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うれしの通信49号
兵庫教育大学大学院 うれしの会 (生徒指導コース・心の教育実践コース・生徒指導実践開発コース) うれしの通信 平成27年(2015年) 8月発行 第49号 13 うれしの通信 第 49 号 =目次= 1 巻頭言「うれしの通信」の発行に寄せて----------------2 2 兵庫教育大学大学院 うれしの会同窓会会則-------------3 3 先生方の近況報告及び主な研究業績--------------------4 4 平成 26 年度卒業生(第2期生)----------------------12 5 平成 27 年度 P1 の自己紹介---------------------------13 6 平成 27 年度 P2・P3 の近況報告-----------------------14 7 編集後記-------------------------------------------17 8 学術雑誌「生徒指導研究」の原稿募集-----------------18 1 「うれしの通信」の発行に寄せて 生徒指導実践開発コース長 古川 雅文 生徒指導コース・生徒指導実践コース・心の教育実践コース・生徒指導実践開発コースの修了生の皆 様,お元気でご活躍のことと拝察申し上げます。 今年度は,「うれしの通信」を早めに発行することにしました。 本コースの近況として報告すべきことは,二つあります。 一つは,平成 18 年度から「心の教育実践コース」に名称変更して以来,学生の募集人数 20 名であっ たのが,来年度から 5 名減の 15 名となります。教職大学院に,「教育政策リーダーコース」(募集人数 5 名)と「グローバル化推進教育リーダーコース」 (募集人数 5 名)が新設されることに伴う学生定数見 直しによるものです。時代の変化とは言え,減少するのはさみしいことです。しかし,修了生や在校生 の方々から,本コースで学んで良かったという声を聞く度に,教育研究の質を維持し,むしろ高めてい くことに努めたいという気持を新たにしています。 もう一つは,ホームページを改修し,コースのフェイスブックを立ち上げました。ホームページの改 修にあたっては,竹西亜古教授にひとかたならぬお骨折りをいただきました。魅力あるページになった と思います。修了生の皆様も,ぜひのぞいてみて下さい。これにともない,このうれしの通信の配布方 法は,コースのホームページからダウンロードしていただくこととしました。 末筆になりましたが,本コースの益々の発展と修了生の皆様のご多幸を願っております。 【コースホームページへのアクセスは、次の3通りです。】 1.大学のホームページからたどり着く ①大学のホームページの「各コース紹介」の専門職学位課程「生徒指導実践開発コース」をクリック ②「さらに詳しく知りたい方はこちら」をクリック 2.Google 等で検索 「兵庫教育大学生徒指導実践開発コース」という検索語で検索して下さい。 上記の大学のコース紹介(青色基調)、またはコースのホームページ(オレンジ基調)が探せると思 います。 3.アドレス http://www.hyogo-u.ac.jp/kokoro/ を直接入力いただく。 ※コースホームページの右側「同窓生の方へ」をクリックすると「うれしの通信」のダウンロードのペ ージに入れます。 なお,本コースで出版してきた「生徒指導研究」は,2014 年 4 月に第 23/24 合併号を発行しました。 今年度も出版を予定しています。教員,在校生,修了生のみなさま,積極的に投稿をお願いします。 本紙 18 ページに,募集要項を載せていますのでご覧下さい。(今年度の原稿募集期間は,例年通り 2016 年 1 月から 2 月末日です。) 2 兵庫教育大学大学院 うれしの会会則 (名称および事務局) 第 1 条 本会は兵庫教育大学大学院うれしの会と称する。 第 2 条 本会の事務局は兵庫教育大学大学院内に置く。 (目的および事業) 第 3 条 本会は心の教育・生徒指導の実践をとおして,研究・研修を行い,会員の資質向上と心の教育・ 生徒指導実践の充実を図る。 第4条 本会は前条の目的を達成するため,次の事業を行う。 1. 総会の開催 2. 研究・研修事業の推進 3. その他,本会の目的を達成するため,必要とされる事業 (会 員) 第 5 条 本会の会員は,正会員,名誉会員および賛助会員とする。 1. 正会員は,以下の条件に該当する者で,理事会の承認を得た者とする。 兵庫教育大学大学院生徒指導コース・生徒指導実践コース・心の教育実践コースを修 了した者および終了予定の者 以上の条件を満たす者 2. 名誉会員(会長・顧問)は,本会の運営または心の教育・生徒指導推進の功績が著しい者で、 理事会が推薦し、総会の承認を得た者とする。 3. 賛助会員は,本会の事業に財政援助をした者で、総会の承認を得た者とする。 (役 員) 第 6 条 本会の事業を運営するため、次の役員を置く。役員で理事会を構成する。 1. 会長 1 名 2. 副会長 2 名 3. 事務局長 1 名 4. 事務局員 若干名 5. 会計監事 2 名 6. 顧問 若干名 第 7 条 顧問は名誉会長とし,総会・役員会に出席し,理事会の諮問に助言できる。 第 8 条 会長は本会を代表する。会長は会員の中より理事会で推薦し,総会の承認を得て決定する。 理 事会を構成する。 第 9 条 副会長は会員の中より理事会で推薦し,総会の承認を得て決定する。原則として 1 名は事務 局長が兼任する。会長を補佐し,会長とともに理事会を構成する。 第 10 条 事務局長は院生の中より推薦し,理事会の承認を得て決定する。会務を司る。 第 11 条 事務局員は院生の中より同窓会担当者として選出する。会務を執行する。 第 12 条 会計監事は会員の中より理事会で推薦し,総会の承認を得て決定する。会計を監査する。 第 13 条 理事会の任期は原則として2ヵ年とする。但し、再任は妨げない。 (会 議) 第 14 条 理事会は必要に応じて会長の招集によって開催し,本会の会務を企画・立案する。 第 15 条 本会の組織と運営に関する最終の決定は総会の決議による。 第 16 条 総会は原則として 2 年に 1 回開催する。緊急に必要がある場合には臨時総会を開くことが できる。臨時総会は会長が招集し,運営する。 第 17 条 総会の議事は出席者の過半数の賛成をもって成立する。 (会 計) 第 18 条 本会の経費は,会員の会費をもって成立する。 第 19 条 正会員・賛助会員の会費は,終身会費 5,000 円とし,入会時(正会員は修了時)に納入するも のとする。 第 20 条 名誉会員からは会費を徴収しない。 第 21 条 決算報告および予算案は総会の承認を得なければならない。 (付 則) ・本会則は平成 18 年 4 月 1 日より施行する。 ・平成 19 年 9 月 22 日 一部改正(下線部) 以上 3 先生方の近況報告 古川 雅文 先生 新井 肇 先生 松本 剛 先生 谷田 増幸 先生 竹西 亜古 先生 安原 一樹 先生 淀澤 勝治 先生 山中 一英 先生 隈元 みちる 先生 松田 修 先生 4 古川 雅文先生 【近況報告】 平成 26 年度から生徒指導実践開発コース長になり,平成 27 年度も引き続き務めています。よろしく お願いいたします。 昨年度の研究室の引越(山国地区→加東キャンパス)に引き続き,今年度は住居の引越をしました。 あいかわらず加東市民ですが,旧滝野町に引っ越しました。闘竜灘も近く,川風が涼しいです。旧滝野 町のあたりは,結構古い町並みがあり,近所を散歩して,昭和の匂いをかいでいます。 ただ,商店がやめていたり,誰も住んでいない家があったりと,田舎町は,どこも似たような状況で す。田舎では,60歳代は若いもんと呼ばれます。青年期が児童から大人への過渡期で,ときにマージ ナル・マン(周辺人)と呼ばれるように,私の世代も中年か老人か,アイデンティティが揺れ動く年齢 のようです。 研究・教育のほうは,あいかわらずキャリア教育中心です。昨年度は,キャリア教育学会が沖縄であ り,準備委員会企画のシンポジウムに参加しました。今年は,9 月につくばで,キャリア教育の国際学 会があるので,そちらで発表予定です。研究は遅々として進みませんが,小泉令三先生たちとキャリア 教育の本を執筆中です。 歳をとると,一杯やりながらの昔話など楽しみになってきます。また修了生の方とお会いして,楽し いお話しなどしたいものです。 平成 27 年もよろしくお願いいたします。 新井 肇先生 【近況報告】 埼玉から兵庫に、高校から大学に移って、10 年目を迎えました。関西の水にもだいぶ慣れてきました が、定年まで残すところあと 2 年となり、兵庫教育大学での研究、教育のまとめを考える年齢になって しまいました。 2014 年度を振り返りますと、前年 6 月に制定された「いじめ防止対策推進法」の具体的な運用方法を 定めた国の「いじめの防止等のための基本的方針」策定協議会の副座長を務めた関係で、国や兵庫県、 神戸市、姫路市、大津市、堺市などのいじめ対策協議会等の委員を引き受けざるを得なくなり、地方公 共団体のいじめ防止のための基本方針策定の仕事やいじめに起因する重大事態への対処等に忙殺され た感があります。しかし、そのなかで、教育関係者以外の様々な立場の方と出会い対話をする機会を得 たことは、私にとって大きな学びとなりました。 研究及び教育に関しましては、これまで同様、①いじめ防止や自殺予防などを中心に生徒指導実践の 理論化に関する研究、②学校内外の連携に基づく協働的生徒指導体制の構築に関する研究、③教師のバ ーンアウト(燃え尽き)とメンタルサポートに関する研究、を中心テーマとして生徒指導の研究に取り 組んでいます。難しいことではありますが、生徒指導の理論化を図ることが私の年来の願いであり、で きればライフワークにしたいと考えています。 なお、今年度秋には、『生徒指導提要』(文部科学省、2010)の理論的深化をめざして、日本生徒指 5 導学会から『現代生徒指導論』が刊行される予定です。私も、副編集委員長として関わってきました。 興味のある方は、是非ともご覧ください。 また、本年(2015 年)の 8 月 28 日~30 日には日本カウンセリング学会の第 48 回大会が兵庫教育大学 と環太平洋大学の共催で行われることになり、大会準備委員長を仰せつかりました。会場は岡山市の環 太平洋大学ですが、大会の成功に向け、修了生の皆様方のお力添えをぜひともお願いいたします。 コース最年長の立場から、微力ながら生徒指導実践開発コースの充実に向けてできる限り力を尽くし たいと思っていますので、修了生の皆様の一層のご支援をよろしくお願いいたします。あわせて、兵庫 教育大学の使命が教育に関する理論と実践の融合をめざすところにあることをふまえ、奥行きのある理 論に裏打ちされた実践力をもって様々な教育課題に主体的に取り組む教師の輪が、本コースを中心に、 これまで以上に広がっていくことを願っています。 松本 剛先生 【近況報告】 同窓の皆様、お元気でしょうか。本年も、学内では、学部学校教育系コース責任者のお仕事継続中で す。学外も、産業カウンセラー協会やエンカウンター・グループなどカウンセリング関連の仕事が多数、 兵庫県こころの教育総合センター所長のお仕事などが続いています。学部3人、大学院2人のゼミ生が います。ゼミ&スーパービジョンで学生さんとの時間を多く持つ日々です。今年は、新井準備委員長の もと、住本同窓会元会長と一緒に副委員長として、カウンセリング学会を8月末に環太平洋大学で開催 します。 地元の有馬温泉から六甲山上へ、そこからまた有馬へ降りてきて、温泉に入って帰る。これがなかな かいい感じなのですが、時間があまりなくて休みも働いていることが多いです。…余裕がほしいもので すね。年末には有馬でエンカウンター・グループを企画・運営することになりました。今年もその会期 中には登るとして、それまでにも何回か登るのを目標にしたいです。 フォレスターが 23 万 km でついにエンジンから煙を立てて、…廃車になってしまいました。(30 万 km を目指していたんですが…。)そこで、やはりスバルのXVハイブリッドに乗り換えました。ハイブリ ッドなのに 14km/L というなんとも微妙な燃費ではあるのですが、 「パワーのためのモーター」というス バルらしい考え方が気に入っていますし、ピストンがシンメトリックに動く水平対向エンジンも好きな ので結構満足です。10 ヶ月で既に 2 万 km を突破したこの車は果たして何 km 走ってくれるのでしょうか。 谷田 増幸先生 【近況報告】 修了生のみなさん,こんにちは。本コースに着任して5年が経過してしまいました。 コースの先生方や院生のみなさんに支えられて,何とかここまで辿り着きました。でも,時の流れはや 6 はり早いですね。何年か前に撮影した自分の写真がウソのようです。めっきり白髪が増え,これまでの 自己像が鏡を見る度に揺らいでいます。フランスの精神分析家 J.ラカンが記述した「鏡像段階 stade du miroir(仏)」という言葉をなぜか連想してしまいました。もちろん,ここではその意味を指している のではないのですが,これまで確立されてきた自己像がどこかに飛散していくのでしょうか。 さて,道徳教育については,平成 26 年 4 月に「私たちの道徳」が配布されました。また,同年 10 月 21 日に文部科学大臣に手交された答申「道徳に係る教育課程の改善等について」を受けて,平成 27 年 3 月 27 日には学校教育法施行規則の一部改正と小・中学校学習指導要領の一部改正が行われました。大 綱的な基準である学習指導要領の記述や解釈などの詳細については,今後公表される『解説』に待たな ければならないかと思います。けれども移行期間に入った「特別の教科 道徳」 (以下, 「道徳科」と略 記。)の授業をどのように工夫改善すればよいか,一人一人のよさを伸ばし成長を促すための評価をど のように充実させればよいかなど,いろいろな問いもみなさんの中に浮かんでくることでしょう。今後, 道徳科に係わってどんな動きがあるのか,私に予想される確たる“シナリオ”があるわけではありませ ん。 ただ,これまでの私自身の研究・教育・実践の歩みや流れから,背負っているものもいくらかあり, 特に今年度もそうした影響下で仕事をしているというのが現状でしょうか。ときどき私はどの立場でど んな仕事をしているのか,自分を見失いかけていることもあるのかもしれません。ときどき「これもま あ自分らしいか!?」と開き直っているようなありさまです。今後とも,みなさまからいろいろとご示 唆をいただければと思っています。 竹西 亜古先生 【近況報告】 先般、ゼミ生のところに第二子が誕生した。めでたい。名前を聞いたとき、第一子(お姉ちゃん)との 名と相まって、南総里見八犬伝の犬塚信乃を思い出した。信乃さんは「孝」の玉を持っている。 八犬伝は、滝沢馬琴(江戸後期の超人気作家)の手による長編ファンタジーである。時代設定は江戸 からさかのぼって鎌倉の頃、上総国の里見家にまつわる悪霊の復讐(玉梓が怨霊ぉ〜)と政治的バトル、 それらに立ち向かうべく全国津々浦々から見いだされ集合した八犬士(剣士の変換ミスではない)の活 躍を描く。とはいえ集合してからの話より、“集まる過程”に当時も今も人気が高い。 愛犬八房と山中に隠った里見家の伏姫はとうとう怨霊に追い詰められ自刃するが、その際、役行者か らいただいた守護の首飾りが空高くはじけ、八つの玉が散る。「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の 八つの徳がそれぞれに浮かび出る水晶の玉。八人の犬士は、そのうちの一つを握りしめて、この世に生 まれてくる。そして、当初は互いの関係と運命を知らぬままに出会い結びつくが、やがて自分たちは一 つに連なるものであることを意識化してゆく。 このような、もともと一体である部分が離散し再集結するストーリーは、他の文化圏には見られない 気がする。しかも、部分である彼らは元来一連の首飾りであった故、きわめて同等であり、互いを敬愛 し合う関係(義兄弟の契)となっている。西洋圏では通常ヒーローは一人で、残りは脇役である。二人 になるとなるときは、わざわざそれがタイトルにすらなる(二人の○○とか、○○な二人とか)。同じ 7 東洋でいうと、水滸伝も替天の旗の下全国から偉丈夫が集うが、こちらにはリーダーと組織がある(ち なみに極めつきのオーセンティックリーダーです)。一方、八剣士に公式のリーダーはいない。その時々 の活動内容によって、もっともふさわしい人が活躍する。 ほぼ二百年前に馬琴が考えたこの設定は、今やグローバルに認められる日本のアニメ・漫画の根底に ある一大伏水流といえる。それは、水平に結びつく集団主人公制と呼べるものである。その特徴は、1) 人知を超えた何かによる結びつき(出会い・運命・絆)、2)互いの力を認め合う敬愛と平等(仲間・ 友情)、3)獲得される正当性に基づく非固定的リーダー制(それによる多様な冒険・活躍場面)。その 結果、主人公以上に魅力的なサブキャラが誕生したり、それぞれのメンバーのスピンオフ(外伝)が紡 がれることになる。 読み手側にとってこの設定の最大のメリットは、集団主人公の中にお気に入りの一人が必ず見つかる ということである。これは書き手とっては多くの読者を得ることを意味する。馬琴の本は売れに売れた そうだ。ちなみに、わたしのお気に入りは「忠」の玉を持つ犬山道節と「智」の玉をもつ犬坂毛野だ。 毛野さんは、女装が常の絶世の美青年で智略をもってチームに貢献、道節くんは、はったりかましの修 験者に身をやつしガマの油なんか売ったりしながらスパイ活動。キャラ立ち・キャラ萌えである。 さて、そろそろ教育でオチをつけねばならない。わたしは、子どもの出会う教師たちが、その子にと っての「教育というストーリー」を紡ぐ集団主人公であってほしい。ひとりのヒーローが物語を完成す る必要はないし、かえって不適切だ。ただ、子どもにとってキャラ萌え先生が、必ずひとりは発見でき るストーリーであってほしいのだ。 キャラ萌えのために必要なのはなにか。言うまでもない。キャラ立ちである(用語の内包が不明の方 のためにあえて解説を加えると、余人を持って代えがたい魅力ある個性を備えていることである)。学 校がつまらない。最近、よく耳にする言葉だ。何かが原因で、キャラ立ちする先生が絶滅しつつあるの だ。出る杭は打たれるともいう。わたしの大嫌いなことわざだ。馬琴の生み出した設定を、ここでもう 一度、振り返ってみるのも悪くない。 安原 一樹先生 【近況報告】 2015夏 近況報告 本学に赴任して四半世紀になろうとしております。地域社会における学校と教師の役割について再考 する基礎的研究および実践活動をはじめました。本コースを修了された多くの方々が管理職として各地 域のおいて頑張っておられるのが嬉しい限りです。今後ともよろしくお願いします。また、数年後をめ どに、社会教育および生涯学習に関する専門書を展示する「私設図書館」を開設する予定です。こちら のほうもよろしくお願いします。 8 淀澤 勝治先生 【近況報告】 小生、やっと大学生活にも慣れてきましたが、相変わらず忙しくしております。もっとも、これもひ とえに自身の能力の低さに起因するところではありますが、・・・。できることをできる限り精一杯取 り組ませていただいております。 大学院授業では、最近かなり授業内容に手を入れて、模擬授業を中心に正に現場のニーズに応えられ るよう授業改善を図っているところです。加えて社会貢献の分野でも、ただ講義をさせていただくだけ でなく、その学校その学校に飛び込みで授業をさせていただくことで自身の言いたいことを伝えようと 試みております。昨年度はサテライトの院生とともに作成した自作資料を使っての授業に挑戦し、かな り好評を得ることができました(やったね)。 ゼミ指導の方はと申しますと、大学院では、現場に役立つ成果物作成に邁進しているところです。い つも院生さんたちのバイタリティーに感心させられることばかりです。負けずにがんばります。また、 学部では相変わらず朝ゼミを中心に教採対策に力を入れています。昨今ではストレートマスターの参加 も増え日増しに活気を帯びています。さてさて、今年の成果はいかがなものでしょうか。期待に胸を躍 らせています。 最後になりましたが、昨年度和歌山県の道徳副読本(小・中学校)とその手引きの計4冊も監修をさ せていただきました。現在、和歌山県の子どもたちはこの本を活用して道徳の勉強にいそしんでいると ころです。また、本学の冨永先生を中心に「いじめと道徳教育・こころの健康教育」に関わってシンポ ジウムを開かせていただいたり本を書かせていただいたりしました。もしも興味・関心がありましたら ご一読ください。 山中 一英先生 【近況報告】 015年1月発行の「うれしの通信」第48号で,「FDの活動と組織の学び」と題し,兵庫教育大学のFD 活動について書きました。これは,そのつづきです。 本学は,FD活動の一つの姿として, 「ベストクラス」という新しい考え方を提案しています。 「ベスト ティーチャー賞」という制度なら,設けている大学はいくつかあるのですが,本学のは,それとは違い ます。 「ベストティーチャー」でも「賞」でもありません。また, 「ベスト」といっても,一つを選ぶわ けでもありません。 第48号の通信のなかで,「授業は誰のものか」という問いが現れたことが,本学のFD活動が現在のよ うに展開してきた一つのきっかけと書きました。FDの委員会で議論が重ねられるうち,優れた授業は, 教員だけでなく,参加するすべての構成員の高い意識があって,はじめて成立するものだという考え方 が共有され,そうだとすれば,授業を担当する教員にのみ焦点があてられる「ベストティーチャー」と いう表現はふさわしくないということになりました。さらに,「よい授業とはどのようなものか」とい うこと自体が,学生と教職員によって繰り返し思案されることが望ましく,そうであるなら,大学がよ い授業の基準をあらかじめ設定して,それに合致する授業を選ぶことを含意するような「賞」という言 9 葉もなじまないと考えられました。 現在,学内では,いくつかの「ベストクラス」を選定するための作業が着々と進められています。私 も,学生や教職員とチームを組んで,「よい授業とはどのようなものか」と問いかけ合いながら,その 取り組みに参加しています。私たちのチームが選定した授業の担当教員や受講者に,授業の工夫点やお すすめポイントなどを尋ねるためのインタビューを,チーム・メンバーとともに行っています。こうし たチーム・メンバーとの共同作業は,私にとって,なかなか刺激的です。共通のトピックについて,専 門の異なる大学教員と話をしていると,自分が暗黙のうちに前提している思考の枠組みに気づくことが できますし,学生が開示する教育や学習に対する率直な意見とそれに結びついている具体的な経験や事 例は,視野の広がりをもたらしてくれます。 このたびの取り組みに関しては,その過程と結果が,何らかの形で公表されることが検討されていま す。「ベストクラス」という表現に込められたメッセージが行き渡ることで,また,取り組みの実際の 過程が可視化されることで,本学の教育のありようをめぐって,学内のあちこちで,多様な議論が積極 的に展開されることが期待されているからです。 隈元みちる先生 【近況報告】 みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。それぞれの場所で、ご活躍のことと存じます。 今年は同窓会開催年に当たっています。それも見越して,うれしの通信も前倒しして出そう!という 心意気。すごい。しかし例年のごとくその足を引っ張る私。ごめんなさい。同窓会の準備では働きます から。 (漏れも多いけれど。)みなさん,どうぞ同窓会にいらして,働きの足りなさぶりを叱ってやって くださいませ。 さてうれしの通信を書こう,と思うと,今年もやっぱり本の話題になってしまう。今,借りたままし ばらく放置していた本,アントニオ・タブッキの『いつも手遅れ』の表紙を開く。あれはいつだったか 『供述によるとペレイラは...』を読んで衝撃を受け,でもその後の怠惰により,著者の他書を手にす ることなく数年。先日ふらっと寄った兵教大の図書館で「話題の本」の棚にタブッキの本を見つけ,手 に取り,そして今日までツンドクしてあった。そうか,タブッキ亡くなっていたのですね。そんなこと さえ私,知らなかった。ただ怠惰な読者としては,作者が亡くなるとその本たちが再注目され,私のよ うな者の目にも留まるところに差し出されるのは,ありがたいことでもあり。本書は今はもうここには いない人へ宛てた書簡集。とはいってもタブッキのこと,いわゆる書簡体小説とは似て非なるものなの だけれど(書簡体小説では宮本輝『錦繍』が好き。),本当に手紙を書くって自分を振り返る作業ですね, とこれを書きながら思う私。ただ自分にとって大事な本は,身体の奥底への届き具合,そこでのじんわ りとした光の放ち具合が本当に違うなあ,と改めて感じ入りもし。 さて、みなさん。みなさんは今年どんな本をお読みになりましたか? おすすめがあれば是非教えて ください! もちろん近況もともに。お会いできるのを楽しみにしています。 10 松田 修先生 【近況報告】 35 年近く、大阪市立小学校の教員・教頭・主任指導主事・校長として勤務し、この間 8 期生として 本学大学院で学ばせていただき、昨年より教鞭をとらせていただいております。 担当は、特別活動論をはじめ学校における心の教育実践研究・地域教育活動・教職原論・教師発達論・ 初等教育実習リフレクション・学校教育入門などを担当しています。 本学で 2 回目の夏を迎え、あらためて時間の経過の早さを感じています。振り返ってみると、生徒指 導実践開発コースの皆様方の温かいご支援に支えていただいた 1 年であったように思います。 久しぶりに教壇に立ち授業を行う新鮮さと緊張感は、いつまでたっても変わらないあの新任時代の頃 の自分と重なっていたように思います。しかしながら、学習の対象者や求められる専門性の質など大き く異なる中、あらためて研究・研鑽に努めていかねばならないと痛感しているところです。現在は、8 月に行われる学会の開催に向け、準備に時間を割いている毎日です。 さて、少し前に私が小学校の担任をしていたころの卒業生たちが、久しぶりにクラス会を開いてくれ ました。ちょうど彼らが 40 歳の節目を迎える時期にあたります。このクラス会は不定期開催(どこだ かのテレビ番組の内容のようです)で、彼らの節目の時期に開催しているとのことです。10 年ぶりの再 会ですが、その間、結婚式などにも招かれ顔を合わせているためか、長い時間の経過を感じさせません。 そのクラス会の折、卒業生たちが、当時の学級を振り返り「自分に自信がもてた」「仲の良い、温かい クラスだった」「力の強い者が威張るのではなく、みんなが対等の関係だった」などと振り返ったり、 中学校へ進学してからも「学級会はこのようにして進めていくんだよ」と率先して取り組んだりしてく れたそうです。この時期になっても、当時の事を感慨深く話してくれる姿に、教師としての喜びと責任 の重さをあらためて感じていました。当時は、30 代前半の若手教員であり、特別活動とりわけ学級会活 動に熱心に取り組んでいたことを思い出します。子どもたちに「期待し」 「要求し」 「認め」、そして「共 に考え、悩んだ」日々が懐かしく思い出されます。 11 平成 26年度卒 業生(第2期生) 井登 俊宏 稲田 雄一郎 北谷 晃久 佐藤 修一 篠原 千尋 田中 祥平 西 禎憲 濱田 耕一 廣岡 千絵 持田 晃寿 吉田 一恵 (成果物は 別ファイルに載せているので、そちらをご覧ください。) 12 平成 27年度 P1(第4 期生)自 己紹介 ① 名 前 ② 自 己 紹 介 在 籍 1 1 名 昼 間 ( P 1 ) ① 浅中 直子(あさなか なおこ) ② 新しい環境・生活の中で、学んでいけることが楽しみです。ゆっくり、じっくり、少しずつのペー スの私なので、みなさんにご迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします。 ① 泉 恵子(いずみ あやこ) ② 兵教の学部からそのまま上がってきました。5年目ですがだれないように心機一転し、2年後素敵 な先生になって愛媛に帰ることを目標に頑張ります。よろしくお願いします。 ① 大澤 拓也(おおざわ たくや) ② 私は,姫路市出身で,中学の保健体育の教員を目指しています。社会教育についてとても関心を持って おります。しっかりと勉強して,自分の夢を叶えて,有意義な2年間にしていきたいと思っています。 ① 岡田 晃典(おかだ あきのり) ② 神戸の教育のために・・・できることをこの2年間精一杯頑張ります。どうぞ、よろしくお願いし ます。 ③ 古川 正人(ふるかわ まさと) ④ 十数年ぶりに、もう一度兵教大で学ばせて頂ける機会を得て、通学の大変さも忘れるぐらいドキド キワクワクしています。一日一日を充実した学びのあるものにし、素敵な院生生活を送りたいと考 えています。 ① 瀬川 奈美(せがわ なみ) ② 教育現場での実践を理論づけて学ぶことができ、日々充実しています。今、ここで学ばさせて頂い ていることに感謝し教師として成長したいと思っています。 ① 永吉 洋子(ながよし ひろこ) ② 『休道他郷多苦辛 同袍有友自相親』の日々を送っています。 そして、この学びができることに感謝しています。 13 ① 山下 依里(やました えり) ② 素晴らしい先生方がいてくださること、頼りになる仲間に恵まれたことを噛みしめて、これから学 びを深め、精進していきたいと思います。 ① 山下 美恵(やました みえ) ② 教科は数学です。兵教を卒業して、尼崎、上郡を経て、長く姫路市で働いています。 住所は姫路の西の端で、近くには、書写山、太陽公園・白鳥城があり、鹿もたまにでてきます。よ ろしくお願いします。 夜 間 ( P 1 ) ① 川合 宏之(かわい ひろゆき) ② 兵庫県立高校の商業科教員として9年間勤務し、民間企業を経て流通科学大学へやってまいりまし た。今春から1年生の担任として頑張ります。大学院では、 「大学初年次におけるキャリア教育」や 「高大接続」を研究したいと思っています。よろしくお願いします。 ① 新川 靖(しんかわ やすし) ② 広島県公立小学校教員として16年(内2年間は人事交流で鳥取県大山町にも勤務),広島県教育委 員会の指導主事として4年間勤務し,現在の職場でお世話になることになりました。 (出身は福井県 です。)どうぞよろしくお願いします。 平成 27年度 P2 (第3期生)近況報 告 名 前 ② 近 況 報 告 在 籍 1 4 名 昼 間 ( P 2 ) ① 赤澤 真旗子(あかざわ まきこ) ② 現在、研究の入り口らしきところで右往左往しています。どっぷり学びの世界に浸れる素敵な環境 と時間に恵まれた幸せと未熟な自分に向き合う苦しさを味わいつつ、この貴重な1年を大切に過ご したいと思っています。 14 ① 芦田 新(あしだ あらた) ② 新入生を迎え、ついこの間まで一年目だった私に後輩ができたことで、研究に緊張感(?)が出てき ました。先日は甥っ子が誕生し浮かれていたのですが、名前がなかなかに難しい読みで、父は「教 師泣かせの名前だ」などと申しておりました。東で「はる」と読むとは… ① 稻田 拓也(いなだ たくや) ② NHK「ケータイ大喜利」が大好きで投稿したこともあるのですが、番組で紹介されるような面白い回 答が思い浮かびません。紹介される順番や読み方、場の空気なども関係しているようですが、「面 白い」を論理的に説明し作り出すことが可能か研究したいです。 ① 大西真 真由(おおにし まゆ) ② 兵庫教育大学に入学して 1 年が過ぎました。みなさんに支えられ、多くのことを学ぶことができま した。不安は尽きませんが、研究と英語の勉強を両立できるよう、毎日を大切にして過ごしていき たいと考えています。 ① 川畑 光明(かわばた みつあき) ② 大学院入学から 2 年目に入りました。昨年度の 1 年間は、本当にあっという間に過ぎてしまったと 感じています。今年はより早く過ぎてしまうと思いますので 1 日 1 日を大切にしていきたいなと思 う今日この頃です。 ① 大學 智子(だいがく ともこ) ② 私の関心は,「学び」「相互作用」「本質」「幸せ」です。 他者と相互作用するなかで,学ぶ楽しさや面白さを感じて,知を生み出していきたい。そう願って, 多様な人々との関わりを大切に,これからも力いっぱい考え抜きたいです。 ① 田中 美和子(たなか みわこ) ② 大学院では自分自身と向き合う機会をたくさん与えていただいています。自分への気づきを大切に しながら、教師が疲弊しないようにセルフケアを考えています。時が経つのが早すぎて、研究が深 まらないことに焦りを感じながら、日々取り組んでいます。 ① 萩野 奈幹(はぎの なみき) ② 気がつけば P2。研究と向き合い,自分の弱みや,未熟さ,失敗も,まるごとが「Be who you t ruly are. (自分らしさ)」であることを目の当たりにしています。残りの院生活を私らしく, 学びひたり,どう楽しむか…。この幸せを噛みしめながら過ごしたいと思います。 15 ① 日野 彰子(ひの あきこ) ② いよいよ大学院二年目を迎え、研究とはどういうものかがぼんやりと見えてきたばかりです。生徒 指導実践開発コースの素晴らしい先生方に導かれ、気が付くと少しずつ学びが深まっていることを 感じています。この一年をより学びの多いものにして行きたいです。 ① 宮部 周(みやべ しゅう) ② 気が付けば、二度目の春を迎え、桜のきれいな季節になりました。研究の難しさに頭を抱えること もありますが、研究成果という根っこのしっかりある自分らしい花を咲かせるため、日々前向きに 努力しています。 ① 森本 祐司(もりもと ゆうじ) ② この学校に入ってからもう1年が経ちました。1年後、今よりも成長した姿で現場に出るために、 様々なことに挑戦し、学びを深めていきたいと思います。 ① 山本 泰馬(やまもと やすま) ② 日頃からお世話になっている大学院の先生方、ここで共に学んでいる仲間、そしていつも温かく迎 えてくださる実地校の先生方への感謝の気持ちが日を追うごとに増してきています。 この大学院での学びを今後意味のあるものにするために、今できることに精一杯打ち込み、1日1 日を大切に過ごしていきます。 夜 間 ( P 2 ) ① 牧草 哲也(まきぐさ てつや) ② 昨年度は、夜間籍であるにも関わらず、昼間の現職の院生とストレートの院生に色々と助けて頂き ながら、共に学びを進めることができました。今年度は、現任校での担任の仕事と大学院での研究 との両立を果たすことが目標です。 ① 鈴木 秀子(すずき ひでこ) ② 働きながら学ぶ生活も 2 年目になりました。日々、“時間は作るもの”“やれば何とかなる”と言 うことを実感しています。これから、研究を進める時期に入っていきます。自分に妥協することな く、悩み続けてみたいと思っています。 16 平成 27年度 P3 (第2期生)近況報 告 名 前 ② 原 籍 校 ③ 近 況 報 告 在 籍 3 名 夜 間 ( P 3 ) ① 川添 龍次(かわぞえ りゅうじ) ② 大学院で学び始めて2年。研究の楽しさを知り、どっぷりと浸りたい気持ちは増すばかり。時間の 制約がさらに多くなり、正直しんどい時期もありますが…。先生方に支えられながら学びを深めて います。研究が子ども達に還るものになるよう、がんばっていきたいと思います。 ① 常木 雅子(つねき のりこ) ② 現任校は、今年は全校生 28 名の小規模校です。学年は、5・6年を担任しています。5年生は、6 名、6年生は5名で学校の中心としてはり切って活動している子どもたちと楽しい毎日を送ってい ます。 ① 安田 陽子(やすだ ようこ) ② いよいよ P3,早かったなと思います。成果物のまとめに忙しい日々になると思いますが,悪戦苦しな がら仲間にたすけてもらいながらがんばります。 <編集後記> 大変、お忙しい中、先生方や先輩方のアドバイスやご協力をいただき、今年度も、「うれしの通信」 を発行することができました。 今年度は、2年に 1 度の「うれしの総会」および懇親会が開かれます。出身も世代も様々な多くの方々 が、同じ兵庫教育大学で学んだという意識でつながっている、本当にすごいことだと感じます。 今回、本誌の編集をさせて頂いただき、この「うれしの通信」も、そうした人のつながりの支えてい るものの一つだということをしみじみと感じると共に、そうした役割を担うことができたことをありが たく思っております。 最後になりますが、お忙しい中、原稿をお寄せいただきました先生方、先輩方に深く感謝申し上げま す。 同窓会誌「うれしの通信」(第 49 号)編集担当 浅中 直子 泉 恵子 17 「生徒指導研究」第25号原稿募集 在学中の研究,修了後の研究など,皆様の研究成果をご発表下さい。ただし,未刊のものに限ります のでご注意ください。下記の編集規程と執筆規程をご覧のうえご投稿ください。 今年度の原稿の締め切りは,例年通り,2016年2月28日(土)とします。発刊は,2016年 5月を予定しています。 編集規定 1.本誌の名称は,「生徒指導研究」とする。 2.本誌は表生徒指導研究会の学術雑誌として,年一回刊行する。 3.本誌は,兵庫教育大学製と指導研究会会員の実践研究論文・研究活動報告・資料・書評・その他を 掲載する。 4.研究論文の執筆は,所定の執筆要領に準拠することを要する。その他の原稿の執筆もこれに準ずる。 原稿の枚数は原則として,実践研究論文については規定の書式で 10 頁以内,その他については,規 定の書式で 5 頁以内とする。ただし,編集委員会の承認を得た場合は,この限りではない。 5.研究論文は,原則として未刊のものに限る。また,締切日以後採否が判明するまで,他の紀要・学 会誌・発表機関に対して重ねて投稿することはできない。 6.投稿された原稿は編集委員会の選考を経て掲載する。この場合,編集委員会は原稿に若干の修正を 加えることがある。ただし,大きな変更を加えるときは執筆者と相談する。 7.編集委員会に提出した原稿は,原則として返却しない。 8.本誌に執筆した論文その他を無断で複製あるいは転載することを禁ずる。 9.投稿原稿の送付ならびに本誌に関する問い合わせ先は,兵庫教育大学教育実践高度化専攻 心の教 育実践コース(平成 24 年度より生徒指導実践開発コース)「生徒指導研究」編集委員会(電話: 0795-44-2134)とする。 (平成 23 年 4 月 1 日改訂) 執筆要項 [1]実践研究論文 (1)原稿はワープロで作成し,A4 版用紙横書きで,書式は 21 字×37 行の 2 段組とする。ただし, 原稿の1ページ目に「論文題目」「執筆者氏名」を段組なしで記載し,8 行目から本文を 2 段組 にて書き始めること。 (以下略:詳しくは,本誌編集委員会にお尋ね下さい。) (平成 13 年 3 月 1 日改訂) 18 原稿募集規定 [1]原稿募集期間は,毎年,1月から2月末までとする。 [2]原稿は,執筆要項ならびに編集規程を熟読した上で作成すること。 [3]論文ならびに実践記録等を投稿する際には,プリントアウトした原稿1部,データを記録したフ ロッピーディスク,ならびに執筆者・論文題目の英文訳を提出すること。 [4]原稿は兵庫教育大学 生徒指導実践開発コース内「生徒指導研究」係宛に送付すること。 (平成 13 年 3 月 1 日改訂) 19