...

関連情報の構成及び送出手順、PESパケット等の送出手順並びに伝送

by user

on
Category: Documents
19

views

Report

Comments

Transcript

関連情報の構成及び送出手順、PESパケット等の送出手順並びに伝送
関連情報の構成及び送出手順、PESパケット等の送出手順並びに伝送制御信
号及び識別子の構成等
(標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式第3
条、第16条、第22条の4、第22条の13、第22条の23、第22条の
24、第35条の3、別表第19号の23)
平成二十一年二月二十日
総務省告示第八十八号
平成二十二年四月二十三日総務省告示第百七十一号
標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式(平成
十五年総務省令第二十六号)第二十二条の四第四項、第二十二条の十三第一項
第三号、同条第五項、第二十二条の二十三、第二十二条の二十四、第三十五条
の三第四項、別表第十九号の二十三別記一の規定に基づき、平成二十一年総務
省告示第八十八号(関連情報の構成及び送出手順、PESパケット等の送出手
順並びに伝送制御信号及び識別子の構成等を定める件)の一部を改正する。
1 関連情報の構成及び送出手順
一 共通情報のうち、標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する
送信の標準方式(以下「標準方式」という。)第八条第一号に関するもの
(以下「ECM」という。)は、番組に関する情報、スクランブルを解く
ための鍵情報及び受信機のスクランブルを解く機能の強制的な切替えを
指令する制御情報とし、その構成及び送出手順は別表第一号に示すとおり
とする。
二 共通情報のうち、標準方式第八条第二号に関するもの(以下「ACI」
という。)は、番組に関する情報、スクランブルを解くための鍵情報及び
受信機のスクランブルを解く機能の強制的な切替えを指令する制御情報
とし、ACI構成を示すプロトコル番号、スクランブルの運用主体を識別
する事業体識別及びACIに含む情報を暗号化するのに用いる暗号鍵を
識別する暗号鍵識別を含むものとし、平成十五年総務省告示第三十九号
(映像信号のうちセクション形式によるもの及び音声信号のうちセクショ
ン形式によるものの送出手順を定める件)第2項に示すモジュールとして
伝送するものとする。
三 個別情報(以下「EMM」という。)は、国内受信者の個別の契約情報
及び共通情報の暗号を解くための鍵情報とし、その構成及び送出手順は別
表第二号に示すとおりとする。
四 標準方式第四章に規定するデジタル放送に関する関連情報は、前三号に
規定するもののほか、番組に関する情報及びスクランブルを解くための鍵
情報又は国内受信者の個別の契約情報を含むECM(以下「ECM-S」
-1-
という。)並びにECM-Sの暗号を解くための鍵情報からなるEMM(以
下「EMM-S」という。)とし、その構成及び送出手順は別表第三号及
び別表第四号に示すとおりとする。
五 共通情報のうち、標準方式第二十二条の二十四に関するものは、番組に
関する情報、スクランブルを解くための鍵情報及び当該情報を示す制御情
報(鍵管理システムに共通する情報を除く。以下「ECM-M」という。
)
並びにスクランブルに関する情報のうち鍵管理システムに共通する情報
(以下「EIM-M」という。
)とし、それらの構成及び送出手順は別表
第十七号に示すとおりとする。
2 PESパケット、セクション形式、TSパケット、IPパケット、TLV
パケット、ULEパケット及び圧縮IPパケットの送出手順
一
二
三
四
五
六
七
PESパケットの送出手順は、別表第五号に示すとおりとする。
セクション形式の送出手順は、別表第六号に示すとおりとする。
TSパケットの送出手順は、別表第七号に示すとおりとする。
IPパケットの送出手順は、別表第十四号に示すとおりとする。
TLVパケットの送出手順は、別表第十五号に示すとおりとする。
ULEパケットの送出手順は、別表第十八号に示すとおりとする。
圧縮IPパケットの送出手順は、別表第十九号に示すとおりとする。
3 トランスポートフレーム、データチャネルMACプロトコルカプセル及び
コントロールプロトコルパケットの送出手順
一 トランスポートフレームの送出手順は、別表第二十号に示すとおりとす
る。
二 データチャネルMACプロトコルカプセルの送出手順は、別表第二十一
号に示すとおりとする。
三 コントロールプロトコルパケットの送出手順は、別表第二十二号に示す
とおりとする。
4 伝送制御信号(標準方式第二十二条の十三第二項に関するものは除く。
)
及び識別子の構成
一 PATの構成は、別表第八号に示すとおりとする。
二 PMTの構成は、別表第九号に示すとおりとする。
三 CATの構成は、別表第十号に示すとおりとする。
四 NITの構成は、別表第十一号に示すとおりとする。
五 AMTの構成は、別表第十六号に示すとおりとする。
六 INTの構成は、別表第二十三号に示すとおりとする。
七 前各号に規定する各伝送制御信号により伝送される記述子の構成は、別
-2-
表第十二号に示すとおりとする。
八 識別子の構成は、別表第十三号に示すとおりとする。
5 伝送制御信号のうち標準方式第二十二条の十三第二項に関するもの及び
PPC情報の構成
一 FDMの構成は、別表第二十四号に示すとおりとする。
二 ENLDMの構成は、別表第二十五号に示すとおりとする。
三 OISの構成は、別表第二十六号に示すとおりとする。
四 PPC情報の構成は、別表第二十七号に示すとおりとする。
6 緊急情報記述子の構成
緊急情報記述子の構成は、別表第十二号に示すとおりとする。
7 緊急警報放送メッセージ
緊急警報放送メッセージの構成は、別表第二十八号に示すとおりとする。
別表第一号 ECMの構成及び送出手順
ヘッダ部
64
ECM
8×N
CRC
32
送出順
注1 単位の指定のない数字は、その領域のビット数を示すものとする。
以下同じ。
2 「0x」に続く数字を 16 進数とする。以下同じ。
3 各領域は、最上位ビットから最下位ビットの順に伝送するものとす
る。以下同じ。
4 ECMの伝送は、別表第六号に示すセクション形式のうち拡張形式
によるものとする。
5 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は、ECMを示す 0x82 又は
0x83 とし、「テーブル識別子拡張」はECMに含まれる情報の種別を
識別するのに使用する領域とする。
6 ECMは、次表に示すものを含む情報により構成されるものとする。
ただし、標準方式第6章第2節に規定するデジタル放送を行う場合は、
事業体識別を含まないことができる。なお、プロトコル番号、事業体
識別及び暗号鍵識別以外の情報は、暗号鍵識別により識別される暗号
鍵を用いて暗号化することができることとする。
-3-
項
目
プロトコル番号
事業体識別
暗号鍵識別
スクランブルの解除に用いる鍵
年月日時分
別表第二号 EMMの構成及び送出手順
ヘッダ部
64
EMM1
EMM2
…
8×N
EMMn
CRC
32
送出順
注1 EMMの伝送は、別表第六号に示すセクション形式のうち拡張形式
によるものとし、その範囲内で、EMMは複数多重できるものとする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は、EMMを示す 0x84 又は
0x85 とし、「テーブル識別子拡張」はEMMに含まれる情報の種別を
識別するために使用する領域とする。
3 標準方式第2章から第5章まで、第6章第3節及び同章第5節に規
定するデジタル放送において、受信機へメッセージ情報を伝送するた
めの情報(以下「EMMメッセージ」という。)がEMMに含まれる
場合は、ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は、0x85 とし、「テー
ブル識別子拡張」は注2にかかわらず、EMMメッセージが個別の受
信機向けの場合には 0x0000 とし、全受信機向けの場合には 0x0001~
0xFFFF とする。
4 EMMは、EMMメッセージ又は次表に示すものを含む情報により
構成されるものとする。
なお、プロトコル番号以外の情報は、暗号化することができること
とする。
項 目
デコーダ識別番号
プロトコル番号
-4-
別表第三号 ECM-Sの構成及び送出手順
ヘッダ部
24
ECM-S
8×N
送出順
注1 ECM-Sの伝送は、別表第六号に示すセクション形式のうち通常
形式によるものとする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は、ECMを示す 0x82 又は
0x83 とする。
3 1つのTSパケットには複数のECM-Sセクションを含まず、ま
た、1つのECM-Sセクションは1つのTSパケット内で完結する
ものとする。
4 ECM-Sは、プロトコル番号を含む情報により構成されるものと
する。なお、暗号鍵識別を含むECM-Sについては、プロトコル番
号及び暗号鍵識別以外の情報は、暗号化することができることとする。
別表第四号 EMM-Sの構成及び送出手順
ヘッダ部
24
EMM-S
8×N
送出順
注1 EMM-Sの伝送は、別表第六号に示すセクション形式のうち通常
形式によるものとする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は、EMMを示す 0x84 又は
0x85 とする。
3 1つのTSパケットには複数のEMM-Sセクションを含まず、ま
た、1つのEMM-Sセクションは1つのTSパケット内で完結する
ものとする。
4 EMM-Sは、プロトコル番号を含む情報により構成されるものと
する。なお、プロトコル番号以外の情報は暗号化することができるこ
ととする。
-5-
別表第五号 PESパケットの送出手順
ヘッダ部
ヘッダ拡張部
パケット開
ストリーム
PESパケッ
PESヘッダ
スタッフィン
始コードプ
識別子
ト長
オプション
グバイト
データ部
データ
リフィック
ス
24
8
16
送出順
注1 パケット開始コードプリフィックスは、PESパケットの開始を示
す符号とし、0x000001 の固定値とする。
2 ストリーム識別子は、エレメンタリーストリーム(符号化された信
号をいう。以下同じ。)の種類及び番号の識別に使用することとし、
その割当ては別記に示すとおりとする。
3 PESパケット長は、この領域以降に続くPESパケット中のバイ
ト数を書き込む領域とし、値0は、PESパケット長が規定されてな
く境界がないことを示し、ペイロードが映像エレメンタリーストリー
ムであるPESパケットの場合にのみ許されることとする。
4 PESヘッダオプションは、ITU-T勧告H.222.0 に従うものと
する。
5 スタッフィングバイトは、0xFF で 32 バイト以下とする。
別記 ストリーム識別子
値
0xBC
0xBD
0xBE
0xBF
‘110xxxxx’
割 当 て
プログラムストリームマップ
プライベートストリーム1
パディングストリーム
プライベートストリーム2
ISO/IEC 13818-3、ISO/IEC 11172-
3、ISO/IEC 13818-7又はISO/IEC 14496
-3の音声ストリーム番号‘xxxxx’
‘1110xxxx’
ITU-T勧告H.262、ISO/IEC 11172-2、I
SO/IEC 14496-2又はITU-T勧告H.264 の映
像ストリーム番号‘xxxx’
0xF0
ECMストリーム
0xF1
EMMストリーム
0xF2
ITU-T勧告H.222.0 Annex A又はISO/IEC
-6-
0xF3
0xF4
0xF5
0xF6
0xF7
0xF8
0xF9
0xFA
0xFB
0xFC
0xFD
0xFE
0xFF
注 ‘
13818-6のDSMCCストリーム
ISO/IEC 13522 ストリーム
ITU-T勧告H.222.1 type A
ITU-T勧告H.222.1 type B
ITU-T勧告H.222.1 type C
ITU-T勧告H.222.1 type D
ITU-T勧告H.222.1 type E
補助ストリーム
ISO/IEC 14496-1SLパケット化ストリーム
ISO/IEC 14496-1フレックスマックスストリー
ム
メタデータストリーム
拡張ストリームID
未定義
プログラムストリームディレクトリ
’で囲まれた数字は、2進数とする。以下同じ。
別表第六号 セクション形式の送出手順
1 通常形式
テーブル
識別子
8
ヘッダ部
セクションシ ‘1’
ンタクス指示
1
1
‘11’
セクショ
ン長
2
データ
12
8×N
送出順
2 拡張形式
セク
‘1’
‘11’
セク
テー
ショ
ショ
ンシ
ン長
‘11’
バー
カレ
セク
最終
ブル
ジョ
ント
ショ
セク
識別
ン番
ネク
ン番
ショ
ンタ
子拡
号
スト
号
ン番
クス
張
指示
デ ー タ
テ ー ブ ル 識 別 子
ヘッダ部
C
R
C
号
指示
8
1
1
2
12
16
2
5
1
8
8
8×N 32
送出順
注1 テーブル識別子は、セクションが属するテーブルの識別のために使
用する領域とする。
2 セクションシンタクス指示は、通常形式及び拡張形式の種別を識別
-7-
するための領域とし、通常形式の場合は‘0’、拡張形式の場合は
‘1’とする。
3 セクション長は、セクション長領域より後に続くデータバイト数を
書き込む領域とする。ただし、この値は、4093 を超えてはならない。
4 テーブル識別子拡張は、テーブル識別子の拡張を行う領域とする。
5 バージョン番号は、テーブルのバージョン番号を書き込む領域とす
る。
6 カレントネクスト指示は、テーブルが現在使用可能である場合は
‘1’とし、テーブルが現在使用不可であり次に有効となることを示
す場合は‘0’とする。
7 セクション番号は、テーブルを構成するセクション番号を書き込む
領域とする。
8 最終セクション番号は、テーブルを構成する最後のセクション番
号を書き込む領域とする。
9 CRCは、ITU-T勧告H.222.0 に従うものとする。
別表第七号 TSパケットの送出手順
188 バイト
ヘッダ部
同期
トランス
ペイロー
トランス
バイ
ポートエ
ドユニッ
ト
ラーイン
ト開始イ
ジケータ
ンジケー
ィール
ョン
ー
ター
ド制御
フィ
PID
トランスポー
アダプ
連続
アダ
ポート優
トスクランブ
テーシ
性指
プテ
先度
ル制御
ョンフ
標
ーシ
ール
ド/
ペイ
ロー
ド部
8
1
1
1
13
2
2
4
送出順
注1 同期バイトは、0x47 とする。
2 トランスポートエラーインジケーターは、TSパケット内のビット
エラーの有無を示すフラグとし、‘1’の場合、少なくとも1ビット
の訂正不可能なエラーがTSパケットに存在することを示すものと
する。
3 ペイロードユニット開始インジケーターは、‘1’のとき本TSパ
ケットのペイロードの開始点がPESパケットの開始点、又はポイン
-8-
タであることを示すものとする。
4 トランスポート優先度は、同一のPIDを持つパケットの中での優
先度を示すフラグで、‘1’が優先を示すものとする。
5 PIDは、ペイロードのデータの種類を識別するために使用する領
域とし、割当ては別記第1に示すとおりとする。
6 トランスポートスクランブル制御は、TSパケットのぺイロードの
スクランブルモードを識別するのに使用する領域とし、その値は別記
第2に示すとおりとする。
7 アダプテーションフィールド制御は、アダプテーションフィールド
/ペイロード部の構成を示すために使用する領域とし、割当ては別記
第3に示すとおりとする。
8 連続性指標は、同一のPIDの値を持つTSパケットの順序を指定
する領域とし、‘0000’を開始値として1ずつ増加し、‘1111’の次
は‘0000’とする。ただし、同一TSパケットの連送は2回までとし、
この場合当該値を増加させないこととする。
9 アダプテーションフィールドは、ITU-T勧告H.222.0 に従うも
のとする。
別記第1 PIDの割当て
値
0x0000
0x0001
0x0002-
0x000F
0x0010
0x0011-
0x1FFE
0x1FFF
説 明
PAT
CAT
未定義
NIT
PAT、CAT、NIT及びヌルパケット以外に割り当てるこ
とができる領域
ヌルパケット
別記第2 スクランブル制御値
値
‘00’
‘01’
‘10’
‘11’
説 明
スクランブルなし
未定義
偶数鍵
奇数鍵
-9-
別記第3 アダプテーションフィールド制御値
値
‘00’
‘01’
‘10’
‘11’
説 明
未定義
アダプテーションフィールドなし、ペイロードのみ
アダプテーションフィールドのみ、ペイロードなし
アダプテーションフィールドの次にペイロード
別表第八号 PATの構成
ヘッ
ダ部
放送番組
番号識別
子
64
16
‘111’ ネットワークPID又
はPMT PID
3
13
CRC
32
送出順
繰り返し
注1 ヘッダ部及びCRCは、別表第六号に示すセクション形式のうち拡
張形式と同じとする。ただし、「セクションシンタクス指示」の次の
1ビットは‘0’とする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値はPATを示す 0x00 とし、
「テーブル識別子拡張」はトランスポートストリーム識別子を伝送の
ために使用するものとする。
3 放送番組番号識別子は、放送番組番号を識別するのに使用する領域
とし、‘0’は、NIT用に使用するものとする。
4 ネットワークPID又はPMT PIDは、放送番組番号が‘0’
のときNIT PIDを示し、値は 0x0010 とする。放送番組番号が
‘0’以外のときは、PMT PIDを示すものとする。
- 10 -
別表第九号 PMTの構成
ヘッダ部
‘111’
64
3
PCR
‘1111’
PID
13
番組情報長
4
記述子1
12
送出順
エレメン
ストリー
ム形式識
‘111’
‘1111’
PID
別子
8
タリー
3
13
4
ES
情報長
記述子2
12
繰り返し
CRC
32
注1 ヘッダ部及びCRCは、別表第六号に示すセクション形式のうち拡
張形式と同じとする。ただし、「セクションシンタクス指示」の次の
1ビットは‘0’とする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値はPMTを示す 0x02 とし、
「テーブル識別子拡張」は放送番組番号識別子を伝送のために使用す
るものとする。
3 PCR PIDは、放送番組番号識別子で指定される放送番組に対
して有効なPCR領域を伝送するTSパケットのPIDを示すもの
とする。
4 番組情報長は、最初の2ビットは‘00’で、残りの 10 ビットを次
に続く記述子のバイト数を書き込む領域とする。
5 記述子1は、当該放送番組に関する記述子を書き込む領域とし、記
述子2は、当該エレメンタリーストリームに関する記述子を書き込む
領域とする。
6 ストリーム形式識別子は、放送番組要素の形式を識別するために使
用し、その割当ては別記に示すとおりとする。
7 エレメンタリーPIDは、関連する放送番組要素を伝送するTSパ
ケットのPIDを示すものとする。
8 ES情報長は、最初の2ビットは‘00’で、残りの 10 ビットを次
に続く記述子のバイト数を書き込む領域とする。
- 11 -
別記 ストリーム形式識別子
値
0x00
0x01
0x02
0x03
0x04
0x05
0x06
0x07
0x08
0x09
0x0A-0x0D
0x0E
0xOF
0x10
0x11
0x12
0x13
0x14
0x15
0x16
0x17
0x18
0x19
0x1A
0x1B
割 当 て
未定義
ISO/IEC 11172-2映像
ITU-T勧告H.262 映像又はISO/IEC 11172
-2制約パラメータ映像ストリーム
ISO/IEC 11172-3音声
ISO/IEC 13818-3音声
ITU-T勧告H.222.0 プライベートセクション
プライベートデータを収容したITU-T勧告H.222.0
PESパケット
ISO/IEC 13522 MHEG
ITU-T勧告H.222.0 付属書A DSM CC
ITU-T勧告H.222.1
ISO/IEC 13818-6(タイプA-D)
上記以外でITU-T勧告H.222.0 で規定されるデータ
タイプ
ISO/IEC 13818-7音声
ISO/IEC 14496-2映像
ISO/IEC 14496-3音声
PESパケットで伝送されるISO/IEC 14496-1
SLパケット化ストリーム又はフレックスマックスストリ
ーム
ISO/IEC 14496 セクションで伝送されるISO
/IEC 14496-1SLパケット化ストリーム又はフレッ
クスマックスストリーム
ISO/IEC 13818-6同期ダウンロードプロトコル
PESパケットで伝送されるメタデータ
メタデータセクションで伝送されるメタデータ
ISO/IEC 13818-6データカルーセルで伝送され
るメタデータ
ISO/IEC 13818-6オブジェクトカルーセルで伝
送されるメタデータ
ISO/IEC 13818-6同期ダウンロードプロトコル
で伝送されるメタデータ
ISO/IEC 13818-11 で規定されるIPMPスト
リーム
ITU-T勧告H.264 で規定されるAVC映像ストリー
ム
- 12 -
0x1C-0x7E
0x7F
未定義
IPMPストリーム
別表第十号 CATの構成
ヘッダ部
記述子
CRC
64
32
送出順
注1 ヘッダ部及びCRCは、別表第六号に示すセクション形式のうち拡
張形式と同じとする。ただし、「セクションシンタクス指示」の次の
1ビットは‘0’とする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値はCATを示す 0x01 とし、
「テーブル識別子拡張」は未定義とする。
別表第十一号 NITの構成
1 NITのうちTSパケットにより伝送されるものの伝送制御を行う
もの
ネット
ヘッダ部
‘1111’
トランスポ
ワーク
記述子
記述子
1
‘1111’
ームループ
長
64
12
4
ートストリ
長
繰り返し
4
12
送出順
トランスポ
オリジナル
ートストリ
ネットワー
ーム識別子
ク識別子
16
16
トランスポー
‘1111’
トストリーム
記述子2
記述子長
4
12
繰り返し
繰り返し
CRC
32
注1 ヘッダ部及びCRCは、別表第六号に示すセクション形式のうち拡
張形式と同じとする。
- 13 -
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は自ネットワークの場合 0x40、
他ネットワークの場合 0x41 とし、「テーブル識別子拡張」はネット
ワーク識別子の伝送のために使用するものとする。
3 ネットワーク識別子は、ネットワークの番号を識別するために使用
する領域とする。
4 ネットワーク記述子長は、最初の2ビットは‘00’とし、残りの 10
ビットを次に続く記述子のバイト数を書き込む領域とする。
5 記述子1及び記述子2の領域は、当該ネットワークに関する記述子
を書き込む領域とする。
6 トランスポートストリームループ長は、最初の2ビットは‘00’と
し、残りの 10 ビットをこれより後に続くCRCの直前までのデータ
バイト数を書き込む領域とする。
7 トランスポートストリーム識別子は、トランスポートストリームの
識別番号を示すものとする。
8 オリジナルネットワーク識別子は、当該トランスポートストリーム
の元のネットワークの識別番号を示すものとする。
9 トランスポートストリーム記述子長は、この領域直後の当該トラン
スポートストリームの全記述子のバイト長を示すものとする。ただし、
最初の2ビットは、‘00’とする。
2 NITのうちTLVパケットにより伝送されるものの伝送制御を行う
もの
ネット
ヘッダ部
‘1111’
TLVスト
ワーク
記述子
記述子
1
‘1111’
リームルー
プ長
長
64
12
4
繰り返し
4
12
送出順
TLVスト
オリジナル
リーム識別
ネットワー
子
ク識別子
16
16
TLVストリ
‘1111’
4
ーム記述子長
12
記述子2
繰り返し
繰り返し
CRC
32
- 14 -
注1 ヘッダ部及びCRCは、別表第六号に示すセクション形式のうち拡
張形式と同じとする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は自ネットワークの場合 0x40、
他ネットワークの場合 0x41 とし、「テーブル識別子拡張」はネット
ワーク識別子の伝送のために使用する領域とする。
3 ネットワーク識別子は、ネットワークの番号を識別するために使用
する領域とする。
4 ヘッダ部内の「セクション長」の値は、最初の2ビットは‘00’と
し、残りの 10 ビットを、これより後に続くデータバイト数を書き込
む領域とする。ただし、この値は 1021 を超えてはならないこととす
る。
5 ネットワーク記述子長は、最初の2ビットは‘00’とし、残りの 10
ビットを次に続く記述子の全バイト数を書き込む領域とする。
6 記述子1及び記述子2の領域は、当該ネットワークに関する記述子
を書き込む領域とする。
7 TLVストリームループ長は、最初の2ビットは‘00’とし、残り
の 10 ビットを、これより後に続くCRCの直前までのデータバイト
数を書き込む領域とする。
8 TLVストリーム識別子は、TLVストリームの識別番号を書き込
む領域とする。
9 オリジナルネットワーク識別子は、当該TLVストリームの元のネ
ットワークの識別番号を書き込む領域とする。
10 TLVストリーム記述子長は、この領域直後の当該TLVストリー
ムの全記述子のバイト長を示すものとする。ただし、最初の2ビット
は、‘00’とする。
別表第十二号 記述子の構成
記 述 子
限定受信方式記述子
限定再生方式記述子
部分受信記述子
地上分配システム記述子
衛星分配システム記述子
サービスリスト記述子
システム管理記述子
データ符号化方式記述子
カルーセル互換複合記述子
著作権記述子
緊急情報記述子
構
成
別記第1のとおり
別記第2のとおり
別記第3のとおり
別記第4のとおり
別記第5のとおり
別記第6のとおり
別記第7のとおり
別記第8のとおり
別記第9のとおり
別記第 10 のとおり
別記第 11 のとおり
- 15 -
IP/MACストリーム配置記述子
別記第 12 のとおり
別記第1 限定受信方式記述子の構成
記述子
タグ
8
記述子長
8
限定受信方
式識別子
‘111’
16
3
限定受信
PID
13
データ
8×N
送出順
注1 記述子タグの値は、限定受信方式記述子を示す 0x09 とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 限定受信方式識別子は、限定受信方式の種類を識別するために使用
する領域とする。
4 限定受信PIDは、関連情報を含むTSパケットのPIDを書き込
む領域とする。
5 本記述子は、CATの記述子の領域又はPMTの記述子1若しくは
記述子2の領域で伝送するものとする。
別記第2 限定再生方式記述子の構成
記述子
タグ
8
記述子長
8
限定再生方
式識別子
‘111’
16
3
限定再生
PID
13
データ
8×N
送出順
注1 記述子タグの値は、限定再生方式記述子を示す 0xF8 とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 限定再生方式識別子は、限定再生方式の種類を識別するために使用
する領域とする。
4 限定再生PIDは、関連情報を含むTSパケットのPIDを書き込
む領域とする。
5 本記述子は、CATの記述子の領域又はPMTの記述子1若しくは
記述子2の領域で伝送するものとする。
- 16 -
別記第3 部分受信記述子の構成
記述子
タグ
8
記述子長
サービス識
別子
8
16
送出順
繰り返し
注1 記述子タグの値は、部分受信記述子を示す 0xFB とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 サービス識別子は、部分受信部で伝送される放送番組の放送番組番
号を識別するために使用する領域とする。
4 本記述子は、標準方式第2章、第3章及び第3章の2第1節に規定
するデジタル放送において、部分受信部が存在する場合のみ使用する
ものとし、NITの記述子2の領域で伝送されるものとする。
別記第4 地上分配システム記述子の構成
記述子
タグ
記述子
長
エリア
コード
8
8
12
ガードイン
ターバル比
2
モード
情報
2
中心周波数
16
送出順
繰り返し
注1 記述子タグの値は、地上分配システム記述子を示す 0xFA とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 エリアコードは、放送が行われる地域を識別するのに使用する領域
とする。
4 ガードインターバル比は、ガードインターバル期間長の有効シンボ
ル長に対する比率を識別するのに使用する領域とし、‘00’は1/32、
‘01’は1/16、‘10’は1/8、‘11’は1/4を示すこととする。
5 モード情報は、‘00’はモード1、‘01’はモード2、‘10’は
モード3を示すこととし、‘11’は未定義とする。
6 中心周波数は、同一の放送番組の放送を同時に行うために使用する
各周波数帯幅の中央の周波数とし、1/7MHz を単位とした値を書き
込むこととする。
7 本記述子は、標準方式第2章、第3章及び第3章の2第 1 節に規定
するデジタル放送を行う場合のみ使用するものとし、NITの記述子
2の領域で伝送するものとする。
- 17 -
別記第5 衛星分配システム記述子の構成
記 述
子 タ
グ
8
記
述
子
長
8
周 波 軌道 西経
数
東経
フラ
グ
32
16
偏波
1
2
変調
5
通信速度
(シンボル
レート)
28
FEC
(内符号)
4
送出順
注1 記述子タグの値は、衛星分配システム記述子を示す 0x43 とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 周波数は、周波数(GHz)を書き込む領域とし、その値は、4ビッ
トBCDコード8桁とし、4桁以降が小数点以下を示すこととする。
4 軌道は、軌道位置(度)を書き込む領域とし、その値は、4ビット
BCDコード4桁とし、4桁以降が小数点以下を示すこととする。
5 西経東経フラグは、‘0’は西経、‘1’は東経を示すものとする。
6 偏波は偏波の種類を識別するために使用する領域とし、‘00’は水
平、‘01’は垂直、‘10’は左旋、‘11’は右旋を示すこととする。
7 変調は変調方式の種類を識別するために使用する領域とし
‘00001’は四相位相変調方式、 ‘01001’は標準方式第4章に規定
するデジタル放送の変調方式、‘01000’は標準方式第5章第2節及
び第6章第3節に規定するデジタル放送の変調方式、‘01010’は標
準方式第6章第4節に規定するデジタル放送の変調方式、‘01011’
は標準方式第5章第3節及び第6章第5節に規定するデジタル放送
の変調方式を示すこととする。
8 通信速度は1秒当たりの伝送シンボル数(Mbaud)を書き込む領域
とし、その値は、4ビットBCDコード7桁とし、4桁以降が小数
点以下を示すこととする。
9 FECは内符号の符号化率を識別するために使用する領域とし、
‘0001’は符号化率1/2、‘0010’は符号化率2/3、‘0011’は
符号化率3/4、‘0100’は符号化率5/6、‘0101’は符号化率7
/8、‘1001’は標準方式第4章に規定するデジタル放送の場合、
‘1000’は標準方式第5章第2節及び第6章第3節に規定するデジ
タル放送の場合、‘1010’は標準方式第6章第4節に規定するデジタ
ル放送の場合‘1011’は標準方式第5章3節及び第6章第5節に規
定するデジタル放送の場合、‘1111’は内符号なしを示すこととする。
10 本記述子は、標準方式第4章から第6章に規定するデジタル放送を
行う場合のみ使用するものとし、NITの記述子2の領域で伝送する
ものとする。
- 18 -
別記第6 サービスリスト記述子の構成
記述子
タグ
記述子長
8
サービス識別子
8
サービス形式識別子
16
8
送出順
繰り返し
注1 記述子タグの値は、サービスリスト記述子を示す 0x41 とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 サービス識別子は、放送番組番号を識別するのに使用する領域とす
る。
4 サービス形式識別子は、放送の種別を識別するのに使用する領域と
し、次表に示すものとする。
値
割 当 て
0x00
未定義
0x01
テレビジョン放送
0x02
超短波放送
0x03-0x7F
未定義
0xC0
データ放送
0xC1
TLVを用いた蓄積放送
0xC2
マルチメディア放送
0xC3-0xFF
未定義
5 本記述子は、NITの記述子2の領域で伝送されるものとする。
別記第7 システム管理記述子の構成
記述子タグ
8
記述子長
8
システム管理識別子
16
付加識別子情報
(識別子番号の拡張)
8×N
送出順
注1 記述子タグの値は、システム管理記述子を示す 0xFE とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 システム管理識別子は、放送、非放送等を識別するのに使用する領
域とし、次のような構成及び割当てとする。
- 19 -
システム管理識別子の構成
放送、非放送の種別 放送の標準方式の種別
2
6
放送、非放送の種別
値
‘00’
‘01’、‘10’
‘11’
詳細の識別
8
割 当 て
放送
非放送
未定義
放送の標準方式の種別
値
割 当 て
‘000000’
未定義
‘000001’
標準方式第6章第2節に規定するデジタル放送
‘000010’
標準方式第5章第2節に規定するデジタル放送
‘000011’
標準方式第3章に規定するデジタル放送
‘000100’
標準方式第6章第3節に規定するデジタル放送
‘000101’
標準方式第2章に規定するデジタル放送
‘000110’
標準方式第4章に規定するデジタル放送
‘000111’
標準方式第6章第4節に規定するデジタル放送
‘001000’
標準方式第5章第3節に規定するデジタル放送
‘001001’
標準方式第6章第5節に規定するデジタル放送
‘001010’
標準方式第3章の2第1節に規定するデジタル
放送
‘001011’-
未定義
‘111111’
4 付加識別子情報は、識別子番号の拡張に使用する領域とする。
5 標準方式第2章から第3章の2第1節まで、第4章、第5章第2節
及び第6章第3節に規定するデジタル放送並びに第5章第3節及び
第6章第5節に規定するデジタル放送のうちTSパケットにより伝
送されるものにおいて本記述子を伝送する場合は、PMTの記述子1
の領域又はNITの記述子1若しくは記述子2の領域とし、複数の領
域で伝送されている場合の有効性は、PMTの記述子1、NITの記
述子2、NITの記述子1の順とする。
6 標準方式第6章第2節に規定するデジタル放送において本記述子
を伝送する場合は、PMTの記述子1の領域で伝送されるものとする。
7 標準方式第5章第3節及び第6章第5節に規定するデジタル放送
のうちTLVパケットにより伝送されるものにおいて本記述子を伝
送する場合は、NITの記述子1又は記述子2の領域で伝送するもの
- 20 -
とし、複数の領域で伝送されている場合の有効性は、記述子2、記述
子1の順とする。
別記第8 データ符号化方式記述子の構成
記述子タグ
記述子長
8
データ符号化方式
識別子
付加識別子情報
16
8×N
8
送出順
注1 記述子タグの値は、データ符号化方式記述子を示す 0xFD とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 データ符号化方式識別子は、データ符号化方式を識別するのに使用
する領域とする。
4 付加識別子情報は、データ符号化方式識別子により示されるデータ
符号化方式の付加情報を書き込む領域とする。
5 本記述子は、PMTの記述子2の領域で伝送されるものとする。
別記第9 カルーセル互換複合記述子のデータ構造
記述子タグ
8
記述子長
副記述子
8
8×N
送出順
繰り返し
注1 記述子タグの値は、
カルーセル互換複合記述子を示す 0xF7 とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 副記述子は(1)~(3)に示す副記述子を含む情報を書き込む領域と
する。
(1) 蓄積ルート副記述子
副記述子タグ 副記述子長
8
8
データ
ディレクトリ名
8
8×N
送出順
ア 副記述子タグの値は、
蓄積ルート副記述子を示す 0xC5 とする。
イ 副記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領
域とする。
ウ ディレクトリ名は、放送番組を受信設備に蓄積する際のディレ
- 21 -
クトリ構造のうち、最上位のディレクトリの名称をテキスト形式
で記述する領域とする。
(2) サブディレクトリ副記述子
副記述子タグ 副記述子長
8
8
サブディレクトリ名
8×N
送出順
ア 副記述子タグの値は、サブディレクトリ副記述子を示す 0xC6
とする。
イ 副記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領
域とする。
ウ サブディレクトリ名は、放送番組を受信設備に蓄積する際のデ
ィレクトリ構造のうち、蓄積ルート副記述子で指定される構造を
除くディレクトリ構造をテキスト形式で記述する領域とする。
(3) 蓄積名副記述子
副記述子タグ
副記述子長
8
8
蓄積名
8×N
送出順
ア 副記述子タグの値は、蓄積名副記述子を示す 0x02 とする。
イ 副記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領
域とする。
ウ 蓄積名は、放送番組を受信設備に蓄積する際の名称をテキスト
形式で記述する領域とする。
別記第 10 著作権記述子の構成
記述子タグ
8
記述子長
8
著作権識別子
著作権付加情報
32
8×N
送出順
注1 記述子タグの値は、著作権記述子を示す 0x0D とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 著作権識別子は、著作権を識別するのに使用する領域とする。
- 22 -
別記第 11 緊急情報記述子の構成
記
述
子
タ
グ
8
記
述
子
長
サービ
ス識別
子
開始/終了
フラグ
信号
種別
8
16
1
1
未 地域
定 符号
義 長
6
8
地域
符号
未
定
義
12
4
送出順
繰り返し
繰り返し
注1 記述子タグの値は、緊急情報記述子を示す 0xFC とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 サービス識別子は、放送番組番号を識別するのに使用する。
4 開始/終了フラグは、緊急警報信号の送出開始及び送出中の場合は
‘1’とし、終了する場合は‘0’とする。
5 信号種別は、無線局運用規則(昭和 25 年電波監理委員会規則第 17
号)第 138 条の2第1項に規定する第1種開始信号を送出する場合は
‘0’とし、同条に規定する第2種開始信号を送出する場合は、
‘1’とする。
6 地域符号長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域と
する。
7 地域符号は、昭和 60 年郵政省告示第 405 号(無線設備規則第9条
の3の規定により緊急警報信号の構成を定める件)別表第1号に規定
する地域符号を伝送する領域とする。
8 本記述子は、標準方式第2章から第3章の2第1節まで、第4章、
第5章第2節及び第6章第3節に規定するデジタル放送並びに第5
章第3節及び第6章第5節に規定するデジタル放送のうちTSパケ
ットにより伝送されるものを行う場合のみ使用するものとし、PMT
の記述子1の領域又はNITの記述子1若しくは記述子2の領域で
伝送されるものとする。
- 23 -
別記第 12 IP/MACストリーム配置記述子の構成
INT
記述子
ネットワーク
オリジナル
トランスポー
サービス
コンポ
記述子
長
識別子
ネットワーク
トストリーム
識別子
ーネン
識別子
識別子
16
16
タグ
8
8
16
トタグ
16
8
送出順
注1 INT記述子タグの値は、IP/MACストリーム配置記述子を示
す 0x13 とする。
2 記述子長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
3 ネットワーク識別子は、ネットワークの番号を識別するために使用
する領域とする。
4 オリジナルネットワーク識別子は、当該トランスポートストリーム
の元のネットワークの識別番号を示すものとする。
5 トランスポートストリーム識別子は、トランスポートストリームの
識別番号を示すものとする。
6 サービス識別子は、放送番組番号を識別するのに使用する領域とす
る。
7 コンポーネントタグは、対象とするULEパケットを伝送するスト
リームのタグ値を書き込む領域とする。
8 本記述子は、INTの記述子1又は記述子3の領域で伝送するもの
とする。
別表第十三号 識別子の構成
識別子
テーブル識別子
記述子タグ
ストリーム形式識別子
サービス形式識別子
放送番組番号識別子
サービス識別子
ネットワーク識別子
トランスポート
ストリーム識別子
構 成
別表第一号から別表第四号まで及び別表第
八号から第十一号までに示すとおり。
別表第十二号及びITU-T勧告H.222.0
に従う。
別表第九号に示すとおり。
別表第十二号に示すとおり。
別表第八号に示すとおり。
別表第十二号に示すとおり。
別表第十一号に示すとおり。
別表第十一号に示すとおり。
- 24 -
限定受信方式識別子
システム管理識別子
別表第十二号に示すとおり。
別表第十二号に示すとおり。
別表第十四号 IPパケットの送出手順
1 IPv4パケット
IPv4ヘッダ部
UDPヘッダ部
データ部
64
8×N
送出順
注1 IPv4ヘッダ部の構成は、別記第1に示すとおりとする。
2 UDPヘッダ部の構成は、別記第2に示すとおりとする。
2 IPv6パケット
IPv6ヘッダ部
UDPヘッダ部
64
データ部
8×N
送出順
注1 IPv6ヘッダ部の構成は、別記第3に示すとおりとする。
2 UDPヘッダ部の構成は、別記第2に示すとおりとする。
別記第1 IPv4ヘッダ部の構成
バージョン
4
ヘッダ
サービス
パケット
長
種別
長
4
8
16
識別子
フラグ
フラグメント
オフセット
16
3
13
送出順
プロトコル
ヘッダチェッ
クサム
8
16
送信元ア
宛先ア
ドレス
ドレス
32
32
拡張情報
32×N
注 各項目はIETF RFC 791 に従うこととする。
- 25 -
生存時
間
8
別記第2 UDPヘッダ部の構成
送信元ポート
宛先ポート
データ長
チェックサム
16
16
16
16
送出順
注 各項目はIETF RFC 768 に従うこととする。
別記第3 IPv6ヘッダ部の構成
バージョン
4
トラフィック
フロー
クラス
ラベル
8
ペイロード長
20
16
ネクスト
ホップ
ヘッダ
リミット
8
8
送出順
送信元アドレス
宛先アドレス
128
128
拡張ヘッダ
0又は8×N
注 各項目はIETF RFC 2460 に従うこととする。
別表第十五号 TLVパケットの送出手順
‘01’
2
‘111111’
6
パケット種別
8
データ長
16
データ
8×N
送出順
注1 パケット種別は、TLVに格納するパケットの種別を識別するため
に使用する領域とし、その割当ては別記第1に示すとおりとする。
2 データ長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とす
る。
別記第1 パケット種別の割当て
パケット種別の値
0x00
0x01
0x02
0x03
割 当 て
未定義
IPv4パケット
IPv6パケット
ヘッダ圧縮したIPパケット
- 26 -
0x04-0xFD
0xFE
0xFF
未定義
伝送制御信号パケット
ヌルパケット
注 ヌルパケットは、データ長に示される長さの 0xFF のバイト列をデー
タに書き込んだパケットとする。
別表第十六号 AMTの構成
ヘッダ部
64
サービス識別数
‘111111’
10
6
送出順
IP バージョン=0
送 信
送 信
宛 先
宛 先
元
元
IPv4
IPv4
IPv4
IPv4
アドレス
アドレス
アドレス
アドレス
マスク
マスク
32
サ ー
I P
‘ 1
サービ
ビ ス
バ ー
1 1
スルー
識 別
ジ ョ
11’ プ長
子
ン
16
1
5
8
32
8
個別デ
ータ
10
8
繰り返し
送信元
送信
宛先
宛 先
IPv6 ア
元
IPv6
IPv6 ア
ドレス
IPv6
アドレ
ドレスマ
アドレ
ス
スク
スマスク
IP バージョン=1
128
8
128
8
繰り返し
CRC
32
注1 ヘッダ部及びCRCは、別表第六号に示すセクション形式のうち拡
- 27 -
張形式と同じとする。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は 0xFE とし、「テーブル識
別子拡張」はAMTを示す 0x0000 とする。
3 サービス識別数は、このAMTに記述されるサービス識別子の数を
示すものとする。
4 サービス識別子は、放送番組番号を識別するのに使用する領域とす
る。
5 IPバージョンは、放送番組を構成するIPパケットのバージョン
を示し、割当ては次表に示すとおりとする。
値
割 当 て
0
IPv4
1
IPv6
6 サービスループ長は、この領域の直後から、次のサービス識別子又
はCRCの直前までのバイト数を示すものとする。
7 送信元 IPv4アドレスは、放送番組を構成する IPv4パケットの送
信元IPアドレスを書き込む領域とする。
8 送信元 IPv4アドレスマスクは、送信元 IPv4アドレスに指定する
IPアドレスに対し、有効となる最上位ビットからのビット数を指定
するために使用する領域とする。
9 宛先 IPv4アドレスは、放送番組を構成する IPv4パケットの宛先
IPアドレスを書き込む領域とする。
10 宛先 IPv4アドレスマスクは、宛先 IPv4アドレスに指定するIP
アドレスに対し、有効となる最上位ビットからのビット数を指定する
ために使用する領域とする。
11 送信元 IPv6アドレスは、放送番組を構成する IPv6パケットの送
信元IPアドレスを書き込む領域とする。
12 送信元 IPv6アドレスマスクは、送信元 IPv6アドレスに指定する
IPアドレスに対し、有効となる最上位ビットからのビット数を指定
するために使用する領域とする。
13 宛先 IPv6アドレスは、放送番組を構成する IPv6パケットの宛先
IPアドレスを書き込む領域とする。
14 宛先 IPv6アドレスマスクは、宛先 IPv6アドレスに指定するIP
アドレスに対し、有効となる最上位ビットからのビット数を指定する
ために使用する領域とする。
15 個別データは、個別に定義されたデータを書き込む領域とする。
- 28 -
別表第十七号 ECM-M及びEIM-Mの構成及び送出手順
1 ECM-Mの構成及び送出手順
メッセージ識別
ECM-M
8
送出順
注1 メッセージ識別の値は、ECM-Mを示す 0x01 とする。
2 ECM-Mは、次表に示すものを含む情報により構成されるものと
する。ただし、鍵シーケンス識別は、スクランブルの解除に用いる鍵
を識別するために使用するものとする。
項 目
鍵管理システム識別
事業体識別
鍵シーケンス識別
2 EIM-Mの構成及び送出手順
メッセージ
EIM-M1
EIM-M2
識別
8
…
EIM-Mn
48×n
送出順
注1 メッセージ識別の値は、EIM-Mを示す 0x05 とする。
2 EIM-Mは、次表に示すものを含む情報により構成されるものと
する。ただし、フロー識別は、放送番組を構成する符号化信号を識別
するために使用するものとする。
項 目
フロー識別
鍵シーケンス識別
偶数・奇数識別
スクランブル種別
- 29 -
別表第十八号 ULEパケットの送出手順
宛先フラグ=0
宛先アドレス
48
宛先
データ長
フラグ
1
パケット
データ部
CRC
8×N
32
種別
15
16
宛先フラグ=1
送出順
注1 宛先フラグは、宛先アドレスの有無を識別するために使用する領域
とし、その値は別記に示すとおりとする。
2 データ長は、パケット種別より後に続くデータバイト数を書き込む
領域とする。
3 パケット種別は、データ部に格納するパケットの種別を識別するた
めに使用する領域とする。
4 宛先アドレスは、ULEパケットの宛先アドレスを書き込む領域と
する。
5 CRCは、IETF RFC 4326 に従うものとする。
別記 宛先フラグ値
値
0
1
説
明
宛先アドレス領域有り
宛先アドレス領域無し
- 30 -
別表第十九号 圧縮IPパケットの送出手順
ヘッダ部
データ部
8×N
送出順
注 ヘッダ部の構成は、別記第1に示すとおりとする。
別記第1 圧縮IPパケットのヘッダ部の構成
コンテクスト識別子
12
連続番号
コンテクスト識別ヘッダ種別
4
圧縮ヘッダ
8
送出順
注1 コンテクスト識別子は、ヘッダ圧縮を行ったIPパケットのフロー
(IPv4パケットのプロトコル又は IPv6パケットのネクストヘッダ並
びに送信元アドレス、宛先アドレス、送信元ポート及び宛先ポートの
5つの領域の値が同一の組み合わせを持つIPパケットの集合をい
う。
)を示すものとする。
2 連続番号は、同一コンテクスト識別子を持つ圧縮IPパケットの順
序を示すものとする。
3 コンテクスト識別ヘッダ種別は、圧縮ヘッダの種別を識別するため
に使用する領域とし、その割当ては別記第2に示すとおりとする。
4 圧縮ヘッダは、IPv4ヘッダ部又は IPv6ヘッダ部及びUDPヘッダ
部をコンテクスト識別ヘッダ種別に指定される方法で圧縮した情報
を書き込むための領域とする。
別記第2 コンテクスト識別ヘッダ種別の割当て
コンテクスト識別ヘッダ種別の値
割
当
て
0x20
部分 IPv4ヘッダ及び部分UDPヘッダ
0x21
IPv4ヘッダ部の識別子
0x60
部分 IPv6ヘッダ及び部分UDPヘッダ
0x61
圧縮ヘッダなし
上記以外
未定義
注1 部分 IPv4ヘッダは、IPv4ヘッダ部からパケット長、ヘッダチェッ
クサム、拡張情報を除いたものとする。
2 部分 IPv6ヘッダは、IPv6ヘッダ部からペイロード長を除いたもの
とする。
- 31 -
3 部分UDPヘッダは、UDPヘッダ部からデータ長及びチェックサ
ムを除いたものとする。
別表第二十号 トランスポートフレームの送出手順
ヘッダ部
データ長
7
送出順
最後尾指示
データ
1
8×N
注1 データ長は、最後尾指示より後に続くデータバイト数を書き込
む領域とする。ただし、データが全てパディングである場合は 127
とし、これ以外の場合は 121 以下とする。
2 最後尾指示は、サービスパケットの最後を含むか否かを示す領
域とし、含む場合はその値を1とし、含まない場合はその値を0
とする。ただし、データが全てパディングである場合は、1とす
る。
別表第二十一号 データチャネルMACプロトコルカプセルの送出手順
スタッフィング
ストリーム2
ストリーム1
送出順
ストリーム0
トレーラー
デー
パディ
ストリーム0
ストリーム1
ストリーム2
未
MAC
パリ
タ
ング
パディング長
パディング長
パディング長
定
関連情
ティ
義
報
7
7
7
3 8×N
注1 ストリーム0パディング長、ストリーム1パディング長及びス
トリーム2パディング長は、それぞれストリーム0、ストリーム
1及びストリーム2に含まれるパディングのバイト数を書き込
む領域とする。
2 MAC関連情報は、MLC(連続するデータチャネルMACプ
ロトコルカプセルの集合をいう。以下同じ。
)に関する情報の伝
送のために使用する領域とする。
3 未定義は、全て0とする。
- 32 -
別表第二十二号 コントロールプロトコルパケットの送出手順
ヘッダ部
フィ
メッセージタ
CP識
CP番
CPパケッ
パディング
ラー
イプ識別子
別子
号
ト数
長
0 又は 8
8
1
8
8
データ
パディ
ング
7
8×N
送出順
注1 フィラーは、コントロールチャネルMACプロトコルカプセル
を構成するために使用する領域とする。
2 メッセージタイプ識別子は、メッセージの種別を識別するため
に使用する領域とする。
3 CP識別子は、コントロールプロトコルパケットの種別を識別
するために使用する領域とする。
4 CP番号は、一のコントロールプロトコルパケットに含まれる
メッセージタイプ識別子及びCP識別子と同一のメッセージタ
イプ識別子及びCP識別子を含むコントロールプロトコルパケ
ットを識別するために使用する領域とする。
5 CPパケット数は、一のコントロールプロトコルパケットに含
まれるメッセージタイプ識別子及びCP識別子と同一のメッセ
ージタイプ識別子及びCP識別子を含むコントロールプロトコ
ルパケットの数を書き込むための領域とする。
6 パディング長は、パディングのバイト数を書き込む領域とする。
別表第二十三号 INTの構成
ヘッダ部
プラットフォーム
実行
識別子
順位
24
8
64
‘1111’
4
記述子長 1
12
記述子1
繰り返し
送出順
‘1111’
4
記述子長2
記述子2
‘1111’
12
繰り返し
4
記述子長3
12
記述子3
CRC
繰り返し
32
注1 ヘッダ部およびCRCは、別表第六号に示すセクション形式のうち拡張形式と
する。
2 ヘッダ部内の「テーブル識別子」の値は 0x4C とし、
「テーブル識別子拡張」は、
- 33 -
実行種別及びプラットフォーム識別を補助する情報を伝送するために使用する。
3 プラットフォーム識別子は、プラットフォームの種類を識別するために使用す
る領域とする。
4 記述子長1、記述子長2及び記述子長3は、それぞれ記述子1の全記述子、記
述子2の全記述子及び記述子3の全記述子のバイト長を示すものとする。
5 記述子1は、当該プラットフォームに関する記述子を書き込む領域とする。
6 記述子2は、受信機を識別する記述子を書き込む領域とする。
7 記述子3は、記述子2で指定された受信機に関する記述子を書き込む領域とす
る。
別表第二十四号 FDMの構成
フロー情
報長
8
フロー数
未定義
7
1
送出順
32
MLC 情報フラグ=0
MLC 識
送信モー
別
ド識別
8
8
フォ
チャン
MLC 情
フロ
ストリ
残留
コンポ
ロー
ネル識
報フラ
ー関
ーム識
誤り
ーネン
識別
別
グ
連情
別
処理
ト識別
報
5又は 21
8
1
指標
2
2
1
MLC 情報フラグ=1
繰り返し
パディ
ング
注1 フロー情報長は、フロー関連情報のビット数を書き込む領域とす
る。
2 フロー数は、繰り返しの数を書き込む領域とする。
3 フロー識別は、
放送番組を構成する信号
(以下この表においてフローという。
)
を識別するために使用する領域とする。
4 チャンネル識別は、中心周波数及び周波数帯幅を識別するために使用する領
域とする。
5 MLC情報フラグは、直前の繰り返しとMLC識別が同一であるか否かを識
- 34 -
別するために使用する領域とする。
値が‘1’の時は同一であることを、
‘0’
の時は異なることを示すものとする。
6 MLC識別は、MLCを識別するために使用する領域とする。
7 送信モード識別は、変調方式、誤り訂正内符号の符号化率及び誤り訂正外符号
の符号化率の組み合わせを識別するために使用する領域とする。
8 フロー関連情報は、フローに関する情報を書き込む領域とする。
9 ストリーム識別は、フローが伝送されるデータチャネルMACプロトコルカプ
セルのストリーム0、1又は2を示すために使用する領域とする。
10 残留誤り処理指標は、物理層パケットのデータ部のうち誤りを含むものの扱い
に関する情報を書き込む領域とする。
11 コンポーネント識別は、16 値直交階層振幅変調で使用されるコンポーネントを
識別するために使用する領域とする。
変調方式が 16 値直交階層振幅変調の場合に
おいて、当該領域の値が ‘0 ’の時はベースコンポーネントのみを、値が
‘1 ’の時はベースコンポーネント及び拡張コンポーネントを使用することを
示すものとする。
12 パディングは、FDMのビット長が8の整数倍となるように調整するために使
用する領域とし、7ビット以下とする。
別表第二十五号 ENLDMの構成
S
未
基準
基準ネ
ネッ
ネット
周波数
周波
パディ
P
定
ネッ
ットワ
トワ
ワーク
カウン
数情
ング
C
義
ト
ーク識
ーク
識別
ト
報
情
ワー
別
数
報
ク数
長
5
3
8
16
6
1又は 17
送出順
4
繰り返し
繰り返し
繰り返し
注1 SPC情報長は、周波数情報に含まれる情報の構成を識別するために使用す
る領域とする。
2 基準ネットワーク数は、周波数情報の基準となるネットワークの数を書き込
む領域とする。
3 基準ネットワーク識別は、基準となるネットワークを識別するために使用す
る領域とする。
4 ネットワーク数は、これより後に続くネットワーク識別の数を書き込む領域
とする。
5 ネットワーク識別は、ネットワークを識別するために使用する領域とする。
- 35 -
6 周波数カウントは、これより後に続く周波数情報の繰り返しの数を書き込む
領域とする。
7 周波数情報は、中心周波数及び当該周波数を用いる送信機に関する情報を書
き込む領域とする。
8 パディングは、ENLDMのビット長が8の整数倍となるように調整するた
めに使用する領域とし、7ビット以下とする。
別表第二十六号 OISの構成
現在時間
ネットワー
システ
コントロール
ク識別
ム情報
チャネル情報
47
32
44
未定義
33
4
送出順
コントロール
シーケンス情報
MLC情報
パディング
注1 現在時間は、現在時間に関する情報を書き込む領域とする。
2 ネットワーク識別は、ネットワークを識別するために使用する領域とする。
3 システム情報は、システムの構成に関する情報を書き込む領域とする。
4 コントロールチャネル情報は、コントロールチャネルMACプロトコルカプセ
ルを受信するために必要な情報を書き込む領域とする。
5 コントロールシーケンス情報は、一のコントロールプロトコルパケットと同一
のCP識別子を含むコントロールプロトコルパケットのいずれかに含まれる情報
が変更されたことを示すために使用する領域とする。
6 MLC情報は、MLCを受信するために必要な情報を書き込む領域とする。
7 パディングは、OISの長さを調整するために使用する領域とする。
別表第二十七号 PPC情報の構成
パケット
タイプ
送信機識別
送信機情報
識別
4
18
24
割当て
情報
3
CRC
7
送出順
注1 パケットタイプ識別は、送信機情報で伝送される情報の種別を識別するために
使用する領域とする。
2 送信機識別は、送信機を識別するために使用する領域とする。
- 36 -
3 送信機情報は、送信機に関する情報を伝送するために使用する領域とする。
4 割当て情報は、当該送信機に関する情報が伝送されるPPCシンボルの配置に
関する情報を伝送するために使用する領域とする。
5 CRCは、以下に示す生成多項式により生成されるものとし、回路の各レジス
タの初期値は‘1’とする。ただし、49 ビットを入力した後、スイッチを切り替
え、7ビットを出力するものとする。
符号化生成多項式:g(x)=x7+x6+x4+1
D :1ビット遅延素子を表す。
:排他的論理和の演算素子を表す。
別表第二十八号 緊急警報放送メッセージの構成
メッセ
ージ
識別子
8
連続
対象識
データ
番号
別
長
16
16
サービ
開始/
ス
終了
識別子
フラグ
16
1
信号
種別
未
定
義
1 6
地域符号
長
8
送出順
地域符号
12
未定義
4
繰り返し
注1 メッセージ識別子は、
メッセージの種別を識別するために使用する領域とする。
2 連続番号は、緊急警報放送メッセージを識別するために使用する領域とする。
3 対象識別は、対象となるエリアを識別するために使用する領域とする。
4 データ長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とする。
5 サービス識別子は、放送番組番号を識別するために使用する領域とする。
6 開始/終了フラグは、緊急警報放送メッセージの送出開始及び送出中の場合は
‘1’とし、終了する場合は‘0’とする。
- 37 -
7 信号種別は、無線局運用規則第 138 条の2第1項に規定する第1種開始信号を
送出する場合は‘0’とし、同条に規定する第2種開始信号を送出する場合は、
‘1’とする。
8 地域符号長は、これより後に続くデータバイト数を書き込む領域とする。
9 地域符号は、昭和 60 年郵政省告示第 405 号(無線設備規則第9条の3の規定に
より緊急警報信号の構成を定める件)別表第1号に規定する地域符号を伝送する
領域とする。
参考
○ 平成 22 年 4 月 23 日総務省告示第 171 号(一部改正)
○ 平成 21 年 4 月 15 日官報第 5052 号「正誤」
○ 平成 21 年 2 月 20 日総務省告示第 88 号
標準テレビジョン放送等のうちデジタル放送に関する送信の標準方式(平
成十五年総務省令第二十六号)第三条第二項第二号及び第三号並びに第四項、
第十六条(第二十二条、第二十八条、第三十五条、第三十五条の十一、第四
十六条及び第五十一条の三において準用する場合を含む。)並びに第三十五
条の三第二項第一号及び第二号並びに第四項(第五十一条の三において準用
する場合を含む。)の規定に基づき、関連情報の構成及び送出手順、PES
パケット、セクション形式、TSパケット、IPパケット及びTLVパケッ
トの送出手順、伝送制御信号及び識別子の構成並びに緊急情報記述子の構成
を次のように定める。
なお、平成十五年総務省告示第三十七号(関連情報の構成及び送出手順、
PESパケット等の送出手順並びに伝送制御信号及び識別子の構成等を定
める件)は、廃止する。
(以下省略)
- 38 -
Fly UP