ICT人材UIJターン等育成事業 受託者募集要領

ＩＣＴ人材ＵＩＪターン等育成事業 受託者募集要領
１ 目的
本県へのＵＩＪターン就職を目指す求職者等（以下「ＵＩＪターン者等」という）
のＩＣＴ分野に関する技能及び知識の向上を図ることで、企業が求める人材の育成
及びＩＣＴ企業への就職へつなげ、もって雇用機会の拡大及び県内ＩＣＴ分野の人
材確保並びに県内ＩＣＴ産業の基盤強化に資することを目的とする。
２ 本事業の予算額
４２，４４８，０００円以内（税込み）
３ 事業概要
① 委託業務の内容
ア 受託事業者においてＵＩＪターン者等を雇用する。
イ 受託事業者は、ＩＣＴ分野に係る研修プログラムを開発し、自社において座学
及び実習による基礎的研修及び専門的研修（以下「ＯＦＦ－ＪＴ」という。）を
実施する。
ウ 受託事業者は、自社において仕事を通じて必要な技能及び知識を習得する職場
実習（以下「ＯＪＴ」という。）を実施する。
また、ＯＪＴの内容は単純な作業の繰り返しは避け、ＵＩＪターン者等のキャ
リア形成に資する内容となるよう配慮すること。
エ 受託事業者は、ＵＩＪターン者等がＯＦＦ－ＪＴ及びＯＪＴを受講する期間中、
フォローアップ（研修取組状況の把握、相談等）を実施する。
オ 受託事業者は、事業終了後にＵＩＪターン者等が正規雇用として就職できるよ
う個別就職相談、支援を行う。
② 雇用人数
１社あたり４名程度
③ ＵＩＪターン者等の雇用に係る条件
ア 新規雇用する予定のＵＩＪターン者等の募集に当たっては、公共職業安定所へ
の求人の申込みの他、求人誌や新聞広告等により、広く公募を行うこと。ただし、
募集を行ったにもかかわらず、ＵＩＪターン者等が集まらなかった場合及び雇用
したＵＩＪターン者等が退職した場合の取扱いについては、その対応等について
宮崎県と協議すること。
イ 新規雇用するＵＩＪターン者等の雇用期間は６ヶ月以内とすること。
ウ 新規雇用するＵＩＪターン者等の勤務時間は１日当たり６時間以上８時間以内
とし、勤務日数は１月当たり２０日程度とすること。
エ 新規雇用するＵＩＪターン者等に係る人件費は以下によること。
① 賃金は月給制が望ましい。
② 地域の賃金水準により賃金を決定すること。
③ 通勤手当、扶養手当等の各種手当の支給が可能（受託事業者の就業規則
等において労働者に対する支給が義務づけられているもの）。
オ 受託者は、労働基準法等の労働関係法令を遵守するとともに、新規雇用するＵ
ＩＪターン者等について、法令の定めるところにより、社会保険（雇用保険、労
災保険）等に加入し、保険料を支払うこと。
④ 成果の把握
事業終了後に正規社員としてＩＣＴに関する職種へ就職することを成果目標とし
ているため、その状況を把握し報告すること。
⑤ 宮崎成長産業人材育成協議会・ＩＣＴ分科会での報告
事業の実施状況について、宮崎成長産業人材育成協議会・ＩＣＴ分科会（平成
２９年２月開催予定）で報告を行うこと。
４ 事業実施期間
契約の日から平成２９年１月３１日まで
５ 委託事業者数
民間企業等の法人５社程度
６ 公募参加資格
（１）民間企業等の法人であって、委託事業を的確に遂行するに足りる能力（現金出
納簿等の会計関係帳簿類や労働者名簿、賃金台帳等の労働関係帳簿が整備され
ていること等）を有するものであること。
（２）当該委託業務を円滑に遂行し、委託業務後に雇用の受け皿となるための拠点
（支店、営業所等）を県内に有すること。
（３）宗教活動や政治活動を主たる目的とする者、役員等（法人の役員又はその支店
若しくは営業所を代表する者をいう。）が暴力団関係者（宮崎県暴力団排除条
例（平成 23 年宮崎県条例第 18 号）第２条第４号に規定する暴力団関係者をい
う。以下同じ。）であると認められる者又は暴力団関係者が経営に実質的に関
与していると認められる者でないこと。
（４）地方自治法施行令（昭和 22 年政令第 16 号）第 167 条の４第１項又は第２項の
規定に該当する者でないこと。
（５）県税（個人県民税及び地方消費税を除く。）の滞納がないこと。
（６）宮崎県発注の契約に係る指名停止処分を受けている者でないこと。
（７）民事再生法（平成 11 年法律第 225 号）に基づき再生手続開始の申立てがなさ
れている者でないこと（同法第 33 条第１項に規定する再生手続開始の決定を受
けた者を除く。）又は会社更生法（平成 14 年法律第 154 号）に基づき更生手続
開始の申立てがなされている者でないこと（同法第 41 条第１項に規定する更生
手続開始の決定を受けた者を除く。）。
７ 提出する書類
下記書類を１セットにして、５部（正本１部、副本４部）を提出することとする。
（１）ＩＣＴ人材ＵＩＪターン等育成事業提案申込書（様式１）
（２）申込者概要（様式２）
（３）ＯＦＦ－ＪＴ及びＯＪＴに係る研修プログラム実施計画書（様式３）
（４）収支内訳書（様式４）
（５）公募参加資格を有することの誓約書（様式５）
≪添付書類≫
① 企業の場合は商業登記簿謄本の写し、その他の法人は定款その他の規約の写
し、又はこれらの事項を証明するもの。
② 納税証明書（地方消費税を除く。）
※事業所所在地の県税・総務事務所で取得すること。
③ 過去２年分の決算書（決算書がない場合は、収支計算書、貸借対照表及び
事業報告書又は団体の活動内容が分かる書類。）
④ 許可等が必要な事業については、それを証明する書類の写し
⑤ 提案者の概要が分かる資料（パンフレット、定礎等）
８ 応募についての留意点等
（１）提案書等の提出後の書換え、引換え及び撤回は認めないものとする。また、提
出された書類は返還しないものとする。
（２）虚偽の記載をした提案書等は無効とする。
（３）参加資格要件を満たさない者、又は、委託先事業者を選定するまでの間に本要
領「５ 公募参加資格」を満たさなくなった者が提出した提案書等は無効とする。
（４）提案書等の作成及び提出に係る費用等、本提案に係る費用は提案者が負担する
こと。
９ 契約についての留意点等
（１）県と契約の候補法人との委託契約については、事前に契約仕様書案で双方の
意思確認を行う。
（２）委託契約を締結する前に、原則として契約金額の１００分の１０以上を契約
保証金として納付する。
ただし、次のいずれかに認められる場合は、その全部又は一部の納付を免除
することができる。
① 保険会社との間に県を被保険者とする履行保証保険契約を締結したとき。
② 過去２箇年度の間に国又は地方公共団体、独立行政法人、国立大学法人若
しくは地方独立行政法人と種類及び規模をほぼ同じくする契約を２回以上
にわたって締結し、これらをすべて誠実に履行し、かつ、契約を履行しな
いこととなるおそれがないと認められるとき。
（３）企画提案し選定された受託事業者が新規雇用するＵＩＪターン者等の人数及び
ＯＦＦ－ＪＴ及びＯＪＴに係るプログラムの内容・規模等については、双方で確
認の上、変更する場合がある。
（４）委託業務によって生じた収入が、追加の事業（委託契約額以上に追加で実施し
た事業費等）を上回る場合は、その上回った額の返還が生じる。
（５）委託業務の実施に伴って取得した物品、特許権及び著作権等は県に帰属する。
（６）委託費の支払いについては、概算払い（年２回に分けて支払う）とする。
（７）委託業務の第三者への再委託は原則として禁止する。ただし、当該再委託額が
５０万円未満である場合、又は当該再委託額が５０万円以上であって、あらかじ
め宮崎県知事の書面による承諾を得た場合は、この限りでない。
10 募集期間
平成２８年４月２８日（木）から平成２８年５月２７日（金） 午後５時まで
11 審査方法・基準
（１）書類審査による「企画提案競技方式」とし、提出された企画案について主に
以下の観点から審査を行い、優れた提案を選定する。
① 研修プログラムの内容は、事業終了後の県内での長期就職につながること
が見込めるか。
② 個別相談対応、フォローアップ、就職支援等は専門職員による十分な体制
となっているか。
③ ＵＩＪターン者等の公募方法は必要な人材を確保するのに十分なものとな
っているか。
④ 費用対効果は適切であるか。
⑤ 提案者の実績。（過去の同種、同規模の研修の有無、開催回数、研修人員
等）
（２）提案の内容についてヒアリング等を実施予定。
ヒアリング等の日程等については応募者に別途通知する。
12 説明会の実施
（１）期日
平成２８年５月１３日（金） 午後３時から午後４時まで
（２）場所
宮崎県庁８号館４階第１会議室（宮崎市橘通東２丁目１０番１号）
（３）参加資格
本要領中「６ 公募参加資格」を満たす民間企業等の法人に属する者
（４）留意事項
・ 参加人数は、各民間企業等の法人２名までとする。
・ 説明会に参加しない場合でも、企画提案募集への参加は可能である。
・ 説明会に参加する場合は、下記１３の連絡先まで事前に連絡を行うこと。
13 問い合わせ先及び時間
（１） 問い合わせ先
宮崎県 商工観光労働部
企業立地推進局 企業立地課 企画担当（担当 川﨑）
電話番号
０９８５－２６－７５７３（直通）
ファクシミリ
０９８５－２６－０２１９
Ｅ－ｍａｉｌ
[email protected]
（２）時間 ９：００から１２：００まで、１３：００から１７：００まで
（土曜日、日曜日及び祝日を除く。）