うっかり送信したメールを取り消したい

うっかり送信したメールを取り消したい
メールを送った後に、内容の誤りなどに気付くことがよくあります。
ます（図 1）
。Outlook 2007 でも同様
メールソフトなどの「送信」ボタンを押した後でも、そのメールの
です。
「ツール」→「オプション」→
送信を取り消す方法はありますか。
「メールのセットアップ」タブを選択
すれば、同様の項目が表示されます。
パソコンから送信してし
と、メールはすぐに送信されてしま
ほかのメールソフトでも同様の設
まった後では、そのメー
います。この場合には、メールを取
定が可能です。Windows Live メー
ルを取り消すことはでき
り消す時間はありません。
ルでは「オプション」→「メール」で
ません。メールサーバーを経由して、
しかしながら、メールをすぐに送
表示される「オプション」の「送信」
宛先アドレスに送られてしまいます。
信しない設定にすれば、改めて「送
タブ中の、Outlook Express では「ツ
ただし、パソコンからメールサーバ
受信」ボタンなどを押すまでは、送
ール」→「オプション」→「送信」タ
ーに送信される前なら、そのメール
信を取りやめることが可能です。
ブ中の「メッセージを直ちに送信す
を取り消すことができます。
例えば Outlook 2010 では、
「オプ
る」のチェックを外せば、すぐには
通常、メールソフトなどのメール
ション」メニューにおいて、
「接続し
送信されなくなります。
の作成画面で「送信」ボタンを押す
たら直ちに送信する」の項目を外し
すぐに送信しない設定にした場合
●すぐに送信しない設定に変更する
には、送受信ボタンを改めて押すこ
とを忘れないようにしましょう。送
受信ボタンを押し忘れると、自分で
は送ったつもりになっていても、メ
ールは送信トレイに残ったままで、
いつまでたっても相手に届きません。
Webメールサービスの Gmail でも、
「送信取り消し」機能を使えば、メー
ルの送信を取り消せます（図 2）
。
この機能を有効にしておくと、一
定時間、メールの送信が保留され、
図 1　Outlook 2010 の設定変更例。
「ファイル」タブ→「オプション」で表示される「Outlook のオプ
ション」ウインドウ左側の「詳細設定」→「送受信」欄の「接続したら直ちに送信する」項目のチェック
を外すと、すぐには送信されず、
「送信トレイ」に保存される。保存されたメールを送信する場合は、
「送
受信」タブ→「すべて送信」などをクリックする
●30秒間は送信を取り消せる
「取消」リンクが表示されます。時間
はユーザーが設定できます。最短で
10 秒、最長で 30 秒です。
図 2　Gmail の「送信取り消し」機能
の利用例。
「設定」アイコン→「設定」
→「Labs」で表示される機能一覧で
「送信取り消し」の「有効にする」をチ
ェックし、
「変更を保存」をクリック。
すると、
「設定」画面の「全般」に「送
信取り消し」の項目が表示され、取り
消せる時間を設定できる。最大で 30
秒。以降、メールの作成画面で「送信」
ボタンを押すと（左）
、設定した秒数の
間、
「メッセージを送信しました」の右
脇に「取消」リンクが表示される（右）
日経パソコン　2012.10.8
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