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パピローマウイルス-高リスク型DNA同定 ホンバン テスト

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パピローマウイルス-高リスク型DNA同定 ホンバン テスト
一次サンプル採取マニュアル
6457
PM共通0001
Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital
5.免疫学的検査 >> 5F.ウイルス感染症検査
2nd Mar. 2017
パピローマウイルス-高リスク型DNA同定
papilloma virus-high risk, DNA identification
基本情報
分析物 5F101 パピローマウイルス-高リスク型
識別
9901
DNA同定
JLAC11
JLAC10
(暫定案)
材料
085
擦過物
測定法 842
液相ハイブリダイゼーション法
第2章 特掲診療料
第3部 検査(1)
第1款 検体検査実施料
(微生物学的検査)
D023
微生物核酸同定・定量検査
診療報酬 7 HPV核酸検出
360点
測定物
識別
材料
測定法
V3451
0001
620
ヒトパピローマウイルス-高リスク型 ウイルスDNA
擦過物
第1節
検体検査料
子宮頸部細胞診の結果,ASC-US(意義不明異型扁平上皮)と判定された患者に対してHPV検査を行った場合に限り,算定可.
検査オーダー・検体採取
患者同意に関する
要求事項
検査結果に影響を
与える臨床情報
オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 検査項目分類 ⇒ 免疫学的検査 ⇒ ウイルス感染症検査(血液1) ⇒ HPV-DNA(M/Hリスク)
オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 検体検査 ⇒ 外注検査(一般) ⇒ 外注(免疫1) ⇒ HPV-DNA(M/Hリスク)
オーダーボタン
検査予約
至急オーダー
検体ラベル(単項目オーダー時)
不可
ホンバン テスト
検査予約について
オーダーについて
注 800 外
N60
患者の検査前準備
検体採取の
タイミング
記号
添加物(キャップ色等)・採取容器
ビ
病理部搬送検体専用ラベル
採取材料
◎細胞浮遊液
採取量
6mL
測定材料
HPV-DNA.
病理部へ
搬送
09.03
その他
外注2
ビ
採取容器について
検体採取について
専用容器で提出ください.
検体搬送について
保管検体(提出前)の検体保存条件 細胞浮遊液を冷蔵保存
再検査・追加検査の対応可能日数 検体到着後30日(検体量ある場合のみ)
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/
1/3
@
**-****-85016*
6ml
**-***-***
一次サンプル採取マニュアル
6457
PM共通0001
Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital
5.免疫学的検査 >> 5F.ウイルス感染症検査
2nd Mar. 2017
パピローマウイルス-高リスク型DNA同定
papilloma virus-high risk, DNA identification
検査結果報告
測定機器
2~5日
検査所要日数
まいこネット開示までの目安 3~6日後(土日祝日を除く)
外部委託(ビー・エム・エル)
検査部門
生物学的基準範囲
期間
現行
測定方法
ハイブリッドキャプチャー法
項目
11 判定
32 INDEX値
基準値設定材料
他材料
男性
女性
陰性 (-)
1.00 未満
陰性 (-)
1.00 未満
緊急異常値
電話連絡対応
判定・解釈等
HPVとして, 16, 18, 31, 33, 35, 39, 45, 51, 52, 56, 58, 59および68型の“中~高リスク型”HPVを検出いたします.
(型別判定はできません)
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/
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単位
一次サンプル採取マニュアル
6457
PM共通0001
Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital
5.免疫学的検査 >> 5F.ウイルス感染症検査
2nd Mar. 2017
パピローマウイルス-高リスク型DNA同定
papilloma virus-high risk, DNA identification
臨床情報
臨床的意義
性行為感染症(STD)起因ウイルスの一つ, ヒト・パピローマ・ウイルス(HPV) 感染を, DNAの同定により判定する検査である. HPVは尖圭コンジ
ローマ, 子宮頸部癌などの一因とされるウイルスであるが, DNA型により病原性の程度が異なるため, 本検査では低リスク型群と中・高リスク型群
に分けて判定が行われる.
HPVは, 皮膚や生殖器粘膜における尖圭コンジローマ, 子宮頸部癌・外陰癌の発生に関与することで知られるパポーバウイルス科のDNAウイル
スである.
HPVについてはゲノムの相同性の程度によって70種類以上の型が同定されているが, 組織より分離されるHPVの型と病変の間には密接な関連
がある. すなわち, 尖圭コンジローマのような比較的良性な腫瘤性病変を惹起する“低リスク型”と, 癌組織に高率に検出され病変の悪性化に関与
する“中あるいは高リスク型”の二群に大別 される. したがって, HPV感染の診断に際しては単にウイルスの存在のみならず, それが両群のいずれ
であるかの鑑別が重要とされる.
本検査では, 低リスク型は, 6, 11, 42, 43, および44型を, 中・高リスク型では, 16, 18, 31, 33, 35, 39, 45, 51, 52, 56, 58, 59, および68型のいず
れかのHPVが存在した場合に検出される. これらの存在が直ちに悪性度を示すものではないが, 中・高リスク型が検出された場合は, 将来悪性化
しやすいことを示唆しており, 細胞診やコルポスコピーなども含めたより厳重なfollow upが望まれる. また皮膚科領域のBowen病とその類縁疾患
では39, 52型が関与しているとされる.
婦人科, 泌尿器科領域のHPV感染は, そのほとんどが性行為を介して伝播し, STDの一つに数えられている. 実際, STDのハイリスク群である
CSW(commercial sex workers)で, およそ20~60%と高率なHPV感染が報告されている. さらにクラミジア, 淋菌による感染が確定診断された10~
20歳代の患者から, 男子で約10~25%, 女子で50~70%にHPVが検出されたという報告もあり, 潜在的なHPV感染の蔓延が強く懸念されている.
したがって, STDを疑われる患者やハイリスク患者では, 患者自身のためにもクラミジア, 淋菌とともにHPV感染の検索が推奨される.
なお, 測定結果はindex値で表記され, ウイルス濃度と測定値は必ずしも相関するとは限らない.
異常値を示す病態・疾患
陽性を示す病態
ヒト・パピローマ・ウイルス感染症
(尖圭コンジローマ, 子宮頸部癌・外陰癌, Bowen病とその類縁疾患の発生に関与する)
関連項目
単純ヘルペス, 単純ヘルペス 1型, 単純ヘルペス 2型, 単純ヘルペス IgG, 単純ヘルペス IgM, クラミジア・トラコーマチス同定《IDEIA》 〈ぬぐい
液〉, クラミジア・トラコーマチス同定《IDEIA》 〈尿〉, クラミジア・トラコーマチス同定DNA《TAqMAnPCR法》, 淋菌同定DNA《TAqMAnPCR法》
参考文献
株式会社LSIメディエンス Web Page「検査項目解説」
変更履歴
2011年2月9日
2014年4月1日
2015年4月1日
2016年4月1日
2017年2月23日
URI
KINGオーダー開始
委託先社名変更(三菱化学メディエンス⇒LSIメディエンス)
外部委託先変更(LSIM⇒BML)(検査所要日数変更)
平成28年4月診療報酬改定
ラベル表記変更[O]⇒[ ]
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6457.html
http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/
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