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12. 創造科学技術推進事業(ERATO) 〔科学技術振興機構〕
12. 創造科学技術推進事業(ERATO) 〔科学技術振興機構〕 事業の目的・概要 基礎的な研究から今後の科学技術の新しい領域を開拓するとともに、技術革 新をもたらす科学技術の芽を積極的に生み出すことを目的とする。 研究形態は、新技術審議会において研究の原点となる「主題」と主題につい ての総括責任者(プロジェクトディレクター)が選ばれ、プロジェクトの運営・ 総指揮を司る。プロジェクトディレクターは研究の構成作り、構成員の選定、 研究の指揮、プロジェクト研究予算の調整など研究の基本事項はプロジェクト ディレクターの意見に沿って決められる。 応募要件・研究分野 新しい発想をもって研究主題の展開を行う意欲のある若手の中からプロジェ クトディレクターを選定し、事業団の研究員となる。具体的には広報活動やプ ロジェクト毎に開催される募集説明会などを通じて寄せられる参加希望者や、 関連分野での研究活動・情報などをもとに創造的意欲に燃えた若手研究員が選 ばれる。研究員は、参加に当たって事業団との間で雇用契約を締結する。(個 人の場合は事業団との二者契約、企業等に所属したまま参加する場合は派遣元 機関、事業団との三者契約)研究員個々の参加期間は、研究テーマ・内容によ り1∼5年。 <研究室> プロジェクトデイレクター、研究員に都合がよく、研究の性質に馴染む研究 室 をリサーチパーク、民間研究機関、大学などから借用して活用(研究室が移 動する方式) <給与(年俸)> プロジェクトディレクターの意見をもとに決められ、毎月事業団から本人に 支払われる。又、企業から参加する研究員の場合は、その研究員に派遣先機関 で得るであろう給与を参考に決められ、事業団から派遣元を通じて本人に支払 われる。 事業規模 1件当たりの 研 究 費 3グループ約15名 受 5年 給 期 間 総額15億円程度/5年 研究成果の取り扱い 知的所有権は、国内外を問わず発明を行った研究員個人と事業団との共有と なり、発明者が複数いる場合はそれぞれの貢献度に応じて持ち分が決められる。 終了後、派遣先機関に復帰した研究員は自分の持ち分をその機関に譲渡する ことができる。 そ 現在73プロジェクトに参加している研究員は1.500名をこえており、そのうち 約3割弱が企業からの参加であり、5割弱が個人研究員、2割が外国人研究員 の 他 問 い 合 わ せ 先 独立行政法人 科学技術振興機構 戦略的創造事業本部 特別プロジェクト推進室 TEL:048-226-5623 FAX:048-226-5703 Email:[email protected] HPアドレス:http://ume.tokyo.jst.go.jp/erato/index-j.html