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第1回 ケンチョピア津波対策検討委員会

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第1回 ケンチョピア津波対策検討委員会
第1回
ケンチョピア津波対策検討委員会
平成23年10月18日
徳島県
1
< 目
次 >
1.プレジャーボートの保管実態の概要
1)県のプレジャーボートの保管実態
2)ケンチョピアの保管実態
2.放置艇等の問題点
3.津波等による被害及び対策事例
1)東日本大震災による浮桟橋・係留艇の被災状況
2)津波・高潮・洪水等対策例
4.ケンチョピアにおける対応の方向性
2
資料1 プレジャーボートの保管実態の
概要
1)県のプレジャーボートの保管実態
2)ケンチョピアの保管実態
3
①プレジャーボートの範囲及び艇種別区分
1)県のプレジャーボートの
保管実態
・プレジャーボートは、以下の「クルーザーヨット」、「ディンギーヨット」、
「モーターボート大」、「モーターボート小」の4種類に区分される。
クルーザーヨット
帆(セール)を主な推進
機関とし船室を有して
いる船
ディンギーヨット
帆(セール)を主な推進
機関とし船室が無い船
モーターボート大
モーターボート大
エンジンを推進機関と
し、艇の長さが7.5m
(25feet)以上の船
モーターボート小
モーターボート小
エンジンを推進機関と
し、艇の長さが7.5m
(25feet)未満の船
4
1)県のプレジャーボート
の保管実態
②保管施設の区分(全国の状況)
・許可艇の保管施設は、マリーナ等とマリーナ等以外に区分される。
・放置艇は、放置艇と沈船・廃船に区分される。
【許可艇の
許可艇の係留・
係留・保管施設の
保管施設の区分】
区分】
マリーナ、フィッシャリーナ
マリーナ等施設
(5.5万隻)
万隻)
→保管機能+サービス機能
プレジャーボートスポット
収容余力(
収容余力(3.0万隻)
万隻)
許可艇
(9.9万隻
9.9万隻)
万隻)
水域管理者等の許
可を得て係留・保
管しているプレ
ジャーボート
ボートパーク等
ボートパーク
単費係留・保管施設等
→保管機能のみ
※プレジャーボート専用の係留・保管施設として整備された施設
マリーナ等
以外施設
(4.4万隻)
万隻)
泊地等保管施設…護岸前面水域等簡易施設
(暫定保管施設、許可受入施設)
その他
(スポーツ・利用者団体等への許可施設、その他)
確認艇
(19.8万隻
19.8万隻)
万隻)
※既存施設の一部をプレジャーボート用に改修しない状態で、プレ
ジャーボートの係留・保管場所として認めている施設
放置艇(
(9.1万隻
9.1万隻)
万隻)
放置艇
(9.9万隻
9.9万隻)
万隻)
沈船・廃船(
(0.8万隻
0.8万隻)
万隻)
水域管理者の許可を得ずに係
留・保管しているプレジャーボート
(出典)国土交通省港湾局国際・環境課「平成22年度
海底に着底もしくは長期間使用された
形跡がないプレジャーボート
港湾における放置艇対策方針検討業務報告書」(H23.3)
5
1)県のプレジャーボート
の保管実態
②保管施設の区分
<マリーナ、フィッシャリーナ>
<ボートパーク等>
伊東サンライズマリーナ
<泊地等保管施設>
高知港仁井田ボートパーク
<放置艇>
長崎港香焼泊地
6
1)県のプレジャーボート
の保管実態
③全国(三水域)のプレジャーボート保管実態
・全国のプレジャーボートは全体で198千隻あり、そのうち半数の99千隻が放
置艇である。マリーナ等、マリーナ等以外は残り半分をほぼ等分している。
・放置艇率は毎回減少しているものの、依然50%程度となっている。
放置艇
(単位:千隻)
マリーナ等以外
マリーナ等
放置艇率
250
100%
90%
200
マリーナ等
50.5(22%)
80%
マリーナ等
54.2(25%)
マリーナ等
54.9(28%)
マリーナ等
以外43.0(19%)
70%
マリーナ等
以外46.6(21%)
150
60%
50%
50%
54%
59%
マリーナ等
以外43.8(22%)
40%
100
放置艇
133.8(59%)
50
30%
放置艇
116.2(54%)
放置艇
99.2(50%)
20%
10%
0
0%
平成14年
平成18年
※国土交通省港湾局国際・環境課「平成22年度
平成22年
港湾における放置艇対策方針検討業務報告書」(H23.3)データによる
7
④徳島県(三水域)のプレジャーボート保管実態
1)県のプレジャーボート
の保管実態
・徳島のプレジャーボートは全体で約4千隻あり、そのうち89%の3.6千隻が放
置艇である。マリーナ等、マリーナ等以外は残り半数をほぼ等分している。
・プレジャーボートは全国が減少しているのに対し、微増している。
・放置艇率は90%弱で高い割合となっている。
放置艇
マリーナ等以外
マリーナ等
放置艇率
(単位:千隻)
10
100%
89%
87%
9
90%
8
80%
74%
7
70%
6
60%
5
50%
マリーナ等0.3(8%)
マリーナ等0.3(8%)
40%
4
マリーナ等0.3(9%)
2
1
マリーナ
等以外 30%
0.1(3%)
マリーナ
等以外
0.2(5%)
3
放置艇
2.6(74%)
マリーナ
等以外
0.6(17%)
放置艇
3.5(87%)
放置艇
3.6(89%)
20%
10%
0%
0
平成14年
平成18年
※国土交通省港湾局国際・環境課「平成22年度
平成22年
港湾における放置艇対策方針検討業務報告書」(H23.3)データによる
8
⑤全国,四国,徳島県(三水域)のPB保管実態
1)県のプレジャーボート
の保管実態
・全国・四国・徳島県の三水域の放置艇率の経年変化をみると、全国、四国は
泊地等保管施設等の整備により減少傾向にあるが、徳島県の放置艇率は90%
弱と高い割合で推移している。
100%
87%
89%
90%
80%
74%
75%
70%
75%
60%
66%
59%
50%
54%
50%
40%
30%
全国
20%
四国
徳島県
10%
0%
H14
※国土交通省港湾局国際・環境課「平成22年度
H18
H22
港湾における放置艇対策方針検討業務報告書」(H23.3)データによる
9
⑥徳島県内の水域別保管実態(確認艇)
1)県のプレジャーボート
の保管実態
・徳島県内のプレジャーボートは、河川区域内に最も多く係留されている。
・約半数の2千隻が港湾区域内(港湾単独区域、港湾・河川重複区域)に係留さ
れている。
・放置艇もほぼ同じ割合で係留されている。
河川・漁港
重複区域
0.2千隻
(4%)
河川区域
2.6千隻
2.6千隻
(64%)
64%)
漁港区域
0.5千隻
0.5千隻
(13%)
13%)
漁港単独区域
0.4千隻
港湾単独区域
(9%)
1.1千隻
(26%)
河川単独区域
1.4千隻
(33%)
※国土交通省港湾局国際・環境課「平成22年度
港湾区域
2.2千隻
2.2千隻
(53%)
53%)
港湾・河川
重複区域
1.1千隻
(27%)
港湾における放置艇対策方針検討業務報告書」(H23.3)データによる
10
⑦徳島県内の主な保管施設一覧
1)県のプレジャーボート
の保管実態
・徳島県内の保管施設は、徳島小松島港を中心に分布している。
小型船舶係留施設(撫養港)
(港湾・河川重複区域)
マスダマリン(今切港)
(港湾・河川重複区域)
ケンチョピア(徳島小松島港)
(港湾・河川重複区域)
眉山マリーナ(徳島小松島港)
(港湾単独区域)
マリーナハーバービュー(徳島小松島港)
(港湾単独区域)
マリーナ徳島(徳島小松島港)
(港湾単独区域)
小松島マリーナ(徳島小松島港)
(港湾単独区域)
答島PBS(橘港)
(港湾・河川重複区域)
凡例
マリーナ等施設
マリーナ等
以外施設
※国土交通省港湾局国際・環境課「平成22年度
港湾における放置艇対策方針検討業務報告書」(H23.3)データによる
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