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BIG RADIATOR KIT
BIG RADIATOR KIT OWNER‘S MANUAL HONDA CB1300SF 98-02 シルバー 品番 5051003 ブラック 品番 5051003B JAN コ-ド 4538792318400 JAN コ-ド 4538792368528 ※ 本製品の内容は 2009 年 03 月現在のものです。 090313KIT04 目 次 はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 安全にお使い頂くために必ずお読みください・・・・・・・・・・・・・・・・・3 取り扱い説明書・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 使用上の注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 作業上の注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 適合車種・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 構成商品表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 取り付け説明・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 は じ め に ■ お 客 様 へ このたびは本製品をお買い上げ誠にありがとうございます。 本書には商品の正しい組み付け方法と注意事項について説明してあります。性能を十分発揮し、なおかつ安 全にお使いいただくために本書をよくお読みいただき、内容をご理解のうえ、取り付け・ご使用をしていただき ますようお願い申し上げます。 本製品は、オートバイに関する整備上の一般的な知識および技能を有する方(販売店・整備業者)が組み付け ることを前提としております。それ以外の方が組み付けを行うと知識不足・技能不足のため、トラブル・機械破 損等の原因となる恐れがありますので、二輪販売店にて組み付けを依頼し、実施してください。なお本書は、 本製品の取り付けに際して取り外した部品と一緒に保管してください。またオートバイを譲渡される場合には、 この取り扱い説明書もお渡しください。 ■ 販売店様へ 本製品の商品説明および取り扱い上の注意事項を、お客様に十分ご説明いただくようにお願い申し上げま す。 本書および本製品の組み付けに際して取り外した部品は、必ずお客様にお渡しください。 PAGE-2 安 全 に お 使 い 頂 く た め に 必 ず お 読 み く だ さ い 取り扱い説明書 この度は当社製品をお買い上げ頂きまして誠にありがとうございます。 ご使用の際には、この取り扱い説明書を熟読し、内容を十分にご理解の上で正しい取り付けを行いご使用ください。取 り扱い説明書の指示及び警告、注意に反したご使用により損害が発生した場合、当社はその責を負いかねますのでご 注意ください。またこの取り扱い説明書は製品を破棄されるまでお手元に保管しておき、第三者に譲渡される場合は必 ずこの取り扱い説明書も譲渡者にお渡しください。 記号は警告,注意を促す内容があることを つげるものです。 警 告 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 記号は行為を強制する内容をつげるもの です。 取り扱いを誤ると死亡又は重症を負う可能性が想定される内容を表示します。 エンジン始動中及び停止後はしばらくの間、エンジン、マフラー等は高温になっています。必ず冷間時に作業を行ってください。 (触れると火傷等の負傷を負う恐れがあります) 作業を行う際は、水平な場所で車両を安定させた安全な状態で作業を行ってください。 (作業中オートバイが転倒し怪我をする恐れがあります) 冷却液は毒性があるため飲用したり、皮膚、目、衣服に付着させないでください。 ① 皮膚、衣類に付着した場合 →石鹸を使用し洗い流してください。 ② 目に入った場合 →多量の清水で十分に洗い流し、専門医の治療を受けてください。 ③ 誤って飲んだ場合 →直ちに吐き出させ、うがいをした後、専門医の治療を受けてください。 近くにガソリンなどの危険物や可燃物を絶対に置かないでください。(火災の原因になります) エンジンを始動させる場合は、必ず換気の良い場所で行ってください。密閉した様な場所ではエンジンを始動させないでください。 (一酸化炭素中毒になる恐れがあります) 各ボルト及びナットはサービスマニュアルに従い規定トルクを守って締め付けてください。 (締め付け不良はボルト及びナットの破損や緩みの原因となり部品の脱落等につながる恐れがあります) 法定速度を厳守し安全運転を心がけてください。(転倒による怪我、死亡事故の原因になります) 注 意 1. 記号は禁止の行為であることをつげるも のです。 取り扱いを誤ると傷害又は物的障害が発生する可能性が想定される内容を表示します。 取り付けは技能、知識のある方を対象としております。整備資格のある販売店又は認証工場で行ってください。 (製品の機能が損なわれ故障等の原因になります) 当社指定車種以外の取り付けは行わないでください。 (製品の機能が損なわれ故障等の原因になります) お客様による分解や修理、改造、加工は危険ですので行わないでください。修理の際は、お買い上げ販売店または当社にご連絡ください。 (製品の機能が損なわれ故障等の原因になります) 取り付けの際には、軍手、長袖等で身体を保護し、十分注意してください。 (怪我をする恐れがあります) 製品取り付け後は走行前に必ず走行に関する機能が正常であることを確認した上で走行してください。 取り付けたボルト及びナットは約 100km 走行後、改めて規定トルクで増し締めを行ってください。また、定期的に各部の増し締めを行ってください。 走行中に異常が発生した場合は、直ちに走行を中止し安全な場所に停止して異常個所の点検を行ってください。 冷却液の保管には十分注意し、特に子供の手の届かない安全な場所に保管してください。 冷却液は塗装面、プラスチックやゴム部品などを傷めるので付着させないでください。付着した場合にはすぐに水で洗い流してください。 使用上の注意 走行毎に必ず運行前点検を実施してください。 (冷却液漏れは、エンジンの破損・損傷につながります) ラジエーター本体の容量が大きくなり、オーバークールとなります。水温管理を確実に行ってください。 (水温計等を装着し、適温での運行を行ってください) 飛び石等による冷却フィンの変形・損傷は、細いマイナスドライバー等で修正を行ってください。 (冷却機能の低下につながる恐れがあります) 飛び石等による塗装剥離は、タッチアップペイント等で補修してください。 (腐食の原因になります) 作業上の注意 冷却液の温度が 100℃以上あると思われる場合は、ラジエーターキャップをむやみに開けると、圧力が低下して急激に冷却液が沸騰し、蒸気が 吹き出る事があり大変危険です。温度が低下してからウエス等でキャップを包み、静かに開けてください。 冷却液の整備は冷間時に行ってください。 取り付け位置は、ノーマルマフラーを基準に設定してあります。マフラーを社外製に交換している場合、マフラーと干渉・接触する恐れがあります。 冷却液は真水のみでの使用はしないでください。サービスマニュアルを参照しラジエーター液と上水道水を適正濃度にてご使用ください。 (冷却液の凍結、ラジエーター・エンジンの腐食につながる恐れがあります) 冷却液のエア抜きは確実に行ってください。 車種によっては別途必要パーツがある場合がございます。必ず車種別取り付け注意事項を参照し、事前にご用意ください。 PAGE-3 1. 適合車種 車種 形式 1998 1999 2000 2001 2002 CB1300SF BC-SC40 CB1300FW CB1300FX CB1300FY CB1300F1 CB1300F2 車体番号 SC401000001~ 1050001~ 1060001~ 1070001~ 1080001~ 注意事項 フルボトム時にフロントフェンダ ーが接触する場合があります。フ ェンダー下端より 50mm 程カット してください。 本製品の内容は平成17年05月現在のものです 注意:2003 以降(SC54)は取り付け出来ません 2. 構成商品表 コア本体取り付けパーツ ファンステー汎用 アッパーステー ロアステー汎用 ファンステーAX2個 ロアステーA ファンステーB ロアステーB ロアステーC ゴムシート 15x30xt3 ロングホースジョイント X2個 ホースA ホースバンド(20-32)X4 キャップボルト キャップボルト キャップボルト M6X25X4個 M6X20X2個 M6X15X7個 ボタンボルト 六角ボルト M6X15 M6X15X2個 ワッシャー ロックナット M6X30 枚 M6X14 個 PAGE-4 1. 作業開始前に 必ず構成商品表を参考に付属品をご確認ください。 サービスマニュアルに従い作業を行ってください。特に締め付けトルクはサービスマニュアルを 参照の上、必ず厳守してください。 取り扱い説明書を熟読し、内容をご理解の上、取り付けを始めてください。 キャップボルト・ロックナット取り付けには必ずワッシャーを使用してください。 2. ラジエーター取り外し 2P(黒)カプラー ラジエーターボルト 2-1. エンジン・マフラーが冷えている事を確認後、ガソ リンタンクを外し、冷却液を抜き取ります。 2-2. ファンモーター2Pカプラーの接続を外します。 2-3. ラジエーターホースのバンドを緩め右側アッパーホ ースと左側ロアホースを取り外します。 ラジエーターボルトを外し、グロメット部をフレー ムの突起部から外し、ラジエーター本体を取り外し ます。 2-4. 注意:ラジエーターのフィンに損傷を与えないようにしてく ださい。 3. ラジエーター本体の組み立て 3-1. ラジエーター本体にコアガードを取り付けます。 コア上側:コア本体にコアガードを引っ掛けます。 コア下側:ビッグラジエ−タ−下側ステ−とコアガ −ドの間にスペーサーカラーを挟み、M6×15 トラス ボルト・M6 ワッシャ−・M6 ロックナットで取り付 けます。 注意:ラジエーターのフィンに損傷を与えないようにしてく ださい。 スペーサーカラー15X6.3X3X2 個 トラスボルトM6X15X2 個・ワッシャーX2 枚・ロックナットX2 個 3-2. ラジエーター本体にブッシュ・カラーを取り付けま す。 上下ともブッシュを入れ、カラーを前側より差し入 れます。 注意:ラジエーターのフィンに損傷を与えないようにしてく ださい。 PAGE-5 3-3. ノーマルブッシュ ノーマルカラー ラジエーター本体にアッパーステーを取り付けます 1) アッパーステーをコア本体上側の裏側に、キャッ プボルトM6X25、ワッシャー、ロックナットM6 で左右取り付けます。 2) アッパーステーにノーマルコアからブッシュ・カ ラーを外し、ノーマル同様に取り付けます。 キャップボルトM6X25X2 個・ワッシャーX4 枚・ロックナットX2 個 3-4. ファンステー汎用 キャップボルトM6X15X2 個・ワッシャーX4 枚・ロックナットX2 個 3-5. ロアステー汎用 ノーマルクリップ ラジエーター本体にファンステー汎用を取り付けま す。 1) ラジエーター下側の裏側に、キャップボルトM6 X15、ワッシャー、ロックナットM6 で左右取り 付けます。 ラジエーター本体にロアステー汎用を取り付けま す。 1) ラジエーター下側の裏側に、キャップボルトM6 X25、ワッシャー、ロックナットM6 で左右取り 付けます。 キャップボルトM6X25X2 個・ワッシャーX4 枚・ロックナットX2 個 3-6. 冷却ファンの裏側を削ります。 1) 冷却ファン裏側がエンジンに干渉しますので、フ ァン裏側を 5mm ほど削り落とします。 3-7. 冷却ファンにクリップを取り付けます。 1) ノーマルラジエーター本体より冷却ファンが取 り付けてあったクリップを外し、冷却ファンに取 り付けます。 PAGE-6 3-8. ファンステーA 冷却ファンにファンステーAを取り付けます。 1) ファンステーAをファン前側に六角ボルトM6X 15、ワッシャーで仮組みします。 六角ボルトM6X15X2 個・ワッシャーX2 枚 3-9. 冷却ファンにファンステーBを取り付けます。 1) ファンステーBをファン裏側にボタンボルトM6 X15、ワッシャー、ロックナットで仮組みします。 2) ゴムシートをファンステーB に貼ります。 ファンステーB ボタンボルトM6X15X1 個・ワッシャーX1 枚・ロックナットX1 個 ゴムシート 3-10. 冷却ファンをラジエーターに取り付けます。 1) 冷却ファンをラジエーター本体の裏側にキャッ プボルトM6X15、ワッシャー、ロックナットM6 で仮組みします。 2) ファンを手で回してコアに接触していない事を 確認してください。 キャップボルトM6X15X3 個・ワッシャーX6 枚・ロックナットX3 個 4. 車体への取り付け 4-1. ロアステーA ロアステーC ロアステーB ロアステーA・B・Cを組み立てます。 1) ロアステーAにロアステーB・Cをキャップボル トM6X15、ワッシャー、ロックナットM6 で組 み立てます。 注意:ロアステーB・Cが下向きに取り付けます。 キャップボルトM6X15X2 個・ワッシャーX4 枚・ロックナットX2 個 4-2. ロアステーASSY を車体に取り付けます。 1) 前側エンジンマウント下側のボルト・ナットを外 し、ロアステーASSY をマウントプレートの内側 にノーマルボルト・ナットで取り付けます。 注意:ロアステーB・Cが下向きに取り付けます。 注意:社外品マフラーを装着でマフラーの 2・3 番の スペースが少ない場合は、ロアステーB・Cを左右 にずらして取り付けてください。 PAGE-7 4-3. ラジエーターASSY を車体に取り付けます。 1) ラジエーターASSY 上側/右側をフレーム突起部 に差し入れ、左側をノーマルボルトを使用して、 ノーマル同様に取り付けます。 注意:フロントフェンダー・マフラーに接触しない ようにラジエーターを保護しながら取り付けてくだ さい。 4-4. ラジエーターASSY を車体に取り付けます。 1) ラジエーターASSY 下側をロアステーASSY にキ ャップボルトM6X20、ワッシャー、ロックナッ トM6 で左右取り付けます。 キャップボルトM6X20X2 個・ワッシャーX4 枚・ロックナットX2 個 参考:ラウンドオイルクーラー取り付け時(別売) ラウンドオイルクーラーは、ラジエーター下側のロアステー 汎用とロアステーASSY の間に挟んでください。 4-5. センサーを取り付けます。 1) ノーマルラジエーターからセンサーを外し、取り 付け、結線します。 注意:O-リングは新品に交換してください。 4-6. 右側アッパーホースを取り付けます。 1) ノーマルアッパーホースを切断し、ホースジョイ ントを使用して延長します。 2) ホースバンドでラジエーターに取り付けます。 注意:ホースジョイントは 20mm 以上ホースに差し入れて ください PAGE-8 4-7. 左側ロアホースを取り付けます。 1) ノーマルロアホースを切断し、ホースジョイント ホースAを使用して延長します。 2) ホースバンドでラジエーターに取り付けます。 注意:ホースジョイントは 20mm 以上ホースに差し入れて ください 4-8. 4-9. 4-10. 4-11. 4-12. 全体の位置を合わせ、ボルト・ナットを締め付けま す。 各部が接触していないか点検・確認してください。 1) マフラーとコア本体 2) マフラーと冷却ファン 3) 冷却ファンとエンジン 4) コアステー部とフロントフォーク 5) フロントフェンダーとコア本体 ファンモーターの2Pカプラーを結線します。 冷却液を入れ、エンジンを始動しエア抜きを行います。 リザーバータンクの液量を点検し不足している場合は、上限線まで補充してください。 5. 作業終了後に ボルト・ナット等の締め忘れがない事を再度確認してください。 (部品の脱落・破損につながります) ハンドルを上下・左右に動かし各部が干渉・接触していない事を確認してください。 (部品の破損につながります) 本製品の内容は平成 21 年 03 月現在のものです 愛知県日進市藤塚七丁目 55 番地 製品に関するご不明な点やご質問 〒470-0117 がございましたらお気軽に当社ま TEL 0561-72-7011(代) でお問い合わせください。 http://www.acv.co.jp E-mail PAGE-9 FAX0561-72-7012 [email protected] 090313KIT04