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本日は株式会社ドクターシーラボ第2四半期決算 説明会にお越しいただき
本日は株式会社ドクターシーラボ第2四半期決算 説明会にお越しいただき誠に有難うございます。 まず始めに私、小杉(取締役財務部長)より業績ハ イライトのご説明をいたしまして、今期の状況や来 期の施策等に関しましては、神戸(取締役)、石原 (社長)よりご説明させていただきます。 まずB/S主要項目について、説明いたします。 現金及び預金が前期と比較して減少したのは、当 期において自己株式の取得を行ったことによるもの です。 売掛金は増加しておりますが、これは当期末にか けて卸売販売が好調だったことに起因しております。 商品及び製品は前期比で増加しております。在庫 の回転期間及び回転数については、まだまだ低水 準であり、今後も改善していく必要があると考えて おります。 負債については、特にコメントはございません。 純資産については、先ほど申し上げました通り、自 己株式の取得に伴って、前期比で減少しております。 次にP/L主要項目について説明いたします。 売上高については、前期比でプラスとなりました。し かしながら、低価格商品の販売増加などにより、粗 利率は低下しました。 販管費のうち、広告宣伝費・販売促進費は上期ま では増加しておりましたが、下期に広告宣伝費を削 減したことにより、前期と比較して約3億円減少しま した。 人件費に いては、前期よりも増加しておりますが、 人件費については、前期よりも増加しておりますが、 これは本社人員の増加と、美容部員の賞与制度を 改定したことに伴う約8,000万円程の特別計上によ るものです。 そして当期純利益の伸び率が営業利益の伸び率よ りも高くなったのは 法人税の実効税率が前期より りも高くなったのは、法人税の実効税率が前期より 約3%低いことが大きな要因です。 販路別売上高については、全販路で増収となりまし た。特に卸売販売が下期に取り組んだ施策が奏功 し、売上高増加に貢献しました。 セグメント別売上高については、健康食品事業が 比較的好調でした。ただし、第4四半期においては、 健康食品のインフォマーシャルを削減したことによ り、前期と比較すると伸長率が低くなっております。 単体の月次売上高については、消費増税の影響を 受けた昨年の3月以外は、各月ともに前年を上回り ました。7月の数値に関しますと昨年は通信販売が 売上高のシェアを占めていましたが、今期に関して は卸売販売が7月に好調であったため、売上高の 伸長に寄与しました。 C/Fの状況に関しましては、今期に自己株式の取 得を行ったため、財務活動によるキャッシュ・フ ローに関しては大きく変動が発生しております。 財務活動によるキャッシュ フ 財務活動によるキャッシュ・フローの増減▲7,408 の増減▲7,408 百万円は約5,000百万円が自己株式の取得に関 する費用、約2,000百万円強が配当金に関する費 用という内訳となっております。 予算実績対比につきましては、 通信販売のマイナスが売上に影響を与えました。 通信販売の売上高は1.お客様の人数 2.お客様の 年間購入回数 3.受注単価 の係数から成り立ちま すが、今期は人数と購入回数は順調に推移したも のの、受注単価が一時期減少したことが影響し予 算を下回りました。 その他費用に関しますと、広告宣伝費は効率化を 図り費用削減を行いました。 しかしながら、通信販売、海外の売上高未達の影 響により、営業利益は▲817百万円の未達となりま した。 した 営業利益の増減分析につきましては、 売上高が伸長したことによる粗利の増加に加え、 第4四半期にマーケティング費用削減を積極的に 行ったことにより、広告宣伝費削減に繋げました。 一方、販売促進費は上期に無料サンプル配布に プ よる新規顧客獲得を積極的に行っていたことや、 売上増加に繋げるノベルティ費用が増加したこと により費用が増加いたしました。 また、受注単価が下落したことによる効率性低下 により受注に関する費用が増加したため変動費が 増加しております。 さらに、店舗美容部員への賞与制度変更と本社人 員の積極採用により人件費が増加しております。 以上により今期の営業利益は7 682百万円と前期 以上により今期の営業利益は7,682百万円と前期 と比較し172百万円のプラスとなりました。 続きまして、17期の商品販売概況につきまして、私 神戸(取締役)より説明させていただきます。 まず、当社の主力商品となる「アクアコラーゲンゲ ルシリーズ」の販売状況ですが前期比3.3%増とな ズ 販売状 すが前期 増とな りました。 特に、「薬用アクアコラーゲンゲルスーパーモイス チャーEX」は下期に薬用化を取得してのリニューア ル販売を行い、卸売販路での取扱いを開始したこと により売上を伸長させました。 主力商品のリニューアルに関してご説明いたします。 「VC100エッセンスローション」は、2014年7月期に 大きなプロモーションを行ったことで、お客様への商 品認知度が拡大し、売上が伸び始めました。また店 頭でのプロモーションの反応が良い商品であったた プ め、今期にリニューアルを実施いたしました。今期 売上高は前期比59.1%増となり、リニューアル効果 が大きく寄与しました。 健康食品事業ですが、引き続き、健康ダイエット食 品「美禅食」が好調に推移しております。 新しい味の「美禅食コーン味」も新発売し、引き続き 美禅食シリーズが健康食品事業を牽引していく見 込 込みです。 す その他に、ダイエットに関するニーズに応える新商 品として「アサイースムージーベリープラス」、「スー パー酵素330」を今期に新発売いたしました。 次に、販路別の売上高推移についてご説明させて いただきます。 通信販売におきましては、単価の下落が影響し売 上高が予算未達となりました。 未達部分を巻き返す施策と 未達部分を巻き返す施策として、第4四半期(5~7 第 半期( 月)にアクアコラーゲンゲル購入者を対象としたプレ ゼント施策を実施し、受注単価の改善を図りました。 また、購入回数の促進を図る施策として、定期お届 け便サ け便サービスを強化いたしました。 を強化 ま 。 次に、卸売販路におきましては、「薬用アクアコラー ゲンゲル スーパーモイスチャーEX」のリニューアル に伴い、ドラッグストアへの展開を開始したことによ り売上高の伸長に貢献しました。 ド ドラッグストアへの展開を開始した理由としては、 グ 展開を開始 た 由と ドラッグストアの利用顧客層と、同商品の購入者層 が、合致していることがきっかけとなり、今回のリ ニューアルを機に、展開を開始いたしました。その 結果、好調な販売実績となり売上高の伸長に貢献 しました。 対面型店舗販売においては、フェイシャルマッサー ジをはじめとするカウンセリングサービスの充実を 図り、前期比3.8%増となりました。 また、対面型店舗販売限定のジェノマーブランドに 関しては、商品展開の拡大やリニューアルを行った ことやカウンセリング強化により、売上を伸ばしてお ります。 海外においては、香港での中国人観光客の購買が 好調に推移したことや、国内主要空港での免税販 売、機内販売が堅調に推移し前期比6.2%増となり ました。 続きまして、18期の業績予想と施策につきまして、 私石原(代表取締役社長)より説明させていただき ます。 通期の業績予想ですが、ご覧の通りとなっておりま す。 次に、販路別(連結)の業績予想をご説明いたしま す。こちらをご覧いただくと比率的に一番大きく伸 ばしていく計画は主力販路の通信販売でございま す。 事業別では、引き続き、化粧品事業をメインに伸 長させていく計画でございます。 次に、費用面での予想値ですが、ご覧の通りとなっ ております。 枠外に記載しております設備投資予想(2,466百万 円)ですが、基幹システムの構築を今期より開始す ることから、システム投資が大きく増加する計画と なっています。 こちらのスライドから、今期の施策についてご説明 いたします。 前期の反省点といたしましては、通信販売におい て受注単価が低下したことが上げられます。 この反省点をふまえ、今期は単価の高いアクアコ ラーゲンゲルシリーズの販売を強化していくことで 売上高拡大を拡充してまいります。 また、今期の大型施策として11月に「アクアコラー また 今期の大型施策として11月に「アクアコラ ゲンゲルエンリッチリフトEX」がリニューアルいたし ます。 今回は、筋膜に着目した仕様になっており、耳か らかける‘たるみ引き上げ用リフトバンド’と併せた 販売を行い、リフトケア商品として訴求を強化いた します。 さらに、下期にはエンリッチリフトラインのリニュー アルも予定しております。 アクアコラーゲンゲル以外の商品といたしましては、 美白関連商品の強化を行ってまいります。 現在、美白商品は各社春から夏にかけてプロモー ションを強化する傾向がございます。夏が過ぎると 美白ケアへの意識が低下し美白ケアが失敗に終 わるケースが多いというデータから、当社では季 節を問わず、年間を通した美白ケアを訴求してま いります。 その他に健康 ダイエット商品も引き続き強化して その他に健康・ダイエット商品も引き続き強化して まいります。置き換えダイエット商品が人気である ことから、ダイエットイベントやコンテストなどお客 様参加型のイベントを実施し、プロモーションを強 化していくことで、当社の健康食品への認知度を 拡大 拡大していく計画です。 く計 す ジェノマーブランドは百貨店及び一部のGMS店舗 のみでの取扱いとなっております。 高価格商品ですが、アンチエイジングに興味のあ る40~70代のお客様に人気なブランドとなってお ります。既存商品のリニューアルや新商品の発売 を積極的に行い売上を伸ばしているため、今期も 引き続き丁寧なカウンセリングを行い売上を拡大 させたいと考えております。 ラボラボブランドは、ドラッグストアやバラエティスト アを中心に展開しております。 毛穴0肌ラインの「スーパー毛穴ローション」は外 国人旅行客から大変ご好評をいただいており、イ ンバウンド効果が高い商品となっております。 ンバウンド効果が高い商品となっております 次にマーケティングの考え方についてですが、 今期も引き続きテレビCMや新聞広告、WEBでの プロモーションを行ってまいります。 これに加え、顧客ごとのマーケティングや地域ごと のマーケティングを意識したマーケティングプラン グ グプ を実施し、一人ひとりのお客様に寄り添ったサービ スを実施してまいります。 また、昨年から開始しております全国キャラバンを 今期も引き続き実施いたします。通信販売のお客 様とも直接お会いしコミュニケーションを取ることで、 当社への理解や満足度を高めていただけるよう、 今後もこの取り組みを続けていく計画です。 対面型店舗販売では、店舗に設置しているエステ ルームを活用し 有料エステサービスを開始いた ルームを活用し、有料エステサービスを開始いた します。卸売販売では、今までマーケティングを十 分に行えておりませんでしたが、今期より、各地域 ごとの有力媒体を活用し、細かくプロモーションを 行っていく計画です。 GMSで開始する有料エステサービスに関しまして は、有料にすることが目的では無く、有料にするこ とによって、お客様と対話する時間をゆっくりと取る ことが可能となり、接客時間を長くすることによって 顧客化しやすくなるためであります。また美容機器 「バイオプトロン」は当社の通信販売で販売している 商品ですが、45万円と高額な商品であることから、 通信販売では購入しにくい商品であるため、商品に 触れて、試していたくことが出来る良い機会になる と考えております。また普段は当社の通信販売を利 用のお客様にも店頭へ足を運んでいただき、カウン セリングを受けていただけるきっかけ作りともなるた め、全販路のお客様に利用していただきたい施策 として 今期より訴求してまいります として、今期より訴求してまいります。 海外事業においては、中華圏と東南アジアを中心に 今後も積極的に展開を行ってまいります。 特に香港においては、下期にかけ売上が伸長してい ることから、引き続き販売店舗数を増加させ事業を 拡大させていく計画です。 また、東南アジア(シンガポール、タイ)においては、 パートナー選定が完了し、商品販売がスタートしてお りますので、今期は店舗数拡大等のマ ケティング りますので、今期は店舗数拡大等のマーケティング に注力してまいります。 トラベルリテール対応につきましては、特に国内免税 販売は、今後1~2年で店舗数が増加する見込みで あるため 当社ブランドも積極的に展開することに あるため、当社ブランドも積極的に展開することに よって海外のお客様との接触回数を増やしていきた いと考えております。 最後に、先日発表させていただきました純粋持株 会社体制への移行についてご説明させていただき ます。 事業の目的といたしましては、マルチブランドの促 ブ 進と事業領域の拡大の2軸の強化をすることが目 的となります。 今現在のドクターシーラボ事業は、メディカルコス メを軸とした化粧品、健康食品の販売になっており ます。現在、ドクターシーラボ事業で1千万人超の 顧客データベースがありますが、現状では、ドク ターシーラボのブランド枠の中でしか展開が出来 ないため、今回事業領域を拡大し、美と健康を軸 に今現在は対応しきれていないニーズに応える商 品、サービスを提供できる体制作りを進めていき ます。 また、化粧品の領域を広げるべく、マルチブランド 促進を実施し、ドクターシーラボブランドでは獲得 が難しい新たな顧客層の囲い込みを目指します。 が難しい新たな顧客層の囲い込みを目指します 持株会社名は「株式会社シーズ・ホールディングス」 とし、事業を展開してまいります。 将来イメージといたしましては、このような組織図を イメージしております。