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わが国におけるPCカード、スモールカードの 平成18年度
わが国におけるPCカード、スモールカードの 平成18年度出荷実績 平成19年7月10日 (C) Copyright JEITA, 2007 1 平成18年度PCカード、スモールカード出荷実績(総出荷) 平成18年度におけるわが国のPCカード、スモールカードの総出荷枚数は、 169,166千枚(前年度比1 36%)となった。また、総出荷金額は、268,122百万円(同104%)であった。このうち、PC Card 1,676千枚(同75%) 、7,254百万円(同79%)、ExpressCard 準拠は4千枚 、95百万円であった。また、メモリカードなどスモールカードは、167,486千枚(同13 8%) 、260,773百万円(同104%)であった。 Standardに準拠したPCカードは、 PCカード数量(千枚) PCカード金額(百万円) ExpressCard数量(千枚) ExpressCard金額(百万円) スモールカード数量(千枚) スモールカード金額(百万円) 総出荷枚数(千枚) 総出荷金額(百万円) (C) Copyright JEITA, 2007 平成17年度 2,226 9,157 121,769 249,731 123,995 258,888 平成18年度 前年同期比 1,676 75% 7,254 79% 4 N/A 95 N/A 167,486 138% 260,773 104% 169,166 136% 268,122 104% 2 平成18年度PCカード出荷実績(カード種別毎、国内出荷のみ記載) (単位:数量は千枚,金額は百万円) Ca rdBus PCカード 16ビットPCカード カード 種別 メモリカード S RAM カード フラッ シュ カード I/Oカード その他の ATAカード メモリ カード 数量 *1 *1 *1 金額 *1 *1 *1 6 4 5% 通信用カード 218 I/Oカード インタフェース その他の I /Oカード 通信用カード インタフェース 合 計 その他の Car dBu s PC カード 95% 8 46% 183 75% 1,082 88 % 146 47% 33 1,676 75% 8 3 4 1% 1,383 239% 12 5 39% 249 82% 4,749 84 % 457 49% 2 08 7,254 79% zCardBus通信用カードはブロードバンドルータ用無線LAN(IEEE802.11a/b/g)カードが牽引 役であったが、今年度は数量108万枚(前年度比88%)、金額47億円(同84%)と 数量、金額共に昨年度を割り込んだ。ブロードバンド市場が成熟期に差し掛かっているた めと思われる。 zExpressCardの統計昨年度より集計しているが、今年度下期に始めて数量4千枚、金額95 00万円と集計結果として表れた。これらの多くはノートブックPCと外付けHDDを接続する eSATA ExpressCardと見られる。 ExpressCardスロットを搭載したノートブックPCの出荷が増え、ExpressCardの応用が一層 拡大するものと期待している。 注) *1 :輸出数量、金額は投票メーカー数が3社以上の公表規程に達していないため、公表しない。 (C) Copyright JEITA, 2007 3 平成18年度スモールカード出荷実績(カード種別毎、国内と輸出の合計) (単位:数量は千枚,金額は百万円) スモールカード カード種 別 I/Oカード U SBメモリ メモリカード 通信用カード 数量 金額 合 計 スモールメモリカードとは: コンパクトフラッシュ(CF)、 SmartMedia(SM)、xDピクチャーカード (XD)、メモリスティック(MS)/Duo、 SD/miniSD/microSD、マルチメディアカー ド(MMC) スモールI/Oカードとは: その他のI/ Oカード 15 9,954 14 5% 58 19 % 49 9 12% 6,9 74 9 9% 1 67,486 1 38% 24 3,628 10 7% 5 39 14 % 53 1 23% 1 6,0 75 9 6% 2 60,773 1 04% 上記カードと同じフォームファクタのI/Oカー ド USBメモリとは: USB1.1/2.0ベースのメモリ機能と持つ製 品。USBのI/O機能を持つ製品は対象外。 z スモールメモリカードの総出荷枚数は約1.6億枚(前年度比145%)、総出荷金額は約2,436億円 (同107%)であった。 z スモールメモリカードの国内出荷はデジタルスチルカメラと携帯電話の国内需要が一段落し、数量が約4,1 71万枚(同90%)、金額が約582億円(同73%)と、共に昨年度を下回った。 しかし、輸出は数量が1.2億枚(同185%)、金額が約1,854億円(同126%)と引続き堅調である。 z スモールメモリカードの出荷数量が前年度比145%に対して、金額が同107%となった理由は、特に下期 にフラッシュメモリの市場価格の下落がメモリカードの単価下落に反映したものと推測。 z 平成16年度より、USBメモリの出荷統計を集計した。今年度の数量は約697万枚(同99%)、金額は 約161億円(同96%)で、USBメモリの市場が成熟の兆しが見えてきた。USBメモリの需要拡大のための新 規アプリケーションを創り出すことが必要である。 (C) Copyright JEITA, 2007 4 PCカード、スモールカード出荷実績推移(数量ベース) (数量:万台) 18000 16749 16000 14000 12191 12177 12000 10000 スモールカード ExpressCard PCカード非準拠品 PCカード準拠品 8743 8000 5276 6000 4000 2000 0 428 1361 2561 2815 0 0 0 0 14 97 65 43 498 516 361 456 0 11 433 0 9 365 0 0 279 0 0 223 0.4 0 168 H10年度 H11年度 H12年度 H13年度 H14年度 H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 (C) Copyright JEITA, 2007 5 PCカード、スモールカード出荷実績推移(金額ベース) (単位:億円) 3000 2497 2608 2500 2055 2166 2000 スモールカード ExpressCard PCカード非準拠品 PCカード準拠品 1248 1500 796 748 1000 451 500 153 0 24 340 0 18 284 0 0 0 0 11 305 4 324 2 185 0 2 158 0 0 116 0 0 92 1 0 73 H10年度 H11年度 H12年度 H13年度 H14年度 H15年度 H16年度 H17年度 H18年度 (C) Copyright JEITA, 2007 6 PCカード出荷統計参加メーカリスト 1. ㈱アイ・オー・データ機器 2. ITTキャノン㈱ 3. ㈱小野測器 4. ㈱コンテック 5. サンディスク㈱ 6. セイコーインスツルメンツ㈱ 7. ソニー㈱ 8. ㈱タムラ製作所 9. TDK㈱ 10. ㈱東芝 (C) Copyright JEITA, 2007 (順不同) 11. ㈱ニコン 12. 日本サムスン㈱ 13. 日本電気㈱ 14. ㈱バッファロー 15. 富士フイルム㈱ 16. 松下電池工業㈱ 17. ラトックシステム㈱ 18. ロジテック㈱ 7 PCカード出荷実績自主統計実施要綱 –抜粋- (参考) 1.目的 この調査は、PCカード、ExpressCard、スモールカード、USBメモリの市場動向を的確に把握し、業界振興の基礎資料を作ることを目的とする。 2.調査参加会社 (1) 調査参加会社(以下“参加会社”という)は、PC Card StandardとExpressCardに準拠する製品、スモールカード、およびUSBメモリ製品を生産、または販売している会社で、 当協会の本調査に賛同し、参加する会社とする。 (2) 参加会社は、この実施要領に従い正確な出荷実績を報告し、自主統計の精度向上に努めるものとする。 (3) 参加会社の広範な部門で対象製品を生産、または販売している場合は、関連部門の出荷 実績をとりまとめて報告するものとする。 (4) 参加会社の関連会社が対象製品を生産、または販売している場合は、関連会社の出荷 実績をとりまとめて報告することができる。 (5) 参加会社は、各集計時に適時更新する。 3.調査対象 カードの分類は以下のとおりとする。 PC Card ExressCard スモールカード USBメモリカード 注: PC Card Standard非準拠の「その他のカード」は平成16年度から対象外とする。 投票用紙は、実際的分類を考慮し、項目の整理を行った投票用紙(別紙)を使用する。 また、投票用紙は、市場の変化に対応して、項目の追加・削除等を随時行う。 4. 調査結果の報告 ① 原則として、OEM製品については、製造した参加会社が出荷実績(出荷数量、出荷金額)を報告する。ただし、参加会社以外からOEM供給を受けた製品は、自らが出荷統計とし て報告する。 ② 参加会社の社内出荷分は、出荷実績として報告する。 ③ 出荷実績は、添付資料様式-1、2、および3に基づき、数量、出荷金額を国内、輸出、およびその合計で申告する。 ④ 輸出は直接輸出および間接的でも輸出対象であることが明確な製品を対象とする。 5. 調査票の提出要領 ① 参加会社は、調査票を調査票専門封筒に封入し、集計実施日の正午までに事務局に提出する。 ② 調査票は、半期ごとに事務局が参加会社に対し、調査票専用封筒とともに提出日の1か月前に配布する。 ③ 参加会社は、この調査の確実かつ円滑な実施運営のため、調査票の記載の正確性の確保および提出期限の厳守に努めるものとする。 (C) Copyright JEITA, 2007 8 PCカード出荷実績自主統計実施要綱 –抜粋- <続き> (参考) 6. 調査集計要領 ① 提出された調査票は、事務局が集計する。 ② 事務局の集計作業は、各社提出の調査の内容が判明されず、かつその内容、および記録が残らない形で行い、調査票の内容について事務局は守秘義務を負う。 ③ 集計した各品種において対象参加企業が3社以下の時は報告しない。 ④ 各社提出の調査票は、事務局が責任をもって管理する。 7. 調査期間 ① 調査は、半期に一度とし、調査票の提出日は、4月、10月とする。 ② 調査結果は、各社ごとに定めた月次決算締切日以前の6ヶ月とする。 ただし一定時点を定めたものは、みだりに変更しないものとする。 ・4月末日…10、11、12、1、2、3月度の集計結果 ・10月末日…4、5、6、7、8、9月度の集計結果 8. 調査結果の報告 (1)参加会社への報告 調査結果は、半期ごとに事務局が集計表にまとめ、自主統計参加会社に事務局から報告する。 (2)資料の公表 下記の要領で資料の報告を行う。 ① 公表資料の内容: 各年度単位で年1回発表する。 また、必要に応じ、資料の概要を記述した情報を添付する。 ② 参加会社の公表: 参加会社名を公表する。 ③ 発表方法: JEITAホームページ、新聞、雑誌等で適宜発表する。 (C) Copyright JEITA, 2007 9