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塩冶ヶ丘の風 - 島根県立出雲工業高等学校
2 月 号 塩冶ヶ丘の風 出工広報誌 ●課 課題研究はどんなもの? ひとり1テーマで『夢のある建築物(学校、博物館、集合住宅など)』 第31号 の設計を行います。それぞれのコンセプトに従って、配置図、平面図、 H24年2月20日発行 島根県立出雲工業高校 情報部 出雲市上塩冶町420 TEL:0853-21-3131 立面図、断面図および模型写真(またはパース)などの図面に自分の 思いを込めて製作に取り組みます。昨年6月にスタートし、本年1月 19日に発表会まで時間を惜しんで取り組んできました。 ●課 課題研究はどんなもの? ●本年度の 本年度のテーマ 教員で課題研究のテーマを設定し,生徒は自 分の行いたいテーマを選択します。 テーマ ●課 題 研 究の 目 標 ①協調性を持ち,作業に取り組んでほしい。 ●本年度の 本年度のテーマ 発表の様子 ②自主的に考え,加工する態度を身につけても らいたい。 テーマ 1 配管関係検定試験への挑戦 2 機械の機構と制御ロボット製作 3 電動カートの製作 ③実習で学んだ技術を活かしてもらいたい。 ④在校生は進路を考え,テーマを選択してもら 2次元CAD操作を学び、CAD検定と 4 2.5D化(立体化)に挑戦! 5 マシニングセンタによる機械部品の製作 6 各種加工法を用いたものつくり 7 シーケンス制御を応用した機械の製作 いたい。 ●科長講評 各班それぞれに特色があり,努力の跡がう 音楽ホールとレストランの模型 かがえた。この経験を活かし,それぞれの進 路先で力を発揮してもらいたい。 学校 博物館 音楽ホール 集合住宅 複合施設 プール 図書館 旅館 中町活性化計画 保育園・幼稚園 道の駅 老人ホーム 教会 ● 科 長 講評 作品数 4 3 1 6 3 1 4 2 1 4 2 4 1 今年度の作品は、例年に比べ「夢」を感 じられないものが多かった。また、模型に 手間をかけていないようにも感じた。CA D作品は、色使いにもうひと工夫してある ともっと良い作品になったと思う。全員が 作品を完成できたことは喜ばしいことです。 製作した模型 中学校新築計画の模型 発表の様子 レッグカールマシン 製作した模型 CAD図面 マシニングセンタによる作品 建築配管作業の作品 じゃがいもスライサー 製作の様子 電動カート 電車博物館の図面 ●も ものづくり研究部(電気系) 高 校生も のづ くりコン テストプ レ大会 ( 電子回 路組 立部門) 島根県予 選 ★結果 4足歩行ロボット ● 第 3 1 回 全 国 高 校生 読 書 体 験 コ ン ク ー ル A2飯國佳子さん(出雲二中卒)の「命を教えて」が中央選 ● 第 1 7 回 都 道 府 県対 抗 男 子 駅 伝 E1武志翔平(出雲一中卒)2位 E1立花一稀(湖陵中卒) 3位 島根チームは第28位で前年の44位を大きく上回る! れます。また、優良賞受賞者の在学校として学校賞「集英社文 (5人抜き)が出場しました。一般区間の3区石橋佑一さん、 庫50冊セット」を頂きました。 7区アンカー平野譲さん(7人抜き)も本校OBです。 高校生区間の1区でM3永和悠貴、同5区でM2佐藤孝哉 ●スキー部 全国高校総体 スキー競技 会場:山形県蔵王温泉スキー場 ★15㎞フリー A3竹田匠汰(出雲三中卒)1時間0分39秒9 146位 ★10㎞クラシカル A3竹田匠汰 53分秒4秒2 155位 ※スキー部の活動は今年度で終了 1月22日:広島(平和記念公園前発着) 優良賞に選ばれました。中央選考には県選考で優良 考の結果、優 賞に選ばれた作品(各県1編)が提出され、その中から選考さ 中町鳥居化計画の図面 春に行われる中 中国大会 の出場 権 を獲得しました。 ●空手道部 中国高等学校空手道選抜大会 会場:松江市総合体育館 ★女子個人組手 A2山本愛(出雲三中卒) 1-2 小田(岡山明誠学院) エアホッケー 歩行ロボット ●課 課題研究はどんなもの? ●課 課題研究はどんなもの? (由来)電子機械科では平成4年卒業の第1期生から、「総合実習」と名付けたメカトロニク 電気に関する製作課題をグループ(数名)で設定 電気工事 ス工作物の製作と発表会を行っています。また、その作品内容は「総合実習製作集」という し、その課題の製作活動を1年間の長いスパンで行 生徒・教員で手作りした冊子に残し、3年生に記念として渡しています。 ピンボール います。そこでの活動で、専門的な知識と技術の深化、総合化 ダーツゲーム (ねらい)この総合実習は、普段は受け身になりがちな生徒諸君が自ら課題に取組み解決し を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を身につけてほしい ていくことで、学校生活に目標と張りを持ちながら将来、社会人として主体的に行動できるこ です。 とを目的としています。 そして、主テーマの「メカトロニクス工作物の製作」をとおして、機械加工(形があること)、 ● 課 研 の 目標 電子技術(電気・電子機器を使うこと)、コンピュータ制御(プログラムがあること)など、 ①研究方法又は研究内容を考えて、3年間学んだ専門知識を活かす。 電子機械科で学んだ内容を一層深めつつ「自動的に動くもの」を製作していきます。また実社 ②理論又は原理を通じて、専門知識と技術を深める。 会の技術に直接触れるべく、特別非常勤講師として民間企業の技術者(㈲ハマ電機 佐々木氏) ③結果や考察を通じて、深く興味を持ち、問題を解決する能力を養う。 リモコンサッカー に来校いただき、ご指導頂いています。 ④課題研究の発表や対外的なイベントに参加し、自分の考えを言える能力を養う。 ● 本年度の 本年度 の テーマ ● 本年度の 本年度 の テーマ 人数 5 6 6 4 2 6 6 5 テーマ名 非常用電源の製作 歩行ロボットの製作 ライントレースカーの製作 エアホッケーの製作 スピーカーの製作 シーケンス制御によるエレベー タの製作 電気工事の実践 リニア モーターによるピンボー ルの製作 ラジコンカー 非常用電源 エアホッケー 人数 6 6 6 6 7 7 テーマ名 ダーツゲーム エアホッケー 自動掃除機「取るんデス」 リモコンサッカー マイコンカー ワニ退治ゲームと 卓球マシーン 制御 シーケンサ シーケンサ PIC PIC PIC シーケンサ: 制御用コンピュータ装置 PIC: 制御用マイクロコンピュータ マイコンカー シーケンサ ●科長講評 技術レベル・完成度のばらつきはあるものの、 全体としては、ほぼ例年のレベルに近づいたと思 います。また、発表会はポイントを絞ったコンパ ●科長講評 クトな説明と作品実演であり、参加した1,2年 今年度のテーマの中には、災害に備 えた非常用電源の製作などがあり、研 生のアンケートでも好評でした。さらに、発表の 究内容を設定する時に、生徒の社会問 スピーカー 卓球マシーン ワニ退治ゲーム 入替え・準備が円滑にできたことは大いに評価し エレベータ たい点です。 題に対する関心があることがうかがえ た。その他ゲーム的電気製品からロボッ 席され、共に発表会を盛り上げていただきました。 トなど多方面に充実した課題研究であっ 厚くお礼申しあげます。 なお、今年は3年生保護者の方が18名もご出 たと感心しました。 自動掃除機 まだまだ寒い日が続い ていますが、いかがお過 ごしですか?生徒会は生徒会誌「渓流」の編集が終わり、 自由登校中の3年生の出校 ようやく一息つくことができました。みんなで協力し、私 日に合わせて、生徒会主催の「3年生を 達らしい「渓流」にすることができ、とても喜んでいます。 送る会」を行いました。 今年は放送部の 「渓流」の編集という作業で生徒会メンバーの仲も深まり、 2月15日 制作したビデオ上映を行いました。3年 「3年生を送る会」でもみんなで意見を出し合い、無事に 終えることができました。 間の思い出の写真や先生方からのメッ さて、学年末試験が近付いてきましたが、生徒の皆さん セージなど、とても楽しいプレゼント になったのでは!? は勉強がはかどっていますか?大切な試験なので気を抜か ず早めに準備に取り掛かりましょう。 2 月 17 試験時間割発表 21 服装頭髪検査 24 期末試験(1,2年) ~29日まで 3 月 1 卒業生会入会式 卒業式準備 2 卒業式 6 入試準備のため午前中授業 3 月 7 8 13 15 16 18 19 22 23 26 入試(学力) 休校日 入試(面接) 休校日 2年進路説明会 スクールカウンセラー来校日 防災・避難訓練 保護者向け進学説明会 入試合格発表 教科書販売(5,6限) 終業式 合格者登校日 編集後記 各科の課題研究が終わ り、3年生は自由登校に 入り、学校がいつもより 静かに感じます。雪も、 朝の凍結も少なくなって きました。もうすぐ春が 来ることを感じます。来 月号を発行するころには 校内の桜が咲くと思いま す。一年は早い…。