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武蔵村山市オープンデータ推進に関する基本方針 (PDF 275.5KB)

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武蔵村山市オープンデータ推進に関する基本方針 (PDF 275.5KB)
武蔵村山市オープンデータ推進に関する基本方針
本方針は、国が策定した「電子行政オープンデータ戦略(平成24年7月4日高度情報
通信ネットワーク社会推進戦略本部決定)
」及び「世界最先端IT国家創造宣言(平成27
年6月30日閣議決定)
」等を踏まえ、本市がオープンデータ※1 を推進する際の基本的な考
え方及び具体的な取組の方向性を示すものである。
1 オープンデータ推進の基本的な考え方について
(1) 推進の意義
ア
透明性・信頼性の向上
本市が保有するデータをオープンデータとして公開することにより、行政の透明
性が高まり、市民等からの信頼を高めることができる。
イ
データの共有及び協働による地域課題の解決
市民や企業等とデータを共有することにより、官民協働で地域の課題解決に当た
ることができる。
ウ
地域経済の活性化
データを二次利用可能な形で提供することにより、編集、加工、分析等の各段階
を通じ様々な新ビジネスの創出や企業活動の効率化等が期待され、地域経済の活性
化が図られる。
(2) 推進のための基本原則
ア
市が積極的にデータを公開すること。
イ
機械判読が可能で、二次利用が容易な形式で公開すること。
ウ
営利目的又は非営利目的を問わず活用を促進すること。
エ
取組可能なデータから着手し、実績を蓄積していくこと。
オ
費用対効果を十分に考慮し、効率的に取組を進めること。
(3) 推進体制
市情報化推進委員会の検討結果を踏まえ、本方針、オープンデータカタログページ※
2
、オープンデータ作成基準の作成等については、文書情報課が行う。
オープンデータカタログページの運用及び管理については、秘書広報課が行う。
データの作成、確認、掲載、更新等については、各所管課が行う。なお、データに
ついて著作権の権利関係及び非公開情報の有無については、各所管課で確認を行う。
(4) 本方針の改訂
本方針の内容は、今後の国における検討及び情報化技術の進展等を踏まえ、随時改
1
訂していくものとする。
2 オープンデータの推進に関する具体的な取組の方向性について
(1) 公開対象
ア
市ホームページに掲載し、公開しているデータのうち、原則機械判読が可能で、
二次利用が可能な形式で公開できるものから、順次公開を行う。ただし、本市が著
作権を有しないもの(著作権者の許諾が得られたものは除く)
、個人情報(氏名、生
年月日その他の記述により特定の個人を識別できるもの等)を含むもの、法令又は
条例等で非公開情報と定めているものについては非公開とする。
イ 市が保有するデータのうち、個人又は法人から提供されたデータの公開の可否は、
データを提供した者の判断に基づく。ただし、公開が適当ではないと本市が判断し
た場合は、データを提供した者の判断に関わらず当該情報を公開しない。
(2) データ形式
原則として、コンピューターでの機械判読が可能であり、かつ特定のアプリケーシ
ョンに依存しないデータ形式(CSV※3等)とする。
ただし、エクセルファイル等、機械判読が難しいデータ形式であっても公開可能で
ある場合は、公開し、順次、機械判読が容易な形式に変換する。
(3) 公開場所
市ホームページ上に作成したオープンデータカタログページで公開する。
なお、オープンデータカタログページへの公開については、導入当初は文書情報課
が行い、それ以降は秘書広報課の運用・管理の下、各所管課が行う。
(4) ライセンス
提供するデータの正確性については、万全を期するよう努める。また、作成した所
管課を表示するとともに、作成したデータが、いつの時点のものかを明確にするため、
作成日を表示するほか、必要に応じて定期的に更新し、新しいデータを提供する。
データには、データを公開する作者が著作権の取扱いルールを定めるためのライセ
ンスである、
「クリエイティブ・コモンズ・ライセンス」※4を使用することとし、本市
においては原則として利用者に対し、二次利用及び商用利用を認める「CC BY※5」と
いうライセンス表示を行う。
(CC BYのライセンス表示)
2
(5) 利用上の禁止事項及び免責事項について
データを利用する市民や企業等に対し、オープンデータカタログページ上で利用方
法を案内するとともに、禁止事項及び免責事項についても併せて記載する。記載する内
容は以下のものとする。
ア 注意事項
公序良俗に違反し、著作権、プライバシー権、肖像権等第三者の権利を侵害しな
いこと。
不法行為及び公序良俗に反する行為を行わないこと。
イ 免責事項
掲載データの内容については、細心の注意を払い作成を行うが正確性等の保証は
ない。
掲載データは本市の情報の一部であり、全てを網羅するものではない。また、掲
載データは、継続的な提供を保証するものではない。
掲載データの利用により、利用者等に損失が発生した場合でも本市は一切の責任
を負わない。
(自己責任の範囲での利用)
掲載データの情報は、掲載時点におけるデータである。事前予告なく名称や内容
等の改変や削除、データの掲載中止を行う可能性がある。
(6) 利活用推進のための取組
市民や企業等から、オープンデータカタログページ上に掲載されていないデータに
ついてオープンデータ化を求められたときは、当該データを保有する所管課において、
当該データの保有の有無及び提供可能かを判断し、対応を決定する。
3
(参考 用語集)
№
※1
用
語
オープンデータ
説
明
行政が保有している公共データを公開し、市民や企業等が
自由に編集、加工等、利活用できる取組であり、その効果と
して、市民生活の利便性向上や新たなビジネスの創出等が期
待されるものである。オープンデータは、
「機械判読に適した
データ形式」で、
「二次利用が可能な利用ルール」で公開され
たデータである必要がある。
※2
オープンデータカタ
ログページ
オープンデータ化したデータを集約して公開しているウェ
ブ上の場所(ページ)。このページを作成することで、一元的
に閲覧及び検索することが可能になる。
※3
CSV
データ形式の一種。Comma Separated Values の略。個々
のデータをカンマ区切りで表したもの。テキストファイル(文
字のみで構成されたデータファイル)であるため、特定のア
プリケーションに依存せず、互換性が高い。
※4
クリエイティブ・コ
作者が自らの著作物について、他者にどのような条件で利
モンズ・ライセンス
用を許可するかを示すライセンス。国際的に利用されている
もので、利用制限のレベルに応じて6種類に分類されている。
※5
CC BY
クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのうち、最も制限
を課さないレベルのライセンス。このライセンスが表示され
ているデータは、利用者が自由に二次利用、商用利用を行う
ことができる。
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