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公募のしおり(PDF形式:257KB)

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公募のしおり(PDF形式:257KB)
中部処理場跡地 事業者公募要領
〜事業⽤定期借地〜
公募のしおり
平成27年11月
神⼾市建設局
1
中部処理場跡地の民間事業者への賃貸借について
民間活力を最大活用して、中部処理場の跡地を有効活用することで、市街地西部地域の活性化を
図るため、以下の内容により事業者の募集を行う。
基本方針
(1)跡地では、周辺の活性化やにぎわいをもたらす事業等、市街地西部地域の活性化及び地下
鉄海岸線の乗客増に寄与する事業を行う。
(2)跡地の北側は「人が集う空間」
、南側は「緑の空間・多目的空間」を基本コンセプトとす
る。
(3)周辺環境と調和のとれた施設を整備する。
(4)上記方針並びに下記諸条件に基づき、跡地の南側または北側(あるいは南北とも)につい
て自ら事業を企画し、責任をもって建設及び管理運営を行うことができる事業者を公募する。
Ⅰ.募集要項
1.対象不動産
神戸市兵庫区上庄通 1 丁目 1【資料①参照】
面積(全体)
:公簿:23,785.49 ㎡のうち、
貸付面積は、北側:10,421.81 ㎡
南側:11,331.28 ㎡
(全体 21,753.09 ㎡)とする。
【資料②参照】
上記貸付面積は概測であり、実測のうえ確定する。
用途地域:準工業地域
/ 建ぺい率/容積率:60/200 /
第 5 種高度地区
準防火地域 / 大規模集客施設制限地区 / 兵庫運河周辺都市景観形成地域
2.中部処理場跡地の履歴
中部処理場跡地に関する履歴(別紙①)を参照のこと。
3.申込者の条件等
本件公募に参加できる者は、公募開始時から契約締結日までの間(
(2)については、契約期間
満了まで)
、下記の要件を全て満たす者とする。ただし個人での申込は認めない。
(1)この要領に定める趣旨、基本方針及び関係法令その他諸条件を遵守し、自らが事業者とし
て、集客施設等を企画し、建設・管理・運営を行う十分な資力、経験、技術力等を有する企
業もしくは企業の連合体(以下「企業連合」という。
)等、法人格を有するものであること。
なお、後述する事業用定期借地権の設定に関する合意書及び基本協定締結時までに本市の承
認を得て、新会社を設立することもできる。
(2)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条第6号
に規定する暴力団員等が役員又は代表者若しくは実質的に経営に関与する者である団体、そ
2
の他暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有している団体など、神戸市契約
事務等からの暴力団等の排除に関する要綱第 5 条各号に該当するものでないこと。
(3)会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づく更生手続きの申し立て、若しくは民事再
生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づく再生手続き開始の申し立てがなされている者でな
いこと(ただし、更生計画認可決定、再生計画認可決定がなされている場合はこの限りでな
い)
。
(4)本市における不動産の売り払い・賃貸借にかかる契約手続きにおいて次の事項のいずれか
に該当すると認められる者で、その事実があった後2年を経過しない者でないこと。その者
を代理人、支配人、その他の使用人又は入札代理人として使用する者についても同様とする。
①競争入札において、その公正な執行を妨げた者又は公正な価額の成立を害し、若しくは不
正の利益を得るために連合した者。
②落札者が契約を締結すること又は契約の相手方が契約を履行することを妨げた者。
③正当な理由なくして契約を履行しなかった者。
(5)禁固以上の刑に処され、その執行を終わり又は執行を受けることがなくなった日から2年
を経過しない者に該当する役員がいる団体でないこと。
(6)国税(法人税・消費税)、地方税について未納の税額がある者でないこと。【過去3か年】
4.不動産の賃貸借条件(総論)
(1)北側用地と南側用地は別々に募集するが、北側用地と南側用地の両方に申し込むことも可
能とする。ただし,北側用地と南側用地の両方に申し込みをした者で、南北どちらか一方だ
けが選定された場合に契約を辞退する者は、予めその旨を申込書に記載しておくこと。
(2)賃貸借契約は公正証書によって行うものとし、その作成費用は本市と事業者が折半して負
担する。
(3)北側用地、南側用地とも、建物所有を目的とする期間 20 年の事業用定期借地契約を締結
する。
①保証金は貸付賃料の 12 か月分とする(合意書により預託金を充当する)
。
②契約締結日は、平成 28 年 3 月下旬を予定している。
③土地の引き渡しは、平成 28 年 8 月 1 日を予定している。
ただし、本市が実施する工事(土壌汚染対策工事、脱臭設備移設工事、放流渠撤去工事、
周辺道路整備工事)との調整が必要な場合、別途引渡し日を定める。詳細は合意書で定め
る。
(4)事業者は、賃貸借期間満了までに、土地に付加した集客施設等の建造物を自らの負担で撤
去し、更地の状態で本市へ引き渡すものとする。ただし、本市が原状に回復することを要し
ないと認めたときは、この限りではない(この場合においても、事業者は残存価値分の請求、
有益費の請求はできない)
。
(5)事業者は、平成 28 年度中に必要な工事を実施して、提案内容のとおり供用を開始するこ
と。ただし、不可抗力等、やむを得ないと市が認める場合は、供用の開始期限を別途定める
ものとする。
(6)事業者は、当該土地に賃借権その他の使用収益を目的とする権利を設定し、または賃借権
3
を第三者に譲渡してはならない。
(7)事業者は、当該土地に自らが設置した建物等に賃借権その他の使用収益を目的とする権利
を設定する場合には、あらかじめ書面により本市の承認を受けなければならない。
(8)事業者は、本件土地を「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律(昭和 23 年法
律第 122 号)」第 2 条第 1 項に定める風俗営業、同条第 5 項に定める性風俗関連特殊営業の
用並びにこれと同等と認められる事業の用に供してはならない。
(9)事業者は、本件土地を「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 3 年法律
第 77 号)」第 2 条第 2 号に定める暴力団その他の反社会的団体及びそれらの構成員がその活
動のために利用するなど公序良俗に反する用並びにこれと同等と認められる事業の用に供
してはならない。
(10)施設整備中及び開業後も地域住民等との調整を十分に行い、理解を得ること。
(11)事業者が本件土地を提案書どおりに利用しない場合、土地賃貸借契約を解除することがあ
る。
5.不動産の賃貸借条件(利用用途及び土地利用にあたっての制限並びに留意事項等)
(1)北側用地
北側用地の土地利用は、地元とのワークショップ等により「人が集う空間」と位置付けてい
る。賑わいづくり、集客に資する施設を整備し運営すること。
①市街地西部地域の活性化及び地下鉄海岸線の利用者増に資する土地利用を行うこと。
地域住民及び周辺事業者との連携・協力に努め、また周辺の既存事業者へ配慮すること。
②北側用地の事業者は自己の責任及び負担により、近隣住民の方が自由に利用できる集会ス
ペース(会議スペース 60 ㎡程度、トイレ、水屋付き)を整備し維持管理すること。なお、
集会スペースへの個別の出入り口を確保すること。また書架・什器等の設置費用及び光熱
水費等の維持管理費も負担すること。
③北側用地地下には、用途廃止した下水道施設が残置されているので留意すること(撤去は
地表(グラウンドレベル)まで)
。
【資料③参照】
・また、地下に埋設されている廃止された処理場施設の撤去は必要ないが、施設の建設に当
たり、撤去を行う場合は、事業者自らの負担で施工すること。なお、撤去費用については、
いかなる事情が発生しても、本市に請求できない。
・上記の撤去工事を行う場合は、撤去中及び撤去完了の写真等を撤去終了後提出すること。
撤去工事は、原則として本市が発行する土木請負工事必携(平成 27 年 4 月版)による。
ただし、詳細については基本協定締結時に協議するものとする。
④跡地西側部分2.0mについては、緩衝緑地とすること。【資料②参照】
⑤当該地は三方で接道しているが、原則として、車両の出入り口は、東側の一部または北側
に設置するものとする。
・施設の整備にあたっては関係当局(建設局防災部宅地開発指導課等)と十分協議すること。
・北側用地に設ける車両の出入り口は、北側及び南側の事業者共同で管理すること。管理方
法については、北側及び南側の事業者で協議すること。
・北側事業者は、南側事業者及び南側施設の利用者のために、北側用地の一部を通路として
4
使用させること。なお、当該通路の管理方法については、北側及び南側の事業者で協議す
ること。
⑥資料④のとおり、南側用地に下水道の脱臭設備が移設される。北側用地にも、当該脱臭施
設まで埋設ダクトや埋設ドレーン配管、埋設電線管(以下、埋設配管)が布設されるため、
埋設配管の上部に簡易に撤去できない構造物を設置しないこと。なお、布設した埋設配管
は、本件事業用定期借地契約の期間中、原則として本市では移設しない。
・本市が脱臭施設を管理する際に、敷地を本市(及び本市から業務を請け負った業者等)に
無償で使用をさせること。
(2)南側用地
南側の土地利用は、地元とのワークショップ等により「緑の空間・多目的空間(防災拠点)
」
と位置付けている。子どもから高齢者まで地域の幅広い世代の人がスポーツやレクリエーシ
ョンを楽しめる、また地域の防災拠点にも活用できる施設を整備し運営すること。
①市街地西部地域の活性化及び地下鉄海岸線の利用者増に資する土地利用を行うこと。
・地域住民及び周辺事業者との連携・協力に努め、また周辺の既存事業者へ配慮すること。
スポーツ施設を設ける場合は、地元(兵庫区民)への優先申し込み制度を設ける他、多様
な地元還元策を実施すること。
②南側用地地下にある下水道施設(雨水貯留施設【資料⑤参照】)を毀損しないよう注意す
ること。なお、施工にあたっては、以下の点に留意すること。
・雨水貯留施設の流入渠(BOX カルバート)の上部には、工作物や建築物をつくってはなら
ない。
・雨水貯留施設本体の上部に設ける施設は、貯留施設の耐荷重を考慮したものとし、構造計
算書を本市に提出のうえ、承諾を得ること。なお、雨水貯留施設の強度は、以下のとおり
である。
表 雨水貯留施設の強度
鉛直方向
水平方向
許容応力
90KN/㎡
60KN/㎡
長期許容応力
40KN/㎡
59KN/㎡
・雨水貯留施設の維持管理等のため、いつでも本市職員及び本市から業務を請け負った業者
等が作業できる状況にしておくこと。雨水貯留施設の管理用マンホールは、常時の露出を
求めないが、非常時に、速やかに対応できるよう対策をとること。
③上記以外にも、用途廃止した下水道施設が残置されているので留意すること(撤去は地表
(グラウンドレベル)まで)
。
【資料③参照】
・また、地下に埋設されている廃止された処理場施設の撤去は必要ないが、施設の建設に当
たり、撤去を行う場合は、事業者自らの負担で施工すること。なお、撤去費用については、
いかなる事情が発生しても、本市に請求できない。
・上記の撤去工事を行う場合は、撤去中及び撤去完了の写真等を撤去終了後提出すること。
撤去工事は、原則として本市が発行する土木請負工事必携(平成 27 年 4 月版)による。
ただし、詳細については基本協定締結時に協議するものとする。
5
④跡地西側部分2.0mについては、緩衝緑地とすること。【資料②参照】
⑤南側の用地には、下水道の脱臭施設(面積 89 ㎡(概測)
)が移設される。
・当該部分については、貸付対象面積から除外している。
・整備場所は資料④のとおりである。
・当該脱臭施設まで図面のとおり埋設配管が布設されるため、埋設配管の上部に簡易に撤去
できない構造物を設置しないこと。なお、布設した埋設配管は、本件事業用定期借地契約
の期間中、原則として本市では移設しない。
・本市が当該脱臭施設を管理する際に、敷地を本市(及び本市から業務を請け負った業者等)
に無償で使用させること。
⑥南側用地の整備後の仕上がり高さは、本市が整備を行う南側歩道空間の仕上がり高さであ
るT.P+1.65に合わせること。
⑦南側用地で接道義務を満たすよう歩行者及び自転車用出入り口を設けること。北側用地に
設ける車両出入り口については、北側及び南側の事業者共同で管理すること。
・施設の整備にあたっては関係当局(建設局防災部宅地開発指導課等)と十分協議すること。
⑧南側用地の「緑の空間・多目的空間(防災拠点)」の整備にあたっては、基盤整備費用と
して、
以下の項目について 1 億 3,250 万円を上限に、
本市から補助を受けることができる。
補助金は、整備完了後に本市で実施する履行確認において、実施計画どおり整備されたこ
とが確認できた後、支払うものとする。なお、履行確認には 6 週間程度を要するので注意
すること。最終提出期限は平成 29 年 2 月 17 日(水)とする。
ⅰ芝生(人工芝含む)
ⅱ防球ネット・フェンス
ⅲ多目的グラウンド用舗装
ⅳ雨水排水施設
ⅴその他本市が特に認めるもの
・上記基盤整備費用の補助を受けるに当たっては、提案書提出時に、実施計画(数量のわか
るもの)と費用内訳を本市へ提出すること。
・補助額については、実施計画と施工単価を本市で精査したうえで、事業者に概算額を通知
する。
・事業者は、原則として当初提出した実施計画書どおりに基盤整備を行わなければならない。
なお、実施計画書提出後に事業者が新たな項目を提案するとしても、本市が特に必要と認
めるものを除き、補助対象とならない(ただし、やむを得ない場合の数量変更は認める。)。
6.募集の方法及び申込み手続き
(1)公募のしおり配布
①期間:平成 27 年 11 月 20 日(金)~平成 27 年 12 月 4 日(金)
②時間:土・日・祝日を除く午前 9 時~正午、午後 1 時~午後 5 時
③場所:神戸市建設局下水道部経営管理課
〒650-8570 神戸市中央区加納町 6 丁目 5 番 1 号 神戸市役所 2 号館 4 階
電話 078-322-5444(直通)
6
(2)応募登録申込
提案に参加しようとする者は、次の書類を下記まで持参・郵送・FAX等により提出し、応
募登録を行うこと。
①様式:中部処理場跡地利用提案競技応募登録申込書(様式 1)1 部
②応募登録申込期間:
平成 27 年 11 月 27 日(金)~平成 27 年 12 月 4 日(金)
午前 9 時~正午、午後 1 時~午後 5 時
③申込先:
神戸市建設局下水道部経営管理課
〒650-8570 神戸市中央区加納町 6 丁目 5 番 1 号 神戸市役所 2 号館 4 階
電話 078-322-5444(直通) FAX
078-322-6090
(3)現地見学会
①開催日:平成 27 年 12 月 2 日(水)
②時間:午後 2 時~午後 4 時
③場所:神戸市兵庫区上庄通 1 丁目 中部処理場跡地
※ 現地には駐車場がないので留意すること。
※ 少雨決行。
※ 延期の場合は、応募登録者に連絡します。
(4)質問の受付および回答
①質問は、質問書(様式 2)によることとし、事務局へ持参または郵送すること。なお、口
頭、電話、FAX、メール等による質問は受け付けない。
②登録申込を行った者に限り質問できるものとする。
③質問内容は、具体の項目について簡潔・明瞭に表記すること。抽象的、不確定な質問には
回答しない場合がある。
受付期間:
平成 27 年 12 月 2 日(水)~平成 27 年 12 月 4 日(金)
午前 9 時~正午、午後 1 時~午後 5 時
申込先:上記登録申込先と同じ
※ 様式 2 とともに、同データを収めたCD-R等のデータ媒体も提出すること。
※ 郵送の場合は、受付期間最終日消印有効とする。
※ 質問回答書は、後日全登録者に郵送する。
※
質問回答書をもって、この募集要項、建設・施設運営要項の追加または修正とみなす。
※ 企業連合で申し込む場合には、代表企業に限り質問できるものとする。
(5)提案書類の提出
①提出方法:
事前に上記(2)③申込先に電話連絡のうえ、指定された日時に持参すること。
②受付期間:
平成 28 年 1 月 27 日(水) 午前 9 時~正午、午後 1 時~午後 5 時
平成 28 年 1 月 28 日(木) 午前 9 時~正午、午後 1 時~午後 5 時
7
平成 28 年 1 月 29 日(金) 午前 9 時~正午(受付締切)
(6)その他注意事項
①提案のあった事業計画につき、申込企業名・事業計画概要・その他提案内容について公開
することがある。著作権及び工業所有権(特許権・実用新案・意匠権・商標権)等無体財
産その他の権利を提案書類に使用する場合、本市は申込者が権利者の承諾を得たものとす
るので、あらかじめ承諾を得ておくこと。
②申込みに要する費用は、申込者の負担とする。
③使用する言語は、日本語とする。
④提案書は1事業者につき北側、南側それぞれ1件までとする。ただし、北側、南側どちら
か一方のみを申し込むことも可能とする。なお、企業連合で申し込む場合、その者は、単
独あるいは他の企業との連合で提案書を提出することはできない。
⑤提案書及びその他申込みに際して提出した書類は原則として返還しない。
⑥申込書記載事項等に関してヒアリングの実施や追加資料の提出を求める場合があるので、
その場合は本市の指示に従うこと。
⑦提案書類に明らかに虚偽の記載があった場合、また、申込者が提案書類提出後に選定にお
ける公平性に影響を与える行為を行った場合は、本提案に関する一切の権利を無効とする。
7.申込みに必要な書類
(1)共通
①提案申込書(様式3) 1 部
②法人登記簿、代表者事項証明書、印鑑証明書 各 1 部
③事業経歴書(様式任意) 2 部
④定款、会社概要
各2部
⑤最近 3 ヶ年の商法上の計算書類(有価証券報告書、貸借対照表、損益計算書、営業報告書、
利益の処分または損失の処理に関する議案、連結決算書) 各 2 部
⑥最近 3 ヶ年の国税(法人税及び消費税)及び地方税の納税証明書(神戸市税に関しては、
「税に関する誓約書兼神戸市税調査に関する承諾書(様式5)」の提出があれば、本市が
職権で確認する)各 1 部
⑦欠格事項に該当しない旨の誓約書 1 部(様式6)
⑧その他参考資料(事業例、パンフレット等:任意) 各 2 部
※ 北側と南側の両方に申し込む者は、②、⑥、⑦は各 1 部、③、④、⑤、⑧はそれぞれ各
2部の提出で良い(北側用と南側用で分けて準備する必要はない)
。
(2)北側の提案に必要な書類等
「北側」利用の提案を行うものは、以下の書類を提出すること。
①土地利用計画の基本方針(様式7-1号)
②事業等実施計画(様式7-2号、様式7-3号)
・事業実施計画(集客施設における業種及び運営等に関する事項)
(様式7-2号)
・地域との連携並びに地域への協力及び還元・配慮等についての取組事項(様式7-3号)
③施設の運営体制及び組織(様式7-4号)
8
④施設配置計画(集会スペース機能分も含む)、駐車場整備計画、建築物の計画、人・車等
の動線計画(様式7-5号~7-8号)
⑤収支予定書(様式8号)
20 年間(平成 28~47 年度)の収支計画を作成すること。
⑥賃借料等提案書(様式9号)
上記提案を実施するにあたって、本市に対して支払う賃借料を提案すること。
なお、賃借料(本市への納付金)の下限は、1 ㎡あたり 1 か月 155.00 円(年間 19,384,560
円)である。※面積確定の際、賃料も確定する。
※ 上記①~⑥はA4判で作成し、
①~⑤については正本 1 部及び副本 10 部提出すること。
⑥は正本1部のみ提出すること。なお、①~⑤については、そのデータをCD-R等電
子媒体にて提出すること。
⑦完成予想図等
・車両出入り口側、集会スペース出入り口側から見た外観パース
A2 判 各 2 部
※ ただし、車両出入り口側に集会スペース出入り口を設ける場合は、別方向から見たパ
ースを別途作成すること
・南北いずれか(真北、真南でなくて良い) 1 方向からの鳥瞰図
A2 判各 2 部
・配置図、立面図(4 面)
A2 判 2 部
・建物内部の空間の雰囲気がわかる内観パース(任意)
A2 判 2 部
・主要施設の外観で夜間を表現したもの 1 パース(任意) A2 判 2 部
※ 完成予想図等は、発泡スチロール等の軽いパネルに貼りつけること
※ 配置図・立面図には、縮尺を入れること。
※ 提出する書類の副本及び完成予想図等には、企業名または企業名が類推できるロゴ・意
匠・キャッチコピー等は一切記入しないこと。
※ その他、パースについては、必要に応じて作成してよい。
(3)南側の申込みに必要な書類等
敷地の「南側」利用の提案を行うものは、以下の書類を提出すること。
①土地利用計画の基本方針(様式7-1号)
②実績調書(様式 10 号)
③事業等実施計画(様式 11-1~様式 11-5号)
・事業実施計画(スポーツ施設等における運営計画等)
(様式 11-1号)
・対象スポーツの種類及びスポーツ施設の利用料金(通常料金)
(様式 11-2号)
・利用者数及び収入についての考え方(様式 11-3号)
・地域との連携並びに地域への協力及び還元等についての取組事項(様式 11-4号)
・広報面・営業活動面等での具体的取り組み(様式 11-5号)
④基盤整備の実施計画書(様式 11-6号)
⑤施設の運営体制及び組織(様式7-4号)
⑥施設配置計画、駐車場整備計画、建築物の計画、人・車等の動線計画(様式7-5号~78号)
⑦収支予定書(様式8号)
9
20 年間(平成 28~47 年度)の収支計画を作成すること。
⑧賃借料等提案書(様式 12 号)
上記提案を実施するにあたって、本市に対して支払う賃借料(納付金)を提案すること。
なお、賃借料(本市への納付金)の下限は、1 ㎡あたり 1 か月 40.00 円(年間 5,439,012
円)である。※面積確定の際、賃料も確定する。
※ 上記①~⑧はA4判で作成し、
①~⑦については正本 1 部及び副本 10 部提出すること。
⑧は正本1部のみ提出すること。なお、①~⑦については、そのデータをCD-R等電
子媒体にて提出すること。
⑨完成予想図等
・南北いずれか(真北、真南でなくて良い) 1 方向からの鳥瞰図
・配置図
A2 判 2 部
・南側用地の空間利用の雰囲気がわかるパース
A2 判 2 部
A2 判 2 部
・主要施設の外観で夜間を表現したもの 1 パース(任意) A2 判 2 部
※ 完成予想図等は、発泡スチロール等の軽いパネルに貼りつけること
※ 配置図には、縮尺を入れること。
※ 提出する書類の副本及び完成予想図等には、企業名または企業名が類推できるロゴ・意
匠・キャッチコピー等は一切記入しないこと。
※ その他、パースについては、必要に応じて作成してよい。
8.事業者(優先交渉権者)の選定
(1)選定の方法
①事業者の選定にあたっては,提案内容審査会を設置し、提案内容及び提案賃借料を審査し、
北側用地及び南側用地の優先交渉権者を決定する。
②複数の申込みがあった場合、次点(次順位)をつけることがある。
③提案内容審査会において審査の結果、「事業者として該当するものなし」とする場合があ
る。
④北側用地及び南側用地の提案のうち、どちらか一方だけが選定される場合があるため、南
北両方の用地に申し込みをした者で、どちらか一方だけが選定された場合に契約を辞退す
る者は、予めその旨を申込書に記載しておくこと。
⑤審査結果は、申込者全員に文書で通知する。
⑥審査結果等に対する問い合わせ及び異議等については、一切応じない。
(2)事業用定期借地権設定に関する合意書の締結について
市と優先交渉権者の間で、次の各号を中心とした事業用定期借地権設定に関する合意書を締
結する。
①事業用定期借地権
②預託金(合意書締結後本市が別途指定する日までに月額賃貸料の 12 ケ月分を納入する。
なお、この預託金は土地賃貸借契約締結時の保証金に充当する)
③賃貸借期間
10
④賃借料
⑤その他、市が必要と認める事項
(3)基本協定の締結
本市と優先交渉権者の間で、事業等実施計画をもとに具体的な条件について協議の上、次の
各号を中心とした基本協定を締結する。
①基本計画
②基本計画に基づく事業の実施
③既存の処理場施設の撤去工事・建物等の建築工事・工程に関する具体的条件
④その他、本市が必要と認める事項
(4)事業者の決定
上記の事業用定期借地権に関する合意書及び基本協定の締結をもって、優先交渉権者を事業
者として決定する。事業者が、本市が指定する期日までに土地賃貸借契約を締結しないとき
は、次順位のものを優先交渉権者とすることがある。
9.優先交渉権者選定のながれ及び評価のポイント等
(1)選定のながれ
<北側用地>
第 1 次審査:提案内容が、下記(3)の条件を満たしている者を選定する。
第 2 次審査:第 1 次選定を通過した者の中から、提案賃借料により優先交渉権者及び次点
者を選定する。
<南側用地>
第 1 次審査:提案内容が、下記(4)の項目について評価点を 35 点以上獲得し、かつ最
高点の 9 割以内である者を選定する。
ただし、いずれかの審査項目において、著しく劣り「不適」と判断された提
案は、評価点の点数にかかわらず失格となることがある。
第 2 次審査:第 1 次選定を通過した者の中から、提案賃借料により優先交渉権者及び次点
を選定する。
(2)優先交渉権者について
北側用地・南側用地の第 1 次審査通過者について、第 2 次審査で賃借料等提案書の価格競争
を行う。本市が定める最低価格以上を提示した者の中から、最高価格を提示した者を優先交
渉権者、2 番目の価格を提示した者を次点者として選定する。
なお、北側用地・南側用地の第 2 次審査の際に,南北一体で申し込む者には一定のインセ
ンティブを与える。インセンティブに関する具体的な事例については、別紙②を参照するこ
と。
(3)北側事業者の第 1 次審査について
応募者に関する項目及び事業運営に関する項目において、以下の条件を満たしているかどう
かを評価する。
①応募者に関する項目
ⅰ申込者の実績及び信用性
11
・申込者の条件等を満たしていること
・事業の実績が備わっていること。
・経営基盤が安定的で、事業継続に懸念がないこと
②提案及び事業の運営に関する項目
ⅰ地域経済への貢献
・市街地西部地域の活性化につながる有効な提案がされていること
・地下鉄海岸線の乗客増につながる有効な提案がされていること
ⅱ地域・地域団体等との連携
・近隣住民などとの交流、利用しやすい環境づくりについて提案がされていること
・集会スペースの確保が図られ、またその集会スペースは募集要領記載の条件を満たし
ていること
ⅲ収支見通し
・収支見通しに無理がなく、長期的に事業を継続できると見込まれること
※ 提案及び事業の運営に関する項目について、提案内容審査会において実現可能性がない、
もしくは実現が困難と認められた場合には、記載内容にかかわらず、欠格となるので十
分注意すること。
(4)南側事業者の第 1 次審査について
応募者に関する項目及び事業運営に関する項目を 50 点満点で評価する。各項目における評
価の配点は( )内のとおりである。
①応募者に関する項目(計 6 点)
ⅰ企業の経営理念・方針 (2 点)
ⅱ応募者の実績 (2 点)
ⅲ企業の財務状況 (2 点)
②事業の運営に関する項目(計 44 点)
ⅰ当該事業に係る理念・方針、利用計画 (8 点)
ⅱ地域経済への貢献 (12 点)
(特に、市街地西部地域の活性化と地下鉄海岸線の乗客増につながる提案をすること。
)
ⅲ市民との協働及び地域、地域団体等との連携 (12 点)
(地元住民などとの交流、利用しやすい環境づくりについて提案すること。
)
ⅳ施設の適正な管理運営等(4 点)
ⅴ緊急時の対応(3 点)
(事業主体だけでなく、地域の防災拠点としての位置づけの提案をすること)
ⅵ事業計画の実現可能性(収支見通し) (5 点)
Ⅱ.建設・施設運営要項
1.基本目標
「基本方針」に沿って、多様な都市機能を導入し、良好な住環境との調和を図りつつ、ゆとりと
潤いのある市街地の形成を誘導するとともに、地域経済の振興を図り、集客施設やスポーツ施設
等の建設を目指す。
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2.施設計画条件
基本目標を実現するために相応しいものであるとともに、周辺環境と調和し、快適な都市環境と
良好な自然環境の保全に配慮し、また、地元の人々に憩いと安らぎの場を与えるような施設であ
ること。
(1)高齢者・障害者等への配慮
高齢者、障害者等でも利用しやすいバリアフリー等に配慮した施設であること。
本事業計画を策定するにあたり、
「兵庫県福祉のまちづくり条例」
「神戸市バリアフリー道路
整備マニュアル」等を参考に、ユニバーサルデザインに配慮したサイン整備やバリアフリー
の推進、さらに省エネルギー対策、リサイクルの推進など環境にも配慮すること。
(2)駐車場等
施設内容、規模等に適合した十分な駐車場を敷地内に確保し、出入口や敷地内通路の車両導
線を十分考慮し、周辺住民の迷惑にならないような計画とすること。また、身体障害者用駐
車場スペースを確保すること。
(3)供給処理施設等
受変電設備やガス、水道などの供給処理施設等については、事業者の負担において整備する
こと。
(4)その他
①施設の建設等にあたっては、事業者自らが計画及び工事内容の説明を行い、周辺住民の理解
を得ること。
②騒音や振動、日影、悪臭、電波障害等の環境対策については、周辺地域に留意の上、必要に
応じて南北それぞれの事業者が各自その責任と負担において措置すること。
③その他の地下埋設物等の状況については、事業者において調査し管理者と協議すること。
④工事にあたっては、事前に施工通知書(資料⑨)を神戸市建設局下水道部保全課管路係に提
出すること。
⑤事業の着手より、建物の完成・竣功までの記録写真を工事工程に沿って時系列で本市に提出
すること。
⑥建設工事に当っては、周辺住民の迷惑にならないように行うこと。
⑦開業後の施設の維持管理、修繕、周辺住民への対応については、事業者の責任のもと、適切
に行うこと。
(5)環境及び景観形成
①基本方針を考慮した環境、景観を創造すること。
②建物の形状、デザイン及び外壁等の色彩、素材については、周辺環境及び他の建築物と調和
したものにすること。
③屋外広告物は自己の事業を表示するもので、当該区域の美観を損なわない範囲で敷地内に設
置すること。
④工事期間中及び施設等の完成後における騒音、振動、粉塵、排水、日影、悪臭、電波障害等
について、関係法令・条例等を遵守し、周辺住民に必要な説明を行い、理解を得た上で、自
らの責任において必要な対策を講ずるとともに、周辺の生活環境に留意すること。特に、夜
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間の営業については、営業時間や営業の態様などに関して、地域と十分に協議し必要な対策
を講じること。
Ⅲ.その他の留意事項
1.処理場の跡地整備等として、本市は以下の内容を予定している。
(1)北側用地
①本市の調査により、2 か所で土壌汚染が確認されている(資料⑧参照)
。確認されている土
壌汚染に対する対策工事は、下記のとおりで行う。
ⅰ法令に基づき、本市の調査により汚染が確認された範囲(ただし、最大深度 GL△7.75
mまで)は、本市で除去する。なお、その工期は平成 28 年 7 月末までを予定している。
ⅱ地下水調査で基準値を超過する箇所が確認されたため、本市で汚染土壌の掘削除去を行
った後、法令に定める水質検査を実施し、基準を満たしているか確認する。本市は対象
区画に採水用の観測井戸を設置し、定期的(4 回/年)に採水を行う。事業者は構造物の配
置及び管理を検討するにあたり、採水ができるように配慮すること。なお、採水にあた
っては本市から事前に通知する。
②脱臭設備移設工事を行う。なお、その工期は平成 28 年 3 月末までを予定している。
③放流渠撤去工事を行う。なお、その工期は平成 28 年 7 月末までを予定している。
④東北角の交差点部分については改良工事を行う予定である。事業者の設ける出入り口の箇
所によっては、本市あるいは事業者のどちらが交差点改良工事を実施するかについて調整
が必要である。
⑤いずれの工事等についても、事業者と十分調整を行いながら進めるが、当該地の活用にあ
たっては留意しておくこと。
(2)南側用地
①本市の調査により、1 か所で土壌汚染が確認されている(資料⑧参照)
。確認されている土
壌汚染に対する対策工事は、下記のとおりで行う。
ⅰ関係法令に基づき、本市の調査により汚染が確認された範囲(ただし、最大深度 GL△5.25
mまで)は、本市で除去する。なお、その工期は平成 28 年 7 月末までを予定している。
ⅱ南側用地では、資料⑧に示す区画において、土壌汚染調査が実施済みである。未調査区
域を掘削する際にはその点に注意し、必要に応じて、事業者自ら、関係法令に基づき、
関係部局と協議のうえ、適切に対応すること。
②脱臭設備移設工事を行う。なお、その工期は平成 28 年 3 月末までを予定している。
③今後、本市は当該地の南側で歩道空間整備を行う予定である(資料⑥・⑦参照)。南側用
地の事業者が整備箇所に出入り口を設けるにあたっては,調整が必要となる。
④いずれの工事についても、事業者と十分調整を行いながら進めるが、当該地の活用にあた
っては留意しておくこと。
2.当該地は、埋蔵文化財包蔵地であることから、事業着手前に教育委員会事務局社会教育部文化
財課と協議を行うこと。開発に当たっては文化財保護法に基づく届出及び調査等が必要となる場
合があるので、事業者が自らの責任と負担において適切に行うこと。
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3.当該地の測量が必要な場合、応募登録申込を行ったものに限り、本市と日程調整のうえ、行う
ことができる。
4.当該地は、平成 27 年度中に開催される都市計画審議会(以下、審議会)において、都市計画
法上での「公共下水道の施設」としての位置づけの廃止を諮る予定である。審議会において、廃
止の決定がされなかった場合、事業用定期借地契約が締結できないため、本件公募の手続きを中
止する場合がある。
Ⅳ 別紙・提供資料
1.別紙
①中部処理場跡地に関する履歴
②優先交渉権者及び次点者の選定方法
2.提供資料
①事業用地位置図
②中部処理場跡地平面図(兼・貸付面積算出図)
③廃止処理場施設図(一般平面図、断面図)
④脱臭施設移設平面図
⑤雨水貯留施設関連図面(平面図、断面図)
⑥歩道空間整備実施予定箇所図
⑦跡地南側道路整備・イメージパース
⑧土壌汚染対策状況図
⑨施工通知書
⑩付近管路位置図
※ 本市から提供する資料は、本件公募以外の目的で使用しないこと。
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