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第2章 第12節から第20節
第 12節 医療及び助産計画 この計画 は、災害 のた め 医療機 関 の機 能 が停 止 し、 又 は著 しく不足 し若 しくは混乱 した た め 、被 災地 の 地域 住 民 が 医療 の み ちを失 つ た場 合 に 、応急 的 に 医療及 び 助産 を実施 す る た め の もので あ る。 1 実施責任者 災害 の た めの 医療及 び助産 の み ちを失 つ た者 に対 す る医療及 び助 産 は、医療 関係機 関 の協力 を得 て 、村長 が行 う。担 当は、健 康保 険対策班 が行 う。 災害救助法 が適用 され た ときは 、知 事 が 実施 す る。 ただ し、救助 を迅速 に行 うた め必 要 が あ る と認 め る ときは村長 が実施 す る。 2 医療体制 (1)医 療及 び助産 は健 康保 険対策班 が 、災害 の規模 及 び患者 の発 生 状況 に よ つて 日本赤 十宇社 沖縄 県支部 、 中部 地 区医師会 、そ の他 の協力 を得 て行 うもの とす る。 (2)医 療 班 の編成 は次 の とお りとす る。 医師 1人 、看護 師又 は保健 師 2人 、事務職 員 1人 (必 要 に よ り運転手 1人 ) (3)応 急 救護 所 ・ 臨時救護 所 の設 置 医療 予 )王 は被 災者 の 収容所 そ の他 の適 当な地 点 に応急 救護所 を設 ける とともに 、村 内 及 び近 隣市町村 の病 院 、診療所等 の施設 を利 用 して 臨時救護 所 を設 ける。 ただ し、必 要 に応 じて巡 回救護 を行 う。 (4)委 託 医療機 関等 に よる医療 エに よる救 護 がで きな い者 、又 は医療 予 エに よる救 護 が適 当で ない者 につい て は 、 医療 予 リ リ 国 立 、国 立 病 院機構 及 び公 立 の病 院 、診療所 、村 内及 び近 隣市町村 の病 院 、診療施設 にお ける入 院治療施設 にお い て救 護 を行 う。 (5)医 療 救護 の流れ と体制確 立 医療 救護 の流れ ア (負 傷者 ) 災害現 。応 急措置 (重 傷者 ) 救護 所 後方 医療施設 (病 院等 ) ・ 収容 医療 ・ トリア ー ジ(重 傷者 と軽 傷者 の選別 ) 後方 医療施設 とは 、救護所 で は対応 困難 な重 傷者 等 の 処置 、治療 を行 う常設 の公 立 ※ 病院 、救急病 院等 本村 の 業務 内容 イ (ア )現 地 にお け る応急 的 医療施設 の設 置及 び管 理 地震 ・津波編―第 2章―第 12節 -1 (イ ) (夕 ) (■ ) 傷病者 の 救 出、搬送及 び災 害現場 の警 戒並び に各 機 関 にお ける搬送 の調整 日本赤十字地 区長 、分 区長 に対す る出動要請 地 区医師会 に対す る出動要請 災害発生時 の通報連絡 系統 警察官 海 上 保安官 中城村 中部 土木事務所 (地 方本 部長) 中部地 区医師会 知事 縮 祉 保健 政策班) 日本赤十字社沖縄県支部 沖縄 県 医師会 琉球 水難救済会 関係漁業 組合 災害発見者 ・ 災害発 生時 の責任者 関係 医療施設 ※ 通報内容 ①事故等発生(発 見)の 日時 ③事故等発生(発 見)の 状況 3 ②事故等発生(発 見)の 場所 ④その他の参考事項 助産体制 (1)医 療班等 に よる助 産 助産 は原則 として産科 医を構成員 とす る医療 班 が 当た る もの とす る。 た だ し、 出産 は緊急 を要す る場合 が 多 いので 、最 寄 りの助 産師 によ つて行 うこ とも差 し支 えない も の とす る。 エの編成派遣、構成及 び 救護所 の設 置 につい ては 、医療 の場 合 と同様 に また 、医療 予 リ す る。 (2)委 託助産機 関 に よる助産 医療班等 に よる救 護 ができな い者 又 は医療 班等 に よる救 護 が適 当 でない 者 につ いて は 、国 立 、国 立 病院機 構及 び公 立 の病院、診療所 、助 産所 、村 内及 び近 隣市町村 の産 科 を有す る病院 、診療施設 にお いて 救護 を行 う。 4 医薬 品、衛 生材 料 の確保 医療及 び助 産施 設 の ため必要 な医薬 品、衛 生材料及 び 医療器 具 は、医療 班 の手持 品 を 使用す るもの とす る。 た だ し、手持 品 がな く又 は不足 し、本村 にお い て確保 が 困難 な時 地震 。津波編― 第 2章 ― 第 12節 -2 は、県(薬 務衛 生班)に 確保、輸送 の要請 を行 う。 5 ここ ろの ケア 被災者 の こ ころのケ アについて 、村及 び 県は保健所 そ の他 に相談 窓 口を設 け、精神科 医、 医療 ケ ー ス ワー カ ー 、保健 師、児童相談職所員等 に よる救護活動 を行 う。 地震・ 津波編一第 2章 ―第 12節 -3 第 13節 交通輸送計画 この計 画 は、災害時 にお ける交通 の確保 並び に被 災者 、 応急対策要 員及 び応急 対策物資、 資機材 の 緊急輸送 につい て 、交通 の危 険及 び混 乱 を防止す る とともに 、安全確 保 と輸送等 を確 実 に行 うもの とす る。 1 実施 責任者 交通規制 は 、次 の 区分 に よ り実施 す る。 実施 区分 規制種別 規制 内容 災害 時 にお い て道 路施 設 の破 損 等 に よ り、施設 道 路管理者 危 険箇所 根拠法 道 路法 27年 法 律 構 造 の保 全 又 は交通 の危 険 を防止 す るた め必 要 が (昭 和 あ る と認 めた ときは 、道 路管理者 が 交通 を禁 止 し、 第 180 号)第 46 条 又 は制 限す る もの とす る。 災害 時 にお い て道路上 の危 険 を防止 し、そ の 他 危 険箇所 道路交通法 交通 の 安全 と円滑 を図 るため必要 が あ る と認 め ら (昭 和 35年 法律 第 105号 )第 4条 れ る ときは 、 公 安委員会 は歩行者 又 は車 両 の 通行 を禁 止 し、又 は制 限す る もの とす る。 災害 が発 生 し、又 はま さに発 生 しよ うと してい 災害対 策基 本 法 る場合 にお い て 、災害応急対策 が的 確 か つ 円滑 に 第 公 安委員 会 76条 行 われ るよ うにす るた め緊急 の必要 が あ る と認 め 緊急輸送 る ときは 、道 路 の 区間 (災 害 が発 生 し、又 はま さに 発 生 しよ うと してい る場所及 び これ らの周 辺 の 地 域 に あ って は 、 区域 又 は道 路 の 区間)を 指定 して 、 緊急 通行 車 両以外 の 車両 の道 路 にお け る通行 を禁 止 し、又 は制 限す る もの とす る。 1 特定港湾及 び危 険箇所 船舟白交通安 全 の た めの必 要 が あ る と認 め る と 港則法 き。 2 海 難 の発 生 、そ の他 の事情 に よ り、特 定港 内 (昭 和 第 条 27年 法律 174号 )第 37 にお い て船舶 交通 の混雑 の生 ず るお それ が あ る 及 び 海上保安本部 災害緊急 輸送 とき又 は混雑緩 和 に必要 な とき。 3 海 上 保 安 官 がその職 務 を行 うた め 、周 囲 の 状 況 か ら真 にや む を得 な い と認 め る とき。 地震 。津波編―第 2章一第 18節 -1 海 上保 安庁 法 23年 法律 第 28号)第 18条 (昭 和 2 規制措置の 内容 (1)危 険箇所 にお ける規制 村、県又 は県公安委員会 は 、道 路 の破損 、決壊 、 そ の他 の状況 に よ り通行禁 止 又 は 制限す る必要 が ある と認 める ときは 、禁 止 又 は制 限 の対象 区間、期 間及 び理 由を明瞭 に記 載 した道 路標識 を設 ける とともに、 必要 が あ る場合 は 、適 当な迂 回路 の標識 を も つて 明示 し、 一 般 の 交通 に支障がな い よ う措 置す るもの とす る。 (2)緊 急輸送 の ため の規制 災害 が発 生 した場合 にお いて 、村長及 び警 察、消防等 防災 関係機 関 が災害応 急対策 に従事す る者 又 は災害対策 に必 要 な物資 の 緊 急 輸 送 、そ の他 の応急措置 を実施 す るた めの緊急輸送 を確保 す るた め、必要 が あ る と認 め る ときは、輸送機 関及 び 県公 安委員 会 は次 に よ り適切 な措置 を とるもの とす る。 緊急輸送機 関 の措置 ア 災害地 にお いて 、緊急輸送 を実施 しよ うとす る機 関 の長 は、 あ らか じめ 日時 、種 別 、輸 送量 、車両 の種別 、発着地 、経路 、事 由等 を県公安委員会 に連絡す る もの と す る。 公安委員会 の措置 (市 J限 の必要 を認 めた とき) イ (ア )緊 急 車両以外 の車両 の通行禁 上 、又 は制 限 の対象 、区間及 び期 間 を記載 した様 式 1に よる表示及 び適 当な迂 回路 の表示 を所 定 の場所 に設 置す る もの とす る。 (イ )上 記 の通行禁 止 、又 は制 限 を使 用 とす る ときは、あ らか じめ当該道 路管理者 に 禁 止 又 は制 限 の対象 、区間、期 間及 び理 由を通知す るもの とす る。 ただ し、緊急 を要す る場合 で あ らか じめ 当該道 路管理者 に通知す るい とまがな い ときは 、事後 にお いて速や か に通知す るもの とす る。 3 規制 に係 る措置 (1)交 通規制等 の禁 止・制 限 の周知 県公安委員会 は、災害時 にお ける通行 の禁 止又 は制 限 (以 下 「通行禁 止 等」 とい う。) を行 な っ た ときは、災害対策 基本法 第 76条 の規 定 に基 づ き、直 ちに通行禁 止 等 に係 わる区域 又 は道路 の 区間、そ の他 必 要事項 を周知 させ る もの とす る。 (2)相 互連絡 道路管理者 と警 察機 関は、相 互 に緊密 な連絡 を と り、交通 の規制 を実施 しよ うとす る ときは 、 あ らか じめそ の規制 の対象 区間、期 間及 び理 由を通知す る。 ただ し、緊急 を要す る場合 で あ らか じめ 当該 管理者 に通知す るい とまがな い ときは 、 事後 にお いて速や か に通知す るもの とす る。 (3)発 見者等 の通報 災害時 に道 路及 び橋 梁等 の 交通施設 の危 険 な状況又 は交通 が極 めて混 乱 してい る状 地震・津波編―第 2章 ―第 13節 -2 況 を発 見 した者 は 、速や か に本寸長 又 は警 察官 に通 報す るもの とす る。 通報 を受 けた ときは警 察官 に あ つ ては村長 へ 、村長 にあ つ てはそ の路線 を管 理す る 道 路 管 理者 又 は警察機 関 へ 通知 す る もの とす る。 (4)車 両運転者 の責務 災害対策 基本 法第 76条 の規 定 に基 づ く通行禁 止 等 が行 われ た ときは、車両 の運転 者 は次 の措 置 を とらなけれ ばな らな い。 ア 道 路 区間及 び 区域 に係 わ る通行禁止 がな され た場合 道 路 区間や 区域 に係 わ る通行禁止等 が行 われ た ときは 、車 両 を当該道 路 区間や道 路以外 の 場所 へ 移動 させ る。 移動 させ る こ とが困難 な ときは 、 で きる限 り道 路 の左 端 に沿 つて駐 車す るな ど緊急 通行 車 両 の 通行 の妨 害 とな らな い方 法 で駐 車 させ る。 イ 警 察官 の指示 を受 けた場合 そ の他警 察官 の指示 を受 けた ときは 、それ に従 う。 (5)警 察 官、災害派遣 を命ぜ られ た部 隊 の 自衛 官及 び消 防職員 に よる措 置命 令等 ア 警 察官 に よる措置命 令等 警 察官 は 、通行禁 止 等 に係 わ る区域 又 は道路 の 区間 (以 下 「通行禁止 区域等 」 とい う。 )に お いて 、車 両そ の他 の 物件 が 緊 急通行 車 両 の通行 の妨 害 とな る こ とに よ り、 災害応急 対策 の 実施 に著 しい 支障 が ある と認 め る ときは 、 当該車 両そ の他物件付近 の道 路外 の場所 へ 移動す るこ と、そ の他 当該通行禁 止 区域等 にお け る緊急 通行 車両 の 円滑 な通行 を確保 す るた め必 要 な措置 を とる こ とを命 じる ことがで きる。 また 、警察官 は命ぜ られ た ものが 当該措 置 を とらな い とき、又 はそ の命 令 の相 手 方 が 現場 に い な いた めに 当該 措置 を とる こ とを命 ず るこ とがで きな い 場合 は 、 自ら 当該 措置 を とるこ とがで き る。 イ 自衛 官 。消 防職員 に よる措 置命 令等 災害 に よる危 険発 生又 は発 生す るお それ が あ る と認 め られ る とき、警 察官 がその 場 に い な い 場合 、災害派遣 を命ぜ られ た部 隊 の 自衛 官及 び消 防職 員 は 、 自衛 隊及び 消 防機 関 が使 用す る緊急 通行 車 両 の 円滑 な運行 を確保 す るた め区 要 な措 置 を とるこ とを命 じ、又 は 自ら当該 措置 を とる こ とがで き る。なお 、当該 措置 を とつ た ときは、 直 ちにそ の 旨を管轄す る警 察署長 に通知 しな けれ ばな らな い。 (6)交 通施設 の応 急対策 交通施 設 の 災害応急対策 は 、本 章第 38節 公 共 土木施設応 急対策計画 の定 め る とこ ろ とす る。 4 緊急輸送 (1)緊 急輸送 の実施責任者 被災者 の避難、そ の他応急対策 の実施 に必要な輸送 は村長 が行 う。 ただ し、次 の場 地震・ 津波編―第 2章 ―第 13節 -3 合は県が緊急輸送 に必要な措置をとるもの とす る。 災害範囲が広域で、車両等 の確保配分 について調整 を必要 とする場合 ア イ 輸送実施機関において、輸送不可能 の状態 と認 められ る場合 (2)緊 急輸送 の対象 対象 内容 優先段階 第 1段 階 1 救助 、救急 、医療活動 の従事者 、医療 品等人命 救助 に要す る人員 、物 資 2 3 消防、水 防活動等、災害 の拡大防止 のための人員 、物 資 政府 災害対策要員 、地方 公 共団体災害対策要員 、情報 通信 、電力 、ガ ス 、 水道施設保安要員等 、初動 の応急対策 に必要 な要員 、物資等 4 5 後方 医療機 関へ 搬送す る負傷者 等 緊急輸送 に必要 な輸送施設 ・ 拠 点 の応急復 旧、交通規制等 に隊要 な人員 及 び物資 第 2段 階 第 3段 階 1 第 1段 階 の継続 2 3 4 生命維持 に必要 な物資 (食 糧 ・ 水等 ) 傷病者 、被 災者 の被 災地外 へ の輸送 1 第 2段 階 の継続 2 3 災害復 旧に必要 な人員及び物資 輸送施設 の応急復 旧等 に必要 な人員 。物資 生 活必需 品 (4)輸 送 の方法 輸送 の方法 は、輸送物資等 の種類 、数 量 、緊急度 並び に現地 の 交通施設 等 の状況 を 勘案 し、適 当な方法 に よるもの とす る。 輸送実施機 関 は 、所属職員 の うち か ら輸送 責任者 を指名 し、 当該物 資等 を輸送す る 車両等 に同乗 させ る等 の措置 を構 ず るもの とす る。 ア 道路輸送 (ア )車 両等 の確認 輸送 の た めに必要 とす る 自動 車及 び運 転者確保 の順位 (イ a b 応急対策 を実施す る機 関 に属す る車両等 c 営業用 の車 両等 公 的団体 に属す る車 両 d 自家用 の車両 )緊 急通行車両 の事前届 出 a 緊急通行 車両 の事前届 出 緊 急通行車 両 の確認 を迅速 か つ 円滑 に行 うた め 、本村 にお い て 緊 急 通行 車 両 地震 ・ 津波編― 第 2章 ― 第 13節 -4 の事前 届 出 を県公安委 員会 へ 提 出 し、届 出済証 の 交付 を受 けるも の とす る。 県 公安委員会 は 、緊急 通行 車両 に係 わ る業務 実施 の 責任 を有 し、緊急通行 車両 の 事前届 出整 理 簿 の登載 を行 う。 b 緊急 通行 車 両 の標 章及び証 明証 緊急通行 車両 の使 用者 は、知 事又 は県公 安委員会 よ り標 章及 び証 明証 の公 布 を受 け、被 災地 にお ける交通 の 混乱 の 防 止 を図 る もの とす る。 c 標 章 の掲示 緊急 通行 車 両 の交付 を受 けた車 両 は、 当該 車両 の 前面 の 見や す い箇所 に標 章 を掲示す る もの とす る。 1 ロ 車両通行 止 災客対策基本法 に基 づ く 車両通行上 色 彩 は、文字 、縁線 及 び 区分線 を青色 、 1 斜 めの 帯お よび 枠 を赤色 、 地 を 自色 とす る。 2 縁線 お よび 区分線 の太 さは、 lcmと す る。 3 図示 の長 さの 単位 は 、 cmと す る。 4 道路 の形状 又 は交通 の状況 に よ り特別 の 必要 が あ る場合 に あ つて は 、図示 の寸法 を 鱒同 (車 両通行 止・ 緊急 通行車 両標 章及 び証 明書 ) 様式 “ 15 6= 60 2倍 まで拡大 し、 また は、図示 の寸法 の 2 分 の 1ま で縮小す る こ とがで きる。 様式 2 1 緊急通行 車両標 章 B ε 色 彩 は 、記 号 を 黄 色 、緑 及 び B 両)番 号」、 「有効 期 限」、 「年 」、 日 鰤 「緊急 」 の 文字 を赤 色 、 「登録 (車 日 常 i3 「月 」及 び 「日」 の 文 字 を黒 字 、 登録 (車 両)番 号 並 び に年 、月及 び 日 登録 (車 両 )番 号 を表 示 す る部 分 を 白色 、 地 を銀 色 とす る。 記 号 の 部 分 に 、表 面 の 画 像 が い日 2 光 の 反 射 角 度 に応 じて 変 化 す る措 置 を施 す も の とす る。 3 る。 図示 の長 さの 単位 は 、cmと す 有効期限 □ 年 21 地震・津波編―第 2章一第 18節 -5 □ 月 □ 日 と二〇 様式 3 証 明書 号 第 月 年 日 緊 急 通 行 車 両確 認 証 明書 知 事 Fロ 公安委員会 Fロ 番 号標 に表 示 さ れて い る番 号 車 両 の 用 途 (緊 急 輸 送 を 行 う車 両 にあ つて は、輸送 人員 又 は品名 ) 使用者 住所 局 ) ( 氏名 通 行 日 時 通 行 経 路 備 備考 出 発 地 考 用紙 は、 日本 工業規格 A5と す る。 地震・津波編―第 2章 一第 13節 -6 目 的 地 番 (ウ )村 有車両 の確保 災害輸送 のための村有車両の確保は、総務対策班にお いて行 い、各 力 )王 長は、車 両を必要 とす るときは、総務対策班長 に次の事項 を明示 して配車 を要請す るもの とす る。 ① 輸送 日及び輸送区間 ② 輸送対象 の人数、品 目及び数量 ③ その他必要な事項 )村 有 車両以外 の車 両 の確保 (工 村 有車両 の み に よ つ て は、災害輸送 を確 実 に遂行 で きな い と認 め られ る場合 は、 村長 は県及 び 関係機 関に対 し、車両 の調 達 を要請 す る。 (オ l a b 費用 の基 準 輸送業者 に よる輸送 又 は車 両 の借 上 げは、通 常 の実費 とす る。 官公署 そ の他公 共機 関等所有 の 車両使用 につ いて は、燃料 費程度 の負 担 とす る。 海 上 輸送 イ 災害 のため 陸 上 輸送 が 困難 、又 は海 上 輸送 が よ り効果 的 な場合 、輸送 実施機 関 が 船舶 を借 り上 げ、輸送 を実施 す る もの とす る。 ただ し、緊急 を要す る場合 は 、 日頭又 は電話等 を もつ て要 請 し、そ の後速や か に 文書 を提 出す る もの とす る。 (ア )県 有船舶 に よる輸 送 を必要 とす る ときは 、県 (総 括情報班)に 対 し、次 の事項 を 明 らかか に した文 書 を も つて 要請 す るもの とす る。 ① 災害の状況及び応援を必要 とする理由 ② 応援を必要 とする期間 ③ 応援を必要 とする船舶数 ④ 応急措置事項 ⑤ (イ その他参考 となるべ き事項 )第 十一 管 区海上保安本部船艇による輸送 を必要 とす るときは、知事(総 括情報 班)に 対 し要請及び要請後 の措置を行 う。 (本 章第 6節 自衛 隊災害派遣要請計画に よる要領 に準 じる。) (ウ )民 間船舶 による輸送 村長 は、民間船舶 によ り輸送 を行 う場合は、沖縄総合事務局運輸部 に斡旋 を依 地震・ 津波編一第 2章―第 13節 -7 頼 し、迅速な輸送 の実施 に努 めるもの とする。 (工 )空 中輸送 a 空中輸送 の実施及び要請等 災害に よる交通途絶そ の他 の理 由により、空中輸送 の必要が生 じた場合は、 空中輸送 の実施 を行 うもの とす る。 また、空中輸送要請及び要請後 の措置並び に撤収要請については、本章第 6節 自衛隊災害派遣要請計画 による要領 に準 じ るもの とす る。 b ヘ リポー トの整備 空 中輸送(緊 急忠者空輸、物資 の空輸等)を 受 ける場合 に備 え、ヘ リコプター の発着又は飛行機 か らの物資投下が可能な場所 の選定、整備 に努 め、災害時 に おける空中輸送 の 円滑化 を図るもの とす る。 (オ l 人力等による輸送 災害時 の人力等に よる輸送を行 う場合に備 え、安全 かつ効率的 な輸送通路につ いて検討 し、地域住民 の強力 の もと迅速適切な措置 が とれ るよ う努 めるもの とす る。 地震 。津波編― 第 2章 ― 第 13節 -8 第 14節 公安・ 治安警備計画 災害時 にお ける村 民 の 生命 、身体及 び財 産 を保 護 し、社 会秩序 の維 持 を 目的 に対策 を図 るた めの治安警備 計画 は次 に よるもの とす る。 1 災害 時 にお ける警察 の任 務 警察 は災害 が発 生 し、又 は発 生す るおそれ が あ る場合 にお いて 、災害 の発 生 を防御 し、 又 は災害 の拡 大 を防止 す るた めに村 民 の避難誘 導及 び 救助 、犯罪 の予 防、交通 の規制等 の応 急的対策 を実施 して 、村 民 の生命 、身体及 び財 産 を災害か ら保護 し、災害地 にお け る社 会秩序 の維持 にあた るもの とす る。 2 災害 時 にお ける警備体制 (1)警 察 警察 が行 う災害時 にお け る警備 活動 の うち、本村 の 関係 の あ る事項 は、県防災計画 及 び 沖縄 県警察災害警備 実施要綱 に よる もの とす る。 (2)村 長 村長 の措 置 災害応急措置 協 力 要 請 出 動 要 請 措置 内容 村 長 は、災害応 急対策 に 関す る措置 を とる ときは 、警 察署長 に 連絡 を し、両者 が 緊密 に協力 す る もの とす る。 村 長 が警 察官 の 協力 を求 め る場合 は、原則 と して警 察 署長 に対 して行 うもの とす る。 村 長 が警 察官 の 出動 を求 め る場 合 は 、警 察署長 を経 て 災害応急 対策 責任者 であ る警 察本部長 に要請す る もの とす る。 地震 ・津波編―第 2章 ―第 14節 -1 第 15節 災害救助法適用計画 この計画 は 、災害 に際 して災害救助 法 を適用 し、 応 急的及 び 一 般的 に必要 な救助 を行 い 、 被 災者 の保 護 と社 会 的秩序 の保全 を図 るた めの もので あ る。 実施責任者 災害救助法 に基 づ く救助 は 、 知事 が 実施す る。 この場合 、村長 は知事 が行 う救助 を補 助 す る も の とす る。 ただ し知 事 は 、救助 を迅 速 に行 うた め必要 が あ る と認 め る ときは 、 災害救助 法施行令 (昭 和 25年 政令 第 225号 )で 定 め る ところに よ り、そ の権 限 に属す る救 助 の 実施 に 関す る事務 の一 部 を村長 が行 うこ ととす る こ とができ る。 (救 助 の種類 ) ア 収容施設 の供与 イ 炊 出 しそ の他 に よる食 品 の給 与及 び 飲料水 の供 給 ウ 被服 、寝 具 そ の他 生 活必需 品 の給 与 工 医療及 び 助産 オ 災害 にかか っ た者 の救 出 力 災害 にかか っ た住 宅 の応急修理 キ 生 業 に必要 な資金 、器 具又 は資 料 の 給与又 は貸 与 ク 学用 品 の供 与 ケ 埋葬 コ 遺体 の捜 索及 び処理 サ 災害 に よつて住 居又 はそ の周 辺 に運 ばれ た土石 、竹 木等 で 日常生活 に著 しい支 障 を 及 ば してい るもの を除去 。 なお 、災害救助 法 の適用 に い た らな い災害 につ いての被 害者 の救助 は 、村 地 域 防災 計画 に定 め る ところに よ り村長 が 実施 す る。 2 災害救 助法 の適用基 準 本村 におい て 、災害救助 法が適用 され る災害程度 は 、次 のいずれ か に該 当す る場合 で あ る。 ア 本村 の住家被 害世帯数 が 50世 帯 に達 した とき。 イ 県 全 域 の住家被 害世帯数 が 1,500世 帯以 上 でそ の うち本村 の住 家被 害世 帯数 が 25 世帯 に達 した とき。 ウ 被 害 が広 域 な地 域 にわた り、県 内 の被 害世 帯数 が 7,000世 帯以 上 で あ っ て 、村 の被 害状況 が 特 に救 助 を要す る状 態 にあ る とき。 工 以下 の事項 に よ り、知事 が 特 に救 助 の必要 を認 めた とき。 地震・ 津波編一第 2章―第 15節 -1 (ア )被 害 が隔絶 した地域 に発生 した もので あ る等 、災害 にかか つた者 の救護 を著 し く困難 とす る特別 の事情 が あ る場合 で あ つて 、多数 の世帯 の住 家 が焼失 した とき。 (イ )多 数 の者 が生命 又 は身体 に危 害 を受 け、若 しくは受 け るおそれ が生 じた とき。 被 害世帯 の算 定 にあた つて は 、住家 が 半壊 又 は半焼 した 世帯 は 、 2世 帯 を もつ て滅 ※ 失 した一 つ の世帯 とす る。 また 、床 上 浸水 、 土砂 の堆積 に よ リー 時的 に居 住す る こ と がで きな い 状態 とな つ た世帯 は 、3世 帯 をもつて滅 失 した一 つ の世帯 とみなす 。なお、 人 口は直前 の 国勢調 査 の 人 口とす る。 3 救助法 の適用 手続 き ア 村長 は、村 内 にお いて 災害救助法 の適 用基 準 の何れ か に該 当 し、又 は該 当す る見込 みが あ る場合 は直 ちにそ の 旨 を知事 に報告す る。 イ 災害 の事態 が急 迫 し、 知事 に よる救 助法 の実施 を持 つい とまがな い 場合 、村長 は救 助法 の規定 に よる救 助 を行 い 、そ の状況 を直 ちに知事 に報告 し、そ の後 の処理 につ い て知事 の指揮 を受 けるもの とす る。 地震・津波編―第 2章 ―第 15節 -2 4 災害救助法による災害救助の程度、方法、期間および実費弁償の基準 ア 救助 の程度、方法及 び期間 イ 実費弁償 の方法及び程度 応急仮 設住 宅 の供 与 姑象 費用 の 限度額 期間 備考 住 家 が全 壊 、全焼 又 は流失 し、居住 す る 住 家 が な い者 で あ つて 自らの 資力 で は住 宅 を得 る こ と がで きな い者 1規 格 1戸 当 り平 均 29,7∬ (9坪 ) を基 準 とす る。 2限 度 額 1戸 当 り 災害発 生 の ときか ら 20日 以 内着 工 ただ し、厚 生 労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延長 あ り 1基 準 面積 は平均 1,447,000円 以 内 特別 基 準 単 身 者 19.8∬ 982,000円 以 内 2人 世 帯 23.lN l,117,000円 以 内 3人 世 帯 26。 叩だ 1戸 当た り29.7だ で あれ ば よい。 また、実 情 に応 じ市 町村相互 間 に よつ て設 置戸数 の融通 がで き る。 2供 与期 間 最 高 2年 以 内 3県 外 か らの運送 費 は別 枠 とす る。 1,250,000円 以 内 4人 世 帯 29,7だ 1,385,000円 以 内 5人 世 帯 33.0ピ 1,516,000円 以 内 避難 所 の設 置 現 に被 害 を受 け、又 は被 害 を受 け る恐 れ の あ る者 を収容 す る。 (基 本 額 ) 避難 所設置 費 100人 1日 当 り 30,000円 以 内 (力 日 算額 ) 冬季 月町に定 め る額 を加 算 災害発 生 の 日か ら 7日 以 内 た だ し、厚 生 労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延長 あ り 炊 き出 しそ の他 に よる食 品 の 給与 1避 難 所 に収容 さ れ た者 2全 半壊 (焼 )、 流 失 、床 上 浸水 で 炊 事 がで きな い者 3床 下浸 水 で 自宅 にお いて 自炊 不 可 能 な者 現 に飲 料水 を得 る こ とが で きな い者 (飲 料 水及 び炊 事 の た めの水 で あ る こ と。 ) 1-人 1日 当 り 1,010円 以 内 2被 災地 か ら縁故 先 (遠 隔地 )等 に一 時 避難 す る場合 3日 分 支給 可 (大 人 、小 人 の 区別 な し) 当該 地域 にお け る 通 常 の 実費 災害発 生 の 日か ら 7日 以 内 た だ し、厚 生 労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延長 あ り 飲料 水 の 供給 災害発 生 の 日か ら 7日 以 内 た だ し、厚 生 労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延長 あ り 地震 。津波編―第 2章 ―第 15節 -3 1費 用 は、避難 所 の設 置 、維 持及 び 管 理 の た めの人 夫賃 、 消耗器 材 費 、建 物等 の使 用謝金 、燃 料 費 及 び 仮設 便所等 の 設置 費 を含 む。 2輸 送費 は別 途計 上 食 品給 与 の た めの 総経 費 を延 べ 給食 人員 で 除 した金額 が限度額 以 内で あ れ ば よい 輸送 費 、人件 費 は別 途計 上 姑象 被 服寝 具 そ の他 生 活必需 品 の給与又 は貸 与 医療 全 半壊 (焼 )、 流失 、 床 上浸水等 に よ り、 生汚 上必要 な被 服 、 寝具 そ の他 生活必 需 品 をそ う失 、又 は き損 し、直 ちに 日常 生活 を営 む こ とが 困難 な者 医療 の途 を失 つた 者 (応 急 的処置 ) 費用 の 限度額 期間 備考 1夏 季 (4月 ∼ 9 月) 冬季 (10月 ∼ 3月 ) の季別 は災害発 生 の 日を もつて決 定 す る。 2下 記金額 の範 囲 内 1救 護 T)工 ・・ 使 用 した薬剤 、治療材 皮損 の 料 、医薬器 具石 災害発 生 の 日か ら 10日 以 内 た だ し、厚 生 労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延長 あ り 1備 蓄物資 の価 格 は年 度 当初 の評価 額 2現 物給付 に限 る こと 災 害発 生 の 日か ら 10日 以 内 ただ し、厚 生 労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延長 あ り 患者等 の移 送費 は、 別 途計 上 分 べ ん した 日か ら 7日 以 内 た だ し、厚 生 大 臣 の 承 認 に よ り期 間延 妊 産婦 等 の移 送費 は、別 途 計 上 実費 助産 災害 にかか つた者 の救 出 災害 にかか つた住 宅 の応急修理 災害発 生 の 日以前 又 は以後 7日 以 内 に分 べ ん した者 で あ つて 災害 のた め 助産 の途 を失 つた 者 (出 産 の み な らず 死産及 び流産 を含 み現 に助 産 を要す る状態 にあ る者 ) 1現 に生命 、身体 が危 険 な状態 にあ る者 2生 死不 明 な状態 にあ る者 当該 地域 にお け る 通常 の 実費 住家 が 半壊 (焼 )し 、 居 室 、炊事場及 び便 自らの資力 に よ り 所 等 日常生活 に必 応急修 理 をす る こ 要最小 限度 の部分 い 1世 帯 当た り とがで きな 者 525,000円 以 内 被 服寝具 そ の他 生活 必需 品 の 給与 または貸 与 単位 :円 区分 2病 院又 は診 療所 社 会保 険診 療報酬 の額 以 内 3施 術者協 定料金 の額 以 内 1救 護 班等 に よる 場合 は、使 用 した衛 生材料等 の実費 2助 産 師 に よる場 合 は、慣行料金 の 2 割 引以 内 の額 1人 世 帯 2人 世 帯 長あり 災 害発 生 の 日か ら 3日 以 内 た だ し、厚 生 労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延長 あ り 災害発 生 の 日か ら 1か 月以 内 1期 間 内に生死 が 明 らか に な らな い 場合 は以後 「死体 の 捜 索」 と して取 り扱 う。 2輸 送 費 、人件 費 は、別 途 計上 実情 に応 じ、市 町村 相 互 間 にお いて 姑 象数 の 融 通 がで き る。 費 用 の 限度額 3人 世帯 4人 世 帯 5人 世 帯 6人 以 上 1人 を増 す ご とに加 算 全壊・全焼 夏 17,300 22,200 32,800 39,200 39,800 7,200 流失 久 28,600 36,900 51,600 60,500 75,800 10,400 半壊・ 半焼 夏 5,600 7,500 11,300 13,700 17,500 2,400 床 上 浸水 烈 9,000 11,900 17,000 20,100 25,300 3,300 地震・ 津波編―第 2章 ―第 15節 -4 学用 品 の 給 与 埋葬 姑象 費 用 の 限度額 期間 住家 の全壊 (焼 )、 流失 、 半壊 (焼 )又 は床 上 浸水 に よ り学用 品 をそ う失 又 は き 損 し、就 学上 支 障 の あ る小 学校 児童及 び 中学校 生 徒 (も う学校 、 ろ う学校 及 び 養護 学校 の小 学部児童 及 び 中学部 生徒 も含 む。 ) 1教 科 書及 び教科 書 以外 の 教材 で教 育委員 会 に届 出又 はそ の承認 を受 け て使 用 して い る教 材実費 2文 房 具及 び通 学 用 品 は次 の金額 以 内 小 学校 児童 1人 当 り 4,100円 中学校 生 徒 1人 当 り 4,400円 災害発 生 の 日か ら (教 科書 ) 1カ 月 以 内 (文 房 具及 び通 学用 品) 15日 以 内 1災 害 の 際死 亡 した者 2実 際 に埋 葬 を実施 す る 1体 当た り 大 人 (12歳 以上 ) 176,000円 以 内 小人 (12歳 未満 ) 140,800円 以 内 当該 地域 にお け る 通 常 の 実費 災害発 生 の 日か ら 10日 以 内 災害発 生 の 日以前 に死 亡 した者 で あ つて も対象 とな る。 災害発 生 の 日か ら 10日 以 内 た だ し、厚 生労働 大 臣 の承認 に よ り期 間延 長 あ り (洗 浄 、消毒等 ) 災 害発 生 の 日か ら 10日 以 内 1輸 送費 、人件 費 は別 途 計上 2災 害発 生後 3日 を経過 した もの は、 一 応 死 亡 した者 と 推定 1検 索 は原則 と し て救護 予 )エ 者 に支 給 死 体 の捜 索 行 方不 明 の状 態 にあ り、 か つ 、 四囲 の事 情 に よ りす で に死 亡 してい る と推 定 され る者 死 体 の 処理 災害 の 際死 亡 した者 につ い て 、 死体 に関す る処 理 (埋 葬 を除 く)す る。 障害物 の 除 去 輸送費及 び 人夫費 1 自力 で は除去す る こ と ので きな い者 2居 室 、炊 事場 、玄 関等 に 障害物 が運 び こまれ て い る た め生活 支 障 を きた して い る場 合 1被 災者 の避 難 2医 療 及 び 助 産 3被 災者 の救 出 4飲 料水 の供 給 5死 体 の捜 索 6死 体 の 処理 7救 済用 物 資 の整理 配 分 1体 当た り 3,200円 以 内 一 時保 存 既 存 建物借 上 費 通 常 の 実費 既 存建 物 以外 1体 当 り 5,000円 以 内 検索 救護 班 以外 は 慣 行 料金 1世 帯 当た り 138,500円 以 内 当該地域 における 通常 の実費 災害発 生 の 日か ら 10日 以 内 ただ し、厚 生労働 大 臣 の 承認 に よ り期 間延長 あ り 救助 の 実施 が認 め られ る期 間以 内 地震・ 津波編―第 2章 ―第 15節 -5 備考 1 備蓄物資は評価 額 2 入 進 学 時 の場合 個 々の 実情 に応 じて支 給す る。 │ま 2輸 送 費 、人件 費 は別 途 計上 実情 に応 じ市 町村 相 互 間 において 、姑 象数 の融通 がで き る。 姑象 実費弁償 災害救助法施行 令 第 10条 第 1号 か ら 第 4号 まで に規 定 す る者 費用 の限度額 1人 1日 当 り 医師、歯科 医師 17,600円 以 内 薬剤 師 12,100円 以 内 保健 師、助産 師 、 看護 師 11,600円 以 内 土木 技術 、 建 築技術者 17,叩 00円 以 内 大工、左 官 、 とび職 20,900円 以 内 期間 救助 の 実施 が認 め られ る期 間以 内 地震 。津波編―第 2章 ―第 15節 -6 備考 時 間外 勤務 手 当及 び旅 費 は別 途 に定 め る額 第 16節 給水計画 この計 画 は 、災害 に よ り飲料 に適 す る水 を得 る こ とがで きな い者 に対 し、最小 限必要 な 量 の飲 料水 を供給す るた めの もので あ る。 1 実施 責任者 被 災者 に対す る飲 料水 の供給 は村長 が行 う。 担 当は、 上 下水道対策 が 消防対策班及 ')王 び協力予 )工 の 協力 を得 て行 うもの とす る。 災害救助 法 が適用 され た ときは 、 知事 が実施 す る。 ただ し、救助 を迅速 に行 うた め必 要 が あ る と認 め る ときは村長 が 実施 す る。 2 給水 方法 (1)給 水 は必要最小 限 の生括 が維 持 で き る用水 の供給 に限 る (2)飲 料水 の供 給 に関す る器 具 は 、す べ て衛 生 的処理 を した後 に使用 す るもの とし、飲 料水 は末端給水 まで の適 当な箇所 にお い て塩 素 の残留効果 を適 時測定す る もの とす る。 (3)給 水 の方法 ア 村 の配水池 を補給基地 とし、そ の他応急 用水 として消火栓等 よ り取水 す る。 イ 貯水 量 、位 置等 を考慮 の上 、配水池等 か ら給水 タンク車 等 に給水 し、公 園等 に設 置す る緊急 給水基地等 に搬 送す るもの とす る。 ウ 緊急 給水 基 地で は、緊急 給水用 の蛇 日設備 等 を設 置 して 給水 す る もの とす る。 工 被 災地 へ の供給 は 、消 防本 部 の消 防車及 び村 内業者 か らの借 上 げ給水 タ ンク車等 に よ り搬送 して行 うもの とす る。 オ 取水 が汚染 してい る とき 、又 は汚染 の おそれ が あ る ときは水 質検査 を行 い 、 ろ水 器 に よるろ過及 び浄 水剤 の投入 等 に よ り、消毒等 を行 うもの とす る。 (4)給 水 量 被 災者 に対す る所 要給水 量 は 1人 1日 3毛 程度 とす るが 、補 給水源 の水 量、給水能 力及 び施 設復 旧状況等 に応 じ給水 量 を増加 す る。 (5)広 報 給水 に際 して は、広報 車及 び 報道機 関 の協力 を得 て 、給水 日時 、場所、そ の他 必要 な事 項 を村 民に広報す る もの とす る。 3 医療 施設等 へ の 優 先 的給水 医療施設 、社会福祉施設 、避難 所 等 に姑 して は 、優先 的 に給水 を行 うもの とす る。 4 水道 施設 の応急 復 旧 地震・ 津波編―第 2章―第 16節 -1 水道施設 が破壊 された場合 には、給水 のための重要度及び修理可能性等 を配慮 して応 急復 旧を行 い、必要に応 じて水道 工事指定店 の応援 を求めるもの とす る。 5 雑用水 の確 保 飲 み水以外 の雑用水 の確保 につい て 、県 と連 携 し取組 み につい て推進 を行 つてい くも の とす る。 地震・ 津波編一第 2章―第 16節 -2 第 17節 食糧供給計画 この 計画 は 、被 災者 及 び災 害応 急 対策員 に対す る食糧 の供 与 の た めの調 達、炊 出 し及 び 配給等 の迅速確 実 を期 す るもので あ る。 実施 責任者 災害時 にお ける被 災者及 び災 害対策員等 に対 す る食糧 の調達及 び配 給 は村長 が行 う。 エ(学 校給食 共 同調 理 場職 員含 む)が 行 い 、配 給 なお 、食 糧 の調 達及 び 炊 出 しは教 育対策 ン リ は福祉 対策 班及 び 総務 対策班 が行 う。 災害救助 法 が適 用 され た ときは 、知事 が 実施 す る。 ただ し、救助 を迅速 に行 うた め必 要 が あ る と認 め る ときは村長 が 実施 す る。 2 村 の食糧確 保 (1)主 食 (米 穀 又 は 乾パ ン) 主 食 の うち米穀 に つ い て は、村長 は知事 (流 通政策班 )の 発 行す る応急 買受許 可書 に よ り、指 定業者 手持 ち の米穀 を調 達す る。 災害用 乾 パ ン につ い ては 、知事 に対 し災 害 用 乾 パ ンの 買受要請 を行 い 、 これ に基 づ き知事 が 沖縄 総合 事務局長 に売却 申請書 を提 出 し調 達す る もの とす る。 (2)副 食 の調 達 副食 の調 達 は 、原則 と して村 において行 うもの とす る。 ただ し、緊急調達 の必要 が ある場合 は 、県 (園 芸振 興 力 )工 )及 び他 の 市町村 の応援 を要請 し調達す るもの とす る。 3 炊 出 し等食 品の給 与 (1)支 給対象者 炊 出 し、そ の他 に よる食 品 の 給与 は避難 所 に収容 され た者 、住 家 が全 壊 (焼 )、 流 出、 半壊 (焼 )又 は床 上 浸水等 の た め炊 事 ので きな い者 、被 害 を受 け一 時縁 故先等 へ 避難 す る必要 の あ る者 、旅 行者 、村 内通過者 等 で特 に食 糧 を得 る手段 の な い者及 び災 害応急 対策活動 従事者 に対 して行 う。 (2)給 与 の方法 ア 炊 出 し及 び 食 品 の給 与 を実施す る場合 には責任者 を指定 し、各現場 にそれ ぞれ実 施 責任者 を定 め るもの とす る。 イ 救助用応急食 糧 は 、原則 と して米 穀 とす るが、消費 の事情等 に よつて 乾 パ ン及 び 麦製 品 (乾 うどん等 )と す る。 ウ 炊 出 しは村長 が行 うもの とす る 工 炊 出 し及 び食 料 品給与 のた めに必 要 な原材料 、燃料 等 の確保 は村長 が行 う。 地震・ 津波編一第 2章 ―第 17節 -1 炊 出 し施 設 は可能 な限 り、学校等 の給食施設 又 は公 民館 等 の既存施設 を利用す る オ もの とし、 でき るだ け避難所 と同一 施設 又 は避難所 に近 い施設 を選 定 して設 け る も の とす る。 炊 出 し施 設 の選 定 にあたっては 、 あ らか じめ所有者 又 は管 理者 か ら了解 を得 てお カ くもの とす る。 キ 炊 出 しにあた つて は、常 に食糧 品 の衛 生 に留意す る もの とす る。 給与 の種別 、品 目及び数量 (3) 種別 ア ① 炊 出 し停し 児用 の ミル クを含 む) ② 食 品給与 (住 家 の 被害 に よ リー 時縁故先 等 に避難 す る者 に対 して現 物 を も つて 3日 以 内 の食糧 品 を支給す る) 給与 品 目及 び数 量 イ ① 給 与 品 目は米穀又 はそ の加 工 品及 び 副食 品 とす る。 ② 給与数 量 は 1人 1日 精米換算 300g以 内 とす る。 乾パ ン、麦製 品(乾 うどん等) は社会通念上 の数 量 とし、副食 品 の数 量 につい ては制 限 しない。 ウ 費用 炊 出 し、そ の他 に よる食 品 の た め支 出 で きる費用 は、主食 、副食及 び燃 料 費 と し、 1人 1日 あた り 1,010円 以内(災 害救助法適 用)と す る。 エ 期間 炊 出 し、そ の他 に よる食糧 品 の給与 を実施 で きる期 間は、災害発 生 の 日か ら 7日 以内 (災 害救助法適用)と す る。 4 災害時要援護者 に配 慮 した食糧 の 備蓄 村 は 、災害時要援護者 に配慮 した食糧 の備 蓄 に努 める もの とす る。 5 個人備蓄の推進 村 は、イ ンス タ ン トや レ トル ト等 の応急食 品及び飲料水 を 3日 分程度 、個 人 にお い て 準備 してお くよ う、村 民 に対 して広 報 してい くもの とす る。 地震 。津波編―第 2章 ―第 17節 -2 第 18節 生活必需品物資の供給計画 この計画 は、被 災者 に対す る被 服 、寝具 そ の他 生 活必需 品等 、物資 の調 達並 び に配 給 に 関す るもので ある。 実施 責任者 被 災者 に対す る被服 、寝 具 そ の他 生 活必需 品 の調 達及 び貸 与 は村長 が行 う。 なお、物 資 の調達及 び貸 与 は総務 対策 力 )工 、配 給 は福祉 対策班 が 担 当す る。 災害救助法 が適用 され た ときは 、知事 が実施 す る。 ただ し、救助 を迅 速 に行 うため必 要 が ある と認 め る ときは村長 が 実施 す る。 2 物資の調達 物資 の調 達 につ い て は 、 あ らか じめ生 活 必 需 品等供 給計画 を定 めてお き、被災者 の た めの生活 必需 品等 の確保 に努 め るほか 、関係 業者 との密 接 な連 絡 に よ り物資 を調達す る もの とす る。 必要 量 が確保 で きな い ときは 、県及 び 他 の 市 町村 に対 し応 援 を要請す る。 3 物資 の 給 与又は賞与 (1)対 象者 (災 害救助 法 を基本 とす る) ア 災害 に よ り住家 に被 害 を受 けた者 (住 家 の被 害程 度 は全 壊 (焼 )、 流失 、半壊 (焼 )、 床 上 浸水 で あ っ て 、 ただ ちに 日常生活 を営 む こ とが困難 な者 ) 船舶 の遭難 等 に よ り被 害 を受 けた者 イ ウ 被服 、寝具 そ の他 生 活 上必 要 な最小 限度 の家財道 具 を喪失 した者 工 被服 、寝具 そ の他 生 活 必需 品が ない た め 、 日常生活 を営 む こ とが 困難 な者 (2)品 目 給 与又 は貸 与す る被 服 、寝具 そ の他 生活必 需 品 は 、次 に掲 げ る品 目の範 囲内(災 害救 助法適用 )と す る。 ア 被服 、寝具及 び身 の まわ り品 イ 炊 事用具及 び食器 ウ 日用 品及 び 光熱材 料 (3)費 用 衣服 、寝具そ の他 生 活 必需 品 の給与又 は貸 与 のた め支 出 で き る費用 は、季節別及 び 世帯別 区分 に よ り 1世 帯 あた り次 の範 囲内 (災 害救助法適用 )と す る。 地震 ・津波編―第 2章―第 18節 -1 1 帯 分 世 区 世 人 帯 全壊 (焼 ) 夏 17,300円 流 久 28,600円 出 2 世 人 帯 3 世 人 帯 4 世 人 帯 5 世 人 帯 6人 以上 1人 増す ごとに力口 算 丼る 22,300 32,800円 39,300円 49,800円 7,300円 37,000円 51,600円 60,400円 75,900円 10,400円 半壊 (焼 ) 夏 5,600円 7,600円 11,400円 13,800円 17,500円 2,400円 床 上 浸水 久 9,100円 12,000円 16,900円 20,000円 25,400円 3,300円 (4)期 間 衣服 、寝具 、そ の他 生活必 需 品 の給与又 は貸与 は、災害 の 日か ら 10日 以 内に完 了 しな けれ ばな らな い。 (5)物 資 の配給方法 福祉 対策 予 )王 は、世帯構成員別 に被 害状況 を把 握 し、物資 の配分計画 をたて迅速確 実 に配 給す る もの とす る。 4 個人備蓄 の推進 村 は 、災害直後 に最低 限必要 とな る衣類等 の生 活 必 需 品 を、非 常持 出品 と して個 人 に お いて 準備 してお くよ う、村 民に対 して広 報 してい くもの とす る。 地震 。津波編―第 2章 ―第 18節 -2 第 19節 感染症対策計画 この計画は、感染症 の予防及び感染症 の忠者 に対す る医療 に関す る法律 (平 成 10年 法律 第 104号 。以下 この節 におい て 「法」 とい う。)に 基づ き感染症対策 に万全 を期す るもの である。 1 実施計画 災害 時 にお ける感 染 症対策 は、県知 事 (健 康増進 班 、 中部福祉 保健所 )の 指示 を うけ、 村長 が必 要 な措置 を行 う。担 当は、健康保 険対策 班及 び 住 民生活射策 班 とす る。 2 衛 生班 の 編 成 エと住 民生活対策 カ 健 康保 険対策 予 王とで調 査係 (人 員 2名 、車 両 1台 )と 防疫係 (人 員 3名 、 リ プ 車 両 1台 )か らな る衛 生干 )王 を編成 し、本村管 内 に配 置す る。な お 、災害地域 が広 範 囲 にま たが る ときは 、そ のつ ど即応 体 制 を とる もの とす る。 3 村 の 感 染対 策 (1)清 潔方 法 村 は、 感 染症 の 患者 が発 生 し、又 は感染 症 がまん延 す るおそれ が あ る場合 にお い て 、 感染症予 防 のた め必 要 が あ る と認 め る ときは 、当該 土地又 は建物 の 占有者 (占 有者 がな い 場合 は管 理者 )に 対 し、清潔 を保 つ よ う指導す る もの とす る。また 、村 は 自ら管理す る道 路、溝 渠 、道 路 、公 園等 の場所 の清潔 を保 つ もの とす る。 (2)消 毒方法 消毒 の方法 は同法施行 規則 第 14条 に よ り行 うもの とす る。 (3)ね ず み族及 び昆 虫等 の駆 除 ねず み族及 び昆 虫等 の駆 除 の 方法 は、 同法施行規則 第 15条 に よる もの とす る。 (4)生 活 の用 に供 され る水 の供 給 法第 31条 第 2項 の規 定 に よる知 事 の指示 に基 づ き、村長 は速や か に生 活 の用 に供 され る水 の供給措置 をす る もの とす る。 (5)臨 時予 防接種 予 防接種 法 (昭 和 23年 法律 第 68号 )第 6条 第 1項 の規定 に よる知事 の指示 に基 づ く 臨時予 防接種 は 、 対象者 の範 囲及 びそ の 時期 又 は期 間 を指定 して 実施 す るもの とす る。 実施 にあた つて は 、特別 の 事情 の な い 限 り通 常災害 の お ちつい た時期 を見計 らって定 期 予 防接 種 の繰 上 げ実施等 を考慮 す る。 ただ し、集 団避難所 で患 者若 し くは保 菌者 が 発 見 され 、 まん延 の おそれ が あ る場合 には緊急 に実施 す るもの とす る。 (6)避 難 所 の感染症対策 地震 。津波編―第 2章―第 19節 -1 避難所 は 、応急仮設 的で、か つ 、多数 の避難者 を収容 す るた め不 衛 生 にな りが ちな ので 中部福祉保健所 の指導 の も と感染症 対策 を実施す る。 この場合 、施設 の管 理者 を 通 じてで きるだ け衛 生 に関す る 自治組織 を編成 し、そ の協力 を得 て感染症 対策 の完壁 を期す るもの とす る。 なお、感染症対策 指導 の重点事項 は概 ね 次 の とお りとす る。 ア 疫 学調査 イ 清潔 の保持及び消毒 の実施 ウ 集 団給食 4 工 飲料水 の管 理 オ 健康診 断 被 災者の健 康管理 村及 び 県 は、以下 に よ り被 災者 の健康管理 を行 う。 (1)良 好 な衛 生 状態 の保持 被 災地、特 に避難所 にお いて は、生活環境 の激変 に伴 い被 災者 が ,い 身双方 の健康 に 不調 を来す 可能性 が 高 い ため 、常 に良好 な衛 生 状態 を保 つ よ うに努 め る とともに、健 康状態 を十分把握 し、必要 に応 じ救護所等 を設 ける もの とす る。 (2)災 害時要援護者 へ の配慮 高齢者 、障 がい者 等災害時要援護者 の心 身双方 の健康状態 には特段 の配 慮 を行 い 、 必要 に応 じ福祉施設 へ の入所 、 ホ ー ムヘ ル パ ー の派遣 、車椅子等 の 手配等 を福祉 事業 者 、 ボ ラ ンテ ィア 団体等 の協力 を得 つつ 、計画的 に実施す るもの とす る。 (3)保 健師等 に よる健 康管 理 保健 師等 に よる巡 回健康相 談等 を実施 し、被災者 の ニ ー ズ 等 に的確 に対応 した健 康 管 理 (保 健指導及び栄養 指導)を 行 う。 地震 。津波編一第 2章 ―第 19節 -2 第 20節 清掃計画 この計画 は 、被 災地 にお けるごみ の収集及 び し尿 の収集 処理等 の 清掃業務 を適切 に実施 し、環境衛 生対 策 に万全 を期す る もの とす る。 実施 責任者 災害時 にお ける ごみ の収集及 び し尿 の収集 処理 は村長 が 行 う。担 当は、住 民生活対策 予 エとす る。ただ し、被 害 が甚大 の た め村 にお いて 実施 で きな い 時 は、他 市 町村 又 は県 (薬 ジ エ、環境保 全 力 務衛 生干 リ )工 、保健 所)の 応援 を求 めて実施す る。 2 ごみ の収 集 処理 の方法 (1)収 集 方法 ア ごみ の収集 は、被 災地及 び避難 所 に村 の 車両 を配 置 して速や かに行 う。 イ ごみ の集積 地 は 、 地域代表 (自 治会長 )と 協議 して定 め る もの とす る。 (2)処 理 方法 ごみ の 処理 は、原則 として 中城 村 北 中城村 清掃 事務組合 の処理施設 にお いて 処理す るが 、 必 要 に応 じ環境保全 上支 障 の な い 方法 で行 うもの とす る。 (3)清 掃 用薬剤 の調 達 清掃用薬剤 の調 達 の必要 を生 じた時 は 、村 (住 民生活対策班)に お い て調 達す る。 3 し尿の収 集処理 の 方法 (1)収 集 方法 し尿 の 収集 は、災害 の規模 に応 じ委託 業者 に指示 して集 中汲み取 りを実施す る。 (2)処 理 方法 し尿 の処理 は 、 中城村 北 中城村清掃事務組合 の処理 施設 にお いて 処理す る。 (3)仮 設 便所等 の し尿 処理 村 は、避難者 の 生活 に支障 が生 じる こ とが な い よ う、避難所 へ の仮設便所 の設 置 を で きる限 り早期 に完 了す る。 また 、仮設便所 の管理 につ い て は、必要 な消毒剤 を確保 し、十分 な衛生 上 の配慮 を 行 うとともに、 し尿 の収集 ・ 処理 を適切 に行 う。 4 震災時、水害時 における廃棄物対策 震災時、水害時における被災地帯 の清掃等は、国 の 「震災廃棄物対策指針 (平 成 10年 10月 」及 び 「水害廃棄物対策指針 (平 成 17年 6月 )」 に基づ き、次 の とお りとす る。 (1)震 災時防災体制 の整備 地震・津波編―第 2章 ―第 20節 -1 村 は、震 災時 の廃棄物処理 に係 る防災体制 を整備 す るた め、次 の措置 を行 うよ う努 め る こ ととす る。 村 は、周 辺 の 市町村及 び廃 棄物 関係 団体等 と調整 し、震 災時 の相 互 協力体制 を整 ア 備す る。 村 は、仮設便 所や そ の 管 理 に必 要な消毒剤 、脱臭剤 等 の備 蓄 を行 うとともに、そ イ の調達 を迅速 かつ 円滑 に行 う体制 を整備 す る。 ウ 村 は、 一 般廃棄物処理施設 の補修等 に必要 な資機材 の備 蓄 を行 うとともに、収集 運搬 車両や機器等 を常時整備 し、緊急 出動 で きる体制 を整備 す る。 工 村 は 、 生 活 ごみや震 災 に よつて生 じた廃 棄物 (が れ き)の 一 時保 管場所 で あ る仮 置 場 の配置計画、 し尿 、 生 活 ごみ及 びがれ き の広域 的な処理 ・ 処分計画 を作成す る こ と等 に よ り、震 災時 にお ける応急体制 を確保 す る。 村 は、有害廃棄物対策 と してア スベ ス トにつ いて は、解 体 、保 管 、輸送 、処分 の オ 過程 にお いて 問題 が生 じる可 能性 が あるた め、解 体、処理行 為時 にお け る飛散 防止 対策 (散 水 の徹底等 )に つい て あ らか じめ定 めてお く。 (2)水 害時防災体制 の整備 村 は 、水害時 の廃棄物 処理 に係 る防災体制 を整備 す るた め 、次 の措置 を行 うよ う努 め る こ ととす る。 ア 村 は、洪水 ハ ザ ー ドマ ップ 等 を作成 し、被 災地域 の予測 を してお く。 イ 村 は、洪水 ハ ザ ー ドマ ップ 等 を参考 に し、被 災地域 にお け る水 害廃棄物発 生予 測 量 の把握 を してお く。 ウ 村 は、水害廃棄物 を適切 に処理す るため、仮 置場 を確保 す る とともに配 置計画 を 作成 してお く。 工 村 は、収 集運搬 、仮 置場 、 中間処理及 び 最終処分場等 の 処理 手順 につい て 作成 し てお く。 村 は、周辺 の 市町村及 び廃 棄物 関係 団体等 と調 整 し、水害時 の相 互 協力体制 を整 オ 備す る。 力 村 は、仮置場 での破 砕 。分別体制 につい て作成 してお く。 キ 村 は、収集 処理過程 にお ける粉 じん 。消臭等 の環境対策 を講 じる。 ク 村 は 、収集運搬 車輌 とル ー ト計画 につい て定 め る。 地震・津波編―第 2章 一第 20節 -2