOTデータ2∼3シーン
SPOTデータ9∼10シーン(2時期×3シーン)
SPOT3∼5シーン+IKONOSデータ
コスト
300万円程度
250万程度
100∼200万円程度
500万円程度
700万円程度
天候(雲等)の影響で良好なデータが取れないときはこの限りではない。
各団体とも独自にデータを購入
衛星データは高いという認識
価格に対する不満は大きい
必要データ量と配信頻度(その1)
1回分の撮影画像を1回の転送(8分間)でダウンロード
1つのデータ(NDVIのみ、もしくは1バンドのみ)を転送
・画像(シーン)のサイズ : (c×1000/a)2×d/8 [bytes]
(シーンの圧縮済み画像サイズ : 125×c2×d×e/a2[bytes] )
・1回の転送で送ることができる画像データ量 転送速度:b[bps]
圧縮率:e
: b×8×60/8 = 60b [bytes]
1回の転送(8分間)で圧縮した1シーンをすべて転送する
ためには、
125×c2×d×e/a2 <
C 分解能:a[m]
[km] bit数:d[bit]
60b C[km]
必要データ量と配信頻度(その2)
1回分の撮影画像を1回の転送(8分間)でダウンロード
画像のビット数d=8、圧縮率e=1/4
Areasize as a function of 1/a
10000
areasize [km]
1000
b=100k[bps]
b=200k[bps]
b=500k[bps]
b=800k[bps]
b=1M[bps]
100
10
1
0.01
0.1
1
1/a [1/m]
転送速度が100k∼1M[bps]まで変動する場合の、分解能の逆数(1/a)と観測幅(c)の関係
必要データ量と配信頻度(その3)
農業用有効領域のダウンロード必要日数
1つのデータ(NDVIのみ、もしくは1バンドのみ)を転送
北海道全域をカバーする正方領域:600[km]×600[km]
(そのうち農地等の有効なエリアが占める割合は約1/10)
分 解 能:a[m]
圧縮率:e
転送速度:b[bps] 衛星が1日に
地上局と交信
観 測 幅:c[km] できる総回数:
bit 数 :d[bit] n[回]
・農業用有効領域の画像サイズ : (600×1000/a)2/10×d/8 [bytes] (圧縮済み農業用有効領域の画像サイズ : (45/(a2))×108×d×e [bytes]) ・1回の転送で送ることができる画像データ量は60b[bytes]より、
農業用有効領域をダウンリンクするために必要な通信回数
:(75/(a2×b))×106×d×e [回]
一枚の農業用有効領域の画像データを取得日数 : (75/(a2×b))×106×d×e/n [日]
( 5つの地上局すべてを使って通信を行うとする)
必要データ量と配信頻度(その4)
農業用有効領域のダウンロード必要日数
画像のビット数d=8、圧縮率e=1/4、
衛星が1日に地上局と交信できる
総回数 n=10[回]
Days for dow nlink an image as a function of image data size
2
b=100k[bps]
b=200k[bps]
b=500k[bps]
b=800k[bps]
b=1M[bps]
days for downlink an image [days]
1.8
1.6
Days for dow nlink an image as a function
1.4 of image data size
16
days for downlink an image [days]
14
12
10
1.2
b=100k[bps]
b=200k[bps]
b=500k[bps]
b=800k[bps]
b=1M[bps]
1
0.8
0.6
0.4
0.2
0
8
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
100
image data size [Mbytes]
6
4
2
0
0
100
200
300
400
image data size [Mbytes]
500
600
700
圧縮済み農業用
有効領域の画像
データサイズと取
得日数の関係
転送速度とダウンロードの方法
(その1)
北海道衛星の決定仕様
z
z
z
撮影可能頻度:1日1回
地上局 : 5箇所 (札幌,沖縄,中国,ポリネシア,ハワイ)
転送可能時間 :地上局1箇所につき8分間
農業現場からの要求仕様
z
z
z
z
分解能:10[m]
観測幅:60[km]×60[km]
画像のbit数:8[bit]
データの取得間隔:通常は2週間に一度、災害発生時は随時
転送速度とダウンロードの方法(その2)
1回で1枚の画像をダウンロード
1波長分(NDVI)のデータを転送
農業現場からの要望仕様より
・1回で撮影する画像サイズ:(60×1000/10)2×8/8 = 36M [bytes]
・1波長分の画像データを、転送速度100k[bps]、1回で転送 :36×8/0.1 = 2880 [s](=48 [min])
1回の転送可能時間内(8 [min])でこれらの画像データをダウンリンクする
ために必要な圧縮率 17% 以上(8/48 = 16.6…)
転送速度=100k[bps]の場合の要求圧縮率
転送データ
NDVIのみ
IR、R
IR、R、G
要求圧縮率
17 % <
9%<
6%<
圧縮率=1/4の場合の要求転送速度
転送データ
要求転送速度 [bps]
NDVIのみ
150 k <
IR、R
300 k <
IR、R、G
450 k <
転送速度とダウンロードの方法(その3)
農業用有効領域のダウンロード必要日数
衛星が1日に地上局と交信できる総回数n=10[回]、
転送速度=100k[bps]の場合、圧縮率の違いによる
1枚の画像を取得するのにかかる日数(単位は[日])
農業用有効領域の画像
サイズ : 360 M [bytes]
圧 縮 率
転送データ
非圧縮
1/2
1/4
NDVIのみ
6
3
1.5
IR、R
12
6
3
IR、R、G
18
9
4.5
衛星が1日に地上局と交信できる総回
数n=10[回]、圧縮率=1/4の場合、転送
速度の違いによって1枚の画像を取得
するのにかかる日数(単位は[日])
転 送 速 度
転送データ
100k[bps]
500k[bps]
1M[bps]
NDVIのみ
1.5
0.3
0.15
3
0.6
0.3
4.5
0.9
0.45
IR、R
IR、R、G
北海道衛星に求められるビジネスモデル
柔軟な撮影リクエスト対応
精度向上
CubeSat
低コスト
OBC,RW,EP の軌道実証
北海道衛
JA
農業試験場
超小型衛星
マイクロサット
消費者
地上局
(北海道)
美味
可視
低価格
近赤外
農家
農地改善、収量増、
収穫物の高品質化
北海道衛星へのミッション要求仕様
決定仕様
z
z
z
撮影可能頻度:1日1回
地上局:5箇所(札幌、沖縄、中国、ポリネシア、ハワイ)
転送可能時間:地上局1箇所につき8分間
要求仕様
z
z
z
z
z
z
z
必要データ:NDVIは必須、他オプションでR、IR、G(ただし、
すべて不可逆圧縮データ)
地上分解能: 10 [m]
観測幅: 60 [km]× 60 [km]
画像bit数: 8 [bit]
圧縮率: 27%以上
データ転送速度: 938k[bps]以上
データの取得間隔:通常は2週間に1度、災害発生時は随時
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