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中東・北アフリカ/アジア株式ファンド

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中東・北アフリカ/アジア株式ファンド
投資信託説明書(請求目論見書)
2016 年 11 月 23 日
中東・北アフリカ/アジア株式ファンド
追加型投信/海外/株式
愛称:魔法のランプ
※ 課税上は株式投資信託として取り扱われます。
■本投資信託説明書(請求目論見書)により行う「中東・北アフリカ/アジア株式ファン
ド」の募集については、委託会社は、金融商品取引法(昭和 23 年法律第 25 号)第5条
の規定により、有価証券届出書を 2016 年 11 月 22 日に関東財務局長に提出しており、
2016 年 11 月 23 日にその届出の効力が生じております。
■当ファンドの基準価額は、当ファンドに組入れられる有価証券等の値動きによる影響の
ほか為替の値動きによる影響を受けるため、変動します。これらの運用による損益はす
べて投資家の皆様に帰属します。したがいまして、投資元金が保証されているものでは
ありません。
本書は金融商品取引法第 13 条の規定に基づく目論見書であり、投資家の請求により交付される請求目論見書です。
委託会社に対する照会先
コ ー ル セ ン タ ー:0120-104-694(受付時間:営業日の午前9時~午後5時)
ホームページアドレス:http://www.am-one.co.jp/
目
次
第一部【証券情報】 ................................................................... 1 第二部【ファンド情報】 ............................................................... 4 第1【ファンドの状況】 ............................................................. 4 第2【管理及び運営】 .............................................................. 31 第3【ファンドの経理状況】 ........................................................ 37 第4【内国投資信託受益証券事務の概要】 ........................................... 106 第三部【委託会社等の情報】 ......................................................... 107 第1【委託会社等の概況】 ......................................................... 107 約款 ............................................................................... 184 発
行
者
名 アセットマネジメントOne株式会社
代 表 者 の 役 職 氏 名 取締役社長 西 惠正
本 店 の 所 在 の 場 所 東京都千代田区丸の内一丁目8番2号
有価証券届出書の写し
該当事項はありません。
を縦覧に供する場所
第一部【証券情報】
(1)【ファンドの名称】
中東・北アフリカ/アジア株式ファンド
(以下「当ファンド」といいます。
)
ただし、愛称として「魔法のランプ」という名称を用いることがあります。
(2)【内国投資信託受益証券の形態等】
追加型証券投資信託の振替内国投資信託受益権(以下「受益権」と称することがあります。
)です。
ファンドの受益権は、社債、株式等の振替に関する法律(以下「社振法」といいます。)の規定の適用を受
けることとし、受益権の帰属は、後述の「(11) 振替機関に関する事項」に記載の振替機関および当該振替
機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を含め、以下「振
替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振替口座簿に
記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。)。委託会社であるアセット
マネジメントOne株式会社は、やむを得ない事情等がある場合を除き、当該振替受益権を表示する受益証
券を発行しません。
また、当ファンドについて、委託会社の依頼により、信用格付業者から提供され、若しくは閲覧に供され
た信用格付けまたは信用格付業者から提供され、若しくは閲覧に供される予定の信用格付けはありません。
(3)【発行(売出)価額の総額】
1,500 億円を上限とします。
(4)【発行(売出)価格】
取得申込日の翌営業日の基準価額とします。
※「基準価額」とは、ファンドの資産総額から負債総額を控除して求めた金額(純資産総額)を、計算日における受
益権総口数で除した価額をいいます。ただし、便宜上1万口当たりに換算した価額で表示されることがあります。
基準価額については、販売会社または委託会社にお問い合わせください。なお、委託会社に対する照会は
下記においてできます。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号※
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
注:電話番号はコールセンターのものです(以下同じ)
。
※ 電話によるお問い合わせは、営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。
(以下同じ。
)
(5)【申込手数料】
①
申込手数料(受益権1口当たり)は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、販売会社が別に定める率
(以下「手数料率」といいます。)を乗じて得た額とし、手数料率の上限は 3.24%(税抜 3%)です。
なお、申込手数料には、消費税ならびに地方消費税に相当する金額(8%、以下「消費税等相当額」と
いいます。
)が課せられます。
-1-
②
申込手数料については、販売会社にお問い合わせください。
③
「分配金再投資コース」を選択された場合の収益分配金は、毎計算期末の翌営業日に原則として税金
を差し引いた後、自動的に無手数料で再投資されます。
(6)【申込単位】
①
申込単位は販売会社が委託会社の承認を得て別に定める単位とします。
②
申込単位については、販売会社にお問い合わせください。
(注) 「分配金再投資コース」を選択されたお申込者は、収益分配金の再投資に際し、1 口の整数倍をもって取得す
ることができます。
(7)【申込期間】
平成 28 年 11 月 23 日から平成 29 年 5 月 22 日まで
※ 申込期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することによって更新されます。
(注)当ファンドの信託財産の純資産総額が追加信託金の上限額 500 億円に近づいた場合には、新規の取得申込みの
受付けを中止または一時中断する場合があります。
(8)【申込取扱場所】
当ファンドの申込取扱場所(以下「販売会社」といいます。)については、下記の委託会社の照会先までお
問い合わせください。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
(9)【払込期日】
取得申込代金は、販売会社が指定する期日までに販売会社にお支払いいただきます。
各取得申込日の発行価額の総額は、追加信託が行われる日に、販売会社により、アセットマネジメントO
ne株式会社(「委託者」または「委託会社」といいます。)の指定する口座を経由して、野村信託銀行株式
会社(「受託者」または「受託会社」といいます。
)の指定するファンド口座に払い込まれます。
(10)
【払込取扱場所】
取得申込代金は、お申込みの販売会社にお支払いください。なお、払込取扱場所については、下記の委託
会社の照会先までお問い合わせください。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
-2-
(11)
【振替機関に関する事項】
ファンドの受益権にかかる振替機関は下記の通りです。
株式会社証券保管振替機構
(12)
【その他】
○
投資信託振替制度における振替受益権について
当ファンドの受益権は、社振法の規定の適用を受け、上記「(11) 振替機関に関する事項」に記載の
振替機関の振替業にかかる業務規程等の規則にしたがって取り扱われるものとします。
ファンドの分配金、償還金、換金代金は、社振法および上記「(11) 振替機関に関する事項」に記載
の振替機関の業務規程その他の規則にしたがって支払われます。
投資信託振替制度(以下「振替制度」といいます。)においては、ファンドの受益権の発生、消滅、
移転をコンピュータシステムにて管理します。ファンドの設定、解約、償還等がコンピュータシステム
上の帳簿(
「振替口座簿」といいます。)への記載・記録によって行われます。
-3-
第二部【ファンド情報】
第1【ファンドの状況】
1【ファンドの性格】
(1)【ファンドの目的及び基本的性格】
①
ファンド・オブ・ファンズ方式により、世界各国の投資信託証券(投資信託または外国投資信託の
受益証券および投資法人または外国投資法人の投資証券をいい、各国の金融商品取引所※1(外国金融
商品市場※2 を含みます。以下同じ。)に上場している投資信託証券(以下「上場投資信託証券」とい
います。
)を含みます。以下同じ。
)に投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指します。
※1 金融商品取引法第2条第 16 項に規定する金融商品取引所をいいます(以下同じ。
)
。
※2 金融商品取引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます(以下同じ。
)
。
<ファンドの特色>
Ⅰ.「中東・北アフリカ(MENA)」地域の株式と「日本を除くアジア」地域の株式を実質的な主
要投資対象とします。
※ 「MENA」とは、
「Middle East(中東)
」と「North Africa(北アフリカ)
」の頭文字です。
Ⅱ.外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行いません。
②
500 億円を上限に信託金を追加することができます。なお、信託金の上限額については、受託会社
と合意のうえ変更することができます。
③
一般社団法人投資信託協会が定める分類方法において、以下のように分類・区分されます。
<商品分類>
・商品分類一覧表
単位型・追加型
(注)当ファンドが該当する商品分類に●を付しています。
投資対象地域
投資対象資産
(収益の源泉となる資産)
●株
単位型
国
●海
●追加型
内
内
外
外
債
式
券
不動産投信
その他資産
資産複合
-4-
・商品分類定義
該当分類
分
類
の
定
義
追加型
一度設定されたファンドであってもその後追加設定が行われ従来の信託財産
とともに運用されるファンドをいう。
海外
目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質
的に海外の資産を源泉とする旨の記載があるものをいう。
株式
目論見書又は投資信託約款において、組入資産による主たる投資収益が実質
的に株式を源泉とする旨の記載があるものをいう。
<属性区分>
・属性区分一覧表
(注)当ファンドが該当する属性区分に●を付しています。
投資対象資産
(実際の組入資産)
株式
一般
大型株
中小型株
債券
一般
公債
社債
その他債券
クレジット属性
不動産投信
●その他資産
(投資信託証券)※1
決算頻度
年1回
●年 2 回
投資対象地域
投資形態
ファミリーファンド
グローバル
日本
●ファンド・オブ・
ファンズ
北米
年4回
年 6 回(隔月)
年 12 回(毎月)
欧州
●アジア※2
為替ヘッジ※3
オセアニア
中南米
●アフリカ※2
日々
その他
●中近東(中東)
エマージング
あり
※2
●なし
資産複合
※1 当ファンドが投資信託証券への投資を通じて実質的な投資対象とする資産は、「株式・一般」で
す。
※2 当ファンドは投資信託証券への投資を通じ、主として中東・北アフリカ(MENA)地域の株式と
日本を除くアジア地域の株式に投資を行い、当該各地域の資産を主たる投資収益の源泉とします。
※3 「為替ヘッジ」は、対円での為替変動リスクに対するヘッジの有無を記載しております。
-5-
・属性区分定義
該当区分
区
分
の
定
義
目論見書又は投資信託約款において、主として「株式」、
「債券」及び「不動産投信」以外の資産に投資する旨の記
載があるものをいい、括弧内の記載はその該当資産を表
す。
その他資産
(投資信託証券)
目論見書又は投資信託約款において、主として株式に投資
する旨の記載があるもので、大型株、中小型株属性にあて
はまらない全てのものをいう。
※当ファンドは、投資信託証券への投資を通じて、株式に
投資を行います。
株式・一般
年2回
目論見書又は投資信託約款において、年 2 回決算する旨の
記載があるものをいう。
アジア
目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資
収益が日本を除くアジア地域の資産を源泉とする旨の記載
があるものをいう。
アフリカ
目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資
収益がアフリカ地域の資産を源泉とする旨の記載があるも
のをいう。
中近東(中東)
目論見書又は投資信託約款において、組入資産による投資
収益が中近東地域の資産を源泉とする旨の記載があるもの
をいう。
ファンド・オブ・ファンズ
「投資信託等の運用に関する規則」第 2 条に規定するファ
ンド・オブ・ファンズをいう。
為替ヘッジなし
目論見書又は投資信託約款において、為替のヘッジを行わ
ない旨の記載があるもの又は為替のヘッジを行う旨の記載
がないものをいう。
(注1)商品分類および属性区分は、委託会社が目論見書または約款の記載内容等に基づいて分類し
ています。
(注2)当ファンドが該当しない商品分類および属性区分の定義につきましては、一般社団法人投資
信託協会のホームページ(http://www.toushin.or.jp/)でご覧いただけます。
(注3)当ファンドは投資信託証券への投資を通じて、株式を主要投資対象とします。したがって、
「商品分類」における投資対象資産と、「属性区分」における投資対象資産の分類・区分は異
なります。
(2)【ファンドの沿革】
平成 20 年2月 29 日
信託契約締結、当ファンドの設定・運用開始
平成 23 年1月7日
運用の基本方針(主要投資対象等)を変更
平成 28 年 10 月1日
ファンドの委託会社としての業務をみずほ投信投資顧問株式会社からアセッ
トマネジメントOne株式会社に承継
-6-
(3)【ファンドの仕組み】
①
当ファンドの運営の仕組み
投資家
(受益者)
委託会社
(委託者)
販売会社
アセット
マネジメント
One
取
お
扱
申
込
者
販
お申込金
収益分配金
償 還 金
一部解約金
運用の指図
募集・販売等
契
約
売
会
お申込金
収益分配金
償 還 金
一部解約金
社
販売会社は委託会社との間で「投資信
託受益権の募集・販売等に関する契約
書」(募集・販売等契約)を締結し、ファ
ンドに関する主に次の業務を引き受け
ます。
(1)受益権の募集の取扱い・販売
(2)受益者の請求に基づく一部解約事
務
(3)受益者からの受益権の買取り
(4)受益者に対する一部解約金、買取代
金、収益分配金及び償還金の支払
い
(5)受益者に対し交付される収益分配金
の再投資に係る事務
(6)受益者に対する運用報告書等の交
付 等
信託契約
委託会社は信託財産の運用
の指図、目論見書・運用報告
書の作成等を行います。
受託会社
(受託者)
主要投資対象
野
投
村
資
信
信
託
投 資
銀
損 益
託
証
券
行
※
受託会社は信託契約に基づ
き、信託財産を保管・管理し、
受益権設定にかかる振替機
関への通知等を行います。た
だし、外国における資産の保
管は、外国の金融機関が行い
ます。
※ 主要投資対象となる投資信託証券は、中東・北アフリカ地域の株式を投資対象とする投資信託証券およ
び日本を除くアジア地域の株式を投資対象とする投資信託証券です。
②
ファンド・オブ・ファンズ方式について
当ファンドは、中東・北アフリカ(MENA)地域の株式を投資対象とする投資信託証券および日本
を除くアジア地域の株式を投資対象とする投資信託証券を主要投資対象とするファンド・オブ・ファン
ズ方式で運用を行います。
ファンド・オブ・ファンズとは、当ファンドが直接株式や債券などの資産に投資するのではなく、株
式や債券などに投資を行っている投資信託(ファンド)に投資することにより運用を行う仕組みです。
-7-
③
委託会社の概況
1.資本金の額
20 億円(平成 28 年 10 月 1 日現在)
2.会社の沿革
昭和 60 年7月1日
会社設立
平成 10 年 3 月 31 日
証券投資信託法に基づく証券投資信託の委託会社の免許取得
平成 10 年 12 月 1 日
証券投資信託法の改正に伴う証券投資信託委託業のみなし認可
平成 11 年 10 月 1 日
第一ライフ投信投資顧問株式会社を存続会社として興銀エヌダブリ
ュ・アセットマネジメント株式会社および日本興業投信株式会社と合
併し、商号を興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社とする
平成 20 年 1 月 1 日
興銀第一ライフ・アセットマネジメント株式会社からDIAMアセッ
トマネジメント株式会社に商号変更
平成 28 年 10 月1日
DIAMアセットマネジメント株式会社、みずほ投信投資顧問株式会
社、新光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)が
統合し、商号をアセットマネジメントOne株式会社に変更
3.大株主の状況(平成 28 年 10 月 1 日現在)
名称
住所
株式会社みずほフィナンシャル 東京都千代田区大手町一丁目 5 番 5
号
グループ
第一生命ホールディングス株式 東京都千代田区有楽町一丁目 13 番 1
号
会社
所有株式数
比率
28,000 株※1
70.0%※2
12,000 株
30.0%※2
※1:A種種類株式(15,510 株)を含みます。
※2:普通株式のみの場合の所有比率は、株式会社みずほフィナンシャルグループ 51.0%、第一生命
ホールディングス株式会社 49.0%
-8-
2【投資方針】
(1)【投資方針】
①
基本方針
この投資信託は、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。
②
運用方法
1.主要投資対象
世界各国の投資信託証券(上場投資信託証券を含みます。
)を主要投資対象とします。
2.投資態度
a.主として、中東・北アフリカ(MENA)地域の株式を投資対象とする投資信託証券および日本
を除くアジア地域の株式を投資対象とする投資信託証券への投資を通じて、中東・北アフリカ地域
およびアジア地域の株式へ実質的に投資を行い、信託財産の中長期的な成長を目指します。
b.投資信託証券への投資にあたっては、別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証券」とい
います。)の中から、対象となる投資信託証券の流動性、投資対象地域における当ファンドの商品
性に対する適合性等を勘案のうえ選択した投資信託証券に投資を行うことを基本とします。
※ 中東・北アフリカ地域の株式を投資対象とする投資信託証券(特に上場投資信託証券)につ
いては、流動性を補完する目的から、アフリカ地域の株式が主たる投資対象となるものが一
部含まれることがあります。
c.各投資信託証券への投資割合については、中東・北アフリカ地域の株式を投資対象とする投資信
託証券とアジア地域の株式を投資対象とする投資信託証券への割合が概ね同程度(各 50%)となる
よう投資を行うことを基本とします。ただし、当ファンドの純資産規模や投資対象となる投資信託
証券の流動性等を勘案のうえ、各 50%を中心に概ね±25%の範囲内で投資割合を変更する場合があ
ります。
d.投資信託証券の合計組入比率は、高位を保つことを基本とします。
e.外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行いません。
f.指定投資信託証券は適宜見直しを行います。なお、その際には、指定投資信託証券として指定さ
れていた投資信託証券が指定から外れたり、新たな投資信託証券(新たに設定または新たに上場さ
れた投資信託証券を含みます。
)を指定投資信託証券として指定する場合があります。
g.市況動向やファンドの資金事情等によっては、上記のような運用が行われないことがあります。
③
ファンドの投資プロセス
当ファンドは、以下のプロセスにより、中東・北アフリカ地域および日本を除くアジア地域の株式へ
実質的に投資を行います。
Step1
・世界各国の投資信託証券の中から、中東・北アフリカ(MENA)地域の株式、日本を除くア
ジア地域の株式を投資対象とする投資信託証券(上場投資信託証券を含みます。
)を抽出
※ 中東・北アフリカ(MENA)地域の株式を投資対象とする投資信託証券(特に上場投資
信託証券)には、流動性を補完する目的から、一部アフリカ地域の株式を主たる投資対象
-9-
とするものを含めます。
・投資対象としての適性(基準価額の算出頻度、設定・解約の頻度等)を考慮のうえ、指定投資
信託証券を選定
Step2
・指定投資信託証券の中から投資信託証券の流動性、投資対象地域における当ファンドの商品性
に対する適合性等を勘案のうえ選択した投資信託証券に投資
・各地域(中東・北アフリカ(MENA)地域、日本を除くアジア地域)の株式を投資対象とす
る投資信託証券への投資割合は、原則同程度(それぞれ 50%)
※ 当ファンドの純資産規模や投資対象となる投資信託証券の流動性等を勘案のうえ、各 50%
を中心に概ね±25%の範囲内で投資割合を変更する場合があります。
※
上記のプロセスは、今後変更される場合があります。
(参考)投資対象とする投資信託証券(指定投資信託証券)について
ファンド名称
i シェアーズ MSCI AC アジア(除く日本)ETF
ファンドの形態
指数型上場投資信託(ETF)
表示通貨
米ドル
発行地
米国
当初設定日
2008 年 8 月 13 日
決算日
7 月 31 日
収益分配
年2回
主たる上場取引所
ナスダック(NASDAQ)
ファンドの目的
及び基本的性格
当ファンドは、MSCI AC アジア(除く日本)(以下「対象指数」といいます。
)の価格お
よび利回りの動きに概ね連動する運用成果(手数料および費用控除前)を追求します。
主要投資対象
対象指数に採用されている株式(その株式に連動する預託証書を含みます。
)
ファンドの関係法人
運用会社:ブラックロック・ファンド・アドバイザーズ(BFA)
管理会社兼保管銀行兼名義書換代理人:ステート・ストリート・バンク・アンド・トラ
スト・カンパニー
投資方針
対象指数は、アジアの主要 10 ヵ国/地域の株式市場の動きを捉えるために、MSCI が独
自に計算した各国ごとの株価指数を各国の株式時価総額でウェイト付けして合成された
ものです。
当ファンドは、純資産総額の 90%以上を対象指数に採用されている株式(およびその株
式に連動する預託証書)に投資を行います。株式へ投資しない部分については、ファン
ドに有益と判断される場合に限り、先物、オプションなどに投資することがあります。
※主要組入国・地域:中国、韓国、台湾、インド、香港、シンガポール、インドネシ
ア、タイ、フィリピン、マレーシア(平成 28 年9月 30 日現在)
管理報酬等
純資産総額の 0.69%(年率)
※
上記の内容(主要組入国・地域を除きます。
)は原則として、平成 27 年 12 月1日時点のものであり、上記の記
載内容が変更となる場合があります。
-10-
ファンド名称
i シェアーズ MSCI AC 極東(除く日本)UCITS ETF
ファンドの形態
指数型上場投資信託(ETF)
表示通貨
英ポンド
発行地
アイルランド
当初設定日
2005 年 10 月 28 日
決算日
2 月末日
収益分配
年4回
主たる上場取引所
ロンドン証券取引所
ファンドの目的
及び基本的性格
当ファンドは、MSCI AC 極東(除く日本)指数(以下「対象指数」といいます。)のリ
ターンを反映するトータル・リターン(キャピタル・リターンおよびインカム・リター
ンを含みます。
)を投資家に提供することを目標としています。
主要投資対象
対象指数に採用されている株式(その株式に連動する預託証書を含みます。
)
ファンドの関係法人
運用会社:ブラックロック・アドバイザーズ(UK)リミテッド
管理会社:ブラックロック・アセット・マネジメント・アイルランド・リミテッド
管理事務代行会社:ステート・ストリート・ファンド・サービシズ・(アイルランド)・
リミテッド
登録代理人:ステート・ストリート・ファンド・サービシズ・(アイルランド)・リミテ
ッド
保管銀行:ステート・ストリート・カストディアル・サービシズ・(アイルランド)・リ
ミテッド
投資方針
投資目的を達成するために、可能な限り、対象指数を構成する証券に投資を行います。
※主要組入国・地域:中国、韓国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネ
シア、タイ、フィリピン(平成 28 年9月 30 日現在)
管理報酬等
純資産総額の 0.74%(年率)
※
上記の内容(主要組入国・地域を除きます。
)は原則として、平成 28 年5月 26 日時点のものであり、上記の記
載内容が変更となる場合があります。
ファンド名称
WisdomTree 中東配当ファンド
ファンドの形態
指数型上場投資信託(ETF)
表示通貨
米ドル
発行地
米国
当初設定日
2008 年 7 月 16 日
決算日
3 月末日
収益分配
年4回
主たる上場取引所
ナスダック(NASDAQ)
ファンドの目的
当ファンドは、WisdomTree 中東配当指数(以下「対象指数」といいます。)の価格およ
及び基本的性格
び利回りの動きに概ね一致する運用成果(手数料および費用控除前)を追求します。
主要投資対象
対象指数に採用されている株式(その株式に連動する預託証書を含みます。
)
ファンドの関係法人
運用会社:ウィズダムツリー・アセットマネジメント
事務代行会社 兼 保管銀行 兼 名義書換代理人:ステート・ストリート・バンク・アン
ド・トラスト・カンパニー
投資方針
対象指数は、中東・北アフリカ地域内において、定期的に配当のある株式のうち、時価
総額が大きく、かつ流動性の高い株式によって構成されています。対象指数における個
別銘柄の構成比率は、各銘柄の年間配当総額などに基づいて年次で調整されます。
当ファンドは、通常時、純資産総額の 95%以上を対象指数に採用されている株式(およ
びその株式に連動する預託証書など)に投資を行います。
※主要組入国・地域:カタール、アラブ首長国連邦、クウェート、モロッコ、エジプ
ト、オマーン、ヨルダン、バーレーン(平成 28 年6月 30 日現在)
管理報酬等
※
純資産総額の 0.88%(年率)
上記の内容(主要組入国・地域を除きます。
)は原則として、平成 28 年8月1日時点のものであり、上記の記載
内容が変更となる場合があります。
-11-
ファンド名称
SPDR S&P エマージング 中東・アフリカ ETF
ファンドの形態
指数型上場投資信託(ETF)
表示通貨
米ドル
発行地
米国
当初設定日
2007 年 3 月 19 日
決算日
9 月末日
収益分配
年2回
主たる上場取引所
NYSE アーカ(NYSE Arca)
ファンドの目的
当ファンドは、S&P Mid-East & Africa BMI 指数(以下「対象指数」といいます。
)の価
及び基本的性格
格の動きに概ね一致する運用成果(手数料および費用控除前)を追求します。
主要投資対象
対象指数に採用されている株式(その株式に連動する預託証書を含みます。
)
ファンドの関係法人
運用会社:SSgA ファンズ マネジメント インク
事務代行会社 兼 保管銀行 兼 名義書換代理人:ステート・ストリート・バンク・アン
ド・トラスト・カンパニー
投資方針
対象指数は、中東・アフリカ地域内で時価総額が大きく、かつ流動性の高い株式によっ
て構成されています。
対象指数においては、同一銘柄の株式の構成比率は 24%を上限とし、四半期ごとに調整
されます。
当ファンドは、純資産総額の 80%以上を対象指数に採用されている株式(およびその株
式に連動する預託証書)に投資を行うことを基本とします。また、サンプリング法を利
用して対象指数への連動を試みます。
※主要組入国・地域:南アフリカ、カタール、アラブ首長国連邦、エジプト(平成 28
年9月 30 日現在)
管理報酬等
※
純資産総額の 0.49%(年率)
上記の内容(主要組入国・地域を除きます。
)は原則として、平成 28 年1月 31 日時点のものであり、上記の記
載内容が変更となる場合があります。
(注)上記の指定投資信託証券は、平成 28 年 11 月 22 日現在のものです。今後、指定投資信託証券として
指定されていた投資信託証券が指定から外れたり、新たな投資信託証券が指定投資信託証券として
指定される場合があります。
(2)【投資対象】
①
投資の対象とする資産の種類
この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定め
るものをいいます。以下同じ。
)
a.有価証券
b.金銭債権
c.約束手形(a.に掲げるものに該当するものを除きます。
)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
a.為替手形
②
有価証券の指図範囲
委託会社は、信託金を、主として、別に定める投資信託証券(投資信託または外国投資信託の受益証
券(金融商品取引法第2条第1項第 10 号で定めるものをいいます。
)および投資証券または外国投資証
-12-
券(金融商品取引法第2条第1項第 11 号で定めるものをいいます。))(「指定投資信託証券」といいま
す。
)のほか、次の有価証券(金融商品取引法第 2 条第 2 項の規定により有価証券とみなされる同項各
号に掲げる権利を除きます。)に投資することを指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、1.の証券または証書の性質を有するもの
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人が発行する債券および社債券(新株引受権証券と社
債券とが一体となった新株引受権付社債券の新株引受権証券および短期社債等を除きます。
)
4.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第 2 条第 1 項第 14 号で定める受益証券発行信託の受益証
券に限ります。
)
なお、3.の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現先取引(売戻し条
件付きの買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものと
します。
③
金融商品の指図範囲
委託会社は、信託金を、②に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第
2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。)により運用することを指
図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第 14 号に規定する受益証券発行信託を除きます。)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
当ファンドが投資対象とする投資信託証券(指定投資信託証券)の内容は、前記「(1) 投資方針
(参考)投資対象とする投資信託証券(指定投資信託証券)について」をご参照ください。
-13-
(3)【運用体制】
a.ファンドの運用体制
①
投資環境見通しおよび運用方針の策定
経済環境見通し、資産別市場見通し、資産配分方針および資産別運用方針は月次で開催する「投資
環境会議」および「投資方針会議」にて協議、策定致します。これらの会議は運用本部長・副本部長、
運用グループ長等で構成されます。
②
運用計画の決定
各ファンドの運用は「投資環境会議」および「投資方針会議」における協議の内容を踏まえて、フ
ァンド毎に個別に任命された運用担当者が行います。運用担当者は月次で運用計画書を作成し、運用本
部長の承認を受けます。運用担当者は承認を受けた運用計画に基づき、運用を行います。
③
売買執行の実施
運用担当者は、売買計画に基づいて売買の執行を指図します。トレーディング担当者は、最良執行
をめざして売買の執行を行います。
④
モニタリング
運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署(60~70 人程度)は、運用に関
するパフォーマンス測定、リスク管理および法令・信託約款などの遵守状況等のモニタリングを実施し、
必要に応じて対応を指示します。
定期的に開催されるリスク管理に関する委員会等において運用リスク管理状況、運用実績、法令・
信託約款などの遵守状況等について検証・報告を行います。
⑤
内部管理等のモニタリング
内部監査担当部署(10~20 人程度)が運用、管理等に関する業務執行の適正性・妥当性・効率性等
の観点からモニタリングを実施します。
-14-
b.ファンドの関係法人に関する管理
ファンドの関係法人である受託会社に対して、その業務に関する委託会社の管理担当部署は、内部統制
に関する外部監査人による報告書等の定期的な提出を求め、必要に応じて具体的な事項に関するヒアリン
グを行う等の方法により、適切な業務執行体制にあることを確認します。
c.運用体制に関する社内規則
運用体制に関する社内規則として運用管理規程および職務責任権限規程等を設けており、運用担当者の
任務と権限の範囲を明示するほか、各投資対象の取り扱いに関して基準を設け、ファンドの商品性に則っ
た適切な運用の実現を図ります。
また、売買執行、投資信託財産管理および法令遵守チェック等に関する各々の規程・内規を定めていま
す。
※運用体制は平成 28 年 10 月 1 日現在のものであり、今後変更となる場合があります。
(4)【分配方針】
①
収益分配方針
毎計算期末(原則として毎年2月 22 日および8月 22 日。ただし、休業日の場合は翌日以降の最初
の営業日)に、原則として以下の方針に基づき分配を行います。
1.分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた配当等収益および売買益(評価益を含みま
す。
)等の全額とします。
2.分配金額は、委託会社が基準価額の水準や市況動向等を勘案して決定します。
※ 分配対象収益が少額の場合には分配を行わないことがあります。
3.収益分配に充てなかった利益については、運用の基本方針に基づいて運用を行います。
※
②
将来の収益分配金の支払いおよびその金額について保証するものではありません。
収益分配金の支払い
1.収益分配金は、原則として毎計算期間終了日から起算して5営業日までに販売会社において支払い
が開始されます。
2.収益分配金の再投資に関する契約に基づいて収益分配金を再投資することにより増加した受益権は、
振替口座簿に記載または記録されます。
※
収益分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分
配金にかかる決算日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該収益分
配金にかかる決算日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録
されている受益権については原則として取得申込者とします。
)に対し、お支払いします。
(5)【投資制限】
○
約款で定める投資制限
①
投資信託証券(約款 運用の基本方針 運用方法 (3)投資制限)
1.投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
2.同一銘柄の投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
-15-
②
外貨建資産(約款 運用の基本方針 運用方法(3)投資制限、および約款第 22 条)
外貨建資産への投資割合には制限を設けません。ただし、外貨建有価証券への投資については、わが
国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約されることがあります。
③
外国為替予約(約款第 23 条)
委託会社は、信託財産に属する外貨建資産について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替
の売買の予約を指図することができます。
④
株式(約款 運用の基本方針 運用方法(3)投資制限)
株式への直接投資は行いません。
⑤
公社債(約款第 17 条)
買い現先取引(売戻し条件付きの買い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り
行うことができるものとします。
⑥
デリバティブ取引等(約款第 20 条の2)
委託会社は、デリバティブ取引等(この信託財産に属する投資信託証券に係る投資信託において取引
されるデリバティブ取引等(金融商品取引法第2条第 20 項に規定するものをいい、新株予約権証券、
新投資口予約権証券またはオプションを表示する証券もしくは証書に係る取引、選択権付債券売買およ
び商品投資等取引(投資信託及び投資法人に関する法律施行令第3条第 10 号に規定するものをいう。
)
を含みます。以下同じ。))について、一般社団法人投資信託協会の規則に定める合理的な方法により算
出した額が信託財産の純資産総額を原則として超えることとならないよう管理します。
⑦
公社債の借入れ(約款第 21 条)
1.委託会社は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることができます。
なお、当該公社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提供の指図を行
うものとします。
2.前記1.の指図は、当該借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。
3.信託財産の一部解約等の事由により、前記2.の借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資
産総額を超えることとなった場合には、委託会社はすみやかに、その超える額に相当する借り入れた
公社債の一部を返還するための指図をするものとします。
4.前記1.の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。
⑧
資金の借入れ(約款第 29 条)
1.委託会社は、信託財産の効率的な運用および運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払資金
の手当て(一部解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。)を目的として、
または再投資にかかる収益分配金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ(コール市場を通じ
る場合を含みます。)の指図をすることができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は
行わないものとします。
2.一部解約に伴う支払資金の手当てにかかる借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託財
産で保有する有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日から信託
-16-
財産で保有する有価証券等の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開始日から信
託財産で保有する有価証券等の償還金の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、
資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約代金等および償還金の合計額を限度とします。ただし、
資金借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純資産総額の 10%を上回らない範囲内とします。
3.収益分配金の再投資にかかる借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業日
までとし、資金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
4.借入金の利息は信託財産中より支弁します。
3【投資リスク】
(1) 当ファンドにおける主として想定されるリスクと収益性に与える影響度合い
・当ファンドは、主として投資信託証券への投資を通じて実質的に株式などの値動きのある証券等(外貨
建資産には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、ファンドの基準価額は変動します。したが
って、元金や一定の投資成果が保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被ること
があります。
・運用により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者の皆様に帰属します。
・投資信託は預金商品や保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。
・登録金融機関が取扱う投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。
・投資信託は預貯金とは異なります。
・当ファンドのお取引に関しては、金融商品取引法第 37 条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適
用はありません。
当ファンドにおいて主として想定されるリスクは以下の通りですが、基準価額の変動要因はこれらに限
定されるものではありません。
①
投資信託証券の価格変動リスク
投資信託証券の価格変動リスクとは、当ファンドが投資を行う投資信託証券の価格が下落するリスク
をいいます。当ファンドが投資する投資信託証券の価格が下落した場合には、当ファンドの基準価額が
下落する要因になります。
当ファンドの投資対象である指定投資信託証券は、中東・北アフリカ地域(一部アフリカ地域全般が
含まれる場合があります。)および日本を除くアジア地域の株式を組入れます。これらの株価が下落し
た場合には、投資信託証券の価格変動を通じて、当ファンドの基準価額が下落する要因となります。ま
た、投資信託証券を通じて実質的に投資する企業が業績悪化や倒産等に陥った場合には、当該企業の株
価が大きく下落することや無くなることがあり、当ファンドの基準価額に大きな影響を及ぼすことがあ
ります。なお、当ファンドが投資対象とする指定投資信託証券が上場投資信託証券の場合、指定投資信
託証券の価格は市場の需給の影響を受けます。
②
為替変動リスク
為替変動リスクとは、為替変動により外貨建資産の円換算価格が下落するリスクをいいます。
当ファンドでは、原則として為替ヘッジを行わないため、投資対象通貨と円との外国為替相場が円高
となった場合には、当ファンドの基準価額が下落する要因となります。また、当ファンドが投資を行う
投資信託証券は、外貨建資産に投資を行いますので、価格は為替変動の影響を受けます。
-17-
③
カントリーリスク
カントリーリスクとは、投資先となっている国(地域)の政治・経済・社会・国際関係等が不安定な
状態、あるいは混乱した状態等に陥った場合に、当該国における資産の価値や当該国通貨の価値が下落
するリスクをいい、当ファンドの実質的な投資先となっている国(地域)がこうした状態に陥った場合
には、当ファンドの基準価額が下落する要因となる可能性があります。
なお、中東・アフリカ地域および日本を除くアジア地域の市場は先進国の市場と比較して、経済、情
報開示制度や決済システム等のインフラが未発達で、かつ市場規模も相対的に小さい市場が多く存在し
ます。そのため、急激な金利や為替変動が起きた場合ならびに外国為替取引規制や資本規制などが実施
された場合など、市場に及ぼす影響は先進国以上に大きいことが予想されます。このような場合には、
各国市場の資産価額の下落を通じ、当ファンドの基準価額が大幅に下落する可能性があります。
④
流動性リスク
流動性リスクとは、有価証券を売却(または購入)しようとする際に、需要(または供給)がないため、
有価証券を希望する時期に、希望する価格で売却(または購入)することができなくなるリスクをいいま
す。
一般に規模が小さい市場での売買や、取引量の少ない有価証券の売買にあたっては、流動性リスクへ
の留意が特に必要とされます。また、一般に市場を取り巻く外部環境の急変があった場合には、市場実
勢価格での売買ができなくなる可能性が高まります。
当ファンドが投資する投資信託証券または、投資信託証券への投資を通じて実質的に投資する株式等
の流動性が損なわれた場合には、当ファンドの基準価額が下落する要因となる可能性があります。
⑤
信用リスク
信用リスクとは、公社債等の発行体が財政難、経営不振、その他の理由により、利息や償還金をあら
かじめ決められた条件で支払うことができなくなる(債務不履行)リスクをいいます。
一般に債務不履行が生じた場合、またはその可能性が高まった場合には、当該発行体が発行する公社
債および短期金融商品(コマーシャル・ペーパー等)の価格は下落します。また、当該発行体が企業の
場合には、一般にその企業の株価が下落する要因となります。
当ファンドが投資信託証券への投資を通じて実質的に投資する株式の発行企業等がこうした状況に陥
った場合には、当ファンドの基準価額が下落する要因となる可能性があります。
<その他>
・中東・アフリカ地域および日本を除くアジア地域の金融市場や証券市場にかかる法令・制度などが先
進国と比較して未整備であったり先進国とは異なったりすること、法令・制度・税制・決済ルールに
変更が加えられる可能性が先進国よりも高いと考えられること、市場取引の仲介業者等の固有の事情
から、投資行動に予期せぬ制約を受けたり、様々な要因から投資成果への悪影響や損失を被ったりす
る可能性があります。
・当ファンドは、一部解約の請求金額が多額な場合や取引所における取引の停止等があるときには、一
部解約の実行の請求の受付けを中止すること、およびすでに受け付けた一部解約の実行の請求の受付
けを取り消すことがあります。
-18-
<収益分配金に関する留意点>
・投資信託の分配金は、預貯金の利息とは異なり、投資信託の純資産から支払われますので、分配金が
支払われると、その金額相当分、基準価額は下がります。
・分配金は、計算期間中に発生した収益(経費控除後の配当等収益および評価益を含む売買益)を超え
て支払われる場合があります。その場合、当期決算日の基準価額は前期決算日と比べて下落すること
になります。また、分配金の水準は、必ずしも計算期間におけるファンドの収益率を示すものではあ
りません。
・投資家(受益者)のファンドの取得価額によっては、分配金の一部または全部が、実質的には元本の
一部払戻しに相当する場合があります。ファンド取得後の運用状況により、分配金額より基準価額の
値上がりが小さかった場合も同様です。
(2) リスク管理体制
委託会社におけるファンドの投資リスクに対する管理体制については、以下のとおりです。
・運用リスクの管理:運用担当部署から独立したコンプライアンス・リスク管理担当部署が、運用リス
クを把握、管理し、その結果に基づき運用担当部署へ対応の指示等を行うことにより、適切な管理を
行います。
・運用パフォーマンス評価:運用担当部署から独立したリスク管理担当部署が、ファンドの運用パフォ
ーマンスについて定期的に分析を行い、結果の評価を行います。
・リスク管理に関する委員会等:上記のとおり運用リスクの管理状況、運用パフォーマンス評価等の報
告を受け、リスク管理に関する委員会等は総合的な見地から運用状況全般の管理・評価を行います。
※リスク管理体制は平成 28 年 10 月 1 日現在のものであり、今後変更になることがあります。
-19-
(参考情報) ファンドの値動き・代表的資産クラスとの年間騰落率の比較(2011 年 9 月~2016 年 8 月)
■当ファンドの年間騰落率および分配金再投資基準 ■当ファンドと代表的な資産クラスとの年間騰落率
価額の推移
の比較
分配金再投資基準価額は、分配金(税引前)を再投資したものとして計
算していますので、実際の基準価額とは異なる場合があります。(以下同
じ。
)
年間騰落率(各月末時点について1年前と比較したもの)は、分配金再
投資基準価額をもとに計算していますので、基準価額をもとに計算した
騰落率とは異なる場合があります。
上記は、当ファンドと代表的な資産クラスを定量的に比較できるように、
2011 年9月~2016 年8月の5年間における年間騰落率(各月末時点につい
て1年前と比較したもの)の平均・最大・最小を表示したものです。
当ファンドの年間騰落率は、分配金再投資基準価額をもとに計算していま
すので、基準価額をもとに計算した騰落率とは異なる場合があります。
代表的な資産クラスは比較対象として記載しているため、当ファンドの投
資対象とは限りません。
* 各資産クラスの指数
日 本 株:東証株価指数(TOPIX)配当込み
先進国株:MSCI コクサイ・インデックス(配当込み・円ベース)
新興国株:MSCI エマージング・マーケット・インデックス(配当込み・円ベース)
日本国債:NOMURA-BPI 国債
先進国債:シティ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)
新興国債:JP モルガン GBI-EM グローバル・ディバーシファイド(ヘッジなし・円ベース)
※株式の指数は、配当を考慮したものです。また、海外(先進国・新興国)の指数は、為替ヘッジなしによる投資を想定して、円換算しております。
「東証株価指数(TOPIX)」とは、東京証券取引所第一部に上場されているすべての株式の時価総額を指数化したものです。同指数は、株式会社東京証
券取引所(㈱東京証券取引所)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、㈱東京証券取引所が有して
います。
「MSCI コクサイ・インデックス」とは、MSCI インク(以下、MSCI)が開発した株価指数で、日本を除く世界の主要先進国の株価指数を、各国の株式
時価総額をベースに合成したものです。同指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は MSCI に帰属します。また MSCI は、同指数の内容を変
更する権利および公表を停止する権利を有しています。
「MSCI エマージング・マーケット・インデックス」とは、MSCI が開発した株価指数で、新興国の株価指数を、各国の株式時価総額をベースに合成し
たものです。同指数に関する著作権、知的財産権その他一切の権利は MSCI に帰属します。また MSCI は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止す
る権利を有しています。
「NOMURA-BPI 国債」とは、野村證券株式会社が国内で発行された公募利付国債の市場全体の動向を表すために開発した投資収益指数です。同指数の知
的財産権とその他一切の権利は野村證券株式会社に帰属しています。また、同社は当該指数の正確性、完全性、信頼性、有用性を保証するものではな
く、ファンドの運用成果等に関して一切責任を負いません。
「シティ世界国債インデックス(除く日本)」とは、Citigroup Index LLC が開発した債券指数で、日本を除く世界主要国の国債で構成されている時価
総額加重平均指数です。同指数は、Citigroup Index LLC の知的財産であり、指数の算出、数値の公表、利用など同指数に関するすべての権利は、
Citigroup Index LLC が有しています。
「JP モルガン GBI-EM グローバル・ディバーシファイド」とは、JP モルガン・セキュリティーズ・インクが公表している新興国の現地通貨建ての国債
で構成されている時価総額加重平均指数です。同指数に対する著作権、知的所有権その他一切の権利は JP モルガン・セキュリティーズ・インクに帰
属します。また、同社は同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有しています。
4【手数料等及び税金】
(1)【申込手数料】
①
申込手数料(受益権1口当たり)は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、販売会社が別に定める率
(以下「手数料率」といいます。)を乗じて得た額とし、手数料率の上限は 3.24%(税抜 3%)です。
なお、申込手数料には、消費税等相当額が課せられます。
-20-
②
申込手数料については、販売会社にお問い合わせください。
③
「分配金再投資コース」における収益分配金は、毎計算期間末の翌営業日に原則として税金を差し引
いた後、自動的に無手数料で再投資されます。
<申込手数料を対価とする役務の内容>
商品説明、募集・販売の取扱い事務等の対価
(2)【換金(解約)手数料】
ありません。
(3)【信託報酬等】
①
当ファンドの信託報酬の総額は、計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年 1.026%(税抜
0.95%)の率を乗じて得た額とします。
信託報酬の配分(税抜)は、以下の通りとします。
②
委託会社
販売会社
受託会社
0.31%
0.6%
0.04%
信託報酬は、毎計算期末または信託終了のとき信託財産中から支弁するものとします。なお、信託報
酬にかかる消費税等相当額は、信託報酬支弁の時に信託財産中から支弁します。
(投資対象とする指定投資信託証券にかかる信託報酬等)
○ i シェアーズ MSCI AC アジア (除く日本)ETF
管理報酬等:純資産総額の 0.69%(年率)
○ i シェアーズ MSCI AC 極東(除く日本)UCITS ETF
管理報酬等:純資産総額の 0.74%(年率)
○ WisdomTree 中東配当ファンド
管理報酬等:純資産総額の 0.88%(年率)
○ SPDR S&P エマージング 中東・アフリカ ETF
管理報酬等:純資産総額の 0.49%(年率)
当ファンドが純資産総額相当額の指定投資信託証券を組入れた場合、全体として受益者が負担する実質
的な信託報酬率は、信託財産の純資産総額に対し年率 1.566%から 1.871%程度(税込)となります。
(こ
の数値は、平成 28 年 11 月 22 日現在の指定投資信託証券を地域別配分比率(各地域 50%±25%)の範囲
で当ファンドの純資産総額相当額組入れた場合のものであり、実際の組入比率や指定投資信託証券の変更、
指定投資信託証券の管理報酬の変更等により変動します。なお、この他に定率により計算されない「その
他の費用等」がかかります。)
-21-
<信託報酬等を対価とする役務の内容>
当ファンド
委託会社
信託財産の運用、目論見書等各種書類の作成、基準価額の算出等の対価
販売会社
交付運用報告書等各種書類の送付、顧客口座の管理、購入後の情報提供等
の対価
受託会社
投資対象とする指定
信託財産の管理、委託会社からの運用指図の実行等の対価
指定投資信託証券の信託財産の運用、管理等の対価
投資信託証券
(4)【その他の手数料等】
①
信託財産に関する租税、特定資産の価格等の調査に要する費用および当該費用にかかる消費税等相当
額、信託事務の処理に要する諸費用、信託財産の財務諸表の監査に要する費用および当該費用にかかる
消費税等相当額、外国における資産の保管等に要する費用、受託会社の立替えた立替金の利息および資
金の借入れを行った際の当該借入金の利息は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。なお、
信託財産の財務諸表の監査に要する費用は、当該費用にかかる消費税等相当額とともに毎計算期末また
は信託終了のとき、信託財産中から支弁します。
②
当ファンドの組入有価証券の売買時の売買委託手数料等およびこれら手数料にかかる消費税等相当額
は、受益者の負担とし、信託財産中から支弁します。
③
受益者が当ファンドを解約する際には、信託財産留保額(1口につき、解約請求受付日の翌営業日の
基準価額の 0.3%)をご負担いただきます。
④
「その他の費用等」については、当ファンドの投資先ファンドにおいて発生する場合、その信託財産
中から支弁されます。これらはそのファンドの基準価額に反映されるため、結果として当ファンドの受
益者が間接的に負担することとなります(投資先ファンドが上場投資信託の場合、当該費用は投資先フ
ァンドの市場価格に反映される性質のものであり、当ファンドならびに受益者が直接に負担するもので
はありません。
)。
<主要なその他の手数料等を対価とする役務の内容>
信託財産に関する租税
有価証券の取引の都度発生する有価証券取引税、有価証券
の受取配当金に係る税、有価証券の譲渡益に係る税等
信託事務の処理に要する諸費用
事務処理に係る諸経費
信託財産の財務諸表の監査に要する費用
監査法人に支払うファンドの監査に係る費用
外国における資産の保管等に要する費用
外国における保管銀行等に支払う有価証券等の保管等に要
する費用
組入有価証券の売買時の売買委託手数料
有価証券等の売買の際、金融商品取引業者等に支払う手数
料
-22-
(5)【課税上の取扱い】
当ファンドは、課税上は株式投資信託として取扱われます。
①
個人、法人別の課税の取扱いについて
1.個人の受益者に対する課税
<収益分配時>
収益分配金のうち課税扱いとなる普通分配金については、配当所得として、20.315%(所得税
15%、復興特別所得税 0.315%、地方税 5%)の税率による源泉徴収が行われ、原則として確定申告
の必要はありません。なお、確定申告を行うことにより、総合課税(配当控除の適用なし)や申告
分離課税も選択できます。
<一部解約時および償還時>
一部解約時および償還時の差益(解約の価額および償還価額から取得費用(申込手数料および当
該申込手数料にかかる消費税等相当額を含みます。
)を控除した利益)については、譲渡益として課
税対象(譲渡所得等)となり、20.315%(所得税 15%、復興特別所得税 0.315%、地方税 5%)の
税率による申告分離課税が適用されます。原則として確定申告が必要ですが、特定口座(源泉徴収
口座)をご利用の場合には、源泉徴収され申告不要制度が適用されます。
<損益通算について>
一部解約時および償還時に損失(譲渡損)が生じた場合には、確定申告することで、他の上場株
式等(上場株式、上場投資信託(ETF)
、上場不動産投資信託(REIT)
、公募株式投資信託および特定
公社債等(公募公社債投資信託を含みます。)など。以下同じ。)の譲渡益ならびに上場株式等の配
当所得および利子所得の金額(申告分離課税を選択したものに限ります。以下同じ。
)との損益通算
ならびに3年間の繰越控除の対象とすることができます。また、特定口座(源泉徴収口座)をご利
用の場合には、その口座内において損益通算を行います。この場合、確定申告は不要です。
※少額投資非課税制度をご利用の場合
公募株式投資信託は税法上、少額投資非課税制度の適用対象です。
少額投資非課税制度「愛称:NISA(ニーサ)」、未成年者少額投資非課税制度「愛称:ジュニア NISA
(ジュニアニーサ)」をご利用の場合、毎年、一定額の範囲で新たに購入した公募株式投資信託など
から生じる配当所得および譲渡所得が一定期間非課税となります。ご利用になれるのは、販売会社
で非課税口座を開設するなど、一定の条件に該当する方が対象となります。詳しくは、販売会社に
お問い合わせください。なお、同非課税口座内で少額上場株式等に係る譲渡損失が生じた場合には、
課税上譲渡損失はないものとみなされ、他の口座の上場株式等の譲渡益および上場株式等の配当所
得等の金額との損益通算を行うことはできませんので、ご留意ください。
2.法人の受益者に対する課税
収益分配金のうち課税扱いとなる普通分配金ならびに一部解約時および償還時の個別元本超過額
については、15.315%(所得税 15%、復興特別所得税 0.315%)の税率による源泉徴収が行われま
す。なお、当ファンドについては、益金不算入制度の適用はありません。
②
収益分配時における課税上の取扱いについて
追加型株式投資信託の収益分配金には、課税扱いとなる「普通分配金」と、非課税扱いとなる「元本
払戻金(特別分配金)
」(受益者毎の元本の一部払戻しに相当する部分)の区分があります。
-23-
受益者が収益分配金を受け取る際、「普通分配金」と「元本払戻金(特別分配金)」は、以下のように
なります。
1.当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本と同額の場合または当該受益者の個別元
本を上回っている場合には、当該収益分配金の全額が普通分配金となります。
2.当該収益分配金落ち後の基準価額が当該受益者の個別元本を下回っている場合には、その下回る部
分の額が元本払戻金(特別分配金)となり、当該収益分配金から当該元本払戻金(特別分配金)を控
除した額が普通分配金となります。
なお、受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から
当該元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。
③
個別元本について
1.追加型株式投資信託については、受益者毎の信託時の受益権の価額等(申込手数料および当該申込
手数料にかかる消費税等相当額は含まれません。)が当該受益者の元本(個別元本)にあたります。
2.受益者が同一ファンドの受益権を複数回に分けて取得した場合、個別元本は、当該受益者が追加信
託を行うつど当該受益者の受益権口数で加重平均することにより算出されます。
3.ただし、同一ファンドを複数の販売会社で取得する場合については、各販売会社毎に個別元本の算
出が行われます。また、同一販売会社であっても複数の支店等で同一ファンドを取得する場合は当該
支店等毎に、「分配金受取コース」と「分配金再投資コース」の両コースで取得する場合はコース別
に、個別元本の算出が行われる場合があります。
4.受益者が元本払戻金(特別分配金)を受け取った場合、収益分配金発生時にその個別元本から当該
元本払戻金(特別分配金)を控除した額が、その後の当該受益者の個別元本となります。(「元本払
戻金(特別分配金)」については、上記「②
収益分配時における課税上の取扱いについて」を参照
ください。)
※
※
※
上記の内容は平成 28 年 8 月末日現在のものですので、税法が改正された場合等には、変更になる場合があります。
課税上の取扱いの詳細につきましては、税務専門家に確認されることをお勧めいたします。
買取請求制による換金については、販売会社にお問い合わせください。
5【運用状況】
以下の運用状況は平成 28 年 8 月 31 日現在です。
投資比率とは、ファンドの純資産総額に対する当該資産の時価比率をいいます。なお、小数点第3位を切捨て
ており、端数調整は行っておりません。
(1)【投資状況】
資産の種類
国/地域
投資信託受益証券
アメリカ
現金・預金・その他の資産(負債控除後)
―
合計(純資産総額)
-24-
時価合計(円)
投資比率(%)
352,708,293
93.47
24,638,605
6.52
377,346,898
100.00
(2)【投資資産】
①【投資有価証券の主要銘柄】
イ.評価額上位銘柄明細
順
国/地域
位
種類
銘柄名
帳簿価額
単価
(円)
数量又は
額面総額
帳簿価額
金額
(円)
評価額
単価
(円)
評価額
金額
(円)
投資
比率
(%)
1 アメリカ 投資信託受 ISHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA EX
益証券 JAPAN ETF
34,500
6,136.11
211,695,953
6,100.00
210,450,055 55.77
2 アメリカ 投資信託受 WISDOMTREE MIDDLE EAST DIVIDEND
益証券 FUND
81,150
1,777.79
144,267,772
1,753.02
142,258,238 37.69
ロ.種類別投資比率
種類
国内/外国
投資信託受益証券
外国
合計
投資比率(%)
93.47
93.47
②【投資不動産物件】
該当事項はありません。
③【その他投資資産の主要なもの】
該当事項はありません。
-25-
(3)【運用実績】
①【純資産の推移】
平成 28 年 8 月末日及び同日前1年以内における各月末ならびに下記決算期末の純資産の推移は次の通りです。
純資産総額(百万円)
1 口当たり純資産額(円)
期別
(分配落)
(分配付)
(分配落)
(分配付)
第 1 計算期間末
(平成 20 年 8 月 22 日)
1,298
1,298
0.9661
0.9661
第 2 計算期間末
(平成 21 年 2 月 23 日)
517
517
0.4747
0.4747
第 3 計算期間末
(平成 21 年 8 月 24 日)
689
689
0.6180
0.6180
第 4 計算期間末
(平成 22 年 2 月 22 日)
720
720
0.6071
0.6071
第 5 計算期間末
(平成 22 年 8 月 23 日)
645
645
0.5762
0.5762
第 6 計算期間末
(平成 23 年 2 月 22 日)
571
571
0.5736
0.5736
第 7 計算期間末
(平成 23 年 8 月 22 日)
440
440
0.4594
0.4594
第 8 計算期間末
(平成 24 年 2 月 22 日)
470
470
0.5079
0.5079
第 9 計算期間末
(平成 24 年 8 月 22 日)
438
438
0.4819
0.4819
第 10 計算期間末
(平成 25 年 2 月 22 日)
520
520
0.6050
0.6050
第 11 計算期間末
(平成 25 年 8 月 22 日)
481
481
0.6244
0.6244
第 12 計算期間末
(平成 26 年 2 月 24 日)
506
506
0.7323
0.7323
第 13 計算期間末
(平成 26 年 8 月 22 日)
549
549
0.8204
0.8204
第 14 計算期間末
(平成 27 年 2 月 23 日)
546
546
0.8870
0.8870
第 15 計算期間末
(平成 27 年 8 月 24 日)
442
442
0.7728
0.7728
第 16 計算期間末
(平成 28 年 2 月 22 日)
365
365
0.6631
0.6631
第 17 計算期間末
(平成 28 年 8 月 22 日)
371
371
0.6861
0.6861
平成 27 年 8 月末日
445
―
0.7845
―
9 月末日
423
―
0.7533
―
10 月末日
440
―
0.7890
―
11 月末日
432
―
0.7745
―
12 月末日
418
―
0.7536
―
平成 28 年 1 月末日
380
―
0.6886
―
2 月末日
369
―
0.6698
―
3 月末日
392
―
0.7130
―
4 月末日
387
―
0.7067
―
5 月末日
379
―
0.6949
―
6 月末日
355
―
0.6530
―
7 月末日
376
―
0.6922
―
8 月末日
377
―
0.6965
―
(注)表中の末日とは当該月の最終営業日を指します。
-26-
②【分配の推移】
期
計算期間
1 口当たりの分配金(円)
第 1 計算期間
平成 20 年 2 月 29 日~平成 20 年 8 月 22 日
0.0000
第 2 計算期間
平成 20 年 8 月 23 日~平成 21 年 2 月 23 日
0.0000
第 3 計算期間
平成 21 年 2 月 24 日~平成 21 年 8 月 24 日
0.0000
第 4 計算期間
平成 21 年 8 月 25 日~平成 22 年 2 月 22 日
0.0000
第 5 計算期間
平成 22 年 2 月 23 日~平成 22 年 8 月 23 日
0.0000
第 6 計算期間
平成 22 年 8 月 24 日~平成 23 年 2 月 22 日
0.0000
第 7 計算期間
平成 23 年 2 月 23 日~平成 23 年 8 月 22 日
0.0000
第 8 計算期間
平成 23 年 8 月 23 日~平成 24 年 2 月 22 日
0.0000
第 9 計算期間
平成 24 年 2 月 23 日~平成 24 年 8 月 22 日
0.0000
第 10 計算期間
平成 24 年 8 月 23 日~平成 25 年 2 月 22 日
0.0000
第 11 計算期間
平成 25 年 2 月 23 日~平成 25 年 8 月 22 日
0.0000
第 12 計算期間
平成 25 年 8 月 23 日~平成 26 年 2 月 24 日
0.0000
第 13 計算期間
平成 26 年 2 月 25 日~平成 26 年 8 月 22 日
0.0000
第 14 計算期間
平成 26 年 8 月 23 日~平成 27 年 2 月 23 日
0.0000
第 15 計算期間
平成 27 年 2 月 24 日~平成 27 年 8 月 24 日
0.0000
第 16 計算期間
平成 27 年 8 月 25 日~平成 28 年 2 月 22 日
0.0000
第 17 計算期間
平成 28 年 2 月 23 日~平成 28 年 8 月 22 日
0.0000
-27-
③【収益率の推移】
期
計算期間
収益率(%)
第 1 計算期間
平成 20 年 2 月 29 日~平成 20 年 8 月 22 日
△3.39
第 2 計算期間
平成 20 年 8 月 23 日~平成 21 年 2 月 23 日
△50.86
第 3 計算期間
平成 21 年 2 月 24 日~平成 21 年 8 月 24 日
30.19
第 4 計算期間
平成 21 年 8 月 25 日~平成 22 年 2 月 22 日
△1.76
第 5 計算期間
平成 22 年 2 月 23 日~平成 22 年 8 月 23 日
△5.09
第 6 計算期間
平成 22 年 8 月 24 日~平成 23 年 2 月 22 日
△0.45
第 7 計算期間
平成 23 年 2 月 23 日~平成 23 年 8 月 22 日
△19.91
第 8 計算期間
平成 23 年 8 月 23 日~平成 24 年 2 月 22 日
10.56
第 9 計算期間
平成 24 年 2 月 23 日~平成 24 年 8 月 22 日
△5.12
第 10 計算期間
平成 24 年 8 月 23 日~平成 25 年 2 月 22 日
25.54
第 11 計算期間
平成 25 年 2 月 23 日~平成 25 年 8 月 22 日
3.21
第 12 計算期間
平成 25 年 8 月 23 日~平成 26 年 2 月 24 日
17.28
第 13 計算期間
平成 26 年 2 月 25 日~平成 26 年 8 月 22 日
12.03
第 14 計算期間
平成 26 年 8 月 23 日~平成 27 年 2 月 23 日
8.12
第 15 計算期間
平成 27 年 2 月 24 日~平成 27 年 8 月 24 日
△12.87
第 16 計算期間
平成 27 年 8 月 25 日~平成 28 年 2 月 22 日
△14.20
第 17 計算期間
平成 28 年 2 月 23 日~平成 28 年 8 月 22 日
3.47
(注1)収益率は期間騰落率。
(注2)小数点第3位四捨五入。
-28-
(4)【設定及び解約の実績】
期
計算期間
設定口数(口)
第 1 計算期間
平成 20 年 2 月 29 日~平成 20 年 8 月 22 日
1,572,125,744
227,900,149
1,344,225,595
第 2 計算期間
平成 20 年 8 月 23 日~平成 21 年 2 月 23 日
83,820,753
338,663,361
1,089,382,987
第 3 計算期間
平成 21 年 2 月 24 日~平成 21 年 8 月 24 日
77,469,955
51,401,035
1,115,451,907
第 4 計算期間
平成 21 年 8 月 25 日~平成 22 年 2 月 22 日
186,418,476
114,443,983
1,187,426,400
第 5 計算期間
平成 22 年 2 月 23 日~平成 22 年 8 月 23 日
212,223,753
279,246,558
1,120,403,595
第 6 計算期間
平成 22 年 8 月 24 日~平成 23 年 2 月 22 日
39,677,426
163,343,548
996,737,473
第 7 計算期間
平成 23 年 2 月 23 日~平成 23 年 8 月 22 日
36,444,568
75,176,609
958,005,432
第 8 計算期間
平成 23 年 8 月 23 日~平成 24 年 2 月 22 日
23,130,789
55,335,352
925,800,869
第 9 計算期間
平成 24 年 2 月 23 日~平成 24 年 8 月 22 日
21,324,127
36,610,569
910,514,427
第 10 計算期間
平成 24 年 8 月 23 日~平成 25 年 2 月 22 日
16,766,207
66,879,324
860,401,310
第 11 計算期間
平成 25 年 2 月 23 日~平成 25 年 8 月 22 日
21,577,746
110,322,105
771,656,951
第 12 計算期間
平成 25 年 8 月 23 日~平成 26 年 2 月 24 日
18,990,080
99,152,948
691,494,083
第 13 計算期間
平成 26 年 2 月 25 日~平成 26 年 8 月 22 日
28,518,250
49,713,546
670,298,787
第 14 計算期間
平成 26 年 8 月 23 日~平成 27 年 2 月 23 日
19,174,045
73,122,170
616,350,662
第 15 計算期間
平成 27 年 2 月 24 日~平成 27 年 8 月 24 日
11,684,554
55,609,797
572,425,419
第 16 計算期間
平成 27 年 8 月 25 日~平成 28 年 2 月 22 日
10,647,071
31,984,980
551,087,510
第 17 計算期間
平成 28 年 2 月 23 日~平成 28 年 8 月 22 日
9,034,495
18,708,774
541,413,231
(注)第 1 計算期間の設定口数には、当初設定口数を含みます。
-29-
解約口数(口) 発行済み口数(口)
≪参考情報≫
※当該実績は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆、保証するものではありません。
※運用実績については、別途開示している場合があります。この場合、委託会社のホームページにおいて閲覧することが
できます。
-30-
第2【管理及び運営】
1【申込(販売)手続等】
(1) 当ファンドのお申込みは、原則として委託会社および販売会社の営業日の午後3時までにお買付けのお
申込みが行われ、かつ当該お申込みの受付けにかかる販売会社の所定の事務手続きが完了したものを当日
分のお申込みといたします。この時間を過ぎてのお申込みおよび所定の事務手続き完了分については翌営
業日のお取扱いとなります。ただし、取得申込日が金曜日にあたる場合、ニューヨーク証券取引所、ロン
ドン証券取引所、ルクセンブルグ証券取引所、NASDAQの休場日またはニューヨークの銀行、ロンド
ンの銀行、ルクセンブルグの銀行の休業日のいずれかと同日の場合には、原則として取得申込みの受付け
は行いません。また、委託会社が別途指定する日(以下「特定日」といいます。)にも取得申込みの受付
けは行いません。委託会社は特定日をその 1 ヵ月前までに販売会社に通知するものとします(後記「2
換金(解約)手続等」において同じ。)。詳しくは、販売会社または委託会社にお問い合わせください。な
お、委託会社に対する照会は下記においてできます。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号※
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
※ 電話によるお問い合わせは、営業日の午前9時~午後5時までとさせていただきます。
(以下同じ。
)
(注) 特定日については、原則として、委託会社が知り得た関係各国の暦に基づき、委託会社が投資先フ
ァンドの換金に要する日数を考慮のうえ解約代金の支払いが後記「2
換金(解約)手続等」の項に
記載の日までに開始できないと判断した場合に指定します。
(2) 取得申込者は販売会社に、取得申込みと同時にまたはあらかじめ、自己のために開設されたファンドの
受益権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該取得申込者にかかる口数の
増加の記載または記録が行われます。なお、販売会社は、当該取得申込みの代金の支払いと引換えに、当
該口座に当該取得申込者にかかる口数の増加の記載または記録を行うことができます。委託会社は、追加
信託により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録をするため社
振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとします。
(3) お申込みには、収益の分配がなされた場合に分配金を受領する「分配金受取コース」と、分配金は原則
として税金を差し引いた後、自動的に無手数料で再投資される「分配金再投資コース」の2つの申込方法
があります。ただし、販売会社によっては、どちらか一方のコースのみのお取扱いとなる場合があります。
詳しくは、販売会社にお問い合わせください。
(4) お申込単位は、販売会社が委託会社の承認を得て別に定める単位とします。お申込単位については、販
売会社にお問い合わせください。
(5) 取得申込みにかかる受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、販売会社が別に定める申込
手数料および申込手数料にかかる消費税等相当額を加算した価額とします。
(6) 販売会社において金額買付(申込単位が金額にて表示されている場合)によるお申込みをされた場合、申
込手数料および申込手数料にかかる消費税等相当額はお申込代金の中から差し引かれます。
(7) 収益分配金の再投資に関する契約に基づき、収益分配金を再投資する際は、1口単位で購入できるもの
とします。なお、その際の受益権の価額は、原則として各計算期間終了日の基準価額とします。
(8) 取引所(金融商品取引法第2条第 16 項に規定する金融商品取引所および金融商品取引法第2条第8項
第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取引の停
-31-
止、決済機能の停止、非常事態(金融危機、重大な政策変更や資産凍結等を含む規制の導入、クーデター
等)による市場の閉鎖等その他やむを得ない事情があるときは、販売会社は、受益権の取得申込みの受付
けを中止すること、およびすでに受付けた取得申込みの受付けを取り消すことができます。
2【換金(解約)手続等】
(1) 受益者は自己に帰属する受益権につき、委託会社に対し1万口単位または1口単位をもって解約を請求
することができます。
※ ご解約単位は、販売会社およびお申込コースにより異なる場合があります。また、販売会社によっては解約単
位を別に設定する場合があります。
(2) 解約の請求を行う受益者は、振替制度にかかる口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の
請求にかかるこの信託契約の一部解約を委託会社が行うのと引換えに、当該一部解約にかかる受益権の口
数と同口数の抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口
数の減少の記載または記録が行われます。なお、解約の請求を受益者が行う際は、振替受益権をもって行
うものとします。
(3) 解約請求の受付けについては、原則として委託会社および販売会社の営業日の午後3時までに解約のお
申込みが行われ、かつ当該お申込みの受付けにかかる販売会社の所定の事務手続きが完了したものを当日
分のお申込みとします。この時間を過ぎてのお申込みおよび所定の事務手続き完了分については、翌営業
日のお取扱いとなります。ただし、解約請求受付日が金曜日にあたる場合、ニューヨーク証券取引所、ロ
ンドン証券取引所、ルクセンブルグ証券取引所、NASDAQの休場日またはニューヨークの銀行、ロン
ドンの銀行、ルクセンブルグの銀行の休業日のいずれかと同日の場合には、原則として解約請求の受付け
は行いません。また、特定日にも解約請求の受付けは行いません。
(4) 解約の価額は、解約請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基準価額に 0.3%の率を乗じて得た額を
信託財産留保額※として控除した価額(「解約価額」といいます。)とします。詳しくは、販売会社または
委託会社にお問い合わせください。なお、委託会社に対する照会は下記においてできます。
※
「信託財産留保額」とは、運用の安定性を高めるとともに、信託期間の途中で換金する受益者と保有を継続す
る受益者との公平を確保するために、換金する受益者が負担する金額で、信託財産に組入れられます。
照会先の名称
電話番号
アセットマネジメントOne株式会社
0120-104-694
(5) 解約代金は、受益者の請求を受付けた日から起算して、原則として9営業日目から販売会社において受
益者に支払われます。
(6) 信託財産の資金管理を円滑に行うために大口の解約請求には制限を設ける場合があります。なお1日1
件あたり5億円※を超える解約の請求はできません。
※ 解約請求受付日の前営業日の基準価額に解約申込口数を乗じて得た額によります。
(7) 委託会社は、一部解約の請求金額が多額な場合、投資を行っている指定投資信託証券において解約請求
の受付けの停止・取消しまたは延期が実施された場合、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、
決済機能の停止、非常事態(金融危機、重大な政策変更や資産凍結等を含む規制の導入、クーデター等)
による市場の閉鎖等その他やむを得ない事情があるときは、一部解約の実行の請求の受付けを中止するこ
と、およびすでに受付けた一部解約の実行の請求の受付けを取り消すことができます。この場合、受益者
は当該受付中止以前に行った当日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解
約の実行の請求を撤回しない場合には、当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後の最
初の基準価額の計算日(この日が前記(3)に規定する一部解約の請求を受付けない日であるときは、この
-32-
計算日以降の最初の一部解約の請求を受付けることが出来る日とします。)に一部解約の実行の請求を受
付けたものとして、前記(4)の規定に準じた価額とします。
3【資産管理等の概要】
(1)【資産の評価】
①
基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および借入有価証券を除きます。)を
法令および一般社団法人投資信託協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産総額から負債総額
を控除した金額(「純資産総額」といいます。)を計算日における受益権総口数で除した金額をいいます。
<主な投資対象資産の時価評価方法の原則>
投資信託証券:計算日※に入手し得る直近の純資産価格(基準価額)
上場投資信託証券:計算日※における取引所の最終相場(終値)
外貨建資産の円換算: 計 算 日 の 国 内 に お け る 対 顧 客 電 信 売 買 相 場 の 仲 値
※ 外国で取引されているものについては、計算日の直近の日とします。
②
当ファンドの基準価額は、委託会社の毎営業日(土曜日、日曜日、「国民の祝日に関する法律」に定め
る休日ならびに 12 月 31 日、1月2日および1月3日以外の日とします。)に計算されます。基準価額
については、販売会社または委託会社にお問い合わせください。なお、委託会社に対する照会は下記に
おいてできます。基準価額は1万口単位で表示されたものが発表されます。
照会先の名称
ホームページアドレス
電話番号
アセットマネジメントOne株式会社
http://www.am-one.co.jp/
0120-104-694
(2)【保管】
該当事項はありません。
(3)【信託期間】
平成 20 年2月 29 日から平成 30 年2月 22 日までとします。
※ 委託会社は、信託期間の延期が受益者に有利であると認めたときは、受託会社と協議のうえ、信
託期間を延長することができます。
(4)【計算期間】
原則として、毎年2月 23 日から8月 22 日まで、および8月 23 日から翌年2月 22 日までとします。
ただし、第1計算期間は、平成 20 年2月 29 日から平成 20 年8月 22 日までとします。
上記の規定にかかわらず、各計算期間終了日に該当する日(以下「当該日」といいます。)が休業日
のとき、計算期間終了日は、当該日の翌日以降の最初の営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始
されるものとします。ただし、最終計算期間の終了日は、平成 30 年2月 22 日とします。
-33-
(5)【その他】
①
信託契約の解約
1.委託会社は、次のいずれかに該当する場合、受託会社と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託
を終了(繰上償還)させることがあります。この場合、委託会社は書面による決議(以下「書面決
議」といいます。)を行います。ただし、当該信託契約の解約についての委託会社による提案につき、
この信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには書面
決議は行いません。また、信託財産の状況に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であっ
て、書面決議の手続きを行うことが困難な場合にも書面決議は行いません。
a.信託終了前に、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると認めるとき。
b.やむを得ない事情が発生したとき。
c.信託契約の一部解約により、受益権の口数が 10 億口を下回ることとなるとき。
2.前記 1.により信託契約を解約する場合には、委託会社はあらかじめ、解約しようとする旨を監督官
庁に届け出ます。
3.委託会社は、次の事象が起きた場合、信託契約を解約し、信託を終了(繰上償還)させます。
a.委託会社が監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたとき。
b.委託会社が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したとき、または業務を廃止したと
き。ただし、監督官庁が、この信託契約に関する委託会社の業務を他の投資信託委託会社に引
継ぐことを命じたときは、この信託は、「②信託約款の変更等」の書面決議が否決された場合を
除き、当該投資信託委託会社と受託会社との間において存続します。
c.受託会社が辞任した場合、または裁判所が受託会社を解任した場合において、委託会社が新
受託会社を選任できないとき。
②
信託約款の変更等
1.委託会社は、受益者の利益のため必要と認めるとき、またはやむを得ない事情が発生したときは、
受託会社と合意のうえ、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投資信
託及び投資法人に関する法律第 16 条第 2 号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいいま
す。以下同じ。)を行うことができるものとし、あらかじめ、変更または併合しようとする旨およ
びその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この信託約款は「②信託約款の変更等」および「③書
面決議」に定める以外の方法によって変更することができないものとします。
2.委託会社は、前記 1.の事項(前記1.の変更事項にあっては、その変更の内容が重大なものに該
当する場合に限り、前記1.の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微
なものに該当する場合を除きます。以下、「重大な約款の変更等」といいます。)について、書面決
議を行います。ただし、当該重大な約款の変更等についての委託会社による提案につき、この信託
約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには書面決議は
行いません。
3.この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあっても、当該併合にかかる一又は複
数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を
行うことはできません。
4.委託会社は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、上記の規定に
したがいます。
-34-
③
書面決議
1.委託会社は、信託契約の解約または重大な約款の変更等に係る書面決議を行う場合には、あらか
じめ、書面決議の日および当該決議の内容に応じて次の事項をそれぞれ定め、当該決議の日の 2 週
間前までに、この信託契約または信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの
事項を記載した書面決議の通知を発します。
a.信託契約の解約の場合
信託契約の解約の理由など
b.重大な約款の変更等の場合 重大な約款の変更等の内容およびその理由など
2.書面決議において、受益者(委託会社およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属すると
きの当該受益権に係る受益者としての受託会社を除きます。以下この2.において同じ。)は受益
権の口数に応じて議決権を有し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決
権を行使しないときは、当該知れている受益者は書面決議について賛成するものとみなします。
3.書面決議は、議決権を行使することができる受益者の議決権の 3 分の 2 以上に当たる多数をもっ
て行います。
4.書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
5.この信託は、受益者が一部解約の実行の請求を行ったときは、委託会社が信託契約の一部の解約
をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益者に一部解約金として支払
われることとなる委託者指図型投資信託に該当するため、信託契約の解約または重大な約款の変更
等を行う場合において、投資信託及び投資法人に関する法律第 18 条第 1 項に定める反対受益者に
よる受益権の買取請求の規定の適用を受けません。
④
償還金の支払い
償還金は、原則として、償還日(償還日が休業日の場合には当該償還日の翌営業日)から起算して
5営業日までに、販売会社において支払いが開始されます。
※ 償還金は、償還日に振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(償還日以前において一
部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該償還日以前に設定された受益権で取得申
込代金支払前のため販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得申込者
とします。
)に対し、お支払いします。
⑤
委託会社の事業の譲渡および承継に伴なう取扱い
1.委託会社は、事業の全部または一部を譲渡することがあり、これに伴ない、この信託契約に関する
事業を譲渡することがあります。
2.委託会社は、分割により事業の全部または一部を承継させることがあり、これに伴ない、この信託
契約に関する事業を承継させることがあります。
⑥
関係法人との契約の更改ならびに受託会社の辞任および解任に伴う取扱い
1.委託会社と販売会社との間の募集・販売等契約は、締結日から原則1年間とし、期間終了の3ヵ月
前までに別段の意思表示のない時は、同一条件にて継続されます。
2.受託会社は、委託会社の承諾を受けてその任務を辞任することができます。また、受託会社がその
任務に違反して信託財産に著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託会社または
受益者は、裁判所に受託会社の解任を申立てることができます。受託会社が辞任した場合、または裁
判所が受託会社を解任した場合、委託会社は、「② 信託約款の変更等」の規定にしたがい、新受託会
社を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託会社を解任することはできな
いものとします。委託会社が新受託会社を選任できないときは、委託会社はこの信託契約を解約し、
信託を終了させます。
-35-
⑦
公告
委託会社が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載します。
http://www.am-one.co.jp/
なお、電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合の公告は、
日本経済新聞に掲載します。
⑧
運用報告書
委託会社は、決算時および信託終了時に期中の運用経過のほか、信託財産の内容、有価証券売買状況
などを記載した「運用報告書」を作成します。
・交付運用報告書は、販売会社を通じて交付いたします。
・運用報告書(全体版)は、次のアドレスに掲載します。ただし、受益者から運用報告書(全体版)
の交付の請求があった場合には、交付いたします。
http://www.am-one.co.jp/
4【受益者の権利等】
受益者の主な権利の内容は次のとおりです。
(1) 収益分配金に対する請求権
受益者は、委託会社の決定した収益分配金を、持ち分に応じて請求することができます。ただし、受益
者が収益分配金について支払開始日から5年間その支払いを請求しないときは、その権利を失い、受託会
社から交付を受けた金銭は、委託会社に帰属するものとします。
収益分配金は、決算日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益
分配金にかかる決算日以前において一部解約が行われた受益権にかかる受益者を除きます。また、当該収
益分配金にかかる計算期間の末日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため販売会社の名義で
記載または記録されている受益権については原則として取得申込者とします。)にお支払いします。なお、
「分配金再投資コース」を選択された場合、収益分配金は、原則として、税金を差し引いた後自動的に無
手数料で再投資されますが、再投資により増加した受益権は、振替口座簿に記載または記録されます。
(2) 一部解約の実行請求権
受益者は、一部解約の実行を信託約款の規定および本書の記載にしたがって請求することができます。
(3) 償還金に対する請求権
受益者は、信託約款の規定および本書の記載にしたがって、持ち分に応じて償還金を請求することがで
きます。ただし、受益者が信託終了による償還金について支払開始日から 10 年間その支払いを請求しな
いときは、その権利を失い、受託会社から交付を受けた金銭は、委託会社に帰属するものとします。
(4) 帳簿書類の閲覧・謄写の請求権
受益者は、委託会社に対し、当該受益者にかかる信託財産に関する帳簿書類の閲覧または謄写を請求す
ることができます。
-36-
第3【ファンドの経理状況】
中東・北アフリカ/アジア株式ファンド
(1)当ファンドの財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令
第 59 号)ならびに同規則第 2 条の 2 の規定により、
「投資信託財産の計算に関する規則」(平成 12 年総
理府令第 133 号)に基づいて作成しております。
なお、財務諸表に記載している金額は、円単位で表示しております。
(2)当ファンドは、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、第 17 期計算期間の財務諸表につ
いて、新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-37-
独立監査人の監査報告書
平成28年10月14日
アセットマネジメント One 株式会社
取
締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
湯原
尚
印
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、
「ファ
ンドの経理状況」に掲げられている中東・北アフリカ/アジア株式ファンドの平成28年2月23日
から平成28年8月22日までの計算期間の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益及び剰余金計算書、
注記表並びに附属明細表について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸
表を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務
諸表を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含
まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準
に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうか
について合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求め
ている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。
監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評
価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明する
ためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を
立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経
営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、中東・北アフリカ/アジア株式ファンドの平成28年8月22日現在の信託財産の状
態及び同日をもって終了する計算期間の損益の状況をすべての重要な点において適正に表示している
ものと認める。
利害関係
アセットマネジメント One 株式会社及びファンドと当監査法人又は業務執行社員との間には、公
認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以
上
(注)1.上記は、当社が監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。
2.XBRL データは監査の対象には含まれていません。
-38-
1【財務諸表】
(1)【貸借対照表】
(単位:円)
第 16 期計算期間
(平成 28 年 2 月 22 日現在)
第 17 期計算期間
(平成 28 年 8 月 22 日現在)
資産の部
流動資産
預金
9,107,837
金銭信託
7,255,376
423,394
590,151
11,938,062
18,615,684
投資信託受益証券
346,771,212
347,166,405
流動資産合計
368,240,505
373,627,616
368,240,505
373,627,616
647,918
238,003
未払受託者報酬
89,850
80,459
未払委託者報酬
2,043,958
1,830,401
-
51
13,421
10,628
2,795,147
2,159,542
2,795,147
2,159,542
551,087,510
541,413,231
△185,642,152
△169,945,157
コール・ローン
資産合計
負債の部
流動負債
未払解約金
未払利息
その他未払費用
流動負債合計
負債合計
純資産の部
元本等
元本
剰余金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
(分配準備積立金)
元本等合計
純資産合計
負債純資産合計
-39-
48,296,754
52,050,756
365,445,358
371,468,074
365,445,358
371,468,074
368,240,505
373,627,616
(2)【損益及び剰余金計算書】
(単位:円)
第 16 期計算期間
(自 平成 27 年 8 月 25 日
至 平成 28 年 2 月 22 日)
第 17 期計算期間
(自 平成 28 年 2 月 23 日
至 平成 28 年 8 月 22 日)
営業収益
受取配当金
3,446,528
受取利息
6,272,870
1,907
65
有価証券売買等損益
△31,734,980
45,909,758
為替差損益
△30,594,702
△37,745,746
営業収益合計
△58,881,247
14,436,947
-
4,941
営業費用
支払利息
受託者報酬
89,850
80,459
委託者報酬
2,043,958
1,830,401
その他費用
59,795
32,728
2,193,603
1,948,529
営業利益又は営業損失(△)
△61,074,850
12,488,418
経常利益又は経常損失(△)
△61,074,850
12,488,418
当期純利益又は当期純損失(△)
△61,074,850
12,488,418
△750,420
242,614
△130,043,909
△185,642,152
7,327,037
6,321,612
当期一部解約に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
7,327,037
6,321,612
当期追加信託に伴う剰余金増加額又は欠損金減
少額
-
-
2,600,850
2,870,421
当期一部解約に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
-
-
当期追加信託に伴う剰余金減少額又は欠損金増
加額
2,600,850
2,870,421
-
-
△185,642,152
△169,945,157
営業費用合計
一部解約に伴う当期純利益金額の分配額又は一部解
約に伴う当期純損失金額の分配額(△)
期首剰余金又は期首欠損金(△)
剰余金増加額又は欠損金減少額
剰余金減少額又は欠損金増加額
分配金
期末剰余金又は期末欠損金(△)
-40-
(3)【注記表】
(重要な会計方針に係る事項に関する注記)
第 17 期計算期間
(自 平成 28 年 2 月 23 日
至 平成 28 年 8 月 22 日)
項目
1有価証券の評価基準及び評価方法
投資信託受益証券
原則として時価で評価しております。
2外貨建資産・負債の本邦通貨への換
信託財産に属する外貨建資産・負債の円換算は、原則として、わが国における計
算基準
算期間末日の対顧客電信売買相場の仲値によって計算し、為替予約の評価は計算期
間末日に残高がある場合、原則として、わが国における計算期間末日の対顧客先物
売買相場の仲値によって計算しております。
3収益・費用の計上基準
受取配当金
受取配当金は、原則として配当落ち日において、確定配当金額又は予想配当金額
を計上しております。
有価証券売買等損益及び為替差損益
約定日基準で計上しております。
(貸借対照表に関する注記)
第 16 期計算期間
(平成 28 年 2 月 22 日現在)
1
第 17 期計算期間
(平成 28 年 8 月 22 日現在)
計算期間末日における受益権の総数
1
計算期間末日における受益権の総数
551,087,510 口
541,413,231 口
2
元本の欠損金額
2
純資産額は元本を 185,642,152 円下回っております。
元本の欠損金額
純資産額は元本を 169,945,157 円下回っております。
3
計算期間末日における1単位当たりの純資産の額
3
1口当たり純資産の額
0.6631 円
計算期間末日における1単位当たりの純資産の額
1口当たり純資産の額
0.6861 円
(1 万口当たり純資産の額)
(6,631 円)
(1 万口当たり純資産の額)
(6,861 円)
(損益及び剰余金計算書に関する注記)
第 16 期計算期間
(自 平成 27 年 8 月 25 日
至 平成 28 年 2 月 22 日)
第 17 期計算期間
(自 平成 28 年 2 月 23 日
至 平成 28 年 8 月 22 日)
1分配金の計算過程
1分配金の計算過程
計算期間末における費用控除後の配当等収益(1,236,420
円)、有価証券売買等損益(0 円)、収益調整金(4,315,373
円)、分配準備積立金(47,060,334 円)より、分配対象収益は
52,612,127 円(1 万口当たり 954 円)でありますが、当期の収
益分配金につきましては、見送りとなりました。
-41-
計算期間末における費用控除後の配当等収益(5,355,618
円)、有価証券売買等損益(0 円)、収益調整金(5,046,670
円)、分配準備積立金(46,695,138 円)より、分配対象収益は
57,097,426 円(1 万口当たり 1,054 円)でありますが、当期の
収益分配金につきましては、見送りとなりました。
(金融商品に関する注記)
1.金融商品の状況に関する事項
項目
第 16 期計算期間
(自 平成 27 年 8 月 25 日
至 平成 28 年 2 月 22 日)
1金融商品に対する取組方針
当ファンドは、投資信託及び投資法人 同左
に関する法律第 2 条第 4 項に定める投資
を目的とする証券投資信託であり、証券
投資信託約款および投資ガイドラインに
基づいて運用しております。
2金融商品の内容及び当該金融商品に
当ファンドが保有する金融商品の種類 同左
係るリスク
は、有価証券、デリバティブ取引、コー
ル・ローン等の金銭債権及び金銭債務で
あります。
なお、詳細は附属明細表をご参照下さ
い。
これらは、市場リスク(価格変動リス
ク、為替変動リスク、金利変動リスク)
、
信用リスク、及び流動性リスクを有して
おります。
また、当ファンドは、外貨建証券の売買
等の決済に伴い必要となる外貨の売買の
ために、為替予約取引を行っておりま
す。
3金融商品に係るリスク管理体制
運用部門がポジション管理を行ってお 同左
りますが、取引の執行・記録・管理につ
いては、トレーディング部門が行ってお
ります。また、コンプライアンス・リス
ク管理部門においてデリバティブに関す
る法令・約款など運用に関する諸規則の
遵守状況のチェックを行うとともにポー
トフォリオのリスク状況の分析・チェッ
クを行い、上記プロセスを通じ、適正な
リスク管理が行われているかをチェック
し、必要に応じて関連部署へ報告、注
意、勧告を行っております。
なお具体的には以下のリスクの管理を行
っております。
①市場リスクの管理
市場リスクに関しては、資産配分等の状
況を常時、分析・把握し、投資方針に沿
っているか等の管理を行っております。
②信用リスクの管理
信用リスクに関しては、発行体や取引先
の財務状況等に関する情報収集・分析を
常時継続し、格付等の信用度に応じた組
入制限等の管理を行っております。
③流動性リスクの管理
流動性リスクに関しては、必要に応じて
市場流動性の状況を把握し、取引量や組
入比率等の管理を行っております。
4金融商品の時価等に関する事項につ
金融商品の時価には、市場価格に基づ 同左
いての補足説明
く価額のほか、市場価格がない場合に
は、合理的に算定された価額が含まれて
おります。当該価額の算定においては一
定の前提条件等を採用しているため、異
なる前提条件等によった場合、当該価額
が異なることもあります。
-42-
第 17 期計算期間
(自 平成 28 年 2 月 23 日
至 平成 28 年 8 月 22 日)
また、デリバティブ取引に関する契約額
等については、その金額自体がデリバテ
ィブ取引に係る市場リスクを示すもので
はありません。
2.金融商品の時価等に関する事項
第 16 期計算期間
(平成 28 年 2 月 22 日現在)
項目
第 17 期計算期間
(平成 28 年 8 月 22 日現在)
1貸借対照表日における貸借対照表の
貸借対照表に計上している金融商品
同左
科目ごとの計上額・時価・時価との は、原則として時価評価としているた
差額
め、貸借対照表計上額と時価との差額は
ありません。
2貸借対照表の科目ごとの時価の算定 (1)有価証券
方法
投資信託受益証券
(1)有価証券
投資信託受益証券
①わが国の金融商品取引所または海外取 同左
引所に上場されている有価証券
当該有価証券については、原則として
上記の取引所における計算期間末日の最
終相場(外貨建証券の場合は計算期間末
日において知りうる直近の日の最終相
場)で評価しております。
②時価が入手できなかった有価証券
適正な評価額を入手できない場合また
は入手した評価額が時価と認定できない
事由が認められた場合は、委託会社が忠
実義務に基づいて合理的事由をもって時
価と認めた価額もしくは受託者と協議の
うえ両者が合理的事由をもって時価と認
めた価額で評価しております。
(2)コール・ローン等の金銭債権及び金 (2)コール・ローン等の金銭債権及び金
銭債務
銭債務
コール・ローン等の金銭債権及び金銭 同左
債務は短期間で決済されるため、時価は
帳簿価額と近似していることから、当該
帳簿価額を時価としております。
(有価証券に関する注記)
① 売買目的有価証券
第 16 期計算期間(自 平成 27 年 8 月 25 日 至 平成 28 年 2 月 22 日)
種類
当計算期間の損益に含まれた評価差額 (円)
投資信託受益証券
△31,986,678
合計
△31,986,678
-43-
第 17 期計算期間(自 平成 28 年 2 月 23 日 至 平成 28 年 8 月 22 日)
種類
当計算期間の損益に含まれた評価差額 (円)
投資信託受益証券
45,464,332
合計
45,464,332
(デリバティブ取引等に関する注記)
該当事項はありません。
(関連当事者との取引に関する注記)
第 16 期計算期間
(自 平成 27 年 8 月 25 日
至 平成 28 年 2 月 22 日)
第 17 期計算期間
(自 平成 28 年 2 月 23 日
至 平成 28 年 8 月 22 日)
市場価格その他当該取引に係る価格を勘案して、一般の取 同左
引条件と異なる関連当事者との取引は行われていないため、
該当事項はありません。
(その他の注記)
期別
項目
第 16 期計算期間
(平成 28 年 2 月 22 日現在)
期首元本額
期中追加設定元本額
期中一部解約元本額
第 17 期計算期間
(平成 28 年 8 月 22 日現在)
572,425,419 円
10,647,071 円
31,984,980 円
551,087,510 円
9,034,495 円
18,708,774 円
(4)【附属明細表】
第1 有価証券明細表
(1)株式
該当事項はありません。
(2)株式以外の有価証券
(平成 28 年 8 月 22 日現在)
種類
通貨
投資信託受益証 米・ドル
券
小計
銘柄
口数
評価額
備考
ISHARES MSCI AC ASIA EX -JAPAN
ETF
34,500
2,051,715.00
WISDOMTREE MIDDLE EAST DIVIDEND
ETF
81,150
1,398,214.50
115,650
3,449,929.50
銘柄数:2
(347,166,405)
組入時価比率:93.5%
合計
100.0%
347,166,405
(347,166,405)
(注1)比率は左より組入時価の純資産総額に対する比率、及び各小計欄の合計金額に対する比率であります。
(注2)通貨種類毎の小計欄の( )内は、邦貨換算額であります。
(注3)合計金額欄の( )内は、外貨建有価証券に係わるもので、内書であります。
-44-
有価証券明細表注記
外貨建有価証券の内訳
通貨
米・ドル
第2
組入投資信託
受益証券
時価比率
銘柄数
投資信託受益証券
2 銘柄
100.0%
合計金額に
対する比率
100.0%
信用取引契約残高明細表
該当事項はありません。
第3 デリバティブ取引及び為替予約取引の契約額等及び時価の状況表
該当事項はありません。
当ファンド当計算期間中の投資対象は、「ISHARES MSCI AC ASIA EX-JAPAN ETF」及び「WISDOMTREE MIDDLE
EAST DIVIDEND FUND」としております。
貸借対照表の資産の部に計上された「投資信託受益証券」の全額は、「ISHARES MSCI AC ASIA EX-JAPAN ETF」
および「WISDOMTREE MIDDLE EAST DIVIDEND FUND」の受益証券であります。
各ファンドの状況は次の通りであります。
ISHARES MSCI AC ASIA EX-JAPAN ETF の状況
なお、以下に記載した情報は監査の対象外であります。
「ISHARES MSCI AC ASIA EX-JAPAN ETF」の財務諸表
「ISHARES MSCI AC ASIA EX-JAPAN ETF」は NASDAQ に上場する指数型上場投資信託(ETF)です。
なお、以下の内容については同受益証券の 2016 年 7 月 31 日付財務諸表の原文に基づき委託会社が誠実に和訳
したものでありますが、あくまでも参考和訳であり、正確性を保証するものではありません。
-45-
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
数量
価格
618,000
53,560
618,000
16,892,000
1,648,000
697,104
2,140,000
8,240,000
2,472,000
824,000
824,000
1,236,000
190,756
55,620,000
6,180,100
824,000
412,000
3,306,000
4,120,000
2,472,000
412,000
7,416,000
5,768,000
6,180,200
1,648,000
2,884,000
1,648,000
824,000
58,916,390
1,854,000
2,110,000
1,648,000
824,000
2,884,000
2,060,000
824,000
2,884,000
2,482,000
5,356,000
2,060,000
824,000
2,060,000
2,678,446
824,000
4,120,100
4,252,500
1,648,000
824,000
2,807,760
1,895,200
18,128,000
2,472,000
$ 619,596
2,785,656
5,765,913
6,203,932
1,259,369
57,497,138
1,486,427
1,762,692
796,397
2,160,890
1,834,898
904,707
30,444,658
22,864,555
4,165,223
950,367
2,320,170
2,006,619
2,723,677
2,742,791
2,612,182
2,188,499
1,873,125
3,902,471
868,604
3,151,608
894,088
$ 1,575,804
39,480,310
647,471
916,333
1,779,682
1,571,556
1,817,378
1,781,274
1,301,843
1,133,538
690,870
12,202,924
1,651,196
1,210,523
3,440,435
5,729,702
2,415,737
4,295,338
52,416,784
756,046
642,427
9,226,590
6,691,858
12,871,897
1,006,646
普通株式 - 98.51%
中国-29.68%
3SBio Inc. a,b
58.com Inc. ADRa
AAC Technologies Holdings Inc.
Agricultural Bank of China Ltd. Class H
Air China Ltd. Class H
Alibaba Group Holding Ltd. ADR a,c
Alibaba Health Information Technology Ltd.a
Alibaba Pictures Group Ltd. a,c
Aluminum Corp. of China Ltd. Class Ha
Anhui Conch Cement Co. Ltd. Class H
ANTA Sports Products Ltd.
AviChina Industry & Technology Co. Ltd. Class H
Baidu Inc. a
Bank of China Ltd. Class H
Bank of Communications Co. Ltd. Class H
Beijing Capital International Airport Co. Ltd. Class H
Beijing Enterprises Holdings Ltd.
Beijing Enterprises Water Group Ltd. c
Belle International Holdings Ltd.
Brilliance China Automotive Holdings Ltd.
Byd Co. Ltd. Class H a,c
CGN Power Co. Ltd. Class Hb
China Cinda Asset Management Co. Ltd. Class H
China CITIC Bank Corp. Ltd. Class H
China Coal Energy Co. Ltd. Class Ha
China Communications Construction Co. Ltd. Class H
China Communications Services Corp. Ltd. Class H
China Conch Venture Holdings Ltd.
China Construction Bank Corp. Class H
China COSCO Holdings Co. Ltd. Class Ha,c
China Everbright Bank Co. Ltd. Class H
China Everbright International Ltd.
China Everbright Ltd.
China Evergrande Groupc
China Galaxy Securities Co. Ltd. Class H
China Gas Holdings Ltd.
China Huishan Dairy Holdings Co. Ltd.c
China Jinmao Holdings Group Ltd.
China Life Insurance Co. Ltd. Class H
China Longyuan Power Group Corp. Ltd.
China Medical System Holdings Ltd.
China Mengniu Dairy Co. Ltd.
China Merchants Bank Co. Ltd. Class H
China Merchants Holdings International Co. Ltd.c
China Minsheng Banking Corp. Ltd. Class H
China Mobile Ltd.
China National Building Material Co. Ltd. Class H
China Oilfield Services Ltd. Class H
China Overseas Land & Investment Ltd.
China Pacific Insurance Group Co. Ltd. Class H
China Petroleum & Chemical Corp. Class H
China Power International Development Ltd.
-46-
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
China Railway Construction Corp. Ltd. Class H
China Railway Group Ltd. Class Ha
China Resources Beer Holdings Co. Ltd.
China Resources Gas Group Ltd.
China Resources Land Ltd.
China Resources Power Holdings Co. Ltd.
China Shenhua Energy Co. Ltd. Class H
China Shipping Container Lines Co. Ltd. Class Ha
China Southern Airlines Co. Ltd. Class H
China State Construction International Holdings Ltd.
China Taiping Insurance Holdings Co. Ltd.a
China Telecom Corp. Ltd. Class H
China Unicom Hong Kong Ltd.
China Vanke Co. Ltd. Class H
Chongqing Changan Automobile Co. Ltd. Class B
Chongqing Rural Commercial Bank Co. Ltd. Class H
CITIC Ltd.
CITIC Securities Co. Ltd. Class H
CNOOC Ltd.
COSCO Pacific Ltd.
Country Garden Holdings Co. Ltd.c
CRRC Corp. Ltd. Class H
CSPC Pharmaceutical Group Ltd.
Ctrip.com International Ltd.a,c
Dalian Wanda Commercial Properties Co. Ltd. Class Hb
Dongfeng Motor Group Co. Ltd. Class H
ENN Energy Holdings Ltd.
Far East Horizon Ltd.
Fosun International Ltd.
GCL-Poly Energy Holdings Ltd. c
Geely Automobile Holdings Ltd.
GF Securities Co. Ltd. Class H
GOME Electrical Appliances Holding Ltd.c
Great Wall Motor Co. Ltd. Class H
Guangdong Investment Ltd.
Guangzhou Automobile Group Co. Ltd. Class H
Guangzhou R&F Properties Co. Ltd. Class H
Haier Electronics Group Co. Ltd.
Haitian International Holdings Ltd.
Haitong Securities Co. Ltd. Class H
Hengan International Group Co. Ltd.
Huadian Power International Corp. Ltd. Class H
Huaneng Power International Inc. Class H
Huaneng Renewables Corp. Ltd. Class H
Huatai Securities Co. Ltd. Class Hb
Industrial & Commercial Bank of China Ltd. Class H
JD.com Inc. ADRa,c
Jiangsu Expressway Co. Ltd. Class H
Jiangxi Copper Co. Ltd. Class H
Kingsoft Corp. Ltd.c
Kunlun Energy Co. Ltd.
Lenovo Group Ltd.c
Longfor Properties Co. Ltd.
Luye Pharma Group Ltd.a
Netease Inc.
New China Life Insurance Co. Ltd. Class H
New Oriental Education & Technology Group Inc. ADR
数量
1,442,000
2,884,000
824,000
824,000
2,075,555
1,648,000
2,472,000
2,474,000
1,648,000
1,648,000
1,153,790
9,888,000
4,120,000
906,484
573,463
1,652,000
2,891,000
1,442,000
12,360,000
824,000
3,974,838
2,884,500
3,296,000
236,488
412,000
1,648,000
598,000
1,236,000
1,648,000
9,071,000
4,120,000
988,800
8,652,160
2,060,000
1,648,000
1,648,855
659,200
835,000
412,000
2,142,400
618,000
824,000
3,296,000
2,472,000
1,071,200
51,912,350
481,216
830,000
824,000
412,000
2,472,000
4,944,000
1,030,000
824,000
54,796
535,600
92,288
-47-
価格
$ 1,728,181
2,170,447
1,594,917
2,415,737
5,156,824
2,624,924
4,721,041
516,483
1,087,347
2,204,427
2,260,016
4,867,578
4,390,801
2,048,947
951,097
866,454
4,366,332
3,066,128
14,781,126
849,490
1,618,630
2,642,903
2,850,039
10,327,431
2,609,527
2,032,405
2,847,454
$ 971,604
2,153,457
1,239,088
2,707,749
2,161,103
1,048,078
2,136,998
2,527,233
2,116,328
997,301
1,398,849
690,211
3,478,662
5,192,508
389,704
2,017,539
790,026
2,181,066
29,368,129
10,418,326
1,172,276
943,996
700,829
1,866,754
3,198,330
1,406,968
534,117
11,193,179
1,894,628
4,066,209
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
Nine Dragons Paper (Holdings) Ltd.
People’s Insurance Co. Group of China Ltd. (The) Class H
PetroChina Co. Ltd. Class H
PICC Property & Casualty Co. Ltd. Class H
Ping An Insurance Group Co. of China Ltd. Class H
Qunar Cayman Islands Ltd. ADRa,c
Semiconductor Manufacturing International Corp. a
Shandong Weigao Group Medical Polymer Co. Ltd. Class H
Shanghai Electric Group Co. Ltd. Class Ha
Shanghai Fosun Pharmaceutical Group Co. Ltd. Class H
Shanghai Industrial Holdings Ltd.
Shanghai Lujiazui Finance & Trade Zone Development Co. Ltd. Class
B
Shanghai Pharmaceuticals Holding Co. Ltd. Class H
Shenzhou International Group Holdings Ltd.
Shimao Property Holdings Ltd.
Shui On Land Ltd.
Sino Biopharmaceutical Ltd.
Sino-Ocean Group Holding Ltd.
Sinopec Engineering Group Co. Ltd. Class H
Sinopec Shanghai Petrochemical Co. Ltd. Class H
Sinopharm Group Co. Ltd. Class H
Sinotrans Ltd. Class H
SOHO China Ltd.
SouFun Holdings Ltd. ADRa
Sun Art Retail Group Ltd.
Sunac China Holdings Ltd.
TAL Education Group Class A ADR a,c
Tencent Holdings Ltd.
Tingyi Cayman Islands Holding Corp.c
TravelSky Technology Ltd. Class H
Tsingtao Brewery Co. Ltd. Class H
Vipshop Holdings Ltd. ADRa
Want Want China Holdings Ltd.c
Weichai Power Co. Ltd. Class H
Yanzhou Coal Mining Co. Ltd. Class Hc
YY Inc. ADRa
Zhejiang Expressway Co. Ltd. Class H
Zhuzhou CRRC Times Electric Co. Ltd. Class H
Zijin Mining Group Co. Ltd. Class H
ZTE Corp. Class H
香港-11.99%
AIA Group Ltd.
ASM Pacific Technology Ltd.c
Bank of East Asia Ltd. (The)c
BOC Hong Kong Holdings Ltd.
Cathay Pacific Airways Ltd.c
Cheung Kong Infrastructure Holdings Ltd.
Cheung Kong Property Holdings Ltd.
CK Hutchison Holdings Ltd.
CLP Holdings Ltd.
First Pacific Co. Ltd./Hong Kong
Galaxy Entertainment Group Ltd.
Hang Lung Properties Ltd.c
Hang Seng Bank Ltd.
Henderson Land Development Co. Ltd.
HK Electric Investments & HK Electric Investments Ltd.b
-48-
数量
1,241,000
4,944,000
14,832,000
3,297,876
3,708,000
24,308
18,952,000
1,648,000
1,672,000
206,000
412,000
価格
$ 985,130
1,898,610
10,053,714
5,108,341
17,297,740
730,942
1,538,639
919,573
693,798
504,916
963,109
618,096
453,200
412,000
824,500
2,478,733
3,296,000
1,854,000
825,000
2,472,000
824,000
1,236,000
1,445,000
194,052
1,648,000
1,236,000
28,840
3,955,200
1,648,000
824,000
280,000
279,336
4,120,000
824,800
1,648,000
19,776
830,000
412,000
4,120,000
443,000
911,073
1,074,605
2,171,509
1,075,257
667,601
2,200,179
783,655
718,690
1,204,152
3,987,294
565,442
666,641
993,546
1,144,688
$ 775,691
1,736,456
95,057,932
1,425,019
1,577,928
986,862
3,974,951
2,521,923
988,491
1,013,017
775,021
856,745
2,272,386
1,497,226
595,999
697,512,836
8,487,200
164,800
824,000
2,678,000
824,000
412,000
1,854,132
1,962,632
1,146,500
1,649,000
1,648,000
1,648,000
535,600
904,284
1,854,000
52,553,169
1,224,328
3,403,269
8,782,930
1,337,947
3,642,188
13,237,059
22,964,966
11,937,860
1,279,258
5,479,211
3,567,858
9,559,417
5,383,787
1,775,169
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
HKT Trust &HKT Ltd.
Hong Kong & China Gas Co. Ltd.c
Hong Kong Exchanges and Clearing Ltd.c
Hongkong Land Holdings Ltd.
Hysan Development Co. Ltd.
Kerry Properties Ltd.
Li & Fung Ltd.c
Link REIT
Melco Crown Entertainment Ltd. ADRc
MGM China Holdings Ltd.
MTR Corp. Ltd.
New World Development Co. Ltd.
NWS Holdings Ltd.
PCCW Ltd.
Power Assets Holdings Ltd.
Sands China Ltd.c
Shangri-La Asia Ltd.c
Sino Land Co. Ltd.
SJM Holdings Ltd.
Sun Hung Kai Properties Ltd.
Swire Pacific Ltd. Class A
Swire Properties Ltd.
Techtronic Industries Co. Ltd.
WH Group Ltd.b
Wharf Holdings Ltd. (The)
Wheelock & Co. Ltd.
Wynn Macau Ltd.c
Yue Yuen Industrial Holdings Ltd.
インド-9.89%
ACC Ltd.
Adani Ports & Special Economic Zone Ltd.
Ambuja Cements Ltd.
Apollo Hospitals Enterprise Ltd.
Ashok Leyland Ltd.
Asian Paints Ltd.
Aurobindo Pharma Ltd.
Axis Bank Ltd.
Bajaj Auto Ltd.
Bajaj Finance Ltd.
Bharat Forge Ltd.
Bharat Heavy Electricals Ltd.
Bharat Petroleum Corp. Ltd.
Bharti Airtel Ltd.
Bharti Infratel Ltd.
Bosch Ltd.
Cadila Healthcare Ltd.
Cairn India Ltd.
Cipla Ltd.
Coal India Ltd.
Container Corp. of India Ltd.
Dabur India Ltd.
Divi’s Laboratories Ltd.
Dr. Reddy’s Laboratories Ltd.
Eicher Motors Ltd.
GAIL (India) Ltd.
GlaxoSmithKline Consumer Healthcare Ltd.
Glenmark Pharmaceuticals Ltd.
Godrej Consumer Products Ltd.
Havells India Ltd.
-49-
数量
1,648,640
5,436,745
782,800
782,800
412,000
412,000
4,120,000
1,648,000
133,345
668,000
1,030,000
4,120,666
1,236,500
2,884,000
1,030,000
1,648,000
824,333
1,649,200
1,236,000
1,008,000
412,000
824,000
1,041,000
4,120,000
1,041,000
412,000
988,800
618,000
価格
$ 2,604,698
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4,789,774
2,020,480
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10,081,057
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14,418,650
4,921,733
2,293,623
4,406,839
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2,206,019
1,605,536
2,508,650
281,833,181
31,312
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469,680
54,796
814,112
202,292
186,224
422,712
58,504
11,536
74,160
415,296
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708,640
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5,356
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8,652
227,012
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98,056
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162,740
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2,046,910
1,901,929
1,114,080
1,157,635
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2,200,298
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$ 1,786,354
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1,080,935
3,830,158
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801,117
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1,678,731
1,024,643
3,610,851
2,901,116
1,293,750
661,958
1,260,302
1,986,238
946,654
HCL Technologies Ltd.
Hero Motocorp Ltd.
Hindalco Industries Ltd.
Hindustan Unilever Ltd.
Housing Development Finance Corp. Ltd.
ICICI Bank Ltd.
Idea Cellular Ltd.
Indiabulls Housing Finance Ltd.
Infosys Ltd.
ITC Ltd.
JSW Steel Ltd.
Larsen & Toubro Ltd.
LIC Housing Finance Ltd.
Lupin Ltd.
Mahindra & Mahindra Financial Services Ltd.
Mahindra & Mahindra Ltd.
Marico Ltd.
Maruti Suzuki India Ltd.
Motherson Sumi Systems Ltd.
Nestle India Ltd.
NTPC Ltd.
396,344
35,020
800,104
463,500
1,054,720
781,152
881,268
208,060
1,291,620
2,379,301
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211,356
154,912
200,232
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315,180
74,160
225,776
16,068
1,157,308
-50-
4,455,135
1,674,618
1,595,191
6,383,547
21,642,347
3,065,834
1,377,454
2,374,434
20,706,220
8,966,999
1,494,013
5,167,884
1,640,742
4,023,642
988,680
5,737,634
1,337,462
5,267,203
1,116,999
1,724,303
2,735,832
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
Oil & Natural Gas Corp. Ltd.
Piramal Enterprises Ltd.
Power Finance Corp. Ltd.
Reliance Industries Ltd.
Shree Cement Ltd.
Shriram Transport Finance Co. Ltd.
Siemens Ltd.
State Bank of India
Sun Pharmaceuticals Industries Ltd.
Tata Consultancy Services Ltd.
Tata Motors Ltd.
Tata Motors Ltd. Class A
Tata Power Co. Ltd.
Tata Steel Ltd.
Tech Mahindra Ltd.
Titan Co. Ltd.
Ultratech Cement Ltd.
United Spirits Ltd.a
UPL Ltd.
Vedanta Ltd.
Wipro Ltd.
Yes Bank Ltd.
Zee Entertainment Enterprises Ltd.
インドネシア-3.21%
Adaro Energy Tbk PT
AKR Corporindo Tbk PT
Astra International Tbk PT
Bank Central Asia Tbk PT
Bank Danamon Indonesia Tbk PT
Bank Mandiri Persero Tbk PT
Bank Negara Indonesia Persero Tbk PT
Bank Rakyat Indonesia Persero Tbk PT
Bumi Serpong Damai Tbk PT
Charoen Pokphand Indonesia Tbk PT
Global Mediacom Tbk PT
Gudang Garam Tbk PT
Hanjaya Mandala Sampoerna Tbk PT
Indocement Tunggal Prakarsa Tbk PT
Indofood CBP Sukses Makmur Tbk PT
Indofood Sukses Makmur Tbk PT
Jasa Marga Persero Tbk PT
Kalbe Farma Tbk PT
Lippo Karawaci Tbk PT
Matahari Department Store Tbk PT
Media Nusantara Citra Tbk PT
Perusahaan Gas Negara Persero Tbk PT
Semen Indonesia Persero Tbk PT
Summarecon Agung Tbk PT
Surya Citra Media Tbk PT
Telekomunikasi Indonesia Persero Tbk PT
Tower Bersama Infrastructure Tbk PT
Unilever Indonesia Tbk PT
United Tractors Tbk PT
Waskita Karya Persero Tbk PT
XL Axiata Tbk PTa
マレーシア―3.27%
AirAsia Bhd
-51-
数量
595,340
53,560
229,484
903,516
5,768
104,236
50,676
1,093,036
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332,484
1,103,748
281,808
792,688
215,476
163,976
200,644
25,132
45,732
208,060
723,884
440,428
74,984
401,700
価格
$ 1,956,174
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1,194,478
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1,395,026
1,675,600
1,940,827
1,779,316
3,583,717
1,362,272
2,982,241
232,487,888
23,772,400
1,194,800
14,172,800
8,528,400
2,430,846
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5,232,415
7,704,400
5,273,600
5,191,200
5,026,400
329,600
6,221,200
988,800
1,587,600
3,090,000
1,442,000
14,914,400
13,019,200
1,606,800
3,543,200
7,622,000
2,060,000
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3,914,000
35,349,600
1,483,200
1,030,000
1,153,643
2,884,000
2,430,800
1,887,491
615,712
8,358,581
9,408,358
649,537
5,051,234
2,137,147
6,778,884
841,457
1,486,201
395,251
1,699,144
$ 1,724,087
1,288,984
1,042,361
1,963,908
586,224
1,907,212
1,128,129
2,444,210
581,584
1,914,447
1,474,405
922,341
944,249
11,415,720
645,436
3,542,505
1,387,172
609,893
688,496
75,520,360
865,200
622,782
Alliance Financial Group Bhd
AMMB Holdings Bhd
Astro Malaysia Holdings Bhd
Axiata Group Bhdc
Berjaya Sports Toto Bhd
British American Tobacco Malaysia Bhd
CIMB Group Holdings Bhd
Dialog Group Bhd
DiGi.Com Bhdc
Felda Global Ventures Holdings Bhd
Gamuda Bhd
Genting Bhd
741,600
1,277,200
1,112,400
1,850,400
453,213
123,600
2,101,200
2,389,662
2,430,800
906,500
1,194,800
1,565,600
-52-
725,112
1,349,210
797,987
2,586,605
365,198
1,498,808
2,266,127
892,344
2,961,987
411,995
1,414,798
3,161,585
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
Genting Malaysia Bhd
Genting Plantations Bhd
HAP Seng Consolidated Bhd
Hartalega Holdings Bhd
Hong Leong Bank Bhd
Hong Leong Financial Group Bhd
IHH Healthcare Bhd
IJM Corp. Bhd
IOI Corp. Bhd
IOI Properties Group Bhd
Kuala Lumpur Kepong Bhd
Lafarge Malaysia Bhd
Malayan Banking Bhdc
Malaysia Airports Holdings Bhd
Maxis Bhdc
MISC Bhd
Petronas Chemicals Group Bhd
Petronas Dagangan Bhd
Petronas Gas Bhd
PPB Group Bhd
Public Bank Bhd
RHB Bank Bhdc
Sapurakencana Petroleum Bhd
Sime Darby Bhd
Telekom Malaysia Bhd
Tenaga Nasional Bhd
UMW Holdings Bhd
Westports Holdings Bhd
YTL Corp. Bhd
YTL Power International Bhd
数量
2,101,200
165,000
370,800
412,000
453,200
123,600
1,977,600
2,018,800
1,606,800
1,126,933
288,400
206,000
2,389,600
535,600
1,277,200
782,800
1,689,200
123,600
494,400
329,600
1,895,230
490,845
2,554,400
1,771,600
824,000
2,389,600
329,600
741,600
3,007,600
1,277,220
価格
$ 2,214,506
427,245
705,982
435,229
1,460,750
462,153
3,177,375
1,681,300
1,669,761
653,375
1,638,081
402,334
4,708,167
782,906
1,888,894
1,444,252
2,718,157
706,286
2,693,967
1,295,566
9,079,225
613,782
897,382
3,229,400
1,382,611
8,441,825
461,545
819,850
1,233,925
448,698
76,829,067
フィリピン―1.79%
Aboitiz Equity Ventures Inc.
Aboitiz Power Corp.
Alliance Global Group Inc.
Ayala Corp.
Ayala Land Inc.
Bank of the Philippine Islands
BDO Unibank Inc.
DMCI Holdings Inc.
Energy Development Corp.
Globe Telecom Inc.
GT Capital Holdings Inc.
International Container Terminal Services Inc.
JG Summit Holdings Inc.
Jollibee Foods Corp.
Megaworld Corp.
Metro Pacific Investments Corp.
Metropolitan Bank & Trust Co.
Philippine Long Distance Telephone Co.
Robinsons Land Corp.
Security Bank Corp.
SM Investments Corp.
SM Prime Holdings Inc.
Universal Robina Corp.
1,400,820
988,800
1,524,400
160,688
5,191,200
547,969
1,198,929
2,884,000
6,880,400
22,660
57,680
383,160
1,919,927
317,240
7,828,000
8,322,400
341,961
65,920
1,194,800
284,280
166,860
5,891,625
622,120
2,319,337
949,760
522,910
2,967,492
4,352,630
1,116,642
2,880,891
797,064
857,312
1,090,912
1,885,528
$ 520,532
3,402,970
1,717,177
835,806
1,324,942
689,221
2,927,290
811,581
1,321,531
2,440,385
3,651,782
2,646,420
42,030,115
シンガポール―5.19%
Ascendas REIT
CapitaLand Commercial Trust
CapitaLand Ltd.c
1,461,318
1,359,600
1,771,600
2,665,646
1,523,489
4,181,351
-53-
CapitaLand Mall Trust
City Developments Ltd.c
ComfortDelGro Corp. Ltd.c
DBS Group Holdings Ltd.
Genting Singapore PLC
Global Logistic Properties Ltd.c
Golden Agri-Resources Ltd.
Hutchison Port Holdings Trust
Jardine Cycle & Carriage Ltd.c
Jardine Matheson Holdings Ltd.
Keppel Corp. Ltd.c
Noble Group Ltd.a,c
Oversea-Chinese Banking Corp. Ltd.
SembCorp Industries Ltd.c
Sembcorp Marine Ltd.c
Singapore Airlines Ltd.
Singapore Exchange Ltd.
Singapore Press Holdings Ltd.c
Singapore Technologies Engineering Ltd.
Singapore Telecommunications Ltd.
StarHub Ltd.
Suntec REIT
United Overseas Bank Ltd.
1,689,200
288,400
1,483,200
1,236,000
4,243,600
1,812,800
4,944,007
3,666,871
82,466
164,800
1,030,000
6,138,828
2,183,675
659,200
576,800
370,800
576,800
1,322,700
1,071,200
5,562,000
412,000
1,607,000
906,400
-54-
2,691,451
1,827,328
3,114,157
14,181,193
2,480,252
2,584,701
1,325,175
1,741,764
2,408,712
9,772,640
4,026,134
740,444
13,982,284
1,359,529
605,530
3,031,333
3,233,790
3,722,587
2,623,965
17,310,074
1,202,472
1,998,131
12,282,391
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
UOL Group Ltd.
Wilmar International Ltd.
Yangzijiang Shipbuilding Holdings Ltd.c
韓国-16.45%
AmorePacific Corp.
AmorePacific Group
BGF retail Co. Ltd.
BNK Financial Group Inc.
Celltrion Inc.a,c
Cheil Worldwide Inc.
CJ CheilJedang Corp.
CJ Corp.
CJ E&M Corp.
CJ Korea Express Corp.a
Coway Co. Ltd.
Daelim Industrial Co. Ltd.
Daewoo Engineering & Construction Co. Ltd.a,c
DGB Financial Group Inc.
Dongbu Insurance Co. Ltd.
Dongsuh Cos. Inc.
Doosan Heavy Industries & Construction Co. Ltd.
E-MART Inc.
GS Engineering & Construction Corp.a,c
GS Holdings Corp.
GS Retail Co. Ltd.
Hana Financial Group Inc.
Hankook Tire Co. Ltd.
Hanmi Pharm Co. Ltd.c
Hanmi Science Co. Ltd.
Hanon Systems
Hanssem Co. Ltd.
Hanwha Chemical Corp.
Hanwha Corp.
Hanwha Life Insurance Co. Ltd.
Hotel Shilla Co. Ltd.c
Hyosung Corp.
Hyundai Department Store Co. Ltd.
Hyundai Development Co.-Engineering & Construction
Hyundai Engineering & Construction Co. Ltd.
Hyundai Glovis Co. Ltd.
Hyundai Heavy Industries Co. Ltd.a,c
Hyundai Marine & Fire Insurance Co. Ltd.
Hyundai Mobis Co. Ltd.
Hyundai Motor Co.
Hyundai Steel Co.
Hyundai Wia Corp.
Industrial Bank of Korea
Kakao Corp.
Kangwon Land Inc.
KB Financial Group Inc.
KCC Corp.
KEPCO Plant Service & Engineering Co. Ltd.c
Kia Motors Corp.
Korea Aerospace Industries Ltd. Class A
Korea Electric Power Corp.
Korea Gas Corp.
Korea Investment Holdings Co. Ltd.
Korea Zinc Co. Ltd.
-55-
数量
329,600
1,318,400
1,318,400
価格
$ 1,415,972
3,033,174
854,000
121,919,669
22,660
19,364
6,742
189,108
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49,028
5,356
9,888
13,184
4,532
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19,364
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124,424
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14,008
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18,540
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132,874
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58,504
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182,928
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271,920
4,120
15,656
186,224
40,788
180,868
19,364
27,192
6,180
7,849,020
2,497,967
1,200,758
1,487,338
4,900,966
787,844
1,881,521
1,769,892
836,836
811,200
2,868,423
1,452,105
494,157
1,000,813
1,915,176
709,013
780,562
2,044,644
886,711
1,521,474
834,188
5,157,752
2,511,834
2,070,031
1,059,287
1,358,217
1,201,996
1,682,151
995,141
817,067
1,227,596
1,789,385
1,185,813
1,754,757
$ 1,664,846
1,977,335
3,277,352
1,400,511
10,879,757
11,894,907
2,642,773
884,651
1,935,184
1,738,554
3,031,105
8,544,913
1,451,002
958,802
7,007,402
2,934,886
9,897,968
731,239
1,138,512
2,808,213
Korean Air Lines Co. Ltd.a
KT Corp.
KT&G Corp.
Kumho Petrochemical Co. Ltd.
LG Chem Ltd.
LG Corp.
LG Display Co. Ltd.
LG Electronics Inc.
LG Household & Health Care Ltd.
LG Innotek Co. Ltd.
LG Uplus Corp.
Lotte Chemical Corp.
Lotte Chilsung Beverage Co. Ltd.
Lotte Confectionery Co. Ltd.
Lotte Shopping Co. Ltd.
Mirae Asset Daewoo Co. Ltd.
Mirae Asset Securities Co. Ltd.
27,604
25,218
78,603
11,948
32,960
66,332
161,504
74,160
6,592
9,476
150,792
10,712
412
4,120
8,240
126,484
53,148
-56-
702,329
714,790
8,490,794
647,452
7,164,898
3,760,284
4,469,601
3,541,990
5,932,006
756,287
1,474,064
2,902,372
606,883
696,996
1,419,738
1,025,287
1,259,724
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
NAVER Corp.
NCsoft Corp.
NH Investment & Securities Co. Ltd.
OCI Co. Ltd.a,c
Orion Corp./Republic of Korea
Ottogi Corp.
Paradise Co. Ltd.
POSCO
Posco Daewoo Corp.
S-1 Corp.
S-Oil Corp.
Samsung C&T Corp.
Samsung Card Co. Ltd.
Samsung Electro-Mechanics Co. Ltd.
Samsung Electronics Co. Ltd.
Samsung Fire & Marine Insurance Co. Ltd.
Samsung Heavy Industries Co. Ltd.a,c
Samsung Life Insurance Co. Ltd.
Samsung SDI Co. Ltd.
Samsung SDS Co. Ltd.
Samsung Securities Co. Ltd.
Shinhan Financial Group Co. Ltd.
Shinsegae Co. Ltd.
SK Holdings Co. Ltd.
SK Hynix Inc.
SK Innovation Co. Ltd.
SK Networks Co. Ltd.
SK Telecom Co. Ltd.
Woori Bank
Yuhan Corp.
台湾-14.29%
Acer Inc.
Advanced Semiconductor Engineering Inc.
Advantech Co. Ltd.
Asia Cement Corp.
Asia Pacific Telecom Co. Ltd.a
Asustek Computer Inc.
AU Optronics Corp.
Casetek Holdings Ltd.
Catcher Technology Co. Ltd.
Cathay Financial Holding Co. Ltd.
Chailease Holding Co. Ltd.
Chang Hwa Commercial Bank Ltd.
Cheng Shin Rubber Industry Co. Ltd.
Chicony Electronics Co. Ltd.
China Airlines Ltd.
China Development Financial Holding Corp.
China Life Insurance Co. Ltd./Taiwan
China Steel Corp.
Chunghwa Telecom Co. Ltd.
Compal Electronics Inc.
CTBC Financial Holding Co. Ltd.
Delta Electronics Inc.
E.Sun Financial Holding Co. Ltd.
Eclat Textile Co. Ltd.
EVA Airways Corp.a
Evergreen Marine Corp. Taiwan Ltd.
Far Eastern New Century Corp.
-57-
数量
19,152
12,360
101,352
11,536
2,472
824
32,136
49,028
32,136
13,184
31,312
53,560
24,308
38,728
71,276
23,484
107,532
49,440
38,316
24,308
41,200
297,147
4,944
32,136
409,116
44,908
84,460
14,420
222,068
5,356
価格
$ 12,139,374
2,769,593
941,000
957,772
2,032,506
574,516
460,459
9,913,710
612,510
1,194,640
2,138,435
6,478,936
936,384
1,908,482
97,927,745
5,587,186
954,219
4,294,525
3,608,747
3,407,004
1,390,314
10,597,708
803,292
5,981,660
12,564,023
5,853,295
468,238
2,960,853
2,002,309
1,463,140
386,629,617
2,266,830
4,532,863
238,278
1,704,448
1,236,000
412,100
5,768,580
93,000
412,000
5,768,722
824,811
3,296,333
1,236,303
421,187
2,060,330
9,476,734
2,141,804
8,240,484
2,884,110
2,884,000
11,124,941
1,386,000
5,438,100
138,400
1,236,962
1,255,145
2,065,040
1,079,341
5,395,758
1,851,109
1,559,060
427,836
3,582,300
$ 2,340,103
374,354
2,865,144
6,478,360
1,462,403
1,770,890
2,579,262
1,040,994
606,682
2,303,651
1,767,896
5,691,905
10,254,252
1,811,365
6,133,476
7,294,051
3,032,239
1,549,917
588,974
485,576
1,610,735
Far EasTone
Telecommunications Co. Ltd.
Feng TAY Enterprise Co. Ltd.
First Financial Holding Co. Ltd.
Formosa Chemicals & Fibre Corp.
Formosa Petrochemical Corp.
Formosa Plastics Corp.
Formosa Taffeta Co. Ltd.
Foxconn Technology Co. Ltd.
Fubon Financial Holding Co. Ltd.
Giant Manufacturing Co. Ltd.
Hermes Microvision Inc.
Highwealth Construction Corp.
Hiwin Technologies Corp.
1,236,000
230,652
6,592,556
2,472,740
824,000
2,884,400
412,000
824,264
4,532,111
212,000
32,000
561,880
167,020
-58-
2,838,042
1,040,438
3,655,303
6,436,885
2,343,740
7,029,613
390,408
1,995,915
5,629,114
1,427,811
1,358,268
856,294
818,802
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
Hon Hai Precision Industry Co. Ltd.
Hotai Motor Co. Ltd.
HTC Corp.
Hua Nan Financial Holdings Co. Ltd.
Innolux Corp.
Inotera Memories Inc.a
Inventec Corp.
Largan Precision Co. Ltd.
Lite-On Technology Corp.
MediaTek Inc.
Mega Financial Holding Co. Ltd.
Merida Industry Co. Ltd.
Nan Ya Plastics Corp.
Nanya Technology Corp.
Novatek Microelectronics Corp.
OBI Pharma Inc.a
Pegatron Corp.
Phison Electronics Corp.
Pou Chen Corp.
Powertech Technology Inc.
President Chain Store Corp.
Quanta Computer Inc.
Realtek Semiconductor Corp.
Ruentex Development Co. Ltd.a
Ruentex Industries Ltd.
Shin Kong Financial Holding Co. Ltd.
Siliconware Precision Industries Co. Ltd.
Simplo Technology Co. Ltd.
SinoPac Financial Holdings Co. Ltd.
Standard Foods Corp.
Synnex Technology International Corp.
TaiMed Biologics Inc.a
Taishin Financial Holding Co. Ltd.
Taiwan Business Banka
Taiwan Cement Corp.
Taiwan Cooperative Financial Holding Co. Ltd.
Taiwan Fertilizer Co. Ltd.
Taiwan Mobile Co. Ltd.
Taiwan Semiconductor Manufacturing Co. Ltd.
Teco Electric and Machinery Co. Ltd.
Transcend Information Inc.
Uni-President Enterprises Corp.
United Microelectronics Corp.
Vanguard International Semiconductor Corp.
Wistron Corp.
WPG Holdings Ltd.
Yuanta Financial Holding Co. Ltd.
Yulon Motor Co. Ltd.
Zhen Ding Technology Holding Ltd.
タイ―2.75%
Advanced Info Service PCL NVDR
Airports of Thailand PCL NVDRc
Bangkok Bank PCL Foreign
Bangkok Dusit Medical Services PCL NVDR
Bangkok Expressway & Metro PCL
Banpu PCL NVDRc
BEC World PCL NVDR
BTS Group Holdings PCL NVDR
-59-
数量
9,888,133
188,000
412,450
4,532,535
5,768,981
1,648,000
1,648,460
77,000
1,648,148
1,070,391
7,416,827
177,000
3,296,000
412,000
415,000
75,000
1,236,000
116,000
1,650,000
415,200
412,000
2,060,000
412,642
550,747
412,195
5,768,457
1,648,661
175,550
7,007,308
288,951
1,043,000
109,000
5,768,008
2,884,173
2,472,000
4,944,284
412,000
1,236,000
17,304,670
1,236,000
137,000
3,296,694
7,828,000
434,000
1,740,010
1,241,240
7,004,556
412,000
412,097
価格
$ 27,226,980
1,884,535
1,228,706
2,470,511
2,132,443
1,342,230
1,278,056
8,249,225
2,467,859
8,164,653
5,808,373
817,827
6,236,206
486,558
1,456,004
1,158,256
3,031,632
959,308
2,248,379
1,056,111
3,342,668
4,188,015
1,492,972
659,040
658,520
1,170,930
2,478,957
618,657
2,260,918
717,784
1,231,748
740,939
2,312,768
759,825
2,625,092
2,315,479
574,319
$ 4,258,998
93,507,990
1,093,788
410,704
6,733,216
2,918,059
785,803
1,381,739
1,578,622
2,457,508
365,887
845,546
335,948,609
741,600
288,400
164,800
2,802,600
4,820,400
988,800
659,200
4,161,200
3,789,974
3,270,686
809,096
1,810,465
1,162,543
445,712
467,477
1,123,034
Bumrungrad Hospital PCL NVDRc
Central Pattana PCL NVDR
Charoen Pokphand Foods PCL NVDR
CP ALL PCL NVDR
Delta Electronics Thailand PCL NVDR
Electricity Generating PCL NVDR
Energy Absolute PCL NVDR
Glow Energy PCL NVDR
Home Product Center PCL NVDR
247,200
906,400
1,883,900
3,502,000
329,600
82,400
782,800
370,800
2,953,043
-60-
1,305,909
1,496,354
1,514,476
5,203,230
674,246
470,790
589,966
912,894
856,323
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
銘柄
Indorama Ventures PCL NVDR
IRPC PCL NVDR
Kasikornbank PCL Foreign
Kasikornbank PCL NVDR
Krung Thai Bank PCL NVDR
Minor International PCL NVDR
PTT Exploration & Production PCL NVDR
PTT Global Chemical PCL NVDR
PTT PCL NVDR
Robinson Department Store PCL NVDR
Siam Cement PCL (The) Foreign
Siam Cement PCL (The) NVDR
Siam Commercial Bank PCL (The) NVDR
Thai Oil PCL NVDR
Thai Union Group PCL NVDR
TMB Bank PCL NVDR
True Corp. PCL NVDRc
数量
1,003,900
7,127,600
824,000
657,875
2,595,675
1,442,020
947,684
1,408,876
700,400
288,400
206,000
82,400
1,071,200
576,800
1,360,000
9,888,000
7,085,090
価格
$ 958,360
1,015,013
4,719,724
3,730,414
1,296,720
1,687,118
2,244,729
2,457,342
6,636,003
546,494
3,016,365
1,206,546
4,874,683
1,006,046
851,220
641,599
1,820,602
64,612,153
2,315,323,495
6,592
16,068
26,368
4,944
1,648
12,772
1,324,109
1,398,590
2,365,740
783,431
859,199
14,423,586
21,154,655
普通株式合計(取得原価: $ 2,264,294,885)
優先株式 - 0.90%
韓国 - 0.90%
AmorePacific Corp.
Hyundai Motor Co.
Hyundai Motor Co. Series 2
LG Chem Ltd.
LG Household & Health Care Ltd.
Samsung Electronics Co. Ltd.
優先株式合計
(取得原価: $ 12,515,362)
21,154,655
権利 - 0.00%
香港 - 0.00%
China Resources Beer Holdings Co. Ltd.a
252,000
権利合計
(取得原価: $ 0)
短期投資 - 6.04%
マネー・マーケット・ファンド - 6.04%
BlackRock Cash Funds: Institutional, SL Agency Shares 0.57%d,e,f
BlackRock Cash Funds: Prime, SL Agency Shares 0.47%d,e,f
BlackRock Cash Funds: Treasury, SL Agency Shares 0.28%d,e
$ 101,320
101,320
101,320
132,099,156
7,299,063
2,608,701
短期投資合計
(取得原価: $ 142,006,920)
投資有価証券合計 -105.45%
(取得原価: $ 2,418,817,167)g
その他の資産、負債控除後-(5.45)%
純資産 - 100.00%
132,099,156
7,299,063
2,608,701
142,006,920
142,006,920
2,478,586,390
(128,169,067)
$ 2,350,417,323
ADR - 米国預託証券
NVDR - 無議決権預託証券
a 無配証券
b 1933 年証券法規則 144A に基づき、適格機関投資家に転売されることがあります。
c 当証券のすべてまたは一部は貸付有価証券を表します。注記 1 を参照してください。
d 関連会社マネー・マーケット・ファンド。
e 提示のレートは、期末におけるファンドの年率換算 7 日間利回りです。
f 当証券のすべてまたは一部は証券貸付担保投資を表します。注記 1 を参照してください。
g 連邦所得税上の投資原価は $ 2,493,634,860。未実現純評価損は$ 15,048,470、このうち$ 356,728,591 は有価証券の未実現総評価益、
$ 371,777,061 は有価証券の未実現総評価損。
-61-
連結投資明細表
iSHARES MSCI ALL COUNTRY ASIA ex JAPAN ETF
2016 年 7 月 31 日
明細表 1 - 公正価値測定
金融商品の公正価値の決定に当たっては、様々なインプットが用いられています。インプットのレベルについての説明、および金融
商品の評価に関するファンド方針関連情報は、注記 1 を参照してください。
下表は、2016 年 7 月 31 日現在の公正価値ヒエラルキーに従って、ファンドの投資資産価値をまとめたものです。主なカテゴリーへの
ファンド投資の内訳は、上記の投資明細表に開示されています。
投資:
資産:
普通株式
優先株式
権利
マネー・マーケット・ファンド
合計
レベル 1
レベル 2
レベル 3
合計
$ 2,315,323,495
21,154,655
101,320
142,006,920
$ 2,478,586,390
$ -
-
-
-
$ -
$ -
-
-
-
$ -
$ 2,315,323,495
21,154,655
101,320
142,006,920
$ 2,478,586,390
財務諸表に対する注記を参照してください。
-62-
資産負債計算書
iSHARES TRUST
2016 年 7 月 31 日
iShares MSCI ACWI
Low Carbon Target
ETF
iShares MSCI All
Country Asia ex
Japan ETF(連結)
iShares MSCI
Europe Financials
ETF
$ 233,944,976
4,827,991
$ 238,772,967
$ 2,276,810,247
142,006,920
$ 2,418,817,167
$ 534,488,455
296,150
$ 534,784,605
$ 238,099,170
4,808,341
242,907,511
288,951
-
$ 2,336,579,470
142,006,920
2,478,586,390
4,425,103
989
$ 445,910,657
296,150
446,206,807
462,939
-
-
2,779
340,618
-
134,331
243,674,190
5,525
-
8,173,965
7,958,157
-
2,499,150,129
-
78,690
266,604
-
275,496
447,290,536
256,781
3,888,971
-
39,135
4,184,887
7,951,005
139,398,219
37,799
1,345,783
148,732,806
78,690
-
-
150,242
228,932
$ 239,489,303
$ 2,350,417,323
$ 447,061,604
$ 240,409,129
379,805
(5,431,365)
4,131,734
$ 239,489,303
$ 2,914,776,931
9,917,416
(634,074,287)
59,797,263
$ 2,350,417,323
$ 546,635,170
(94,884)
(10,901,732)
(88,576,950)
$ 447,061,604
2,500,000
41,200,000
27,400,000
$ 95.80
$ 57.05
$ 16.32
資産
投資、取得原価:
関連会社以外の発行者
関連会社発行者(注記 2)
投資原価合計
投資有価証券、公正価値評価額(貸付有価証券を含む a)(注記 1):
関連会社以外の発行者
関連会社発行者(注記 2)
投資公正価値評価額合計
外国為替、評価額 b
現金
未収勘定:
売却投資有価証券
保管銀行預け金(注記 4)
配当金・利息
投資証券発行額
税還付要求額
資産合計
負債
未払勘定:
購入投資有価証券
有価証券貸付の担保(注記 1)
外国税(注記 1)
投資顧問報酬(注記 2)
負債合計
純資産
純資産内訳:
払込資本
未分配(超過分配)投資純利益
累積実現純損失
未実現評価(損)益(純額)
純資産
発行済み投資証券 c
一口あたり純資産価額(基準価格)
a
b
c
市場評価額がそれぞれ 3,710,447 米ドル、131,554,181 米ドルおよび - 米ドルの貸付有価証券です。注記 1 を参照してください。
外国為替取得原価はそれぞれ 288,043 米ドル、4,423,377 米ドルおよび 459,271 米ドルです。
無額面、授権口数は無制限です。
財務諸表に対する注記を参照してください。
-63-
運用計算書
iSHARES TRUST
2016 年 7 月 31 日終了年度
iShares MSCI ACWI
Low Carbon Target
ETF
iShares MSCI All
Country Asia ex
Japan ETF(連結)
iShares MSCI
Europe Financials
ETF
配当金-関連会社以外の発行者 a
$ 5,627,516
$ 62,841,723
$ 11,502,366
配当金-関連会社発行者(注記 2)
16,916
5,713
303
受取利息-関連会社以外の発行者
-
26
-
25,823
2,508,569
23,362
5,670,255
65,356,031
11,526,031
(279)
(442,286)
-
5,669,976
64,913,745
11,526,031
投資純利益
有価証券貸付収益-関連会社発行者-純額(注記 2)
控除:その他外国税(注記 1)
投資収益合計
費用
投資顧問報酬(注記 2)
714,574
17,531,195
1,464,913
モーリシャス所得税(注記 1)
-
153,656
-
コミットメント・フィー(注記 7)
-
28,250
-
支払利息(注記 7)
費用合計
放棄投資顧問報酬控除(注記 2)
4,429
-
17,717,530
1,464,913
(281,467)
-
-
433,107
17,717,530
1,464,913
5,236,869
47,196,215
10,061,118
(4,951,470)
(262,631,529)
(8,458,645)
正味費用
投資純利益
-
714,574
実現純利益(損失)および未実現純利益(損失)
実現純利益(損失):
投資-関連会社以外の発行者
投資-関連会社発行者(注記 2)
(9,074)
-
-
-
43,384,745
(16,804,297)
(6,481)
(1,028,504)
(62,233)
(4,967,025)
(220,275,288)
(25,325,175)
243,475
2,822,456
(79,082,273)
現物償還-関連会社以外の発行者
外国為替取引
実現純損失
未実現評価益(評価損)の純変動:
投資
資産・負債の外国通貨換算
40
162,509
43,450
243,515
2,984,965
(79,038,823)
(4,723,510)
(217,290,323)
(104,363,998)
$ 513,359
$ (170,094,108)
$ (94,302,880)
未実現評価益(評価損)の純変動
実現純損失および未実現純損失
運用による純資産の純増(純減)
a
それぞれ 323,953 米ドル、6,444,552 米ドル、1,004,561 米ドルの外国源泉徴収税控除後です。
財務諸表に対する注記を参照してください。
-64-
純資産変動計算書
iSHARES TRUST
iShares MSCI ACWI Low
Carbon Target ETF
iShares MSCI All Country
Asia ex Japan ETF(連結)
2016 年 7 月 31 日
終了年度
2014 年 12 月 8 日 a から
2015 年 7 月 31 日
までの期間
投資純利益
$ 5,236,869
実現純損失
(4,967,025)
2016 年 7 月 31 日
終了年度
2015 年 7 月 31 日
終了年度
$ 2,415,561
$ 47,196,215
$ 67,355,180
(408,935)
(220,275,288)
(54,096,831)
243,515
3,888,219
2,984,965
(311,108,928)
513,359
5,894,845
(170,094,108)
(297,850,579)
(5,258,921)
(2,069,109)
(56,637,383)
(55,746,508)
(5,258,921)
(2,069,109)
(56,637,383)
(55,746,508)
投資証券発行受取額
22,838,332
217,570,797
304,115,590
1,789,644,487
投資証券償還支払額
-
-
(1,395,643,808)
(398,743,077)
投資証券の資本取引による純資産の純増
(減)
22,838,332
217,570,797
(1,091,528,218)
1,390,901,410
純資産の増加(減少)
18,092,770
221,396,533
(1,318,259,709)
1,037,304,323
期首
221,396,533
-
3,668,677,032
2,631,372,709
期末
$ 239,489,303
$ 221,396,533
$ 2,350,417,323
$ 3,668,677,032
$ 379,805
$ 407,751
$ 9,917,416
$ 18,396,738
投資証券発行口数
250,000
2,250,000
5,500,000
28,000,000
投資証券償還口数
-
-
(26,000,000)
(6,700,000)
250,000
2,250,000
(20,500,000)
21,300,000
純資産の増加(減少)
運用:
未実現評価益(評価損)の純変動
運用による純資産の純増(純減)
投資証券保有者への分配:
投資純利益の分配
投資証券保有者への分配合計
投資証券の資本取引:
純資産
期末の純資産に含まれる未分配投資純利益
投資証券の発行および償還
発行済投資証券口数の純増(減)
a
運用開始日。
財務諸表に対する注記を参照してください。
-65-
財務ハイライト
iSHARES TRUST
(各年度における発行済投資証券一口当たり)
iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF(連結)
2016 年
7 月 31 日
終了年度
2015 年
7 月 31 日
終了年度
2014 年
7 月 31 日
終了年度
2013 年
7 月 31 日
終了年度
2012 年
7 月 31 日
終了年度
$ 59.46
$ 65.13
$ 56.23
$ 53.40
$ 62.22
1.03
1.24
1.11
1.04
0.97
(2.21)
(5.92)
8.84
2.85
(8.89)
(1.18)
(4.68)
9.95
3.89
(7.92)
(1.23)
(0.99)
(1.05)
(1.06)
(0.90)
(1.23)
(0.99)
(1.05)
(1.06)
(0.90)
期末の純資産価額
$ 57.05
$ 59.46
$ 65.13
$ 56.23
$ 53.40
トータル・リターン
(1.83)%
(7.22)%
17.85%
7.28%
(12.63)%
期首の純資産価額
投資運用による利益:
投資純利益 a
実現純利益(損失)および未実現純利益(損失)
投資運用による利益合計
b
分配控除:
投資純利益
分配合計
比率、補足データ:
期末の純資産(千ドル)
平均純資産に対する経費率
平均純資産に対する投資純利益率
ポートフォリオ回転率 c
a
b
c
$ 2,350,417
$ 3,668,677 $ 2,631,373 $ 2,361,598 $ 1,826,440
0.72%
0.69%
0.68%
0.67%
0.69%
1.82%
1.92%
1.95%
1.87%
1.80%
17%
13%
14%
13%
26%
各年度における平均発行済投資証券口数に基づきます。
ファンドに含まれる原証券の市場価値が変動する関係から、投資証券の資本取引の時期により、記載された発行済投資証券一口当たりの数値は、会
計年度における投資有価証券の利益総額および損失総額の変動額と一致しない可能性があります。
ポートフォリオ回転率は、クリエーション・ユニットで受払いされた証券は除外していますが、一部米ドル・キャッシュで処理されるクリエーション・ユニット
のファンド資本取引の結果、ポートフォリオで取引が執行された有価証券は含めて算出しています。このようなキャッシュでの取引を除外すると、2016
年 7 月 31 日、2015 年 7 月 31 日、2014 年 7 月 31 日、2013 年 7 月 31 日に終了した会計年度のポートフォリオ回転率はそれぞれ 12%、8%、6%、
7%となります。注記 4 を参照してください。
財務諸表に対する注記を参照してください。
-66-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
iSharesTrust(以下「トラスト」)は 1940 年投資会社法(修正を含む。以下「1940 年法」)の下で、オープンエンド型の投資会社として登
録されています。トラストは、1999 年 12 月 16 日付の信託契約および宣言に従って、デラウェア州の法定信託として設定されました。
当該財務諸表は、以下のファンド(各々および合わせて、以下「ファンド」といいます。)のみに関連するものです:
iShares ETF
分散型の区分
MSCI ACWI Low Carbon Target
非分散型
MSCI All Country Asia ex Japan
分散型
MSCI Europe Financials
分散型
MSCI Kokusai
分散型
各ファンドは、ファンドの対象指数の価格および利回りの実績に概ね対応する投資成果(手数料および経費控除前)をあげることを目
標としています。投資顧問会社はファンドの投資目標を達成するために、「パッシブ運用」すなわちインデックス・アプローチを用いま
す。
iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF は、モーリシャス共和国の完全保有子会社(以下「子会社」)に投資して、インドの有価
証券への投資に関連した投資戦略を実行しています。こうして、対象となるインデックスに含まれるインドの有価証券に投資していま
す。ファンドの投資顧問会社は、子会社の投資顧問会社も務めています。このような投資構造を通じて、ファンドは現行のモーリシャス、
インド間の租税条約により、一定の恩恵を受けるものと期待されます。添付のファンドの連結財務諸表には、子会社における投資勘定
が含まれます。会社間勘定、内部取引があれば消去されています。
トラストの設立関連書類に基づき、ファンドの役員および受託者は、ファンドに対する義務の遂行から生ずる可能性がある一定の賠償
責任から免責されています。さらに、ファンドは通常の業務において、一般免責条項を含む契約をサービス提供者と締結しています。
このような契約の下でファンドが負う最大のリスクは不明です。これは、ファンドにまだ発生していない事象に対して、将来的に権利申
立が行われる可能性があるためです。
1. 重要な会計方針
以下の重要な会計方針は、各ファンドが、米国会計基準(以下「US GAAP」)に準拠して財務諸表を作成する際に、一貫して従うもの
です。US GAAP に準拠した財務諸表の作成にあたり、マネジメントは、当該決算期末における資産および負債の金額、偶発資産お
よび偶発負債の開示、ならびに当期中の収益および費用の金額に影響を与える一定の見積りや仮定を立てることが求められます。
実際の結果は、こうした予測とは異なる可能性があります。各ファンドは、US GAAP に基づく投資会社とみなされており、投資会社に
適用される会計および報告の指針に従っています。
有価証券の評価
各ファンドの投資は、ファンドが上場している取引所が開いている各日に、またファンドが上場している取引所が開いていない日に報
告期間が終了する場合は、財務報告目的において報告日現在の公正価値で評価されています。US GAAP では公正価値を、測定
日に市場参加者間での秩序ある取引で、ファンドが資産を売却する際に受け取る価格、または負債を譲渡する際に支払う価格と定
義しています。
-67-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
ブラックロック・グローバル評価手法委員会(以下「グローバル評価委員会」)は、ファンドの投資の評価を監視しています。各ファンド
の投資は、グローバル評価委員会が開発し、トラストの受託者委員会(以下「受託者委員会」)が承認する方針および手続きに準拠し
て評価されます。
・
広く認められている証券取引所で取引されている株式投資は、当該株式が主に取引されている取引所における当
該日の最終取引価格または公表終値で評価されます。広く認められている証券取引所で取引されている株式投資
で、当該日に取引されなかったものは、直近の取引価格で評価されます。
・
米国のオープンエンド型ミューチュアル・ファンド(マネー・マーケット・ファンドを含む)は、当該日の公表純資産価
値(「NAV」)で評価されます。
これらの評価手法を採用すると、投資の価格が公正価値を示しているとは思われない水準になる場合、または価格を入手できない場
合、その投資は、受託者委員会が承認する方針に従い、グローバル評価委員会が適切であるとみなすその他の入手可能な評価要
素に基づいて評価されます。これらの評価要素としては、(ⅰ) その投資に固有の特性、(ⅱ) その投資の主要市場、(ⅲ) その投資の
主要市場における通常の参加者、(iv) 合理的に入手可能であれば、その投資の市場参加者が想定したデータ、(ⅴ) 活発な市場に
おける類似の投資の価格、(vi) 将来のキャッシュフロー、金利、イールドカーブ、ボラティリティ、期限前償還のスピード、損失度、クレ
ジット・リスク、デフォルト率などその他の要素があげられます(ただしこれらに限定されない)。このような要素に基づいた評価が、四半
期ごとに受託者委員会に報告されます。
グローバル評価委員会は様々な手法を用いて、活発な市場が存在しない投資に対する評価アプローチを調整しています。この手法
には、トラストの価格情報提供会社の定期的なデュー・ディリジェンス、主要なインプットおよび前提の定期的なレビュー、未実現損益
を実現損益と比較するための取引バックテストもしくは売却分析、欠測または陳腐化した価格のレビュー、市場価値の大幅な変動の
レビュー、市場に関連する活動のレビューなどが含まれます。
公正価値評価によって、ファンドの NAV を計算するために用いられる価格と、当該ファンドの対象指数が採用する価格に差異が生じ
る可能性があります。そのような場合、当該ファンドと対象指数のパフォーマンスに差異が生じる可能性があります。
金融商品の公正価値の決定に当たっては、様々なインプットが用いられています。インプットには独立した市場データ(「観察可能な
インプット」)に基づくものも、企業が社内で開発した(「観察不能なインプット」)ものもあります。これらのインプットは、財務報告目的で
3 つのレベルからなる公正価値ヒエラルキーに区分されます。公正価値ヒエラルキーにおいて、金融商品の価値のレベルは、全体と
して公正価値測定にとって重要なインプットの最低レベルに基づいています。公正価値ヒエラルキーにおける金融商品の価値の分類
は、当該商品の価格設定の透明性に基づいており、必ずしも、当該商品への投資に関連するリスクを示しているわけではありません。
公正価値ヒエラルキーは以下の 3 つのレベルに分類されます:
・
・
・
レベル 1 - 同一の資産もしくは負債の活発な市場における調整なしの市場価格
レベル 2 - 資産または負債に関して直接的もしくは間接的に観察可能なレベル 1 における市場価格以外のインプ
ット。これに含まれるのは、活発な市場における同様の資産もしくは負債の市場価格、活発でない市場における同
一あるいは同様の資産もしくは負債の市場価格、当該資産もしくは負債について観察可能である市場価格以外の
インプット(為替レート、融資条件、金利、イールドカーブ、ボラティリティ、期限前償還のスピード、損失度、クレジッ
ト・リスク、デフォルト率など)もしくはその他の市場データに裏付けられたインプット。
レベル 3 - 投資の公正価値決定に用いられるグローバル評価委員会の仮定など、観察不能な当該資産もしくは負
債のインプット。
-68-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
評価手法の変更により、開示されている公正価値ヒエラルキーにおいて割り当てられていたレベルから他のレベルに移ることがありま
す。トラストの方針に従い、公正価値ヒエラルキーの異なるレベル間への移動は、報告期間の期初に行われたものとみなされます。
有価証券取引および収益の認識
有価証券取引は、取引日に計上されます。配当収入および譲渡益の分配がある場合には、外国源泉徴収税控除の上、配当落ち日
に認識されます。2016 年 7 月 31 日現在外国税務当局への還付要求が可能な源泉徴収税は、未収税還付要求額に反映されていま
す。選択的配当で受け取った株式などの非現金配当がある場合には、受け取った株式の公正価値で配当収入として計上されます。
ファンドが受け取る分配には、マネジメントが概算する資本の償還が含まれる場合があります。それらの金額は、投資原価の減少とし
て計上されるか、あるいは譲渡益として分類されるかのいずれかとなります。金利収入は日次で未収計上されます。投資取引に関連
する実現利益および損失は、個別の認識手法を使って決定されます。
外貨換算
ファンドの会計記録は米ドルで行われています。外国通貨、外貨建て投資有価証券およびその他の資産・負債は、投資顧問会社が
適切であると判断する為替レートを使用して米ドルに換算されています。有価証券の売買、収益の受領および費用の支払いは、それ
ぞれの取引日に米ドルに換算されます。
各ファンドは、外国為替レートの変動の影響と、有価証券の市場価格の変動の影響を分離していません。ファンドでは財務報告の作
成目的上、かかる為替レートの変動の影響を、投資からの実現および未実現損益の一部として反映させています。
外国の税金
ファンドは、収益、株式配当金、投資有価証券にかかる売却益、特定の外貨取引に対して外国の税金の賦課を受ける可能性がありま
す(かかる税の一部は還付要求が可能な場合があります)。すべての外国の税金は、ファンドが投資を行う外国管轄区域において適
用される外国の税制および税率に従って計上されます。これらの外国の税金が存在する場合には、ファンドが支払いを行い、ファンド
の運用計算書に次のように反映されています。源泉徴収される外国の税金は、収益から控除されています。有価証券貸付収益に賦
課される外国の税金は、有価証券貸付収益から控除されています。株式配当金に賦課される外国の税金は、「その他外国税」として
表示されています。投資有価証券の売却益および外貨取引に賦課される外国の税金は、それぞれの正味実現利益(損失)に含まれ
ています。2016 年 7 月 31 日現在において未払い、もしくは繰り延べられた外国税が存在する場合、ファンドの資産負債計算書にお
いて開示されます。
iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF は、インドにおける子会社を通じて投資活動を行っており、インドとモーリシャスの間の
二重課税防止条約(以下「DTAA」)による恩恵を受けることを予定しています。DTAA による恩恵を受ける資格を得るためには、子会
社は年一回ベースで、モーリシャスに税務上の居住地を設けて維持することなど一定の基準、条件を満たさなければなりません。ファ
ンドは、モーリシャス歳入当局が発行する現行の税務上の居住証明書を取得しています。
インドおよびモーリシャスの現在の税法解釈および実務慣行、ならびに DTAA に基づき、子会社はモーリシャスにおいて純利益に対
し、税率 15%で課税されます。ただし、税額控除制度によりモーリシャスの所得税率は最高 3%まで引き下げられます。所得税は、適用
される場合、子会社により支払われ、連結運用計算書において開示されます。子会社がファンドに支払う配当もモーリシャスでは非課
税となります。子会社はモーリシャスにおいて、現在いかなる有価証券の売却益に対しても課税されません。
-69-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
2016 年 5 月 10 日、インドおよびモーリシャスは修正 DTAA に署名しました。この修正では、2017 年 4 月 1 日以降に取得した株式の
売却に関して、インドでは売却益に課税されることが定められています。2017 年 4 月 1 日よりも前に取得した株式から生じる売却益
は、いつ売却するかに関係なく、修正 DTAA による課税は免除されます。ただし、この場合、DTAA による適格要件を満たしているも
のとします。またインドの税法には、インドの会社の株式の特定の間接譲渡に対してインドで課税するとの規定も含まれています。た
だし、インドが間接譲渡規則に関して、さらに最終的な正式のガイダンスを定めるまでは、ファンドへの影響があるとしてもそれを判断
することはできません。マネジメントは、DTAA の修正ならびに間接譲渡規則から生じるファンドへの影響を監視、評価し続けています。
投資証券保有者に対する分配
ファンドが支払う配当、分配は、配当落ち日に計上されます。分配金は税務上の基準で決定され、財務報告目的における投資純利
益および実現純譲渡益とは異なる場合があります。配当および分配金は米ドルで支払われ、ファンドの追加投資証券に対して自動
的に再投資することはできません。
ポートフォリオ有価証券の貸付
各ファンドは、ブローカー、ディーラー、およびその他金融機関など、承認された借手にファンドの投資有価証券を貸し付けることがで
きます。借手は、現金、銀行が発行する取消不能信用状、または米国政府が発行もしくは保証する有価証券などの担保を当該ファン
ドに差し入れて維持します。本ファンドが受け取る初回担保は、米国証券取引所で取引される有価証券については、当該貸付有価
証券の時価の少なくとも 102%の価値、その他すべての有価証券については、当該貸付有価証券の時価の少なくとも 105%の価値が
あることが要求されます。担保はその後、当該貸付有価証券の現行時価の少なくとも 100%に等しい価値を維持しなければなりません。
貸付有価証券の市場価値は、ファンドの各営業日終了時点に決定されます。必要な追加担保のファンドへの受け渡し、およびファン
ドによる超過担保の返還は翌営業日に行われます。貸付期間中、各ファンドは、貸付有価証券に対して支払われる、または関連する
すべての分配を受領する権利を有します。有価証券の貸付はいかなる時点でも終了可能で、借手は通知を受けた後、一般的な有価
証券取引の決済期間内に、借り入れた有価証券を返済するよう求められます。
2014 年 7 月 23 日、米証券取引委員会(「SEC」)は、米マネー・マーケット・ファンドの運用を管理する 1940 年法 2a-7 の修正を適
用しました。2016 年 10 月の実施時には、貸付有価証券の受取現金担保の再投資に関して、この変更がファンドに影響を及ぼす可
能性があります。ファンドは、固定基準価額が 1.00 ドルを維持していないマネー・マーケット・ファンドに現金担保を再投資することに
よる、追加リスクにさらされることがあります。
貸付有価証券の担保として受け取った現金は、ファンド名義で直接的に、もしくは一つ以上の共有口座あるいはマネー・マーケット・
ファンド(当ファンドの投資顧問会社であるブラックロック・ファンド・アドバイザーズ(以下「BFA」)またはその関連会社が運用するもの
を含む)を通じて、特定の短期金融商品に再投資されることがあります。2016 年 7 月 31 日現在、ファンドが行っている有価証券貸付
は、いずれも現金を担保としています。受け取った現金担保は BFA が運用するマネー・マーケット・ファンドに投資され、投資明細表
に開示されています。各ファンドの貸付有価証券も、投資明細表に開示されています。2016 年 7 月 31 日現在の貸付有価証券の時
価合計および関連する担保の価値合計は、資産負債計算書に開示されています。有価証券貸付収益は、運用計算書に開示されて
います。
ファンドが負う有価証券貸付リスクには、借手が追加担保を要求された場合に提供しないリスクまたは借手が期日に貸付有価証券を
返却しないリスクが含まれます。これらのリスクを抑えるために、ファンドは、借手の債務不履行に対するブラックロック・インク(以下「ブ
ラックロック」)からの補償金による利益を享受します。ブラックロックからの補償金によって、貸付有価証券のすべてに置き換えることが
できます。担保として受領した現金で購入した投資資産が、受け取った現金担保の価値を下回った場合、各ファンドは損失を被ること
があります。
-70-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
ファンドは、マスター有価証券貸付契約(以下「MSLA」)に従って有価証券貸付取引を行っています。これは、債務不履行(破産、支
払不能を含みます)が生じた場合に、不履行を起こしていない当事者が担保を売却し、不履行を起こしている当事者に対するネットエ
クスポージャーを算出するか、あるいは追加担保を求める権利を定めています。借手が不履行を起こした場合、貸手であるファンドは、
貸付有価証券の市場価値を受領した担保の市場価値で相殺します。担保価値は通常、貸付有価証券の市場価値を上回っており、
不履行を起こしている当事者からの貸手の受取額はプラスとなります。ただし、特定の管轄区域の破産法により、MSLA のカウンター
パーティーが破産もしくは支払不能となった場合に、このような相殺する権利が制限、禁止されていることがあります。MSLA に従い、
借手は、借り受けた有価証券を転売または再担保に入れることができ、ファンドは、現金担保を再投資することができ、不履行が生じ
た場合には担保を転売もしくは再担保に入れることができます。
下表は、2016 年 7 月 31 日時点で MSLA に従って相殺される各ファンドの有価証券貸付契約をまとめたものです:
iShares ETF および
カウンターパーティー
貸付有価証券の
市場価値
受取現金担保 a
純額 b
BNP Paribas Prime Brokerage International Ltd.
$ 87,736
$ 87,736
$ -
Citigroup Global Markets Inc.
244,623
244,623
-
MSCI ACWI Low Carbon Target
55,093
55,093
-
Deutsche Bank Securities Inc.
110,449
110,449
-
Goldman Sachs & Co.
817,907
817,907
-
Jefferies LLC
105,270
105,270
-
JPMorgan Clearing Corp.
804,604
804,604
-
Merrill Lynch, Pierce, Fenner & Smith
829,364
829,364
-
State Street Bank & Trust Company
655,401
655,401
-
$ 3,710,447
$ 3,710,447
$ -
Citigroup Global Markets Inc.
$ 644,472
$ 644,472
$ -
Credit Suisse Securities (USA) LLC
3,863,288
3,863,288
-
Deutsche Bank AG
1,994,047
1,994,047
-
8,057,419
8,057,419
-
70,261,403
70,261,403
-
Credit Suisse Securities (USA) LLC
MSCI All Country Asia ex Japan
Deutsche Bank Securities Inc.
Goldman Sachs & Co.
987,330
987,330
-
JPMorgan Clearing Corp.
6,874,330
6,874,330
-
Merrill Lynch, Pierce, Fenner & Smith
8,164,377
8,164,377
-
Morgan Stanley & Co. International PLC
4,087,401
4,087,401
-
21,717,758
21,717,758
-
7,097
7,097
-
4,583,596
4,583,596
-
HSBC Bank PLC
Morgan Stanley & Co. LLC
Morgan Stanley & Co. LLC (U.S. Equity Securities Lending)
State Street Bank & Trust Company
UBS Securities LLC
-71-
311,663
311,663
-
$ 131,554,181
$ 131,554,181
$ -
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
iShares ETF および
カウンターパーティー
貸付有価証券の
市場価値
受取現金担保 a
純額 b
MSCI Kokusai
BNP Paribas Prime Brokerage Inc.
$ 3,167
$ 3,167
$ -
BNP Paribas Prime Brokerage International Ltd.
297,375
297,375
-
Citigroup Global Markets Inc.
117,606
117,606
-
Credit Suisse Securities (USA) LLC
330,721
330,721
-
Deutsche Bank Securities Inc.
138,412
138,412
-
Goldman Sachs & Co.
169,513
169,513
-
HSBC Bank PLC
316,561
316,561
-
71,123
71,123
-
Jefferies LLC
JPMorgan Clearing Corp.
577,331
570,642
(6,689)
Merrill Lynch, Pierce, Fenner & Smith
327,002
327,002
-
Morgan Stanley & Co. LLC
897,382
897,382
-
Morgan Stanley & Co. LLC (U.S. Equity Securities Lending)
192,310
192,310
-
National Financial Services LLC
53,305
53,305
-
Nomura Securities International Inc.
92,949
92,949
-
3,118
3,096
(22)
Scotia Capital (USA) Inc.
SG Americas Securities LLC
State Street Bank & Trust Company
UBS Securities LLC
Wells Fargo Securities LLC
a
b
95,465
95,465
-
1,334,371
1,334,371
-
396,439
394,538
(1,901)
50,428
50,428
-
$ 5,464,578
$ 5,455,966
$ (8,612)
貸付有価証券の市場価値を上回って受け取った担保は、この表には表示されていません。各ファンドの受取現金担保合計額は、ファンドの資産負債計
算書に開示されています。
MSLA に従い、追加担保は翌営業日にファンドに受け渡されます。カウンターパーティーの債務不履行発生時に、借り手の債務不履行に対する補償金
の対象となるのは純額です。
2. 関係会社との投資顧問契約およびその他の取引
トラストとの投資顧問契約に基づき、BFA は各ファンドの資産を運用しています。BFA はブラックロックが間接的に所有するカリフォル
ニア州法人です。投資顧問契約に基づいて、BFA は、実質的にファンドの全費用を負担します。ただし、利息、税金、ポートフォリオ
取引の執行に関するブローカー手数料ならびにその他の費用、販売手数料、訴訟費用、および臨時費用は除きます。
iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF に関して、子会社は BFA と別個の契約を結んでおり、これに基づいて BFA は子会社
に投資顧問サービスを提供していますが、かかるサービスの提供に対して子会社から別に報酬は受け取っていません。子会社は、子
会社への他のサービス(管理、保管、名義書換代理、およびその他のサービス)の提供を規定する別個の取り決めも結んでおり、BFA
はこれらのサービスの提供に関連する費用を支払っています。
BFA は、iShares MSCI ACWI Low Carbon Target ETF に提供する投資顧問サービスの対価として、ファンドの純資産の日々平均残
高に基づいて、0.33%の年間投資顧問報酬を受領する権利を有します。投資顧問料と、取得ファンドの手数料および費用の合計は、
ファンドの年間営業費用の合計です。BFA は、手数料放棄後の年間営業費用を平均日次純資産の 0.20%まで抑えるために、契約に
より、2016 年 11 月 30 日までファンドの投資顧問手数料の一部を放棄することに同意しています。
-72-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
2016 年 8 月 1 日より、BFA は、iShares MSCI ACWI Low Carbon Target ETF に提供する投資顧問サービスの対価として、ファンドの
純資産の日々平均残高に基づいて、0.20%の年間投資顧問報酬を受領する権利を有します。またトラストと BFA の間の書面による合
意に従い、手数料放棄後の年間営業費用合計を抑えるための契約による放棄は、2016 年 8 月 1 日を以て終了します。
BFA は、iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF に提供する投資顧問サービスの対価として、当該ファンドおよび他の特定の
iShares ファンドの純資産総額の日々平均残高の合計額のファンドに関わる割当額に基づいて、以下に示す年間投資顧問報酬を受
領する権利を有します。
投資顧問報酬
平均日次純資産合計額
0.75%
140 億米ドルまで
0.68
140 億米ドル超から 280 億米ドルまで
0.61
280 億米ドル超から 420 億米ドルまで
0.54
420 億米ドル超から 560 億米ドルまで
0.47
560 億米ドル超から 700 億米ドルまで
0.41
700 億米ドル超から 840 億米ドルまで
0.35
840 億米ドル超
さらに iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF は、他の投資会社への投資に対する手数料および費用(「取得ファンドの手数
料および費用」)を比例配分で間接的に支払います。BFA は契約上、ファンドに関する投資顧問報酬のうち、当該ファンドが他の
iShares ファンドに投資した金額に対する取得ファンドの投資顧問報酬に相当する分について、2016 年 11 月 30 日まで放棄すること
に同意しています。
BFA は、各ファンドに提供する投資顧問サービスの対価として、各ファンドの純資産の日次平均残高に基づいて、以下に示す年間投
資顧問報酬を受領する権利を有します:
iShares ETF
MSCI Europe Financials
MSCI Kokusai
投資顧問報酬
0.48%
0.25
SEC の発した適用除外命令により、BFA の関連会社であるブラックロック・インスティテューショナル・トラスト・カンパニーN.A.(以下
「BTC」)は、適用される条件に従ってファンドの有価証券貸付代理人を務めることが認められています。有価証券貸付代理人として、
BTC は有価証券貸付業務に直接関連するすべての営業費用を負担します。各ファンドは、貸付有価証券について受領した現金担
保を、BFA が運用するマネー・マーケット・ファンドに投資した際に関連する手数料を負担します。ただし、BTC は、各ファンドが年率
0.04%負担する担保投資手数料(以下「担保投資手数料」)を制限するために有価証券貸付収益を減らすことに同意しています。有価
証券貸付収益は、現金担保の再投資収益と、有価証券の借手との間で収受する手数料およびその他費用の正味額の合計額から、
担保投資手数料を差し引いた金額と等しくなります。ファンドは、有価証券貸付収益の一部を留保し、残りを有価証券貸付代理人とし
てのサービスに対する報酬として BTC に支払います。
有価証券貸付契約に従い、各ファンドは有価証券貸付収益の 80%を留保し、この金額は、有価証券貸付収益に担保投資手数料を
加えた金額の 70%を下回ることはありません。さらに、ある暦年の有価証券貸付収益と、1940 年法の下で登録されているすべての
iShares 上場投資信託(以下「iShares ETF コンプレックス」)からの担保投資手数料との合計が、2013 年の iShares ETF コンプレックス
全体の有価証券貸付収益を上回った日の翌営業日から、有価証券貸付契約に従い、各ファンドは、当該暦年末まで有価証券貸付
収益の 85%を留保し、この金額が、有価証券貸付収益と担保投資手数料の合計の 70%を下回ることはありません。
-73-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
2016 年 7 月 31 日終了年度に支払われた有価証券貸付代行報酬および担保投資手数料の合計は以下のとおりです。
iShares ETF
BTC への支払手数料
MSCI ACWI Low Carbon Target
$ 7,603
MSCI All Country Asia ex Japan
646,508
MSCI Europe Financials
MSCI Kokusai
6,196
13,181
BFA の関連会社であるブラックロック・インベストメンツ LLC は、各ファンドの販売業者を務めています。販売契約に従い、BFA はファ
ンドに提供された販売サービスに対する手数料もしくは費用を負担します。
クロス取引とは、BFA(または関連会社)が投資顧問を務めるファンド間でのポートフォリオ有価証券の売買です。定期的な四半期に
一回のミーティングで委員会は、直近の四半期のこのような取引が、規則 17a-7 が定める要件および制限を順守しているかどうか検
討しています。
2016 年 7 月 31 日終了年度に、1940 年法に基づく規則 17a-7 に従って執行されたファンドによる取引は以下のとおりです。
iShares ETF
MSCI All Country Asia ex Japan
MSCI Kokusai
購入
売却
$ 1,450,847
$ 8,151,656
1,544,562
1,833,249
各ファンドは、BFA または関連会社が運用する特定のマネー・マーケット・ファンドに現金残高を投資することがあります。これらの一
時的な現金投資から得られた収益は、運用計算書に「関連会社発行者からの配当金」として計上されます。
PNC ファイナンシャル・サービシズ・グループ・インクはブラックロックの最大の株主で、1940 年法における関連会社です。
iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF は、ポートフォリオの流動性および対象インデックスへのトラッキング能力を改善するた
めに、ファンドの対象インデックスに含まれる有価証券に投資をしている他の iShares ファンドの投資証券に投資することがあります。
トラストの受託者および役員の一部は、BTC または BFA、あるいは両社の役員を兼任しています。
3. 投資ポートフォリオ取引
2016 年 7 月 31 日終了年度における投資資産(現物取引および短期投資を除く)の購入、売却は以下のとおりです。
iShares ETF
購入
売却
MSCI ACWI Low Carbon Target
$ 36,003,581
$ 34,837,370
MSCI All Country Asia ex Japan
433,735,271
946,907,185
MSCI Europe Financials
21,403,181
14,289,030
MSCI Kokusai
15,303,606
16,218,388
-74-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
2016 年 7 月 31 日終了年度における現物取引は以下のとおりです(注記 4 を参照)。
iShares ETF
現物購入
現物売却
MSCI ACWI Low Carbon Target
$ 21,711,991
$ -
MSCI All Country Asia ex Japan
159,015,718
739,599,370
MSCI Europe Financials
275,656,041
177,712,383
19,759,517
79,193,500
MSCI Kokusai
4. 投資証券の資本取引
投資証券は、特定数の証券またはその整数倍(以下「クリエーション・ユニット」)にまとめられた場合のみ、ファンドが NAV で発行およ
び償還を行います。クリエーション・ユニットにまとめられた場合を除き、ファンドの投資証券は償還できません。ファンドの投資証券の
資本取引については、「純資産変動計算書」にその詳細が開示されています。
トラストのファンドのクリエーション・ユニットの発行対価は、一般的に、所定の有価証券ポートフォリオの現物拠出および特定金額の現
金です。トラストの特定のファンドは、クリエーション・ユニットのみ、または一部現金(米ドル)で提供されることがあります。現金決済の
クリエーション・ユニットを含め、クリエーション・ユニットの発行および償還依頼を行う投資家は、発行取引手数料および償還取引手数
料をトラストの事務代行会社であるステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カンパニーへ直接支払い、クリエーション・ユニットの発行
および償還に伴う譲渡その他の取引費用を相殺します。クリエーション・ユニットの現金決済を行う投資家は、特定の取引コスト(印紙
税、通貨およびその他の金融取引にかかる税金、ブローカー手数料など)およびポートフォリオ有価証券への投資に関連するマーケ
ット・インパクトの費用として、追加の変動費用を支払う場合もあります。このような変動費用は、もしあれば、純資産変動計算書の「投
資証券発行受取額」に含まれています。
時々、現物拠出あるいは現物償還に関連する有価証券の決済が遅れることがあります。この場合、現物拠出に関連する有価証券は
「保管銀行預け金」、現物償還に関連する有価証券は「現物取引に関連する有価証券」として、資産負債計算書に計上されます。
5. 主なリスク
通常の業務において、各ファンドの投資活動は、投資する金融商品や市場に関連する様々な種類のリスクにさらされています。各フ
ァンドがさらされている重大な金融リスクは、市場リスク、クレジット・リスクなどです。各ファンドの目論見書には、これらをはじめとする
様々な種類のリスクについて詳しく記載されています。
BFA は、上昇局面でも下落局面でも対象インデックスの採用銘柄を追随して、各ファンドの投資目標を達成するために「パッシブ型」、
つまりインデックス型のアプローチを採用しています。BFA は、市場エクスポージャーを減らしたり、下落局面の影響を抑えたりするよ
うな措置は採っていません。BFA は、対象インデックスとポートフォリオの構成銘柄の相違を監視しています。
市場リスク
市場リスクは、主に、価格、通貨、金利の変動に左右されて金融商品の将来の価値が不確実であることから生じます。これは、各ファ
ンドが相場変動に直面して保有するポジションから損失を被る可能性を表します。各ファンドは、株式関連商品への直接または間接
投資によって、市場リスクにさらされています。ファンドが保有する有価証券の公正価値は、国内、地域、世界の政治情勢、社会や経
済の不安定性など、また特定の業種やその中のグループに影響を及ぼす要因といった当該有価証券の発行体と特に関連のない市
況全般、景気トレンド、イベントのため下落することがあります。各ファンドの市場リスクに対するエクスポージャーの範囲は、ファンドの
投資明細表に記載されている投資の市場価値となります。
-75-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
分散ポートフォリオは、適切でファンドの投資目標に沿っている場合、特定の投資の価格変動がファンドの NAV に重大な影響をもた
らすリスクを最小限に抑えます。各ファンドのポートフォリオにおける投資の集中は、投資明細表に開示されています。
米国以外の発行体の有価証券への投資は、直接的、間接的のいずれも、通常米国の発行体の有価証券とは関連のない、特定の検
討事項とリスクを伴います。かかるリスクには、全般的に流動性および効率性の低い証券市場、全般的に高水準のボラティリティ、為
替レートの変動および為替管理、ファンドの資金あるいはその他資産の海外移転に対する制限、発行体に関して入手可能な公開情
報の少なさ、源泉徴収税あるいはその他の税の賦課、高水準の取引手数料および保管手数料、決済の遅延ならびに決済手続きに
かかる損失リスク、契約上の責務の強制の困難さ、証券市場に対する低い規制水準、会計、開示、報告義務の差異、政府による経済
への大幅な介入、高水準のインフレ、高水準の社会的、経済的、政治的な不確実性、資産の国有化あるいは収用のリスク、戦争のリ
スクなどが含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらのリスクは、発展途上国の発行体に投資する場合に高くなり
ます。
欧州諸国の経済、市場は密接な関係にあり、相互に依存していることが多く、欧州の一国の出来事が他の欧州諸国に悪影響を及ぼ
すことがあります。欧州金融市場では、一部の欧州諸国の景気減速や政府債務水準の上昇に対する懸念からボラティリティが上昇し、
不利なトレンドが見られます。欧州の政府や中央銀行等による緊縮政策・改革といった金融問題への対応が機能せず、社会不安に
つながったり、また将来の経済成長と景気回復が制限されたり、他の意図せぬ結果につながったりすることがあります。政府等による
債務不履行や債務再編によって、世界中の経済、金融市場、資産評価にさらに悪影響がもたらされる可能性があります。さらに英国
では国民投票で欧州連合からの離脱が決定しました。国民投票によって、英国の欧州連合からの離脱交渉が進めば、新たに大きな
不透明性、不安定性が金融市場にもたらされるでしょう。
ファンドの投資が、一つ、もしくは限られた数の市場セクターの有価証券に集中している場合、その市場セクターに影響を及ぼしてい
る経済、政治、社会情勢が、運用パフォーマンスに重大な影響を及ぼすリスクがあります。
米国、欧州連合、ならびに日本、オーストラリア、カナダなど多くの国の規制機関(総称して「制裁組織」)は、特定のロシアの個人や法
人に、部門ごとの経済制裁を課しており、例えばその発行体の、30 日または 90 日を超える新発債、新規発行株式の取引や売買を
禁止しています。直接、間接を問わず、ファンドが保有する制裁発動日以前に発行された有価証券は、現在、制裁による制限を受け
ていません。ただし、これらの各制裁の順守により、影響を受ける有価証券または当該発行体のその他の有価証券をファンドが売買
する、保有する、または受け渡す能力が損なわれることがあります。制裁組織は、ロシアに対してさらに幅広い制裁を導入する可能性
があります。これらの制裁、あるいは更なる制裁の恐れによって、ロシアの有価証券の価値および流動性の低下、ルーブルの下落、そ
の他ロシア経済に対する悪影響がもたらされることがあります。現在または将来の制裁によって、ロシアが対抗措置や報復行動をとり、
ロシアの有価証券の価値および流動性がさらに損なわれる可能性があります。これらの報復措置には、ファンドが保有するロシア資産
の即時凍結も含まれます。
クレジット・リスク
クレジット・リスクとは、負債証券の発行体または保証人、デリバティブ取引、現先取引、有価証券貸付などの金融取引のカウンターパ
ーティーが、利息および元本の支払いや、債務の履行を遅滞なく行うことができない、あるいは行おうとしないリスクのことです。BFA と
その関連会社は、債務を履行するのに十分な資金源を有すると考えられるカウンターパーティーのみと取引することで、またこれらの
カウンターパーティーの財務安定性を監視することで、カウンターパーティーのクレジット・リスクを管理しています。ファンドが発行体
およびカウンターパーティーのクレジット・リスクにさらされる可能性がある金融資産とは、主にカウンターパーティーに対して有する金
融商品および未収金です。これらの金融資産に関連する各ファンドのクレジット・リスク、カウンターパーティー・リスクに対するエクスポ
ージャーの範囲は、資産負債計算書に計上されている金額とほぼ一致します。
-76-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
6. 所得税
各ファンドは連邦所得税上、トラストの他のファンドとは別個の事業体として扱われます。1986 年内国歳入法およびその改正法のサ
ブチャプターM に定義される規制対象投資会社に適用される規定に従って、規制対象投資会社としての資格を得ること、ならびに連
邦所得税および消費税の全額またはほぼ全額の免除を受けるために、通常所得および純譲渡益(譲渡損の繰越分算入後)のほぼ
全額を毎年分配することがファンドの方針です。したがって、連邦所得税引当金は不要です。
US GAAP により、財務報告と税務報告との永久差異を反映させて、純資産の一部の項目を修正することが求められています。これら
の振替による純資産総額あるいは基準価額への影響はありません。以下の 2016 年 7 月 31 日現在の永久差異は、パッシブ外国投
資会社、また外貨取引および現物償還の実現利益(損失)によるもので、以下のアカウントに振替えられました:
iShares ETF
払込資本
MSCI ACWI Low Carbon Target
MSCI All Country Asia ex Japan
MSCI Europe Financials
MSCI Kokusai
未分配投資純利益/ 未分配実現純利益/
超過分配投資純利益
累積実現純損失
$ -
$ (5,894)
$ 5,894
21,570,678
961,846
(22,532,524)
(21,790,692)
496,730
21,293,962
14,147,297
144,424
(14,291,721)
2016 年 7 月 31 日および 2015 年 7 月 31 日に終了した年度において支払われた分配金に対する税金は、以下のとおりです:
iShares ETF
2016
2015
$ 5,258,921
$ 2,069,109
$ 56,637,383
$ 55,746,508
$ 10,373,542
$ 13,685,184
$ 8,020,664
$ 9,983,768
MSCI ACWI Low Carbon Target
通常利益
MSCI All Country Asia ex Japan
通常利益
MSCI Europe Financials
通常利益
MSCI Kokusai
通常利益
-77-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
2016 年 7 月 31 日現在において、累積純利益(純損失)に対する税金部分の内訳は以下のとおりです:
iShares ETF
未分配
通常利益
譲渡損の 未実現純評価益
繰越分
(評価損)a
適格な年後半
の損失 b
合計
MSCI ACWI Low Carbon Target
677,869
(951,218)
3,481,561
(4,128,038)
(919,826)
MSCI All Country Asia ex Japan
12,147,694
(431,281,420)
(15,020,430)
(130,205,452)
(564,359,608)
MSCI Europe Financials
487,856
(2,571,815)
(91,655,083)
(5,834,524)
(99,573,566)
MSCI Kokusai
312,858
(10,678,096)
38,572,321
(2,591,317)
25,615,766
a
b
財務会計基準と税務基準の未実現評価益(損失)の差異は、主に空売りの損失の課税繰延べ、パッシブ外国投資会社への投資に対する税
務上の未実現利益の認識によるものです。
ファンドは、特定の適格な年後半の損失を繰り延べて、これを 2017 年 7 月 31 日終了年度に処理することを選択しました。
2016 年 7 月 31 日現在、以下の期限までに以下のファンドの将来の実現譲渡益に充当することができる譲渡損繰越分は次のとおり
です:
iShares ETF
期限なし a
繰越期限
2017
繰越期限
2018
繰越期限
2019
合計
MSCI ACWI Low Carbon Target
$ 951,218
$ -
$ -
$ -
$ 951,218
MSCI All Country Asia ex Japan
423,136,945
114,780
5,230,616
2,799,079
431,281,420
MSCI Europe Financials
2,565,502
-
-
6,313
2,571,815
MSCI Kokusai
8,544,384
124,763
1,478,401
530,548
10,678,096
a 期限のある損失よりも前に利用されなければなりません。
2016 年 7 月 31 日に終了した年度において iShares MSCI Kokusai ETF は、譲渡損繰越分のうち$ 57,274 を使用しました。
ファンドは、米国の税法でいう「パッシブ外国投資会社」である、特定の外国投資事業体の株式を保有することができます。ファンドは、
各パッシブ外国投資会社の株式を年次で時価評価することを選択することが可能であり、その場合、当該評価による利益を投資証券
保有者に分配することが義務付けられます。
マネジメントは、2016 年 7 月 31 日現在の税務に関する法規制とそのファンドへの適用について、それ以前の税申告修正可能期間
を含めて分析を行い、ファンドの財務諸表において所得税引当金を必要とする不確実な税務ポジションはないと判断しています。
7. 借入枠
iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF は、他の特定の iShares ファンドと共に、ステート・ストリート・バンク・アンド・トラスト・カン
パニーとの 2016 年 10 月 28 日を期限とする 250 百万米ドルの借入枠契約の当事者となっています。この借入枠は、償還、取引決済、
ポートフォリオ保有銘柄のリバランスなど一時的あるいは緊急の目的で使用することができます。この条件は、年間コミットメント・フィー
は借入枠の未使用部分の 0.20%とすること、また金利は借入額に対して(a) 1 ヵ月 LIBOR(ゼロ以上)プラス年 1.00%、あるいは(b) 米
FF 金利(ゼロ以上)プラス年 1.00%のいずれか高い方とすることです。コミットメント・フィーは、特定の外国市場の有価証券への投資
額の日次平均による比例配分で、借入枠契約に参加している各ファンドに配分されます。
-78-
財務諸表に対する注記
iSHARES TRUST
2015 年 9 月 17 日に受託者委員会が修正した借入枠契約の条件は、2015 年 10 月 28 日に発効しました。この期日以前は、借入最
高額は 150 百万米ドル、年間コミットメント・フィーは借入枠の未使用部分の 0.08%でした。
借入枠契約による、2016 年 7 月 31 日終了年度の借入最高額、平均借入額、平均金利は、それぞれ 9,000,000 米ドル、348,361 米
ドル、1.25%でした。
8. 後発事象
マネジメントは財務諸表の発行が可能となる日付までのすべての後発事象がファンドに及ぼす影響について評価を行い、財務諸表
での調整または開示が必要な後発事象はないと判断しました。
-79-
WISDOMTREE MIDDLE EAST DIVIDEND FUND の状況
なお、以下に記載した情報は監査の対象外であります。
「WISDOMTREE MIDDLE EAST DIVIDEND FUND」の財務諸表
「WISDOMTREE MIDDLE EAST DIVIDEND FUND」は NASDAQ に上場する指数型上場投資信託(ETF)です。
なお、以下の内容については同受益証券の 2016 年 3 月 31 日付財務諸表の原文に基づき委託会社が誠実に和訳し
たものでありますが、あくまでも参考和訳であり、正確性を保証するものではありません。
投資明細表
WisdomTree Middle East Dividend Fund (GULF)
2016 年 3 月 31 日
投資
普通株式 - 97.9%
バーレーン - 3.7%
Ahli United Bank BSC
Al-Salam Bank-Bahrain BSC
バーレーン合計
エジプト - 6.3%
Amer Group Holding
Commercial International Bank Egypt
SAE
Credit Agricole Egypt SAE
Egypt Kuwait Holding Co. SAE
Heliopolis Housing
Juhayna Food Industries
Oriental Weavers
Sidi Kerir Petrochemicals Co.
Talaat Moustafa Group
Telecom Egypt Co.
エジプト合計
ヨルダン - 1.5%
Arab Bank PLC
Jordan Petroleum Refinery Co.
ヨルダン合計
クウェート - 22.0%
Agility Public Warehousing Co. KSC
Boubyan Bank KSCP
Burgan Bank SAK
Kuwait Finance House KSCP
Kuwait Food Co. Americana SAK
Kuwait Projects Co. Holding KSCP
Mabanee Co. SAK
Mobile Telecommunications Co. KSC
National Bank of Kuwait SAKP
クウェ - ト合計
モロッコ - 12.1%
Attijariwafa Bank
Maroc Telecom
モロッコ合計
オマーン - 5.2%
Bank Muscat SAOG
Oman Telecommunications Co. SAOG
オマーン合計
カタール - 23.6%
Aamal Co.
株数
評価額
1,173,737
266,444
$ 706,883
66,013
772,896
359,180
17,393
68,171
51,115
124,972
7,647
32,288
47,962
168,057
106,709
400,820
294,642
135,847
58,737
44,504
26,870
39,158
239,407
76,427
371,483
1,304,468
28,926
8,071
249,457
52,544
302,001
208,922
68,022
204,266
343,747
42,811
173,062
35,844
1,221,647
518,954
331,842
95,663
229,816
545,991
348,495
314,970
102,005
1,435,092
1,150,560
4,554,434
16,443
155,125
577,353
1,936,143
2,513,496
358,357
180,994
38,938
投資
Ooredoo QSC
Qatar Electricity & Water Co. QSC
Qatar Gas Transport Co., Ltd.
Qatar Insurance Co. SAQ
Qatar International Islamic Bank QSC
Qatar Islamic Bank SAQ
Qatar National Bank SAQ
Qatari Investors Group QSC
Salam International Investment Ltd. QSC
United Development Co. QSC
Vodafone Qatar QSC
カタール合計
アラブ首長国連邦 - 23.5%
Abu Dhabi Commercial Bank PJSC
Agthia Group PJSC
Air Arabia PJSC
Al Waha Capital PJSC
Aldar Properties PJSC
Aramex PJSC
DAMAC Properties Dubai Co. PJSC
DP World Ltd.
Dubai Financial Market PJSC
Dubai Investments PJSC
Dubai Islamic Bank PJSC
Emaar Properties PJSC
First Gulf Bank PJSC
National Bank of Abu Dhabi PJSC
National Bank of Ras Al-Khaimah PSC (The)
National Central Cooling Co. PJSC
RAK Properties PJSC
Ras Al Khaimah Ceramics
Union National Bank PJSC
Union Properties PJSC
アラブ首長国連邦合計
普通株式合計
(取得原価: $21,653,194)
株主割当新株予約権 - 0.1%
355,472 カタール - 0.1%
Qatar Insurance Co. SAQ、
716,738 2016 年 5 月 1 日満期*
1,072,210 (取得原価 $0)
転換社債 - 0.1%
136,765 オマーン - 0.1%
-80-
株数
15,342
3,653
26,571
4,107
7,538
8,025
30,671
評価額
$ 391,829
210,669
173,667
93,500
139,109
228,316
1,185,939
1,717
6,381
16,166
15,874
28,008
23,289
87,414
53,707
4,897,423
346,763
11,010
376,797
282,424
349,466
73,267
211,181
11,158
385,552
219,004
281,999
187,007
339,786
244,207
146,770
35,067
205,151
103,732
138,427
123,595
632,538
22,991
126,180
163,011
261,647
67,622
156,963
209,659
142,758
128,791
455,283
306,502
1,086,982
581,097
239,755
11,457
31,837
90,373
139,068
28,737
4,883,251
20,300,179
821
6,989
Barwa Real Estate Co.
Commercial Bank QSC (The)
Doha Bank QSC
Ezdan Holding Group QSC
Gulf International Services OSC
17,426
16,642
18,712
48,840
13,658
173,236
190,350
190,902
244,106
136,152
Industries Qatar QSC
Masraf Al Rayan QSC
Mazaya Qatar Real Estate Development
QSC
National Leasing
★ 非収益性有価証券。
31,135
27,021
925,996 投資有価証券合計 - 98.1%
264,912 (取得原価:$21,686,217)
現金、外国通貨およびその他の資産が負債を
6,506
超過する額 - 1.9%
13,051 純資産 - 100.0%
1,685
2,863
Bank Muscat SAOG
4.50%, 3/20/17
3.50%, 3/19/18
転換社債合計
(取得原価:$33,023)
財務諸表に対する注記を参照のこと。
-81-
48,842
38,597
13,063
9,221
22,284
20,329,452
401,163
$20,730,615
投資明細表
WisdomTree Middle East Dividend Fund (GULF)
2016 年 3 月 31 日
金融デリバティブ商品
為替予約
決済日
4/4/2016
4/4/2016
4/4/2016
4/4/2016
4/5/2016
売予約
AED
KWD
QAR
USD
USD
123,473
3,000
24,504
6,346
10,158
買予約
USD
USD
USD
JOD
OMR
33,609
9,899
6,723
4,500
3,900
未実現利益
(損失)
$ (7)
(29)
(6)
(5)
(30)
$(77)
通貨名凡例
AED - アラブ首長国連邦ディルハム
JOD -ヨルダン・ディナール
KWD -クウェート・ディナール
OMR -オマーン・リアル
QAR - カタール・リアル
USD - 米ドル
財務諸表に対する注記を参照のこと。
-82-
資産負債計算書
WisdomTree Global/Global ex-U.S. and Emerging/Frontier Markets Funds
2016 年 3 月 31 日
WisdomTree India
Earnings
Fund
WisdomTree Global
ex-U.S. Utilities
Fund
WisdomTree
Global High
Dividend Fund
WisdomTree
Global Natural
Resources Fund
$ 19,617,371
3,814
3,218
$ 75,415,138
-
38,198
$ 23,251,104
9,199
22,341
$1,336,924,186
-
3,428,895
$21,686,217
-
216,339
投資有価証券、時価 1 (注記 2)
関係会社に対する投資、時価(注記 3)
現金
外国通貨、時価
為替予約に係る未実現評価益
未収勘定:
売却投資有価証券
配当金・利息
還付外国税額
16,644,114
4,389
1,454
3,297
-
74,294,934
-
138,935
38,961
375
16,344,344
9,382
2,587
22,642
28
1,474,323,277
-
1,049,424
3,456,260
-
20,329,452
-
368
214,876
-
-
41,891
10,111
604
281,150
129,466
269
55,650
13,517
-
438,794
-
-
367,393
-
資産合計
16,705,256
74,884,425
16,448,419
1,479,267,755
20,912,089
-
-
6
-
77
1,443,263
-
-
7,263
55
61
1,172,860
162,741
-
36,832
280
384
1,133,085
27,879
-
7,453
57
64
-
2,672,629
7,428
966,790
5,125
-
-
166,067
-
15,254
76
-
資産の部:
投資、取得原価
関係会社に対する投資、取得原価(注記 3)
外国通貨、取得原価
負債の部:
為替予約に係る未実現評価損
未払勘定:
貸付有価証券の現金担保投資(注記 2)
購入投資有価証券
投資証券償還
投資顧問報酬(注記 3)
サービス報酬(注記 2)
専門家報酬(注記 2)
負債合計
純資産
純資産の部:
払込資本
未分配純投資利益
投資、為替予約および
外国通貨関連取引に係る累積実現純損失
投資、為替予約ならびに
外国通貨建資産および負債に係る
未実現純評価益(評価損)
(連結ベース)
WisdomTree
Middle East
Dividend Fund
1,450,642
1,373,097
1,168,544
3,651,972
181,474
$ 15,254,614
$ 73,511,328
$ 15,279,875
$1,475,615,783
$20,730,615
$ 46,989,532
41,377
$107,162,375
201,294
$ 46,860,172
36,247
$1,777,177,906
7,530,595
$30,897,794
581,332
(28,802,817)
(32,732,130)
(24,710,290)
(446,515,318)
(9,390,161)
(2,973,478)
(1,120,211)
(6,906,254)
137,422,600
(1,358,350)
$ 15,254,614
$ 73,511,328
$ 15,279,875
$1,475,615,783
$20,730,615
発行済受益証券、額面 0.001 米ドル(授権口数
は無制限)
950,000
1,800,000
1,300,000
76,000,000
1,200,000
基準価格
$ 16.06
$ 40.84
$ 11.75
$ 19.42
$ 17.28
$ 1,784,892
$ 1,444,274
$ 1,083,365
-
-
純資産
1
貸付有価証券の市場評価額を含みます。
財務諸表に対する注記を参照のこと。
-83-
運用計算書
WisdomTree Global/Global ex-U.S. and Emerging/Frontier Markets Funds
2016 年 3 月 31 日終了年度
WisdomTree
Global ex-U.S.
Utilities Fund
投資収益:
配当金 1
関係会社からの配当金(注記 3)
受取利息
有価証券貸付収益(注記 2)
WisdomTree
Global High
Dividend Fund
WisdomTree
Global Natural
Resources Fund
WisdomTree
India Earnings
Fund
(連結ベース)
WisdomTree
Middle East
Dividend Fund
$ 754,674
1,872
642
28,045
$ 4,776,650
25,494
-
100,190
$ 729,702
2,850
-
43,527
$ 40,326,601
-
3,541
-
$ 1,072,753
-
10,945
-
投資収益合計
785,233
4,902,334
776,079
40,330,142
1,083,698
費用:
投資顧問報酬(注記 3)
サービス報酬(注記 2)
支払利息(注記 8)
専門家報酬(注記 2)
110,455
838
-
61
595,448
4,517
-
384
99,304
753
-
64
15,795,713
83,736
97,124
-
237,697
1,188
-
-
費用合計
111,354
600,349
100,121
15,976,573
238,885
-
(573)
(23)
-
-
正味費用
111,354
599,776
100,098
15,976,573
238,885
投資純利益
費用免除(注記 3)
673,879
4,302,558
675,981
24,353,569
844,813
投資に係る実現および未実現投資純利益(損
失):
以下に係る実現純利益(損失):
投資取引 2
関係会社との投資取引(注記 3)
現物償還
関係会社からの現物償還(注記 3)
為替予約および外国通貨関連取引
(925,225)
(3,366)
271,842
96
(7,670)
(4,617,632)
(27,317)
6,469,805
3,995
(37,758)
(5,288,911)
(1,700)
-
-
(3,394)
(93,866,955)
-
-
-
(2,730,855)
(1,565,101)
-
-
-
(19,999)
実現純利益(損失)
(664,323)
1,791,093
(5,294,005)
(96,597,810)
(1,585,100)
(1,370,230)
(11,970,325)
15,621
(224,296,795)
(2,927,051)
1,800
10,532
2,706
25,013
(1,484)
未実現評価益(評価損)の純変動
(1,368,430)
(11,959,793)
18,327
(224,271,782)
(2,928,535)
投資に係る実現および未実現投資純損失
(2,032,753)
(10,168,700)
(5,275,678)
(320,869,592)
(4,513,635)
$(1,358,874)
$ (5,866,142)
$(4,599,697)
$(296,516,023)
$(3,668,822)
$ 91,962
$ 306,374
$ 54,586
-
$ 58,398
-
-
-
$ 30
-
以下に係る未実現評価益(評価損)の純変動
投資取引
為替予約ならびに外国通貨建資産および負債の
換算
運用による純資産の純減少
1
以下の外国源泉徴収税控除後です。
2
以下のキャピタルゲイン税源泉徴収後です。
財務諸表に対する注記を参照のこと。
-84-
純資産変動計算書
WisdomTree Global/Global ex-U.S. and Emerging/Frontier Markets Funds
WisdomTree
Global Natural Resources Fund
WisdomTree India Earnings
Fund
(連結ベース)
2016 年 3 月 31 日 2015 年 3 月 31 日 2016 年 3 月 31
終了年度
終了年度
日終了年度
運用による純資産の増加(減少):
投資純利益
投資、為替予約および外国通貨関連
取引に係る実現純利益
(損失)
投資、為替予約ならびに外国通貨建
資産および負債に係る未実現評価益
(評価損)の純変動
WisdomTree
Middle East Dividend Fund
2015 年 3 月 31 日 2016 年 3 月 31 日 2015 年 3 月 31 日
終了年度
終了年度
終了年度
$ 675,981
$ 785,038
$ 24,353,569
$ 18,603,043
$ 844,813
$ 1,635,873
(5,294,005)
(1,804,423)
(96,597,810)
45,657,435
(1,585,100)
1,384,169
18,327
(4,353,442)
(224,271,782)
132,238,460
(2,928,535)
(7,394,322)
(4,599,697)
(5,372,827)
(296,516,023)
196,498,938
(3,668,822)
(4,374,280)
配当金:
投資純利益
(638,131)
(818,563)
(20,581,518)
(13,679,148)
(1,098,138)
(1,679,464)
投資証券の資本取引:
投資証券売却受取額
投資証券償還費用
関係会社による支払(注記 3)
2,550,729
-
4,589,603
(2,814,089)
-
372,464,901
(952,172,686)
14,984
1,402,033,920
(151,511,226)
-
(8,922,913)
-
35,127,164
(48,370,043)
-
2,550,729
1,775,514
(579,692,801)
1,250,522,694
(8,922,913)
(13,242,879)
(2,687,099)
(4,415,876)
(896,790,342)
1,433,342,484
(13,689,873)
(19,296,623)
$22,382,850 $2,372,406,125 $ 939,063,641
$17,966,974 $1,475,615,783 $2,372,406,125
$ 34,420,488
$ 20,730,615
$ 53,717,111
$ 34,420,488
運用による純資産の純増加
(減少)
投資証券の資本取引による
純資産の純増加(減少)
純資産の純増加(減少)
純資産の部:
期首
期末
期末純資産に含まれる未分配投資純
利益
$17,966,974
$15,279,875
$ 36,247
$ 1,817
$ 7,530,595
$ 4,961,413
$ 581,332
$ 852,852
投資証券の発行および償還:
期首発行済投資証券口数
投資証券発行口数
投資証券償還口数
1,150,000
150,000
-
1,050,000
250,000
(150,000)
104,800,000
17,800,000
(46,600,000)
49,600,000
62,000,000
(6,800,000)
1,700,000
(500,000)
2,400,000
1,500,000
(2,200,000)
期末発行済投資証券口数
1,300,000
1,150,000
76,000,000
104,800,000
1,200,000
1,700,000
財務諸表に対する注記を参照のこと。
-85-
財務ハイライト
WisdomTree Global/Globalex-U.S. and Emerging/Frontier Markets Funds
下記の期間に発行済であった受益証券に関する主要なデータは、以下のとおりです。
WisdomTree Middle East Dividend Fund
期首純資産価額
2016 年 3 月 31 日終 2015 年 3 月 31 日終 2014 年 3 月 31 日終 2013 年 3 月 28 日終 2012 年 3 月 31 日終
了年度
了年度
了年度
了年度
了年度
$ 20.25
$ 22.38
投資運用:
投資純利益 1
実現および未実現純利益(損失)
0.58
(2.85)
投資運用による利益合計
(2.27)
投資証券保有者への配当金
投資純利益
(0.70)
期末純資産価額
$ 17.28
トータル・リターン 2
(11.57)%
比率/補足データ:
期末純資産(単位:千口)
対平均純資産比率:
費用(費用免除控除後)
費用(費用免除控除前)
投資純利益
ポートフォリオ回転率 5
1
2
3
4
5
$ 16.11
$ 15.60
0.67
(2.06)
1.28
5.71
0.63
0.59
0.83
(0.61)
(1.39)
6.99
1.22
0.22
(0.74)
$ 20.25
$20,731
(6.28)%
$34,420
(0.72)
$ 22.38
44.12%
$53,717
(0.71)
$ 16.11
8.46%
$14,498
$ 16.31
(0.93)
$ 15.60
1.35%
$14,038
0.88%
0.88%
3.13%
0.89%3
0.89%3
2.93%
0.88%4
0.88%4
6.61%4
0.88%4
1.35%4
4.26%4
0.88%
1.83%
5.31%
25%
89%
26%
52%
37%
平均発行済投資証券口数に基づいています。
トータル・リターンは、期首に純資産価額での当初投資、すべての期中の配当金および分配金の純資産価額での再投資、ならびに期末日に
おける償還を仮定して算出しています。1 年未満の期間について算出されたトータル・リターンの年換算は行われていません。投資顧問が投
資顧問料を免除した期間において、投資顧問による特定の費用の免除(注記 2 および 3)がなかった場合は、トータル・リターンはより低くなっ
ていました。
委任費用は費用比率に含まれています。この委任費用がなければ、費用比率は 0.88%となります。
年換算。
年換算後ポートフォリオ回転率は年換算されておらず、ファンドの投資証券に対する現物拠出による設定または現物償還の結果として受領ま
たは引き渡したポートフォリオ有価証券の価額は除外されています。満期が 365 日以内の短期有価証券も、ポートフォリオ回転率の算出から
除外されています。
財務諸表に対する注記を参照のこと。
-86-
財務諸表に対する注記
1. 組織
WisdomTree Trust (以下「トラスト」)は、1940 年投資会社法(修正を含む。以下「1940 年法」)に基づいてオープンエンド型の投資会
社として登記されています。トラストは、デラウェア州の法定信託として 2005 年 12 月 15 日に設立されました。2016 年 3 月 31 日現在、
トラストは 91 の投資ファンド(以下それぞれを「ファンド」、総称して「ファンズ」)を募集・販売しています。会計基準アップデート(以下
「ASU」)第 2013-08 号「金融サービス-投資会社」に従えば、以下の各ファンドは投資会社としての資格があり、投資会社を対象とす
る会計および報告指針を適用しています。これらの注記は、下の表に記載されているファンドのみに関連しています。
ファンド名
運用開始日
WisdomTree Asia Pacific ex-Japan Fund (“Asia Pacific ex-Japan Fund”)
2006 年 6 月 16 日
WisdomTree China ex-State-Owned Enterprises Fund (“China ex-State-Owned Enterprises Fund”)
(旧 WisdomTree China Dividend ex-Financials Fund)
2012 年 9 月 19 日
WisdomTree Commodity Country Equity Fund (“Commodity Country Equity Fund”)
2006 年 10 月 13 日
WisdomTree Emerging Markets Consumer Growth Fund (“Emerging Markets Consumer Growth Fund”)
2013 年 9 月 27 日
WisdomTree Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
(“Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund”)
2014 年 12 月 10 日
WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fund (“Emerging Markets High Dividend Fund”)
(旧 WisdomTree Emerging Markets Equity Income Fund)
2007 年 7 月 13 日
WisdomTree Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund (“Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund”)
(旧 WisdomTree Emerging Markets Dividend Growth Fund)
2013 年 8 月 1 日
WisdomTree Emerging Markets SmallCap Dividend Fund (“Emerging Markets SmallCap Dividend Fund”)
2007 年 10 月 30 日
WisdomTree Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund (“Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund”)
(旧 WisdomTree Global ex-U.S. Dividend Growth Fund)
2006 年 6 月 16 日
WisdomTree Global ex-U.S. Real Estate Fund (“Global ex-U.S. Real Estate Fund”)
WisdomTree Global ex-U.S. Utilities Fund (“Global ex-U.S. Utilities Fund”)
2007 年 6 月 5 日
2006 年 10 月 13 日
WisdomTree Global High Dividend Fund (“Global High Dividend Fund”)
(旧 WisdomTree Global Equity Income Fund)
2006 年 6 月 16 日
WisdomTree Global Natural Resources Fund (“Global Natural Resources Fund”)
2006 年 10 月 13 日
WisdomTree India Earnings Fund (“India Earnings Fund”) (consolidated)
2008 年 2 月 22 日
WisdomTree Middle East Dividend Fund (“Middle East Dividend Fund”)
2008 年 7 月 16 日
India Earnings Fund は、モーリシャス共和国(以下「モーリシャス」)において設立された完全子会社のウィズダム・ツリー・インディア・イ
ンベストメント・ポートフォリオ・インク(以下「ポートフォリオ」)を通じて投資しています。ポートフォリオは、2001 年モーリシャス会社法の
規定に従って設立されており、金融庁が発行するグローバル営業許可証カテゴリー1 を保有しています。ウィズダム・ツリー・アセット・
マネジメント・インク(以下「WTAM」)がポートフォリオの投資顧問で、メロン・キャピタル・マネジメント・コーポレーション(「MCM」)が副
投資顧問です。
各ファンドは、ウィズダム・ツリー・インベストメンツ・インク(以下「ウィズダム・ツリー・インベストメンツ」)が開発した特定の指数(以下「イ
ンデックス」)の報酬および費用控除前の価格および利回りのパフォーマンスに則ることを方針としています。ウィズダム・ツリー・インベ
ストメンツは、各ファンドおよびトラストの投資顧問である WTAM の親会社です。「ウィズダム・ツリー」は、ウィズダム・ツリー・インベストメ
ンツの登録商標であり、トラストは使用の許諾を受けています。本書に記載されている各ファンドは、非分散型ファンドとみなされます。
各インデックスの有価証券は、利益または利回りに基づいて加重されています。
通常の営業過程において、ファンズは各種の表明を含む、あるいは特定の負債に対する補償を提供する契約を締結することがありま
す。こうした取決めの下でのファンズの最大エクスポージャーは、ファンズに対して提起される可能性のあるまだ発生していない将来
の請求が関与するため不明です。ただしファンズには、これらの契約に従った請求や損失はこれまでありません。
2. 重要な会計方針
財務会計基準審議会(以下「FASB」)の会計基準集(以下「ASC」)は、非政府事業体が適用すべき権威ある米国において一般に公
正妥当と認められた会計原則(以下「GAAP」)の FASB が承認している唯一の参考文献です。米国証券取引委員会(以下「SEC」)の
登録企業は、正統な GAAP として連邦法の権限下での SEC の規則および解釈通牒にも基づきます。
以下は、ファンズが従っている重要な会計方針の要約です。
-87-
財務諸表に対する注記
見積りの使用 - GAAP に準拠した財務諸表の作成にあたっては、経営陣は、財務諸表日現在の報告される資産および負債の金額、
偶発資産および偶発債務の開示ならびに報告期間中の運用による純資産の増加および減少の報告金額に影響を及ぼす特定の見積
りおよび仮定を行うことが要求されます。 実際の結果は、これらの見積りとは異なる可能性があります。
連結の基礎 - India Earnings Fund の財務諸表には、モーリシャスの完全保有子会社(以下「子会社」)の勘定が含まれています。
添付の財務諸表はファンドの財政状態と、子会社との連結ベースでの運用成績を反映しています。すべての内部の勘定および取引
は、連結化に際して消去されています。
投資の評価 - 各ファンドの投資証券の純資産価額(以下「NAV」)は、営業日各日のニューヨーク証券取引所の通常取引終了時点
(通常、東部時間午後 4 時、以下「NAV 算出時間」)に算出されます。投資証券 1 口当たりの NAV は、ファンドの純資産を当該ファンド
の発行済投資証券口数で除して算出されます。各ファンドは、投資証券をクリエーション・ユニット(設定単位)という投資証券の大口の
単位においてのみ、NAV で発行、償還しており、これは特定の機関投資家または大口投資家のみが購入、償還できるものです。各ファ
ンドの投資証券は、全国的な証券取引所に上場しており、市場価格で売買されています。大部分の投資家は、ブローカーを通じて流通
市場で投資証券を売買します。ファンドの投資証券は NAV ではなく、市場価格で取引されているため、投資証券が NAV を上回る、あ
るいは下回る価格で取引されることがあります。各ファンドの NAV の算出にあたって、投資は受託者委員会が承認した方針に基づいて
評価されます。米国あるいは米国外のいずれかの評判の確立された取引所で取引されている株式(優先株式を含みます)は、最終売
値または当該有価証券が主に売買されている取引所もしくはシステムの公表終値で評価されます。非上場株式(優先株式を含みます)
は最後に値付けされた売値、または売値が入手不可能な場合には最高買い呼値と最低売り呼値の平均で評価されます。各ファンドは、
1 口当たり NAV で評価されるマネー・マーケット・ファンド、また最終売値もしくは主に売買される取引所の公表終値で評価される関連
上場投資信託(以下「ETFs」または「ETF」)、もしくは関連 ETF が主に売買取引される取引所がない場合には 1 口当たり NAV で評価さ
れる ETF に投資することがあります。確定利付証券(満期までの期間が 60 日以内の短期債務証券を含む)は、通常、最新の市場相場、
またはブローカー・ディーラーあるいは独立した価格設定サービス業者から入手した平均価格で評価されます。 ブローカー・ディーラ
ーあるいは独立した価格設定サービス業者は、有価証券の評価額を算定するにあたり、直近の取引、ブローカー・ディーラーの利回り、
類似有価証券の相場価格、当該タイプの有価証券に対する市場の地合いなどの要因を考慮することがあります。為替予約は、ロンドン
時間午後 4 時時点の WM/ロイターの直物および先渡レートの終値を使用して毎日評価されます。
信頼できる市場評価額が容易に入手できない場合、または最新の市場価値を反映していないとみなされる場合などの特定の場合には、
デリバティブを含むファンドの投資は、ファンドの価格設定方針に従って公正に評価されます。トラストの受託者委員会は、WTAM の上
級代表者で構成され四半期ごとに受託者委員会に報告を行う価格設定委員会(以下「価格設定委員会」)を設立しました。金融商品が
全国的な証券取引所、独立した価格設定サービス業者もしくはブローカー・ディーラーの呼値からの価格に基づいて評価できない場合、
またはそのような価格が最新の市場価格を反映していないとみなされる場合に、価格設定委員会は当該金融商品を、受託者委員会に
よって承認された方針および手続きの下で、最新の事実および環境に基づいて誠実に評価することがあります。公正価値価格設定を
使用して評価されることがある有価証券には、最新の市場相場がない有価証券、発行体が債務不履行または破産状態にある有価証券、
コーポレート・アクション(合併、組織再編等)の対象である有価証券、米国外における投資制限または為替統制の対象となる有価証券
および「重要な事象」に影響される有価証券が含まれますが、これらには限定されません。 重要な事象の一例としては、当該有価証券
が売買される市場の取引終了後かつ、ファンドの次回の NAV 算出時間前に発生した事象で、ファンドの投資の評価額に重大な影響を
及ぼし得る事象(例えば、政府の措置、自然災害または市場の大幅な変動)があります。公正価値価格設定が採用される場合、ファンド
が NAV の算出に使用する有価証券の価格は、同一の有価証券の相場価格または公表価格とは異なる場合があります。
公正価値測定 - ASC トピック 820(以下「ASC 820」)「公正価値測定および開示」に従って、公正価値は各ファンドが投資の売却の
際に、当該投資の主要なまたは最も有利な市場における独立した買い手との間の秩序だった取引において受け取る価格と定義され
ます。ASC 820 は、開示目的上の公正価値測定を決定する際に用いるデータの 3 階層から成るヒエラルキーを設定しました。データ
は、概して市場参加者が資産または負債に価格設定をするために使用する仮定を指し、これにはリスクについての仮定(例えば、公
正価値の測定に使用される価格モデルなどの特定の評価技法に固有のリスクおよび評価技法に使用されるデータ固有のリスク)も含
まれます。データは、観察可能なことも観察不能なこともあります。観察可能なデータは、市場参加者が当該資産または負債の価格
設定の際に使用する仮定を反映します。観察可能なデータは、報告事業体からは独立した情報源から入手する市場データに基づき
ます。観察不能なデータは、市場参加者が当該資産または負債の価格設定の際に使用する仮定に関する報告事業体による仮定を
反映します。観察不能なデータは、その状況で入手可能な最良の情報に基づきます。データの 3 階層のヒエラルキーは、以下に示さ
れる 3 つのおおまかなレベルに要約されます。
レベル 1 レベル 2 レベル 3 -
同一の有価証券についての活発な市場における相場価格
その他の重要な観察可能なデータ
(類似した有価証券の相場価格、金利、期限前償還率、クレジット・リスク等を含みます)
重要な観察不能なデータ(各ファンドの投資の公正価値の算定における仮定を含みます)
-88-
財務諸表に対する注記
評価に使用されたデータまたは手法は、必ずしもそのような投資に伴うリスクを示しているわけではありません。
レベル 2 またはレベル 3 のデータを使用する投資には、(i) コーポレート・アクションに関連した非上場有価証券、(ii) 制限付き有価
証券(例えば、改正 1933 年証券法の下で登録することなしに公衆に売却することが認められない有価証券)、(iii) 売買が停止されて
いる、または主要な取引所で上場廃止となった有価証券、(iv) 取引量が非常に少ない有価証券、(v) 債務不履行状態または破産手
続き中で最新の市場相場または市場活動が存在しない有価証券、(vi) 為替統制または通貨制限の影響を受ける有価証券、および
(vii) 重要な事象(例えば、当該有価証券が売買される市場の取引終了後かつ、ファンドの次回の NAV 算出時前に発生した事象で、
ファンドの投資の評価額に重大な影響を及ぼし得る事象)の影響を受けた有価証券が含まれることがありますが、これらには限定され
ません。
レベル 2 およびレベル 3 について、公正市場価値測定値の算定に使用される評価技法および重要なデータは以下のとおりです。
金融商品は、通常、ブローカー・ディーラーの呼値、報告された売買または自社内部価格設定モデルからの評価見積を使用する独
立した価格設定サービス業者によって評価されます。金融商品の種類次第で、独立した価格設定サービス業者の内部価格設定モデ
ルは、発行体の詳細、金利、イールドカーブ、期限前償還率、クレジット・リスク/スプレッド、デフォルト率および類似した資産の相場
価格などの観察可能なデータを使用することがあります。上述と類似した評価技法および観察可能なデータを使用し、適切なレベル
の市場活動が存在する金融商品は、公正価値ヒエラルキーのレベル 2 に分類され、そうでないものはレベル 3 の分類が適切です。
店頭デリバティブ金融商品の価値評価は、その基礎となる資産価格、指数、参照金利およびその他のデータまたはこれらの要素の組
合せを使用します。これらの商品は通常、ブローカー・ディーラーの呼値または独立した価格設定サービス業者に基づいて評価され
ます。商品および取引条件次第で、デリバティブ金融商品の価値は、独立した価格設定サービス業者によるシミュレーション価格設
定モデルを含む一連の技法を使用して見積もることができます。価格設定モデルは、活発に値付けが行われる市場で観察される、発
行体の詳細、指数、クレジット・リスク/スプレッド、金利、イールドカーブ、デフォルトおよび為替レートなどのデータを使用します。上述
と類似した評価技法および観察可能なデータを使用し、適切なレベルの市場活動が存在するデリバティブ契約は、公正価値ヒエラル
キーのレベル 2 に分類され、そうでないものはレベル 3 の分類が適切です。
価格設定委員会による公正価値の算定には、重要な観察不能なデータが含まれる場合があり、そのため公正価値ヒエラルキーのレ
ベル 3 として反映されます。価格設定委員会は、公正価値の算定のために、関連するもしくは比較可能な有価証券、最近の取引、市
場倍率およびその他の関連情報などを使用する市場に基づいた評価アプローチを採用することがあります。価格設定委員会はまた、
金融商品の予測将来キャッシュ・フローを割引計算して公正価値を算出する収益に基づいた評価アプローチを使用することもありま
す。価格設定委員会は少なくとも月次で開催され、最近の有価証券に係るニュース、最近の市場取引、最新のコーポレート・アクショ
ン情報および/またはその他のマクロもしくは有価証券固有の事象などの最新の情報を使用し、これら公正価値の適切性をレビューし、
議論します。また、観察可能なデータが入手可能となった際に、価格設定委員会はレベル 3 の金融商品の評価に使用された手法の
バックテストを実施し、これらの投資の評価に使用された観察不能データを実証します。このようなバックテストには、レベル 3 の投資
の評価額の、取引所における売買価格、取引価格および/またはベンダー価格などの観察可能データとの比較が含まれます。
以下は、2016 年 3 月 31 日現在で各ファンドの資産の評価に使用されたデータに基づいた公正価値評価額の要約です。
Asia Pacific ex-Japan Fund
レベル 1
普通株式*
$ 43,951,190
$ -
$ -
1,431,589
-
-
上場投資信託および上場債券
貸付有価証券に対する現金担保の投資
レベル 2
レベル 3
-
489,837
-
$ 45,382,779
$ 489,837
$ -
-
(55)
-
合計-純額
$ 45,382,779
$ 489,782
$ -
China ex-State-Owned Enterprises Fund
レベル 1
合計
為替予約に係る未実現評価損
レベル 2
レベル 3
普通株式
通信機器
半導体および半導体装置
その他*
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
-89-
$ -
$ -
$ 31,034**
62,079
-
6,472**
9,246,067
-
-
-
900,596
-
$ 9,308,146
$ 900,596
$ 37,506
財務諸表に対する注記
Commodity Country Equity Fund
普通株式*
株主割当新株予約権*
上場投資信託
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価益
為替予約に係る未実現評価損
レベル 1
$ 6,556,570
133
73,941
-
$ 6,630,644
-
-
レベル 2
$ -
-
-
336,033
$ 336,033
5
(4,681)
レベル 3
$ -
-
-
-
$-
-
-
$ 6,630,644
$ 331,357
$-
Emerging Markets Consumer Growth Fund
普通株式*
ワラント*
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価損
レベル 1
$ 12,314,016
49
-
$ 12,314,065
-
レベル 2
$ -
-
$ 269,888
$ 269,888
(63)
レベル 3
$ -
-
-
$ -
-
合計-純額
$ 12,314,065
$ 269,825
$ -
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
普通株式
中国
インド
その他*
株主割当新株予約権*
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価益
合計-純額
レベル 1
合計-純額
$ 557,612
195,214
1,383,702
7
-
$ 2,136,535
-
$ 2,136,535
レベル 2
$ -
-
-
-
5,855
$ 5,855
2
$ 5,857
レベル 3
$3,068**
649**
-
-
-
$3,717
-
$3,717
Emerging Markets High Dividend Fund
普通株式*
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価益
為替予約に係る未実現評価損
レベル 1
$1,318,764,162
-
$1,318,764,162
-
-
レベル 2
$ -
59,328,633
$ 59,328,633
3,271
(24,703)
レベル 3
$ -
-
$ -
-
-
合計-純額
$1,318,764,162
$ 59,307,201
$ -
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
普通株式*
ワラント*
上場債券
貸付有価証券に対する現金担保の投資
レベル 1
$ 30,376,197
691
1,176,559
-
レベル 2
$ -
-
-
994,811
レベル 3
$ -
-
-
-
合計
$ 31,553,447
$ 994,811
$ -
-90-
財務諸表に対する注記
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
普通株式
中国
その他*
ワラント*
上場債券
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価益
為替予約に係る未実現評価損
合計-純額
レベル 1
レベル 2
レベル 3
$ 169,873,160
714,240,350
36,907
5,180,363
-
$ 889,330,780
-
-
$ -
-
-
-
47,246,610
$ 47,246,610
10,550
(4)
$ 851,438**
-
-
-
-
$ 851,438
-
-
$ 889,330,780
$ 47,257,156
$ 851,438
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
普通株式*
上場投資信託および上場債券
貸付有価証券に対する現金担保の投資
レベル 1
$64,051,498
1,650,889
-
レベル 2
$ -
-
3,457,503
レベル 3
$ -
-
-
合計
$ 65,702,387
$ 3,457,503
$ -
Global ex-U.S. Real Estate Fund
普通株式*
上場投資信託および上場債券
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価益
為替予約に係る未実現評価損
レベル 1
$ 93,700,593
76,634
-
$ 93,777,227
-
-
レベル 2
$ -
-
3,611,625
$ 3,611,625
9
(8)
レベル 3
$ -
-
-
$ -
-
-
合計-純額
$ 93,777,227
$ 3,611,626
$ -
Global ex-U.S. Utilities Fund
普通株式*
上場投資信託および上場債券
貸付有価証券に対する現金担保の投資
レベル 1
$ 15,052,604
152,636
-
レベル 2
$ -
-
1,443,263
レベル 3
$ -
-
-
合計
$ 15,205,240
$ 1,443,263
$ -
Global High Dividend Fund
普通株式*
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価益
レベル 1
$ 73,122,074
-
$ 73,122,074
-
レベル 2
$ -
1,172,860
$ 1,172,860
375
レベル 3
$ -
-
$ -
-
合計-純額
$ 73,122,074
$ 1,173,235
$ -
Global Natural Resources Fund
普通株式*
上場投資信託および上場債券
貸付有価証券に対する現金担保の投資
合計
為替予約に係る未実現評価益
為替予約に係る未実現評価損
レベル 1
$ 15,044,112
176,529
-
$ 15,220,641
-
-
レベル 2
$ -
-
1,133,085
$ 1,133,085
28
(6)
レベル 3
$ -
-
-
$ -
-
-
合計-純額
$ 15,220,641
$ 1,133,107
$ -
-91-
財務諸表に対する注記
India Earnings Fund (連結ベース)
レベル 1
普通株式*
化学品
$ 27,061,160
$ -
2,587,219
-
$ 18,511**
163,670**
ヘルスケア・プロバイダーおよびサービス
家庭用耐久財
その他*
合計
レベル 2
1,035,401
-
404,929**
1,443,052,387
-
-
$ 1,473,736,167
$ -
$ 587,110
Middle East Dividend Fund
レベル 1
普通株式*
$ 20,300,179
株主割当新株予約権*
合計
レベル 3
$ -
$ -
-
-
-
22,284
-
$ 20,307,168
$ 22,284
$ -
-
(77)
-
$ 20,307,168
$ 22,207
$ -
為替予約に係る未実現評価損
合計-純額
レベル 2
6,989
転換社債
*
**
レベル 3
業種および国別の評価額の内訳については、投資明細表を参照してください。
有価証券は、価格設定委員会により公正価値で評価されています。
以下の表は、2016 年 3 月 31 日終了年度に発生した公正価値測定のレベル間の分類変更の要約です。すべての公正価値測定の
レベル間の分類変更は、期首の金額を基準に行われています。
レベル 1 からレベル 3 への
分類変更 1
China ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets Consumer Growth Fund
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
1
2
レベル 2 からレベル 1 への
分類変更 2
$451,946
$ 75,019
-
59,942
100,544
11,670
-
1,173,629
レベル 1 からレベル 3 への分類変更は、同一の投資について、2016 年 3 月 31 日現在の活発な市場における相場価格が入手不可
能であったことによります。
レベル 2 からレベル 1 への分類変更は、同一の投資について、2016 年 3 月 31 日現在の活発な市場における相場価格が入手可能
であったことによります。
デリバティブおよびヘッジの開示 - ASC トピック 815(以下「ASC 815」)「デリバティブおよびヘッジ」は、デリバティブの利用の目的
および戦略についての定性開示、デリバティブ商品に係る損益の公正価値についての定量開示、ならびにデリバティブ契約における
クレジット・リスク関連の偶発的特性についての開示を義務付けています。ファンズは、デリバティブに投資しており、具体的には 2016
年 3 月 31 日終了年度に各ファンドの投資明細表に詳述されている為替予約に投資しました。ここで開示され記述されているすべて
のデリバティブはリスクの対象です。リスクは、為替予約の締結時にカウンターパーティーがその契約条件を履行できない可能性、ま
たは予期しなかった外国通貨の米ドルとの相対的なもしくは相互の価値の変動から発生することがあります。ファンズのデリバティブ
契約には、ファンズの NAV の特定の期間にわたる一定率の低下を含みますがこれには限定されないクレジット・リスク関連の偶発的
特性を含んでいます。2016 年 3 月 31 日時点で偶発的特性を発動させる事象が発生した場合、カウンターパーティーはファンズが追
加担保を差し入れるか、あるいはデリバティブのポジションを解消して支払を行うことを要求する可能性があります。デリバティブのポ
ジションに関連して差し入れられた担保は、いずれも支払額の相殺または減額に使用されます。107、108 ページに開示されていると
おり、クレジット・リスク関連の偶発的特性を備えたデリバティブ契約に対する最大エクスポージャーは、各ファンドについて正味負債
ポジションにあるデリバティブの評価額総額です。2016 年 3 月 31 日現在、ファンズはデリバティブのカウンターパーティーとの間での
担保の受入れも差入れもなく、クレジット・リスク関連の偶発的特性を発動させる事象は発生していません。
-92-
財務諸表に対する注記
2016 年 3 月 31 日現在、このようなデリバティブ商品が、資産負債計算書に反映されている各ファンドの財務状態に及ぼす影響は、
以下の要約に表示されています。
デリバティブ資産
ファンド名
資産負債表計上科目
デリバティブ負債
評価額
資産負債表計上科目
評価額
Asia Pacific ex-Japan Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
$ - 為替予約に係る未実現評価損
$ 55
Commodity Country Equity Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
5 為替予約に係る未実現評価損
4,681
Emerging Markets Consumer Growth Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
- 為替予約に係る未実現評価損
63
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises
Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
2 為替予約に係る未実現評価損
-
Emerging Markets High Dividend Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
3,271 為替予約に係る未実現評価損
24,703
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
10,550 為替予約に係る未実現評価損
4
Global ex-U.S. Real Estate Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
9 為替予約に係る未実現評価損
8
Global High Dividend Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
375 為替予約に係る未実現評価損
-
Global Natural Resources Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
28 為替予約に係る未実現評価損
6
Middle East Dividend Fund
為替予約
為替予約に係る未実現評価益
- 為替予約に係る未実現評価損
77
2016 年 3 月 31 日終了年度にデリバティブ商品が、運用計算書に反映されている各ファンドの財務業績に及ぼす影響は、以下の要
約に表示されています。
認識されたデリバティブの実
現利益または
(損失)の金額 1
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
為替予約
China ex-State-Owned Enterprises Fund
為替予約
Commodity Country Equity Fund
為替予約
認識されたデリバティブの未
実現評価益または
(評価損)の変動額 2
$ 24,066
$ 113
166
3
(8,656)
(4,641)
Emerging Markets Consumer Growth Fund
為替予約
1,663
(843)
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
為替予約
2,586
2
930,574
(15,857)
26,995
(262)
821,724
7,138
Emerging Markets High Dividend Fund
為替予約
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
為替予約
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
為替予約
-93-
財務諸表に対する注記
認識されたデリバティブの実 認識されたデリバティブの未
現利益または
実現評価益または(評価損)
の変動額 2
(損失)の金額 1
ファンド名
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
為替予約
$ 221,174
$ -
Global ex-U.S. Real Estate Fund
為替予約
64,296
1,828
Global ex-U.S. Utilities Fund
為替予約
(18,461)
9
Global High Dividend Fund
為替予約
167,749
408
16,763
12
(2,420,303)
-
(15,827)
(45)
Global Natural Resources Fund
為替予約
India Earnings Fund (連結ベース)
為替予約
Middle East Dividend Fund
為替予約
1
デリバティブに係る実現利益(損失)は、運用計算書上以下の科目に計上されています。
為替予約
為替予約および外国通貨関連取引に係る実現純利益(損失)
2
未実現評価益(評価損)の変動額は、運用計算書上以下の科目に計上されています。
為替予約
為替予約ならびに外国通貨建資産および負債の換算に係る未実現評価益(評価損)の純変動
2016 年 3 月 31 日終了年度中のファンズのデリバティブ活動の取引量(月末残高の平均に基づく)は以下のとおりです。
平均想定元本
為替予約
(売予約)
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
為替予約
China ex-State-Owned Enterprises Fund
為替予約
為替予約
(買予約)
$ 13,318
$ 10,668
167
2,476
Commodity Country Equity Fund
為替予約
4,417
24,541
Emerging Markets Consumer Growth Fund
為替予約
7,363
10,879
803
230,303
1,266,895
3,422,535
21,196
18,681
1,051,464
2,022,503
-
106,749
127,467
91,261
2,686
9,898
67,962
61,560
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
為替予約
Emerging Markets High Dividend Fund
為替予約
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
為替予約
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
為替予約
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
為替予約
Global ex-U.S. Real Estate Fund
為替予約
Global ex-U.S. Utilities Fund
為替予約
Global High Dividend Fund
為替予約
-94-
財務諸表に対する注記
平均想定元本
為替予約
(売予約)
ファンド名
Global Natural Resources Fund
為替予約
India Earnings Fund (連結ベース)
為替予約
Middle East Dividend Fund
為替予約
為替予約
(買予約)
$ 14,166
$ 17,915
-
1,138,997
8,514
38,798
投資取引および投資収益 - 投資取引は、当該投資有価証券が購入または売却された日付(取引日)で計上されます。ポートフォリ
オの有価証券の売却に係る実現利益および損失は、個別原価法を使用して計算されます。受取配当金は、外国源泉徴収税額控除
後で権利落ち日に認識されます。受取利息は、プレミアムおよびディスカウントの償却を含め、日次で計上されます。
外国通貨換算 - ファンズの会計記録は米ドルで維持されています。外国通貨ならびに外国通貨建ての投資有価証券およびその
他の資産・負債は、WTAM が適切とみなしたそれぞれの取引日の実勢為替レートを使用して米ドルに換算されます。投資に係る実
現および未実現の為替差益および差損は、運用計算書上においてそれぞれ、投資取引に係る実現純利益(損失)および投資取引
に係る未実現評価益(評価損)の純変動に含まれます。為替予約に係る損益、投資取引の取引日と決済日の間で認識された為替差
損益、ならびにファンズの帳簿に記録された配当金および外国源泉徴収税額と、実際に受け取ったまたは支払った米ドル相当額との
差異を含む、外国通貨の売却から発生する実現および未実現の為替差益と為替差損の純額は、運用計算書上、為替予約および外
国通貨関連取引に係る実現純利益(損失)ならびに/または為替予約ならびに外国通貨建資産および負債の換算に係る未実現評価
益(評価損)の純変動に含まれます。実現および未実現の損益に含まれる特定の為替差損益は、米国連邦税法に従って、経常利益
に含められ、あるいは経常利益の控除項目とされます。
費用/払戻し - 2013 年 3 月 26 日以降に運用を開始したファンズを除く各ファンドについての投資顧問契約の下で、WTAM は以
下を除くトラストのすべての費用を支払うことに同意しています。(i) ブローカー費用およびポートフォリオ取引の執行に関連したまた
は設定もしくは償還取引に関連したその他の費用(印紙税等)、(ii) 調停、訴訟または係争中もしくは予告されている調停もしくは訴
訟およびこれらの和解に関連する法律顧問報酬および法務費用、(iii) ファンズの関連当事者ではない受託者(以下「独立受託者」)
の報酬および費用、(iv) 独立受託者の弁護士の報酬および費用、(v) トラストの最高コンプライアンス責任者(以下「CCO」)の報酬お
よび費用、(vi) 非経常費用、(vii) 1940 年法規則 12b-1 に従って採用された販売計画の下でトラストが支払った販売報酬および費用、
ならびに(viii) WTAM に支払われる投資顧問報酬。
2013 年 3 月 26 日以降に運用を開始したファンズについての投資顧問契約の下で、WTAM は以下を除くトラストのすべての費用を
支払うことに同意しています。(i) ブローカー費用、およびポートフォリオ取引の執行に関連したまたは設定もしくは償還取引に関連し
たその他の報酬、手数料、税金、課徴金、費用(印紙税等)(通貨の売買、有価証券またはその他の資産の国外又は本国送金、ポー
トフォリオ取引の執行、設定もしくは償還取引に係る、報酬、手数料、税金、課徴金、費用を含みます)、(ii) 調停、訴訟または係争中
もしくは予告されている調停もしくは訴訟およびこれらの和解に関連する法律顧問報酬および法務費用、(iii) 各独立受託者の報酬
および費用、(iv) 独立受託者の弁護士の報酬および費用、(v) トラストの CCO の報酬および費用、(vi) 非経常費用(各ケースにお
いて、独立受託者の過半数の賛同により決定される)、(vii) 1940 年法規則 12b-1 に従って採用された販売計画の下でトラストが支払
った販売報酬および費用、(viii) あらゆる種類または性質の金利および税金(所得税、消費税、譲渡税、源泉徴収税などを含むが、こ
れらに限定されない)、(ix) 有価証券貸付サービスの引当金に係る報酬および費用、ならびに(x) WTAM に支払われる投資顧問報
酬。
ファンズが投資することができる合同運用商品の内部費用(取得ファンド報酬および費用)は、ファンズの費用ではなく、WTAM はこ
れを支払いません。
個別の契約上の取決めに従って、WTAM は各ファンドに関して CCO サービスの提供を手配し、CCO、独立受託者および独立受託
者の弁護士に対する支払いについて、義務および責任を負うことに契約上同意しています。WTAM は、このようなサービスを提供し、
このような費用を支払う対価として、各ファンドの日次平均純資産の 0.0044%を上限に、運用計算書上で「サービス報酬」として表示
される報酬を受け取ります。WTAM は、トラストに対して CCO サービスを提供します。
-95-
財務諸表に対する注記
2016 年 3 月 31 日終了年度中、運用計算書の「専門家報酬」の項目に表示されているとおり、特定のファンズは、英国印紙税の減免
措置の獲得に関する非経常的な費用を負担しました。
通貨取引 - ファンズは、現地通貨による有価証券の決済を促進するため、または通貨エクスポージャー対策として、先渡外国通貨
契約を締結することがあります。ファンズは、一つ以上の外国通貨建てのファンドの資産の価値の下落に対するヘッジを目的に通貨
取引を行うことは想定していません。ファンズは、投機目的でこのような予約を締結することは認められていません。
先渡外国通貨契約- 先渡外国通貨契約(以下「先渡取引」)には、当事者間で合意した契約日から指定の日数後の将来の日に特
定の通貨を契約時に設定された価格で購入または売却する義務が伴います。これらの契約は、主として通貨トレーダー(通常、大規
模な商業銀行)とその顧客間で直接的に取引される銀行間市場で売買されます。先渡取引は、通常、当初証拠金の入金は必要とせ
ず、売買のいかなる段階においても手数料は課されません。ただし、ファンドが先渡取引で未実現損失を出している場合、カウンター
パーティーに担保(または追加担保)を差し入れるよう求められることがあります。ファンドが先渡取引で未実現利益を出している場合、
カウンターパーティーから担保を受け取ることがあります。
先渡取引の締結にあたり、カウンターパーティーが契約条件を履行できない可能性、また外国通貨の米ドルに対する、あるいは互い
の予期せぬ価値の変動により、リスクが生じることがあります。
未決済の先渡取引の価値の変動は、帳簿目的上、ファンズによって先渡取引に係る未実現損益として記録されます。先渡取引に係
る実現損益には、満期となった、あるいは売却された契約についてファンドが認識した純利益または損失が含まれます。
有価証券貸付 - 各ファンドは、ポートフォリオの有価証券を、ファンズの証券貸付代理人を含む特定の信用度の高い借手に貸し付
けることがあります。ファンドの方針として、貸付時に、すべての証券貸付に対して、少なくとも貸し出された米国有価証券の価値の
102%および貸し出された外国有価証券の価値の 105%の担保が供されます。貸し出された投資有価証券の時価の少なくとも 100%
相当額の担保が、現金および高格付債券の形態で常時維持されます。現金担保は、市場の変動へのエクスポージャーを有する特定
のマネー・マーケット・ミューチュアル・ファンドに投資することができます。貸し出された投資有価証券に対する現金担保の投資の評
価額は、こうした担保を返還する債務と共に、資産負債計算書に計上されます。貸し出された投資有価証券の担保として受領される
有価証券の評価額合計は、各投資明細表の脚注に記載されていますが、資産負債計算書に含まれません。受領するファンドには担
保として受領された有価証券を売却、もしくは転質する権利はないためです。各ファンドは、貸し出した投資有価証券に対する対価を、
担保として保有する現金または米国国債から稼得する利息または配当より、借り手に支払う手数料払戻しに合理的な管理および保管
報酬を加えた額を控除して、受け取ります。これらはすべて、ファンズが稼得した証券貸付所得に含まれ、運用計算書に開示されて
います。貸付有価証券から発生した配当金および利息は、他の受取配当金および受取利息と同一の方法で会計処理されます。借り
手は、貸付有価証券に関して受け取った配当金または利息と同等の金額をファンズに支払います。投資有価証券が貸し出されてい
る間に受領する配当金は、内国歳入庁が公表した特定の基準の下での適格受取配当金(「QDI」)とはみなされず、低水準の長期キ
ャピタルゲイン税率ではなく、投資証券保有者の通常の所得税率で課税されます。借り手がデフォルトに陥った場合、ポートフォリオ
の有価証券を貸し出すことにより、各ファンドの有価証券の回収において損失または遅延が発生する結果となる可能性があります。
マスター・ネッティング・アレンジメント - ASU 第 2011-11 号「資産と負債の相殺についての開示」(以下「ASU2011-11」)は、通常、
(i) 相殺の取決めが企業の財政状態に与える影響または潜在的な影響に対する、投資家およびその他の財務諸表利用者による評
価の改善に役立つこと、(ii) 企業がどのようにクレジット・リスクを軽減しているかについての透明性を向上させること、(iii) GAAP により
財務諸表を作成している企業と、国際財務報告基準により財務諸表を作成している企業との比較を容易にすることを目的としていま
す。ASU2011-11 は、企業に、(i) 財務諸表上での相殺に適格な商品および取引の両方についての総額および純額の情報、ならび
に(ii) マスター・ネッティング・アグリーメントに類似した契約の対象である商品および取引を開示することを義務付けています。ASU
2011-11 の適用範囲は、財務諸表上で相殺されている、または法的強制力のあるマスター・ネッティング・アレンジメントならびに類似
した契約の対象となっている範囲の以下の金融商品に限られています。(i) ASC815(デリバティブおよびヘッジ)に基づいて会計処理
された認識済デリバティブ商品、(ii) 買戻し契約および売戻し契約、ならびに (iii) 証券借入および証券貸付取引。
契約上の権利をより明確に定義し、ファンドがカウンターパーティー・リスクを抑えるのに役立つ権利を保証するために、ファンドは国
際スワップデリバティブ協会マスター・アグリーメント(「ISDA マスター・アグリーメント」)、あるいは類似した契約をカウンターパーティー
と締結することがあります。ISDA マスター・アグリーメントは、ファンドと、先渡取引を含む店頭デリバティブ(「OTC」)を統治するカウン
ターパーティーとの間の二者間契約で、担保差入条件、ネッティング、デフォルト発生時または契約終了時の引当金相殺権などが特
に盛り込まれています。ISDA マスター・アグリーメントに従い、ファンドはある特定の状況において、特定のデリバティブ金融商品の未
払金、未収金をカウンターパーティーと相殺し、一回の純額での授受とすることがあります。ISDA マスター契約の規定では、通常、デ
フォルト(クローズアウト・ネッティング)、あるいはカウンターパーティーの破綻、支払不能など類似のイベントの発生時に、一回の純額
での授受は認められています。
-96-
財務諸表に対する注記
担保要件は、通常デリバティブの種類によって異なります。担保条件は、OTC デリバティブ(為替予約、オプション、特定のスワップな
ど)に関しては契約ごとに異なります。通常、ISDA マスター・アグリーメントに従った取引については、担保要件は、当該アグリーメント
に従った各取引の時価評価額を相殺し、その金額を、ファンドおよびカウンターパーティーから差し入れられている担保の評価額と比
較して算定されます。通常、カウンターパーティーからの、あるいはカウンターパーティーへの担保は、譲渡が求められる前に、最低
譲渡価格を上回っていなければなりません。契約上あるいは他の状況で、デリバティブのカウンターパーティーからファンドに支払わ
れる金額が完全担保ではない範囲で、ファンドはカウンターパーティーの不履行による損失のリスクを負います。
ファンドの有価証券貸付業務は、ファンドと貸付代理人との間の有価証券貸付承認契約(以下「貸付契約」)によって管理されていま
す。貸付契約は、貸付代理人に、ファンドが保有する適格な米国および外国の有価証券を承認済みの借り手(以下それぞれ「借手」)
に貸し付けることを認めています。借手のリスクを抑えるために、ファンドは通常借手から担保として、貸付有価証券の市場価格を超
過する分の米ドル現金または、米国政府または政府機関が発行、保証する有価証券を受け取ります。貸付契約の規定に従い、ファン
ドは担保に関して、適用法に従い担保が付いている当事者のすべての権利を有し、保護されます。借手が借り入れた有価証券の返
済義務を履行できず、またファンドが受領した担保の価値では、貸付有価証券の市場価格を十分カバーできない場合、ファンドは損
失のリスクにさらされます。また証券貸付代理人には、借手から受け取った現金担保を、相場変動の影響を受けるマネー・マーケット・
ファンドに投資することが認められています。このため、投資した現金担保の価値が、ファンドがこのような借手に全額返済するには十
分でない場合、ファンドは損失のリスクにさらされます。財務報告目的では、資産負債計算書において、ファンドは ISDA マスター・ア
グリーメントまたは貸付契約に従って(相殺できる資産および負債があったとしても)、資産および負債を相殺しないことを選択していま
す。このため、すべての適格な取引は、資産負債計算書において総額ベースで表示されています。2016 年 3 月 31 日現在、資産お
よび負債のネッティング、ISDA マスター・アグリーメントおよび貸付契約において契約上のネッティング/相殺に関する規定に基づく、
差し入れられたまたは受け取った担保の相殺について詳しくは、以下の表のとおりです。
ファンド名
資産負債計算書
における総額
資産
負債
資産負債計算書において
相殺されていない総額
資産負債計算書において
相殺されていない総額
金融商品
受取担保
資産負債計
算書におけ
る総額
純額
金融商品
差入担保
純額
Asia Pacific ex-Japan Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
$ 609,423
$ -
$ (609,423)1
$ -
$ -
$ -
$ -
-
-
-
-
55
-
-
$ -
55
1,016,683
-
(1,016,683)1
-
-
-
-
-
386,013
-
(386,013)1
-
-
-
-
-
5
-
-
5
4,681
-
-
4,681
350,230
-
(350,230)1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
63
-
-
63
5,574
-
(5,574)1
-
-
-
-
-
2
-
-
2
-
-
-
-
81,437,076
-
(81,437,076)1
-
-
-
-
-
3,271
-
-
3,271
24,703
-
-
24,703
2,143,687
-
(2,143,687)1
-
-
-
-
-
88,264,527
-
(88,264,527)1
-
-
-
-
-
10,550
-
-
10,550
4
-
-
4
China ex-State-Owned Enterprises Fund
証券貸付
Commodity Country Equity Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
Emerging Markets Consumer Growth Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
Emerging Markets High Dividend Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
証券貸付
Emerging Markets Small Cap Dividend Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
-97-
財務諸表に対する注記
資産
ファンド名
資産負債計算書
における総額
負債
資産負債計算書において
相殺されていない総額
金融商品
受取担保
資産負債計算書 資産負債計算書において
相殺されていない総額
における
総額
金融商品
差入担保
純額
純額
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
証券貸付
$-
$ (5,692,262)1
$-
$-
$-
$-
$-
4,021,658
-
(4,021,658)1
-
-
-
-
-
9
-
-
9
8
-
-
8
1,784,892
-
(1,784,892)1
-
-
-
-
-
1,444,274
-
(1,444,274)1
-
-
-
-
-
375
-
-
375
-
-
-
-
1,083,365
-
(1,083,365)1
-
-
-
-
-
28
-
-
28
6
-
-
6
-
-
-
-
77
-
-
77
$ 5,692,262
Global ex-U.S. Real Estate Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
Global ex-U.S. Utilities Fund
証券貸付
Global High Dividend Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
Global Natural Resources Fund
証券貸付
先渡外国通貨契約
Middle East Dividend Fund
先渡外国通貨契約
1
担保表示額は、カウンターパーティーによる純額がゼロを下回ることがないように制限されています。
短期投資 - 各ファンドは、流動性を提供するため、または他の理由により資産の一部を信用度の高いマネー・マーケット商品に継
続的に投資することがあります。こうした商品には、米国政府、政府機関ならびに非政府機関が発行する短期債券、譲渡性預金証書
(以下「CD」)、米国および外国の銀行ならびに類似した機関の定期預金および銀行引受手形、コマーシャルペーパー、売戻条件付
購入有価証券ならびにマネー・マーケット・ファンドが含まれます。CD は、商業銀行の短期の譲渡可能な債権です。定期預金は、特
定の期間、所定の金利で銀行機関に保有する譲渡不可能な預金です。銀行引受手形は、借り手が通常国際的な取引に関連して商
業銀行に振り出した期限の定められた手形です。
税務情報ならびに投資証券所有者に対する配当および分配 - 各ファンドはその方針により、改正後の 1986 年内国歳入法(以下
「歳入法」)のすべての要件を遵守します。各ファンドは、歳入法のサブチャプターM の下での個別の規制投資会社(以下「RIC」)とし
ての適格要件を満たし、その取扱いを選択することを意図しています。特別租税措置を受けることができる RIC とその株主の資格を
得るために、各ファンドは特に、各課税年度について投資会社課税所得の 90%と純非課税金利収入の 90%の合計金額以上を分配し
なければなりません。ファンドが配当金を支払うことの保証はできません。繰越キャピタルロスが存在する場合は当該キャピタルロス控
除後の投資取引からの課税対象実現純利益が、少なくとも 1 年に 1 回宣言され、投資証券所有者に分配されます。繰越キャピタル
ロスが存在する場合、その金額は将来のキャピタルゲインと相殺するために利用することができます。ファンズは、時折、年度中の他
の時期に補完的な分配を行うことを要求されることがあります。トラストは、その合理的な裁量において、各ファンドの RIC としての地位
を保全するため、または未分配利益に対する所得税もしくは間接税の課税を回避するために特別分配金を宣言する措置が必要また
は望ましいとされる場合に、特別分配金を宣言する権利を留保します。投資証券所有者への配当金および分配金は、権利落ち日に
計上されます。純投資利益および実現純キャピタルゲインからの配当金および分配金の額は、歳入法および米国財務省規制の要件
に従って算定されます。これらの会計と税法との差異は、性質上、一時的または永久的とみなされます。これらの差異が永続的な性
質を持つ場合、その金額はその連邦税上の取扱いに基づいて、純資産の構成要素間で組替が行われます。一時的差異については、
このような組替は必要とされません。税務上の収益、利益を超過する配当金および分配金は、税務上資本の払い戻しとして報告され
ます。India Earnings Fund は、税務上、ポートフォリオを「パススルー」エンティティとして扱うことを届け出ています。
3. 投資顧問報酬および関連会社とのその他の取引
WTAM はトラストの一般的な運営と管理に全体的な責任を負っています。WTAM は、各ファンドに投資プログラムを提供します。
WTAM は、MCM がファンドに副投資顧問サービスを提供する手配をしています。MCM は、WTAM から報酬を受け、ファンズに追加
の費用は発生しません。また、WTAM は名義書換代理人、保管、ファンド計理、ファンド管理、証券貸付、およびその他の販売以外
に関連したファンドの運用のために必要なサービスを手配します。これらは通常、ファンドの代理人であるトラストと適用されるサービ
ス・プロバイダーとの間で締結される別個の契約に基づいています。各ファンドの投資顧問契約に基づいて、WTAM は、注記 2 に記
載されている特定の費用を除き、ファンズのすべての費用を支払うことに同意しています。
-98-
財務諸表に対する注記
注記 2 に記載されているように、別個の契約上の取決めに従って、WTAM は各ファンドに関して、各ファンドの毎日の平均純資産の
0.0044%を対価の上限として、CCO サービスの提供を手配し、CCO、独立受託者および独立受託者の弁護士に対する支払に対す
る義務および責任を負い、管理します。WTAM は、以下の表に示した毎日の平均純資産に対する料率に基づいて、各ファンドから投
資顧問料を受け取ることを見込んでいます。
ファンド名
投資顧問料率
Asia Pacific ex-Japan Fund
0.48%
China ex-State-Owned Enterprises Fund
0.63%*
Commodity Country Equity Fund
0.58%
Emerging Markets Consumer Growth Fund
0.63%
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
0.58%
Emerging Markets High Dividend Fund
0.63%
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
0.63%
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
0.63%
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
0.58%
Global ex-U.S. Real Estate Fund
0.58%
Global ex-U.S. Utilities Fund
0.58%
Global High Dividend Fund
0.58%
Global Natural Resources Fund
0.58%
India Earnings Fund
0.83%
Middle East Dividend Fund
0.88%
*
WTAM は契約上、何らかの理由でトラストの受託者委員会 によって早期終了とならなければ、2015 年 7 月 1 日から 2016 年 7 月
31 日の間、投資顧問料の上限を 0.53%とすることで合意しています。
各ファンドは、現金残高を減らすために、流通市場における取引で、関連 ETF の投資証券を購入することがあります。これらの取引
について、WTAM は関連するファンドへの各ファンドの投資に係る投資顧問料を免除します。この免除は、WTAM が投資顧問料から
支払うこれらの投資に係る増分費用(ファンド計理、保管、取引手数料等)を相殺して、減少することがあります。期間中に免除された
ファンズの投資顧問料があれば、運用計算書に表示されます。
関係会社とは、WTAM またはその関係会社が運用するファンドです。2016 年 3 月 31 日終了年度中の関係ファンドとの取引は、以下
のとおりです。
ファンド名
2015 年 3 月 31 日
現在評価額
購入/増加
売却/減少
2016 年 3 月 31 日
現在評価額
受取配当金
Asia Pacific ex-Japan Fund
WisdomTree Global ex-U.S. Real Estate Fund
$ -
$577,138
$ 462,208
$ 99,499
$ 9,112
$ 19,013
$ 261,370
$ 198,964
$ 73,941
$ 2,331
$ 2,103,933
$ 8,695,640
$ 10,679,653
$ -
$65,770
$ 115,388
$ 25,260,520
$ 24,186,719
$ -
$ 285,356
$ 47,982
$ 496,468
$ 489,709
$ 17,798
$ 5,771
70,241
727,971
739,504
26,421
7,462
$ 118,223
$ 1,224,439
$ 1,229,213
$ 44,219
$ 13,233
$ -
$ 2,055,827
$ 1,944,341
$ 55,286
$ 10,724
$ 21,659
$ 227,057
$ 240,950
$ 4,389
$ 1,872
Commodity Country Equity Fund
WisdomTree Global Natural Resources Fund
Emerging Markets High Dividend Fund
WisdomTree Global High Dividend Fund
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fund
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
WisdomTree Emerging Markets High Dividend Fund
WisdomTree International Equity Fund
合計
Global ex-U.S. Real Estate Fund
WisdomTree Global Natural Resources Fund
Global ex-U.S. Utilities Fund
WisdomTree Global ex-U.S. Real Estate Fund
-99-
財務諸表に対する注記
ファンド名
2015 年 3 月 31 日
現在評価額
購入/増加
売却/減少
2016 年 3 月 31 日
現在評価額
受取配当金
Global High Dividend Fund
WisdomTree High Dividend Fund
WisdomTree International High Dividend Fund
合計
$ 36,948
$ 1,056,829
$ 1,098,972
$ -
108,896
3,180,731
3,262,871
-
$ 3,011
22,483
$ 145,844
$ 4,237,560
$ 4,361,843
$ -
$ 25,494
$ 8,735
$ 358,278
$ 355,889
$ 9,382
$ 2,850
Global Natural Resources Fund
WisdomTree Global High Dividend Fund
2016 年 3 月 31 日終了年度中、Asia Pacific ex-Japan Fund および Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund はそれぞれ、
特定の外国通貨取引の投資損失に対して MCM から任意償還を 63 米ドル、260 米ドル受領しました。India Earnings Fund は、NAV
が過少評価されていた期間中の設定について、WTAM から 14,984 米ドルの償還を受領しました。
2016 年 3 月 31 日終了年度中、特定のファンズが、WTAM で共通する投資顧問を有するファンズとの購入および売却取引を行いま
した。これらのファンド間の購入および売却取引は、公正価値で行われ、1940 年法規則 17a-7 を順守しました。2016 年 3 月 31 日終
了年度に、購入原価、売却手取額、ファンド間取引の結果、証券の売却にあたって認識された純実現損益は以下のとおりです。
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
購入
実現純利益/(損失)
$ 1,301,932
$ (386,018)
23,818
668,500
(133,614)
457,334
217,964
4,500
2,036,342
1,208,461
(295,560)
217,340
210,370
(24,903)
22,089,795
33,658,924
(9,190,101)
China ex-State-Owned Enterprises Fund
Commodity Country Equity Fund
Emerging Markets Consumer Growth Fund
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets High Dividend Fund
売却
$ 1,490,526
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
3,141,238
5,365,246
(1,426,551)
30,589,509
13,608,888
(4,713,696)
8,025,375
7,679,182
(2,774,728)
Global ex-U.S. Real Estate Fund
468,249
1,293,257
(416,819)
Global ex-U.S. Utilities Fund
727,492
389,545
(48,322)
Global High Dividend Fund
1,728,382
5,678,599
(1,207,576)
Global Natural Resources Fund
1,068,260
747,276
(715,012)
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
4. 投資証券取引
2016 年 3 月 31 日現在、トラストは額面金額 0.001 米ドルの受益持分の投資証券について無制限の口数を授権しています。各ファン
ドは、設定単位もしくはその倍数においてのみ、投資証券を発行、償還しています。各ファンドの投資証券は設定単位にまとめられた
場合を除き、償還することはできません。各ファンドの投資証券取引は、純資産変動計算書上で詳細に開示されています。ファンドの
設定単位の購入に対する対価は、一般的に該当するファンドの基礎となるインデックスに含まれる有価証券のサンプルを示すポート
フォリオを構成する指定株式ポートフォリオの現物拠出と現金で構成されます。India Earnings Fund、Middle East Dividend Fund は現
金のみで発行、償還されます。設定単位の購入または償還を行う投資家は、設定単位の発行および償還に伴う名義書換およびその
他の取引費用と相殺するために購入取引手数料または償還取引手数料を課されることがあります。
5. 投資ポートフォリオ取引
2016 年 3 月 31 日終了年度の投資の購入および売却(現物拠出投資証券取引および短期投資からの購入、売却を除く)、購入原価
および現物拠出投資証券取引(短期投資を除く)からの売却手取額は、以下のとおりです。運用計算書に表示されているように、ファ
ンズは現物拠出投資証券の償還による売却の実現損益を、税務目的上、認識していません。
-100-
財務諸表に対する注記
現物投資証券取引
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
購入
売却
購入
売却
$ 12,880,160
$ 11,359,037
$ 5,451,001
$ -
17,428,502
17,490,502
5,408,818
10,232,875
Commodity Country Equity Fund
2,176,306
2,897,643
-
2,523,968
Emerging Markets Consumer Growth Fund
7,355,672
8,622,232
-
2,677,880
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
1,573,230
5,097,778
-
4,172,572
731,127,261
881,426,519
26,591,449
310,724,315
China ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets High Dividend Fund
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
21,880,878
23,001,922
7,551,206
9,398,488
568,205,553
720,068,021
-
149,964,779
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
47,455,101
49,615,331
4,211,306
14,333,082
Global ex-U.S. Real Estate Fund
34,708,933
36,269,363
7,391,953
22,462,499
6,048,479
6,311,801
1,686,395
4,275,172
56,357,479
56,256,123
39,818,538
57,359,221
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
Global ex-U.S. Utilities Fund
Global High Dividend Fund
Global Natural Resources Fund
India Earnings Fund (連結ベース)
Middle East Dividend Fund
7,019,600
6,871,181
2,439,683
-
717,323,742
1,291,424,036
-
-
6,632,519
15,716,873
-
-
`
6. 連邦所得税
2016 年 3 月 31 日現在の、投資(貸付有価証券を含む)の連邦所得税目的上の原価は以下のとおりです。
ファンド名
税務上の原価
Asia Pacific ex-Japan Fund
China ex-State-Owned Enterprises Fund
Commodity Country Equity Fund
Emerging Markets Consumer Growth Fund
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets High Dividend Fund
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
未実現評価益総額
未実現評価損総額
未実現純評価益
(評価損)
$ 49,177,584
$ 4,229,014
$ (7,533,982)
$ (3,304,968)
11,445,471
517,975
(1,717,198)
(1,199,223)
8,997,039
443,586
(2,473,948)
(2,030,362)
13,790,919
718,946
(1,925,912)
(1,206,966)
2,279,222
151,504
(284,619)
(133,115)
1,743,423,105
52,219,587
(417,549,897)
(365,330,310)
33,919,982
2,116,807
(3,488,531)
(1,371,724)
986,720,086
86,473,044
(135,764,302)
(49,291,258)
67,392,164
5,623,837
(3,856,111)
1,767,726
102,074,081
8,208,472
(12,893,701)
(4,685,229)
Global ex-U.S. Utilities Fund
19,677,689
1,201,194
(4,230,380)
(3,029,186)
Global High Dividend Fund
75,589,655
5,228,467
(6,523,188)
(1,294,721)
Global Natural Resources Fund
23,441,784
179,792
(7,267,850)
(7,088,058)
1,395,052,496
180,197,706
(100,926,925)
79,270,781
22,257,407
1,436,239
(3,364,194)
(1,927,955)
Global ex-U.S. Real Estate Fund
India Earnings Fund (連結ベース)
Middle East Dividend Fund
2016 年 3 月 31 日現在、税務上の累積利益(損失)は以下の通りです。
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
未分配経常利益
未分配キャピタル
ロスおよびその他
の損失
未実現純評価益
(評価損)
未実現為替および
その他の評価益
(評価損)
累積損失合計
$ 63,408
$ (24,209,934)
$ (3,304,968)
$ 10,402
-
(3,377,147)
(1,199,223)
-
(4,576,370)
Commodity Country Equity Fund
47,036
(19,026,243)
(2,030,362)
6,801
(21,002,768)
Emerging Markets Consumer Growth Fund
61,300
(2,465,489)
(1,206,966)
1,724
(3,609,431)
China ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises
Fund
Emerging Markets High Dividend Fund
$ (27,441,092)
2,028
(276,655)
(133,115)
189
(407,553)
1,343,142
(1,211,121,640)
(365,330,310)
128,502
(1,574,980,306)
-101-
財務諸表に対する注記
未分配キャピタルロ
スおよびその他の
未分配経常利益
損失
ファンド名
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
Global ex-U.S. Real Estate Fund
Global ex-U.S. Utilities Fund
Global High Dividend Fund
Global Natural Resources Fund
India Earnings Fund (連結ベース)
Middle East Dividend Fund
未実現純評価益
(評価損)
未実現為替および
その他の評価益(評
価損)
累積損失合計
$ 91,634
$ (7,325,900)
$ (1,371,724)
$ 2,168
$ (8,603,822)
1,714,141
(453,413,002)
(49,291,258)
44,321
(500,945,798)
162,461
(29,885,315)
1,767,726
(1,320)
(27,956,448)
2,078,658
(59,168,083)
(4,685,229)
1,672
(61,772,982)
41,377
(28,746,313)
(3,029,186)
(796)
(31,734,918)
202,275
(32,558,219)
(1,294,721)
(382)
(33,651,047)
36,247
(24,528,809)
(7,088,058)
323
(31,580,297)
7,530,595
(388,387,008)
79,270,781
23,509
(301,562,123)
581,332
(8,818,971)
(1,927,955)
(1,585)
(10,167,179)
2016 年 3 月 31 日および 2015 年 3 月 31 日に終了した年度に支払った分配金の税務上の性質は、以下のとおりです。
ファンド名
2016 年 3 月 31 日
終了年度
2015 年 3 月 31 日
終了年度
経常利益から支払った
分配金*
経常利益から支払った
分配金*
Asia Pacific ex-Japan Fund
$ 1,643,992
$ 1,585,507
China ex-State-Owned Enterprises Fund
300,252
427,018
Commodity Country Equity Fund
350,206
754,412
Emerging Markets Consumer Growth Fund
365,298
374,552
80,372
20,4361
76,758,776
150,590,028
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets High Dividend Fund
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
905,013
632,102
33,004,695
51,526,431
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
1,522,376
1,355,492
Global ex-U.S. Real Estate Fund
4,821,127
5,988,422
663,621
1,013,012
4,186,444
4,555,009
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
Global ex-U.S. Utilities Fund
Global High Dividend Fund
Global Natural Resources Fund
India Earnings Fund (連結ベース)
638,131
818,563
20,581,518
13,679,148
1,098,138
1,679,464
Middle East Dividend Fund
*
1
もしあれば、短期キャピタルゲインを含みます。
2014 年 12 月 10 日(運用開始日)から 2015 年 3 月 31 日までの期間。
2016 年 3 月 31 日現在、連邦税目的上、ファンドには将来のキャピタルゲインと相殺するために以下に示す期間に利用可能な繰越
キャピタルロスがあります。こうした繰越損失が使用される限りにおいて、キャピタルゲインは投資証券保有者には分配されません。
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
2017 年まで利用
可能なキャピタル
ロス
2018 年まで利用
可能なキャピタル
ロス
2019 年まで利用
可能なキャピタル
ロス
施行後短期
無期限
施行後長期
無期限
利用可能なキャピ
タルロス合計
$ 1,942,155
$11,545,171
$ 2,148,087
$ 3,033,926
$ 5,531,116
$ 24,200,455
China ex-State-Owned Enterprises
Fund
-
-
-
1,658,598
1,642,218
3,300,816
Commodity Country Equity Fund
-
11,126,004
3,769,123
1,024,645
2,793,678
18,713,450
Emerging Markets Consumer
Growth Fund
-
-
-
1,821,595
557,678
2,379,273
-
-
-
217,379
22,765
240,144
3,240,763
32,150,807
561,494
488,518,693
652,367,581
1,176,839,338
Emerging Markets ex-State-Owned
Enterprises Fund
Emerging Markets High Dividend
Fund
Emerging Markets Quality Dividend
Growth Fund
-
-
-
4,977,212
1,801,435
6,778,647
Emerging Markets SmallCap
Dividend Fund
4,224,150
9,367,814
4,882,951
222,558,801
186,924,374
427,958,090
Global ex-U.S. Quality Dividend
Growth Fund
3,657,374
8,823,117
-
12,899,181
3,563,732
28,943,404
Global ex-U.S. Real Estate Fund
12,351,482
23,011,711
10,538,886
2,909,532
9,679,499
58,491,110
1,722,994
5,793,876
1,986,702
1,150,746
17,447,262
28,101,580
Global ex-U.S. Utilities Fund
-102-
財務諸表に対する注記
ファンド名
2018 年まで利用 2019 年まで利用
2017 年まで利用可 可能なキャピタル 可能なキャピタル
ロス
能なキャピタルロス
ロス
Global High Dividend Fund
施行後短期
無期限
施行後長期
無期限
利用可能なキャピ
タルロス合計
$ 5,329,783
$15,414,669
$ 807,956
$ 5,340,596
$ 4,995,585
1,245,793
4,858,681
6,793,018
3,008,872
6,734,706
22,641,070
20,567,350
7,978,486
6,294,051
159,800,834
167,392,059
362,032,780
-
5,098,493
763,315
2,014,587
942,576
8,818,971
Global Natural Resources Fund
India Earnings Fund (連結ベース)
Middle East Dividend Fund
$ 31,888,589
ある課税年度において 10 月 31 日より後に発生したキャピタルロス(以下「11 月以降のキャピタルロス」)、ならびに 12 月 31 日より後
に発生した 1 月以降の経常損失は、各ファンドの次の課税年度の最初の営業日に発生したとみなされます。
2016 年 3 月 31 日終了年度に、以下のファンドで 11 月以降のキャピタルロスおよび 1 月以降の経常損失が発生し、繰り延べることが
選択されます。
ファンド名
1 月以降の経常損失
Asia Pacific ex-Japan Fund
短期の 11 月以降のキ 長期の 11 月以降のキ
ャピタルロス
ャピタルロス
$ -
$ 9,479
$ -
China ex-State-Owned Enterprises Fund
19
51,824
24,488
Commodity Country Equity Fund
-
45,888
266,905
Emerging Markets Consumer Growth Fund
-
11,384
74,832
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
-
4,000
32,511
Emerging Markets High Dividend Fund
-
4,769,453
29,512,849
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
-
286,857
260,396
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
-
6,034,820
19,420,092
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
-
247,185
694,726
Global ex-U.S. Real Estate Fund
-
270,254
406,719
Global ex-U.S. Utilities Fund
-
112,341
532,392
Global High Dividend Fund
-
364,549
305,081
Global Natural Resources Fund
-
493,049
1,394,690
India Earnings Fund (連結ベース)
-
14,015,985
12,338,243
Middle East Dividend Fund
-
-
-
2016 年 3 月 31 日終了年度中に、未使用のまま期限を迎えた繰越キャピタルロスは以下のとおりです。
期限を迎えた
繰越キャピタルロス
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
$434,717
China ex-State-Owned Enterprises Fund
-
Commodity Country Equity Fund
-
Emerging Markets Consumer Growth Fund
-
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
-
Emerging Markets High Dividend Fund
166,963
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
-
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
-
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
638,234
Global ex-U.S. Real Estate Fund
261,244
Global ex-U.S. Utilities Fund
13,301
Global High Dividend Fund
-
Global Natural Resources Fund
45,822
India Earnings Fund (連結ベース)
1,179
Middle East Dividend Fund
-
-103-
財務諸表に対する注記
2016 年 3 月 31 日現在、「会計/税務」間の永久差異の組替の影響は、以下のとおりに純資産の構成項目に増加(減少)をもたらしま
した。
未分配純投資利益/
(損失)
ファンド名
Asia Pacific ex-Japan Fund
China ex-State-Owned Enterprises Fund
Commodity Country Equity Fund
Emerging Markets Consumer Growth Fund
Emerging Markets ex-State-Owned Enterprises Fund
Emerging Markets High Dividend Fund
Emerging Markets Quality Dividend Growth Fund
Emerging Markets SmallCap Dividend Fund
累積純実現利益/
(損失)
払込資本
$ (41,889)
$ 476,606
1,032
(694,899)
$ (434,717)
693,867
(2,886)
314,643
(311,757)
(30,138)
238,907
(208,769)
(1,834)
(234,881)
236,715
(3,203,713)
61,887,944
(58,684,231)
(116,054)
267,499
(151,445)
(2,901,713)
286,284
2,615,429
Global ex-U.S. Quality Dividend Growth Fund
(242,737)
(151,666)
394,403
Global ex-U.S. Real Estate Fund
1,842,080
(1,149,367)
(692,713)
Global ex-U.S. Utilities Fund
Global High Dividend Fund
Global Natural Resources Fund
India Earnings Fund (連結ベース)
Middle East Dividend Fund
5,545
(209,072)
203,527
(156,251)
(6,153,619)
6,309,870
(3,420)
50,500
(47,080)
(1,202,869)
1,219,031
(16,162)
(18,195)
18,196
(1)
この差異は主に現物による償還、外国通貨取引、受動的外国投資会社への投資、繰越キャピタルロスの期限満了、パートナーシップ
への投資、ならびに不動産投資信託への投資によります。
GAAP は、税務申告書において取るまたは取ると見込まれる税務ポジションのベネフィットを、財務諸表において認識するための最低
基準を指示した税金の引当についての指針を規定しています。外国税額は、各ファンドの税務規則の理解および投資先である外国
市場における現行税率に基づいて計上されています。税金は引当計上され、純投資利益、実現純キャピタルゲインおよび未実現評
価益に、利益が稼得されたあるいはキャピタルゲインが記録された時点で、適宜割り当てられます。2016 年 3 月 31 日現在および同
日に終了した事業年度に、ファンズはファンズが取るまたは将来取ると見込まれる不確実な税務ポジションに関連した未認識税務ベ
ネフィットに対する負債を計上していません。該当する場合は、ファンズは運用計算書において未認識税務ベネフィットに関連して発
生する延滞税を支払利息で、加算税を「その他」の費用で認識します。ファンズは、内国歳入庁、ニューヨーク州および他の様々な州
に税務申告書を提出します。概して、2016 年 3 月 31 日に終了した 4 年間の各課税年度は、まだ税務当局による調査の対象です。
7. モーリシャス法人税
ポートフォリオは、モーリシャス歳入庁が発行する居住者証明書を保有しています。これによってポートフォリオは、インドとモーリシャ
スの間で締結された二重課税防止契約(以下「租税条約」)の便益を請求する資格を与えられています。India Earnings Fund は、モ
ーリシャス共和国で設立された完全保有子会社であるポートフォリオを通じて投資しているため、この構造により、India Earnings Fund
は租税条約の便益を受けることができます。インド最高裁判所は、ポートフォリオなどの事業体に対するこの条約の適用範囲に異議を
唱える下級裁判所の異議申し立てに反応して、租税条約の有効性を支持しました。2012 年 3 月、インド財務相は 1961 年インド所得
税法(以下「IT 法」)に、特定の一般租税回避防止規則(以下「GAAR」)を含む、新たな章を導入しました。2015 年財政法(以下「FA
2015」)では、GAAR の適用範囲を、2017 年 4 月 1 日以降に開始する年度に繰り延べるよう IT 法を修正しました。またインド政府は、
投資の売却日に関係なく、2017 年 4 月 1 日までのインドへのすべての投資を、GAAR の適用範囲から除外することを約束していま
す。最近の租税条約の変更については、注記 10 を参照してください。
India Earnings Fund の完全保有子会社であるポートフォリオの世界全体の所得からの課税所得には、モーリシャス共和国において
15%の所得税が課されます。すべてのモーリシャス居住者と同様に、ポートフォリオには外国源泉所得に対して、外国税額控除(以下
「FTC」)の権利が与えられています。FTC は、モーリシャスの税金または負担する外国の税金のいずれか低い方に基づきます。負担
した外国の税金を裏付ける証拠文書が入手不可能な場合、FTC は外国源泉所得に対するモーリシャスの税金の 80%と仮定すること
ができます。推定された FTC によって、ポートフォリオの外国源泉所得に対するモーリシャスの所得税率は実際には最高 3%まで引き
下げられます。モーリシャスの銀行のコールおよび預金口座の受取利息は非課税であり、またモーリシャスにおけるキャピタルゲイン
には課税されません。2012 年 8 月 8 日発効の新たな投資顧問契約に関連して、WTAM がモーリシャスの所得税を支払っています。
-104-
財務諸表に対する注記
8. 要求払い約束手形
2016 年 3 月 31 日終了年度に、India Earnings Fund はモルガン・スタンレー・バンク N.A.と要求払い約束手形契約を結んでおり、フ
ァンドは法定償還日の 2015 年 10 月 16 日まで、325,000,000 米ドルを上限に借り入れが認められていました。 2016 年 3 月 31 日終
了年度に、ファンドは要求払い約束手形を利用し、期間 17 日で平均融資残高 91,930,018 米ドルを、年率 2.27%の加重平均金利で
借り入れました。2016 年 3 月 31 日終了年度のこの借り入れに関連する支払利息は 97,124 米ドルでした。2016 年 3 月 31 日現在、
ファンドに要求払い約束手形契約に基づく残高はありませんでした。
9. 新たに公表された会計基準
2014 年 6 月、FASB は ASU 第 2014-11 号「譲渡とサービシング(トピック 860):譲渡金融資産の満期日を期限とするレポ取引、買戻
契約による資金調達、及び開示」を公表し、買戻契約およびその他の類似の取引の財務報告を改善しました。 この指針には、買戻
契約を結んでいるか、または証券貸借取引を行っている事業体に対する拡大された開示要件が含まれています。この指針は、2015
年 1 月 1 日以降に開始する会計年度およびこれらの中間期の財務諸表について発効します。WTAM は ASU 第 2014-11 号を評価
し、トラストの財務諸表に影響を与えないものと判断しました。
2015 年 5 月、FASB は ASU 第 2015-07 号「公正価値測定(トピック 820):1 株当たり純資産価値(またはそれに準ずるもの)で算定
する特定の企業への投資に関する開示」を公表しました。 これは ASC 820 のアップデートです。この ASU の改訂により、公正価値ヒ
エラルキー内での、実務上の簡便法に基づき、1 株当たり純資産を用いて公正価値が算出されているすべての投資の分類の要件が
撤廃されます。また ASU 第 2015-07 号は、事業体が実務上の簡便法を用いて公正価値を測定することを選択している投資に対する
特定の開示を制限しています。ASU 第 2015-07 号は、2015 年 12 月 15 日以降に開始する会計年度およびこれらの中間期の財務
諸表について発効します(早期適用も認められています)。WTAM は ASU 第 2015-07 号を評価し、トラストの財務諸表に影響を与え
ないものと判断しました。
10. 後発事象
2016 年 5 月 10 日発表のプレスリリースにおいて、インドはインド、モーリシャス間の租税条約の改正に関する議定書(以下「2016 年
議定書」)を公表しました。この議定書に基づき、2017 年 4 月 1 日以降、モーリシャス事業体によるインド株式の取得には、インドのキ
ャピタルゲイン税が課されます。両国において 2016 年プロトコルの批准に必要な手続きが完了すれば、インドではキャピタルゲイン
条項の改訂は、2017-18 課税年度より発効します。2016 年プロトコルは、2017 年 3 月 31 日までに取得した株式を適用範囲から除外
しており、これらは非課税となります。また 2017 年 4 月 1 日から 2019 年 3 月 31 日までの移行期間中、特定の特典制限条項が満た
されていない場合、キャピタルゲイン税はインドで適用される国内税率の 50%に制限される可能性があります。WisdomTree India
Earnings Fund が特典制限条項を満たしている場合、2017 年 4 月 1 日以降にポートフォリオが取得し、2019 年 4 月 1 日以降に譲渡
される株式には、インドにおける通常のキャピタルゲイン税率で課税されます。2016 年プロトコルは、株式課税に関するキャピタルゲ
イン条項を改訂しただけであることに注意しなければなりません。要するに、株式を除くすべての他の「証券」は、現在ポートフォリオに
適用されているものと同様の課税原則に従うものとなります。この改訂によって、2017 年 4 月 1 日以降の India Earnings Fund に対す
る投資リターン、および India Earnings Fund の投資証券保有者が受け取るリターンが抑えられることとなります。
2【ファンドの現況】
以下のファンドの現況は平成 28 年 8 月 31 日現在です。
【純資産額計算書】
Ⅰ
資産総額
377,720,229円
Ⅱ
負債総額
373,331円
Ⅲ
純資産総額(Ⅰ-Ⅱ)
377,346,898円
Ⅳ
発行済口数
541,786,381口
Ⅴ
1 口当たり純資産額(Ⅲ/Ⅳ)
0.6965円
-105-
第4【内国投資信託受益証券事務の概要】
(1)受益証券の名義書換手続等
当ファンドの受益権は、振替制度における振替受益権であるため、委託会社は、この信託の受益権を取り
扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合または当該指定が効力を失った場合
であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを得ない事情がある場合を除き、
当該振替受益権を表示する受益証券を発行しません。ファンドの振替受益権には無記名式や記名式の形態は
ありません。
なお、受益者は、委託会社がやむを得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証
券から記名式受益証券への変更の請求、記名式受益証券から無記名式受益証券への変更の請求、受益証券の
再発行の請求を行わないものとします。
(2)受益者名簿の閉鎖の時期
委託会社は受益者名簿を作成しません。
(3)受益者に対する特典
ありません。
(4)譲渡制限
譲渡制限はありません。ただし、受益権の譲渡は、振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託
会社および受託会社に対抗することができません。
(5) 受益権の譲渡
①
受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載また
は記録されている振替口座簿にかかる振替機関等に振替の申請をするものとします。
②
前記①の申請のある場合には、前記①の振替機関等は、当該譲渡にかかる譲渡人の保有する受益権の口
数の減少および譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載または記録す
るものとします。ただし、前記①の振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振
替先口座を開設した他の振替機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。)に社振法の規定にし
たがい、譲受人の振替先口座に受益権の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとしま
す。
③
前記①の振替について、委託会社は、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されてい
る振替口座簿にかかる振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等において、
委託会社が必要と認めたときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期
間を設けることができます。
(6) 受益権の再分割
委託会社は、受託会社と協議のうえ、社振法に定めるところにしたがい、一定日現在の受益権を均等に再
分割することができます。
-106-
(7)質権口記載又は記録の受益権の取り扱いについて
振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権にかかる収益分配金の支払い、一部
解約の実行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、約款の規定によるほか、民法
その他の法令等にしたがって取り扱われます。
第三部【委託会社等の情報】
第1【委託会社等の概況】
1【委託会社等の概況】
(1) 資本金の額(平成 28 年 10 月 1 日現在)
資本金
20 億円
発行する株式の総数※
発行済株式の総数
100,000 株(普通株式 上限 100,000 株、A種種類株式 上限 30,000 株)
40,000 株(普通株式 24,490 株、A種種類株式 15,510 株)
※種類株式の発行が可能
過去5年間における資本金の額の増減はありません。
(2) 会社の機構(平成 28 年 10 月 1 日現在)
①
会社の意思決定機構
業務執行上重要な事項は、取締役会の決議をもって決定します。
取締役は株主総会で選任されます。取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は、その選任
後1年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時株主総会の終結の時までとし、任期の満
了前に退任した取締役(監査等委員である取締役を除く。)の補欠として選任された取締役(監査等委
員である取締役を除く。)の任期は、現任取締役(監査等委員である取締役を除く。
)の任期の満了の時
までとします。
また、監査等委員である取締役の任期は、その選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のも
のに関する定時株主総会の終結の時までとし、任期の満了前に退任した監査等委員である取締役の補欠
として選任された監査等委員である取締役の任期は、退任した監査等委員である取締役の任期の満了の
時までとします。
取締役会は、決議によって代表取締役を選定します。代表取締役は、会社を代表し、取締役会の決
議にしたがい業務を執行します。
また、取締役会の決議によって、取締役社長を定めることができます。
取締役会は、法令に別段の定めがある場合を除き、原則として取締役社長が招集します。取締役会
の議長は、原則として取締役社長があたります。
取締役会の決議は、法令に別段の定めがある場合を除き、議決に加わることができる取締役の過半
数が出席し、出席取締役の過半数をもって行います。
-107-
②
投資運用の意思決定機構
1.投資環境見通しおよび運用方針の策定
経済環境見通し、資産別市場見通し、資産配分方針および資産別運用方針は月次で開催する「投
資環境会議」および「投資方針会議」にて協議、策定致します。これらの会議は運用本部長・副本
部長、運用グループ長等で構成されます。
2.運用計画、売買計画の決定
各ファンドの運用は「投資環境会議」および「投資方針会議」における協議の内容を踏まえて、
ファンド毎に個別に任命された運用担当者が行います。運用担当者は月次で運用計画書を作成し、
運用本部長の承認を受けます。運用担当者は承認を受けた運用計画に基づき、運用を行います。
2【事業の内容及び営業の概況】
「投資信託及び投資法人に関する法律」に定める投資信託委託会社である委託会社は、投資信託の設定を
行うとともに「金融商品取引法」に定める金融商品取引業者としてその運用(投資運用業)ならびにその受
益証券(受益権)の募集又は私募(第二種金融商品取引業)を行っています。また、
「金融商品取引法」に
定める投資助言・代理業を行っています。
DIAMアセットマネジメント株式会社は、平成 28 年 10 月1日にみずほ投信投資顧問株式会社、新光投
信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)と統合し、商号をアセットマネジメントOne株式
会社に変更しました。
平成 28 年 8 月 31 日現在、DIAMアセットマネジメント株式会社の運用する投資信託は以下の通りです。
(親投資信託を除く)
基本的性格
本数
純資産総額(単位:円)
0
0
追加型株式投資信託
392
5,889,391,856,643
単位型公社債投資信託
49
344,511,981,244
単位型株式投資信託
7
79,197,511,703
448
6,313,101,349,590
追加型公社債投資信託
合計
-108-
(ご参考)
平成 28 年 8 月 31 日現在におけるみずほ投信投資顧問株式会社および新光投信株式会社の運用する投資信
託は以下の通りです。
(親投資信託を除く)
・みずほ投信投資顧問株式会社
基本的性格
本数
純資産総額(円)
追加型公社債投資信託
13
263,953,485,574
追加型株式投資信託
232
2,245,140,638,646
単位型公社債投資信託
0
0
単位型株式投資信託
3
1,483,762,979
248
2,510,577,887,199
合計
・新光投信株式会社
基本的性格
本数
純資産総額(円)
追加型公社債投資信託
25
645,515,628,611
追加型株式投資信託
243
3,151,408,584,879
単位型公社債投資信託
6
40,509,834,945
単位型株式投資信託
78
282,536,779,714
合計
352
4,119,970,828,149
-109-
3【委託会社等の経理状況】
1.委託会社であるDIAMアセットマネジメント株式会社(以下「委託会社」という。
)の財務諸表は、
「財
務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(昭和 38 年大蔵省令第 59 号)ならびに同規則第 2 条の
規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52 号)により作成し
ております。
2.財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
3.委託会社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき第 31 期事業年度(自平成 27 年 4 月 1 日
至平成 28 年 3 月 31 日)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人の監査を受けております。
※DIAMアセットマネジメント株式会社は、平成 28 年 10 月 1 日にみずほ投信投資顧問株式会社、新光投信
株式会社及びみずほ信託銀行株式会社の資産運用部門と統合し、商号をアセットマネジメントOne株式会社
に変更いたしました。
委託会社の財務諸表に引き続き、みずほ投信投資顧問株式会社の第 53 期事業年度の財務諸表及び新光投信
株式会社の第 56 期事業年度の財務諸表を参考として添付しております。
-110-
独立監査人の監査報告書
平成28年5月31日
DIAMアセットマネジメント株式会社
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山内
正彦
印
指定有限責任社員
業 務 執 行 社 員
公認会計士
山野
浩
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、「 委 託 会 社 等
の経理状況」に掲げら れ ているDIAMアセッ ト マネジメント株式会社 の 平成27年4月1日か ら平
成 2 8 年 3月 3 1日 まで の 第 3 1期 事 業年 度 の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資
本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作成し
適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し適正に表
示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見を表明
することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して監査を
行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的な保証を得る
ために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監査手続
は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基づいて選択
及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのものではないが、当
監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、財務諸表の作成と
適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並
びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、
DIAMアセットマネジメント株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事
業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づき、平成2
8年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はない。
以 上
(注1)上記は監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管
しております。
(注2)XBRLデータは監査の対象には含まれておりません。
-111-
(1)【貸借対照表】
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(資産の部)
流動資産
現金・預金
12,051,921
12,951,736
金銭の信託
14,169,657
13,094,914
57,309
44,951
未収委託者報酬
4,622,292
4,460,404
未収運用受託報酬
1,737,052
1,859,778
前払費用
未収投資助言報酬
※2
312,206
※2
277,603
未収収益
260,845
205,097
繰延税金資産
411,797
341,078
46,782
40,689
33,669,865
33,276,255
432,933
658,607
その他
流動資産計
固定資産
有形固定資産
建物
※1
138,967
※1
29,219
車両運搬具
※1
941
※1
549
器具備品
※1
243,908
※1
184,683
建設仮勘定
49,116
444,155
無形固定資産
1,912,472
1,706,201
商標権
※1
101
※1
7
ソフトウエア
※1
1,702,633
※1
1,645,861
ソフトウエア仮勘定
電話加入権
電信電話専用施設利用権
※1
投資その他の資産
202,399
53,036
7,148
7,148
188
4,343,365
※1
146
6,497,772
投資有価証券
613,137
458,701
関係会社株式
2,316,596
3,229,196
繰延税金資産
582,861
679,092
差入保証金
733,907
2,040,945
96,862
89,835
6,688,771
8,862,580
40,358,637
42,138,836
その他
固定資産計
資産合計
-112-
(単位:千円)
第 30 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
第 31 期
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(負債の部)
流動負債
預り金
1,605,579
966,681
未払金
2,515,377
2,055,332
未払償還金
49,873
49,873
未払手数料
1,836,651
1,744,274
628,852
261,185
その他未払金
未払費用
※2
2,196,267
※2
3,076,566
未払法人税等
1,539,263
1,223,957
未払消費税等
671,243
352,820
賞与引当金
722,343
728,769
30,000
-
9,280,074
8,404,128
退職給付引当金
868,928
997,396
役員退職慰労引当金
110,465
154,535
979,394
1,151,932
10,259,468
9,556,060
資本金
2,000,000
2,000,000
資本剰余金
2,428,478
2,428,478
2,428,478
2,428,478
25,417,784
28,000,340
123,293
123,293
19,480,000
22,030,000
研究開発積立金
300,000
300,000
運用責任準備積立金
200,000
200,000
5,314,491
5,347,047
29,846,262
32,428,818
252,905
153,956
252,905
153,956
純資産合計
30,099,168
32,582,775
負債・純資産合計
40,358,637
42,138,836
その他
流動負債計
固定負債
固定負債計
負債合計
(純資産の部)
株主資本
資本準備金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
別途積立金
繰越利益剰余金
株主資本計
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
評価・換算差額等計
-113-
(2)【損益計算書】
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
28,170,831
30,188,445
運用受託報酬
7,064,021
7,595,678
投資助言報酬
1,032,659
993,027
その他営業収益
828,240
営業収益計
724,211
37,095,752
39,501,363
営業費用
支払手数料
12,416,659
12,946,176
広告宣伝費
527,620
468,931
公告費
288
258
調査費
6,317,052
7,616,390
調査費
4,129,778
4,969,812
委託調査費
2,187,273
2,646,578
委託計算費
385,121
412,257
営業雑経費
488,963
548,183
通信費
34,089
34,855
印刷費
414,215
436,756
協会費
24,177
23,698
諸会費
37
40
支払販売手数料
16,443
営業費用計
52,833
20,135,705
21,992,198
一般管理費
給料
5,260,910
役員報酬
5,382,757
242,666
242,446
4,378,307
4,431,015
賞与
639,936
709,295
交際費
37,625
43,975
給料・手当
寄付金
2,697
2,628
旅費交通費
242,164
254,276
租税公課
127,947
180,892
不動産賃借料
686,770
1,128,367
退職給付費用
218,863
226,460
固定資産減価償却費
628,056
902,248
33,310
36,173
福利厚生費
修繕費
13,807
31,617
722,343
728,769
役員退職慰労引当金繰入額
50,327
49,320
役員退職慰労金
25,501
5,250
賞与引当金繰入額
機器リース料
事務委託費
事務用消耗品費
器具備品費
諸経費
140
251,913
67,208
70,839
5,869
14,182
135,032
一般管理費計
営業利益
87
231,303
214,532
8,489,827
9,524,346
8,470,220
7,984,819
-114-
(単位:千円)
第 30 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
第 31 期
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
17,346
25,274
2,404
2,079
時効成立分配金・償還金
974
-
為替差益
652
3,996
1,822
6,693
受取利息
雑収入
営業外収益計
23,200
38,044
営業外費用
金銭の信託運用損
時効成立後支払分配金・償還
金
外国税支払損失
163,033
305,368
65
-
47,515
-
営業外費用計
経常利益
210,614
305,368
8,282,806
7,717,494
特別利益
投資有価証券売却益
-
3,377
特別利益計
-
3,377
特別損失
固定資産除却損
※1
12,988
※1
624
固定資産売却損
※2
-
※2
2,653
ゴルフ会員権売却損
1,080
-
ゴルフ会員権評価損
-
6,307
関係会社株式評価損
202,477
-
特別損失計
216,547
9,584
税引前当期純利益
8,066,259
7,711,286
法人税、住民税及び事業税
2,969,684
2,557,305
法人税等調整額
△ 29,428
27,424
法人税等合計
2,940,256
2,584,730
当期純利益
5,126,003
5,126,556
-115-
(3)【株主資本等変動計算書】
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日至平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
2,000,000
2,428,478
別途積立金
123,293
利益剰余金
その他利益剰余金
運用責
研究開発
任準備
積立金
積立金
17,130,000
300,000
200,000
会計方針の変更
による累積的影
響額
会計方針の変更を
反映した当期首残
高
2,000,000
2,428,478
123,293
17,130,000
300,000
200,000
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
4,735,451
22,488,744
26,917,222
131,037
131,037
131,037
4,866,488
22,619,781
27,048,259
当期変動額
剰余金の配当
△2,328,000 △2,328,000 △2,328,000
別途積立金の
積立
2,350,000
当期純利益
△2,350,000
-
-
5,126,003
5,126,003
5,126,003
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
2,350,000
-
-
448,003
2,798,003
2,798,003
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
243,159
会計方針の変
更による累積
的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残
高
純資産
合計
27,160,381
131,037
243,159
27,291,419
当期変動額
剰余金の配当
△2,328,000
別途積立金の
積立
-
当期純利益
5,126,003
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
9,746
9,746
当期変動額合計
9,746
2,807,749
252,905
30,099,168
当期末残高
-116-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日至平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
利益
準備金
資本準備金
別途積立
金
利益剰余金
その他利益剰余金
運用責
研究開発
任準備
積立金
積立金
繰越利益
剰余金
利益剰余金
合計
株主資本
合計
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
2,000,000
2,428,478
123,293
19,480,000
300,000
200,000
5,314,491
25,417,784
29,846,262
△2,544,000
△2,544,000
△2,544,000
△2,550,000
-
-
5,126,556
5,126,556
5,126,556
会計方針の変
更による累積
的影響額
会計方針の変更を
反映した当期首残
高
当期変動額
剰余金の配当
別途積立金の
積立
2,550,000
当期純利益
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
2,550,000
-
-
32,556
2,582,556
2,582,556
2,000,000
2,428,478
123,293
22,030,000
300,000
200,000
5,347,047
28,000,340
32,428,818
評価・換算
差額等
その他
有価証券
評価差額金
当期首残高
純資産
合計
252,905
30,099,168
252,905
30,099,168
会計方針の変
更による累積
的影響額
会計方針の変更
を反映した当期
首残高
当期変動額
剰余金の配当
△2,544,000
別途積立金の
積立
-
当期純利益
5,126,556
株主資本以外
の項目の当期
変動額(純額)
△98,949
△98,949
当期変動額合計
△98,949
2,483,607
153,956
32,582,775
当期末残高
-117-
重要な会計方針
項目
第 31 期
(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1. 有価証券の評価基準及び評 (1)子会社株式及び関連会社株式
価方法
:移動平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの:決算日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法
により算定)
時価のないもの: 移動平均法による原価法
2. 金銭の信託の評価基準及び
時価法
評価方法
3. デリバティブの評価基準及
時価法
び評価方法
4. 固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法によっております。
(2)無形固定資産
自社利用のソフトウエアについては、社内における利用可能期間(5
年)に基づく定額法によっております。それ以外の無形固定資産につい
ては、定額法によっております。
5. 外貨建の資産及び負債の本
邦通貨への換算基準
6. 引当金の計上基準
外貨建金銭債権債務は、期末日の直物等為替相場により円貨に換算し、
換算差額は損益として処理しております。
(1)貸倒引当金は、一般債権は貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定
の債権は個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しておりま
す。
(2)賞与引当金は、従業員に対して支給する賞与の支出に充てるため、
将来支給見込額を計上しております。
(3)退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末
における退職給付債務の見込額に基づき、当事業年度末において発生し
ていると認められる額を計上しております。また、退職給付債務の算定
にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法
については、給付算定式基準によっております。数理計算上の差異及び
過去勤務費用の費用処理方法は以下のとおりであります。
数理計算上の差異:各事業年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間
以内の一定の年数(5 年)による定額法により按分した額を、それぞ
れ発生の翌事業年度から費用処理
過去勤務費用:発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(5 年)による定額法により按分した額を費用処理
(4)役員退職慰労引当金は、役員の退職慰労金の支払に備えるため、内
規に基づく期末要支給額を計上しております。
7.消費税等の処理方法
税抜方式によっております。
-118-
未適用の会計基準等
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関す
る監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にその
内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2)適用予定日
平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度の期首から適用予定であります。
(3)当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
会計上の見積りの変更
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、追加情報に記載のとおり、当社、みずほ信託銀行株式会社、みずほ投信投資顧問株式会社及び新光
投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めております。こ
れに伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産及び無形固定資産の見積
り耐用年数の見直しを行い、将来にわたり変更しております。
また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義務として資産除去債務の合理的な見積りが可能と
なったため、見積額の変更を行っております。なお、資産除去債務の負債計上に代えて、不動産賃貸借契約
に関する敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、当事業年度の負担に属する
金額を費用計上する方法によっております。
これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の減価償却費が 161,916 千円、不動産賃借料が 42,917 千円
増加し、営業利益、経常利益及び税引前当期純利益はそれぞれ 204,834 千円減少しております。
追加情報
第 31 期 (自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、平成 27 年 9 月 30 日付で締結した当社、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中野 武夫)
、みず
ほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤 修一)間の統
合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてまいりましたが、平成 28 年 3 月
3 日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
:アセットマネジメント One 株式会社
2.代表者
:西 惠正(現 DIAMアセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
3.本店所在地
:東京都千代田区丸の内 1‐8‐2
4.統合日
:平成 28 年 10 月 1 日
-119-
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.固定資産の減価償却累計額
(千円)
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
建物
582,075
767,802
3,981
4,374
735,461
562,853
836
930
2,015,473
2,613,791
1,408
1,451
車両運搬具
器具備品
商標権
ソフトウエア
電信電話専用施設利用権
※2. 関係会社項目
関係会社に関する資産及び負債には区分掲記されたもののほか次のものが含まれております。
(千円)
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
流動資産
未収投資助言報酬
311,994
276,211
流動負債
未払費用
492,035
622,004
(損益計算書関係)
※1.固定資産除却損の内訳
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
ソフトウエア
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0
182
12,988
442
※2.固定資産売却損の内訳
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
器具備品
-
-120-
至 平成 28 年 3 月 31 日)
2,653
(株主資本等変動計算書関係)
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式の種類
当事業年度期首
当事業年度
当事業年度
当事業年度末
株式数(株)
増加株式数(株)
減少株式数(株)
株式数(株)
普通株式
24,000
-
-
24,000
合計
24,000
-
-
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
配当金の
1 株当たり
種類
総額
配当額
(千円)
(円)
平成 26 年 6 月 30 日
普通
定時株主総会
株式
2,328,000
97,000
基準日
効力発生日
平成 26 年 3 月 31 日
平成 26 年 7 月 1 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
平成 27 年 6 月 29
日
定時株主総会
株式の
配当の
配当金の
1 株当たり
種類
原資
総額
配当額
(千円)
(円)
普通
利益剰
株式
余金
2,544,000
106,000
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式の種類及び総数に関する事項
発行済株式の種類
当事業年度期首
当事業年度
当事業年度
当事業年度末
株式数(株)
増加株式数(株)
減少株式数(株)
株式数(株)
普通株式
24,000
-
-
24,000
合計
24,000
-
-
24,000
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の
配当金の
1 株当たり
種類
総額
配当額
(千円)
(円)
平成 27 年 6 月 29 日
普通
定時株主総会
株式
2,544,000
106,000
-121-
基準日
効力発生日
平成 27 年 3 月 31 日
平成 27 年 6 月 30 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
平成 28 年 6 月 29 日開催予定の定時株主総会において、以下のとおり決議を予定しております。
決議
平成 28 年 6 月 29
日
定時株主総会
株式の
配当の
配当金の
1 株当たり
種類
原資
総額
配当額
(千円)
(円)
普通
利益剰
株式
余金
2,544,000
106,000
基準日
効力発生日
平成 28 年 3 月 31 日
平成 28 年 6 月 30 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
資金運用については短期的な預金等に限定しております。
デリバティブ取引は、後述するリスクを低減する目的で行っております。取引は実需の範囲内でのみ利用す
ることとしており、投機的な取引は行わない方針であります。
取引の方針については社内会議で審議のうえ個別決裁により決定し、取引の実行とその内容の確認について
はそれぞれ担当所管を分離して実行しております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
投資有価証券の主な内容は、政策投資目的で保有している株式であります。
金銭の信託の主な内容は、当社運用ファンドの安定運用を主な目的として資金投入した投資信託及びデリバ
ティブ取引であります。金銭の信託に含まれる投資信託は為替及び市場価格の変動リスクに晒されておりま
すが、デリバティブ取引を利用して一部リスクを低減しております。
長期差入保証金の主な内容は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であります。
金銭の信託に含まれるデリバティブ取引は為替予約取引、株価指数先物取引及び債券先物取引であり、金銭
の信託に含まれる投資信託に係る為替及び市場価格の変動リスクを低減する目的で行っております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理
為替相場及び株式相場の変動によるリスクを有しておりますが、取引先は信用度の高い金融機関に限定し
ているため、相手方の契約不履行によるリスクはほとんどないと認識しております。
②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理
組織規程における分掌業務の定めに基づき、リスク管理担当所管にて、取引残高、損益及びリスク量等の
実績管理を行い、定期的に社内委員会での報告を実施しております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
取引実行担当所管からの報告に基づき、資金管理担当所管が資金繰計画を確認するとともに、十分な手許
流動性を維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額が含
まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採用する
ことにより、当該価額が変動することがあります。
-122-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注 2)参照)
。
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)現金・預金
12,051,921
12,051,921
-
(2)金銭の信託
14,169,657
14,169,657
-
532,891
532,891
-
26,754,470
26,754,470
-
1,539,263
1,539,263
-
1,539,263
1,539,263
-
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)現金・預金
12,951,736
12,951,736
-
(2)金銭の信託
13,094,914
13,094,914
-
381,005
381,005
-
26,427,656
26,427,656
-
1,223,957
1,223,957
-
1,223,957
1,223,957
-
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)未払法人税等
負債計
(注 1)金融商品の時価の算定方法
資
産
(1)現金・預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
(2)金銭の信託
有価証券運用を主目的とする単独運用の金銭の信託において信託財産として運用されている有価証券
について、投資信託は基準価額によっております。また、デリバティブ取引は取引相手先金融機関よ
り提示された価格によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっており、投資信託は基準価額によっております。
負
債
(1)未払法人税等
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
-123-
(注 2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(千円)
区分
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
80,246
77,696
2,316,596
3,229,196
733,907
2,040,945
①非上場株式
②関係会社株式
③差入保証金
①非上場株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時価
を把握することが極めて困難と認められるため、「(3)投資有価証券 その他有価証券」には含めてお
りません。
②関係会社株式は、市場価格がなく、かつ将来キャッシュ・フローを見積もることなどができず、時
価を把握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
前事業年度において、関係会社株式について 202,477 千円の減損処理を行っております。
③差入保証金は、本社オフィス等の不動産賃借契約に基づき差し入れた敷金等であり、市場価格がな
く、時価を把握することが極めて困難と認められるため、記載しておりません。
(注 3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(1)預金
合計
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
12,051,921
-
-
-
12,051,921
-
-
-
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(1)預金
合計
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
12,951,736
-
-
-
12,951,736
-
-
-
(注 4)社債、新株予約権付社債及び長期借入金の決算日後の返済予定額
該当事項はありません。
(有価証券関係)
1.売買目的有価証券
該当事項はありません。
2.満期保有目的の債券
該当事項はありません。
3. 子会社株式及び関連会社株式
関係会社株式(第 30 期の貸借対照表計上額 2,316,596 千円、第 31 期の貸借対照表計上額 3,229,196 千円)
は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載しておりません。
-124-
4. その他有価証券
第 30 期(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
取得原価
差額
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
516,710
146,101
370,608
②債券
-
-
-
16,181
13,000
3,181
532,891
159,101
373,789
①株式
-
-
-
②債券
-
-
-
③その他(投資信託)
-
-
-
小計
-
-
-
合計
532,891
159,101
373,789
③その他(投資信託)
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 80,246 千円)については、市場価格がなく、時価を把握すること
が極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
第 31 期(平成 28 年 3 月 31 日現在)
(千円)
区分
貸借対照表日における
貸借対照表計上額
取得原価
差額
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
①株式
365,683
146,101
219,581
②債券
-
-
-
15,322
13,000
2,322
381,005
159,101
221,903
①株式
-
-
-
②債券
-
-
-
③その他(投資信託)
-
-
-
小計
-
-
-
合計
381,005
159,101
221,903
③その他(投資信託)
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 77,696 千円)については、市場価格がなく、時価を把握すること
が極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-125-
5.当該事業年度中に売却した満期保有目的の債券
該当事項はありません。
6.当該事業年度中に売却したその他有価証券
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
区分
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
その他有価証券
5,927
3,377
-
7.減損処理を行った有価証券
該当事項はありません。
(金銭の信託関係)
1.運用目的の金銭の信託
第 30 期 (平成 27 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
当事業年度の損益に含まれた
貸借対照表計上額(千円)
評価差額(千円)
運用目的の金銭の信託
14,169,657
2,544,066
第 31 期 (平成 28 年 3 月 31 日現在)
貸借対照表日における
当事業年度の損益に含まれた
貸借対照表計上額(千円)
評価差額(千円)
運用目的の金銭の信託
13,094,914
2.満期保有目的の金銭の信託
該当事項はありません。
3.その他の金銭の信託
該当事項はありません。
(デリバティブ取引関係)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
該当事項はありません。
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
-126-
825,986
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として退職一時金制度(非積立型制度であります)を、また、確定拠出型の制度と
して確定拠出年金制度を採用しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,079,828
973,035
△203,600
-
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した期首残高
876,227
973,035
勤務費用
128,297
134,944
利息費用
7,798
8,660
10,345
21,441
△49,633
△ 51,531
-
-
973,035
1,086,550
数理計算上の差異の発生額
退職給付の支払額
過去勤務費用の発生額
退職給付債務の期末残高
(2)退職給付債務の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金の調整表
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
973,035
1,086,550
非積立型制度の退職給付債務
未積立退職給付債務
973,035
1,086,550
未認識数理計算上の差異
△89,550
△ 79,449
未認識過去勤務費用
△14,556
△ 9,704
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
退職給付引当金
868,928
997,396
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
868,928
997,396
(3)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(千円)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
128,297
134,944
勤務費用
利息費用
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
確定給付制度に係る退職給付費用
-127-
7,798
8,660
33,455
31,542
4,852
4,852
174,402
179,999
(4)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
至 平成 28 年 3 月 31 日)
0.89%
0.89%
割引率
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、第 30 期事業年度 43,461 千円、第 31 期事業年度 44,193 千円でありま
す。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
第 30 期
第 31 期
(平成 27 年 3 月 31 日現在)
(平成 28 年 3 月 31 日現在)
繰延税金資産
(千円)
(千円)
118,238
79,702
5,527
5,581
239,095
224,898
30,557
28,395
2,650
2,500
15,727
-
-
13,244
2,158
3,389
130,844
136,503
2,710
1,339
281,232
305,591
役員退職慰労引当金
35,724
47,318
ゴルフ会員権評価損
1,940
3,768
関係会社株式評価損
176,106
166,740
-
1,196
1,042,515
1,020,171
47,855
-
47,855
-
994,659
1,020,171
未払事業税
未払事業所税
賞与引当金
未払法定福利費
未払確定拠出年金掛金
外国税支払損失
資産除去債務
減価償却超過額(一括償却資産)
減価償却超過額
繰延資産償却超過額(税法上)
退職給付引当金
その他有価証券評価差額金
繰延税金資産合計
繰延税金負債
その他有価証券評価差額金
繰延税金負債合計
差引繰延税金資産の純額
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主要な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の 5 以下である
ため、注記を省略しております。
-128-
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法
律」
(平成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 31 日に公布され、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年
度から法人税率の引下げが行われることになりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算
に使用する法定実効税率は従来の 32.34%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度から平成 29 年 4 月
1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる一時差異については 30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する
事業年度以降に解消が見込まれる一時差異については 30.62%となります。
この変更により、当事業年度末の繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)は 53,300 千
円減少し、当事業年度に計上された法人税等調整額は 57,117 千円増加し、その他有価証券評価差額金は
3,816 千円増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有して
いるため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計上
に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負担
に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
1.セグメント情報
当社は、投資信託及び投資顧問を主とした資産運用業の単一事業であるため、記載を省略しております。
2.関連情報
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
投資顧問
その他
合計
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
営業収益
28,170,831
8,096,680
828,240
37,095,752
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
記載を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略し
ております。
-129-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
(1)サービスごとの情報
投資信託
投資顧問
その他
合計
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
営業収益
30,188,445
8,588,706
724,211
39,501,363
(注)一般企業の売上高に代えて、営業収益を記載しております。
(2)地域ごとの情報
①営業収益
当社は、本邦の外部顧客に対する営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
記載を省略しております。
②有形固定資産
当社は、本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
(3)主要な顧客ごとの情報
特定の顧客に対する営業収益で損益計算書の営業収益の 10%以上を占めるものがないため、記載を省略し
ております。
(関連当事者との取引)
(1)親会社及び法人主要株主等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資 本 金 事 業 の 議決権等
属 会社等の 住所 又 は 出 内 容 又 の所有
性
資金
名称
は職業 (被所有)
割合
関係内容
役員の 事業上の
兼任等
取引の内容
資産運用 資産運用の
の 保険株式 千代田
の助言
他 会社
区
直接
名,
50%
出向 3
の
名,
関
転籍 2
係
名
会
社
-130-
科目
助言の顧問
料の受入
期末残高
(千円)
(千円)
関係
そ 第一生命 東京都 3,431 生命保 (被所有) 兼務 2
億円 険業
取引金額
862,448 未収投資 237,575
助言報酬
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資 本 金 事 業 の 議決権等
属 会社等の 住所 又 は 出 内 容 又 の所有
性
資金
名称
は職業 (被所有)
割合
関係内容
役員の 事業上の
兼任等
取引の内容
資産運用 資産運用の
の 保険株式 千代田
の助言
億円 険業
区
直接
名,
50%
出向 3
の
名,
関
転籍 2
係
名
科目
期末残高
(千円)
(千円)
関係
そ 第一生命 東京都 3,431 生命保 (被所有) 兼務 2
他 会社
取引金額
795,405 未収投資 207,235
助言の顧問
助言報酬
料の受入
会
社
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の助言の顧問料は、一般的取引条件を定めた規定に基づく個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(2)子会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権
会社等の名称
住所
出資金
属
内容又 等の所
取引の
取引
科目 期末残高
は職業 有(被
内容
金額
(千円)
性
所有)
割合
DIAM
関係内容
役員 事業上
(千円)
の兼 の関係
任等
London
4,000
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 658,756 未払
International United
千 GBP
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
Ltd
直接
100%
kingdom
235,583
費用
払
子 DIAM U.S.A., New York 4,000
U.S.A.
千 USD
会 Inc.
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 383,980 未払
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
直接
100%
社
173,074
費用
払
DIAM
Central
SINGAPORE
Singapore 千円
PTE.LTD.
1,100,000 資産の (所有) 兼務 当社預
運用
直接
2 名 り資産
100%
-131-
の運用
増資の引受 400,000 -
-
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金又は 事業の 議決権
会社等の名称
住所
出資金
内容又 等の所
属
は職業 有(被
性
所有)
割合
DIAM
関係内容
取引の
内容
役員 事業上
取引
科目 期末残高
金額
(千円)
(千円)
の兼 の関係
任等
London
9,000
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 800,617 未払
International United
千 GBP
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
Ltd
直接
100%
kingdom
308,974
費用
払
子
会
増資の引受 912,600 -
-
社
DIAM U.S.A., New York 4,000
資産の (所有) 兼務 当社預
当社預り資 473,948 未払
Inc.
運用
2 名 り資産
産の運用の
の運用
顧問料の支
U.S.A.
千 USD
直接
100%
費用
払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)資産運用の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)上記の取引金額及び期末残高には免税取引のため、消費税等は含まれておりません。
(注 3)増資の引受は、子会社が行った増資を引き受けたものであります。
-132-
157,130
(3)兄弟会社等
第 30 期(自平成 26 年 4 月 1 日 至平成 27 年 3 月 31 日)
資本金 事業の 議決権
会社等の
属
住所
又は出 内容又 等の所
資金 は職業
名称
性
有(被
所有)
割合
株式会社 東京都 14,040 銀行業
みずほ銀 千代田
行
関係内容
-
億円
取引の内容 取引金額
役員
事業上
の兼
の関係
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
- 当社設定投 投資信託の 2,217,439 未払
資信託の販 販売代行手
306,365
手数料
売、預金取 数料
区
引
預金の預入
551,351 現金・ 11,276,198
(純額)
そ
の
受取利息
他
預金
2,139 未収
71
収益
の
関 みずほ第 東京都 2 億円 金融
係 一フィナ 千代田
技術
会 ンシャル 区
研究等
-
兼務 当社預り資 当社預り資
1 名 産の助言
407,531 未払
産の助言の
240,725
費用
顧問料の支
社 テクノロ
払
の ジー株式
子 会社
業務委託料
会
の支払
社
資産管理 東京都
500
サービス 中央区
億円 理等
資産管
-
8,540 未払金
6,501
- 当社信託財 信託元本の 3,500,000 金銭の 14,169,657
産の運用
信託銀行
追加
信託
(純額)
株式会社
信託報酬の
支払
-133-
8,254
第 31 期(自平成 27 年 4 月 1 日 至平成 28 年 3 月 31 日)
資本金 事業の 議決権
会社等の
属
住所
又は出 内容又 等の所
資金 は職業
名称
性
有(被
所有)
割合
株式会社 東京都 14,040 銀行業
みずほ銀 千代田
行
関係内容
-
億円
取引の内容 取引金額
役員
事業上
の兼
の関係
科目
期末残高
(千円)
(千円)
任等
兼務 当社設定投 投資信託の 3,023,040 未払
1 名 資信託の販 販売代行手
372,837
手数料
売、預金取 数料
区
引
預金の預入
879,733 現金・ 12,155,931
(純額)
そ
の
受取利息
他
預金
1,787 未収
123
収益
の
関 みずほ第 東京都 2 億円 金融
係 一フィナ 千代田
技術
会 ンシャル 区
研究等
-
兼務 当社預り資 当社預り資
1 名 産の助言
557,013 未払
産の助言の
292,861
費用
顧問料の支
社 テクノロ
払
の ジー株式
子 会社
業務委託料
会
の支払
社
資産管理 東京都
500
サービス 中央区
億円 理等
資産管
-
-
当社信託財 信託元本の
産の運用
信託銀行
8,540 未払金
7,581
700,000 金銭の 13,094,914
払戻
信託
(純額)
株式会社
信託報酬の
8,336
支払
取引条件及び取引条件の決定方針等
(注 1)投資信託の販売代行手数料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 2)資産の助言の顧問料は、一般的取引条件を勘案した個別契約により決定しております。
(注 3)上記の取引金額には消費税等が含まれておりません。期末残高には、消費税等が含まれております。
(注 4)預金取引は、市場金利を勘案した利率が適用されております。
(注 5)信託報酬は、一般的取引条件を勘案した料率が適用されております。
-134-
(1 株当たり情報)
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
至 平成 28 年 3 月 31 日)
1,254,132 円 02 銭
1,357,615 円 66 銭
213,583 円 46 銭
213,606 円 51 銭
(注 1)潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在していないため記載しており
ません。
(注 2)1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
第 30 期
第 31 期
(自 平成 26 年 4 月 1 日
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益
至 平成 28 年 3 月 31 日)
5,126,003 千円
5,126,556 千円
普通株主に帰属しない金額
-
-
普通株式に係る当期純利益
5,126,003 千円
5,126,556 千円
24,000 株
24,000 株
期中平均株式数
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-135-
(参考)みずほ投信投資顧問株式会社の経理状況
※当該(参考)において、みずほ投信投資顧問株式会社を「当社」という。
1
当社の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則」(昭和 38 年大蔵省令第 59
号)並びに同規則第2条の規定により「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年内閣府令第 52
号)に基づいて作成しております。
2
当社は、金融商品取引法第 193 条の2第 1 項の規定に基づき、事業年度(平成 27 年4月1日から平成
28 年3月 31 日まで)の財務諸表について新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-136-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
みずほ投信投資顧問株式会社
取
締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士
江見 睦生
公認会計士
亀井 純子 印
印
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、
「委託
会社等の経理状況」に掲げられているみずほ投信投資顧問株式会社の平成27年4月1日から平成2
8年3月31日までの第53期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資
本等変動計算書、重要な会計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表
を作成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表
を作成し適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する
意見を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準
に準拠して監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかに
ついて合理的な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めてい
る。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。
監査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評
価に基づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明する
ためのものではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を
立案するために、財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経
営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体と
しての財務諸表の表示を検討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準
に準拠して、みずほ投信投資顧問株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもっ
て終了する事業年度の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の「統合基本合意書」に基づ
き、平成28年3月3日付で新会社に係わる一部主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係
はない。
以
上
(注)1.上記は、当社が監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社が別途保管しております。
2.XBRL データは監査の対象には含まれていません。
-137-
(1) 貸借対照表
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
有価証券
前払費用
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
繰延税金資産
その他流動資産
貸倒引当金
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
工具、器具及び備品(純額)
リース資産(純額)
有形固定資産合計
無形固定資産
電話加入権
その他無形固定資産
無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
長期差入保証金
前払年金費用
会員権
その他
貸倒引当金
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
その他未払金
未払金合計
未払費用
未払法人税等
未払消費税等
賞与引当金
その他流動負債
流動負債合計
固定負債
リース債務
役員退職慰労引当金
時効後支払損引当金
繰延税金負債
その他固定負債
固定負債合計
負債合計
※1
純資産の部
-138-
(単位:
千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
20,801,864
127,840
156,891
1,827,951
1,812,198
185,882
159,069
△ 1,092
25,070,606
20,903,257
82,540
157,231
2,183,032
1,713,643
162,369
293,051
△ 1,185
25,493,940
124,850
71,443
2,140
198,434
100,000
90,655
818
191,474
※1
12,747
65
12,812
12,747
35
12,782
3,987,168
360,258
331,766
8,400
23,186
△ 19,534
4,691,245
4,902,492
29,973,099
3,260,206
340,503
346,659
8,400
19,551
△ 19,404
3,955,916
4,160,172
29,654,112
77,889
2,648
29,699
1,202
746
5,716
819,341
86,205
912,009
2,038,097
393,574
426,857
328,900
3,075
4,183,052
833
3,906
838,064
9,022
851,826
1,896,033
570,376
227,078
318,000
999
3,895,216
2,088
104,240
8,128
306,725
6,926
428,109
4,611,161
886
147,427
6,471
38,000
1,931
194,716
4,089,932
株主資本
資本金
2,045,600
2,045,600
資本準備金
2,266,400
2,266,400
その他資本剰余金
2,450,074
2,450,074
資本剰余金合計
4,716,474
4,716,474
128,584
128,584
104,600
104,600
資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
配当準備積立金
退職慰労積立金
100,000
100,000
別途積立金
9,800,000
9,800,000
繰越利益剰余金
7,739,742
8,908,993
17,872,927
19,042,177
-
△377,863
24,635,002
25,426,389
その他有価証券評価差額金
726,935
137,791
評価・換算差額等合計
726,935
137,791
純資産合計
25,361,937
25,564,180
負債純資産合計
29,973,099
29,654,112
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
-139-
(2) 損益計算書
前事業年度
(自 平成 26 年4月1日
至 平成 27 年3月 31 日)
営業収益
委託者報酬
運用受託報酬
営業収益合計
営業費用
支払手数料
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
通信費
印刷費
協会費
諸会費
その他
営業雑経費合計
営業費用合計
一般管理費
給料
役員報酬
給料手当
賞与
給料合計
交際費
寄付金
旅費交通費
租税公課
不動産賃借料
退職給付費用
福利厚生費
貸倒引当金繰入
賞与引当金繰入
役員退職慰労引当金繰入
固定資産減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
営業外収益
受取配当金
受取利息
有価証券解約益
有価証券償還益
時効到来償還金等
時効後支払損引当金戻入額
雑収入
営業外収益合計
営業外費用
有価証券解約損
有価証券償還損
ヘッジ会計に係る損失
-140-
(単位:
千円)
当事業年度
(自 平成 27 年4月1日
至 平成 28 年3月 31 日)
17,538,139
4,463,429
22,001,569
17,358,667
5,050,661
22,409,329
8,480,510
247,790
1,140
7,999,728
205,521
152
1,259,067
4,883,037
4,308
6,146,412
101,919
1,312,466
5,299,598
3,703
6,615,769
116,405
59,454
128,143
18,777
2,540
855,319
1,064,234
16,042,008
46,151
246
20,221
2,317
958,635
1,027,572
15,965,148
142,983
1,832,723
295,180
2,270,886
775
91,851
51,783
339,964
126,451
368,622
319,122
27,249
31,216
358,817
3,986,740
1,972,819
143,812
1,905,880
304,122
2,353,814
775
221
87,228
76,075
305,351
119,608
370,689
93
301,698
47,768
44,257
269,502
3,977,085
2,467,095
7,027
7,340
953
21,856
51,171
88,349
4,242
7,633
50,674
56,303
1,962
1,311
20,993
143,121
2,197
2,240
278
2,641
-
時効後支払損引当金繰入額
雑損失
営業外費用合計
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
特別利益合計
特別損失
減損損失
事業再構築費用
外国税負担損失
貸倒引当金繰入
特別損失合計
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
法人税等合計
当期純利益
※1
※2
※3
-141-
17,685
63,198
85,321
1,975,847
6,767
9,688
2,600,528
10,500
10,500
-
51,292
125,173
53,547
19,534
249,548
1,736,799
616,760
16,247
633,008
1,103,790
2,600,528
839,827
40,166
879,993
1,720,534
(3) 株主資本等変動計算書
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至
平成 27 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益剰余金
利益
準備金
当期首残高
128,584
その他利益剰余金
配当準備
積立金
退職慰労
積立金
104,600
別途
積立金
100,000
9,800,000
繰越利益
剰余金
利益剰余
金合計
株主資本
合計
6,988,395
17,121,579
23,883,654
剰余金の配当
△352,443
△352,443
△352,443
当期純利益
1,103,790
1,103,790
1,103,790
751,347
751,347
751,347
7,739,742
17,872,927
24,635,002
当期変動額
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
128,584
104,600
100,000
9,800,000
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
△41,248
△41,248
純資産合計
23,842,406
当期変動額
剰余金の配当
△352,443
当期純利益
1,103,790
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
768,183
768,183
768,183
当期変動額合計
768,183
768,183
1,519,530
当期末残高
726,935
726,935
25,361,937
-142-
当事業年度(自
平成 27 年4月1日 至
平成 28 年3月 31 日)
(単位:
千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資本準備金
その他資本剰余金
資本剰余金合計
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
2,045,600
2,266,400
2,450,074
4,716,474
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
株主資本
利益
準備金
当期首残高
128,584
配当準備
積立金
104,600
利益剰余金
その他利益剰余金
退職慰労
別途
積立金
積立金
100,000
9,800,000
繰越利益剰
余金
利益剰余
金合計
株主資本
合計
自己株式
7,739,742
17,872,927
- 24,635,002
剰余金の配当
△551,284
△551,284
△551,284
当期純利益
1,720,534
1,720,534
1,720,534
当期変動額
自己株式の取得
△377,863
△377,863
1,169,250 △377,863
791,386
株主資本以外の
項目の当期変動
額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
1,169,250
128,584
104,600
100,000
9,800,000
8,908,993
19,042,177 △377,863
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
当期首残高
評価・換算差額等合計
726,935
726,935
25,426,389
純資産合計
25,361,937
当期変動額
剰余金の配当
△551,284
当期純利益
1,720,534
自己株式の取得
△377,863
株主資本以外の項
目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計
当期末残高
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
△589,143
202,242
137,791
137,791
25,564,180
-143-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原
価は移動平均法により算定)を採用しております。
時価のないもの
移動平均法による原価法を採用しております。
2.デリバティブ取引等の評価基準及び評価方法
時価法を採用しております。
3.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産を除く)
定率法(ただし、平成 10 年4月1日以降に取得した建物(附属設備を除く)については定額
法)を採用しております。
(2)無形固定資産
定額法を採用しております。
(3)リース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定率法を採用しております。
4.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
当社の自己査定基準に基づき、一般債権については予想損失率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については個別に回収可能性を勘案し、回収不能見込額を計上しております。
(2)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、将来の支給見込額のうち当期の負担額を計上してお
ります。
(3)退職給付引当金(前払年金費用)
従業員に対する退職給付に備えるため、決算日における退職給付債務及び年金資産の見込額に基
づき、決算日において発生していると認められる額を計上しております。
(4)役員退職慰労引当金
役員退職慰労金の支給に備えて、内規に基づく期末要支給額を計上しております。(執行役員に
対する退職慰労引当金を含む。
)
(5)時効後支払損引当金
時効成立のため利益計上した収益分配金及び償還金について、受益者からの今後の支払請求に備
えるため、過去の支払実績に基づく将来の支払見込額を計上しております。
5.外貨建資産・負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理し
ております。
6.ヘッジ会計の方法
(1)ヘッジ会計の方法
時価ヘッジによっております。
(2)ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段…株価指数先物取引
ヘッジ対象…有価証券
(3)ヘッジ方針
当社が保有する有価証券の投資リスクを低減させるためにヘッジ取引を行っております。
(4)ヘッジの有効性評価の方法
ヘッジ対象とヘッジ手段の価格変動の相関関係を継続的に計測してヘッジの有効性を評価してお
ります。
-144-
7.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
消費税等の会計処理
消費税及び地方消費税の会計処理は、税抜方式によっております。
未適用の会計基準等
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年3月 28 日)
1.概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関
する監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的に
その内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
2.適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年4月1日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
3.当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、軽微であります。
会計上の見積りの変更に関する注記
当社は、
「追加情報」に記載のとおり、当社、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会
社及び新光投信株式会社間の統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めており
ます。これに伴い、当事業年度において、本社オフィスに係る内部造作物等の有形固定資産の見積り耐用年数
の見直しを行い、将来にわたり変更しております。また、本社オフィスの不動産賃貸借契約に伴う原状回復義
務として認識していた資産除去債務について、退去時に必要とされる原状回復費用及び使用見込期間の見積り
の変更を行っております。これにより、従来の方法と比べて、当事業年度の営業利益、経常利益及び税引前当
期純利益はそれぞれ 27,598 千円減少しております。
追加情報
DIAM アセットマネジメント株式会社(代表取締役社長 西 惠正)、みずほ信託銀行株式会社(取締役社長 中
野 武夫)、みずほ投信投資顧問株式会社(取締役社長 中村 英剛)及び新光投信株式会社(取締役社長 後藤
修一)間での平成 27 年9月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進め
てまいりましたが、平成 28 年3月3日付で新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商号
2.代表者
3.本店所在地
4.統合日
:
:
:
:
アセットマネジメント One 株式会社
西 惠正(現 DIAM アセットマネジメント株式会社 代表取締役社長)
東京都千代田区丸の内1-8-2
平成 28 年 10 月1日
注記事項
(貸借対照表関係)
※1
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
111,156 千円
工具、器具及び備品
277,249 千円
リース資産
16,185 千円
※1
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
建物
136,006 千円
工具、器具及び備品
226,657 千円
リース資産
17,508 千円
(損益計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
※1 減損損失
当社は以下の資産グループについて減損損失を計上しました。
場所
用途
種類
本社(東京都港区)
除却対象資産
建物
23,139
本社(東京都港区)
除却対象資産
工具器具備品
4,253
本社(東京都港区)
除却対象資産
原状回復費用
23,900
-145-
金額(千円)
レイアウト変更により現行オフィス内部造作等の除却が決定した資産につき、「除却対象資産」としてグル
ーピングを行い、平成 27 年3月 31 日時点の帳簿価額および原状回復費用を減損損失(51,292 千円)として特
別損失に計上しました。
※2 事業再構築費用
事業再構築に伴うグループ会社への転籍関連費用であります。
※3 外国税負担損失
証券投資信託に係る外国税負担額であります。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
該当するものはありません。
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
平成 28 年3月 31 日)
平成 27 年3月 31 日)
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
減少
1,052,070
-
当事業年度末
-
1,052,070
2.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
平成 26 年6月 11 日
第 51 回定時株主総会
普通株式
352,443,450
1株当たり
配当額
(円)
335
基準日
効力発効日
平成 26 年3月 31 日
平成 26 年6月 12 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
配当金の総額
(円)
配当の原資
551,284,680
利益剰余金
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
524
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日 平成 27 年6月 12 日
平成 28 年3月 31 日)
当事業年度期首
普通株式(株)
1株当たり
配当額
(円)
増加
減少
1,052,070
-
当事業年度末
-
1,052,070
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
-
減少
13,662
(変動事由の概要)
平成 28 年 1 月 6 日の株主総会決議による自己株式の取得
当事業年度末
-
13,662
13,662 株
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
決議
株式の種類
配当金の総額
(円)
1株当たり
配当額
(円)
平成 27 年6月 11 日
第 52 回定時株主総会
普通株式
551,284,680
524
-146-
基準日
効力発効日
平成 27 年3月 31 日
平成 27 年6月 12 日
(2)基準日が当期に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌期となるもの
決議
株式の種類
平成 28 年6月 10 日
第 53 回定時株主総会
普通株式
合計
1株当たり
配当額
(円)
配当金の総額
(円)
配当の原資
17,652,936,000
利益剰余金
17,000 平成 28 年3月 31 日 平成 28 年6月 13 日
1,346,815,176
資本剰余金
1,297 平成 28 年3月 31 日 平成 28 年6月 13 日
18,999,751,176
基準日
効力発効日
18,297
(リース取引関係)
1.ファイナンス・リース取引(借主側)
所有権移転外ファイナンス・リース取引
① リース資産の内容
有形固定資産
主として、事務用機器及び車両運搬具であります。
② リース資産の減価償却の方法
重要な会計方針「3.固定資産の減価償却方法」に記載のとおりであります。
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業、投資助言・代理業、第二種金融商品取引業を行っており、余資運用については、
安全性の高い金融資産で運用しております。
デリバティブは、当社が保有する特定の有価証券の投資リスクを低減させる目的で利用しており、投機
的な取引は行わない方針であります。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である未収委託者報酬及び未収運用受託報酬は、相手先の信用リスクに晒されております。有
価証券及び投資有価証券は、当社業務運営に関連する株式、投資信託であります。これらは、それぞれ発
行体の信用リスク及び市場価格の変動リスクに晒されております。営業債務である未払手数料は、1年以
内の支払期日であります。
デリバティブ取引には株価指数先物取引があり、その他有価証券で保有する投資信託の価格変動を相殺
する目的で行い、ヘッジ対象に係る損益を認識する方法(時価ヘッジ)を適用しています。なお、ヘッジ
開始時から有効性判定時点までの期間においてヘッジ手段とヘッジ対象の価格変動の相関関係を継続的に
計測する事によりヘッジの有効性を評価しております。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
営業債権の相手先の信用リスクに関しては、当社の信用リスク管理の基本方針に従い、取引先ごとの期
日管理及び残高管理を行うとともに、主な相手先の信用状況を半期ごとに把握する体制としています。
有価証券の発行体の信用リスク及びデリバティブ取引のカウンターパーティーリスクに関しては、信用
情報や時価の把握を定期的に行うことで管理しています。
②市場リスクの管理
有価証券を含む金融商品の保有については、当社の市場リスク管理の基本方針(自己資金運用)に従い、
定期的に時価や発行体の財務状況を把握し、価格変動リスクの軽減を図っています。デリバティブ取引に
関しては、取引の執行、ヘッジの有効性の評価に関する部門を分離し、内部統制を確立しております。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価は、市場価格に基づく価額によっております。また、注記事項「デリバティブ取引関
係」におけるデリバティブ取引に関する契約額等については、その金額自体がデリバティブ取引に係る市
場リスクを示すものではありません。
-147-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握すること
が極めて困難と認められるものは、次表には含まれておりません。(
(注2)を参照ください。)
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
(単位:千円)
貸借対照表計上額
時価
差額
(1)現金及び預金
20,801,864
20,801,864
(2)未収委託者報酬
1,827,951
1,827,951
(3)未収運用受託報酬
1,812,198
1,812,198
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
4,054,289
4,054,289
資産計
28,496,304
28,496,304
(1)未払手数料
819,341
819,341
負債計
819,341
819,341
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(3,601)
(3,601)
② ヘッジ会計が適用されているもの
327
327
デリバティブ取引計
(3,274)
(3,274)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目につ
いては、
( )で示しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
20,903,257
2,183,032
1,713,643
時価
20,903,257
2,183,032
1,713,643
(単位:千円)
差額
(1)現金及び預金
(2)未収委託者報酬
(3)未収運用受託報酬
(4)有価証券及び投資有価証券
その他有価証券
3,282,026
3,282,026
資産計
28,081,960
28,081,960
(1)未払手数料
838,064
838,064
負債計
838,064
838,064
デリバティブ取引(※1)
① ヘッジ会計が適用されていないもの
(220)
(220)
② ヘッジ会計が適用されているもの
(1,564)
(1,564)
デリバティブ取引計
(1,784)
(1,784)
(※1)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債務となる項目につ
いては、
( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法並びに有価証券及びデリバティブ取引に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
預金については、すべて短期であるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
よっております。
(2)未収委託者報酬及び(3)未収運用受託報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
(4)有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関
する事項については、注記事項「有価証券関係」を参照ください。
負 債
(1)未払手数料
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によってお
ります。
デリバティブ取引
注記事項「デリバティブ取引関係」を参照ください。
-148-
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品の貸借対照表計上額
区分
非上場株式
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
60,720
(単位:千円)
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
60,720
上記については、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(4)有価証券及
び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
(注3)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
1年超
2年以内
2年超
3年以内
(単位:千円)
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,800,853
1,827,951
1,812,198
-
-
-
-
-
127,840
24,568,844
-
-
-
-
3,300,657
3,300,657
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
1年以内
預金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち
満期のあるもの
証券投資信託
合計
(単位:千円)
1年超
2年以内
2年超
3年以内
3年超
4年以内
4年超
5年以内
5年超
20,902,546
2,183,032
1,713,643
-
-
-
-
-
82,540
24,881,762
-
-
-
-
2,395,185
2,395,185
(有価証券関係)
1 その他有価証券
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
貸借対照表計上額
(千円)
取得原価(千円)
差額(千円)
3,740,183
3,740,183
2,664,442
2,664,442
1,075,740
1,075,740
314,105
314,105
4,054,289
316,720
316,720
2,981,163
△ 2,615
△ 2,615
1,073,125
-149-
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
貸借対照表計上額
(千円)
種類
貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの
① 証券投資信託
小計
貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの
① 証券投資信託
小計
合計
2
3
取得原価(千円)
差額(千円)
2,698,875
2,698,875
2,500,000
2,500,000
198,875
198,875
583,151
583,151
3,282,026
583,423
583,423
3,083,423
△ 271
△ 271
198,603
当事業年度中に売却したその他有価証券
該当するものはありません。
当事業年度中に解約・償還したその他有価証券
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
①
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
当事業年度(自
種類
①
102,729
102,729
平成 27 年4月1日 至
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,197
△ 2,197
平成 28 年3月 31 日)
解約・償還額(千円)
証券投資信託
合計
解約・償還益の合計額
(千円)
953
953
738,178
738,178
解約・償還益の合計額
(千円)
106,977
106,977
解約・償還損の合計額
(千円)
△ 2,920
△ 2,920
(デリバティブ取引関係)
1 ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
区分
市場取引
取引の種類
契約額等
(千円)
株価指数先物取引
売建
合計
197,054
197,054
契約額のうち
1年超
(千円)
-
時価
(千円)
△3,601
△3,601
評価損益
(千円)
△3,601
△3,601
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
区分
市場取引
取引の種類
株価指数先物取引
売建
合計
契約額等
(千円)
148,005
148,005
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
-150-
契約額のうち
1年超
(千円)
-
時価
(千円)
△220
△220
評価損益
(千円)
△220
△220
2
ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
株式関連
前事業年度(平成 27 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に
係る損益を認
識する方法
取引の種類
株価指数先物取引
売建
買建
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
131,145
277,953
-
△3,325
3,652
409,098
-
327
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
当事業年度(平成 28 年3月 31 日)
ヘッジ会計
の方法
ヘッジ対象に
係る損益を認
識する方法
取引の種類
株価指数先物取引
売建
買建
契約額等
(千円)
主なヘッジ対象
投資有価証券
投資有価証券
合計
契約額のうち
1年超
(千円)
時価
(千円)
117,467
179,836
-
147
△1,711
297,303
-
△1,564
(注)時価の算定方法
取引所の価格に基づき算定しております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付型の制度として、確定給付企業年金制度を設けております。また、確定拠出型の制度と
して企業型確定拠出年金制度を設けております。
当社が有する確定給付企業年金制度は、簡便法により退職給付引当金及び退職給付費用を計算しておりま
す。
2.確定給付制度
(1)簡便法を適用した制度の、退職給付引当金の期首残高と期末残高の調整表
前事業年度
(自
至
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
退職給付引当金の期首残高
退職給付費用
退職給付の支払額
制度への拠出額
退職給付引当金の期末残高
△357,258 千円
150,018
△21,349
△103,177
△331,766
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
△331,766 千円
51,208
△66,102
△346,659
(2)退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用
の調整表
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
積立型制度の退職給付債務
年金資産
貸借対照表に計上された前払年金費用
669,318 千円
△1,001,084
△331,766
-151-
(平成 28 年3月 31 日)
727,842 千円
△1,074,502
△346,659
(3)退職給付費用
簡便法で計算した退職給付費用 前事業年度 58,362 千円
当事業年度 51,208 千円
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,436 千円、当事業年度 17,574 千円であります。
(税効果会計関係)
1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
(平成 27 年3月 31 日)
繰延税金資産
有価証券償却超過額
4,795 千円
ソフトウェア償却超過額
69,263
賞与引当金損金算入限度超過額
108,734
社会保険料損金不算入額
15,665
役員退職慰労引当金
34,461
未払事業税
30,421
その他
93,137
繰延税金資産小計
356,479
評価性引当額
△24,103
繰延税金資産合計
332,375
繰延税金負債
前払年金費用
△107,027
その他有価証券評価差額金
△346,190
繰延税金負債合計
△453,218
繰延税金資産の純額
△120,843
当事業年度
(平成 28 年3月 31 日)
4,551 千円
52,651
98,134
14,233
45,488
39,817
58,782
313,659
△22,331
291,328
△106,147
△60,812
△166,959
124,368
2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下である
ため注記を省略しております。
3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」及び「地方税法等の一部を改正する等の法律」が平成 28 年3月 29 日
に国会で成立したことに伴い、当事業年度の繰延税金資産及び繰越税金負債の計算(ただし、平成 28 年4月
1日以降解消されるものに限る)に使用した法定実効税率は、前事業年度の 32.26%から、回収又は支払が見込
まれる期間が平成 28 年4月1日から平成 30 年3月 31 日までのものは 30.86%、平成 30 年4月1日以降のもの
については 30.62%にそれぞれ変更されております。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 4,569 千円減少し、当事業年度に
計上された法人税等調整額が 7,826 千円、その他有価証券評価差額金が 3,257 千円それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有し
ているため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計
上に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負
担に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
[セグメント情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)及び当事業年度(自
日 至 平成 28 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
-152-
平成 27 年4月1
[関連情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることか
ら、製品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
地域ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的
に負担する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守
秘義務によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
営業収益(千円)
適格機関投資家A
2,629,803
関連するセグメント名
資産運用業
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至 平成 28 年3月 31 日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることか
ら、製品及びサービスごとの営業収益の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)売上高
本邦の外部顧客からの営業収益に区分した金額が損益計算書の営業収益の 90%を超えるため、
地域ごとの営業収益の記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額が貸借対照表の有形固定資産の金額の 90%を超えるた
め、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
委託者報酬については、当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的
に負担する受益者は不特定多数であるため、記載を省略しております。
運用受託報酬については、損益計算書の営業収益の 10%以上を占める投資一任報酬がありますが、守
秘義務によりその顧客の名称に代えて種類と顧客を区別するための記号を記載しております。
顧客の種類等
営業収益(千円)
適格機関投資家A
3,061,207
関連するセグメント名
資産運用業
[報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報]
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
当社は、資産運用業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自 平成 27 年4月1日 至
該当するものはありません。
平成 28 年3月 31 日)
-153-
(関連当事者情報)
1.関連当事者との取引
財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社
前事業年度(自 平成 26 年4月1日 至 平成 27 年3月 31 日)
種類
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
同一の親
会社をも
つ会社
議決権等
の所有
(被所有)
割合
会社等の名称
所在地
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 13,851,610
当事業年度(自
種類
事業の
内容
資本金
又は
出資金
平成 27 年4月1日 至
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
3,833,692 未払手数料
期末残高
(千円)
361,219
未収委託者
1,661,682
報酬
平成 28 年3月 31 日)
会社等の名称
所在地
資本金
又は
出資金
事業の
内容
議決権等
の所有
(被所有)
割合
株式会社
みずほ銀行
東京都
千代田
区
14,040
億円
銀行業
なし
投資信託の販売 支払手数料
みずほ信託
銀行株式会社
東京都
中央区
2,473
億円
信託
銀行業
なし
信託財産の管理 委託者報酬 14,108,529
関連当事者
との関係
取引の内容
取引金額
(千円)
科目
3,542,264 未払手数料
期末残高
(千円)
336,556
未収委託者
2,053,638
報酬
(注) 1.上記の金額のうち、取引金額には消費税等が含まれておらず、期末残高には消費税等が含まれて
おります。
2.取引条件及び取引条件の決定方針等
上記の取引については、一般取引条件と同様に決定しております。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
株式会社みずほフィナンシャルグループ
(東京証券取引所及びニューヨーク証券取引所に上場)
(1株当たり情報)
前事業年度
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
(自
至
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益金額
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
(自
至
24,106.70 円
1,049.16 円
24,618.62 円
1,639.16 円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載してお
りません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
(自
至
前事業年度
平成 26 年4月1日
平成 27 年3月 31 日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円)
普通株式に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益(千円)
期中平均株式数(株)
1,103,790
1,103,790
1,052,070
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
-154-
(自
至
当事業年度
平成 27 年4月1日
平成 28 年3月 31 日)
1,720,534
1,720,534
1,049,643
(参考)新光投信株式会社の経理状況
1.財務諸表の作成方法について
委託会社である新光投信株式会社(以下「当社」という。)の財務諸表は、「財務諸表等の用語、様式
及び作成方法に関する規則」
(昭和 38 年大蔵省令第 59 号。以下「財務諸表等規則」という。
)並びに同
規則第 2 条の規定に基づき、
「金融商品取引業等に関する内閣府令」(平成 19 年 8 月 6 日内閣府令第 52
号)により作成しております。
なお、財務諸表の金額は、千円未満の端数を切り捨てて記載しております。
2.監査証明について
当社は、金融商品取引法第 193 条の 2 第 1 項の規定に基づき、事業年度(平成 27 年 4 月 1 日から平
成 28 年 3 月 31 日まで)の財務諸表について、新日本有限責任監査法人により監査を受けております。
-155-
独立監査人の監査報告書
平成28年6月10日
新 光 投 信 株 式 会 社
取 締 役 会
御 中
新日本有限責任監査法人
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士 伊 藤 志 保
指定有限責任社員
業務執行社員
公認会計士 福 村
寛
当監査法人は、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査証明を行うため、
「委託会社
等の経理状況」に掲げられている新光投信株式会社の平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
の第56期事業年度の財務諸表、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書、重要な会
計方針及びその他の注記について監査を行った。
財務諸表に対する経営者の責任
経営者の責任は、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準拠して財務諸表を作
成し適正に表示することにある。これには、不正又は誤謬による重要な虚偽表示のない財務諸表を作成し
適正に表示するために経営者が必要と判断した内部統制を整備及び運用することが含まれる。
監査人の責任
当監査法人の責任は、当監査法人が実施した監査に基づいて、独立の立場から財務諸表に対する意見
を表明することにある。当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠し
て監査を行った。監査の基準は、当監査法人に財務諸表に重要な虚偽表示がないかどうかについて合理的
な保証を得るために、監査計画を策定し、これに基づき監査を実施することを求めている。
監査においては、財務諸表の金額及び開示について監査証拠を入手するための手続が実施される。監
査手続は、当監査法人の判断により、不正又は誤謬による財務諸表の重要な虚偽表示のリスクの評価に基
づいて選択及び適用される。財務諸表監査の目的は、内部統制の有効性について意見表明するためのもの
ではないが、当監査法人は、リスク評価の実施に際して、状況に応じた適切な監査手続を立案するために、
財務諸表の作成と適正な表示に関連する内部統制を検討する。また、監査には、経営者が採用した会計方
針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りの評価も含め全体としての財務諸表の表示を検
討することが含まれる。
当監査法人は、意見表明の基礎となる十分かつ適切な監査証拠を入手したと判断している。
監査意見
当監査法人は、上記の財務諸表が、我が国において一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に準
拠して、新光投信株式会社の平成28年3月31日現在の財政状態及び同日をもって終了する事業年度
の経営成績をすべての重要な点において適正に表示しているものと認める。
強調事項
追加情報に記載されているとおり、会社は平成27年9月30日付の統合基本合意書に基づき、平成
28年3月3日付で新会社に係わる主要事項を内定している。
当該事項は、当監査法人の意見に影響を及ぼすものではない。
利害関係
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はな
い。
以
上
(※)1.上記は、当社が、監査報告書の原本に記載された事項を電子化したものであり、その原本は当社
が別途保管しております。
2.XBRLデータは監査の対象には含まれていません。
-156-
(1) 貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
資産の部
流動資産
13,427,042
14,861,160
3,200,000
3,500,000
貯蔵品
5,117
4,282
立替金
23,184
14,857
前払金
64,821
67,307
前払費用
18,242
17,989
872
153
3,187,770
2,884,368
99,054
82,656
6,338
8,528
372,215
326,063
20,404,659
21,767,367
現金及び預金
有価証券
未収入金
未収委託者報酬
未収運用受託報酬
未収収益
繰延税金資産
流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物(純額)
※2
12,687
※2
0
構築物(純額)
※2
1,444
※2
0
器具・備品(純額)
※2
86,688
※2
44,868
有形固定資産合計
100,820
44,868
91
91
85,517
55,116
669
1,944
86,278
57,152
投資有価証券
5,101,854
2,858,652
関係会社株式
77,100
77,100
124,246
23,339
-
29,604
396,211
378,381
6,632
6,632
5,706,044
3,373,710
5,893,143
3,475,731
26,297,802
25,243,098
無形固定資産
電話加入権
ソフトウェア
ソフトウェア仮勘定
無形固定資産合計
投資その他の資産
長期差入保証金
長期繰延税金資産
前払年金費用
その他
投資その他の資産合計
固定資産合計
資産合計
-157-
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
負債の部
流動負債
預り金
リース債務
17,893
19,103
345
-
160
152
5,083
4,216
未払金
未払収益分配金
未払償還金
未払手数料
※1
1,558,682
※1
1,360,372
952,018
516,568
2,515,945
1,881,309
722,806
746,430
1,222,883
857,031
451,000
547,750
66,000
44,000
184,111
-
30,000
40,000
5,210,985
4,135,625
89,752
-
155,806
146,617
役員退職慰労引当金
39,333
48,333
執行役員退職慰労引当金
63,916
85,916
348,809
280,867
5,559,794
4,416,492
4,524,300
4,524,300
資本準備金
2,761,700
2,761,700
資本剰余金合計
2,761,700
2,761,700
360,493
360,493
別途積立金
8,900,000
8,900,000
繰越利益剰余金
3,981,245
4,185,368
13,241,738
13,445,861
△72,415
-
20,455,322
20,731,861
その他未払金
未払金合計
未払費用
未払法人税等
賞与引当金
役員賞与引当金
外国税支払損失引当金
訴訟損失引当金
流動負債合計
固定負債
繰延税金負債
退職給付引当金
固定負債合計
負債合計
純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
利益準備金
その他利益剰余金
利益剰余金合計
自己株式
株主資本合計
評価・換算差額等
-158-
その他有価証券評価差額金
282,685
94,744
評価・換算差額等合計
282,685
94,744
純資産合計
20,738,008
20,826,605
負債純資産合計
26,297,802
25,243,098
-159-
(2) 損益計算書
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
営業収益
委託者報酬
35,876,795
39,283,623
運用受託報酬
238,412
232,145
営業収益合計
36,115,207
39,515,769
営業費用
支払手数料
※1
18,252,669
※1
19,472,734
456,430
507,020
548
469
623,792
841,825
5,966,340
7,419,125
5,254
4,879
6,595,388
8,265,830
1,352,318
1,711,366
通信費
32,335
30,454
印刷費
103,093
1,022
協会費
18,150
19,367
諸会費
3,300
3,117
その他
41,594
44,518
198,475
98,480
26,855,830
30,055,901
96,445
91,205
1,368,552
1,480,875
336,076
428,776
1,801,073
2,000,857
交際費
11,426
10,708
寄付金
3,198
2,346
100,386
109,240
68,508
90,795
不動産賃借料
206,753
205,671
賞与引当金繰入
451,000
547,750
役員賞与引当金繰入
66,000
22,000
役員退職慰労引当金繰入
24,930
22,210
広告宣伝費
公告費
調査費
調査費
委託調査費
図書費
調査費合計
委託計算費
営業雑経費
営業雑経費合計
営業費用合計
一般管理費
給料
役員報酬
給料・手当
賞与
給料合計
旅費交通費
租税公課
-160-
退職給付費用
減価償却費
諸経費
一般管理費合計
営業利益
-161-
191,900
169,238
70,676
102,532
573,824
647,510
3,569,678
3,930,859
5,689,698
5,529,008
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
営業外収益
受取配当金
163,006
65,772
3,853
3,333
10,741
10,751
5,080
923
-
10,300
487
2,845
183,170
93,926
26
3
時効成立後支払分配金・償還金
3,083
5,532
雑損
3,261
556
営業外費用合計
6,371
6,092
5,866,496
5,616,842
68,179
225,965
-
43,200
68,179
269,166
3,177
13,017
投資有価証券売却損
54,613
60,150
投資有価証券評価損
10,952
62,800
184,111
-
30,000
10,000
有価証券利息
受取利息
時効成立分配金・償還金
受取保険金
雑益
営業外収益合計
営業外費用
支払利息
経常利益
特別利益
投資有価証券売却益
外国税支払損失引当金戻入益
特別利益合計
特別損失
固定資産除却損
外国税支払損失引当金繰入額
訴訟損失引当金繰入額
合併関連費用
※2
-
※2
164,657
22,227
-
305,082
310,625
税引前当期純利益
5,629,593
5,575,383
法人税、住民税及び事業税
2,111,379
1,832,729
△66,999
19,773
法人税等合計
2,044,380
1,852,503
当期純利益
3,585,212
3,722,880
その他特別損失
特別損失合計
法人税等調整額
-162-
(3) 株主資本等変動計算書
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
利益剰余金
その他利益剰余金
資本金
当期首残高
資 本
準備金
4,524,300
利 益
準備金
2,761,700
繰 越
利 益
剰余金
別 途
積立金
360,493
8,900,000
2,889,165
会計方針の変更による累積
的影響額
46,276
会計方針の変更を反映した当期
首残高
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
2,935,441
当期変動額
剰余金の配当
△2,539,409
当期純利益
3,585,212
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
1,045,803
4,524,300
2,761,700
360,493
8,900,000
3,981,245
株主資本
評価・換算差額等
利益剰余金
利 益
剰余金
合 計
当期首残高
12,149,658
会計方針の変更による累
積的影響額
46,276
会計方針の変更を反映した
当期首残高
12,195,935
株 主
資 本
合 計
自 己
株 式
△72,415
19,363,242
その他有価証
券評価差額金
50,874
46,276
△72,415
19,409,519
純資産合計
19,414,117
46,276
50,874
19,460,393
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
△2,539,409
△2,539,409
△2,539,409
3,585,212
3,585,212
3,585,212
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
231,810
231,810
1,045,803
-
1,045,803
231,810
1,277,614
13,241,738
△72,415
20,455,322
282,685
20,738,008
-163-
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日 至
平成 28 年 3 月 31 日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金
資本金
当期首残高
資 本
剰余金
合 計
その他
資 本
剰余金
資 本
準備金
4,524,300
利益剰余金
2,761,700
その他利益
剰余金
利 益
準備金
-
2,761,700
△72,415
△72,415
72,415
72,415
別 途
積立金
360,493
8,900,000
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
利益剰余金から
資本剰余金への振替
株主資本以外の項目の当
期変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
-
-
-
-
-
4,524,300
2,761,700
-
2,761,700
360,493
8,900,000
評価・換
算差額等
株主資本
利益剰余金
その他利益
剰余金
自 己
株 式
株 主
資 本
合 計
3,981,245
13,241,738
△ 72,415
20,455,322
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
△ 3,446,341
3,722,880
3,722,880
3,722,880
3,722,880
-
-
-
-
繰 越
利 益
剰余金
当期首残高
その他有
価証券評
価差額金
純資産合計
利 益
剰余金
合 計
282,685
20,738,008
当期変動額
剰余金の配当
当期純利益
自己株式の消却
利益剰余金から資本剰余金
への振替
72,415
△72,415
△72,415
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計
当期末残高
-
△187,941
△187,941
204,122
204,122
72,415
276,538
△187,941
88,597
4,185,368
13,445,861
-
20,731,861
94,744
20,826,605
-164-
重要な会計方針
1.有価証券の評価基準及び評価方法
(1)関連会社株式
総平均法による原価法
(2)その他有価証券
時価のあるもの
決算期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は、全部純資産直入法により処理し、売却原価
は、総平均法により算定)
時価のないもの
総平均法による原価法
2.固定資産の減価償却の方法
(1)有形固定資産
定率法。但し、平成 10 年 4 月 1 日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)については定額法。
なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。
建物
8~18 年
構築物
20 年
器具備品
2~20 年
(2)無形固定資産
定額法。
なお、自社利用のソフトウェアについては、社内における利用可能期間(5 年)に基づく定額法によ
り償却しております。
3.引当金の計上基準
(1)賞与引当金
従業員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(2)役員賞与引当金
役員に対する賞与の支払いに備えるため、支給見込額の当事業年度対応分を計上しております。
(3)外国税支払損失引当金
証券投資信託の中国株式投資に対する課税規定が明確化されたことに伴い、将来支払う可能性がある
金額を見積もり、計上しております。
(4)訴訟損失引当金
訴訟に対する損失に備えるため、将来発生する可能性のある金額を見積もり、必要と認められる額を
計上しております。
(5)退職給付引当金
従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき
計上しております。
①退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当事業年度末までの期間に帰属させる方法につ
いては、給付算定式基準によっております。
②数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
過去勤務費用は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(10 年)による定額
法により費用処理しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数
(10 年)による定額法により按分した額をそれぞれの発生の翌事業年度末から費用処理しておりま
す。
-165-
(6)役員退職慰労引当金
役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しております。
(7)執行役員退職慰労引当金
執行役員の退職慰労金の支払いに備えるため、規程に基づく当事業年度末要支給額を計上しておりま
す。
4.外貨建の資産及び負債の本邦通貨への換算基準
外貨建金銭債権債務は、決算日の直物為替相場により円貨に換算し、換算差額は損益として処理しており
ます。
5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項
(1)消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は、税抜方式によっており、控除対象外消費税等は、当事業年度の費用として処
理しております。
(未適用の会計基準)
「繰延税金資産の回収可能性に関する適用指針」
(企業会計基準適用指針第 26 号 平成 28 年 3 月 28 日)
(1)概要
本適用指針は、主に日本公認会計士協会監査委員会報告第 66 号「繰延税金資産の回収可能性の判断に関
する監査上の取扱い」において定められている繰延税金資産の回収可能性に関する指針について基本的にそ
の内容を引き継いだ上で、一部見直しが行われたものです。
(2) 適用予定日
当社は、当該適用指針を平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度の期首から適用する予定であります。
(3) 当該会計基準等の適用による影響
当該適用指針の適用による影響は、評価中であります。
(追加情報)
当社は、DIAM アセットマネジメント株式会社、みずほ信託銀行株式会社及びみずほ投信投資顧問株式会社
間での平成 27 年 9 月 30 日付統合基本合意書に基づき、資産運用機能の統合に向けた協議・準備を進めてま
いりましたが、平成 28 年 3 月 3 日に、新会社に係わる以下事項につき内定いたしました。
1.商
2.代
表
号
アセットマネジメント One 株式会社
者
西
惠正(現
DIAM アセットマネジメント株式会社
3.本店所在地
東京都千代田区丸の内 1-8-2
4.統
平成 28 年 10 月 1 日
合
日
-166-
代表取締役社長)
注記事項
(貸借対照表関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
未払手数料
777,631 千円
570,839 千円
※2.資産の金額から直接控除している減価償却累計額の額
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
有形固定資産の減価償却累計額
573,602 千円
657,201 千円
(損益計算書関係)
※1.各科目に含まれている関係会社に対するものは次のとおりであります。
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
支払手数料
(自
至
9,189,399 千円
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
8,452,937 千円
※2.特別損失における合併関連費用の内訳は次のとおりであります。
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
(自
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
固定資産・敷金の償却
-千円
140,257 千円
その他
-千円
24,400 千円
合計
-千円
164,657 千円
-167-
(株主資本等変動計算書関係)
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,823,250
減少
当事業年度末
-
-
1,823,250
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
9,386
減少
当事業年度末
-
-
9,386
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
株式
決議
の
種類
平成 26 年 12 月 24 日
普通
臨時株主総会
株式
当事業年度(自
配当金の
1株当たり
総額(千円)
配当額(円)
2,539,409
平成 27 年 4 月 1 日
至
基準日
1,400
効力発生日
平成 26 年 11 月 26 日
平成 26 年 12 月 25 日
平成 28 年 3 月 31 日)
1.発行済株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
1,823,250
減少
-
当事業年度末
9,386
1,813,864
(変動事由の概要)
自己株式の消却
2.自己株式に関する事項
株式の種類
当事業年度期首
普通株式(株)
増加
9,386
減少
-
当事業年度末
9,386
-
(変動事由の概要)
自己株式の消却
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
株式
決議
の
種類
平成 27 年 11 月 17 日
普通
取締役会
株式
配当金の
1株当たり
総額(千円)
配当額(円)
3,446,341
1,900
-168-
基準日
平成 27 年 12 月 8 日
効力発生日
平成 27 年 12 月 17 日
(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1) 金融商品に対する取組方針
当社は、投資運用業を営んでおります。資金運用については、一時的な余資は有金利預金や有価証券
などにより、通常の取引条件から著しく乖離していないことを検証した上で行っております。また現先
取引などの引合いを要する取引については、原則として複数の提示条件を参考に最も有利と判断する条
件で、適切かつ効率的に行っております。
なお、当社が運用を行う投資信託の商品性を適正に維持するための取得など、投資信託協会の規則に
定める範囲において投資信託の取得及び処分を行っております。
(2) 金融商品の内容及びそのリスク
有価証券及び投資有価証券は、主にその他有価証券(投資信託)、業務上の関係を有する企業の株式で
あり、発行体の信用リスクや市場価格の変動リスクに晒されております。
また営業債権である未収委託者報酬は、投資信託約款に基づき、信託財産より受け入れる委託者報酬
のうち、信託財産に未払委託者報酬として計上された金額であり、信託財産は受託銀行において分別管
理されていることから、当社の債権としてのリスクは、認識しておりません。
(3) 金融商品に係るリスク管理体制
①
信用リスク(預金の預入先の信用リスク)の管理
預金の預入先については、資金管理規程に従い、格付けの高い預入先に限定することにより、リス
クの軽減を図っております。
また経営企画部が定期的に格付けをモニタリングし、それが資金管理規程に定める基準以下となっ
た場合には、速やかに経営会議を開催し、残存期間などを総合的に勘案し、対処方法について決議を
得る体制となっております。
②
市場リスク(価格変動リスク及び為替変動リスク)の管理
保有している投資信託、株式の毎月末の時価など資金運用の状況については、資金管理規程に従い、
経営企画部長が毎月の定例取締役会において報告をしております。
また市場における価格変動リスクおよび為替変動リスクについては、資金管理規程に従い、経営企
画部が定期的に時価をモニタリングし、その中で時価が基準を超える下落となった場合には、速やか
に経営会議を開催し、対処方法について決議を得る体制となっております。
③
流動性リスクの管理
資金繰りについては、資金運用スケジュールを作成し、それに基づいた管理を行っております。ま
た手元流動性を一定額以上維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。
(4) 金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価
額が含まれることがあります。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提
条件などを採用することにより、当該価額が変動することもあります。
-169-
2.金融商品の時価等に関する事項
貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握する
ことが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1) 現金及び預金
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
13,427,042
13,427,042
-
その他有価証券
8,102,802
8,102,802
-
(3) 未収委託者報酬
3,187,770
3,187,770
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1) 現金及び預金
貸借対照表計上額
時価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
14,861,160
14,861,160
-
その他有価証券
6,159,600
6,159,600
-
(3) 未収委託者報酬
2,884,368
2,884,368
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
(1) 現金及び預金
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によ
っております。
(2) 有価証券及び投資有価証券
これらの時価について、投資信託は基準価額によっております。また譲渡性預金は短期間で決
済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によっております。
(3) 未収委託者報酬
これらは短期間で決済されるため、時価は帳簿価額にほぼ等しいことから、当該帳簿価額によ
っております。
(注)2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
区分
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
非上場株式
276,151
276,151
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるため、「(2) 有価
証券及び投資有価証券 その他有価証券」には含めておりません。
-170-
(注)3.金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
13,426,934
-
-
-
その他有価証券
3,200,000
2,060,328
1,537,061
63,735
(3) 未収委託者報酬
3,187,770
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
(1) 預金
1 年以内
1 年超 5 年以内
5 年超 10 年以内
10 年超
(千円)
(千円)
(千円)
(千円)
14,861,112
-
-
-
その他有価証券
3,500,000
529,761
1,249,513
11,916
(3) 未収委託者報酬
2,884,368
-
-
-
(2) 有価証券及び投資有価証券
-171-
(有価証券関係)
1.関連会社株式
関連会社株式(当事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円、前事業年度の貸借対照表計上額
77,100 千円)は、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、記載して
おりません。
2.その他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
取得原価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,787,026
2,215,104
571,921
2,787,026
2,215,104
571,921
-
-
-
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,315,776
5,470,388
△154,612
5,315,776
5,470,388
△154,612
8,102,802
7,685,493
417,309
(3)その他
小計
合計
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが
極めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
-172-
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
種類
貸借対照表計上額
取得原価
差額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えるもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
1,119,150
869,274
249,875
1,119,150
869,274
249,875
-
-
-
(3)その他
小計
(1)株式
貸借対照表計上額が取得
(2)債券
原価を超えないもの
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
5,040,450
5,153,936
△113,485
5,040,450
5,153,936
△113,485
6,159,600
6,023,210
136,389
(3)その他
小計
合計
(注)非上場株式(貸借対照表計上額 199,051 千円)については、市場価格がなく、時価を把握することが極
めて困難と認められることから、上表の「その他有価証券」には含めておりません。
3.売却したその他有価証券
前事業年度(平成 27 年 3 月 31 日)
(1)株式
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
503,565
68,179
△54,613
503,565
68,179
△54,613
(2)債券
(3)その他
合計
-173-
当事業年度(平成 28 年 3 月 31 日)
売却額
売却益の合計額
売却損の合計額
(千円)
(千円)
(千円)
(1)株式
-
-
-
①国債・地方債等
-
-
-
②社債
-
-
-
③その他
-
-
-
2,209,763
225,965
△60,150
2,209,763
225,965
△60,150
(2)債券
(3)その他
合計
4.減損処理を行った有価証券
前事業年度において、有価証券について 10,952 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
当事業年度において、有価証券について 62,800 千円(その他有価証券)減損処理を行っております。
なお、減損処理にあたっては、期末における時価が取得原価に比べ 50%以上下落した場合には全て減損処理
を行い、30~50%程度下落した場合には、回復可能性等を考慮して必要と認められた額について減損処理を行
っております。
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社は、確定給付企業年金制度(キャッシュバランス型)、確定拠出企業年金制度および退職一時金制
度を設けております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
1,424,739
1,348,083
△71,902
-
1,352,836
1,348,083
勤務費用
90,967
91,804
利息費用
9,476
6,074
数理計算上の差異の発生額
△31,927
53,747
退職給付の支払額
△73,269
△60,817
過去勤務費用の発生額
-
-
退職給付債務の期末残高
1,348,083
1,438,892
退職給付債務の期首残高
会計方針の変更による累積的影響額
会計方針の変更を反映した期首残高
-174-
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
(単位:千円)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
(自
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
1,157,054
1,329,170
23,141
33,229
108,961
△128,633
78,464
77,164
退職給付の支払額
△38,450
△28,253
年金資産の期末残高
1,329,170
1,282,678
年金資産の期首残高
期待運用収益
数理計算上の差異の発生額
事業主からの拠出額
(3) 退職給付債務及び年金資産の期末残高と貸借対照表に計上された退職給付引当金及び前払年金費用の調整表
(単位:千円)
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
1,111,797
1,185,792
△1,329,170
△1,282,678
△217,373
△96,885
236,285
253,099
18,912
156,213
△270,020
△387,977
10,703
-
△240,404
△231,764
155,806
146,617
前払年金費用
△396,211
△378,381
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
△240,404
△231,764
積立型制度の退職給付債務
年金資産
非積立型制度の退職給付債務
未積立退職給付債務
未認識数理計算上の差異
未認識過去勤務費用
貸借対照表に計上された負債と資産の純額
退職給付引当金
-175-
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
(単位:千円)
前事業年度
(自
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
平成 28 年 3 月 31 日)
124,139
9,476
6,074
△23,141
△33,229
85,138
64,424
△16,055
△10,703
174,553
150,705
利息費用
数理計算上の差異の費用処理額
過去勤務費用の費用処理額
至
平成 27 年 4 月 1 日
119,135
勤務費用(注 1)
期待運用収益
(自
確定給付制度に係る退職給付費用
(注)1.執行役員の退職慰労金に係る退職給付引当金繰入額(前事業年度 28,168 千円、当事業年度 32,335 千円)については「(1)勤務
費用」に含めて記載しております。
(5)年金資産に関する事項
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
①年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
株式
39.4%
33.8%
債券
27.3%
27.3%
共同運用資産
21.0%
24.5%
生命保険一般勘定
10.6%
11.1%
現金及び預金
1.4%
3.2%
合計
100%
100%
②長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構成する多様な
資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(6)数理計算上の計算基礎に関する事項
当事業年度末における主要な数理計算上の計算基礎
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
平成 27 年 3 月 31 日)
(自
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
0.0720%~1.625%
0.0120%~0.8060%
長期期待運用収益率
2.0%
2.5%
予想昇給率(平均)
2.6%
2.6%
割引率
-176-
3.確定拠出制度
当社の確定拠出制度への要拠出額は、前事業年度 17,347 千円
当事業年度 16,733 千円であります。
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前事業年度
当事業年度
(平成 27 年 3 月 31 日)
(平成 28 年 3 月 31 日)
繰延税金資産
賞与引当金
170,920 千円
減価償却超過額
182,614 千円
896
25,871
退職給付引当金
70,882
71,201
役員退職慰労引当金
12,688
14,799
投資有価証券評価損
15,033
19,229
非上場株式評価損
25,733
24,425
未払事業税
90,342
57,445
外国税支払損失引当金
60,867
-
訴訟損失引当金
9,918
12,344
87,621
120,305
544,905
528,236
-
-
544,905
528,236
その他有価証券評価差額金
△134,624
△56,708
前払年金費用
△127,817
△115,860
繰延税金負債合計
△262,442
△172,568
282,463
355,668
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
繰延税金資産の純額
(注) 繰延税金資産の純額は、貸借対照表の以下の項目に含まれております。
流動資産-繰延税金資産
372,215 千円
326,063 千円
固定資産-長期繰延税金資産
-
29,604
固定負債-長期繰延税金負債
89,752
-
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との差異の原因となった主な項目別の内訳
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の 100 分の5以下で
あるため注記を省略しております。
-177-
3.法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正
「所得税法等の一部を改正する法律」
(平成 28 年法律第 15 号)及び「地方税法等の一部を改正する等の法
律」
(平成 28 年法律第 13 号)が平成 28 年 3 月 29 日に成立し、平成 28 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度
から法人税率等の引下げが行われることとなりました。これに伴い、繰延税金資産及び繰延税金負債の計算
に使用する法定実効税率は従来の 32.26%から、平成 28 年 4 月 1 日に開始する事業年度に解消が見込まれる
一時差異等については 30.86%に、平成 30 年 4 月 1 日に開始する事業年度以降に解消が見込まれる一時差異
等については 30.62%となります。
その結果、繰延税金資産の金額(繰延税金負債の金額を控除した金額)が 16,360 千円減少し、その他有価
証券評価差額金が 1,963 千円、法人税等調整額が 18,324 千円、それぞれ増加しております。
(資産除去債務関係)
当社は建物所有者との間で不動産賃貸借契約を締結しており、賃借期間終了時に原状回復する義務を有し
ているため、契約及び法令上の資産除去債務を認識しております。
なお、当該賃貸借契約に関連する長期差入保証金(敷金)が計上されているため、資産除去債務の負債計
上に代えて、当該敷金の回収が最終的に見込めないと認められる金額を合理的に見積り、そのうち当期の負
担に属する金額を費用計上し、直接減額しております。
(セグメント情報等)
セグメント情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
至
当社は、資産運用業という単一セグメントであるため、記載を省略しております。
関連情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日 至
平成 27 年 3 月 31 日)及び
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
至
1.製品及びサービスごとの情報
当社の製品及びサービス区分の決定方法は、損益計算書の営業収益各項目の区分と同一であることから、
製品及びサービスごとの売上高の記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1)営業収益
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者
の情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
(2)有形固定資産
本邦に所在している有形固定資産の金額は、貸借対照表の有形固定資産の金額と同一であることから、
記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
当社が運用している投資信託は大半が公募投信であり、委託者報酬を最終的に負担する主要な受益者の
情報は制度上、把握し得ないため、記載を省略しております。
-178-
報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
至
平成 28 年 3 月 31 日)
当社は、単一セグメントであるため、記載を省略しております。
報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
該当事項はありません。
報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報
前事業年度(自
平成 26 年 4 月 1 日
至
平成 27 年 3 月 31 日)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
該当事項はありません。
当事業年度(自
平成 27 年 4 月 1 日
該当事項はありません。
-179-
関連当事者情報
1.関連当事者との取引
(ア)財務諸表提出会社の親会社及び主要株主(会社等の場合に限る)等
前事業年度(自
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
当事業年度(自
種類
親会社
会社等の名
称又は氏名
みずほ証券
株式会社
平成 26 年 4 月 1 日
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
金融商
品取引
業
平成 27 年 4 月 1 日
所在地
東京都
千代田
区
資本金又は出
資金(千円)
125,167,284
至
事業の
内容又
は職業
至
事業の
内容又
は職業
金融商
品取引
業
平成 27 年 3 月 31 日)
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 77.05
間接 7.74
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
9,189,399
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
777,631
平成 28 年 3 月 31 日)
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
(被所有)
直接 76.98
間接 7.73
関連当事者
との関係
取引の内容
当社設定の
投資信託受
益権の募
集・販売
役員の兼任
当社設定の投
資信託受益権
の募集・販売
に係る代行手
数料の支払い
取引金額
(千円)
8,452,937
科目
未払手
数料
期末残高
(千円)
570,839
(イ)財務諸表提出会社と同一の親会社をもつ会社等及び財務諸表提出会社のその他の関係会社の子会社等
前事業年度(自
種類
会社等の
名称又は
氏名
平成 26 年 4 月 1 日
所在地
資本金又は出
資金(千円)
至
平成 27 年 3 月 31 日)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
-180-
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
116,378
計算委託料支
払
92,974
その他
未払金
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,002
その他
未払金
1,736
8,479
当事業年度(自
種類
会社等の
名称又は
氏名
平成 27 年 4 月 1 日
所在地
資本金又は出
資金(千円)
至
平成 28 年 3 月 31 日)
事業の
内容又
は職業
議決権等の
所有(被所
有)割合(%)
関連当事者
との関係
取引の内容
同一の親
会社を持
つ会社
みずほ証
券プロパ
ティマネ
ジメント
株式会社
東京都
中央区
4,110,000
不動産
賃貸業
直接 4.05
事務所の賃
借
事務所の賃借
同一の親
会社を持
つ会社
日本証券
テクノロ
ジー株式
会社
東京都
中央区
228,000
情報サ
ービス
業
なし
計算業務の
委託
取引金額
(千円)
科目
期末残高
(千円)
175,210
長期差
入保証
金
16,314
計算委託料支
払
96,300
その他
未払金
8,725
ハウジングサ
ービス料支払
16,824
その他
未払金
1,514
メールシステ
ムサービス料
支払
36,923
その他
未払金
3,323
IT 関連業務支
援
18,163
その他
未払金
1,728
(注)1.上記(ア)~(イ)の金額のうち、取引金額と長期差入保証金の期末残高には消費税等が含まれておらず、未払手数
料とその他未払金の期末残高には消費税等が含まれております。
(注)2.取引条件及び取引条件の決定方法等
(1)代行手数料については、投資信託の信託約款に定める受益者が負担する信託報酬のうち、当社が受け取る委託者報酬
から支払われます。委託者報酬の配分は両社協議のうえ合理的に決定しております。
(2)事務所の賃借料の支払については、差入保証金の総額及び近隣の賃借料を勘案し、協議のうえ決定しております。
なお、期末残高については、当事業年度より原状回復費 100,064 千円を差引いた金額になっております。
(3)計算委託料、ハウジングサービス料及びメールシステムサービス料の支払は、協議のうえ合理的に決定しておりま
す。
2.親会社又は重要な関連会社に関する注記
親会社情報
みずほ証券株式会社(非上場)
-181-
(1 株当たり情報)
前事業年度
(自
至
当事業年度
平成 26 年 4 月 1 日
(自
平成 27 年 3 月 31 日)
1 株当たり純資産額
1 株当たり当期純利益金額
至
平成 27 年 4 月 1 日
平成 28 年 3 月 31 日)
11,433 円 05 銭
11,481 円 90 銭
1,976 円 56 銭
2,052 円 45 銭
(注)1.潜在株式調整後 1 株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
(注)2.1 株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度
当事業年度
(自 平成 26 年 4 月 1 日
至 平成 27 年 3 月 31 日)
当期純利益金額(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円)
普通株式に係る当期純利益金額(千円)
期中平均株式数(千株)
(自 平成 27 年 4 月 1 日
至 平成 28 年 3 月 31 日)
3,585,212
3,722,880
-
-
3,585,212
3,722,880
1,813
1,813
4【利害関係人との取引制限】
委託会社は、「金融商品取引法」の定めるところにより、利害関係人との取引について、次に掲げる行為
が禁止されています。
(1) 自己又はその取締役若しくは執行役との間における取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資
者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないもの
として内閣府令で定めるものを除きます。)。
(2) 運用財産相互間において取引を行うことを内容とした運用を行うこと(投資者の保護に欠け、若しくは
取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれがないものとして内閣府令で定めるも
のを除きます。)。
(3) 通常の取引の条件と異なる条件であって取引の公正を害するおそれのある条件で、委託会社の親法人等
(委託会社の総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品取引業者と密接な関係
を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下(4)および(5)において
同じ。)又は子法人等(委託会社が総株主等の議決権の過半数を保有していることその他の当該金融商品
取引業者と密接な関係を有する法人その他の団体として政令で定める要件に該当する者をいいます。以下
同じ。)と有価証券の売買その他の取引又は店頭デリバティブ取引を行うこと。
(4) 委託会社の親法人等又は子法人等の利益を図るため、その行う投資運用業に関して運用の方針、運用財
産の額若しくは市場の状況に照らして不必要な取引を行うことを内容とした運用を行うこと。
(5) 上記(3)および(4)に掲げるもののほか、委託会社の親法人等又は子法人等が関与する行為であって、投
資者の保護に欠け、若しくは取引の公正を害し、又は金融商品取引業の信用を失墜させるおそれのあるも
のとして内閣府令で定める行為
-182-
5【その他】
(1) 定款の変更、事業譲渡又は事業譲受、出資の状況その他の重要事項
平成 28 年9月7日付で、株式に関する事項等の定款の変更を行いました。
平成 28 年 10 月1日に、DIAMアセットマネジメント株式会社は、みずほ投信投資顧問株式会社、新
光投信株式会社、みずほ信託銀行株式会社(資産運用部門)と統合し、商号をアセットマネジメントOn
e株式会社に変更しました。なお、当該統合に伴い、監査等委員会設置会社に移行しました。
(2) 訴訟事件その他の重要事項
委託会社およびファンドに重要な影響を与えた事実、または与えると予想される事実はありません。
-183-
約款
-184-
追加型証券投資信託
中東・北アフリカ/アジア株式ファンド
運用の基本方針
約款第19条の規定に基づき、委託者の別に定める運用の基本方針は、次のものといたします。
基本方針
この投資信託は、信託財産の中長期的な成長を目指して運用を行います。
運用方法
(1)投資対象
世界各国の投資信託証券(投資信託または外国投資信託の受益証券および投資法人または外国投資法人の投資証券をい
い、各国の金融商品取引所(外国金融商品市場を含みます。以下同じ。)に上場している投資信託証券を含みます。以下
同じ。
)を主要投資対象とします。
(2)投資態度
① 主として、中東・北アフリカ地域の株式を投資対象とする投資信託証券および日本を除くアジア地域の株式を投資対
象とする投資信託証券への投資を通じて、中東・北アフリカ地域およびアジア地域の株式へ実質的に投資を行い、信託
財産の中長期的な成長を目指します。
② 投資信託証券への投資にあたっては、別に定める投資信託証券(以下「指定投資信託証券」といいます。
)の中から、
対象となる投資信託証券の流動性、投資対象地域におけるこの投資信託の商品性に対する適合性等を勘案のうえ選択し
た投資信託証券に投資を行うことを基本とします。
※中東・北アフリカ地域の株式を投資対象とする投資信託証券(特に上場投資信託証券)については、流動性を補完
する目的から、一部アフリカ地域の株式が主たる投資対象となるものが含まれることがあります。
③ 各投資信託証券への投資割合については、中東・北アフリカ地域の株式を投資対象とする投資信託証券とアジア地域
の株式を投資対象とする投資信託証券への割合が概ね同程度(各50%)となるよう投資を行うことを基本とします。た
だし、この投資信託の純資産規模や投資対象となる投資信託証券の流動性等を勘案の上、各50%を中心に概ね±25%の
範囲内で投資割合を変更する場合があります。
④ 投資信託証券の合計組入比率は、高位を保つことを基本とします。
⑤ 外貨建資産については、原則として為替ヘッジは行いません。
⑥ 指定投資信託証券は適宜見直しを行います。なお、その際には、指定投資信託証券として指定されていた投資信託証
券が指定から外れたり、新たな投資信託証券(新たに設定または新たに上場された投資信託証券を含みます。)を指定
投資信託証券として指定する場合があります。
⑦ 市況動向やファンドの資金事情等によっては、上記のような運用が行われないことがあります。
(3)投資制限
① 投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
② 外貨建資産への投資割合には制限を設けません。
③ 同一銘柄の投資信託証券への投資割合には制限を設けません。
④ 株式への直接投資は行いません。
収益分配方針
毎計算期末に、原則として以下の方針に基づき分配を行います。
① 分配対象額の範囲は、経費控除後の繰越分を含めた配当等収益および売買益(評価益を含みます。)等の全額としま
す。
② 分配金額は、委託者が基準価額の水準や市況動向等を勘案して決定します。
③ 収益分配に充てなかった利益については、運用の基本方針に基づいて運用を行います。
-185-
追加型証券投資信託
中東・北アフリカ/アジア株式ファンド
約款
信託の種類、委託者および受託者
第1条 この信託は、証券投資信託であり、アセットマネジメントOne 株式会社を委託者とし、野村信託銀行株式会社を
受託者とします。
② この信託は、信託法(平成18年法律第108号)
(以下「信託法」といいます。
)の適用を受けます。
信託事務の委託
第2条 受託者は、信託法第28条第1号に基づく信託事務の委託として、信託事務の処理の一部について、金融機関の信託
業務の兼営等に関する法律第1条第1項の規定による信託業務の兼営の認可を受けた一の金融機関(受託者の利害関
係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2項第1号に規定する利
害関係人をいいます。以下この条において同じ。
)を含みます。
)と信託契約を締結し、これを委託することができ
ます。
② 前項における利害関係人に対する業務の委託については、受益者の保護に支障を生じることがない場合に行う
ものとします。
信託の目的および金額
第3条 委託者は、金100億円を上限として受益者のために利殖の目的をもって信託し、受託者はこれを引受けます。
信託金の限度額
第4条 委託者は、受託者と合意のうえ、金500億円を限度として信託金を追加することができます。
② 委託者は、受託者と合意のうえ、前項の限度額を変更することができます。
信託期間
第5条 この信託の期間は、信託契約締結日から平成30年2月22日までとします。
受益権の取得申込みの勧誘の種類
第6条 この信託に係る受益権の取得申込みの勧誘は、金融商品取引法第2条第3項第1号に掲げる場合に該当し、投資信託
及び投資法人に関する法律第2条第8項で定める公募により行われます。
当初の受益者
第7条 この信託契約締結当初および追加信託当初の受益者は、委託者の指定する受益権取得申込者とし、第8条の規定に
より分割された受益権は、その取得申込口数に応じて、取得申込者に帰属します。
受益権の分割および再分割
第8条 委託者は、第3条の規定による受益権について100億口を上限に、追加信託によって生じた受益権については、こ
れを追加信託のつど第9条第1項の追加口数に、それぞれ均等に分割します。
② 委託者は、受益権の再分割を行いません。ただし、社債、株式等の振替に関する法律が施行された場合には、
受託者と協議のうえ、一定日現在の受益権を均等に再分割できるものとします。
追加信託の価額および口数、基準価額の計算方法
第9条 追加信託金は、追加信託を行う日の前営業日の基準価額に、当該追加信託に係る受益権の口数を乗じた額としま
す。
② この約款において基準価額とは、信託財産に属する資産(受入担保金代用有価証券および第21条に規定する借
入有価証券を除きます。
)を法令および一般社団法人投資信託協会規則に従って時価評価して得た信託財産の資産
総額から負債総額を控除した金額(以下「純資産総額」といいます。)を、計算日における受益権総口数で除した
金額をいいます。なお、外貨建資産(外国通貨表示の有価証券(以下「外貨建有価証券」といいます。)、預金そ
の他の資産をいいます。以下同じ。
)の円換算については、原則として、わが国における計算日の対顧客電信売買
相場の仲値によって計算します。
③ 第23条に規定する予約為替の評価は、原則として、わが国における計算日の対顧客先物売買相場の仲値による
ものとします。
信託日時の異なる受益権の内容
第10条 この信託の受益権は、信託の日時を異にすることにより差異を生ずることはありません。
受益権の帰属と受益証券の不発行
第11条 この信託のすべての受益権は、社債等の振替に関する法律(政令で定める日以降「社債、株式等の振替に関する
法律」となった場合は読み替えるものとし、「社債、株式等の振替に関する法律」を含め「社振法」といいます。
以下同じ。)の規定の適用を受けることとし、受益権の帰属は、委託者があらかじめこの投資信託の受益権を取り
扱うことについて同意した一の振替機関(社振法第2条に規定する「振替機関」をいい、以下「振替機関」といい
ます。
)および当該振替機関の下位の口座管理機関(社振法第2条に規定する「口座管理機関」をいい、振替機関を
含め、以下「振替機関等」といいます。)の振替口座簿に記載または記録されることにより定まります(以下、振
替口座簿に記載または記録されることにより定まる受益権を「振替受益権」といいます。
)。
② 委託者は、この信託の受益権を取り扱う振替機関が社振法の規定により主務大臣の指定を取り消された場合ま
たは当該指定が効力を失った場合であって、当該振替機関の振替業を承継する者が存在しない場合その他やむを
得ない事情がある場合を除き、振替受益権を表示する受益証券を発行しません。なお、受益者は、委託者がやむ
を得ない事情等により受益証券を発行する場合を除き、無記名式受益証券から記名式受益証券への変更の請求、
受益証券の再発行の請求を行わないものとします。
③ 委託者は、第8条の規定により分割された受益権について、振替機関等の振替口座簿への新たな記載または記録
をするため社振法に定める事項の振替機関への通知を行うものとします。振替機関等は、委託者から振替機関へ
の通知があった場合、社振法の規定に従い、その備える振替口座簿への新たな記載または記録を行います。
-186-
受益権の設定に係る受託者の通知
第12条 受託者は、第3条の規定による受益権については信託契約締結日に、また、追加信託により生じた受益権につい
ては追加信託のつど、振替機関の定める方法により、振替機関へ当該受益権に係る信託を設定した旨の通知を行い
ます。
受益権の申込単位および価額
第13条 委託者の指定する第一種金融商品取引業者(金融商品取引法第2条第1項に規定する第一種金融商品取引業を行う
者をいいます。以下同じ。
)および登録金融機関(金融商品取引法第2条第11項に規定する登録金融機関をいい、以
下、委託者の指定する第一種金融商品取引業者および登録金融機関を総称して「指定販売会社」といいます。
)は、
第8条第1項の規定により分割される受益権を、その取得申込者に対し、指定販売会社がそれぞれ委託者の承認を得
て定める申込単位をもって取得申込みに応ずることができるものとします。
② 前項の取得申込者は指定販売会社に、取得申込と同時にまたは予め、自己のために開設されたこの信託の受益
権の振替を行うための振替機関等の口座を示すものとし、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載ま
たは記録が行われます。なお、指定販売会社は、当該取得申込の代金(第4項の受益権の価額に当該取得申込の口
数を乗じて得た額をいいます。
)の支払いと引き換えに、当該口座に当該取得申込者に係る口数の増加の記載また
は記録を行うことができます。
③ 第1項の規定にかかわらず、取得申込日が金曜日にあたる場合、ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所、
ルクセンブルグ証券取引所、NASDAQの休場日またはニューヨークの銀行、ロンドンの銀行、ルクセンブル
グの銀行の休業日のいずれかと同日の場合には、原則として受益権の取得申込みの受付は行いません。また、委
託者が別途指定する日(以下「特定日」といいます。
)にも受益権の取得申込みの受付は行いません。なお、委託
者は特定日をその1ヵ月前までに指定販売会社に通知するものとします。
(以下第40条において同じ。
)
④ 第1項の場合の受益権の価額は、取得申込日の翌営業日の基準価額に、手数料および当該手数料に係る消費税な
らびに地方消費税に相当する金額(以下「消費税等相当額」といいます。)を加算した価額とします。ただし、こ
の信託契約締結日前の取得申込みに係る受益権の価額は、1口につき1円に、手数料および当該手数料に係る消費
税等相当額を加算した価額とします。
⑤ 前項の手数料の額は、取得申込日の翌営業日の基準価額(信託契約締結日前の取得申込みについては、1口につ
き1円)に、3%を上限として指定販売会社がそれぞれ別に定める率を乗じて得た額とします。
⑥ 前各項の規定にかかわらず、指定販売会社が受益者と結んだ別に定める収益分配金の再投資に関する契約(以
下「別に定める契約」といいます。)に基づいて収益分配金を再投資する場合においては、1口の整数倍をもって
当該取得の申込みに応ずることができるものとします。この場合の受益権の価額は、原則として第32条に規定する
各計算期間終了日の基準価額とします。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、取引所(金融商品取引法第2条第16項に規定する金融商品取引所および金融商品取
引法第2条第8項第3号ロに規定する外国金融商品市場をいいます。以下同じ。)における取引の停止、外国為替取
引の停止、決済機能の停止、非常事態(金融危機、重大な政策変更や資産凍結等を含む規制の導入、クーデター
等)による市場の閉鎖等その他やむを得ない事情があるときは、指定販売会社は、受益権の取得申込みの受付を
中止すること、およびすでに受付けた取得申込みの受付を取り消すことができます。
受益権の譲渡に係る記載または記録
第14条 受益者は、その保有する受益権を譲渡する場合には、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録さ
れている振替口座簿に係る振替機関等に振替の申請をするものとします。
② 前項の申請のある場合には、前項の振替機関等は、当該譲渡に係る譲渡人の保有する受益権の口数の減少およ
び譲受人の保有する受益権の口数の増加につき、その備える振替口座簿に記載または記録するものとします。た
だし、前項の振替機関等が振替先口座を開設したものでない場合には、譲受人の振替先口座を開設した他の振替
機関等(当該他の振替機関等の上位機関を含みます。
)に社振法の規定にしたがい、譲受人の振替先口座に受益権
の口数の増加の記載または記録が行われるよう通知するものとします。
③ 委託者は、第1項に規定する振替について、当該受益者の譲渡の対象とする受益権が記載または記録されている
振替口座簿に係る振替機関等と譲受人の振替先口座を開設した振替機関等が異なる場合等において、委託者が必
要と認めるときまたはやむを得ない事情があると判断したときは、振替停止日や振替停止期間を設けることがで
きます。
受益権の譲渡の対抗要件
第15条 受益権の譲渡は、前条の規定による振替口座簿への記載または記録によらなければ、委託者および受託者に対抗
することができません。
投資の対象とする資産の種類
第16条 この信託において投資の対象とする資産の種類は、次に掲げるものとします。
1.次に掲げる特定資産(「特定資産」とは、投資信託及び投資法人に関する法律第2条第1項で定めるものをいい
ます。以下同じ。
)
イ.有価証券
ロ.金銭債権
ハ.約束手形(イ.に該当するものを除きます。
)
2.次に掲げる特定資産以外の資産
イ.為替手形
運用の指図範囲
第17条 委託者は、信託金を、主として、別に定める投資信託証券(投資信託または外国投資信託の受益証券(金融商品
-187-
取引法第2条第1項第10号で定めるものをいいます。)および投資証券または外国投資証券(金融商品取引法第2
条第1項第11号で定めるものをいいます。
))
(以下「指定投資信託証券」といいます。
)のほか、次の有価証券(金
融商品取引法第2条第2項の規定により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を除きます。)に投資すること
を指図します。
1.コマーシャル・ペーパーおよび短期社債等
2.外国または外国の者の発行する証券または証書で、前各号の証券または証書の性質を有するもの
3.国債証券、地方債証券、特別の法律により法人が発行する債券および社債券(新株引受権証券と社債券とが一
体となった新株引受権付社債券の新株引受権証券および短期社債等を除きます。)
4.指定金銭信託の受益証券(金融商品取引法第2条第1項第14号で定める受益証券発行信託の受益証券に限りま
す。
)
なお、第3号の証券を以下「公社債」といい、公社債にかかる運用の指図は買い現先取引(売戻し条件付きの買
い入れ)および債券貸借取引(現金担保付き債券借入れ)に限り行うことができるものとします。
② 委託者は、信託金を、前項に掲げる有価証券のほか、次に掲げる金融商品(金融商品取引法第2条第2項の規定
により有価証券とみなされる同項各号に掲げる権利を含みます。
)により運用することを指図することができます。
1.預金
2.指定金銭信託(金融商品取引法第2条第1項第14号に規定する受益証券発行信託を除きます。
)
3.コール・ローン
4.手形割引市場において売買される手形
利害関係人等との取引等
第18条 受託者は、受益者の保護に支障を生じることがないものであり、かつ信託業法、投資信託及び投資法人に関する
法律ならびに関連法令に反しない場合には、委託者の指図により、信託財産と、受託者(第三者との間において信
託財産のためにする取引その他の行為であって、受託者が当該第三者の代理人となって行うものを含みます。)お
よび受託者の利害関係人(金融機関の信託業務の兼営等に関する法律第2条第1項にて準用する信託業法第29条第2
項第1号に規定する利害関係人をいいます。以下本項、次項および第24条において同じ。
)
、第24条第1項に定める信
託業務の委託先およびその利害関係人または受託者における他の信託財産との間で、前2条に掲げる資産への投資
等ならびに第21条、第23条、第27条、第28条および第29条に掲げる取引その他これらに類する行為を行うことがで
きます。
② 受託者は、受託者がこの信託の受託者としての権限に基づいて信託事務の処理として行うことができる取引そ
の他の行為について、受託者または受託者の利害関係人の計算で行うことができるものとします。なお、受託者
の利害関係人が当該利害関係人の計算で行う場合も同様とします。
③ 委託者は、金融商品取引法、投資信託及び投資法人に関する法律ならびに関連法令に反しない場合には、信託
財産と、委託者、その取締役、執行役および委託者の利害関係人等(金融商品取引法第31条の4第3項および同条
第4項に規定する親法人等又は子法人等をいいます。)または委託者が運用の指図を行う他の信託財産との間で、
前2条に掲げる資産への投資等ならびに第21条、第23条、第27条、第28条および第29条に掲げる取引その他これら
に類する行為を行うことの指図をすることができ、受託者は、委託者の指図により、当該投資等ならびに当該取
引、当該行為を行うことができます。
④ 前3項の場合、委託者および受託者は、受益者に対して信託法第31条第3項および同法第32条第3項の通知は行い
ません。
運用の基本方針
第19条 委託者は、信託財産の運用にあたっては、別に定める運用の基本方針にしたがって、その指図を行います。
同一銘柄の投資信託証券への投資制限
第20条 (削除)
デリバティブ取引等に係る投資制限
第20条の2 委託者は、デリバティブ取引等(この信託財産に属する投資信託証券に係る投資信託において取引されるデ
リバティブ取引等(金融商品取引法第2条第20項に規定するものをいい、新株予約権証券、新投資口予約権証券ま
たはオプションを表示する証券もしくは証書に係る取引、選択権付債券売買および商品投資等取引(投資信託及び
投資法人に関する法律施行令第3条第10号に規定するものをいう。)を含みます。以下同じ。))について、一般社
団法人投資信託協会の規則に定める合理的な方法により算出した額が信託財産の純資産総額を原則として超える
こととならないよう管理します。
公社債の借入れの指図および範囲
第21条 委託者は、信託財産の効率的な運用に資するため、公社債の借入れの指図をすることができます。なお、当該公
社債の借入れを行うにあたり担保の提供が必要と認めたときは、担保の提供の指図を行うものとします。
② 前項の指図は、当該借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額の範囲内とします。
③ 信託財産の一部解約等の事由により、前項の借入れに係る公社債の時価総額が信託財産の純資産総額を超える
こととなった場合には、委託者はすみやかに、その超える額に相当する借り入れた公社債の一部を返還するため
の指図をするものとします。
④ 第1項の借入れに係る品借料は信託財産中から支弁します。
特別の場合の外貨建有価証券への投資制限
第22条 外貨建有価証券への投資については、わが国の国際収支上の理由等により特に必要と認められる場合には、制約
されることがあります。
外国為替予約の指図
-188-
第23条
委託者は、信託財産に属する外貨建資産について、当該外貨建資産の為替ヘッジのため、外国為替の売買の予約
を指図することができます。
信託業務の委託等
第24条 受託者は、委託者と協議のうえ、信託業務の一部について、信託業法第22条第1項に定める信託業務の委託をする
ときは、以下に掲げる基準のすべてに適合するもの(受託者の利害関係人を含みます。)を委託先として選定しま
す。
1.委託先の信用力に照らし、継続的に委託業務の遂行に懸念がないこと
2.委託先の委託業務に係る実績等に照らし、委託業務を確実に処理する能力があると認められること
3.委託される信託財産に属する財産と自己の固有財産その他の財産とを区分する等の管理を行う体制が整備され
ていること
4.内部管理に関する業務を適正に遂行するための体制が整備されていること
② 受託者は、前項に定める委託先の選定にあたっては、当該委託先が前項各号に掲げる基準に適合していること
を確認するものとします。
③ 前2項にかかわらず、受託者は、次の各号に掲げる業務を、受託者および委託者が適当と認める者(受託者の利
害関係人を含みます。
)に委託することができるものとします。
1.信託財産の保存に係る業務
2.信託財産の性質を変えない範囲内において、その利用または改良を目的とする業務
3.委託者のみの指図により信託財産の処分およびその他の信託の目的の達成のために必要な行為に係る業務
4.受託者が行う業務の遂行にとって補助的な機能を有する行為
混蔵寄託
第25条 金融機関または第一種金融商品取引業者等(第一種金融商品取引業者および外国の法令に準拠して設立された法
人でこの者に類する者をいいます。以下同じ。)から、売買代金および償還金等について円貨で約定し円貨で決済
する取引により取得した外国において発行されたコマーシャル・ペーパーは、当該金融機関または第一種金融商品
取引業者等が保管契約を締結した保管機関に当該金融機関または第一種金融商品取引業者等の名義で混蔵寄託で
きるものとします。
信託財産の登記等および記載等の留保等
第26条 信託の登記または登録をすることができる信託財産については、信託の登記または登録をすることとします。た
だし、受託者が認める場合は、信託の登記または登録を留保することがあります。
② 前項ただし書きにかかわらず、受益者保護のために委託者または受託者が必要と認めるときは、速やかに登記
または登録をするものとします。
③ 信託財産に属する旨の記載または記録をすることができる信託財産については、信託財産に属する旨の記載ま
たは記録をするとともに、その計算を明らかにする方法により分別して管理するものとします。ただし、受託者
が認める場合は、その計算を明らかにする方法により分別して管理することがあります。
④ 動産(金銭を除きます。
)については、外形上区別することができる方法によるほか、その計算を明らかにする
方法により分別して管理することがあります。
有価証券の売却等の指図
第27条 委託者は、信託財産に属する有価証券の売却等の指図ができます。
再投資の指図
第28条 委託者は、前条の規定による有価証券の売却代金、有価証券に係る償還金等、有価証券等に係る利子等およびそ
の他の収入金を再投資することの指図ができます。
資金の借入れ
第29条 委託者は、信託財産の効率的な運用および運用の安定性に資するため、一部解約に伴う支払資金の手当て(一部
解約に伴う支払資金の手当てのために借入れた資金の返済を含みます。)を目的として、または再投資に係る収益
分配金の支払資金の手当てを目的として、資金借入れ(コール市場を通じる場合を含みます。)の指図をすること
ができます。なお、当該借入金をもって有価証券等の運用は行わないものとします。
② 一部解約に伴う支払資金の手当てに係る借入期間は、受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する
有価証券等の売却代金の受渡日までの間または受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券
等の解約代金入金日までの間もしくは受益者への解約代金支払開始日から信託財産で保有する有価証券等の償還
金の入金日までの期間が5営業日以内である場合の当該期間とし、資金借入額は当該有価証券等の売却代金、解約
代金等および償還金の合計額を限度とします。ただし、資金借入額は、借入指図を行う日における信託財産の純
資産総額の10%を上回らない範囲内とします。
③ 収益分配金の再投資に係る借入期間は信託財産から収益分配金が支弁される日からその翌営業日までとし、資
金借入額は収益分配金の再投資額を限度とします。
④ 借入金の利息は信託財産中より支弁します。
損益の帰属
第30条 委託者の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。
受託者による資金の立替え
第31条 信託財産に属する有価証券について、借替えがある場合で、委託者の申出があるときは、受託者は資金の立替え
をすることができます。
② 信託財産に属する有価証券に係る償還金等、有価証券等に係る利子等およびその他の未収入金で、信託終了日
までにその金額を見積りうるものがあるときは、受託者がこれを立替えて信託財産に繰入れることができます。
-189-
③ 前2項の立替金の決済および利息については、受託者と委託者との協議によりそのつど別にこれを定めます。
信託の計算期間
第32条 この信託の計算期間は、毎年2月23日から8月22日までおよび8月23日から翌年2月22日までとすることを原則とし
ます。ただし、第1計算期間は、平成20年2月29日から平成20年8月22日までとします。
② 前項の規定にかかわらず、前項の原則により計算期間終了日に該当する日(以下「当該日」といいます。)が休
業日のとき、計算期間終了日は当該日の翌日以降の最初の営業日とし、その翌日より次の計算期間が開始される
ものとします。ただし、最終計算期間の終了日は、第5条に定める信託期間の終了日とします。
信託財産に関する報告等
第33条 受託者は、毎計算期末に損益計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出します。
② 受託者は、信託終了のときに最終計算を行い、信託財産に関する報告書を作成して、これを委託者に提出しま
す。
③ 受託者は、前2項の報告を行うことにより、受益者に対する信託法第37条第3項に定める報告は行わないことと
します。
④ 受益者は、受託者に対し、信託法第37条第2項に定める書類または電磁的記録の作成に欠くことのできない情報
その他の信託に関する重要な情報および当該受益者以外の者の利益を害するおそれのない情報を除き、信託法第
38条第1項に定める閲覧または謄写の請求をすることはできないものとします。
信託事務の諸費用および監査費用
第34条 信託財産に関する租税、特定資産の価格等の調査に要する費用および当該費用に係る消費税等相当額、信託事務
の処理に要する諸費用、信託財産の財務諸表の監査に要する費用および当該費用に係る消費税等相当額、外国にお
ける資産の保管等に要する費用および受託者の立替えた立替金の利息(以下「諸経費」といいます。)は、受益者
の負担とし、信託財産中から支弁します。
② 前項の信託財産の財務諸表の監査に要する費用および当該費用に係る消費税等相当額は、毎計算期末または信
託終了のとき、信託財産中から支弁します。
信託報酬等の総額
第35条 委託者および受託者の信託報酬の総額は、第32条に規定する計算期間を通じて毎日、信託財産の純資産総額に年
10,000分の95の率を乗じて得た額とします。
② 前項の信託報酬は、毎計算期末または信託終了のときに信託財産中から支弁するものとし、委託者と受託者と
の間の配分は別に定めます。
③ 第1項の信託報酬に係る消費税等相当額を、信託報酬支弁のときに信託財産中から支弁します。
収益の分配方式
第36条 信託財産から生ずる毎計算期末における利益は、次の方法により処理します。
1.信託財産に属する配当等収益(分配金、利子およびこれ等に類する収益から支払利息を控除した額をいいます。
以下同じ。
)は、諸経費、信託報酬および当該信託報酬に係る消費税等相当額を控除した後、その残金を受益者
に分配することができます。なお、次期以降の分配金にあてるため、その一部を分配準備積立金として積立て
ることができます。
2.売買損益に評価損益を加減した利益金額(以下「売買益」といいます。)は、諸経費、信託報酬および当該信
託報酬に係る消費税等相当額を控除し、繰越欠損金のあるときは、その全額を売買益をもって補てんした後、
受益者に分配することができます。なお、次期以降の分配にあてるため、分配準備積立金として積立てること
ができます。
② 毎計算期末において、信託財産につき生じた損失は、次期に繰越すものとします。
収益分配金、償還金および一部解約金の支払い
第37条 収益分配金は、毎計算期間終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、毎計算期間の末日において振替機関
等の振替口座簿に記載または記録されている受益者(当該収益分配金に係る計算期間の末日以前において一部解約
が行われた受益権に係る受益者を除きます。また、当該収益分配金に係る計算期間の末日以前に設定された受益権
で取得申込代金支払前のため指定販売会社の名義で記載または記録されている受益権については原則として取得
申込者とします。
)に支払います。
② 前項の規定にかかわらず、別に定める契約に基づいて収益分配金を再投資する受益者に対しては、受託者が委
託者の指定する預金口座等に払い込むことにより、原則として、毎計算期間終了日の翌営業日に収益分配金が指
定販売会社に交付されます。この場合、指定販売会社は、受益者に対し遅滞なく収益分配金の再投資に係る受益
権の売付を行います。当該再投資に係る売付により増加した受益権は、第11条第3項の規定にしたがい、振替口座
簿に記載または記録されます。
③ 一部解約金は、第40条第1項の受益者の請求を受付けた日から起算して原則として9営業日以内の委託者の指定
する日から当該受益者に支払います。
④ 償還金(信託終了時における信託財産の純資産総額を受益権口数で除した額をいいます。以下同じ。
)は、信託
終了日後1ヵ月以内の委託者の指定する日から、信託終了日において振替機関等の振替口座簿に記載または記録さ
れている受益者(信託終了日以前において一部解約が行われた受益権に係る受益者を除きます。また、当該信託
終了日以前に設定された受益権で取得申込代金支払前のため指定販売会社の名義で記載または記録されている受
益権については原則として取得申込者とします。
)に支払います。なお、当該受益者は、その口座が開設されてい
る振替機関等に対して委託者がこの信託の償還をするのと引き換えに、当該償還に係る受益権の口数と同口数の
抹消の申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載また
は記録が行われます。
-190-
⑤
前各項(第2項を除きます。)に規定する収益分配金、償還金および一部解約金の支払いは、指定販売会社の営
業所等において行うものとします。
⑥ 収益分配金、償還金および一部解約金に係る収益調整金は、原則として、各受益者毎の信託時の受益権の価額
等に応じて計算されるものとします。
⑦ 前項に規定する「収益調整金」は、所得税法施行令第27条の規定によるものとし、各受益者毎の信託時の受益
権の価額と元本との差額をいい、原則として、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調
整されるものとします。また、前項に規定する「各受益者毎の信託時の受益権の価額等」とは、原則として、各
受益者毎の信託時の受益権の価額をいい、追加信託のつど当該口数により加重平均され、収益分配のつど調整さ
れるものとします。
収益分配金、償還金および一部解約金の払い込みと支払いに関する受託者の免責
第38条 受託者は、収益分配金については第37条第1項に規定する支払開始日および第37条第2項に規定する支払開始前ま
でに、償還金については第37条第4項に規定する支払開始日までに、一部解約金については第37条第3項に規定する
支払日までに、その全額を委託者の指定する預金口座等に払い込みます。
② 受託者は、前項の規定により委託者の指定する預金口座等に収益分配金、償還金および一部解約金を払い込ん
だ後は、受益者に対する支払いにつき、その責に任じないものとします。
収益分配金および償還金の時効
第39条 受益者が、収益分配金については第37条第1項に規定する支払開始日から5年間その支払いを請求しないとき、な
らびに信託終了による償還金については第37条第4項に規定する支払開始日から10年間その支払いを請求しないと
きは、その権利を失い、受託者から交付を受けた金銭は、委託者に帰属します。
信託契約の一部解約
第40条 受益者は、自己に帰属する受益権について、委託者に対し、指定販売会社が委託者の承認を得て定める解約単位
をもって一部解約の実行を請求することができます。
② 受益者が前項の一部解約の実行の請求をするときは、指定販売会社に対し、振替受益権をもって行うものとし
ます。
③ 委託者は、第1項の一部解約の実行の請求を受付けた場合は、この信託契約の一部を解約します。なお、第1項
の一部解約の実行の請求を行う受益者は、その口座が開設されている振替機関等に対して当該受益者の請求に係
るこの信託契約の一部解約を委託者が行うのと引き換えに、当該一部解約に係る受益権の口数と同口数の抹消の
申請を行うものとし、社振法の規定にしたがい当該振替機関等の口座において当該口数の減少の記載または記録
が行われます。
④ 前項の一部解約の価額は、一部解約の実行の請求受付日の翌営業日の基準価額から当該基準価額に0.3%の率を
乗じて得た信託財産留保額を控除した価額とします。
⑤ 委託者は、一部解約の実行の請求日が金曜日にあたる場合、ニューヨーク証券取引所、ロンドン証券取引所、
ルクセンブルグ証券取引所、NASDAQの休場日またはニューヨークの銀行、ロンドンの銀行、ルクセンブル
グの銀行の休業日のいずれかと同日の場合には、原則として第1項の一部解約の実行の請求の受付は行いません。
また、特定日にも一部解約の実行の請求の受付は行いません。
⑥ 委託者は、一部解約の請求金額が多額な場合、投資を行っている指定投資信託証券において解約請求の受付の
停止・取消しまたは延期が実施された場合、取引所における取引の停止、外国為替取引の停止、決済機能の停止、
非常事態(金融危機、重大な政策変更や資産凍結等を含む規制の導入、クーデター等)による市場の閉鎖等その
他やむを得ない事情があるときは、第1項による一部解約の請求の受付けを中止すること、およびすでに受付けた
一部解約の実行の請求の受付けを取り消すことができます。
⑦ 前項により、一部解約の実行の請求の受付けが中止された場合には、受益者は当該受付の中止以前に行った当
日の一部解約の実行の請求を撤回できます。ただし、受益者がその一部解約の実行の請求を撤回しない場合には、
当該受益権の一部解約の価額は、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日(この日が第5項に規定す
る一部解約の請求を受付けない日であるときは、この計算日以降の最初の一部解約の請求を受付けることが出来
る日とします。
)に一部解約の実行の請求を受付けたものとして、第4項の規定に準じて算出した価額とします。
信託契約の解約
第41条 委託者は、第5条の規定による信託終了前において、この信託契約を解約することが受益者のため有利であると
認めたときまたはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託を終了
させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け出ます。
② 委託者は、受益権の口数が10億口を下回った場合には、受託者と合意のうえ、この信託契約を解約し、信託を
終了させることができます。この場合において、委託者は、あらかじめ、解約しようとする旨を監督官庁に届け
出ます。
③ 委託者は、第1項および第2項の事項について、書面による決議(以下「書面決議」といいます。)を行います。
この場合において、あらかじめ、書面決議の日ならびに信託契約の解約の理由などの事項を定め、当該決議の日
の2週間前までに、この信託契約に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議
の通知を発します。
④ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該
受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。
)は受益権の口数に応じて、議決権を有
し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受
益者は書面決議について賛成するものとみなします。
⑤ 第3項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行いま
-191-
す。
第3項から前項までの規定は、委託者が信託契約の解約について提案をした場合において、当該提案につき、こ
の信託契約に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。ま
た、信託財産の状況に照らし、真にやむを得ない事情が生じている場合であって、第3項から前項までの手続きを
行うことが困難な場合にも適用しません。
信託契約に関する監督官庁の命令
第42条 委託者は、監督官庁よりこの信託契約の解約の命令を受けたときは、その命令にしたがい、信託契約を解約し信
託を終了させます。
② 委託者は、監督官庁の命令に基づいてこの信託約款を変更しようとするときは、第46条の規定にしたがいます。
委託者の登録取消等に伴う取扱い
第43条 委託者が監督官庁より登録の取消を受けたとき、解散したとき、または業務を廃止したときは、委託者はこの信
託契約を解約し、信託を終了させます。
② 前項の規定にかかわらず、監督官庁がこの信託契約に関する委託者の業務を他の投資信託委託会社に引き継ぐ
ことを命じたときは、この信託は、第46条第の書面決議で否決された場合を除き、当該投資信託委託会社と受託
者との間において存続します。
委託者の事業の譲渡および承継に伴う取扱い
第44条 委託者は、事業の全部又は一部を譲渡することがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業を譲渡すること
があります。
② 委託者は、分割により事業の全部又は一部を承継させることがあり、これに伴い、この信託契約に関する事業
を承継させることがあります。
受託者の辞任および解任に伴う取扱い
第45条 受託者は、委託者の承諾を受けてその任務を辞任することができます。受託者がその任務に違反して信託財産に
著しい損害を与えたことその他重要な事由があるときは、委託者または受益者は、裁判所に受託者の解任を申立て
ることができます。受託者が辞任した場合、または裁判所が受託者を解任した場合、委託者は、第46条の規定にし
たがい、新受託者を選任します。なお、受益者は、上記によって行う場合を除き、受託者を解任することはできな
いものとします。
② 委託者が新受託者を選任できないときは、委託者はこの信託契約を解約し、信託を終了させます。
信託約款の変更等
第46条 委託者は、受益者の利益のため必要と認めるときまたはやむを得ない事情が発生したときは、受託者と合意のう
え、この信託約款を変更することまたはこの信託と他の信託との併合(投資信託及び投資法人に関する法律第16
条第2号に規定する「委託者指図型投資信託の併合」をいいます。以下同じ。
)を行うことができるものとし、あら
かじめ、変更または併合しようとする旨およびその内容を監督官庁に届け出ます。なお、この信託約款は本条に定
める以外の方法によって変更することができないものとします。
② 委託者は、前項の事項(前項の変更事項にあっては、その変更の内容が重大なものに該当する場合に限り、前
項の併合事項にあっては、その併合が受益者の利益に及ぼす影響が軽微なものに該当する場合を除きます。以下、
「重大な約款の変更等」といいます。
)について、書面決議を行います。この場合において、あらかじめ、書面決
議の日ならびに重大な約款の変更等の内容およびその理由などの事項を定め、当該決議の日の2週間前までに、こ
の信託約款に係る知れている受益者に対し、書面をもってこれらの事項を記載した書面決議の通知を発します。
③ 前項の書面決議において、受益者(委託者およびこの信託の信託財産にこの信託の受益権が属するときの当該
受益権に係る受益者としての受託者を除きます。以下本項において同じ。
)は受益権の口数に応じて、議決権を有
し、これを行使することができます。なお、知れている受益者が議決権を行使しないときは、当該知れている受
益者は書面決議について賛成するものとみなします。
④ 第2項の書面決議は議決権を行使することができる受益者の議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行いま
す。
⑤ 書面決議の効力は、この信託のすべての受益者に対してその効力を生じます。
⑥ 第2項から前項までの規定は、委託者が重大な約款の変更等について提案をした場合において、当該提案につき、
この信託約款に係るすべての受益者が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときには適用しません。
⑦ 前各項の規定にかかわらず、この投資信託において併合の書面決議が可決された場合にあっても、当該併合に
係る一又は複数の他の投資信託において当該併合の書面決議が否決された場合は、当該他の投資信託との併合を
行うことはできません。
反対受益者の受益権買取請求の不適用
第47条 この信託は、受益者が第40条の規定による一部解約の実行の請求を行ったときは、委託者が信託契約の一部の解
約をすることにより当該請求に応じ、当該受益権の公正な価格が当該受益者に一部解約金として支払われることと
なる委託者指図型投資信託に該当するため、第41条に規定する信託契約の解約または前条に規定する重大な約款の
変更等を行う場合において、投資信託及び投資法人に関する法律第18条第1項に定める反対受益者による受益権の
買取請求の規定の適用を受けません。
信託期間の延長
第48条 委託者は、信託期間満了前に、信託期間の延長が受益者に有利であると認めたときは、受託者と協議のうえ、信
託期間を延長することができます。
他の受益者の氏名等の開示の請求の制限
第49条 この信託の受益者は、委託者または受託者に対し、次に掲げる事項の開示の請求を行うことはできません。
⑥
-192-
1.他の受益者の氏名または名称および住所
2.他の受益者が有する受益権の内容
運用報告書に記載すべき事項の提供
第49条の2 委託者は、投資信託及び投資法人に関する法律第14条第1項に定める運用報告書の交付に代えて、運用報告書
に記載すべき事項を電磁的方法により受益者に提供します。
② 前項の規定にかかわらず、委託者は、受益者から運用報告書の交付の請求があった場合には、これを交付する
ものとします。
公 告
第50条 委託者が受益者に対してする公告は、電子公告の方法により行い、次のアドレスに掲載します。
http://www.am-one.co.jp/
② 前項の電子公告による公告をすることができない事故その他やむを得ない事由が生じた場合の公告は、日本経
済新聞に掲載します。
質権口記載または記録の受益権の取り扱い
第51条 振替機関等の振替口座簿の質権口に記載または記録されている受益権に係る収益分配金の支払い、一部解約の実
行の請求の受付け、一部解約金および償還金の支払い等については、この約款によるほか、民法その他の法令等に
したがって取り扱われます。
信託約款に関する疑義の取扱い
第52条 この信託約款の解釈について疑義を生じたときは、委託者と受託者との協議により定めます。
付則第1条 本約款で規定する「短期社債等」とは、1.社債等の振替に関する法律第66条第1号に規定する短期社債、2.
保険業法第61条の10第1項に規定する短期社債、3.資産の流動化に関する法律第2条第8項に規定する特定短期社債、
4.商工組合中央金庫法第33条ノ2に規定する短期商工債、5.信用金庫法第54条の4第1項に規定する短期債、6.農
林中央金庫法第62条の2第1項に規定する短期農林債、7.一般振替機関の監督に関する命令第38条第2項に規定する
短期外債をいいます。
上記条項により信託契約を締結します。
平成20年2月29日
東 京 都 港 区 三 田 三 丁 目 5番 27号
委託者
みずほ投信投資顧問株式会社
東 京 都 千 代 田 区 大 手 町 二 丁 目 2番 2号
受託者
野 村 信 託 銀 行 株 式 会 社
1.別に定める投資信託証券
約款付表の運用の基本方針、約款第17条第1項および第40条第6項の「指定投資信託証券」とは、次のものをいいます。
・iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF
・iShares MSCI AC Far East ex-Japan UCITS ETF
・PowerShares MENA Frontier Countries Portfolio
・SPDR S&P Emerging Middle East&Africa ETF
・WisdomTree Middle East Dividend Fund
<平成26年2月26日以降、付表1.「別に定める投資信託証券」を以下の通り変更します。>
・iShares MSCI All Country Asia ex Japan ETF
・iShares MSCI AC Far East ex-Japan UCITS ETF
・WisdomTree Middle East Dividend Fund
・SPDR S&P Emerging Middle East&Africa ETF
-193-
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