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漏水診断調査

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漏水診断調査
ラドコンスーパー8
―― ポスト(調査管)工法システム
漏水診断調査―
予測しにくい漏水経路を調査管で特定、止水!
黄色
調査液
黄色
調査液
調査管
調査管
ブルー色
調査液
ブルー色
調査液
伸縮目地
調査管
調査管
既存防水層
押え
コンクリート
パラペット天端亀裂に調査管を固定し、雨水
の浸入経路を調査します。雨水の浸入口が
既存防水の不具合か取合部(パラペット)で
調査液
漏水箇所
あるか否かを判断するために、パラペット天
端亀裂部の調査管に黄色を入れ、伸縮目地
交差部にはブルー色調査液を入れて、2つの
調査管
ポスト(調査管)工法はあらかじめ不具合個所(亀裂)に調査管を剥離
型シールで固定しておきます。固定後、調査液を入れ8時間から24時
雨水浸入ル ートを同時に調査することがで
きます。この調査方法で漏水原因が判明し
た場合、調査管内部の調査液を洗浄、乾燥後
間放置し既存漏水部からの流出を待ち、雨水浸入経路を目視で特定し
調査管内部にラドコン7
(止水液)を溜め、静
ていくシステムです。調査液の特徴としては臭気があり、乾燥ととも
水圧で亀裂内部に浸透させます。亀裂内に
残っている調査液との反応で結晶体を形成
に結晶体が形成されます。又、調査液を着色して流出した色で雨水の
させて亀裂内部を埋めることができます。
浸入箇所を区別することもできます。
押えコンクリート
●雨水の浸入経路を調査液の
伸縮目地交差部
1. 調査管設置(伸縮目地・亀裂)
●固定調査管内部に溜めた調査液の減少量を測定
結晶体と臭気で確実に特定!
●調査後に同じ調査管で止水
施工ができるW工法
施工要領
調査液(ラドコンスーパー8)の特長
2. 取合の伸縮目地・亀裂を剥離型シーリン
グで目止する。
1. 調査液に臭気がある。
3. 調査液を調査管内部に溜める。
2. 調査液乾燥と共に白色の結晶体となる。
4. 調査液注入後8時間から24時間以上放置
3. 色付けが簡単(顔料等)
する。
(静水圧)
4. 調査終了後止水工事を行う。
5. 8時間から24時間経過後、漏水部の確認
上図は、既存防水層の不具合が取合(パラペット)であるか否かの試験であるがパラペッ
を行う。
ト天端亀裂から既存防水層裏に雨水が浸入するケースであるが雨水の経路判断が容易に
調査管固定後数時間放置し静水圧を利用し
でき、この調査管を利用して止水処理も同時に行なえる事が特徴である。
て躯体の不具合、既存防水不具合箇所から
調査液が注入され、不具合の防水層内部、下
部、亀裂に圧入され事故部に到達する。
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8
漏水診断調査システム
★解消出来ない漏水クレームを確実に処理
雨漏れ診断調査ポスト工法
押えコンクリートの調査
1.不具合箇所及び調査管設置部を清掃します。
5.既存漏水箇所の漏れ(ラドコンスーパー8)を目視確認します。
2.外壁・斜壁・パラペット天端ひび割れ及び不具合箇所に調
イ)ラドコンスーパー8の臭気で確認します。
査管を剥離型シーリングで設置固定します。
ロ)ラドコンスーパー8の結晶体(色付き)で確認します。
3.剥離シーリング材の乾燥(夏期30分∼1時間・冬期2時間
●白色・黄色・青色・赤色の結晶を確認します。
∼3時間以上)
●黄色・オレンジ色・緑色の混合色を確認します。
4.ラドコンスーパ8を調査管に注入し12時間∼24時間以上
(色の変化よって複数の雨水浸入経路を特定することができます。)
放置します。
イ)不具合箇所の方向によって着色したラドコンス−パ−
〈混合色〉
8を決定します。
調
査
液
例)外壁 ラドコンス−パ−8(青色)
パラペット天端 ラドコンス−パ−8(赤色)
ロ)ラドコンスーパー8が極端に減少する箇所は、再度ラ
調
査
液
調査液の混合色流出
オレンジ色に変化
ドコンス−パ−8を調査管に注入します。
調
査
液
調
査
液
アスファルト防水の調査
緑色に変化
斜壁の調査
調
査
液
調
査
液
紫色に変化
外壁ひび割れ部 不具合箇所の調査状況
パラペット天端ひび割れ部
調査液流出(結晶体の析出)
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接合部の調査
通気管の調査
ドレンの調査
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