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Turbolinux 10 Server 簡易インストール手順

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Turbolinux 10 Server 簡易インストール手順
Turbolinux 10 Server 簡易インストール手順
Turbolinux 10 Server をインストールする手順を記載しています。
インストールするサーバ機器によっては、インストール時に最新のドライバ・ディスクの適用が必要な場合があります。ドライバ・ディスクに関す
る詳細は下記の URL を参照ください。
<最新機器への対応> http://www.turbolinux.co.jp/10s/newmodel.html
●Turbolinux 10 Server インストールの流れ
※CD ブートが可能な環境で GUI モードのインストーラを使用する場合の手順です。
1.
「インストール CD1」からシステムをブートします。インストーラが起動します。
2.
起動画面が表示されます。標準では "install" が選択されています。通常は [Enter]キーを押すか、このままインストールが開始するのを待ちます。
3.
「言語の選択」画面が表示されます。[日本語]を選択し[次へ]をクリックします。
4.
「ラインセンスの確認」画面が表示されます。内容を確認して[同意する]を選択し、[次へ]をクリックします。
5.
[インストール方法の選択]画面が表示されます。通常は「標準インストール」を選択し[次へ]をクリックします。
6.
「キーボードの設定」画面が表示されます。プルダウンメニューから使用するキーボードを選択し[次へ]をクリックします。
7.
「マウスの設定」画面が表示されます。プルダウンメニューから使用するマウスを選択し[次へ]をクリックします。
8.
「インストール先の設定」画面が表示されます。[自動パーティション設定]を選択すると既存のパーティションを削除し自動的にパーティショニングが行われま
す。手動で設定をする場合は、「TFDisk」を選択します。
「TFDisk」画面が表示されます。“/dev/sda”と表示されているタブが
1 台目の HDD です。複数 HDD が存在する場合には複数のタブが表
示されます。
タブ内の 1 番上に表示されている“/dev/sda”と書かれた青いバーは、
ハードディスクをあらわしています。この青いバーをクリックすると、ハ
ードディスクの情報を表示します。
次の“DosFree”と書かれたグレイのバーは空き領域を表します。
既にパーティションが作成されている環境ではパーティション構成が表
示されます。
“DosFree”を選択すると[パーティションの追加]ボタンが表示されま
す。[パーティションの追加]をクリックします。/boot パーティションの
作成を促すメッセージが表示されますので[OK]をクリックします。
続いて「パーティションタイプ」「マウントポイント」「要領(MB)」を設定し
[OK]をクリックします。
作成するパーティション分[パーティションの追加]を繰り返します。全て
完了したら[次へ]をクリックします。
8.
フォーマットするパーティションを選択するダイアログが表示されます。適切なパーティションが選択されていることを確認をして[OK]をクリックします。
9.
「ブートローダーの設定」画面が表示されます。GRUB のインストール先やブートディスクの作成について選択し[次へ]をクリックします。
10. 「ネットワークの設定」画面が表示されます。スタティックなアドレスを指定するには、「DHCP を使用して設定する」のチェックをはずし、必要な値を設定しま
す。ネットワークインタフェースカードが複数枚存在する場合には“eth0”、“eth1”のように複数タブが表示されます。対象のタブを選択し設定します。完了後
[次へ]をクリックします。
11. 「タイムゾーンの選択」画面が表示されます。タイムゾーンやタイムサーバーの設定後、[次へ]をクリックします。
12. 「アカウントの設定」画面が表示されます。「root パスワード」タブで root のパスワードを設定します。必要に応じて「ユーザー作成」タブで一般ユーザーの設定
を行います。「認証」タブでは、パスワードの暗号方式と認証方式を選択することが可能です。設定後[次へ]をクリックします。
13. 「インストールタイプの選択」画面が表示されます。インストールタイプを選択し[次へ]をクリックします。
14. 「モニタの設定」画面が表示されます。「製造元」「モデル名」「水平同期周波数」「垂直同期周波数」など、お使いのハードウェアの説明書等を参照し設定し[次
へ]をクリックします。「X の設定」画面が表示されます。必要な項目を設定後[次へ]をクリックします。X を設定しない場合には「X の設定を行わない」を選択
します。
15. 「インストールの準備ができました」画面が表示されます。インストーラで設定した内容を確認後[次へ]を押します。[戻る]を押すとこれまでの設定画面に戻
り、設定内容の修正が可能です。インストール続行確認のダイアログが表示されますので[OK]を押します。インストールが開始されます。
16. 選択したインストールタイプにより、途中で「インストール CD 2」を要求される場合があります。インストールが中断され、自動的に CD-ROM ドライブが開きま
すので「インストール CD 2」を挿入して[OK]を押します。インストールが再開されます。
17. 「追加パッケージのインストール」画面が表示されます。追加する場合は[次へ]をクリックし、追加ディスクを挿入します。追加インストールするパッケージが無
い場合は、[追加パッケージのインストールをスキップする。]を選択し、[次へ]をクリックします。
18. 「セキュリティレベルの設定」画面が表示されます。システムの起動時、有効になるサービスの指定です。レベルを選択後[次へ]をクリックします。
19. 「ブートローダーの設定」画面で、ブートディスクの作成を選択した場合は「ブートディスクの作成」画面が表示されます。空のフロッピーディスクをフロッピーディ
スクドライブへ挿入し[次へ]をクリックします。ブートディスクが作成されます。作成しない場合は、[ブートディスクの作成をスキップする]を選択して[次へ]を
クリックします。
20. 「インストールが完了しました」画面が表示されます。[完了]ボタンを押すと、自動的に CD-ROM ドライブが開きます。「インストール CD」とフロッピーディスク
を取り出しておきます。“Press <Enter> to reboot:”とメッセージが表示されたら[Enter]キーを押して再起動します。インストールは完了です。
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