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SW150PF の説明 - オムロンソフトウェア株式会社

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SW150PF の説明 - オムロンソフトウェア株式会社
M2M 解説シリーズ
SW150PF の説明
変更履歴
-Ver1.0- 2010 年 4 月 27 日
-Ver2.0- 2011 年 8 月 30 日
-Ver2.5- 2011 年 12 月 2 日
-Ver3.0- 2012 年 4 月 3 日
-Ver3.1- 2012 年 4 月 20 日
-Ver4.0- 2013 年 8 月 6 日
「本書に記載のセンタ機能は 2013 年 6 月 30 日時点のものです。
センタ機能の拡張は随時行なっておりますので、今後追加される機
能については、
マニュアルのバージョンアップ時に改定いたします。
なお機能 UP のご案内は作業終了後、ログイン後の画面上部
お知らせ「センタ機能バージョンアップ」
に記載されます。
class-A
目 次
デマンド / 電力監視端末の構成
3 ページ
デマンド警報の設定
22 ページ
M2M データセンター機能一覧 M2M データセンターへのアクセスとログイン
4 ページ
デマンドモニター
23 ページ
5 ページ
警報時、出力端子の動作設定
24 ページ
ログイン後に表示される画面
6 ページ
デマンドグラフの表示と設定
25 ページ
端末名称、チャンネル名称等に関する設定
7 ページ
デマンドデータの比較
26 ページ
通報に関する設定の概要、通報先の設定メニュー
8 ページ
通報先の設定 < 通常モード >
トレンドグラフの設定とデータの表示
9 ページ
27 ページ
計測データ一覧
29 ページ
通報先の設定 < 受信確認モード >
10 ページ
データのダウンロード
30 ページ
複数の端末にアドレスをコピーする方法
11 ページ
最新値参照
30 ページ
エラーメールアドレスのチェック
11 ページ
通報先の設定 ( 汎用入力 )< 通常モード >
12 ページ
管理者の種別と権限
31 ページ
通報先の設定 ( 汎用入力 )< 受信確認モード >
12 ページ
端末表示とグループの種類
32 ページ
漏電、温度の警報レベルの設定
13 ページ
設置グループの設定
33 ページ
汎用入力警報の設定
14 ページ
設置グループ権限の設定
34 ページ
通報一覧
15 ページ
センサーグループの設定
35 ページ
月報印刷の設定
16 ページ
登録されたチャンネルの確認
36 ページ
通報利用状況一覧
17 ページ
センサーグループ権限の設定
37 ページ
接点通報メールの表示書式変更
17 ページ
分析グラフの設定
38 ページ
DI 状態ダウンロード
18 ページ
仮想チャンネルの設定
40 ページ
設定内容の一覧表示
19 ページ
デマンド計測の設定
デマンド電力換算式の設定
ユーザーと端末の管理 二次側電力計測の設定と電力パルス変換器
20 ページ
21 ページ
2
31 ページ
41 ページ
デマンド / 電力監視端末の構成
デマンド監視
標準付属品:パルスセンサー
コネクター付きケーブル長さ 3m
デマンド監視端末
SW150PF
漏電監視
オプションセンサー:ZCT
最大 4 個まで取り付けられます。
温度監視
オプションセンサー:温度センサー
最大 4 個まで取り付けられます。
電力監視
分割型 CT
CT 種別の設定スイッチ
5A-CT
接点出力 4 点
パルス出力端子
接点/パルス入力 最大 合計 7 点
EW630
KM20 etc
3
オプションセンサー:電力パルス変換器
最大 7 個まで取り付けられます。電力計
測には CT が 2 個 /1 台必要になります。
電圧は 240V までは直接入力できます。
240V を超える場合は PT(VT) が必要です。
CT の種類
5A:貫通型です。
100A:200A 分割型です。
400A:600A
出力パルスの設定スイッチ
}
M2M データセンター機能一覧
http://www.omronsoft.co.jp/monitoring/
グループの設定
メニューバーの表示
URL にアクセス
通報
メニューの内容
通報一覧
デマンド警報設定
設置グループ
通報先設定 ( 漏電・温度・デマンド )
通報先設定 ( 汎用入力 )
警報時 DO 出力設定
月報印刷
センサグループ
DI 状態 CSV ダウンロード
LOGIN ボタンを押す
通報利用状況
ログイン認証
モニタ
デマンド
データ、( 日次 )
データ、( 週次 )
親子設定
(SW150PF では使用しません )
データ、( 月次 )
データ、( 年次 )
モニター
モニタ
ユーザー ID 情報設定
グラフ表示 ( トレンド )
グラフ表示設定
ユーザー ID とパスワード
を入力をしてください。
計測データ
最新値参照
端末一覧
端末設定
端末タイトル設定・データ名称設定
パルス入力設定
個別の設定
DO 出力指示
設定したい端末 ID をクリックしてください。
一覧へ戻る
設定セルフチェック
設定内容一括表示
4
M2M センサーネットへのアクセスとログイン
URL http://www.omronsoft.co.jp/monitoring/
ユーザー ID とパスワードを記入してください。
文字は大文字、小文字を正確に書き分けて入力してください。
ユーザー ID とパスワードを入力したら
ボタンを押すと次ページの画面が表示されます。
ボタンを押してください。
5
ボタンを押してください。
ログイン後に表示される画面
デマンドサービスの初期画面
デマンド計測には「デマンド監視サービス」と「デマンドライトサービス」の 2 種類
ありますがいずれのサービスでも初期の画面は同じものになります。
表示されるのは
①当日の 30 分毎のデマンドの棒グラフが表示されるスペース
②当日の 30 分毎のデマンドの数値データが表示されるスペース
③比較データの設定画面
④日付のスクロール画面
⑤自動更新ボタン (on にすると定期的に表示が更新されます。)
⑥ kW/kWh 表示切り替え ( 初期値は kW 表示 )
⑦契約電力の表示 ( 設定されていない時は 0kW 表示 )
⑧ 1 日の最大デマンド値の表示 ( データのない時は 0.00 表示 )
⑨データのダウンロードリンク
ログイン後に表示される最初の画面では M2M センター契約の済んだ端末
がで表示されます。
※注意
購入されても M2M センター契約の手続きが済んで
いないものは表示されません。
④
⑤
⑥
⑨
⑧
②
①
カーソルを文字の上に持ってゆくと
オレンジ色が表示されます。↓
オレンジ色が表示されたらクリックしてください。
初期画面が出ます。
右の画面がデマンドの初期画面です。
③
⑦
① ランプが点灯しているときは端末が動作しています。
②ランプが消えているときは端末と通信が切れているか、
端末が動作していないときです。
③日付と時刻は最後の通信があった時刻の表示です。
6
端末名称、チャンネル名称等に関する設定
端末タイトル・データ名称の設定
最初に端末の名称、測定場所、連絡先等のデータを設定してください。
初期画面のメニューバーから [ 端末設定 ] を選択クリックしてください。
[ 機能 ] の画面が表示されます。
設置場所等の情報
連絡先等の情報
設定の詳細は右参照
漏電 / 温度入力
設定の詳細は下参照
表示の詳細は
19 ページ参照
設定のセルフチェック
メールアドレス、警報の設定などが指定された論理に合わない
時、ここをクリックすると下記の画面が表示されます。
接点入力
パルス入力
エラー状態の表示
データ一覧に表示するチャンネルにチェックを付けて下さい。
7
通報先の設定の概要
通報先の設定メニュー
(1) デマンド警報、接点警報あるいは漏電、温度警報が出た時の
警報メールの送り先を設定します。
(2) デマンド警報、漏電、温度警報と汎用入力 ( 接点 ) 警報では通報先
を別々に設定する必要があります。
(3) 送り先はメールアドレスをカンマ[,
]で区切ることにより、
複数の宛先に送ることができます。
詳細は
15 ページ参照
(4) 欄を変えると送る警報内容、曜日、時間を変えることが出来ます。
欄は最大 5 欄 設定できます。
(5) 通報先の設定には二つのモードがあります。
設定の詳細は
22 ページ参照
① [ 通常設定モード」
:メール通報は 1 回だけ送られます。
② [ メール受信確認設定モード ]:複数回のメール送付が出来ます。
設定の詳細は
9 ページ参照
通報先のメールアドレス、送付回数、
送付時間間隔等は設定
する必要があります。メールに気が付いた方がメールを開き確認
設定の詳細は
12 ページ参照
ボタンを押すと確認した方を記録します、一度受信が確認される
とメールの再送は停止されます。
設定の詳細は
24 ページ参照
(6) 通報先のコピー機能
複数の端末をお使いの方はこの機能を使用することにより、
設定の詳細は
16 ページ参照
1 台に記入したメールアドレスを全部の端末にコピーできます。
(7) エラーメールのチェック機能
設定の詳細は
18 ページ参照
携帯電話の機能 UP やセキュリティーの強化により、警報メールが
届かなくなることがあります。センターではメール不着の通知があ
設定の詳細は
17 ページ参照
るとそのアドレスを一覧で表示する機能があります。
(8) 通報メールの表題の変更機能
汎用入力 ( 接点入力 ) の場合、接点入力があった時の表題は全て
※注意
「警報」という表示になります。この表示を自由に設定できるように
① [ 機能 ] メニューにおける [ 月報印刷 ] はオプション契約が必要です。
②印刷されるのは警報履歴の印刷です、デマンド以外の機能 (AI、PI)
をお使いの場合は、それらの機能に関わる警報も印刷されます。
③通報一覧の画面でフィルターを設定する事で必要項目だけの選択
印刷もできます。
なっています。
8
通報先の設定<通常設定モード>
①通報先はメールアドレスを記入します、カンマ記号で区切ればいくつでも
記入できます。メールアドレスは 5 グループに分けて入力できます。
グループ毎に通報する曜日、時間を変えることが出来ます。
②デマンド警報の発生、復帰のほか、停電通報、復電通報、テスト SW 等に
チェックを入れると良いでしょう。
③「テスト SW」にチェックを入れるとテスト SW を押した時にメールを送ります。
④「電池なし」にチェックを入れるとバックアップ電池が未接続になっている時に
「電池なし」通報メールが送られます。
「電池なし」の状態で使用すると停電時に「停電通報」を出すことが出来ません。
「電源 ON」にチェックを入れるとバックアップ電池が未接続になっている時に
停電が復旧すると「電源 ON」通報メールが送られます。
「電池電圧低下」にチェックを入れると月 1 回バックアップ電池の消耗を
チェックして電圧が規定より低下していると注意メールを送ります。
⑤メールアドレスのチェックをします。[ 送信 ] ボタンをクリックすると
[ ① ] で設定されたアドレス宛てに [ テストメール ] が送られます。
メールが届かない場合はアドレスに間違いがあるか携帯電話のセキュリティ
機能でメールが排除されている可能性がありますので調査をして下さい。
⑥
①
②
③
④
⑤
①
※注意
この送信はメールアドレスのチェック用です、計測データは送られません。
現在の数値を知りたい時はモニタメニューの [ 最新値参照 ] をご利用ください。
デマンドの最新値は問い合わせ時点の時限内積算値になります。
⑥ [ メール受信確認設定モード ] の画面に移動します。
①
9
通報先の設定<メール受信確認設定モード>
②
③
①
①
⑧
メールアドレスの設定は
[ 直接記入する方法 ] と [ コピー
機能を使用して設定する方法 ] が
あります。
(1) コピー機能を使って設定
②通報時間を設定
③担当者設定をクリック
担当者設定の画面が出たら
⑥コピー元の [ 通報グループ番号 ]
を選定、内容をセットボタンを
押すと右図のように設定されて
いるアドレスが全部表示されま
す。
アドレスの加除を行い
⑦ [ 登録 ] ボタンを押して下さい。
コピー機能では設定も全ての
データがコピーされます。
(2) 直接記入する方法
①通知する警報にチェックを
入れる
②通報時間を設定
③通報先設定をクリック
担当者設定の画面が出たら
④メールアドレスを記入して
⑤ [ 登録 ] ボタンを押す。
※ [ 通報グループ番号 ] とは
通報先設定画面の左側⑧の位置に記入されている番号です。
番号の割り振りは次の通りです。
漏電警報の通常モード :1 ~ 5 漏電警報のメール受信確認モード :11 ~ 15
汎用 ( 接点 ) 入力通常モード :51 ~ 55
汎用 ( 接点 ) 入力メール受信確認モード :61 ~ 65
10
⑥
⑦
④
⑤
エラーメールアドレスのチェック
複数の端末に ( メールアドレス ) をコピーする方法
⑥エラーメールアドレスをクリックすると通信エラーになっているメールアド
⑥
⑤
通報先設定の画面で⑤「設定コピー」の文字をクリックすると下記 (1) の画面
が表示されます。この画面で [ 検索 ] をクリックすると、
端末一覧が表示されます。
コピー先を選択してしてください、登録された全部の端末に同じ設定をにした
い時は「コピー先端末」の文字を指定してください。( 画面 (2))
端末の選定が終わったら [ 設定 ] をクリックしてください。
(2)
(1)
レスが表示されます。携帯キャリア各社はセキュリティーを強化する方向に
あります。このため、同じ携帯端末で同じメールアドレスを使用していても
警報メールが届かなくなることがあります。特に携帯端末を交換すると同じ
メールアドレスを設定しても警報メールが届かなくなることがあるようです。
弊社のセンターでは届かないメールがあるとチェックをかけて表示します。
アドレスのチェックは毎週 1 回行っており 1 通でも届かないメールがあると
「通報先設定」画面にポップアップされます。
(1) 原因は色々考えられますが、
①セキュリティの強化により” m2m-dc.ne.jp” よりの着信が拒否される。
②端末を交換した場合は [ アドレス帳登録客先のみ受信 ] にをされている事
が考えられます。内容をご確認いただき、修正・変更をお願いいたします。
(2) エラーの表示は原因が解消されれば消去されます。
①正しいメールアドレスに修正された時
②メール着信拒否の設定を解除済みの場合は、チェックボックスを選択し、
「エラー対象除外」を押下してください。
※注意
(1) この機能は同じ設置グループ内にある端末に対して動作します、
他の設置グループには動作しませんのでご注意ください。
(2) メールアドレスのコピー作業は 1 台ずつ書き込みを行いますので時間が
かかります。従って 1 回に指定できるのは 20 件に限らせていただきます。
20 件以上端末がある場合は [ 次へ ] ボタンをクリックすると次の 20 件が
表示されます。
11
※注意
(1) メール着信拒否の解除は、携帯電話のメール着信許可設定に
” m2m-dc.ne.jp” ドメインを追加により解除できます。
詳しくは携帯電話会社にお問い合わせください。
(2) 送信エラー回数が 100 回を超えた場合センターよりの送信を中止します。
通報先の設定 ( 汎用入力 ) <通常設定モード>
通報先の設定 ( 汎用入力 ) <メール受信確認設定モード>
①
①
コピー機能を使って設定
コピー元の [ 通報グループ番号 ]
を選定、[ 内容をセット ] ボタン
を押すと右図のように設定されて
いるアドレスが表示されます。
アドレスの加除を行い [ 登録 ] ボ
タンを押してください。設定内容
もそのままコピーされます。
※詳細は 10 ページ参照
汎用 ( 接点 ) 入力警報の通報先設定。
接点入力を警報として使用する時は接点入力の専用画面でメールの送り先を設定
する必要があります。
設定方法はアナログ警報の設定に準じます。(9 ページ参照 )
警報は一括警報です ( 個別警報の設定はできません )。
警報内容はメールのヘッダーに記入されます。
①
[通報メール件名設定]( 通報メール書式設定 ) の説明は 17 ページ参照
12
漏電、温度の警報レベル設定
警報レベル設定の説明
①チャンネル名称
[ 端末タイトルの設定 ] で設定された名称が記入されます。
②警報値の設定
数値は H<HH<HHH になるようにして下さい。
出荷時の設定は次のようになっています。
H:50mA
HH:150mA
HHH:空欄
①
②
③
③遅延時間の設定
④
この設定はノイズ、負荷の急な変動等で漏電値が一時的に増えた時に余分な
警報メールを送らないようにする設定です。
出荷時の設定は次のようになっています。
発生遅延:60 秒
復帰遅延:60 秒
注意
遅延時間の設定はあまり短くすると警報が多発して通信料の従量分が加算されます。
④継続時間
この画面は出荷時の標準設定画面です、設定は変更可能です。
継続時間とは警報設定点を超えて一度警報が出ると継続時間で設定された時間の間
はたとえ一度警報点以下になって再度警報点を超えても警報メールは送られません。
漏電警報レベルの一時変更
⑤漏電警報レベルの一時変更
漏電警報の H レベルの設定変更はこの画面で行ってください。H 警報の値は 50mA
と決められておりますので変更後、漏電値増大の原因を取り除いたら元の値に戻し
てください。
⑤
⑥一時変更理由の記載
漏電警報値を変更したときに「変更理由」を記載する欄です。「変更理由」を記載し
た後に [ 変更理由登録 ] ボタンをクリックするとセンターに登録されます。
⑦センターに登録されると端末一覧
[ メモ ]
の画面に の表示が出ます。
⑥
⑦
漏電警報 H レベルの一時的な変更を行う専用画面です。
13
汎用入力警報の設定
① Di 入力の使用 / 不使用
チェックを入れてください、ここにチェックを入れないと警報は出ません。
① ②
③
②
④
⑤
⑥
②入力の種別 [ON] 又は [OFF] の選択
入力の種類によってチェックを入れてください。
③入力の種別 [ON] の名称設定
入力の名称設定:[ON] 入力があった時に送られるメールに記載されます。
④入力の種別 [OFF] の名称設定
入力の名称設定:[OFF] 入力があった時に送られるメールに記載されます。
⑤ ON 判定時間の設定
ON 入力があった時の ON 入力確定までの時間 ( 遅延時間 )
⑥ OFF 判定時間の設定
OFF 入力があった時の OFF 入力確定までの時間 ( 遅延時間 )
⑦判定保留時間の設定
警報入力があると判定保留時間で設定された時間の間はたとえ一度入力が復帰して
再度警報入力があっても警報メールは送られません。
⑦
設定が終わったら ボタンをクリックしてください。
※注意
(1) 汎用入力警報の設定画面で [ON 通知 ][OFF 通知 ] のどちらかには必ずチェックを
入れてください。
(2) 両方にチェックを入れると入力が変化すると必ずメールが送られます、
メールの量が増えますので追加料金が発生することがあります。
(3) 両方にチェックを入れると警報ランプが点灯したままになり、
入力ランプの点滅状態が継続します。
どちらの状態も警報状態になるためで機器の異常ではありません。
(4) 入力 ON で警報メール、入力 OFF で復帰メールが送られるような使用方法の
時は [ 判定保留時間 ] は短くして下さい。入力 OFF( 復帰メール ) に遅れが出ます。
※汎用入力警報を使用するには
商品出荷時はこの機能は御使用できない設定になっています。
ご使用ご希望のお客様は弊社営業にご連絡ください。
この機能は従量制での使用が基本となっています。
①デマンドサービスをご契約の方は
100 回 / 月を超えるご利用につきましては従量課金となります。
②デマンドライトサービスをご契約の方は [DI/PI オプション契約 ]
が必要です。オプション契約では 50 回 / 月を超えるご利用につき
ましては従量課金となります。
警報ランプ
14
入力ランプ
通報一覧
フィルタリング
表示フィルタの設定をクリックすると下記の画面が出ます。発生した通報の表示
過去の通報一覧を表示します。
したい警報にチェックを入れて [ 確定 ] ボタンをクリックしてください。チェッ
表示させたい日付と表示日数を指定してから [ 表示 ] ボタンを押して下さい。
クの入った警報のみ表示されます。
通報の一覧表示の機能
一覧表示には次の機能があります。
(1) 全データの表示
過去の指定期間内に発報された
全メールのリスト
(2) 表示の選択
記録されたデータの中の不要な
データの表示を消します。
[編集]を選択すると左側に
チェック欄 ( □ ) が表示されます。
( □にチェックを入れ [ 非表示設
定 ] をクリックしてください。)
(3) 非表示一覧
非表示にした警報の一覧表示
※注意
この機能では表示のみできます。
選択したデータを印刷する事
はできません。
15
月報印刷の設定 - オプション - ※デマンドの月報ではありません。
①発生した漏電警報の一覧表を作成できます、
基本は 1 カ月毎ですが複数月をまとめて発行することもできます。
発生した警報はすべて印刷されるのが基本設定です。必要な警報だけ選択した月
報を作成したい時は、月報作成前に通報一覧のフィルター機能で必要な警報を選
択した上で月報作成を行ってください。
発行月の指定
② [ 差し込み情報設定 ] で報告書の名称と発行元の情報は自由に設定出来ます。
設定情報を記入したら [ 設定 ] ボタンをクリックしてください。
設定情報を記入
端末名が記入されます。
タイトル
オムロンソフトウェア㈱ 4 月度報告書
名 称 : 御中 御中設定
対象月 :2013 年 07 月度 (07/1 ~ 07/31)
漏電警報:3
温度警報:5
停 電 :2 回
電波強度:最小 0 最大 3 平均 2.63
端末 ID :c410a3
発行元情報
下野電気保安管理事務所
大阪市北区堂島 1-6-20
TEL 06-1234-5678
FAX 06-1234-9876
警報の数が多い時は報告書が複数枚になり、
この場合は報告書に枚数表示が付きます。
報告書の 1 ページ目の下部に漏電と温度の警報設定値が記載されます。
16
通報利用状況一覧
接点通報メールの表示書式変更
この機能では現在まで発生した警報の種別と種別毎の通報数を
接点入力があった時の通報メールの書式を変更することが出来ます。
確認することができます。
[ 機能 ] メニューの [ 通報利用状況 ] のリンクをクリックすると
下記の画面が出ます。
標準設定
[ 警報発生 ]( 電波強度 )( 端末名称 )( チャンネル名称 )( 接点の状態名称 )
① ② ③ ④ ⑤
①:接点が [ON] でも [OFF] でも常に [ 警報発生 ] と表示されます。
②:接点が動作した時の電波強度を 1 ~ 3 の数字で表示します。
③:
「端末タイトルデータ名称」で設定された端末の名称が表示されます。
④:
「端末タイトルデータ名称」で設定されたチャンネル名称が表示されます。
⑤:
「汎用入力警報の設定」で設定された接点の状態名称が表示されます。
変更できる設定
標準設定の①項を⑤項に変更できます。
[ 接点の状態名称 ]( 電波強度 )( 端末名称 )( チャンネル名称 )( 接点の状態名称 )
メールの先頭に動作状態が表示されますので携帯での確認に便利です。
確認したい年月と期間 ( 最大 6 カ月 ) を記入したうえで [ 表示 ] ボタ
ンをクリックすると下記の画面のように警報の種類別に出た
通報数量が表示されます。
○形式 1:
件名先頭に [ 警報発生 ] の固定文言表示。ご利用の
メールソフトにて自動フォルダ振り分け設定が
容易に行えます。
[ 警報発生 ]3 [ 端末名称 ] [CH 名称 ] [ 状態名称 ]
例:[ 警報発生 ]3 [ ○○地区 ] [ 処理場 A ポンプ ] [ 運転 ]
( 状態名称の指定が無い場合は”[ 警報発生 ]3 ○○地区”と表示します )
○形式 2:
件名先頭に [DI 警報の状態 ] を表示。
携帯電話の受信メール一覧上で [DI 警報の状態 ] が先頭に表示される
ので件名だけで現在の状態が確認できます。
[ 状態名称 ]3 [ 端末名称 ] [CH 名称 ] [ 状態名称 ]
例: [ 運転 ]3 [ ○○地区 ] [ 処理場 A ポンプ ] [ 運転 ]
( 状態名称の指定が無い場合は” [ON]3 ○○地区” と表示します )
(1) アナログ警報:漏電、温度等の警報の合計値
(2) 汎用入力警報:接点入力警報の合計値
(3) パルス警報又はデマンド警報:パルス入力警報の合計値
(4) 定 期 通 報 :定期通報の設定をした時に送られます。
(5) 停 電 警 報 :停電警報と復電通知の合計値になります。
(6) 最新値参照通知:携帯電話、パソコンによる最新値参照の合計
17
DI 状態ダウンロード
接点入力を利用して機械の動作回数や動作時間の積算を算出することが出来ます。
チャンネル名称縦並び表示
この機能を利用するときは 14 ページの「汎用入力の設定」の項をご覧ください。
端末名称
SW150LF( デモサイト)(c410a3)
集計期間
2013 年 7 月 1 日~ 2013 年 7 月 31 日
CH 名称
状態名称
DI07
ゲートスイッチ ON
0
6
ゲートスイッチ OFF
743
7
状態時間 ( 時間 )
チャンネル名称横並び表示
端末名称
SW150LF( デモサイト)(c410a3)
集計期間
2013 年 7 月 1 日~ 2013 年 7 月 31 日
CH 名称
状態名称
※注意
[ 集計単位 ] で時間を指定すると合計動作時間が
1 時間未満の場合は状態時間が 0 時間と表示さ
れます。
データの表示形式を選んでください。並び方は
右図を参照してください。
18
DI07
ゲートスイッチ
ゲートスイッチ
ON
OFF
状態時間 ( 時間 )
0
743
状態回数
6
7
状態回数
設定内容の一括表示
機能メニューの をクリックすると端末に設定されている
③
内容が一覧で表示されます。
機能メニュー
③
19
デマンド計測の設定
端末設定のボタンをクリック
すると機能の画面が出ます。
[ 端末タイトル・データ名称の設定 ] を
クリックすると左の画面が表示されます。
※ SW150PFK ではデマンドパルスの入力は PI00 が
指定されています。設定も PI00 で設定して下さい。
20
設定をクリックしてください。
デマンド電力-換算式の設定
デマンドを選択
表示する単位を入力
※注意 !! 換算式の変更を行った時は必ず
「警報の設定」をやり直してください、
正確な警報が出なくなる恐れが有ります。
入力条件と変換比の入力
CT 比の設定
VT 比の設定
パルスレートの設定
ここの設定値は受電
メーターのパネル面に
記載されている数値を
記入して下さい
CT 比、VT 比、パルスレートの設定が終わったら
[換算式の設定]ボタンを押してください。換算式
が設定されます。
1 パルス当りの電力値
21
デマンド警報の設定
警報接点出力をご使用の方は [ 復旧あり ]
にチェックマークを入れないと警報が復帰
状態になっても接点出力 (Do) が OFF に
ならないので警報が止まりません。
警報マスク時間の設定 ( 演算停止時間 )。
デマンド開始時はデータが少ないため演
算誤差が多くなるので警報が多発します。
これを防ぐための設定がマスク時間の設
定です。
警報値は H<HH<HHH になる
ように数値を設定して下さい。
契約電力の設定と
警報レベルの自動演算
契約電力を入力して [ 設定 ] をクリッ
クします。次に [ 警報レベル計算 ]
をクリックすると警報点の数値を計
算して下記の数値が入力されます。
H =契約電力の 70%
HH =契約電力の 80%
HHH =契約電力の 90%
デマンドモニターの設定
(23 ページ参照 )
22
デマンドモニター
デマンドモニターは一日の電力の使用状況を表示するモニターです。
デマンドモニターを使用するには
① [ デマンド警報の設定 ] 画面の下部にあるチェックボックスにチェックを入れる。
② 9 ページの [ 通報先設定 ] 画面でデマンド警報と復帰通報 (H、HH、HHH) に
チェックをいれて下さい。
③目標値の設定、目標値に対してどの程度使用しているかを表示するために設定します。
目標値は、デマンド警報レベル、または、契約電力のいずれを選択します。
(22 ページ参照 )
①デマンドモニター機能を
ご利用になる場合はチェック
を入れてください。
表示は次の三部分に分けられています。
④現在の警報情報→警報発生時の使用電力と、この時限の使用量の予測
⑤直近の 30 分の電力使用量
⑥時間帯毎に 2 回あるデマンド時限の電力使用の多い方を表示します。
②ここにチェックを入れると警報値を超えると
モニター画面に重なって、警報表示が出ます。
表示は赤とグレーが交互に表示されます。
⑤
④
③
③警報目標値の対象基準の選択
契約電力が設定されていない時に表示します。
⑥
警報の目標値にデマンド警報レベルを採用した場合
デマンド警報レベルを複数指定されている場合は、一番高いレベルを目標値として採用
し目標値に対しての使用電力を%表示します。
デマンドの状況の表示は契約電力又は警報設定値に対する使用率で表示されています。
色分けは下記の通りです。
(例:HHH まで設定している場合は、HHH の警報値を目標値として採用します)
契約電力を選択した場合、契約電力に対する使用電力を%表示します。
ポップアップ表示
PC で監視端末を監視中に警報が出ると
警報音が出ます。動作確認済みのブラウザは
下記の通りです。
・Internet Explorer8 (*1)
・Internet Explorer9 (*1)
・Google Chrome
・Firefox
※「 こ の Web サ イ ト は、'Microsoft
Corporation' からの 'Windows Media Player'
ア ド オ ン を 実 行 し よ う と し て い ま す。」の
メッセージが表示する場合は「許可」を押し
てください。
23
● 80%未満 ● 80 ~ 90%未満 ● 90%以上
※注意
(1) ④現在の警報情報は警報が出ていない状態では全てがブランクになっています。
(2) ⑤直近の 30 分の電力使用量で表示される毎時 00 分の数値は前の時限の数値
です。従って 16 時 00 分の表示がある時は 15:30 ~ 16:00 までのデータと
なります。
(3) 動作の途中で目標値などを変更するとデマンド時限が変わるまでは変更が
反映されませんのでご注意ください。
警報時、出力端子の動作設定
H 警報を Do0 に出力するときの設定
※ DO:Digital out の略です。
DO0 設定ボタンをクリックすると
右の画面が出てきます。
設定がすんだら最後に送信ボタンを
クリックしてください。
※注意
① Do 出力の設定はチャンネル毎の独立設定となりますので、
出力チャンネル毎に動作の指定をして下さい。
②複数の警報を一つの接点に出力することも可能です。
この場合の動作は [or] の動作になります。
③出力接点は警報が継続している間は出力され続けます。
設定が終了すると出力の
条件が表示されます。
24
出力接点の動作レベ
ルの指定 ( チェックを
入れる )
デマンドグラフの表示と設定
デマンド監視開始後の初期画面は 1 日のデマンド値の表示になっています。
①計測データが表示されます。数値データグラフデータとも 30 分毎のデータが
表示されます。
② kW( デマンド値 )/kWh( 実使用電力値 ) の切り替え。
③契約電力:デマンド警報の設定画面で契約電力値を入力すると表示されます。
④最大値:当日の最大デマンド値が表示されます。
⑤数値データが一覧で表示され、最大値は赤文字で表示されます。
⑥自動更新を ON にしておくと 30 分毎にデータが更新されます。自動更新機能の
基本設定は OFF です、従って一度画面を閉じると OFF 設定に戻ります。
⑦ [ ダウンロード]をクリックすると下の画面が出ます。「ファイルを保存する」に
チェックを入れて [OK] をクリックするとデータが CSV ファイルでダウンロード
できます。
デマンドをクリックする
デマンドメニュー
①
⑥
②
⑦
④
③
⑤
⑧棒グラフにマウスカーソル
を当てると該当時刻グラフ
の数値が表示されます。
⑧
25
デマンドデータの比較
データを比較する日を指定
デマンド監視では前年、前月等とデータを比較することがあり
ます。重ね合わせ機能は当日のデータを棒グラフで表示、これ
に重ねて折れ線グラフで比較するデータが表示されます。
比較データ
気象データ
重ね合わせをクリックす
ると右の画面がでます。
デマンドデータの重ね合わせ
気 象 デ ー タ ( 温 度、 湿 度 )
の表示
※注意
気象データはアメダスのデータで
す。データの入手時間の関係で前日
以前のデータしか表示できません。
26
気象データ ( 温度、湿度 )
は一覧表から表示する場
所を選択して下さい。
トレンドグラフの設定とデータの表示
メニューの [ モニタ ] をクリックしてモニタメニューを開きます。
[ モニタ ] のメニューは次の 4 点です。
①トレンド :下段左側の [ 表示 ] にチェックを付けたチャンネルのグラフを
表示します。
②設 定 :詳細は下及び 28 ページ参照
③計測データ:計測されたデータを一覧で表示します。
④最新値参照:現在の値を計測して表示します。
モニタをクリックする
グラフの表示
グラフの設定
①
②
③
④
⑤
⑥
①グラフの表示を指定します。ここで指定しないとトレンドの
画面には表示されません。
②グラフの表示色を指定します。
③グラフの線種を指定します。
④使用するスケールの位置を指定します。( 次ページ参照 )
⑤警報のレベルを表示するチャンネルを指定します。
( 指定できるのは 1 チャンネルのみです。)
⑥最大値、最小値を表示するチャンネルを指定します。
( 指定できるのは 1 チャンネルのみです。)
表示の指定
27
グラフの表示期間の設定
表示する単位を指定します
グラフ表示のスクロール
表示期間で設定された値でスクロールします。
表示日を指定すると指定日が表示されます。
警報線の表示
①
グラフのスケールは横軸の上下及び
グラフの左右の 4 軸表示できます。
軸の表示と表示色は
①左上:黒
②左下:緑
③右上:青
④右下:赤
設定は左の画面でそれぞれの最大値
と最小値を設定してください。
DI 設定 ( 接点入力 ) の表示
トレンドグラフの下に接点の動作
状態を表示することが出来ます。
DI 設定の画面で [ 表示 ] にチェッ
クを入れたチャンネルの動作が表
示されます。ここで表示の設定が
されていないとグラフ上での表示
/ 非表示の切り替えはできません。
最大値の表示
最小値の表示
②
③
④
①トレンドグラフの表示 ②汎用入力動作の表示
③トレンドグラフの表示、非表示設定 ④汎用入力動作の表示、非表示設定
※注意
(1) 最大値と最小値の表示はグラフの表示期間範囲内の値で表示されます。従ってグラフを過去に
スクロールすると表示される画面の範囲に応じて表示位置が移動します。
(2) 表示、非表示欄のチェックを外し [ 更新 ] ボタンをクリックするとグラフを非表示にできます。
28
計測データ一覧
演算されたアナログ値の表示
①
②
⑥
④
③
A/D 変換された
アナログ信号の
デジタル値表示
⑤
メモ欄
データ取得時刻
の表示
演算された電力値の表示
③
実際のパルス数の表示
電波強度、警報等
の情報表示
①年月日を指定して [ 移動 ] ボタンをクリックすると指定日のデータが表示されます。
データは一番上に最新の計測値が表示されます。
② [ 実値表示 ] のボタンをクリックすると電圧 / 電流入力の場合は [ アナログ値 ] が表示されます。
パルス入力の場合は [ 実入力パルス数 ] が表示されます。
③ [ メモ表示 ] のボタンをクリックすると右側にメモ欄が表示されます。メモする内容を記入して [ 更新 ]
ボタンを押してください、メモが記憶されます。
④ [CSV ダウンロード ] をクリックするとダウンロードの画面が出ます。
⑤ダウンロード画面で、ダウンロードする期間とデータの並び順を指定して [ ダウンロード ] ボタンをクリック
して下さい。ファイル名と保存場所を指定するとデータはダウンロードできます。(30 ページ参照 )
⑥ DI 状態 CSV ダウンロード:ダウンロードする期間とデータの並び順を指定して [ ダウンロード ] ボタンをクリッ
クして下さい。ファイル名と保存場所を指定するとデータはダウンロードできます。(30 ページ参照 )
29
ダウンロード画面
計測データのダウンロードと内容
演算された漏電値
最新値参照
計測されたアナロ
グ信号の A/D 変換
後のデジタル値
演算された電力値
実際のパルス数
ID:c410a3
計測日時
'2013/07/12 13:30:00
'2013/07/12 13:19:00
'2013/07/12 13:17:00
'2013/07/12 13:05:10
'2013/07/12 13:00:00
'2013/07/12 12:52:40
'2013/07/12 12:50:00
'2013/07/12 12:40:30
'2013/07/12 12:30:00
'2013/07/12 12:20:40
'2013/07/12 12:18:20
'2013/07/12 12:05:10
'2013/07/12 12:00:00
'2013/07/12 11:52:00
'2013/07/12 11:49:40
'2013/07/12 11:40:30
'2013/07/12 11:30:00
'2013/07/12 11:20:00
電灯
電灯 7
動力
動力
75KVA(mA)
5KVA[ 実値 ]
75KVA(mA)
75KVA[ 実値 ]
18.41
20.75
20.75
94.46
19.58
95.63
95.63
59.36
18.41
59.36
59.36
59.36
20.75
94.46
95.63
20.75
95.63
95.63
15
17
17
80
16
81
81
50
15
50
50
50
17
80
81
17
81
81
20.75
21.92
23.09
96.8
21.92
97.97
97.97
61.7
20.75
61.7
61.7
61.7
21.92
96.8
97.97
21.92
97.97
96.8
17
18
19
82
18
83
83
52
17
52
52
52
18
82
83
18
83
82
デマンドパルス デマンドパルス 電波強度
入力 7(kW)
283.03
283.03
283.03
160.67
610.34
382.72
300.09
5.6
306.56
306.56
306.56
163.17
623.06
369.85
296.17
7.5
126.28
7.37
入力 7[ 実値 ]
29482
29482
29482
16736
63577
39867
31259
583
31933
31933
31933
16997
64902
38526
30851
781
13154
768
1
2
1
1
2
2
2
2
2
3
2
1
2
2
2
2
3
1
※この表は見やすく表示するためにアレンジされています。
[ モニタ ] メニューの「最新値参照」をクリックし
[ データの取得 ] ボタンを押すと最新のデータを表
示できます。
30
ユーザーと端末の管理
Ⅰ、管理者の種別と権限
グループ分け
設置された端末は次のグループに分けられます。
(1)設置グループ
端末の設置されているエリア、管理区分、建屋毎等、必要なグループを作成する
ことが出来ます。設置グループでの登録は端末単位で行います、一つのグループ
内に複数の端末を登録することが可能です。設置グループの中に重複して複数の
設置グループやセンサーグループを設置することが可能です。
(2)センサグループ
異なる機種、異なる設置グループに属する端末等をチャンネル単位で選択し仮想的
な端末を作成し表示できます。たとえば部署毎の温度セ ンサをセンサグループに
まとめて、計測データを分析グラフに表示するといった使い方ができます。
センサーグループの下には他のグループを設定することはできません。
(3)転送グループ ( オプション機能 )
登録された端末のデータをまとめてメール転送するためのグループです。
グループ毎に管理者 ( ユーザー管理者 ) を設定して管理を行うことが出
来ます。グループは管理者から 4 階層の階層構造に出来ます。
一番下の階層は一般ユーザーにのみ設定できます。
管理者の機能は以下の通りです。
(1) 管 理 者:弊社より付与されたユーザー ID とパスワードでログイン
出来ます。管理者は契約したすべての機能を利用でき、
すべての端末を管理できます。端末を「ユーザ」で
グループ分けしてユーザ毎にユーザ ID とパスワードを
発行し、機能利用の可否を設定できます。
また、ユーザ毎にユーザ管理権限を与えるかどうかを
設定できます。
さらに契約端末すべての管理ができ、その中から端末
を選んでユーザに割り当てることができます。
(2) ユーザー管理者:管理者または親ユーザによってユーザ管理権限を
与えられたユーザです。管理者又は親ユーザが発行した、
各ユーザのユーザ ID とパスワードでログインできます。
ユーザ管理権限があるので、子ユーザを作成することが
できます。管理者と同様に、ユーザ ID とパスワードを
発行し、利用できる機能を設定できます。また、ユーザ毎
にユーザ管理権限を与えるかどうかを設定できます。
さらに親から割り当てられた端末を選んでユーザに割り当
てることができます。
(3) 一般ユーザー:ユーザ管理権限を持たないユーザです。
管理者または親ユーザが発行した、各ユーザのユーザ ID
とパスワードでログインできます。
ユーザ管理権限がないので子ユーザを作成することは
できません。
管
設 置
グループ
( ユーザー管理者 )
センサー
グループ
端末 2
転送
グループ
端末 3
CH2
CH1
CH3
グループのツリー表示
CH4
階層は 4 階層まで設置できます。
31
者
センサー
グループ
仮想端末
(v00c10)
設 置
グループ
( ユーザー管理者 )
端末 A
センサー
グループ
端末 B
転送
グループ
センサー
グループ
仮想端末
(v00c12)
CH1
理
CH2
CH3
CH4
設 置
グループ
( ユーザー管理者 )
設 置
グループ
( 一般ユーザー )
端末 9
端末の表示とグループの種類
ご契約いただいた端末は下記の様に一覧で表示されます。この画面は弊社より
お送りしたユーザー ID とパスワードでログイン出来ます。この ID とパスワー
ドは管理者用なので全ての機能が変更可能になっています。管理権限の設定、
機能の制限等を行うにはユーザーの管理と端末の管理の設定をして下さい。
以下にその方法を記します。
マークが無いのが
設置グループです。
オムロンソフトウェア㈱
マークはセンサー
グループを表します。
マークは転送グループ
を表します。
※転送グループはデータを
CVS ファイルにしてまとめ
てメールで送るオプション
です。オプション契約をさ
れていないお客様では表示
されません。
グループが設置されるていると上部にグループの一覧が
下部にどのグループにも属していない端末が表示されます。
グループに割り当てられていない端末
32
Ⅱ、設置グループの設定
グループ一覧画面の①設置グループの設定を
クリックするとグループ設定の画面が出ます。
①
グループに端末を登録
設定された「設置グループ」はまだ「箱」だけの状態です。ここに端末を登録するこ
とによりグループ設定が完了します。
一覧表示より登録する設置グループの中の②「端末登録」を
クリックすると下記の画面が出ます。
②
登録する端末にチェック
マークを付ける
グループの設定
グループ名:一覧表に表示されます。
ユーザー ID
パスワード:
登録時は2ヶ所に記入します。
メモ記入欄
※注意
ここで決めるグループ名、
ユーザー ID、 パスワード等は
お客様で管理する様お願いします。
設定が終わったら [ 登録 ] ボタンをクリックすると内容確認の画面が出ます、
内容に間違いのない事を確認したら登録ボタンをクリックしてください。
設定が終り [ 登録 ] ボタンをクリックすると内容確認
の画面が出ます、内容に間違いのない事を確認したら
登録ボタンをクリックしてください。
33
設置グループ権限の設定
設置グループに登録された端末の確認
管理者又はグループ管理者が設置グループを作成するときに操作の出来る範囲の
制限を設定できます。グループ設定の画面をスクロールすると下記の画面が出て
きます。赤く表示された場所は契約内容により使用できない権限を表しています。
設置グループの名称をクリックするとそのグループに所属している端末が表示されま
す。初期設定では端末の型式と端末 ID が表示されています、既に端末の設置場所等
の名称が設定されていると設定されている名称が表示されます。
設定が終了したら [ 設定 ]
ボタンをクリックして
ください。
使用が許可されている
メニュー。
使 用 が 許 可 さ れ て い て、
ここのチェックが入って
いると下位の管理者の画
面でも変更が可能です。
ここのチェックを外すと
下位の管理者の画面では
グレーに表示されて使用
できなくなります。
管理者の権限で使用出来
なくしたメニュー。
下位の管理者の画面では
グレーに表示されて使用
できなくなります。
M2M センター契約上
使用制限されているか
又は上位管理者の権限で
制限されているメニュー
はグレーに表示されてい
ます。
34
Ⅲ、センサーグループ
センサグループは端末のチャンネル(CH)をグループ化することで、1 台の仮想端
末として取り扱えます。センサグループを作成すると、そのグループ内の 255CH
までの計測データの合算、同時に 8CH までのグラフを表示することができます。
③センサーグループの登録をクリックすると
グループ設定の画面が出ます。
⑤センサーグループの名称
グループにチャンネルを登録
設定された「センサーグループ」はまだ「箱」だけの状態です。ここにチャンネルを
登録することによりセンサーグループの設定が完了します。
35 ページの④仮想端末登録をクリックすると仮想端末登録画面 ( 下の画面 ) が出て、
登録出来るチャンネルが表示されます。
仮想端末登録画面
④仮想端末の登録
グループの設定画面
グループ名:一覧表に表示されます。
ユーザー ID
一つのセンサーグループに複数
の仮想端末が登録出来ます。仮
想端末を新たに作成する時は
[ 新規作成 ] を指定します。
既に作成した仮想端末にチャン
ネルの追加、削除をする時は該
当する仮想端末の ID をクリッ
クしてください。
既成の仮想端末を指定すると既
に登録された仮想チャンネルに
チェックが付いた画面が表示さ
れます。
登録するチャンネル或いは追加
するチャンネルにチェックマー
クを付けてください。
パスワード:
登録時は2ヶ所に記入します。
メモ記入欄
設定が終ったら [ 登録 ] ボタンをクリックすると
内容確認の画面が出ます、内容に間違いのない事
を確認したら登録ボタンをクリックしてください。
グループの一覧画面にマークのついたグループが
表示されます。
※注意
①ここで決めるグループ名、
ユーザー ID、 パスワード等は
お客様で管理する様お願いします。
②設置グループとセンサーグループ
ではそれぞれ別の ID とパスワード
を設定して下さい。
35
設定が終わったら [ 更新 ] ボタ
ンをクリックして下さい、内容
が確定されます。
この時点でセンサーグループの
名称として [v □□□□□ ] が生
成されます。
センサーグループに登録されたチャンネルの確認
仮想端末の名称の付け方
35 ページの [ ⑤センサーグループの名称 ] をクリックするとそのグループに所属し
ている仮想親機の名称と設定された測定チャンネルの名称とそのチャンネルの所属す
る親機の端末 ID が表示されます。チャンネルの名称が設定されていないとチャンネ
ル番号が表示されます。
仮想端末を設定すると自動で [v □□□□□ ] という名称がつけられます。
これではわかりにくいので判りやすい名称を設定する事が出来ます。
③ [ 仮想端末の名称 ] をクリックしてください。
[ 機能 ] 画面が出ます。この画面で① [ 端末タイトル・データ名称設定 ]
の文字をクリックしてください、名称の設定画面が出ます。
④へ仮想端末の名称を書き込み
①仮想端末の名称
③
端末タイトル・データ名称設定画面
仮想端末の名称を書き込みます
④
仮想端末の説明を記入できます。
③親機の ID
②チャンネル名称
①仮想端末の名称
仮想端末を設定すると自動で [v □□□□□ ] という名称がつけられます。
②チャンネル名称
仮想端末のチャンネルの名称は端末それぞれの [ 端末タイトル設定 ] で
設定された名称がそのまま表示されます。
③親機の ID
仮想端末のチャンネルは異なる親機から選択されているので各チャンネ
ルの親機を示す ID が表示されます。
36
センサーグループ権限の設定
センサーグループでも管理者又はグループ管理者が操作の出来る範囲の制限を設定できます。
グループ設定画面を下方向にスクロールすると下記の画面が出てきます。
赤く表示された場所は契約内容により使用できない権限を表しています。
設定が終了したら [ 設定 ]
ボタンをクリックして
ください。
使用が許可されている
メニュー。
使 用 が 許 可 さ れ て い て、
ここのチェックが入って
いると下位の管理者の画
面でも変更が可能です。
ここのチェックを外すと
下位の管理者の画面では
グレーに表示されて使用
できなくなります。
センサーグループの [ グループ設定 ]
をクリックすると「グループの設定」
画面が表示されます。
この画面を下方向にスクロールすると
グループ権限の設定画面が現れます。
管理者の権限で使用出来
なくしたメニュー。
下位の管理者の画面では
グレーに表示されて使用
できなくなります。
M2M センター契約上
使用制限されているか
又は上位管理者の権限で
制限されているメニュー
はグレーに表示されてい
ます。
下方向にスクロールする。
37
Ⅳ、分析グラフの設定
仮想端末の設定が終了すると分析グラフの設定が出来るようになります。
①
②
ここをクリック
すると下の画面
が出ます。
⑤
分析 をクリックするとメニューが下の様に変わります。
⑥
グラフの設定 をクリックすると右の画面が出ます。
38
③
④
分析グラフの設定内容
⑤ 分析グラフでは「アメダス」のデータを取り込んで表示できます。
① 分析グラフは用途に応じて複数設定出来ます。グラフに名前を付けて
アメダスのデータは温度と湿度が表示できます ( 片方だけでも可 )。
保存します。
② 分析グラフは次の 3 種類のグラフ表示できます。
①折れ線グラフ
②棒グラフ
③積み上げグラフ
※注意:アメダスデータはデータの取得が 1 日 1 回のため
前日のデータにしか表示できません。
※注意
①棒グラフの設定は 1 つしかできません、
②積み上げグラフは棒グラフと同じ形式なので積み上げ
グラフを選択すると棒グラフの設定は設定できません。
③積み上げグラフの設定を選択すると選択されたチャンネルの
数値が棒グラフの積み上げで表示されます。
⑥ 分析グラフのスケールはそれぞれ下限と上限を設定します。
上限は表示する時間軸の単位により表示できる分解能が変わります。
※データは指定されたサンプリング時間の測定値が表示されます。
表示期間を長くするとサンプリング時間毎の表示が出来なくなるので
合算値で表示されます、
スケールの設定もそれに合わせるようにして下さい。
計測間隔が 10 分間隔の場合は次のようになります。
12 時間表示の時:10 分間隔
1 日表示の時 :30 分間隔
3 日表示の時 :60 分間隔
1 週間表示の時 :1 日間隔
1 カ月表示の時 :1 日間隔
1 年間表示の時 :1 カ月間隔
表示される数値は計測単位時間の積算値になります。
③ 分析グラフはスケールを 4 軸設定できます。
左右の軸線、目盛り線の上下で次のように表示されます。
①左上 ②左下 ③右上 ④右下 ④ 分析グラフは表示する数値を選択をできます。
①積算値
②最大値
③最小値
④平均値
この各数値は表示される期間により変化します。
※ 10 分間隔でデータを取った時は次のように演算し表示されます。
① 12 時間表示の場合は測定値がそのまま表示されます。
② 1 日表示の時は 30 分間の積算値、最大値、最小値、平均値
③ 3 日表示の時は 60 分間の積算値、最大値、最小値、平均値
④ 1 週間表示 /1 カ月の時は 1 日間の積算値、最大値、最小値、平均値
⑤ 年間表示は 1 ヵ月の積算値、最大値、最小値、平均値
で表示されます。
39
仮想チャンネルの設定
センサーグループでは最大 255 チャンネルのパルス積算値の合算機能があります。
合算した結果は専用の仮想チャンネルに保存されます。
[ 仮想チャンネル ] の設定
仮想端末の名称設定の画面の下に [ 仮想チャンネル ] の設定画面があります。
この画面で
(1) 仮想チャンネルの名称を設定
(2) チャンネルの追加欄にチェックを付けてください。
(3) 表示欄にチェックを付けてください。
(4) この仮想チャンネルには自動で [vi □□ ] という名称が付けられます。
⑤
追加された合算用
仮想チャンネル
④
分析グラフの設定の画面に「仮想チャンネル」の表示が追加されてているの
を確認したら「仮想チャンネルの名前」をクリックしてください。
⑥
⑦
⑧
⑨
①
②
③
(6) 仮想センサの算出式を [ パルス合算 ] と設定して下さい。
合算するチャンネルを指定します。合算されるチャンネルは 1 回しか指定で
きません。どこかで合算に使用されているチャンネルは (7) の様にグレーに
表示され指定できないようになっています。
指定出来るのは (8) の様に表示されているチャンネルです。
チャンネルを指定したら (9)[ 登録 ] ボタンをクリックしてください。
[ 仮想チャンネル ] の設定画面
仮想端末と仮想チャンネルの定義
①仮 想 端 末 :分析グラフを作成するために、設置された複数の端末から
必要なデータを持つチャンネルを集めセンター上で 1 台の
端末として扱うチャンネルの集合体です。
②仮想チャンネル:仮想端末を構成するチャンネル及び合算値を表示するため
のチャンネルの総称です。
40
2 次側電力計測の設定と電力パルス変換器
電力変換器:EW630
電力変換器を接続することによりデマンド以外の電力の測定が出来ます。
専用 CT 入力端子
入力電流 100A:33mA
200A/400A/600A:66mA
パルス出力端子
出力形式:オープンコレクタ
出力レート:1.6 パルス / 秒
電力量を選択
パルス出力表示
電源ランプ
ランプが点滅してい
る時は電力計測はで
きません
単位を記入
出力単位
0:1Wh
1:10Wh
2:100Wh
3:1kWh
4:10kWh
5:100kWh
6:2kWh
7:5kWh
8:20kWh
9:50kWh
CT 種別の設定
1:5A/100A
2:200A
3:400A
4:600A
R
S
T
電圧入力端子
100V ~ 240V フリー電源
単相 2 線、単相 3 線、3 相 3 線
パルス出力の設定
パルス出力の設定は 1 パルス当たりの電力量を設定します。
出力可能パルスが 1.6 回 /1 秒なので電力量 (kWH) から 1 秒あたりの
パルス数を算出して出力単位を設定して下さい。
電力変換器の出力パルスに合わせて 1 パルス当たりの重みを設
定して下さい。
41
電力変換器:KM20-B40
電力測定器:KM50-C/KM50-E
専用 CT 入力端子
入力電流 5A:1.65mA
50A:16.5mA,
100A:33mA
200A/400A/600A:66mA
パルス出力端子
出力形式:オープンコレクタ
出力レート:1.6 パルス / 秒
電源ランプ
ランプが点滅してい
る時は電力計測はで
きません
パルス出力表示
出力単位
0:1Wh
1:10Wh
2:100Wh
3:1kWh
4:2kWh
5:5kWh
6:10kWh
7:20kWh
8:50kWh
9:100kWh
CT 種別の設定
1:5A
2:50A
3:100A
4:200A
5:400A
6:600A
CT 比の設定
0:5A
1:150A
2:200A
3:250A
4:300A
5:400A
6:500A
7:600A
8:750A
9:800A
10:1000A
11:1200A
12:1500A
13:2000A
14:2500A
15:3000A
R
VT 比の設定
0:ナシ
1:220V
2:440V
3:3300V
4:6600V
S
電 力 測 定 器 KM50-C/KM50-E で も パ ル ス 出 力 を 利 用 し て
SW150PF のパルス入力による電力の遠隔監視が出来ます。設定は
設定キーにより行います。設定キーは次の 4 種です。
[ モードキー ]
[ シフトキー ]
[ アップキー ]
[ エンターキー ]
設定方法については KM50 のマニュアルをご参照ください。
T
電力変換器 / 電力測定器設定時の注意点
電圧入力端子
100V ~ 240V フリー電源
単相 2 線、単相 3 線、3 相 3 線
※ CT 比の設定は 5ACT 使用時に使用できる機能です。
電流値は CT1 次側の電流値を設定します。
42
出力単位とは 1 パルスが何 W に相当するかを設定する機能です。
出力単位の設定:
変換器の出力パルス周期は 600mS 以上必要です。
1 時間率 (kWh) で電力を測定する時は
1 時間= 3600 秒、3600/0.6(mS) = 6000 パルス出力が限界です。
予想電力が 100kWh の場合:
100kWh = 100 × 103W/6000 = 16.666W となりますので
出力単位= 100W/1 パルスに設定しないと演算が出来ない事にな
ります。
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