Comments
Description
Transcript
海外ネットワーク
海 外 ネ ットワ ー ク 34 35 海 外では、子 会 社および関 連 会 社のネットワークを通じて広 ぞれ 6 位、7 位、7 位にランクされています。また、中国 広 告 協 範 なマー ケティングおよび コミュニケーション・サービスを 会の『現 代 広 告』誌では、当社の子 会 社である北 京 電 通 広 告 展 開 して い ま す。2 0 0 2 年 3 月 期 の 取 扱 高 の 海 外 比 率 は 有 限 公司が 2 0 0 1 年 の中 国( 香 港を除く)における売 上 高で 6 . 5 % でした。海 外における当社グル ープの主 要クライアン 第 3 位にランクされています。 トは、日本の主な多国籍企業の海外法人です。また、海外でサー 当社グループでは、アジアの広 告 市 場 の多くが、将 来 飛 躍 的 ビスを 展 開するにあたっては、各 市 場における固 有の慣習を に成長すると見ています。ゼニス・オプティメディアは、2002 尊 重し、取引条 件 等 を決 定しています。 年 7 月 の『世 界 の 広 告 費 予 測 』のなかで、2 0 0 1 年 には 8 9 億 近年、欧米の主要広告会社の統合が進むなかで、当社グルー 米ドル だった 中 国( 香 港 を 含 む )の 広 告 費 が 2 0 0 1 年 から プはアジアおよび その他 の地 域 で、広 告 主、特に日系クライ 2004 年の 3 年 間 に名目価 格ベースで 44.1% の伸 長 を遂げ アントに対するサービスの質を高めることを最 も重 視してい ると予測しています。また、中国(香港を含む)、韓国、インド、 ます。そのため、アジアでは独自のネットワークを基 軸として、 台 湾、タイ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリ また、米 州 、欧 州 、オセアニアではピュブリシス・グループと ピンおよびベトナムの総 広 告 費は 2001 年には 218 億 米ドル のアライアンスにより、同グル ープの持つ優 れたリソースを でしたが、同 3 年 間に名目ベースで 28.7% の伸 長を遂げると 活用して、質の高いサービスを広 告 主へ提 供していきます。 予 測しています。当社グループは、消 費 市 場や広 告 市 場 が 急 発 展 しつつあるこれらの地 域およびその他アジア諸 国 に、大 アジア きなビジネスチャンスがあると考えており、チャンスを的 確に アジアにおいては、当社グループの子 会 社および 関 連 会 社 、 とらえるために、今後とも主 に当社グループ独自のネットワー 合 弁 会 社から成るネットワークを通じて、主 要な広 告 市 場で クを整備・強化していく方針です。このようなアジア・ネットワー 有 利 な地 位を確 保してまいりました。 『アド・エージ』誌によ クの 強 化 の 一 環として、各アジア拠 点 が 広 告 主 のニ ー ズに ると、台 湾では、現 地子会 社が 2001 年の売 上 総 利 益で 全 広 迅速・的確に対応できる体制を築くとともに、域内ネットワー 告 会 社 中 第 3 位となり、インドネシア、タイおよび 韓 国では、 クを効率的に機能させるため、2001 年 5月に、アセアン、台湾、 当社グル ープ 会 社あるいは合 弁 会 社 が、売 上 総 利 益でそれ インドにおける各 拠 点を統 括する「 電 通アジア」 ( 本 社:シン 36 電通中国 (地域統括会社) 北京電通 北 京 東 方日海 上海東派 電通香港 電 通アジア (地域統括会社) 台湾電通 メディア・パレット (台湾) 國華広告 電 通コメックス 電 通タイランド 電 通マレーシア 電 通シンガポール フェニックス・コミュニケーションズ 電 通インドネシア PDSメディア 電 通フィリピン 電通イノヴェック ア ジ ア に お け る 独 自 ネットワ ー ク 37 ガポール)を、2001 年 10 月に、香 港を含む中 国 子 会 社を統 出典 :『世界の広 告費予測』 ( 2002 年 7 月ゼニス・オプティメディア) 括する「電 通中国」 ( 本 社:香 港)をそれぞれ設立しました。ま た、当 社グル ープは、日本 国 内でのメディア・ビジネスの 実 績と経 験を活かして、アジア地 域におけるメディア・プランニ (百万米ドル) ング、メディア・バ イイング事 業を強 化するため、1999 年 10 月には台湾における当社子会社 2 社のメディア部門を統合し、 その他* 4,594 中国(香 港を含む) 新 会 社メディア・パレット(台 湾)を 設立しています。現 在は、 8,918 同社以外のアジア地 域 子 会 社においても、メディア部 門のブ ランドとして「メディア・パレット」を展開しています。 このような 体 制のもとで、当社グル ープは、アジア地 域にお いて、日系クライアントに一層 高 品 質なサービスを提 供する 台湾 1,563 とともに、現 地 、さらにはアジア・リージョナルのクライアン トからの受 注 獲 得に努めます。 インド 1,738 韓国 5,074 *その他には、タイ・インドネシア・マレーシア・シンガポール・ フィリピン・ベトナムが含まれています。 ア ジ ア 1 0 カ 国 に お け る 広 告 市 場 規 模( 2 0 0 1 年 ) 38 米 州、欧 州およびオセアニア 当 社とか ねてより資 本・業 務 提 携 関 係 にあった米 国 の 広 告 ファロン・ワールドワイド ● (クリエーティブ・エージェンシー・ネットワーク) 会 社 Bcom3 グループは、2002 年 9 月 24 日に、欧 州を代 表す ● るフランスの広告会社ピュブリシス・グループと統合しました。 ● それに伴い、当社はピュブリシス・グループの議 決 権 総 数の 15% を取 得し、同 社は日本において当社の持 分 法 適用 関 連 会社となりました。統合後のピュブリシス・グループは、レオ・ バ ーネット、ダ ーシー 、サーチ&サーチ、スターコム・メディ アベスト・グループ、ゼニス・オプティメディア・グループを 傘 下 に収め、資 本・業 務 提 携 関 係 にある当 社グ ル ープの 国 際 的な競 争力は一 層 強 化されています。 『アド・エージ』誌によれば、2001 年のピュブリシス・グルー プとBcom3 グル ープの売 上 総 利 益 合 算は、広 告 会 社グルー BBH(クリエーティブ・エージェンシー・ネットワーク) スターコム・メディアベスト・グループ (売上総利益 世界第 3 位のメディア会社*) ゼニス・オプティメディア・グループ ● (売上総利益 世界第 5 位のメディア会社*) マニング・セルベージ・アンド・リー ● (大 手パブリック・リレーションズ会社) メディカス・グループ・インターナショナル ● (ヘルスケア専門広告会社) ネルソン・コミュニケーションズ・ワールドワイド ● (ヘルスケア専門広告会社) プとしては世 界 第 4 位 、メディア・グループとしては第 3 位の *『アド・エージ』誌における 2001 年ランキング 規 模となっています。2001 年 12 月現 在、新 生ピュブリシス・ * * ダ ーシーについては 2002 年 10 月 14 日に、ピュブリシス・グル ープ内のほかの 広告会社ネットワークに統合される旨が発表されました。 グル ープは、世 界 102 カ国 、182 都 市にオフィスを有してい ます。ピュブリシス・グループ傘 下の主な世 界 的 広 告 会 社 は ピュブリシス・グループ傘 下の広 告 会 社は、世界の大 手 広 告 次のとおりです。 主にもサービスを提 供していますが、当社とピュブリシス・グ レオ・バーネット (売 上 総 利 益 世界 第 9 位 *) ル ープは、当 社グ ル ープが B c o m 3 グ ル ープとのアライアン ピュブリシス・ワールドワイド(売上総利益 世界第 10 位*) スで築いてきた営 業 基 盤をベースに、それをさらに発 展させ ● ● ダーシー**( 売 上 総 利 益 世界 第 14 位 *) ていくことで合 意しています。また、当社が得 意とするスポー サーチ&サーチ(売 上 総 利 益 世界 第 18 位 *) ツマーケティング・ビジネスを含めたさまざまなコミュニケー ● ● 39 ション活 動を、国 際 的に共 同で推 進していくことでも合 意し ています。 一 方 、当社 独自の欧 米ネットワークとして、米 州においては 電 通ホールディングス USA 傘 下のネットワークが、欧 州にお いては電 通ホールディングスヨーロッパ傘 下のネットワーク が、主 要な日系クライアントに対するサービス強 化に取り組 んでいます。