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United States of America アメリカ・ウィークリーレポート 2016.9.12号 (くりっく株365:NYダウ証拠金取引) [2016.9.5~2016.9.9] NYダウ証拠金取引は、「NYダウ」の数値(円換算前の原数値)をもとにした価格(マーケットメーカーが提供する価格)により取引さ れます。「NYダウ」の数値×100円を売買単位(1枚)とし、円建てで取引が可能です。 NYダウ証拠金取引は、週末9日にボストン連銀ローゼングレン総裁の発言を受けて早期 追加利上げが意識される中で2%を超える下落となり、週間でも2.13%安となりました。 株式相場動向 ◎清算価格の動き 19,000 ―清算価格 2016/9/9 18,500 清算価格 [取引対象株価指数] NYダウ アメリカの代表的な大型株30銘 柄で構成される株価指数で、100 年を超える歴史があります。初め て発表された1896年5月26日の 値は40.94ドルでした。構成銘柄 の価格加重平均により算出され ます。 18,090 18,000 週間 (~9/9) -2.13% 17,500 17,000 2016/6/27 2016/8/3 2016/9/9 ◎先週(~9/9)の値動き NYダウ構成銘柄リスト 3M ゴールドマン・サックス・グループ IBM ホーム・デポ ボーイング ユナイテッドヘルス・グループ マクドナルド ジョンソン・エンド・ジョンソン トラベラーズ・カンパニーズ ウォルト・ディズニー ユナイテッド・テクノロジーズ シェブロン アップル エクソンモービル プロクター・アンド・ギャンブル ビザ キャタピラー ウォルマート・ストアーズ イー・アイ・デュポン・ドゥ・ヌムール アメリカン・エキスプレス JPモルガン・チェース ナイキ メルク ベライゾン・コミュニケーションズ マイクロソフト コカ・コーラカンパニー ファイザー ゼネラル・エレクトリック インテル シスコシステムズ NYダウ証拠金取引は、週初9月5日から8日までは18,554円(6日)~18,432円(8日)の狭いレンジ内で 推移しましたが、週末9日にボストン連銀ローゼングレン総裁の発言を受けて早期追加利上げが意識さ れる中で2%を超える下落となり、週間でも2.13%安となりました。同総裁は「経済の過熱を避けるため」 利上げに前向きな姿勢を示しました。総裁発言以前は、6日に発表された8月の米ISM非製造業景況感 指数が予想を大きく下回ったことなどから、早期追加利上げ観測が後退していました。詳しくは、2ペー ジ目の基礎講座をご参照ください。 騰落率 NYダウ 証拠金取引 1週間 1ヶ月 3ヶ月 6ヶ月 1年 年初来 上場来(注) -2.13% -2.42% - - - - +5.50% (注)上場日(2016年6月27日)の清算価格からの騰落率 基準日における各インデックスの値を100として指数化 下記の表に記載の数値は、「くりっく株365」の取引対象となる株価指数の値を基に算出しています。 1週間前の値 1ヶ月前の値 3ヶ月前の値 6ヶ月前の値 1年前の値 =100 =100 =100 =100 =100 昨年末の値 2008/9/12(注) の値=100 =100 NYダウ 97.80 97.58 100.56 106.38 111.27 103.79 158.34 FTSE100 98.29 98.91 108.75 110.26 108.80 108.56 125.11 DAX® 98.97 98.88 104.80 108.75 102.62 98.42 169.59 日経225 100.24 101.20 101.78 101.94 90.39 89.14 138.90 (注)リーマン・ショック(2008年9月15日)の前営業日(12日の金曜日) 本レポートはお客様への情報提供のみを目的として作成したもので、売買の勧誘を目的としたものではありません。実際の投資をなさる場合の最終ご判断は、お 客様ご自身でご判断なさるようお願い致します。本レポートは当社が信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、当社はその正確 性、完全性を保証するものではありません。本レポートを原因とするお客様の直接あるいは間接的損失および損害については一切補償には応じません。 Copyright 株式会社DZHフィナンシャルリサーチ 本レポートは、本取引所が㈱DZHフィナンシャルリサーチから提供を受けて公表しているものであり、本レポートの内容に関する一切の権利は㈱DZHフィナンシャ ルリサーチに帰属いたします。本取引所は、本レポートの正確性、完全性、適時性等を保証するものではありません。また、本取引所は、本レポートを用いて行う 一切の行為及び本レポートに基づいて被った損害について、何ら責任を負うものではありません。 株式会社東京金融取引所 *本商品は預託すべき証拠金の額に比して取引金額が大きいため、相場次第で差し入れた 証拠金以上の損失が発生することがあります。 2016.9.12号 アメリカ・ウィークリーレポート [2016.9.5~2016.9.9] 経済指標 ◎今週の注目指標・イベント予定 対象期間 対象国 指 標 名 予 想 前回 2016/9/15 8月 アメリカ 小売売上高(前月比) -0.1% 0.0% 2016/9/15 9月10日終了週 アメリカ 新規失業保険申請件数 26.5万件 25.9万件 2016/9/16 8月 アメリカ 消費者物価指数上昇率(前月比) 0.1% 0.0% 2016/9/16 9月 アメリカ ミシガン大学消費者マインド 90.6 89.8 発 表 日 基礎講座 ISM景況感指数(2016年8月)~製造業、非製造業ともに予想を大きく下回る低下 米サプライマネジメント協会(ISM)がまとめた8月の景況感指数は、製造業と非製造業がともに前月から大きく低下しました。9 月1日に発表された製造業景況感指数は7月の52.6から8月の49.4に低下するとともに、予想(ブルームバーグ調査)の52.0を 大きく下回りました。同指数が景気の改善と悪化の境目となる50を割り込んだのは6カ月ぶりのことです。また、6日に発表され た非製造業景況感指数は7月の55.5から8月は2010年2月以来の低水準である51.4に低下しました。8月の予想(同)は54.9でし た。2日に発表された雇用統計で8月の非農業部門雇用者の増加数が予想(同)の18.0万人を下回る15.1万人であったことに 加えて、ISMの製造業と非製造業の景況感指数がともに予想を大きく下回ったことから、米連邦準備理事会(FRB)が9月20~ 21日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げに踏み切るとの見方が後退しました。しかし、9月9日のボストン連銀 ローゼングレン総裁の発言を受けて、再び早期追加利上げが意識されています。 (図表)ISM景況感指数の推移(2006年1月~2016年8月) 60 非製造業 51.4 製造業 49.4 50 40 30 2006年 景気後退期 (2007年12月~2009年6月) 2008年 2010年 2012年 2014年 2016年 出所: ブルームバーグと全米経済研究所(景気後退期)のデータより株式会社DZHフィナンシャルリサーチ作成。 配当相当額 配当相当額は、「くりっく株365」の取 2016年3月 2016年4月 2016年5月 2016年6月 年月 引時間帯終了時において、買い建玉 を持つ場合に投資家が受け取り、売 ― ― ― 528円 り建玉を持つ場合に投資家が支払う 配当相当額 ものです。 *日次の配当相当額を月ごとに集計した金額(1枚あたりの金額) 2016年7月 2,036円 2016年8月 今月(~9/9) 8,069円 887円 金利相当額 金利相当額は、「くりっく株365」の取 2016年3月 2016年4月 2016年5月 2016年6月 年月 引時間帯終了時において、買い建玉 を持つ場合に投資家が支払い、売り ― ― ― 0円 建玉を持つ場合に投資家が受け取る 金利相当額 ものです。 *日次の金利相当額を月ごとに集計した金額(1枚あたりの金額) 2016年7月 0円 2016年8月 今月(~9/9) 0円 0円 本レポートはお客様への情報提供のみを目的として作成したもので、売買の勧誘を目的としたものではありません。実際の投資をなさる場合の最終ご判断は、お客様ご自身でご判断なさるようお願い致します。本レ ポートは当社が信頼できると判断した各種データ、公開情報に基づいて作成しておりますが、当社はその正確性、完全性を保証するものではありません。本レポートを原因とするお客様の直接あるいは間接的損失お よび損害については一切補償には応じません。 Copyright 株式会社DZHフィナンシャルリサーチ 本レポートは、本取引所が㈱DZHフィナンシャルリサーチから提供を受けて公表しているものであり、本レポートの内容に関する一切の権利は㈱DZHフィナンシャルリサーチに帰属いたします。本取引所は、本レポート の正確性、完全性、適時性等を保証するものではありません。また、本取引所は、本レポートを用いて行う一切の行為及び本レポートに基づいて被った損害について、何ら責任を負うものではありません。 株式会 社東京金融取引所 *本商品は預託すべき証拠金の額に比して取引金額が大きいため、相場次第で差し入れた証拠金以上の損失が発生 することがあります。