Comments
Description
Transcript
LanScope Cat6 - エムオーテックス株式会社
LanScope Cat6 サブマネージャサーバ増設手順書 2012年 5月 22日 第2版 エムオーテックス株式会社 【改版履歴】 【 改版履歴 】 改版No 1 2 ページNo 変更内容 制定(「サーバ環境変更手順書」から、サブマネージャサーバ増設に関する内容を抜粋) 6 SQLクエリーの記述に誤字があったので修正 日時 2009/04/01 2012/05/22 【 目次 】 ◆ 概要 P.3 ◆ 準備物 P.3 ◆ 作業概要 P.4 本資料で使用される各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。 本書に含まれる文章や画像などの著作権は、一部を除き、エムオーテックス株式会社が所有します。 本書のすべてまたは一部をエムオーテックス株式会社 の許諾なく複製し、頒布その他の行為を行うことはできません。 また、本書の内容・構成をエムオーテックス株式会社 の許諾なく改変し、改変したものを複製し、頒布その他の行為を行うことはできません。 本ソフトウェアの仕様ならびに本書の記載内容は、予告なしに変更することがあります。 2 【 概要 】 本書は、既にLanScope Catを運用している環境にサブマネージャを増設する場合の手順や注意事項を記載しています。以下の 図ように、サブマネージャ専用サーバを新しく増設する場合に本書をご利用ください。 統合マネージャとサブマネージャを別々のサーバもしくは同一のサーバで運用している環境にサブ マネージャサーバを増設 ① ② 統合マネージャ 専用サーバ NEW サブマネージャ 専用サーバ1 統合マネージャ サブマネージャ 同居サーバ NEW サブマネージャ 専用サーバ サブマネージャ 専用サーバ2 また、以下の作業を実施します。 サブマネージャのインストールと 登録設定: 増設するサーバにサブマネージャをインストールし、登録を行ってください。 スケジュール設定の追加設定: 追加したサブマネージャに対してスケジュール更新の追加設定を行ってください。 この設定を行わないと、オプション機能のログや追加したサブマネージャにあるログ が統合マネージャに更新されません。 環境設定の再設定: 保存日数やリトライ回数、サーバ監視のフォルダ容量取得の設定を確認の上、設定 してください。 Webコンソールの表示権限設定: Webコンソールの表示権限の追加設定を行ってください。 この設定を行わないと、追加したサブマネージャに登録されたエージェントのログ をWebコンソールで参照することができません。 作業の詳細については、次ページ以降をご参照ください。 【 準備物 】 ■インストールプログラム(アップデートプログラム) ・サブマネージャをインストールするためのインストーラと、サブマネージャをアップデートするためのアップデートプロ グラムを用意してください。最新バージョンのインストーラとアップデートプログラムであれば、以下の保守契約ユーザ 様サイトよりダウンロードが行えます。 https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/download/download.shtml ■操作ガイド(LanScope Cat6) ・サブマネージャをインストールし、登録を行うために操作ガイドをご用意ください。保守契約ユーザサイトから最新版 をダウンロードすることができます。 https://tryweb2.motex.co.jp/cat6/document/manual.shtml 3 【 作業概要 】 1.増設するサブマネージャでの作業 (P.4) ・データベースのインストール ・サブマネージャのインストールと登録 2.統合コンソールでの作業 (P.5) ・スケジュール設定の追加設定 (P.5) ・環境設定の再設定 (P.5) ・サブマネージャの動作確認 (P.7) ・Webコンソールの表示権限設定 (P.7) ■手順詳細 1.増設するサブマネージャでの作業 ※作業の詳細は「操作ガイド」をご確認ください。 1) データベースをインストールします。 2) 利用する機能をすべてインストールし、登録を行ってください。 サブマネージャを増設する場合: 標準機能のインストール ・資産サブマネージャ ・タスクイベントサブマネージャ ・リアルタイムイベントサブマネージャ ・ファイル配布サブマネージャ オプション機能のインストール(必要な機能のみ) ・Webアクセスサブマネージャ ・サーバサブマネージャ ・不正PC検知サブマネージャ ※デバイス制限機能は資産サブマネージャがインストール してあれば問題ありません。 ※アプリケーションID監査機能はタスクイベントサブマネー ジャがインストールされていれば問題ありません。 4 ※オプション機能のインストールは別画面です。 2.統合コンソールでの作業 スケジュール設定の追加設定 1)追加したサブマネージャのスケジュール設定を追加します。 設定画面を開き、 「全サブマネージャに適用」、「無期限に 設定」にチェックを入れ、設定ボタンをクリックします。 「設定を保存しました」のメッセージが表示されれば設定完 了です。 カレンダー表示部分(右図)の時刻表示を確認してください。 ※右図の赤枠部分に時刻が表示されればOKです。 ※設定時刻はサブマネージャごとに変更する必要はありま せん。同時刻の設定を行っても、サブマネージャごとに作 業が実行され、完了次第、次の1台を実行するためです。 環境設定の再設定 2)メッセージ、MR自動バージョンアップ/ファイル配布のリトライ回数を確認します。 「設定」→「環境設定」より「メッセージ」、「MR自動バージョンアップ/ファイル配布」のリトライ回数を確認してください。 5 3)ログの保存日数を確認します。 「設定」→「環境設定」より「リアルタイムイベント」、「Webアクセ スログ」、「サーバエージェント」、「検知エージェント」、「AP監 査ログ」タブのログの保存日数設定を確認してください。 重要 保存日数を過ぎたログは、深夜0時、もしくはマネージャの 起動時に自動で削除されます。 サブマネージャの保存日数を必ず確認してください! コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、サブマネージャ上のログ保存日数が正しく反映されていることを確認して ください。 ■SQL Server osql –E 1> 確認したい保存日数を以下より選択してください 2> go 【リアルタイムイベントログ】 select RTELogSaveDays from lspmms_rmain..renvset 【Webアクセスログ】 select WACLogSaveDays from lspmms_wmain..wenvset 【サーバエージェント】 select SECLogSaveDAYS from lspmms_smain..senvset 【検知エージェント】 select ConnLogSaveDays from lspmms_dmain..denvset 【アプリケーションID監査】 select ITCLogSaveDays from lspmms_tmain..tenvset ■Oracle Database sqlplus system/設定したパスワード SQL> 確認したい保存日数を以下より選択してください 【リアルタイムイベントログ】 select RTELogSaveDays from lsprev.renvset; 【Webアクセスログ】 select WACLogSaveDays from lspwac.wenvset; 【サーバエージェント】 select SECLogSaveDAYS from lspsvr.senvset; 【検知エージェント】 select ConnLogSaveDays from lspdtc.denvset; 【アプリケーションID監査】 select ITCLogSaveDays from lsptsk.tenvset; 6 4)サーバ監視のフォルダ容量取得の確認を行います。 ※サーバ監視機能のフォルダ容量取得機能をご利用 の場合に設定を確認してください。 サーバ監視機能を利用していない、サーバ監視機能 を利用していてもフォルダ容量を取得していない場合 は、再設定する必要はありません。 保存日数、リトライ回数、サーバ監視のフォルダ容量取得の設定が確認できたら、画面右下の「設定」ボタンを押してください。 ※移行前と設定内容に変更がなくても、サブマネージャに設定情報をダウンロードさせるために設定ボタンを必ずクリックして ください。 サブマネージャの動作確認 5)サブマネージャの動作確認を行います。 「ネットワーク全体」右クリック→「サブマネージャ稼働管理」 を選択します。サブマネージャ稼働管理画面右下の「更新」 ボタンをクリックしてサブマネージャの稼働時間が現在の時 間に更新されることを確認します。 Webコンソールの表示権限設定 6)Webコンソールの表示権限設定を確認します。 追加したサブマネージャのグループに対して、表示権限の 設定を行ってください。(右図赤枠) ※WebコンソールのTOPページより、「システム設定」- 「ユーザ情報の設定」-「(パスワード入力する画面)」- 「(ユーザーIDを選択する画面)」よりユーザIDを選択する と、右図の画面が表示されます。 以上で作業は完了です。 7