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株式会社プロントコーポレーション様

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株式会社プロントコーポレーション様
ユーザ事例
Case Study
株式会社プロントコーポレーション様
高速で安全なネットワークは多店舗展開ビジネスの大前提だ。
FC展開するプロントの「四重苦」を解決した多店舗おまかせサービス
毎週10店舗ずつ導入していくのはそれだけ
を付与したうえで、広域イーサネットを介
ムーズで、トラブルなくプロジェクトが進
でも大変だが、3∼4ヵ月にわたって導入作
して本部へ接続するのだ。それによって専
んでいるのは、豊富な経験の裏打ちがある
業が続いていくと、本部のネットワーク関
用のRadius認証でセキュリティを高めたう
からこそのことでしょう」と石川氏は評価
連業務がストップしてしまう。
えで、セキュリティホールを作らない安全
する。
なネットワーク構築が実現できる。(店舗
インターネットを経由せずクロ
ーズドでセキュアなネットワー
クを構築
に」、
しかも、
「全国展開の工事管理などの手間を軽減」しながら構築したいと
いうニーズがある。プロントの場合にはさらに、グループ全体のネットワークに
セキュリティホールを作ってしまうことを防ぐため、
インターネットを利用したサー
株式会社プロントコーポレーション
本 社:東京都中央区銀座7-13-10 サクセス銀座セブンビル10階
設 立:1988年2月1日
資 本 金:3億円
(サントリー(株)65%、UCC上島珈琲(株)35%出資)
売 上 高:123億円
(2003年12月実績)
事 業 概 要: 昼はコーヒーショップ、夜はショットバー
という営業形態の飲食チェーン「プロント」
をフランチャイズで展開。
店舗数155店(2004年12月)。
グループ共通インターネットゲートウエイ
POSシステムのWebアプリケ
ーション化も可能に
を利用し、実現。)
なお、「多店舗おまかせサービス」は、
プロントの新しい業務回線は、2004年10月、
MCS(マルチキャリアサービス)をベース
バックボーンの構築がスタートした。その
ントの場合には第4の壁があった。
に、多店舗展開企業の課題をNTTデータが
後、FC店オーナーへの説明会を重ねたう
プロントの本部とFC店をつなぐネットワー
ワンストップで解決するサービスである。
えで、2005年1月から店舗側の工事をスター
クは、実は、サントリーグループの大きなネッ
MCSは、マルチキャリアの豊富なサービ
ト。同年4月に第1期工事を完了し、6月ま
トワークの中に位置づけられている。この
スから最適な回線を選択し、ベストマッチ
でにネットワークインフラを完成させる予
多店舗展開企業の三重苦に加えて、プロ
多店舗展開する企業には共通して、
「高速で安全なネットワーク基盤を」
「安価
からのインターネット接続はサントリーの
巨大なグループネットワークにセキュリティ
ングさせたうえで、NTTデータが24時間サ
定だ。
ホールを空けないように、店舗が個別にイ
ポートを含めたトータルソリューションと
最大の導入効果は、速くて安全なネットワー
ンターネットを利用することは、ネットワー
して提供するサービスだ。さらに「多店舗
クを、リーズナブルなコストで、本部の業
ク規約で禁じられているのだ。
おまかせサービス」は、マルチキャリアの
務負荷を増やさずに構築できることである。
プロントが、業務回線刷新のソリューショ
回線やマルチベンダーの機器の手配から、
つまり、多店舗展開企業の三重苦をみごと
ンとして、NTTデータが提供する「多店舗
運用、請求までトータルにマネジメントし
に解決することができるのだ。
おまかせサービス」を選択したのは、NTT
たうえ、拠点ごとの個別の問題解決まで責
「大容量ネットワークが構築できたため、
データの技術者が、この四重苦を即座に理
任を持って担当する。Bフレッツの安価な
納得のいくウィルス対策を講じることもで
解してくれたからでもある。
ブロードバンドサービスを利用しつつ、イ
きます。一般インターネットプロバイダー
ドを自動的に解析して脆弱性を突いたりし
「他社の提案はインターネットVPNを利
ンターネットを経由しないクローズドなネッ
の回線を使わないため、信頼性の高いネッ
て、利用者が気づかないうちに感染するタ
用する提案でした。インターネットを介さ
トワークサービスを実現するのも、「多店
トワーク基盤をFC店オーナーへ安心して
イプの脅威である。知らない人から届いた
ないクローズドなネットワークを構築した
舗おまかせサービス」の特長だ。また、個
お薦めできるのも大きなメリットです。ま
「2003年、Blasterが出現して世界中で
メールは開かないといった利用者の個別対
いという、こちらのニーズを一回聞いただ
人向けサービスであるフレッツは開通まで
た、回線キャリアとの価格交渉力を発揮し
猛威をふるいました。この様子を見て、業
応では防御が不可能で、潜伏期間も長いた
けで、Bフレッツと広域イーサネットを組
の手続きが煩雑だが、本部はこうした調整
たうえで、柔軟な料金体系を工夫してくれ
務回線の更改は、もう待ったなしの状況だ
め、感染したときの被害が甚大である。
み合わせて最適な提案をしてくれたのは、
作業から解放され、本来業務に専念できる
るなど、NTTデータでなければできない運
と痛感したのです」と、株式会社プロント
ウィルス対策をするためには、ネットワー
NTTデータだけでした」と石川氏は言う。
のである。
用面の支援もありました」と石川氏はプロジェ
コーポレーション 管理部 情報システムグ
クを更新しなければならない。ISDNベー
FC店はNTTフレッツ網を利用して、
「Bフレッツが導入できない店舗にはフレッ
クトの成果を高く評価している。
ループ リーダー 石川淳氏は言う。
スのネットワークにウィルス対策ソフトを
NTTデータの接続ポイントにアクセスする。
ツADSLを採用しましたが、その判断も
店舗と本部の間に常時接続のネットワー
導入してしまうと、ダウンロードに時間が
ここで、FC店を認証し、プライベートIP
NTTデータに一任しました。配管工事もス
ビスを使えないという条件があった。この四重苦を一気に解決したのが、NTT
データが提供する「多店舗おまかせサービス」である。NTTフレッツと広域イー
サネットを組み合わせたこのワンストップサービスにより、プロントは全国155
店舗を常時接続するセキュアなネットワークを構築中だ。
ネットワークは事業を安心して
拡大するための生命線だ
サントリーの子会社であるプロントコー
株式会社プロントコーポレーション
管理部 情報システムグループ リーダー
石川淳氏
ポレーションが運営する「プロント」は、
全国155店(2004年12月)を展開するフラ
ショップ、夜はショットバーという2つの
「速く、安く、安全に」を手間
をかけずに実現したい
がかかるようになったとFC店オーナーか
ていたPOSシステムのWebアプリケーショ
ネットワーク構成イメージ図
ン化は、2006年に実施する計画である。
プロント本部内では、全国の店舗に配布
プロントにとって2005年は、韓国に進出
しているPOSシステムを作り直して、Web
ベースのアプリケーションに変えたいとい
顔を持っていることだ。
ク基盤を構築することにより、Webアプリ
ケーションの導入も可能になる。懸案になっ
ら苦情が出る可能性があるからだ。
ンチャイズチェーン(FC)のカフェである。
プロントがユニークなのは、昼間はコーヒー
かかり、接続時間が増えるため、電話料金
する年となった。2月、ソウル市内に1号店
センター拠点
センター拠点
センター拠点
を開店するのを皮切りに、3年後までに30
「プロントが目指しているのは、イタリ
多店舗展開する企業は、ネットワークイ
う構想も持ち上がっていた。Webアプリケー
アの『バール』に見られるように、一日中
ンフラについて共通する3つの課題を抱え
ションにすれば、アプリケーションのバー
いつ行っても、その時々にほしい飲み物、
ている。
ジョンアップなどの維持/管理が楽になる
ほしい食事、ほしい形のくつろぎが得られ
第1に、ビジネスの生命線であるネットワー
だけでなく、製品マスターを機敏に更新し
る空間の提供です。そういう新しい居心地
クを、より高速でより安全なものにしたい。
てメニューを変更するなど、より戦略的で
の良さを、価値観とか文化として日本人に
プロントの場合、従来のネットワークは
収益アップにつながるPOSシステムの運用
提案していきたい」と石川氏は説明する。
ISDNベースであった。オーナーがFC加盟
が可能になる。この計画を実現するために
昼と夜とで2つの顔を持つことで、収益
契約をすると、プロント本部が端末やルー
も、ネットワークの高速化は必至だった。
性の高い店舗経営ができる。また、昼間に
ターを納入する。ただし、NTTと契約し
第2の課題は、「速く安全なネットワーク」
するワンストップサービスへの期待は大きい。
重点を置いたカフェ主体の「ソラーレ」、
たり、回線料を支払うのは各オーナーの役
を、コストをかけずに実現しなければなら
プロントは、より速くより安全なネッ
小規模立地タイプの「プロント R-CUBE」
目であり、オーナーが特に意識しない限り、
ないということだ。FCは、それぞれ別の
などの新業態も次々に成功をおさめた。
ウィルス対策ソフトは導入されていなかっ
社長が経営する小会社の集合体のようなも
スチャンスをタイムリーにキャッチアップ
FC加盟店は、2003年ごろから急速に増加
た。
のであり、FC店のコスト負担を増大させ
していく環境を手に入れたのである。
している。
多店舗展開の場合、1店舗がウィルスに
るような施策は実行ができない。
「これからのビジネスはネットワークこ
感染すれば、たちどころに本部も他店舗も
第3に、導入設置工事の負担も大きな悩
そが生命線です。事業を安心して拡大して
感染する。特に2003年は、Blaster、Slammer、
みである。
いくためにも、信頼性の高い業務回線をき
Welchiaなど、複合型ワームと呼ばれる新
全国155店舗には155通りのネットワーク回
ちんと作っておきたかった」と石川氏は語
しいタイプの脅威が世界中を駆け巡った。
りの環境と事情があり、同じソリューショ
る。
複合型ワームとは、セキュリティホール
ンを一括導入することはできない。各種申
を自動的に探り出したり、OSのソースコー
請や工事に伴うスケジュール管理も大変だ。
店にするという構想を打ち出している。国
内でも多店舗化はプロントの基本活動方針
広域イーサネット
認証サーバ
の管理
NTTデータ
接続ポイント
であり、2007年までに現在の155店を200店
専用監視サーバ
による能動監視
に増やす計画である。店舗の増加とともに、
NTTデータの「多店舗おまかせサービス」
を利用したネットワーク拡張は続いていく
NTTフレッツ網
わけだが、特に、業態の多様化も進むと見
られるなかで、個別の問題解決までフォロー
店舗/拠点
店舗/拠点
店舗/拠点
店舗/拠点
トワークを構築することで、将来のビジネ
※記載されている会社名、製品名およびロゴは、各社の商標または登録商標です。
法人ビジネス事業本部 営業推進部
TEL.03-5546-9236 [email protected]
http://www.nttdata.co.jp/service/(お客様事例)
2005.2
ユーザ事例
Case Study
株式会社プロントコーポレーション様
高速で安全なネットワークは多店舗展開ビジネスの大前提だ。
FC展開するプロントの「四重苦」を解決した多店舗おまかせサービス
毎週10店舗ずつ導入していくのはそれだけ
を付与したうえで、広域イーサネットを介
ムーズで、トラブルなくプロジェクトが進
でも大変だが、3∼4ヵ月にわたって導入作
して本部へ接続するのだ。それによって専
んでいるのは、豊富な経験の裏打ちがある
業が続いていくと、本部のネットワーク関
用のRadius認証でセキュリティを高めたう
からこそのことでしょう」と石川氏は評価
連業務がストップしてしまう。
えで、セキュリティホールを作らない安全
する。
なネットワーク構築が実現できる。(店舗
インターネットを経由せずクロ
ーズドでセキュアなネットワー
クを構築
に」、
しかも、
「全国展開の工事管理などの手間を軽減」しながら構築したいと
いうニーズがある。プロントの場合にはさらに、グループ全体のネットワークに
セキュリティホールを作ってしまうことを防ぐため、
インターネットを利用したサー
株式会社プロントコーポレーション
本 社:東京都中央区銀座7-13-10 サクセス銀座セブンビル10階
設 立:1988年2月1日
資 本 金:3億円
(サントリー(株)65%、UCC上島珈琲(株)35%出資)
売 上 高:123億円
(2003年12月実績)
事 業 概 要: 昼はコーヒーショップ、夜はショットバー
という営業形態の飲食チェーン「プロント」
をフランチャイズで展開。
店舗数155店(2004年12月)。
グループ共通インターネットゲートウエイ
POSシステムのWebアプリケ
ーション化も可能に
を利用し、実現。)
なお、「多店舗おまかせサービス」は、
プロントの新しい業務回線は、2004年10月、
MCS(マルチキャリアサービス)をベース
バックボーンの構築がスタートした。その
ントの場合には第4の壁があった。
に、多店舗展開企業の課題をNTTデータが
後、FC店オーナーへの説明会を重ねたう
プロントの本部とFC店をつなぐネットワー
ワンストップで解決するサービスである。
えで、2005年1月から店舗側の工事をスター
クは、実は、サントリーグループの大きなネッ
MCSは、マルチキャリアの豊富なサービ
ト。同年4月に第1期工事を完了し、6月ま
トワークの中に位置づけられている。この
スから最適な回線を選択し、ベストマッチ
でにネットワークインフラを完成させる予
多店舗展開企業の三重苦に加えて、プロ
多店舗展開する企業には共通して、
「高速で安全なネットワーク基盤を」
「安価
からのインターネット接続はサントリーの
巨大なグループネットワークにセキュリティ
ングさせたうえで、NTTデータが24時間サ
定だ。
ホールを空けないように、店舗が個別にイ
ポートを含めたトータルソリューションと
最大の導入効果は、速くて安全なネットワー
ンターネットを利用することは、ネットワー
して提供するサービスだ。さらに「多店舗
クを、リーズナブルなコストで、本部の業
ク規約で禁じられているのだ。
おまかせサービス」は、マルチキャリアの
務負荷を増やさずに構築できることである。
プロントが、業務回線刷新のソリューショ
回線やマルチベンダーの機器の手配から、
つまり、多店舗展開企業の三重苦をみごと
ンとして、NTTデータが提供する「多店舗
運用、請求までトータルにマネジメントし
に解決することができるのだ。
おまかせサービス」を選択したのは、NTT
たうえ、拠点ごとの個別の問題解決まで責
「大容量ネットワークが構築できたため、
データの技術者が、この四重苦を即座に理
任を持って担当する。Bフレッツの安価な
納得のいくウィルス対策を講じることもで
解してくれたからでもある。
ブロードバンドサービスを利用しつつ、イ
きます。一般インターネットプロバイダー
ドを自動的に解析して脆弱性を突いたりし
「他社の提案はインターネットVPNを利
ンターネットを経由しないクローズドなネッ
の回線を使わないため、信頼性の高いネッ
て、利用者が気づかないうちに感染するタ
用する提案でした。インターネットを介さ
トワークサービスを実現するのも、「多店
トワーク基盤をFC店オーナーへ安心して
イプの脅威である。知らない人から届いた
ないクローズドなネットワークを構築した
舗おまかせサービス」の特長だ。また、個
お薦めできるのも大きなメリットです。ま
「2003年、Blasterが出現して世界中で
メールは開かないといった利用者の個別対
いという、こちらのニーズを一回聞いただ
人向けサービスであるフレッツは開通まで
た、回線キャリアとの価格交渉力を発揮し
猛威をふるいました。この様子を見て、業
応では防御が不可能で、潜伏期間も長いた
けで、Bフレッツと広域イーサネットを組
の手続きが煩雑だが、本部はこうした調整
たうえで、柔軟な料金体系を工夫してくれ
務回線の更改は、もう待ったなしの状況だ
め、感染したときの被害が甚大である。
み合わせて最適な提案をしてくれたのは、
作業から解放され、本来業務に専念できる
るなど、NTTデータでなければできない運
と痛感したのです」と、株式会社プロント
ウィルス対策をするためには、ネットワー
NTTデータだけでした」と石川氏は言う。
のである。
用面の支援もありました」と石川氏はプロジェ
コーポレーション 管理部 情報システムグ
クを更新しなければならない。ISDNベー
FC店はNTTフレッツ網を利用して、
「Bフレッツが導入できない店舗にはフレッ
クトの成果を高く評価している。
ループ リーダー 石川淳氏は言う。
スのネットワークにウィルス対策ソフトを
NTTデータの接続ポイントにアクセスする。
ツADSLを採用しましたが、その判断も
店舗と本部の間に常時接続のネットワー
導入してしまうと、ダウンロードに時間が
ここで、FC店を認証し、プライベートIP
NTTデータに一任しました。配管工事もス
ビスを使えないという条件があった。この四重苦を一気に解決したのが、NTT
データが提供する「多店舗おまかせサービス」である。NTTフレッツと広域イー
サネットを組み合わせたこのワンストップサービスにより、プロントは全国155
店舗を常時接続するセキュアなネットワークを構築中だ。
ネットワークは事業を安心して
拡大するための生命線だ
サントリーの子会社であるプロントコー
株式会社プロントコーポレーション
管理部 情報システムグループ リーダー
石川淳氏
ポレーションが運営する「プロント」は、
全国155店(2004年12月)を展開するフラ
ショップ、夜はショットバーという2つの
「速く、安く、安全に」を手間
をかけずに実現したい
がかかるようになったとFC店オーナーか
ていたPOSシステムのWebアプリケーショ
ネットワーク構成イメージ図
ン化は、2006年に実施する計画である。
プロント本部内では、全国の店舗に配布
プロントにとって2005年は、韓国に進出
しているPOSシステムを作り直して、Web
ベースのアプリケーションに変えたいとい
顔を持っていることだ。
ク基盤を構築することにより、Webアプリ
ケーションの導入も可能になる。懸案になっ
ら苦情が出る可能性があるからだ。
ンチャイズチェーン(FC)のカフェである。
プロントがユニークなのは、昼間はコーヒー
かかり、接続時間が増えるため、電話料金
する年となった。2月、ソウル市内に1号店
センター拠点
センター拠点
センター拠点
を開店するのを皮切りに、3年後までに30
「プロントが目指しているのは、イタリ
多店舗展開する企業は、ネットワークイ
う構想も持ち上がっていた。Webアプリケー
アの『バール』に見られるように、一日中
ンフラについて共通する3つの課題を抱え
ションにすれば、アプリケーションのバー
いつ行っても、その時々にほしい飲み物、
ている。
ジョンアップなどの維持/管理が楽になる
ほしい食事、ほしい形のくつろぎが得られ
第1に、ビジネスの生命線であるネットワー
だけでなく、製品マスターを機敏に更新し
る空間の提供です。そういう新しい居心地
クを、より高速でより安全なものにしたい。
てメニューを変更するなど、より戦略的で
の良さを、価値観とか文化として日本人に
プロントの場合、従来のネットワークは
収益アップにつながるPOSシステムの運用
提案していきたい」と石川氏は説明する。
ISDNベースであった。オーナーがFC加盟
が可能になる。この計画を実現するために
昼と夜とで2つの顔を持つことで、収益
契約をすると、プロント本部が端末やルー
も、ネットワークの高速化は必至だった。
性の高い店舗経営ができる。また、昼間に
ターを納入する。ただし、NTTと契約し
第2の課題は、「速く安全なネットワーク」
するワンストップサービスへの期待は大きい。
重点を置いたカフェ主体の「ソラーレ」、
たり、回線料を支払うのは各オーナーの役
を、コストをかけずに実現しなければなら
プロントは、より速くより安全なネッ
小規模立地タイプの「プロント R-CUBE」
目であり、オーナーが特に意識しない限り、
ないということだ。FCは、それぞれ別の
などの新業態も次々に成功をおさめた。
ウィルス対策ソフトは導入されていなかっ
社長が経営する小会社の集合体のようなも
スチャンスをタイムリーにキャッチアップ
FC加盟店は、2003年ごろから急速に増加
た。
のであり、FC店のコスト負担を増大させ
していく環境を手に入れたのである。
している。
多店舗展開の場合、1店舗がウィルスに
るような施策は実行ができない。
「これからのビジネスはネットワークこ
感染すれば、たちどころに本部も他店舗も
第3に、導入設置工事の負担も大きな悩
そが生命線です。事業を安心して拡大して
感染する。特に2003年は、Blaster、Slammer、
みである。
いくためにも、信頼性の高い業務回線をき
Welchiaなど、複合型ワームと呼ばれる新
全国155店舗には155通りのネットワーク回
ちんと作っておきたかった」と石川氏は語
しいタイプの脅威が世界中を駆け巡った。
りの環境と事情があり、同じソリューショ
る。
複合型ワームとは、セキュリティホール
ンを一括導入することはできない。各種申
を自動的に探り出したり、OSのソースコー
請や工事に伴うスケジュール管理も大変だ。
店にするという構想を打ち出している。国
内でも多店舗化はプロントの基本活動方針
広域イーサネット
認証サーバ
の管理
NTTデータ
接続ポイント
であり、2007年までに現在の155店を200店
専用監視サーバ
による能動監視
に増やす計画である。店舗の増加とともに、
NTTデータの「多店舗おまかせサービス」
を利用したネットワーク拡張は続いていく
NTTフレッツ網
わけだが、特に、業態の多様化も進むと見
られるなかで、個別の問題解決までフォロー
店舗/拠点
店舗/拠点
店舗/拠点
店舗/拠点
トワークを構築することで、将来のビジネ
※記載されている会社名、製品名およびロゴは、各社の商標または登録商標です。
法人ビジネス事業本部 営業推進部
TEL.03-5546-9236 [email protected]
http://www.nttdata.co.jp/service/(お客様事例)
2005.2
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