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3.WECモントリオール大会 テクニカルツアーの概要
3.WEC モントリオール大会 テクニカルツアーの概要 モントリオール大会では、大会組織委員会パートナーエネルギー企業の協力を得て、9 月 17 日㈮に大会参加者を対象にテクニカルツアーが開催されます。 以下の5つの視察コースが用意されています。(視察コース5以外は、すべて無料) 登録後に送付されてきた確認メールにあるアドレス・バーをクリックすると、登録明細 書が開きます。そのページの Edit Technical Visits をクリックすると、テクニカルツアー の申し込みページが開きます。そこから登録をしてください。 いずれのツアーも出発時間の 20 分前にコンベンションセンター・Jean-Paul Riopelle ホー ルに集合します。 (注) 詳細スケジュールについては、予告なく変更される場合がありますので、ご参加を お考えの方は、各自にてチェックいただくようお願いいたします。 ◆テクニカルツアーの概要(英語)は、下記のホームページをご参照ください。◆ http://www.wecmontreal2010.ca/en/study-tours-and-technical-visits.html 視察コース 所要時間 ①ハイドロケベック研究所(IREQ)および 1 ②グリーンフィールド・エタノール社視察 (昼食込) ①天然ガス技術センターおよび 2 ②ガスメトロ㈳トレーニングスクール視察 (昼食込) 9時∼ 16 時 英・仏語のみ 9時∼ 13 時 30 分 英・仏語のみ Enerkem バイオ燃料・バイオケミカルプラント視察 (昼食込) 9時∼ 16 時 英・仏語のみ ハイドロケベック㈳①ボーアルノア発電所および 4 ②シャトーゲー変電所視察 (昼食込) 9時∼ 16 時 英・仏語のみ 3 備考 ペースメーカーご使用 の 方 は、 参 加 い た だ け ません。 ハイドロケベック㈳①ロバート・ブーラッサ水力発電 6時∼ 20 時 5 施設ならびに②ラ・グランデ大規模水力発電所視察 (一人800ドル;飛行機代含む) (朝昼夕食込) 英・仏語のみ 視察コース 1 【①ハイドロケベック研究所(IREQ)および ②グリーンフィールド・エタノール社視察】 ハイドロケベック研究所(IREQ)は、2010 年 で創立 40 周年を迎えます。世界有数のエネルギー 関連最先端技術を生み出す同研究所の施設は大 変印象的です。プラグイン電気自動車には欠か せないリチウムイオン電池生産関連の材料の開 発・試験をおこなう画期的な施設や、発電シミュ ─ ─ 10 ハイドロケベック研究所(IREQ) レーションシステムなどの高性能コンピューターセン ターを視察します。また、厳しい環境下での検査・メ ンテナンスにおいて、作業員の安全を確保すると同時 に作業効率を上げるために、IREQ では、ロボット技 術開発にも力を入れており、実際に動いているロボッ ト2台を目にすることが出来ます。さらに、北米地域 でも有数の高圧ラインテストセンターを見学します。 (見学前に、簡単なイントロダクションがあります) グリーンフィールドエタノール社 次に訪問するグリーンフィールド・エタノール社の ヴァーネスディスティラリー(Verennes Distillery)は、2007 年3月に操業を開始し、北 米でも最も生産性の高い蒸留所で、廃水のリサイクルや、廃熱の再利用など環境にもさま ざまな配慮がなされています。 視察コース 2 【①天然ガス技術センター(NGTC)および②ガスメトロ㈳トレーニングスクール視察】 1992 年に創立された天然ガス技術センター(NGTC)は、天然ガスの流通から利用に至 るまで扱うカナダ唯一の独立系技術センターで、バイオガス、太陽熱、地熱などの再生可 能エネルギー源のためのマーケットソリューションの調査をおこない、エネルギー市場の 変化に対応しています。NGTC 研究所には− 30℃ から+ 40℃に対応可能な気候室、太陽熱・天然ガ ス温水デモンストレーター、温熱快適性実験室な どがあります。 次に訪れるガスメトロ社のトレーニングスクー ルは、認定ガス工事者養成スクールで、2005 年に は米国ガス協会より北米地域トップワンスクール 天然ガス技術センター(NGTC) としてランク付けされました。 視察コース 3 【Enerkem バイオ燃料・バイオケミカルプラント視察】 2000 年に創立された Enerkem 社は、世界のごみ処理問題の革新的解決策や、クリーン なエネルギーサプライを求める声に取り組むためのクリーン技術プラットフォーム作りに 率先して取り組んでおり、ごみを輸送用燃料ならびに薬品に転換するサーモケミカルテク ノロジーを開発しました。視察先であるウェストベリープラントは、同社初の商業規模の バイオ燃料・バイオケミカルプラントで、世界初のネガティブ・コスト、非在来型材料を 使用するエタノールプラントです。年間、500 万リットル(130 万ガロン)の第二世代エタ ─ ─ 11 ノールを生産予定です。同プラントは 2007 年 10 月に建設が開始されました。プラントは 24 時間のフル稼働であり、エタノールの生産に続き、2010 年にはメタノールの生産が始ま る予定です。 視察コース 4 【ハイドロケベック㈳①ボーアルノア発電所および②シャトー ゲー変電所視察】 最初の視察先であるボーアルノア発電所は、世界最大の水力 発電所で、1キロメートルに 38 基の発電設備があります。この 素晴らしい設備が 75 年前に造られたことに人間の英知の素晴ら しさを感じると共に、アールデコ調の美しい施設にも感動する ボーアルノア発電所 でしょう。 次に訪れるシャトーゲー変電所は、モントリオールの南西 30 キロに位置し、都市部に電力を供給する5つの 735kV 級変電所 のひとつです。またこの設備はハイドロ・ケベック社と米国 ニューヨーク州とを直流送電線で連系することができます。 シャトーゲー変電所 視察コース 5 【ハイドロケベック㈳①ロバート・ブーラッサ水力発電施設ならびに②ラ・グランデ大規 模水力発電所視察】 費用 800 ドル(お一人・往復飛行機代含む) 7時 Propair Private ターミナル集合(9325、Ryan Avenue, Dorval) 7時半 モントリオール出発(朝食) 10 時 ラ グ ラ ン デ 川 空 港 到 着( ハ イ ド ロ ケ ベ ッ ク 社 の 車 に て、 ラ デ ィ ソ ン へ 移 動 ) 10 時 45 分 ハ イ ド ロ ケ ベ ッ ク・ イ ン タ ー プ リ テ ー シ ョ ン セ ン タ ー 視 察 な ら び に ラ グ ランデ大規模水力発電所概要説明 12 時 オーベルジュ・ラディソンにて昼食 13 時半 ロバート・ブーラッサ水力発電施設見学 15 時 ロバート・ブーラッサ地下発電施設見学 16 時半 空港へ 17 時半 ラグランデ出発(夕食・機内) 20 時 Propair Private ターミナル到着、会議場にて解散 ─ ─ 12