Comments
Description
Transcript
マルチペースト
速硬型下地調整材 施工方法 4.塗 布 1.施工条件、準備 (1)天 候 気温5℃以下及び降雨、降雪などが予想される場合は、施工を 避けてください。 (2)保護具 目や皮膚などへの付着を防止するために保護具(眼鏡、手袋 など) を着用してください。 (1)塗布方法 金鏝、 ゴムベラ、 ゴムレーキを用いて均一に塗布してください。 (2) ピンホール対策 ピンホールが発生する場合は、2回に分けてしごき塗りしてく ださい。 2.下地処理 5.養 生 (1)清掃 (1)硬化時間 レイタンスや脆弱部分などは、ブラシやサンダーなどによって 施工環境、下地の状況、塗布量によって硬化時間は変動します。 除去してください。またホコリや油分などは清掃してください。 (2)養生 (2)吸水調整 1 硬化するまでは雨や強い直射日光が当たらないように養生し 吸水の激しい下地はローラー刷毛にて水湿ししてください。 てください。 2 3.材料の調合 (1)混和液の混合 主剤と硬化剤を攪拌容器に移し、高速攪拌機で均一な乳白色 になるまで約1分間攪拌してください。 塗布量が多い場合(10mm以上)は、硬化しても含水率が高 いため、防水材や仕上げ材の施工は翌日にお願いします。 (2)混和液と粉体の混練 次に、粉体を少しずつ加えながら、高速攪拌機を用いて約3分 間攪拌してください。 取扱上の注意事項 吸入した場合 : 直ちに空気の新鮮な場所に移動させて、水または温水でうがいをさせ、安静、保温に 努め、速やかに医師の手当てを受けてください。 皮膚に付着した場合 : 付着した衣服、靴を脱ぎ、付着した部分を水又は微温湯を流しながら洗浄してください。 眼に入った場合 : 清浄な水で最低15分間 眼を洗浄した後、直ちに眼科医の手当てを受けてください。 飲み込んだ場合 : 水でよく口の中を洗い、直ちに医師の手当てを受けてください。 本カタログの記載内容については、予告無しに変更する場合がありますので、予め御了承願います。 建設資材カンパニー 建材事業部 営業推進部 〒105-8449 東京都港区芝浦1丁目2番1号 シーバンスN館 TEL ( 03 ) 5419−6206 FAX ( 03) 5419−6265 http://www.ube.co.jp 東京建材支店 大阪建材支店 名古屋建材支店 広島建材支店 九州建材支店 東北建材営業所 札幌建材営業所 〒105-8449 〒530-0003 〒461-0005 〒730-0031 〒810-0001 〒980-0014 〒007-0801 東京都港区芝浦1丁目2番1号 シーバンスN館 TEL 03-5419-6203 大阪市北区堂島1-6-20 (堂島アバンザ20F) 名古屋市東区東桜1-1-10(アーバンネット名古屋ビル20F) 広島市中区紙屋町2-1-22(広島興銀ビル) 福岡市中央区天神1-2-12 ( 天 神 1 2 2ビ ル 8 F ) 仙 台 市 青 葉 区 本 町 2 - 2 - 3 (鹿島広業ビル) 札幌市東区東苗穂一条1-2-44 TEL 06-6346-1363 TEL 052-961-1375 TEL 082-244-7234 TEL 092-781-2309 TEL 022-262-6235 TEL 011-784-8183 販売取扱店 2015. 4. 1000 E マルチペースト 速硬型下地調整材 速硬型下地調整材 マルチペーストは、様々な防水材および仕上げ材 の下地として最適な速硬型の材料です。 マルチペーストはエポキシ樹脂エマルジョン(二成分型) と特殊水硬性粉体を材料とする下地調整材です。 様々な既存防水材や仕上げ材などに強固に接着するとともに、様々な防水材および仕上げ材の下地として 最適な材料です。 特 長 性 状 塗膜性能 項 目 速硬性 特殊水硬性粉体の作用により、厚塗りしても短時間で硬化します。薄塗りはもちろん のこと、既存仕上げ材撤去後の凹凸(10mm程度)の調整にも対応します。 仮防水性 エポキシ樹脂の作用により、吸水量が抑えられています。 前記の速硬性とあわせて、 既存仕上げ材撤去時の急な降雨にも仮防水性を発揮します。※ 接着性 1 各種既存防水材および仕上げ材に マルチペーストは強固に接着します。 ※但し、以下の場合には仮防水性はありません。 塗布量が標準塗布量より少ない場合。 ピンホールが生じた場合。 下地の動きやひび割れによって マルチペーストが割れた場合。 性 状 粘 度 (23℃) 8,500mPa・s 比 重 1.9 接着性 2 施工性 試験結果 ひび割れなし ひび割れがないこと ひび割れなし・ ひび割れ及び はがれなし はがれないこと 30 耐衝撃性 (0.5kg - 30cm) 23℃ 30 35℃ 20 吸水量 (g) 5℃ 5.5 1mm厚 23℃ 軽 歩 行 (2kg/m ) 35℃ 可能時間 5℃ (時間) 10mm厚 23℃ 2.3 1.5 35℃ 1.8 可使時間 (分) 材料ののびが良く、金鏝、ゴムべラ、ゴムレーキなどで簡単に施工が可能です。 0.03 2以下 0.1 0.5以下 曲げ強さ (N/mm ) 7.3 5.0以上 圧縮強さ (N/mm ) 24.3 10.0以上 標準養生 2.5 1.0以上 低温養生 1.6 0.7以上 透水量 (ml/h) 2 2 7.0 付着強さ (N/mm ) 2.5 品質規格 (下地調整塗材CM-2) 耐ひび割れ性 5℃ 2 耐薬品性に優れるため、溶剤系プライマー、接着剤を用いる各種防水材および 仕上げ材の施工が可能です。 項 目 2 試験方法はJIS A 6916に準ずる。 接着強さ (1) 既存防水層、仕上げ材とマルチペーストの付着強さ 用 途 下地種別 1 防水改修工事の下地調整 2 塗り床・ライニング工事の下地調整 3 長尺シート・Pタイルなどの仕上げ工事の下地調整 材 料 材料名 荷姿・容量 セット 19 kg マルチペースト混和液 マルチペースト粉体 セット 38 kg マルチペースト混和液 マルチペースト粉体 マルチペースト主剤:1kg ラミ袋入り 主成分 変性エポキシ樹脂 外 観 白色液体 破壊形態 2 モルタル 2.5 モルタル破壊 コンクリート 5.4 コンクリート破壊 ALC 0.6 ALC破壊 鉄 1.6 鉄−マルチペースト界面 ステンレス 1.7 ステンレス−マルチペースト界面 アルミ 0.5 アルミ−マルチペースト界面 アスファルトプライマー + アスファルトコンパウンド 0.3 コンパウンド−マルチペースト界面 砂付きルーフィング (シルバー仕上げ) 0.6 砂面 ウレタン塗膜防水 1.8 ウレタン下地モルタル−ウレタン界面 マルチペースト硬化剤:3kg ラミ袋入り 変性脂肪族ポリアミン 淡黄色液体 加硫ゴムシート用接着剤 2.3 シート下地モルタル−シート接着剤界面 15kg クラフト袋入り 特殊セメント骨材 灰白色粉体 塩ビシート用接着剤 1.3 シート下地モルタル−シート接着剤界面 マルチペースト主剤:2kg 缶入り 変性エポキシ樹脂 白色液体 FRP防水 3.0 FRP防水界面 マルチペースト硬化剤:6kg 缶入り 変性脂肪族ポリアミン 淡黄色液体 15kg クラフト袋入り x 2袋 特殊セメント骨材 灰白色粉体 塗布量 標準塗布量 2kg/m (硬化後膜厚1mm) 2 付着強さ(N/mm ) 最大塗布量 20kg/m (硬化後膜厚10mm) 2 常態1週間養生 (2) マルチペーストと新規防水材、仕上げ材との付着強さ 新規防水材、仕上げ材 付着強さ(N/mm ) 2 破壊形態 FRP防水 3.4 下地モルタル破壊 ウレタン塗膜防水 1.2 ウレタン塗膜防水破壊 加硫ゴムシート 0.2 加硫ゴムシート−マルチペースト界面 塩ビシート 0.1 シート接着剤破壊 (既存防水層、新規防水層ともアスファルト系の場合はメルベース、 クイックベース、RAペーストをお使いください。)