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福岡県の発展戦略 [PDFファイル/3.89MB]

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福岡県の発展戦略 [PDFファイル/3.89MB]
福岡県の発展戦略
福岡県の発展戦略
~「県民幸福度日本一」の福岡県を目指して~
平成28年度福岡県市場公募債投資家説明会
平成28年9月8日
福岡県知事
福岡県
Fukuoka Prefecture
小川 洋
元気な福岡県
元気な福岡県
人口
•
有効求人倍率
•
女性の活躍
•
国際会議
国際会議の
会議の開催
インバウンド
留学生
福岡県
Fukuoka Prefecture
•
•
人口は 510万人
万人 (全国第9位)
(全国第 位)
昭和45年以降、増加し続けている
昭和 年以降、増加し続けている
昭和38年の統計開始以来、過去最高水準
昭和 年の統計開始以来、過去最高水準
1.26(
(H28.3月)~
月)~1.32(
(H28.7月)
月)
月)~
•
5年間
年間で
人増加
年間で、女性の社長が 5,200人増加
8社に
社に1社は女性の社長
社に 社は女性の社長
•
国際会議 411 件 (東京都に次ぐ全国第 2 位)
•
•
本県を訪れた外国人は209万人で、過去最高
万人で、過去最高
本県を訪れた外国人は
博多港に寄港した外国籍クルーズ船は245隻、過去最高で日本一
博多港に寄港した外国籍クルーズ船は
隻、過去最高で日本一
•
留学生数は約15,000人(全国第
人(全国第3位)
留学生数は約
人(全国第 位)
1
人口減少・地方創生
人口減少・地方創生
人口の
人口の現状
地方創生の基本
万人
福岡県の人口は、510万人
昭和45年
年)以来、一貫して増加
以来、一貫して増加。
昭和 年(1970年
以来、一貫して増加。
今なお人口が増え続ける数少ない県の一つ
今なお人口が増え続ける数少ない県の一つ。
人口が増え続ける数少ない県の一つ。
600
社人研による
推計値
500
400
しかし、少子高齢化の進展により、
やがて人口はピークアウトすることが見込まれる。
300
生産年齢人口
200
余力のある今こそ、将来に備える必要がある。
年少人口
100
老年人口
2040
2030
2020
2010
2000
1990
1980
1970
1960
1950
1940
1930
1920
0
今後予想される人口減少に
今後予想される人口減少に
一定の歯止めをかけ、
一定の歯止めをかけ、
誰もが住み慣れたところで働き、
安心して子どもを産み育て、
長く元気に暮らしていくことができる
地域社会づくりを目ざす
福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略(
月に策定)
福岡県人口ビジョン・地方創生総合戦略(平成
戦略(平成27年
平成 年12月に策定)
基本目標 1
基本目標 2
基本目標 3
基本目標 4
「魅力ある雇用の場」をつくる
若い世代の結婚・出産・子育ての
若い世代の結婚・出産・子育ての
希望をかなえる
希望をかなえる
地方創生を担う人材の育成・定着と
首都圏等からの人材還流を進める
誰もが住み慣れた地域で暮らして
誰もが住み慣れた地域で暮らして
いける安全・安心
いける安全・安心で活力ある
安全・安心で活力ある
地域をつくる
地域をつくる
中小企業
• 成長段階に合わせた、きめ細かな
支援
結婚応援
• 意識啓発や出会いの場の提供な
ど若者の結婚を応援
人材育成
人材育成
• 国際的な視野を持ち、地域で活
躍する人材を育成
農林水産業
• ブランド化や6次産業化などにより、
収益力を高め、輸出を拡大
安定雇用
• 正規雇用への転換促進、非正規
雇用の処遇改善を進めるなど若
者の雇用と生活の安定を図る
進学・
進学・就職
• 県内大学の魅力向上、地元進学
促進
地域振興
• スポーツ振興・文化振興による地
域活性化
• 「小さな拠点」づくりを市町村と連
携して推進
観光
• 国内はもとより、アジアを中心とし
た海外からの誘客を促進し、域内
消費を拡大
先端成長産業
• 県経済をけん引する自動車産業、
将来の成長が見込まれるバイオ・
食品産業等の振興に加え、水素、
航空機等の次世代産業を育成
福岡県
Fukuoka Prefecture
子育て
• 子ども・子育て支援の量の拡大、
質の向上
• 男女共に仕事と子育てが両立で
きる職場環境づくりを推進
Uターン
ターン
• Uターン就職促進など、新規学卒
者の県内就職を拡大
• 地元愛着率日本一のポテンシャ
ルを活かした県外就職者のUター
ン促進
多様な主体の活躍
多様な主体の活躍
• 女性や高齢者の活躍、障がい者
の社会参加を応援
生活環境
生活環境
• 医療、介護、予防、住まい、生活
支援などに関するサービスを一体
的に切れ目なく提供
2
グリーンアジア国際戦略総合特区・本社機能の誘致
グリーンアジア国際戦略総合特区・本社機能の誘致
グリーンアジア国際戦略総合特区
地域の強みを活かし、環境を軸とした産業の国際競争力を強化し、アジアの活力を取り込みながら、アジアから世界に展開する産業拠点の構築
を図り、発展することを目指す。
日本経済の成長・発展に貢献!
本地域のポテンシャル
• 環境問題への長年の取組み
• 環境性能の高い製品の開発・生産拠点の集積
• アジアとの緊密なネットワーク
• 地域独自の支援措置を実施
• 産学官が一丸となって推進
アジアの環境・資源問題に貢献!
国の支援措置に加え、地域独自の支援措置、指定区域の拡大により、
グリーンアジア国際戦略総合特区は着実に進展!
国による支援
税制上の支援(法人税の軽減)
財政上の支援
40%の特別償却または12%の税額控除
金融上の支援(利子補給制度)
規制・制度の特例
福岡をアジアの中で先進的・魅力ある地域に!
福岡をアジアの中で先進的・魅力ある地域に!
指定
区域
H23.12月
H24.8月
H25.10月
H26.12月
H27.8月 H28.9.2現在
7市町
市町
19市町
市町
26市町
市町
28市町
市町
28市町
市町
最大0.7%を5年間支給
地域独自の支援
企業立地交付金(5%上乗せ(県))
(福岡県、北九州市、福岡市など)
不動産取得税の課税免除(県)
固定資産税の課税免除(3年間免除)(北九州市、福岡市など)
グリーンアジア国際戦略総合特区
中小企業設備投資促進補助金(県)
H24.4月
1,040億円
億円
利子補給制度活用
新規雇用
H24.5月
特区
指定
630人
人
指定法人の指定
24年度
1,050人
人
新規雇用
全国初!
23年度
56社
社
設備投資額
全国初!
H23.12月
設備投資額
1,650億円
億円
H26.10月末
特区制度
活用企業は
企業は
活用
25年度
26年度
27年度
28年度
本社機能の誘致
地域再生法に基づく地方拠点強化税制等を活用し、本社機能の移転・拡充を促すことで、本県の産業競争力を高め、良質で安定した雇用の
創出を図る。
国による支援
オフィス減税
県独自の支援
法人税15~25%の特別償却または4~7%の税額控除
雇用促進税制の特例措置
増加雇用1名あたり20~50万円の税額控除等
事業税3年間の軽減措置
(1年目:1/2、2年目:3/4、3年目:7/8)
不動産取得税90%軽減
企業立地促進交付金の支給
地方税の減収補填制度
•
地方公共団体が事業税、不動産取得税、固定資産税の軽減措置を行った
場合、国がその減収分を補填。
•
福岡県
Fukuoka Prefecture
•
投資額の1~2%
施設等年間賃借額の1/4~1/2
新規雇用1人当たり15~30万円
3
自動車産業の集積
北部九州の自動車産業
154万台の生産能力を誇るわが国有数の自動車生産拠点(年間生産台数150万台以上:11か国)
生産台数
平成27年度:132.2万台 <過去3番目>(日産、ダイハツ両グループは国内第1位、トヨタグループは国内第2位の生産拠点)
地元調達率
平成26年度:新型車を中心に65%に上昇
自動車関連企業
平成27年度:年々増加し、九州に1,120社。うち福岡県に505社
北部九州における自動車生産台数の推移
北部九州における自動車産業の集積
(%)
(万台)
200
17.3
17.0
18.0
16.5
180
16.3 16.0
16.0
14.2
160
12.9
140
11.2
120
10.010.3
9.6
100
7.5 7.6 7.2 7.4
80
6.3
6.9
7.9 7.7
81.7
64.5
61.3
60.4 59.3
56.9
5.1 56.6
60
51.0
44.4
40.2
40
11.2
14.0
141.6
137.6 132.2
130.9
12.0
129.6
112.7
9.0 101.0
91.2
108.6
99.2
96.2
10.0
8.0
79.7
67.0
6.0
5.4
4.0
2.0
20
0
0.0
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
北部九州生産台数
福岡県
Fukuoka Prefecture
対全国シェア
(年度)
4
水素エネルギー社会の実現
水素エネルギー社会の実現
エネルギーの安定供給
産業政策上の意義
水素は、エネルギー効率が高く、クリーンで多様な供給源があり、資源に乏しい我が国にとってのキーテクノロジー
水素関連技術は、産業の裾野が広く、日本が得意とする「すり合わせ型」の技術を活かすことができる
福岡水素戦略
水素エネルギー分野における我が国最大の産学官連携組織「
水素エネルギー分野における我が国最大の産学官連携組織「福岡水素エネルギー戦略
会議」
会議」を中核に、
を中核に、研究開発、
研究開発、人材育成、
人材育成、産業化への取組みを展開。
産業化への取組みを展開。
FCV普及
普及と水素ステーション整備の一体的推進
普及と水素ステーション整備の一体的推進
1 FCVの普及促進
FCVの率先導入
• 県 公 用 車 と し て 2 台 導 入 ( H26 年 度 、 九 州 初 )
今年3月に販売が開始されたFCVも導入予定
• 県内自治体、企業に対して導入を働きかけ
タクシーへの導入支援
• H26年度、FCVタクシー5台の導入支援(全国初)
FCVの理解促進
• 県内各地で展示や試乗会を行う「ふくおかFCVキャ
ラバン」を実施。今後、この取組を九州各県にも拡大
2 水素ステーションの整備促進
候補地の紹介から地権者との交渉まで一貫し
たサポート
県独自の補助金や「グリーンアジア国際戦略総
合特区」の税制優遇措置による支援
H27年11月、西日本初となる県庁敷地内のス
テーションをオープン
現在、県内に8箇所のステーションがオープン
今年度、古賀市と宮若市に整備予定
規制見直しへの貢献
九州大学の水素材料先端科学研究センター及び公的研究
機関である水素エネルギー製品研究試験センターの提供
データにより、水素ステーション等の規制見直しに貢献。
再生可能エネルギー由来の水素製造・利活用プロジェクト
CO2の排出の少ない水素供給構造の実現に向け、大規模工場において、太陽光
により水素を製造・貯蔵し、必要時に利活用する実証事業に着手
水素製造
太陽光発電
福岡県
Fukuoka Prefecture
水電解装置
水素利用
燃料電池フォークリフト
定置用燃料電池
5
農林水産業
本県の平成26年農林水産業産出額
本県の平成 年農林水産業産出額
億円(全国 位)
2,549億円(全国14位)
県が誇る農林水産物
1 県産農林水産物のブランド化
あまおう
:販売単価が12年連続で日本一
ラー麦
:県内を中心に提供(海外でも提供開始)
八女茶
:「八女伝統本玉露」がお茶として初めて
「地理的表示保護制度(GI)」に登録
秋王、実りつくし、とよみつひめ、博多和牛などの認知度向上を図り、
農林水産物の競争力を強化
2 県産農林水産物の輸出強化
県産農林水産物の輸出額は着実に増加し、平成27年度は25.3億円と
前年度から約6億円増
九州各県と連携した輸出拡大の取組みを実施
• 海外商談会への出展
県産農林水産物の輸出額推移
海外でのトップセールス
• 現地量販店における販売促進フェア など
佐賀県、長崎県と連携し木材を初輸出
海外でのトップセールスも実施
3 「第37回全国豊かな海づくり大会」を開催!
「第 回全国豊かな海づくり大会」を開催!
大会テーマ:「育もう 海 人 地域 みんなの未来」
開催時期:平成29年秋
式典行事:宗像ユリックス(宗像市)
• 海上歓迎・放流行事:鐘崎漁港(宗像市)
26年度
27年度
大会キャラクター「エコトン」
第35回富山大会での
海上歓迎・放流行事の様子
※ 県内各地で地域の特色を活かした関連行事を開催予定
福岡県
Fukuoka Prefecture
6
交通インフラの充実
東九州自動車道(豊前
東九州自動車道(豊前IC)
豊前 )
24時間利用可能な北九州空港
時間利用可能な北九州空港
MRJ格納庫完成予想図(北九州空港)
格納庫完成予想図(北九州空港)
福岡空港
福岡県
Fukuoka Prefecture
7
観光振興
外国人観光客の誘致
外国人観光客の誘致
海外旅行博で本県PR
九州観光復興
九州観光復興
九州ふっこう割
九州ふっこう割
国の九州観光支援交付金事業を活
用し、宿泊施設や旅行商品が割引
になる「九州ふっこう割」を7月1日か
ら実施。9月9日から第2弾の割引プ
ランを販売開始予定。
プロモーション
九州各県と九州観光推進機構が連
携して、国内外で九州観光の魅力を
発信するプロモーションを実施。
とんこつキャンペーン
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」
「『神宿る島』
神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」
「奈良三彩小壺」
「金製指輪」
三池港
遠賀川水源地ポンプ室
沖ノ島(宗像大社沖津宮)
出土した奉献品(国宝)
〔非公開施設〕写真提供/
新日鐵住金㈱八幡製鐵所
日本は、 幕末から明治期にかけて、西洋以外の地域で初めて、か
つ、極めて短期間に近代工業化を果たし、飛躍的発展を遂げた。
製鉄・製鋼、造船、石炭産業に関わる23の構成資産がそれぞれ密
接に関連して発展し、世界に特筆すべき我が国の近代化を成し得た
ことを証明している。(8県11市)
福岡県
Fukuoka Prefecture
古代、東アジアにおける活発な交流を背景に航海の安全と交易の成
功を祈る祭祀が行われた。この海を越えた交流を担った宗像の人々
が、神宿る島に対する自然崇拝に根差した信仰を発展させ、現代ま
で承継してきた一連の過程を証明している。
8
スポーツの推進 ~ スポーツをとおした元気で活力ある福岡県づくり ~
キャンプ地の誘致
RWC2019及び東京オリンピック・パラリンピックにおける事前キャンプの誘致
及び東京オリンピック・パラリンピックにおける事前キャンプの誘致
スウェーデンオリンピック委員会との調印式
インドネシア訪問
福岡県
Fukuoka Prefecture
フィンランド訪問
福岡県対策本部
9
女性の活躍推進
歳現役社会づくり
女性の活躍推進 ・ 70歳現役社会づくり
女性の活躍推進
女性人口が多い福岡県
全国では・・・・
50代から女性が男性を上回る
福岡県は・・・・
福岡県は・・・・
20代から上回る
代から上回る
活躍する女性も
活躍する女性も多い
する女性も多い
(8社に1社は女性社長)
女性の活躍が福岡発展の鍵
女性の活躍が福岡発展の鍵
県の役割
70歳
歳現役社会づくり
福岡県の取組みを九州・山口、
そして全国へ
相談
相談
活躍
したい
高齢者
高齢者のため
高齢者のための
のための
総合支援
総合支援拠点
支援拠点
70歳現役
応援センター
情報提供
多様な選択肢を提供・仲介
企業
NPO
団体等
団体等
求人開拓
マッチング
登録者約9,142人中、約4,075人が活躍中
① 率先垂範
② 社会における環境の整備
子育て応援宣言企業の登録拡大、福岡県女性の
活躍応援協議会の設立、入札参加資格加点制度 など
連日、多くの高齢者が利用
福岡県
Fukuoka Prefecture
レジ打ちもお手のもの
10
ご清聴ありがとうございました。
福岡県知事 小川 洋
福岡県
Fukuoka Prefecture
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