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生徒代表 生徒代表 野口さん 野口さんの さんの スピーチに万雷の拍手 62年 62年の歴史を 歴史を閉じる 富江高校 閉校式典 3月5日、 五島椿の3枚の葉で校訓をデザインした校章を持つ、 県立富江高校最後の 44回卒業式と分校時代を含めると62年の歴史を経た閉校式典が同日行われた。 閉校式典には、中村法道県知事を始め、多くの来賓も訪れ、卒業の32名の生徒をはじ め、体育館いっぱいに詰めかけた同校OBや、市民で厳粛に執り行われた。 最後の校長となった吉村雄次氏から、昭和24年に五島高校富江分校として発足、42 年に全日制普通科3学級145名で独立などの経過紹介とお礼の式辞で開会。閉校記念行 事実行委員会の富川吉夫会長から、記念体育祭のやぐらつくりなど生徒に さびしい思いをさせないための事業を行ってきたとの報告。 進級した4月に靴箱の空きに砂ぼこりを感じ、空き教室に鳥のさえずり が響き閉校を実感、切ない気持ちになり、学校のためになる事があればと 「一人ひとりが輝く学校作り」を目指して生徒会長に立候補したという 富江高校「跡地」記念碑も建立 部活動の人員不足に行き詰まりを感じたが、10周年記念誌のなかに、仲間を 集めて団体戦に出た記述があり、それが3年の夏の自分達の姿だったと紹介。歌 手・喜一郎氏が富江高校に贈った歌「くろしおの風」から「終わりじゃないこれ からが始まりさ」を引用して新しい一歩を踏み出したいという希望を語る。最後 に62年間の指導の先生、職員、PTA、同窓会、地域の皆様への感謝の言葉と後の社会 にお返しをしていくという決意表明まで、原稿も見ないままに長時間訴えかけた姿に参列 者は一様に感動、万雷の拍手が送られた。 校旗返還、式歌「くろしおの風」と校歌が友情出演の五島高と五島南高のブラスバンド に合わせて斉唱され幕を閉じた。 (五島新報 平成23 平成23年 23年3月12日 12日(土)第 104 号 より転載 より転載) 転載) 感動を呼 んだ野 口さん のスピ ーチ 野口さんが生徒代表として見事なスピーチ。