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東光グループ CSR 行動規範

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東光グループ CSR 行動規範
2013年9月13日
東光株式会社
東光グループ CSR 行動規範
東光グループ CSR 行動規範について
東光の経営は、ステークホルダーとの関係に配慮し、社会と調和する事業活動を行うことが企業
の責務であると認識し、東光グループのすべての役員および従業員が遵守すべき基本的な内部規範
として「東光グループ CSR 方針」に基づき本行動規範を定めました。
東光株式会社および東光グループ各社(「関係会社管理規程」の適用対象会社を含む。)は、本行
動規範を自社のすべての役員および従業員が本行動規範を読んで理解するよう適切な措置をとる
とともに、本行動規範の内容が確実に遵守されるよう社則その他の規程、要領、マニュアル等を整
備するなど必要な措置をとるものとします。
また、東光グループは、材料の調達先や製造委託先に対しても本行動規範を遵守することを要請
し、本行動規範の徹底を図ります。
1.公正な企業活動・倫理
(1)汚職・賄賂などの禁止、不適切な利益供与および受領の禁止
政治・行政との健全かつ正常な関係を保ち、贈賄や違法な政治献金などを行いません。
その他のステークホルダーとの関係においても、不適切な利益の供与や受領を行いません。
(2)反社会的勢力の排除
市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体には毅然とした態度で対応し
ます。また、警察や外部の専門機関との連携を図り、情報の収集、対応マニュアルの整備な
ど、反社会的勢力の排除を徹底するための体制の構築に努めます。
(3)優越的地位の濫用の禁止
優越的地位を濫用することにより、サプライヤーに不利益を与える行為を行いません。
(4)競争制限的行為の禁止
公正・透明・自由な競争を阻害する行為を行いません。
(5)知的財産権の尊重
自社の知的財産権を適切に管理・保護し、他者の正当な知的財産権を尊重します。
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(6)適切な輸出管理
法令等で規制される技術や物品の輸出に関して、明確な管理体制を整備して適切な輸出手続
きを行います。
(7)正確な製品・サービス情報の提供
取引先に対して、製品・サービスに関する正確な情報を提供します。
(8)適正な財務報告
ステークホルダーに対して、会社の財政状態および経営成績に関し適時かつ真実明瞭な報
告を行います。
(9)情報公開
法令等で公開を義務付けられているか否かを問わず、ステークホルダーに対して正確な情報
を積極的かつ公正に提供・開示します。
(10)内部通報(アイデンティティの保護)
従業員が、社内における法令、企業倫理、社内規則に違反する行為、不正行為、企業理念や
企業行動憲章に反する行為を発見した場合に通報するための内部通報体制を構築し、適正に
運用します。
(11)社会貢献
社会の発展、地域社会との調和を図り、良き企業市民として積極的に社会貢献活動に取り組
みます。
(12)責任ある鉱物調達
コンゴ民主共和国およびその近隣周辺地域で産出された、非人道的行為にかかわる紛争鉱物
の不使用を推進します。
(13)報復の禁止
従業員が報復の恐れを感じることなく懸念を表明できるよう、コミュニケーションプロセス
を用意します。
2.情報セキュリティ
(1)情報セキュリティマネジメントシステム
情報セキュリティを総合的、体系的かつ継続的に確保するため、仕組み構築を進め、運用し
ます。
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(2)コンピュータ・ネットワーク脅威に対する防御
コンピュータ・ネットワーク上の脅威に対する防御策を講じて、自社および他者に被害を与
えないように管理します。
(3)個人情報の漏洩防止
取引先・第三者・自社従業員の個人情報を適切に管理・保護します。
(4)取引先・第三者の機密情報の漏洩防止
取引先・第三者から受領した機密情報を適切に管理・保護します。
3.環境
(1)環境マネジメントシステム
環境活動を推進するための管理の仕組みとして環境マネジメントシステムを構築し、運用し
ます。
(2)環境許可証/行政認可
所在国の法令等に従い、必要とされる場合は行政からの許認可を受け、また必ず要求された
管理報告を行政に提出します。
(3)製品に含有する化学物質の管理
すべての製品に対して、法令等で指定された化学物質を管理します。
(4)製造工程で用いる化学物質の管理
製造工程において、所在国の法令等で指定された化学物質を管理します。
(5)環境への影響の最小化
排水・汚泥・排気などに関する所在国の法令等を遵守し、また必要に応じて自主基準をもっ
て更なる改善をします。
(6)資源・エネルギーの有効活用
省資源・省エネルギーを実行するための自主目標を設定し、継続的な資源・エネルギーの有
効活用(3R)を図ります。
(7)温室効果ガスの排出量削減
温室効果ガスの排出量削減を実行するための自主目標を設定し、継続的削減を図ります。
(8)廃棄物削減
最終廃棄物の削減を実行するための自主目標を設定し、継続的削減を図ります。
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(9)環境活動の開示
環境活動の取組み状況とその成果について、必要に応じ開示します。
4.品質・安全性
(1)品質マネジメントシステム
品質保証活動を推進するための品質マネジメントシステムを構築し、運用します。
(2)製品安全性の確保
自社の責任で製品設計を行う場合、各国の法令等で定める安全基準を遵守します。
5.人権の尊重・健全な労働
(1)強制的な労働の禁止
すべての従業員をその自由意思において雇用し、従業員に強制的な労働を行わせません。
(2)非人道的な扱いの禁止
従業員の人権を尊重し、虐待や各種ハラスメントなどの非人道的な扱いを禁止します。
(3)児童労働の禁止
所在国の法令で定められた最低就業年齢に満たない児童を雇用しません。
(4)差別の禁止
求人・雇用における差別をなくし、機会均等と処遇における公平を確保します。
(5)適切な賃金
従業員に少なくとも法定最低賃金を支払い、また不当な賃金減額を行いません。
(6)労働時間
法定限度を超えないよう、従業員の労働時間・休日・休暇を適切に管理します。
(7)従業員の団結権
労働環境や賃金水準等の労使間協議を実現する手段としての従業員の団結権を尊重します。
6.安全衛生
(1)職場の安全
職場の安全に対するリスクを評価し、また適切な設計や技術・管理手段をもって安全を確保
します。
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(2)機械装置の安全対策
自社で使用する機械装置類に適切な安全対策を講じます。
(3)職場の衛生
職場において人体に有害な化学物質および騒音や悪臭などに接する状況を把握し、適切な対
策を講じます。
(4)身体的負荷のかかる作業への配慮
身体的に負荷のかかる作業を特定し、災害・疾病に繋がらないように適切に管理します。
(5)労働災害・労働疾病
労働災害および労働疾病の状況を把握し、適切な対策を講じます。
(6)施設の安全衛生
従業員の生活のために提供される施設(寮・食堂・トイレなど)の安全衛生を適切に確保し
ます。
(7)従業員の健康管理
すべての従業員に対し、適切な健康管理を行います。
7.緊急時の対応
(1)危機管理体制
生命・身体の安全、会社財産の保全のため、発生しうる災害・事故などを想定のうえ、緊急
時の対応策を準備し、職場内に周知徹底します。
(2)報告体制
会社に多大な損害を与えるおそれのある緊急事態または異常事態が発生した場合に速やかに
経営に報告されるよう社内の報告体制を構築し、運用します。
8.管理システム
本行動規範を遵守するために以下の項目を含む管理の仕組みを構築し、継続的な改善を
図ります。
企業のコミットメント、経営のアカウンタビリティとレスポンスビリティ、法律と顧客要求、リスク評価とリスク管理、
改善目標、研修、コミュニケーション、従業員のフィードバックと参加、監査と評価、是正措置プロセス、
文書化と記録、サプライヤー責任
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当行動規範の作成には、下記の国際基準やガイドラインを参考にしております。
EICC(Electronic Industry Citizenship Coalition)行動規範
http://www.eicc.info/index.shtml
JEITA「サプライチェーン CSR 推進ガイドブック」
http://home.jeita.or.jp/ecb/csr/
ISO26000
http://iso26000.jsa.or.jp/contents/index.asp
国際労働機関(ILO)労働安全衛生マネジメントシステムに関するガイドライン
http://www.ilo.org/safework/lang--en/index.htm
国際労働機関:国際労働基準
http://www.ilo.org/global/standards/lang--en/index.htm
OECD・多国籍企業ガイドライン
http://www.oecd.org/home/0,2987,en_2649_201185_1_1_1_1_1,00.html
国連腐敗防止条約
http://www.unodc.org/unodc/en/treaties/CAC/index.html
国連グローバルコンパクト
http://www.unglobalcompact.org/index.html
世界人権宣言
http://www.un.org/en/documents/udhr/index.shtml
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/udhr/pdfs/kiyaku.pdf#03
(外務省)
以上
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