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EOB・プリモビスト併用検査プロトコル

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EOB・プリモビスト併用検査プロトコル
EOB・プリモビスト併用検査プロトコル
EOBプリモビストは1回の投与でダイナミック撮
像による血流評価、および肝細胞への取り込
みに基づく肝細胞機能の評価が可能です。
EOB検査を行う際に用いる検査プロトコルを紹
介します。
※EOBプリモビストの情報については、以下のバイエル
薬品株式会社のホームページにおいて提供されていま
す。
http://www.bayer-diagnostics.jp
尚、ご覧頂くためには会員登録が必要です。
検査プロトコル参考例
撮像タイミングの1例は以下の通りです。
動脈相
20-35秒後
静脈相
70-90秒後
平衡相
4-5分後
相クッミナイダ
造影前 ・T1強調
・T2強調
肝細胞造影相
10分後(Option)
肝細胞造影相
20-40分後
EOB
静脈内投与
※投与量:0.1mL/kg
(通常のガドリニウム造影剤
に比較して半量の投与)
※注入速度:1ml/秒
※生理食塩水によるフラッシュ
30ml
※検査の流れは、1例です。
特にダイナミックのタイミングについ ては、現在各施設で行っている腹部
ダイナミックのタイミングに準じて下さ
い。
※造影剤の投与方法、
注入速度については各施設で十分に検
討して下さい。
検査プロトコル例
1.Localizer
2.T1強調画像Axial(Dual Echo)
プロトコルへのリンク
3.T2強調画像Axial(脂肪抑制併用)
プロトコルへのリンク
4.DWI Axial
※オプションスキャン
プロトコルへのリンク
5.Dynamic撮像Axial(脂肪抑制併用)
Pre、動脈相(2相撮像が望ましい。)
静脈相、平衡相
プロトコルへのリンク
6.T2強調画像Axial(脂肪抑制併用)
※オプションスキャン
プロトコルへのリンク
7.Post CE T1撮像Axial (脂肪抑制併用)
・肝細胞造影相 10分後、20分後
プロトコルへのリンク
8.Post CE T1撮像Coronal (脂肪抑制併用)
・肝細胞造影相 20分後
プロトコルへのリンク
造影前
Dynamic
(病巣の血流情報が得られます)
待ち時間を利用して
T2強調画像を撮像します。
造影前に撮像する
施設もありますので各施設
でご検討ください。
無理のない範囲でスライス厚は
薄く撮像してください。
肝細胞造影相
10分後は任意。
20分後は必ず必要です。
(EOBは正常肝細胞に取り込ま
れるため、投与後20分以降
では病巣に比較して正常
肝実質の信号が増強するため
肝細胞機能に基づいた情報を
得ることができます)
※今回のプロトコルはSigna HDxシステムを
用いて作成しています。
その他のシステムをお使いの場合、条件が同
一にならない場合があります。
その場合、普段お使いいただいている腹部検
査のプロトコルを基本 に考えていただいて
問題ありません。
※このProtocolは初期経験のため、今後も変更される可能性があります
のでご了承ください。
検査プロトコル例
T1強調画像(Dual Echo)
T1強調Dual Echo
Sequence
Mode
Fast SPGR
2D
Imaging Options
# of Tes per Scan
TR
Flip Angle
FOV
Thickness
Spacing
Freq
Phase
NEX
Phase FOV
SAT
Freq DIR
ASSET Factor
Scan Time
ASSET
2
175ms
80
36~40cm
6~7mm
2~3mm
320
192
1
1
I, S
R/L
2
18秒
Patient1
(診断:転移性肝腫瘍or CCC)
Out of Phase
In Phase
Patient2
(診断:HCC)
画像提供:市立旭川病院様
検査プロトコル例
息止めT2強調画像(脂肪抑制)
T2強調Axial
Sequence
Mode
FSE
2D
Imaging Options
TE
TR
ETL
Bnadwidth
FOV
Thickness
Spacing
Freq
Phase
NEX
Phase FOV
SAT
Freq DIR
Flow Comp DIR
ASSET Factor
Scan Time
FC, TRF, ASSET
102ms
4200ms
24
62.5kHz
36~40cm
6~7mm
2~3mm
320
192
1
1
I, S, Fat
R/L
Freq
2
22秒
Patient1
(診断:転移性肝腫瘍or CCC)
注)息止めができない患者様や、
高分解能撮像を行う際は、
普段お使いの呼吸同期F-satT2
で結構です。
Patient2
(診断:HCC)
画像提供:市立旭川病院様
検査プロトコル例
DWI
DWI Axial
Sequence
Mode
DWI
2D
Imaging Options
TE
TR
b value
FOV
Thickness
Spacing
Freq
Phase
NEX
Phase FOV
SAT
Freq DIR
ASSET Factor
Ramp Sampling
Scan Time
ASSET
minimum
8000ms
1000
40cm
7mm
1mm
128
160
6
1
R/L
2
On
約3分半
Patient1
(診断:転移性肝腫瘍or CCC)
注)DWIは、各施設設置環境やシステムスペックにより画質が異なります。
画質を向上させるにはスライス厚やFOV、NEXを大きくし、
Matrixを少なくしてください。
画像提供:市立旭川病院様
検査プロトコル例
T1 Dynamic(脂肪抑制)-3D
T1 Dynamic Axial - 3D
Sequence
Mode
Imaging Options
Flip Angle
Bnadwidth
FOV
Thickness
# of Locs
Freq
Phase
NEX
Phase FOV
SAT
Freq DIR
ASSET Factor
Scan Time
LAVA
3D
ZIPx2, Fluoro Trigger,
ASSET, Multi Phase
12
83.3kHz
40cm
4mm~5mm
40
288
192(160)
1
0.9
Special
R/L
2
12秒
※シーケンスにLAVAを用いてFluoro Triggerを併用する場合、スキャンを開始
するタイミングは左心室が十分に染まる
時間が目安になります。
※2Dシーケンスによる撮像条件の例は
こちらをご参照ください。
動脈相と門脈相の間隔
↓
20秒
門脈相と平衡相との間隔
↓
100秒
Dynamicのタイミング例
※タイミングは一般的なものを記載しています。
各施設や患者様によって適宜変更して下さい。
注)ダブルアーテリアル
にする場合は、4相にし、
1相目、2相目の間隔は
最短の1Secにしてください。
3相目は20Sec開けて、
その後、
180秒開けてください。
平衡相は高分解能に
撮像することも可能です。
検査プロトコル例
T1 Dynamic(脂肪抑制)-2D
T1 Dynamic Axial - 2D
Sequence
Mode
Fast SPGR
2D
Imaging Options
TE
TR
Flip Angle
Bnadwidth
FOV
Thickness
Spacing
Freq
Phase
NEX
Phase FOV
SAT
Scan Time
ASSET
Minimum
160~180ms
70
62.5kHz
36cm
6~7mm
2~3mm
288
192
1
1
Fat
17~19秒
検査プロトコル例
T1 Dynamic(脂肪抑制)
Patient1
(診断:転移性肝腫瘍or CCC)
Pre
門脈相
動脈相
平衡相
画像提供:市立旭川病院様
検査プロトコル例
T1 Dynamic(脂肪抑制)
Patient2
(診断:HCC)
Pre
門脈相
動脈相
平衡相
画像提供:市立旭川病院様
検査プロトコル例
Post CE T1強調画像Axial(脂肪抑制)
Post CE T1 Axial
Sequence
Mode
LAVA
3D
Imaging Options
Flip Angle
Bnadwidth
FOV
Thickness
# of Locs
Freq
Phase
NEX
Phase FOV
SAT
Freq DIR
ASSET Factor
Scan Time
ZIPx2, ASSET
12
83.3kHz
36cm~40cm
4mm
40
416
224
1
0.9
Special
R/L
2
21秒
※撮像タイミングは造影後20分。
その他は適宜。
Dynamic撮像と比較し、肝実質の信号が
上昇するため、高分解能化が可能です。
※肝細胞への造影剤取り込みのタイミング
は患者によって個人差があります。肝細胞
造影相を何分後までスキャンするかは以下
のようなポイントを目安にできる可能性があ
ります。
・胆道系が十分に染まってきた相
・肝臓の信号が筋肉の信号よりも
十分に高くなったタイミング
検査プロトコル例
Post CE T1強調画像Axial(脂肪抑制)
Patient1
(診断:転移性肝腫瘍or CCC)
10分後
20分後
※胆道系が染まってきている様子
も確認できます。
画像提供:市立旭川病院様
検査プロトコル例
Post CE T1強調画像Axial(脂肪抑制)
Patient2
(診断:HCC)
10分後
15分後
20分後
画像提供:市立旭川病院様
検査プロトコル例
Post CE T1強調画像Coronal(脂肪抑制)
Imaging Options
Flip Angle
Bnadwidth
FOV
Thickness
# of Locs
Freq
Phase
NEX
Phase FOV
SAT
Freq DIR
ASSET Factor
Scan Time
ZIPx2, ASSET
12
83.3kHz
40cm
4mm
48
416
224
1
1
Special
S/I
2
23秒
Patient1
(診断:転移性肝腫瘍or CCC)
※最後にCoronal撮像を追加すると
Axialだけでは解りにくい部分を同定する
ために役立ちます。
※上肢を挙上していただくほうが
望ましいです。
Patient2
(診断:HCC)
画像提供:市立旭川病院様
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