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産業保健の立場から - 中央労働災害防止協会

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産業保健の立場から - 中央労働災害防止協会
平成20年度
心の健康づくりシンポジウム
∼働く人の能力を活かせ る 職 場 復 帰 支 援 活 動 を め ざ し て ∼
●開催日:平成21年1月21日
(水)
●会場:銀座ブロッサム
プログラム
概 要
時 間
12:00
開
13:00
開会挨拶
場
厚生労働省 安全衛生部長 尾澤 英夫
中央労働災害防止協会 理事長 澤田 陽太郎
13:15
シンポジウム
テ ー マ:職場復帰支援のあり方と今後の方向性について
∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
座 長:島 悟(精神科医・京都文教大学臨床心理学部 教授・神田東クリニック 院長)
導入発言:精神科医の立場から
島 悟
シンポジスト1
産業保健の立場から
岡田 邦夫(大阪ガス株式会社 人事部健康開発センター 統括産業医)
シンポジスト2
労働法学の立場から
三柴 丈典(近畿大学法学部 准教授・弁護士)
シンポジスト3
人事労務の立場から
橋 信雄(JFEスチール株式会社 安全衛生部 部長・労働衛生コンサルタント)
●参加者4名によるフリーディスカッション ●会場からの質疑応答
15:35
休 憩
15:50
特別講演
演 題:病気等のブランクを克服できる企業行動
演 者:今野 浩一郎(学習院大学経済学部 教授・中央最低賃金審議会 会長・
ジョブ・カード構想委員会委員長代理)
16:50
閉 会
平成20年度 心の健康づくりシンポジウム
1
目 次
シンポジウム
テーマ
職場復帰支援のあり方と今後の方向性について
∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
精神科医の立場から
..................................................................... 3
島 悟(精神科医・京都文教大学臨床心理学部 教授・神田東クリニック 院長)
産業保健の立場から
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 13
岡田 邦夫(大阪ガス株式会社 人事部健康開発センター 統括産業医)
労働法学の立場から
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 17
三柴 丈典(近畿大学法学部 准教授・弁護士)
人事労務の立場から
. . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 31
橋 信雄(JFEスチール株式会社 安全衛生部 部長・労働衛生コンサルタント)
特別講演
演 題
病気等のブランクを克服できる企業行動
今野 浩一郎 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 37
(学習院大学経済学部 教授・中央最低賃金審議会 会長・ジョブ・カード構想委員会委員長代理)
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働く人の能力を活かせる職場復帰支援活動をめざして
テーマ
シンポジウム
● 職場復帰支援のあり方と今後の方向性について
∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
精神科医の立場から
精神科医・京都文教大学臨床心理学部 教授・神田東クリニック 院長
島 悟
プロフィール
1951年生まれ
<学歴および職歴>
1969年 慶應義塾大学医学部入学
1975年 慶應義塾大学医学部卒業 北里大学医学部内科学教室研修医
1980年 慶応義塾大学医学部精神神経科学教室助手
1982年 川崎市立川崎病院神経科医員
1987年 日本鋼管病院神経科医長・精神衛生室室長
1991年 東京経済大学経営学部助教授
1992年 国立精神・神経センター 精神保健研究所客員研究員
1994年 杏林大学医学部衛生学教室非常勤講師
(現在に至る
)
1996年 慶応義塾大学医学部精神神経科学教室非常勤講師
(現在に至る
)
1997年 東京経済大学経営学部教授
1999年 医療法人社団弘冨会 理事長、産業精神保健研究所所長・神田東クリニック院長・
EAPセンター長
(現在に至る )
2000年 労働省産業医学総合研究所流動研究員
2001年 御茶ノ水大学大学院非常勤講師
2004年 京都文教大学・大学院非常勤講師
2005年 慶應義塾大学大学院健康マネージメント研究科非常勤講師
(現在に至る
)
中国上海第二医学院・精神衛生中心 客員教授(現在に至る
)
2006年 京都文教大学人間学部臨床心理学科教授 2008年 京都文教大学臨床心理学部教授・産業メンタルヘルス研究所所長
(現在に至る )
平成20年度 心の健康づくりシンポジウム
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シンポジウム
職場復帰支援のあり方と今後の方向性について∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
<学会活動>
世界精神医学会産業精神医学部門長、日本精神神経学会、日本心身医学会代議員、日本産業衛生学会
評議員、日本産業精神保健学会常任理事、日本ストレス学会理事、日本総合病院精神医学会評議員、
日本うつ病学会理事、日本精神科診断学会評議員、日本産業組織心理学会理事
<公職>
独立行政法人 労働者健康福祉機構 東京産業保健推進センター特別相談員、
京都産業保健推進センター特別相談員
日本医師会 産業保健委員会委員
地方公務員安全衛生協会メンタルヘルス三次予防対策研究会委員
厚生労働省キャリア・コンサルタント資質確保体制整備委員会委員
<著書>
大西 守、島 悟(編)
「職場のメンタルヘルスハンドブック」(学芸社)2000
分担「職場におけるメンタルヘルス対策」(労働調査会)2000
分担「産業カウンセリングハンドブック」(金子書房)2000
分担「心の病―治療と予防の現在」(労働調査会)2004
編・分担「こころの病からの職場復帰」(至文堂)2004
編・分担「EAP:こころの臨床アラカルト24巻」(星和書店)2005
日本産業精神保健学会編「メンタルヘルスと職場復帰支援ガイドブック:残遺症状(後遺症状)
と
就業面の配慮」
(中山書店)2005
「事例に学ぶ心のトラブル解決法」(中災防新書)2005
分担「産業精神保健と電話相談、電話相談の考え方とその実践」(金剛出版)東京2005
分担「産業医のQ&A第8版」(産業医学振興財団)2006
分担「働く人の心の健康の保持増進:新しい指針と解説」(中央労働災害防止協会)2006
「メンタルヘルス入門」(日経文庫)2007
島 悟、佐藤恵美「ストレスマネジメント入門」(日経文庫)2007
分担「産業精神保健マニュアル」産業精神保健学会編(中山書店)2007
分担「職場のメンタルヘルス、早期介入、予防、気分障害」(医学書院)2008
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テーマ
● 職場復帰支援のあり方と今後の方向性について
∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
産業保健の立場から
大阪ガス株式会社 人事部健康開発センター 統括産業医
岡 田 邦 夫
プロフィール
<略歴>
昭和52年3月
大阪市立大学医学部卒業
昭和57年3月
大阪市立大学大学院医学研究科修了
<職歴>
昭和57年4月
大阪ガス株式会社本社産業医、同健康開発センター健康管理医長
平成 6年4月
大阪市立大学医学部非常勤講師
平成 8年4月
大阪ガス株式会社統括産業医、同人事部健康管理センター所長
平成18年6月
大阪ガス株式会社人事部健康開発センター統括産業医
平成20年4月
大阪経済大学人間科学部客員教授
<著書>
分担「判例から学ぶ従業員の健康管理と訴訟対策ハンドブック」(法研)2005
分担「産業精神保健マニュアル」(中山書店)2007
「保健指導のための実施者ガイド 指導者育成の基本と応用」(日本健康倶楽部)2008
共著「健康経営のすすめ」(社会保険研究所)2008
等
平成20年度 心の健康づくりシンポジウム
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シンポジウム
職場復帰支援のあり方と今後の方向性について∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
はじめに
労働態様や雇用形態の変化は、働く人の心身の健康に大きな影響を及ぼすこととなり、長時間労働
に伴う過労による脳・心臓障害や、強いストレスによるメンタルヘルス不調が社会的な問題となって
いる。ここでは、メンタルヘルス不調によって休業した人の復職についての産業保健の立場から述べ
てみる。
復職支援のための基盤の構築∼健康づくり風土の醸成
業務に起因した心身の健康障害を防止するために、事業者は労働安全衛生管理体制を構築しなけれ
ばならない。一次予防がいまだ十分ではない現状におけるメンタルヘルスケアは、まさしく「いつも
と違う部下」の上司の気づきであり、その後の対応でもある。そのためには、従業員に対するセルフ
ケア教育とともに、管理監督者のラインケア教育が必要不可欠である。また、気軽に従業員、管理監
督者が相談できるような体制を構築することが必要である。脳心臓疾患の発症予防に関して、健康管
理体制の不備が事業者の安全配慮義務の履行違反もしくは不法行為責任を問われていることから、メ
ンタルヘルス不調の発症予防についても同様のことが言える。また、単に体制的な整備のみではな
く、管理監督者に対する健康管理に係る啓発・教育が十分なされていなかった場合にも同様な問題が
発生することから、労働安全衛生教育の一環として部下を持った時点で事業者から健康管理者として
の債務履行補助者としての役割が発生することを十分に周知することが必要である。
メンタルヘルス不調で休業に至り、復職するに際しても、管理監督者に過重な負担にならないよう
な体制を構築し、支援することが職場のモラルダウンを防止する上でも重要である。
復職支援と再発防止∼復職というリスクの検討も必要
メンタルヘルスケアにおける三次予防は円滑な復職と再発防止である。三次予防は、一次予防なら
びに二次予防とともに同時に講じられるべきものである。産業保健スタッフ、特に復職支援における
産業医の役割は、従業員が復職後の業務によって再発あるいは病状の悪化をきたさないように、事業
者に対して、一定の期間に限り、企業の規模や状況等が許容する範囲内で適切な配慮が行われるよう
に医学的な見地から、就業上の措置に関する意見を述べる立場である。また、復職する従業員に対し
ても、就業に耐えられない、または再発の可能性が極めて高いと判断した場合には、復職の延期に関
する意見を述べる立場である。復職することにリスクについても専門的立場から十分検討しなければ
ならない。なぜならば、DSM-IV-TR(精神疾患の診断・統計マニュアル. 第4版. 米国精神医学会. 高
橋三郎他訳. 医学書院. 2006.)によれば、大うつ病のエピソードを1回持ったものが2度目のエピソー
ドを持つ可能性が60%、2回持ったものが3度目のエピソードを持つ可能性が70%、そして、3回持っ
たものが4度目のエピソードを持つ可能性が90%としており、部分的にしか、または全く治らない場
合が症例の約1/3としている。全く治らない事例にならないように、復職に際しては、一定の業務遂
行能力が発揮できる健康状態、つまり、再発を予見できない回復状況において復職してもらうこと
が、従業員本人の将来にとっても有益であることは言うまでもない。
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働く人の能力を活かせる職場復帰支援活動をめざして
休職期間の長短にかかわらず休職後の復職については、不安を感じることが多く、職場同僚の支援
ならびに上司の理解が必要である。そのためには、心身の健康に関する職場風土の醸成が必要不可欠
産
業
保
健
の
立
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か
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である。しかし、一方では、復職後に再発する例も見られ、この再発が、休業した理由であるメンタ
ルヘルス不調が十分改善していなかったのか、もしくは、新たに再発したのかを判断することできな
い。従って、復職に際しては、主治医の復職診断書とともに産業医が面談を実施し、「心の健康問題
により休業した労働者の復職復帰支援の手引き」に記載されている「職場復帰可否の判断基準」を参
考にして、まずは、職場復帰の可否の判断をなし、その後、復帰可能となれば、就業制限について、
職場の上司とともに適切な措置となるように意見を調整しなければならない。また、試し出勤につい
ては、現状では法的にも多くの問題があることが指摘されているが、本人の希望や産業医判断の根拠
となるもので、一定の期間休職期間中に職場に出てきてもらうことが必要な場合もある。過去の事例
においても、復職日1日のみの出勤で、その後休職となり、復職が可能である健康状況でなかった、
と判断せざるを得ない例もあった。復職に際しては、従業員の希望を最大限に考慮するとしても、一
定のレベルの業務を遂行するに十分に回復していない場合には、やはり時期尚早として復職日を再考
する場合もある。従って、昇格、昇給、生活等の不安などについては、上司が家族に対しても十分説
明し、家族の協力も得て、再発防止に努めることが重要である。
メンタルヘルス不調の判断基準
臨床医学
主
治
医
● 症状
● 治療効果
● 検査結果等
コミュニケーション
連 携
労
働
者
(家族)
連 携
産 業 医
産業医学
● 業務遂行能力
● 勤怠状況
● 言動(調和性)
コミュニケーション
ラ
イ
ン
連 携
平成20年度 心の健康づくりシンポジウム
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Memo
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働く人の能力を活かせる職場復帰支援活動をめざして
シンポジウム
テーマ
● 職場復帰支援のあり方と今後の方向性について
∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
労働法学の立場から
近畿大学法学部 准教授・弁護士
三 柴 丈 典
プロフィール
<略歴>
平成11年
同年
一橋大学大学院博士課程修了
労働安全衛生法に関する論文により博士(法学)の学位を取得
平成21年現在 近畿大学法学部 准教授・弁護士
著者や論文は労働安全衛生法に関わるものが多く、最近は職場のメンタルヘルスに関わる法律問題
を専門に研究し、また雇用や医療に関わる法律実務にも積極的に取り組んでいる。
雇用については、労使を狭い対立関係から成熟させる倫理観の探求が必要と考えており、自身、一
法律学者・法律家としての立場で種々の公益活動にも参加している。
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シンポジウム
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職場復帰支援のあり方と今後の方向性について∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
働く人の能力を活かせる職場復帰支援活動をめざして
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働く人の能力を活かせる職場復帰支援活動をめざして
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● 職場復帰支援のあり方と今後の方向性について
∼最新の知見や研究成果を踏まえて∼
人事労務の立場から
JFEスチール株式会社 安全衛生部 部長・労働衛生コンサルタント
橋 信 雄
プロフィール
<略歴>
1978年 東京大学大学院医学系研究科修了
1978年 NKK入社
1997年 同 人事部安全健康管理グループマネージャー
2005年 JFEスチール株式会社 安全衛生部 部長(現職)
<社外役職>
日本経団連;産業保健問題WG*【座長】、高齢者安全衛生対策WG*【座長】
内閣府;自殺対策推進会議委員
厚生労働省;労働政策審議会安全衛生分科会委員
日本作業環境測定協会;常任理事
山梨大学医学部;講師(非常勤)他
*ワーキンググループ
<著書>
高田 勗他 共著「職場のメンタルヘルスケア」(南山堂)1997
日本産業精神保健学会編 共著「産業精神保健ハンドブック」(中山書店)1998
他
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病気等のブランクを克服できる
企業行動
学習院大学経済学部経営学科 教授
今 野 浩 一 郎
プロフィール
<学歴>
昭和48年3月 東京工業大学大学院理工学研究科(経営工学専攻)修士課程修了
<略歴>
昭和48年4月∼昭和55年3月
神奈川大学工学部工業経営学科助手
昭和55年4月∼昭和57年11月
東京学芸大学教育学部講師
昭和57年12月∼平成4年 3月
同上 助教授
平成4年4月∼現在
学習院大学経済学部経営学科教授
<研究業績>
「ソフトウェア産業と経営」(東洋経済新報社)1990
共著「アジアの工業化と技術移転」(アジア経済研究所)1990
共著「こういう組織が技術者を活かす」(日本実業出版)1991
共著「大卒ホワイトカラーの人材開発」(東洋経済新報社)1991
編著「外国人研修生」
(東洋経済新報社)1991
編著「給与ショック」
(読売新聞社)1993
「能力開発と自己啓発」(日本労働研究機構)1993
「研究開発マネジメント入門」(日本経済新聞社)1993
監修「よみがえれホワイトカラー」(工業調査会)1994
共著「資格の経済学」
(中央公論社)1995
「人事管理入門」
(日本経済新聞社)1996
「勝ちぬく賃金改革」(日本経済新聞社)1998
共著「中国企業の経営と雇用管理」(日本労働研究機構)1999
共著「マネジメントテキスト−人事管理入門」(日本経済新聞社)2002
平成20年度 心の健康づくりシンポジウム
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特別講演
病気等のブランクを克服できる企業活動
編著「個と組織の成果主義」(中央経済社)2003
共著「能力・仕事基準の人事・賃金改革」(社会経済生産性本部)2003
共著「東京に働く人々」
(法政大学出版局)2005
「ビジネスキャリア検定試験標準テキスト 人事・人材開発3級」(社会保険研究)2007
「ビジネスキャリア検定試験標準テキスト 労務管理3級」(社会保険研究所)2007
等
<学会ならびに社会における活動>
日本労使関係研究協会会員(昭和58年∼現在)
中央職業能力審議会委員(∼平成13年)
英国サセックス大学リサーチ・フェロー(平成5年4月∼平成5年9月)
東京都立労働研究所研究員(平成4年4月∼平成5年3月/平成6年4月∼平成13年4月)
中小企業退職金共済審議会委員・会長(平成9年∼平成12年)
中央労働委員会公益委員(平成8年∼16年)
中央最低賃金審議会会長(平成15年∼現在)
労働政策審議会委員(平成17年∼現在)
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働く人の能力を活かせる職場復帰支援活動をめざして
病
気
等
の
ブ
ラ
ン
ク
を
克
服
で
き
る
企
業
行
動
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