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児童生徒 青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)と

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児童生徒 青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)と
2.児童生徒 青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)との比較
(1)ケータイ利用状況
ケータイの所有率は茨城結果
30.2%、小学生女子
小学生男子
45.4%、中学生男子
43.7%、中学生女子 58.0%、内閣府結果 15.5%、24.8%、38.7%、56.5%で茨城の子ど
もの方が割合は高い。特に小学生の所有率が高い結果となった。
ケータイの種類は「機能限定ケータイ・子供向けケータイ」は茨城結果
小学生男子
15.5%、小学生女子 10.9%、内閣府結果 小学生男女ともに 50%強で茨城の子どもの方
が割合は低い。茨城の小学生は「ケータイ」を所有している割合が高い。特に女子は 76.0%
と高い結果になった。
スマートフォン利用については茨城結果
学生男子
15.3%、中学生女子
小学生男子
5.5%、内閣府結果
16.1%、小学生女子
小学生男女とも
0%
7.9%、中
中学生男子
6.7%、女子 4.7%で茨城の子どもの方が割合は高い。しかし、調査期間が内閣府は 23 年
6 月、茨城県は 24 年 1 月と時期がずれていることも要因の一つではないかと思われる。
メール利用は茨城結果 小学生男子 71.3%、小学生女子 88.1%、中学生男子
93.7%、
中学生女子 96.7%、内閣府結果 小学生男子 63.3% 小学生女子 81.0%、中学生男子
89.9%、中学生女子 97.7%で茨城の子どもの方が割合は高い。
サイト閲覧は茨城結果 小学生男子 45.8%、小学生女子 38.9%、中学生男子
中学生女子
55.5%、内閣府結果
54.9%、
8.2%、13.1%、47.1%、43.7%で茨城の子どもの方が
割合は高い。
フィルタリング利用は茨城結果 小学生男子 47.7%、小学生女子 41.1%、中学生男子
52.7%、中学生女子 54.3%、内閣府結果 42.9%、46.4%、54.4%、55.9%で小学生男子
以外は茨城の子どもの方が割合は低い。
家庭のルールは「特にルールを決めていない」は茨城結果 小学生男子 26.1%、小学生
女子
17.0%、中学生男子
28.1%、中学生女子 22.9%、内閣府結果
44.9%、31.0%、
34.1%、29.6%で茨城の子どもの方が割合は低い。家庭のルールづくりは茨城は進んでいる
といえる。
しかし、そのルールを守っているかというと、内閣府結果では約 95%以上の子どもがルー
ルを守っていると回答しているに対し、茨城結果「守っている」割合が一番高い小学生女
子でも 87.8%と 90%を切っており今後の課題となる。
(2)パソコン利用状況
「パソコンを使っていない」は茨城結果 小学生男子 23.6%、小学生女子 22.7%、中学
生男子 18.8%、中学生女子 17.5%、内閣府結果 18.0%、18.3%、14.6%、15.4%で茨城
の子どもの方が割合は高い。
メール利用は茨城結果 小学生男子 6.6%、小学生女子 11.5%、中学生男子
14.0%、
中学生女子 19.2%、内閣府結果 2.3%、4.3%、14.8%、20.7%で茨城の小学生の割合は
高い。
サイト閲覧は「よく見る」「たまに見る」を合わせた「見る」は茨城結果
75.8%、小学生女子
71.7%、中学生男子
82.1%、中学生女子
20
小学生男子
82.6%、内閣府結果
69.2%、69.0%、83.0%、81.2%でほぼ同じとなった。
フィルタリング利用は「使っている」は茨城結果
小学生男子
15.4%、小学生女子
11.4%、中学生男子 22.7%、中学生女子 16.4%、内閣府結果 13.4%、12.0%、21.4%、
20.9%で茨城中学生女子が自宅で使用しているパソコンのフィルタリング利用率が低い。
家庭のルールは「特にルールを決めていない」は茨城結果 小学生男子 32.2%、小学生
女子
26.6%、中学生男子
39.1%、中学生女子
40.7%、内閣府結果
45.9%、42.2%、
43.2%、46.0%で茨城の子どもの方が割合は低く、ルール作りは進んでいるようである。し
かし、そのルールを厳守しているかというと茨城結果で「守っている」の割合が一番高い
小学生女子でも 92.1%と内閣府結果 94.3%より低い結果となった。ケータイ同様今後の
課題である。
(3)インターネット利用状況
トラブルは内閣府結果「チェーンメールが送られてきたことがある」
「プロフやゲームサ
イトで知り合った人とやり取りをしたことがある」
「自分が知らないお店などからメールが
きたことがある」の順に多いが、茨城結果
小学生「チェーンメールが送られてきたこと
がある」
「夜遅くまでケータイ・インターネットにのめりこんで睡眠不足になることがある」
「ケータイ・インターネットにのめり込んで勉強に集中できないことがある」、
中学生「チェーンメールが送られてきたことがある」「自分が知らないお店などからメール
がきたことがある」
「夜遅くまでケータイ・インターネットにのめりこんで睡眠不足になる
ことがある」の順である。少数だが茨城の子どものインターネット利用は夜更かしの原因
の一つになっている子どももいる。
友達関係で困ったことは茨城結果、内閣府結果ともに「メールの内容を誤解された」が
最も多い。
インターネットに関する学習は茨城結果、内閣府結果ともに「学校で教えてもらった」
「親
に教えてもらった」
「テレビやパンフレットで知った」の順に多い。
フィルタリングの印象は茨城結果、内閣府結果ともに「有害サイトにアクセスすること
がないので安心できる」
「子どもの場合、フィルタリングを利用するかどうかは、親子で相
談すべきだ」
「インターネットが使いにくくなる」
「子どもの場合フィルタリングを利用す
るかどうかは、親が判断すべきだ」の順に多い。
しかし、
「わからない」が茨城結果 小学生男子 32.1%、小学生女子 27.2%、中学生男
子 20.6%、中学生女子 20.3%、内閣府結果 38.5%、32.2%、12.6%、13.0%で茨城の
中学生の割合が高い。今後の課題である。
(4)ゲーム機利用状況
ゲーム機を所有している家庭はほぼ 100%で複数台所有している家庭が多い。ソニー社製
のゲーム機は特に男子の所有率が高い。男子に好まれるソフトが多数販売されているため
かと思われる。また、
「その他」に「iPodtouch」を所有していると記載した子どもがいる。
子どもたちにとってインターネット端末機はゲームをダウンロードし遊ぶことが出来るゲ
ーム機になっていると思われる。
家庭のルールは「特にルールはない」と回答した小学生男子 33.7%、小学生女子 32.3%、
21
中学生男子 42.9%、中学生女子 45.1%とケータイ、パソコンよりもルールを決めていな
い家庭の割合が高い。
ゲーム機のインターネット利用は小中学生ともに男子の割合が高い。ゲーム機を所有し
ている約 50%の男子が「使ったことがある」と回答した。利用方法は「ゲームをする」
「ゲ
ームダウンロード」などのゲームに関することが大半だが、
「画像をダウンロードする」、
「そ
の他」で「サイトを見る」
「メールをする」「チャットしたり自分で絵をかいて世界の人に
みてもらう」などパソコンと同様のインターネット利用をしている子どもも少数いた。し
かし、ゲーム機のフィルタリング利用は「使っている」は小学生で約 10%、中学生で約 6%
とケータイ、パソコンよりかなり低い。
(注 1)平成 23 年度 青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)ではゲーム機
については調査していない。
(注2)青少年のインターネット利用環境実態調査
http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h23/net-jittai/pdf-index.html
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