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仕様書(PDF:900KB)
IP対応電子式電話交換機等賃貸借仕様書
1
基本事項概要
本仕様書は、IP対応電子式電話交換機等一式の賃貸借内容(以下「本事業」という。)について必要な事項を定め
るものとする。
(1)本事業は、千葉市消防局に設置する電話交換システムの賃借、据付、調整等を含む。
(2)設置場所:
千葉市消防局
:千葉市中央区長洲 1 丁目 2 番 1 号
中央消防署
:同上
蘇我出張所
:千葉市中央区今井 3 目 30 番 2 号
宮崎出張所
:千葉市中央区宮崎町 531 番地 62
生浜出張所
:千葉市中央区生実町 13 番地
臨港出張所
:千葉市中央区中央港 1 丁目 5 番 1 号
花見川消防署
:千葉市花見川区犢橋町 107 番地 2
幕張出張所
:千葉市花見川区幕張町 5 丁目 226 番 1 号
畑出張所
:千葉市花見川区畑町 675 番地
作新台出張所
:千葉市花見川区作新台 1 丁目 2 番 1 号
稲毛消防署
西千葉出張所
若葉消防署
:千葉市稲毛区穴川 4 丁目 12 番 2 号
:千葉市稲毛区緑町 1 丁目 5 番 10 号
:千葉市若葉区金親町 244-1
桜木出張所
:千葉市若葉区加曽利町 1590 番地
大宮出張所
:千葉市若葉区大宮町 3090 番地
都賀出張所
:千葉市若葉区都賀の台 2 丁目 20 番 21 号
泉出張所
:千葉市若葉区中田町 976 番地 6
殿台出張所
:千葉市若葉区殿台町 436 番地 4
緑消防署
:千葉市緑区おゆみ野 3 丁目 15 番地 1
誉田出張所
:千葉市緑区誉田町 2 丁目 26 番地 1
土気出張所
:千葉市緑区土気町 1299 番地 4
越智出張所
:千葉市緑区越智町 1701 番地 6
美浜消防署
:千葉市美浜区真砂 5 丁目 15 番 6 号
高浜出張所
:千葉市美浜区高浜 4 丁目 1 番 5 号
打瀬出張所
:千葉市美浜区打瀬 1 丁目 1 番
消防総合センター
:千葉市緑区平川町 1513 番地 1
救助救急センター
:千葉市美浜区高洲 4 丁目 1 番 16 号
各設置場所の建物構造等は消防年報(http://www.city.chiba.jp/shobo/somu/somu/koholist.html)の消防局公有財
産一覧を参照
(3)賃貸借期間
平成28年12月1日から平成33年11月30日までとする。
なお、各機器据付調整は平成28年11月末までに完了することとする。
1
(4)設置内容:
ア
IP対応電子式電話交換機等
千葉市消防局 8 階通信機械室へ電話交換機本体、電源装置、周辺機器等を設置し、各フロアおよび各署所におい
て IP 多機能電話機等の端末装置の設置・接続工事を行うものである。
イ
既設設備撤去工事
千葉市消防局および各署所に設置されている既設電話交換システム本体、および電源装置、周辺機器、電話機等
の撤去を行い既設設備賃貸者と調整の上に提出する物とする、不要になった付帯装置および、ケーブル類も撤去す
ることとする。
(5)設置機器数量:
納入する機器は下記内容について行うものとする。
項目
数量
本体
IP 電話交換機
一式
電源装置
IP 電話交換機用電源装置
一式
電話機
IP 多機能電話機
334 台
デジタル多機能電話機
160 台
一般電話機
126 台
PHS 基地局
44 台
備考
停電対応 3 時間
別紙1の各庁舎が通信可能エリアと
なるように配置すること。
周辺機器
PHS 子機
132 台
IP 告知システム
一式
通話履歴管理装置
一式
保守コンソール
一式
IP 網を介して全署所に放送を行う
※機器の設置場所等は別紙 1 のとおりとする。
(6)搬入:
搬入経路、その他現場の状況を考慮し、安全に据付場所へ搬入することとする。搬入時車両を用いる場合は事前に
承認を得ること。
(7)試験:
賃貸借物件設置完了後、総合試験を行うこととする。
(8)申請手続:
賃貸借物件の設置等に必要な通信事業者への申請手続きは、賃貸者が代行することとする。なお、その申請により
発生した通信費用に関しては、賃貸借期間開始の前日までは賃貸者が負担するものとする。
(9)支払方法
各月払い
なお、各月支払金額が60ヶ月全て均等になること。ただし、契約後変更契約が発生した場合はその限りではない。
(10)疑義:
この仕様書に記載の無い事項又は疑義が生じた事項については、両者が協議のうえ決定するものとする。
2
2
IP 電話交換機 機器仕様
(1)IP 電話交換機
ア
IP 電話交換機は、IP 電話交換機本体、電話機、電源装置、他周辺装置により構成され、下記の通話を行うことを
主な目的とする。
(ア) 内線相互通話
(イ) 内線と局線間通話
(ウ) 内線と専用線間通話
イ
IP 電話交換機は、消防局及び各署所を NW 網で接続し、消防局に設置する IP 電話交換機本体で各署所に設置され
る電話機、他周辺装置の制御を行えること。
ウ
上記 NW 網に障害が発生した場合でも、消防局及び各署所の電話機、IP 電話交換機に収容されている局線の通話
を確保できること。
エ
ちば消防共同指令センターの指令台と内線接続し、指令連動が可能であること。
オ
消防局及び署所の指令システム用放送設備と連動し、スピーカページングが行えること。
カ
IP 電話交換機、構内交換機に関する技術基準及び関係ある法令規格等を満足するものとする。
キ
既設のFAX及び複合機及び賃借者が別途用意する電話機に接続し、通信が行えること。
ク
千葉市消防局設置の衛星通信設備(地球局)に接続し、電話機・FAX(既設)からも防災行政無線による通信
ができるようにすること。
(2)方式:
通話路方式
IP スイッチング方式、PCM 時分割方式
制御方式
蓄積プログラム制御方式
プロセッサ
64 ビットマイクロプロセッサ
中継方式
・個別着信方式
・追加ダイヤルイン方式
・中継台方式
・マスターテレホン方式
・分散方式
・グループマスターテレホン方式
・PBX ダイヤルイン方式
・INS ネットダイヤルイン方式
・着サブアドレス呼出方式
(3)信頼性:
ア
信頼性を高めるために CPU(中央処理装置)、時分割スイッチ、電源部は、たすき掛け方式の二重化構成とする。
ただし、装置内二重化を基本とし、二重化部位の相互を LAN 等の外部ケーブルで接続しないこと。
イ
電源ユニット
CPU 0
TDSW 0
PWR 0
電源ユニット
CPU 1
TDSW 1
PWR 1
主装置筐体内の主要モジュール(IO ユニット/電源ユニット/CPU/ファン)は運用状態を止めることなく、活
線挿抜が可能な構造とする。
ウ
信頼性を高めるためハードディスクレス構造とする。
エ
IP 電話交換機の OS として、汎用 OS を採用していないこと。
オ
セキュリティ面を考慮し、IP 電話用の音声 LAN ポートと周辺装置用 LAN ポートが独立していること。
3
カ
内線パッケージ等のパッケージ類は活線挿抜が可能な構造とする。
キ
IP 電話交換機内で局データの 2 世代管理が可能とする。
ク
IP 電話交換機のアラーム情報をあらかじめ指定した宛先に E メールで自動通知が可能なこと。
(4)トラヒック条件:
内線電話機 1 回線あたりの標準発着呼量は 6.0HCS 以上とする。
(5)収容回線数:
種別
実装
容量
備考
IP 内線
340
380
一般内線
300
332
デジタル多機能内線
180
200
PHS 内線
132
140
INS ネット 64
40
40
一般公衆回線
50
50
市外専用線(OD)
16
16
IP 多機能電話機
334
380
端末
デジタル多機能電話機
160
200
(賃貸借物
一般電話機
126
332
品に限る)
PHS 基地局
44
44
PHS 子機
132
135
IP 告知システム
1
1
IP 網を介して全署所に放送を行う
通話履歴管理装置
1
1
UPS を含む
保守コンソール
1
1
内線
局線
専用線
内線の実装数にあっては、賃貸借物品のほか、賃借者側で用意する既存FAX及び別途用意する電話機分も含
まれる。
(6)電気的条件:
ア
電源電圧
DC-48V±10%
イ
ダイヤル条件
収容電話機送出ダイヤル条件
項目
条件
周波数
1,209Hz
1,336Hz
1,477Hz
697Hz
1
2
3
770Hz
4
5
6
PB 式
852Hz
7
8
9
ダイヤル
941Hz
*
0
#
送出可能数字
及び周波数
周波数偏差
±1.5%
信号レベル
PB 電話機準拠(NTT 技術参考資料)
信号送出時間
50ms 以上
4
DP 式
ミニマムポーズ
30ms 以上
周期
信号送出時間+ミニマムポーズ
ダイヤルスピード
10±0.8pps、20±1.6pps
インパルスメーク率
33±3%
ミニマムポーズ
600ms 以上(10PPS)、450ms 以上(20PPS)
120ms 以上
ダイヤル
ウ
内線/トランク線路条件
項目
条件
一般内線:1,200Ω(電話機抵抗含む)以下
アナログ内線(ループ抵抗)
(7)
長距離内線:3,000Ω(電話機抵抗含む)以下
デジタル内線
850m(0.5Φ)、1,400m(0.65Φ)
一般公衆回線
1,700Ω(収容局内部抵抗含む)以下
IP インタフェース:
項目
(8)
条件
チャネル数
32 チャネル以上
LAN インタフェース
10/100/1,000Mbps イーサネット
音声符号化方式
G.722、G.711、G.729a
QoS
ToS(IP Precedence、Diffserv)
VLAN
TagVLAN(IEEE802.1Q/p)、LLDP-MED
ア
構造:
19 インチラック搭載の専用ハードウェアにより高信頼性を確保し、保守点検が容易な構造とする(汎用サーバの
使用は信頼性を考慮し不可)。設置スペースは、19 インチラック 1 架あたり 595mm(W)×600mm(D)×2,000mm(H)
以内とする。
イ
耐震性能は、水平加速度 1.1G(震度 7 相当)に対応可能なこと。
ウ
柔軟な拡張性を有し、最大 120,000 ポートまでの拡張が可能なこと。
エ
使用部品は、欧州 RoHS 指令に適合し、有害物質を定められた閾値以上含有していないこと。
(9)環境条件
ア
周囲温度:0℃~40℃
イ
相対湿度:25%~85%(結露しないこと)
(10)サービス機能
別紙 2 のサービス機能を対応できること。
(11) IP 電話交換機用電源装置
ア
概要:
本装置は IP 電話交換機へ電源供給を行い、停電対応 3 時間以上とすること。
また、既設の指令システム用の非常用発動発電機より受電すること。
イ
整流器
(ア) 容量:30A
(イ) 電圧:
①入力(AC):単相 AC100V±10%以内
50/60Hz
5
②出力(DC):-48V±10%
ウ
蓄電池:
(ア) 形式:NP 型相当
(イ) 容量:停電時 100%負荷で 3 時間以上の補償が可能な容量であること。
3
端末機器仕様
(1) IP 多機能電話機:
ア
機能ボタン数
:24 ボタン又は 12 ボタン(32 以上のボタンに増設が可能なこと)他、保留、転送,フッキン
グの固定機能ボタン
イ
LCD ディスプレイ:半角 28 文字×4 行等半角 100 文字以上表示(バックライト付き)で可動式とする。
ウ
外形
:195mm(W)×280mm(D)×120mm(H)以下
エ
ケーブル
:LAN ケーブル
オ
その他機能要件:
(ア)アダプタを増設することで外部通話録音装置の接続。また、カラーサイドパネルの着脱が可能。
(イ)ユニバーサルデザインの電話機とし、テンキーおよび、LCD ディスプレイはバックライト付きとする。
(ウ)不在着信があった場合には、LCD ディスプレイ上にアイコン表示できる。
(エ)電話機の利用状況によって適切な操作をサポートするソフトキーが利用できる。
(オ)デジタル多機能電話機と盤面(各ボタンの位置および形、数)、機能、操作性が同じであること
(カ)発信履歴を 20 件以上、着信履歴を 20 件以上蓄積ができる。
(キ)同一タイプの IP 多機能電話機を 2 色以上から選択できる。
(ク)アダプタを増設することで、1Gbps イーサネットの対応できる。※アダプタは別途調達とする。
(ケ)IEEE802.1x 認証のサプリカント機能、Link Layer Discovery Protocol(LLDP)に対応できる。
(コ)広帯域コーディック(G.722)で通話が行える。
(サ)情報漏洩を防止するためのセキュリティーロックが行える。また、緊急時には予め設定していた 3 箇所へ発信
が可能なこと。
(シ)電話機間の音声信号(RTP)、および IP 電話交換機-電話機間の制御信号(SIP メッセージ)の暗号化に対応でき
る。
(ス)聴覚障がい者に配慮し、誘導コイル付き補聴器をお使いの方が聞き取りやすい電話機であること。
(セ)欧州 RoHS 指令に準拠していること。
(2) デジタル多機能電話機:
ア
機能ボタン数
:24 ボタン又は 12 ボタン(32 以上のボタンに増設が可能なこと)他、保留、転送,フッキン
グの固定機能ボタン
イ
LCD ディスプレイ:半角 28 文字×4 行等半角 100 文字以上表示(バックライト付き)で可動式とする。
ウ
外形
:195mm(W)×280mm(D)×120mm(H)以下
エ
ケーブル
:2 芯モジューラーケーブル
オ
その他機能要件:
(ア)アダプタを増設することで外部通話録音装置の接続。また、カラーサイドパネルの着脱が可能。
(イ)ユニバーサルデザインの電話機とし、テンキーおよび、LCD ディスプレイはバックライト付きとする。
(ウ)不在着信があった場合には、LCD ディスプレイ上にアイコン表示できる。
(エ)電話機の利用状況によって適切な操作をサポートするソフトキーが利用できる。
6
(オ)LCD ディスプレイに通話している PHS 子機の位置情報(使用 PHS 基地局情報)を表示できる。
(カ)IP 多機能電話機と盤面(各ボタンの位置および形、数)、機能、操作性が同じであること(操作教育、問合対応
の煩雑化を回避するために重要)。
(キ)発信履歴を 10 件以上、着信履歴を 10 件以上蓄積ができる。
(ク)同一タイプのデジタル多機能電話機を 2 色以上の中から選択できる。
(ケ)聴覚障がい者に配慮し、誘導コイル付き補聴器をお使いの方が聞き取りやすい電話機であること。
(コ)欧州 RoHS 指令に準拠していること。
(3) 一般電話機:
ア
機能ボタン
:転送(フック)、再ダイヤル
イ
外形
:180mm(W)×250mm(D)×120mm(H)以下
ウ
ケーブル
:2 芯モジューラーケーブル
エ
その他機能要件
:受話音量調整、呼出音量の調整ができる。
(4) PHS 基地局:
ア
外形
:160mm(W)×159mm(D)×40mm(H)
イ
ケーブル
:2 芯モジューラーケーブル
ウ
その他機能用件:設置場所の各庁舎内を通信エリアとしてカバーすること
(5)IP-PHS 基地局:
ア
外形
:160mm(W)×159mm(D)×40mm(H)
イ
ケーブル
:LAN ケーブル
ウ
その他機能用件:
(ア)IP 対応の PHS 基地局、LAN 上に直接 PHS 基地局を接続し、PHS システムを構築できること。
(イ)ローカル給電だけでなく、給電 HUB に接続することでセンター給電も可能であること。
(ウ)設置場所の各庁舎内を通信エリアとしてカバーすること
(6)PHS 子機:
ア
防水対応
:防水対応(IPX5/IPX7)
イ
機能ボタン
:電話帳キー、保留器キーがあること。
ウ
外形
:50mm(W)×130mm(D)×20mm(H)以下であること。
エ
使用時間
:連続通話 6 時間以上、待ち受け時間 500 時間以上
オ
電話帳
:1,000 件/3 番号
カ
PC インタフェース(電話帳編集):USB(mini,micro も可)
キ
その他機能要件:
(ア)高速ハンドオーバが可能であること。
(イ)ボイスメールと連携し通話録音ができる。また、メッセージが到着した時には、ディスプレイに到着通知を表
示できること。
7
4
付帯装置 機器仕様
(1)IP 告知機能
ア
構成
イ
機能要件:
:IP 告知システム 1 式
(ア)消防局に設置した送信機に接続されたマイクから放送することにより、各設置箇所(消防総合センター訓練棟
(主塔)及び救助救急センター除く)に設置された受信機を介して一斉放送が可能であること。
(イ)制御 PC を設置すること等により、任意の署所を選択して放送することが可能であること。
また、制御 PC で各署所の IP 告知システムの接続状況が可視で確認できること。
(2)通話履歴管理装置:
ア
構成
:デスクトップパソコン 1 台、プリンタ 1 台
イ
通話履歴情報蓄積数
:1,000,000 件
ウ
相手先番号(相手先名):10,000 件
エ
その他機能要件:
(ア)外線発信、着信の履歴情報を取り込み表示することができる。
(イ)蓄積した通話履歴情報の一覧を表示することができ、データをプリントアウト、グラフ表示することができる。
(ウ)通話履歴情報を CSV ファイルで出力でき、外部アプリケーションソフトにより編集加工できること。
(エ)蓄積されている履歴情報を特定の抽出条件で検索でき、検索条件は統計情報にも反映できる。また、複数の検
索条件を組み合わせて検索することもできる。
(オ)PBX から履歴情報を収集するタイムスケジュールを設定できる。
(カ)発着信履歴情報に基づき、特定の電話番号にダイヤルをした時は、管理者へメールで通知ができること。
(キ)無停電電源装置(UPS)で電源の瞬断対策を行うこと。
(3)保守コンソール:
ア
構成
:ノートパソコン 1 台、プリンタ 1 台
イ
その他機能要件:
(ア)局データの新規登録、変更および、削除作業が容易にできる。オンライン状態での局データ生成、変更設定が
可能なこと。
(イ)各種トラフィックが項目毎に測定できる。
(ウ)パッケージの実装状態、スイッチ設定状態の読み出し、表示ができる。
(エ)保守コンソールへのログイン時のユーザ ID に対してグレード設定(1~16)でき、グレード毎に設定コマンド
の利用許可が可能であること。
5
工事
(1)適用範囲:
本仕様は電話交換システムの据付配線作業等に適用するものであるが、周辺機器の設置・収納器材の配置に至るま
で、全て賃借者の承諾を得ること。
(2)作業範囲:
本仕様の作業範囲は次のとおりとする。
ア
納入機器の機器据付
イ
納入機器に要する電源線・接地線等の配線接続
8
ウ
機器相互間のケーブル布設接続
エ
試験及び上記各項関連作業
(3)適用規格:
本仕様の適用規格及び法令は次のとおりとする。
ア
日本工業規格(JIS)
イ
日本電気工業会標準規格(JEM)
ウ
日本電気規格調査会標準規格(JEC)
エ
電波法
オ
電気通信設備技術基準
カ
日本電信電話株式会社標準工法
キ
その他関係法令・規格等
(4)施工方法:
本仕様の作業は次のとおりとする。
ア
作業については、住民の生命財産を守る重要な消防通信業務の円滑を図り常に機能を維持するため、耐風・耐水・
耐震および耐久性に十分配慮して実施すること。
イ
本仕様に記載されてない事項は、賃借者と協議して実施すること。
(5)保護及び危険防止等:
ア
本作業に際して建物機器及び配線等に損傷を与えないよう適切な保護及び養生を行うこと。万一、損傷を与えた
場合は、賃借者の指示に従って速やかに復旧させること。
イ
本作業に際して危険のおそれがある箇所には作業員が安全に就業できるように適切な危険防止設備を設けること。
万一、事故が発生した場合は、速やかに適切な応急処置を行うとともに直ちに賃借者に報告し指示を受けること。
なお、この処置については受注者の責任において処理をすること。
(6)仮設及び移設:
ア
本作業に際して、既設の設備が配置上支障となる場合は、賃借者と協議のうえ、適当な場所に仮設または移設を
すること。
イ
仮設及び移設に伴う設備の運用停止期間は、賃借者と協議のうえ速やかに処置すること。
ウ
仮設及び移設に必要な費用は、受注者の負担とすること。
エ
移設装置は、別途指示するとともにラック等にて収納すること。
(7)屋内作業:
ア
機器、装置架等の床部、壁等への固定は原則としてホ-ルインアンカー等の固定したボルトにより強固に行うこ
と。
イ
本作業に際して、騒音及び振動等の発生が予想される場合には、あらかじめ賃借者に申し出てその承認を得るこ
と。
(8)屋外作業:
ア
本作業に際して、配管・配線・範囲及び方法等については、あらかじめ賃借者に申し出てその承認を得ること。
イ
柱上等の高所作業は、適切なる危険防止策をとり、十分な安全管理の上実施すること。
(9)機器据付け作業:
ア
本作業の機器配置は、賃借者と協議して決定すること。
イ
機器の据付け作業は、耐震を十分考慮して堅牢強固に行うこと。
ウ
機器の床据付けには、架台を使用し清掃用具等による損傷及び漏水を防ぐように配慮すること。
9
(10)線改修:
ア
配線は、他の電源線・空調用電線等による影響を受けないように配慮すること。
イ
建物内への配線の引き込みについては、防水処置及び水切りを十分に配慮すること。
ウ
各種ケ-ブルの端末部には、端子名等を明記した銘板をつけること。
エ
各種ケ-ブルは、合成樹脂管・金属管及びフロアダクト等の内部では接続しないこと。
(11)
撤去作業:
ア.既設設備の撤去及び撤去後の処理については、既設業者及び賃借者あの指示により行うこと。
イ.本調達において発生した不用品などの処理は賃借者の指示により賃貸者が行うこと。
(12)切替作業:
ア
電話交換システムの切替は、消防局及び署所間の通信が極力切れることが無いように考慮した切替を行うこと。
イ
切替作業が数日間に及ぶ場合は、今回整備する電話交換システムと既設電話交換システムを接続して、消防局及
び署所間の通信を確保すること。
(13)作業等の報告及び記録:
作業の進行、天候等の状況を示す日報及び作業毎の要点を撮影した進行管理写真を提出すること。
7
保守
(1)メンテナンスリース契約に基づいて、本システムが正常かつ円滑に稼動できるよう、使用部品等の確保及び機能維
持を図るための万全な保守体制をとること。
(2)保守対象装置は、電話交換システムの機器構成とし、各機器の電源設備等、自営の回線設備を含むものとする。た
だし、本市が持つシステムと接続する場合の責任分解点は、入出力インタフェースの装置側コネクタまでとする。
(3)保守対象期間は、メンテナンスリース契約期間と同一とする。
(4)保守の範囲は、以下のとおりとする。
ア
定期保守
装置等の正常な運転状態を維持するため、年2回装置の点検・調整及び不良部品の交換作業を行う。
イ
緊急保守
装置等に不時の故障が発生した場合、必要な修理等を行う。
また、平日日中帯に不具合が発生した場合は、30 分以内に電話交換システム本体のアラームを確認し、速やかに
障害対応をすること。障害対応時間は24時間365日とする。
ウ
保守範囲に含まない事項(以下「除外作業」という。)は以下のとおりとする。
(ア) 本市の要求による装置等の改造及びオーバーホール。
(ただし、システムの維持管理上必要な作業等は除く。)
(イ) 天変地変の原因により生じた故障の修理。
(ウ) 使用条件に反したことにより生じた故障の修理。
(エ) 故意または重大な過失により発生したシステム障害の修理。
8
その他
(1)賃貸借物品は設置時全て新品であること。
(2)賃貸者負担で動産総合保険は付保するものとする。ただし、保険対象事象により機器の入替が必要な場合に備え、
メーカーの標準価格を受取保険金の上限とする保険に加入し、契約締結後に付保証明を発行すること。
(3)賃貸借期間終了時、設置機器の安定稼働が望めない場合を除き、賃借者から再リースの要望を受けた際は応じるこ
と。
10
(4)関連機器連絡先
ア
ちば消防共同指令センター
日本電気千葉支社
043-351-7812
イ
衛星設備(地球局)・既設電話交換機設備
NECネッツエスアイ千葉営業所
043-297-8700
両機器接続の際は連絡先企業の立ち合いを求めるものとする。その際の費用は賃貸者負担とする。ただし、連絡先
が立ち合い不要と判断した場合はこの限りではない。なお、立ち合い費用は契約金額に含まれるものとする。
(5)関連機器及び庁舎内部の情報は秘匿性が高い情報が多数含まれるため、外部に漏らしてはならない。
(6)参考商品
ア
IP対応電子式電話交換機
UNIVERGE
イ
IP多機能電話機(24ボタン)
ITZ-24D-2D
ウ
IP多機能電話機(12ボタン)
ITZ-12D-2D
エ
デジタル多機能電話機(24ボタン)
DTZ-24D-2D
オ
デジタル多機能電話機(12ボタン)
DTZ-12D-2D
カ
一般電話機
DTL-1-1D
キ
IP-PHS基地局
BS-401ND
ク
PHS基地局
BS-51ND
ケ
PHS子機
PS8D-NW(Carity NW)
11
SV9500
別紙1
容量
千
葉
市
消
防
局
・
中
央
消
防
署
8階
消
防
総
合
セ
ン
タ
ー
管理棟(校舎)
5
1
7階
0
0
23
0
0
24
6階
0
0
26
0
3
5
5階
0
0
44
0
3
4階
0
0
39
0
4
3階
BRI(INS64)
アナログ局線
保守コンソール
通話履歴管理装置
IP告知システム
PHS子機
PHS基地局
一般電話機
デジタル多機能電話機
(12ボタン)
デジタル多機能電話機
(24ボタン)
1
IP多機能電話機
(12ボタン)
IP対応電子式電話
交換機用電源装置
1
IP多機能電話機
(24ボタン)
IP対応電子式
電話交換機
機器の設置場所等
実装
実装
1
8
9
6
10
10
8
2
10
10
4
2階
0
0
27
0
3
7
1階
0
0
1
0
5
0
B1階
5
宿舎棟
11
4
1
9
屋内運動場
訓練棟(主塔)
2
6
1
1
1
1
1
PHS通話エリアに含まず
18
整備工場
8
航空隊庁舎
0
1
1
蘇我出張所
8
2
1
2
4
1
中央 宮崎出張所
消防署 生浜出張所
6
1
1
2
4
1
8
1
1
2
4
1
臨港出張所
17
1
1
2
4
0
1
3
2
7
8
1
9
1
1
2
4
1
8
1
1
2
4
1
8
4
1
2
4
1
7
2
6
8
1
2
1
2
4
1
本署
14
0
0
32
花見川 幕張出張所
消防署 畑出張所
作新台出張所
稲毛 本署
消防署 西千葉出張所
25
本署
28
8
1
4
2
7
8
1
桜木出張所
7
3
1
2
4
1
若葉 大宮出張所
消防署 都賀出張所
8
1
1
2
4
1
7
1
1
2
4
1
泉出張所
7
3
1
2
4
1
殿台出張所
8
3
1
2
4
1
8
2
7
8
1
本署
26
誉田出張所
緑
消防署 土気出張所
8
1
1
2
4
1
7
3
1
2
4
1
越智出張所
5
3
1
2
4
1
5
2
7
8
1
7
1
1
2
4
1
9
1
3
126
1
2
44
2
2
132
4
8
138
1
1
36
本署
美浜
高浜出張所
消防署
打瀬出張所
救助救急センター
合計
容量
備考
28
1
1
16
155
179
160
0
12
1
1
1
3
3
3
3
3
10
3
28
別紙 2
対応サービス機能一覧
1.外線発信機能
サービス機能
NCC 接続
機能内容
NCC(NewCommonCarrier)に対応したアクセスコード(00XY) をダイヤルすることなく、相
手の電話番号をダイヤするだけで、NCC の市外電話サービスを利用する。
トランクキャンプオン
トランク発信接続においてトランク全話中の場合、フッキングとアクセスコードをダイヤル
(外線予約)
して受話器を下ろし、トランクが空きになり次第、該当内線のベルが鳴り、受話器を上げる
とトランクを捕捉できる。
トランクキューイング
局線、専用線または ISDN 回線への発信時に、これらの回線がすべて使用中の場合、内線は受
話器を上げたまま待ち合わせ、回線が空きになり次第、局線または専用線へ発信することが
できる。
迂回接続
あるルートへの発信回線がすべて使用中のとき、あらかじめ設定された迂回パターンに従っ
て、別ルートの空き発信回線を選択。また専用線全話中時の公衆回線への迂回。
可変短縮ダイヤル
頻繁に電話をかける相手先には、あらかじめ可変短縮ダイヤル番号を設定できること。長い
桁数の電話番号の代わりに、短い桁数の可変短縮アクセスコードと可変短縮ダイヤル番号を
ダイヤルするだけで相手を呼び出すことができる。
局線自動発信接続
内線はアクセスコードダイヤルにより局線を捕捉し、直接発信。LCR 方式でも疑似トーンを
聞いたあと、直接ダイヤル発信できる。
国際自即接続
内線から、中継台扱者を経由せず直接相手番号をダイヤルすることにより、国際通話ができ
る。この機能は接続規制クラスにより内線単位に付与できる。
固定短縮ダイヤル
頻繁に電話をかける相手先には、あらかじめ固定短縮ダイヤルを設定しておき、長い桁数の
電話番号の代わりに短い桁数の固定短縮アクセスコードと固定短縮ダイヤル番号をダイヤル
するだけで、相手を呼び出す。
選択信号変換
内線電話機から送出される選択信号を局線または専用線に要求される選択信号に変換するこ
とができる。
特定地域市外発信制御
準特甲クラスの内線からは定められた特定地域への市外発信が可能で、その他の地域への市
外発信はできないように接続規制できる。
発信接続規制
局線や、専用線への発信を規制されている内線が、局線、専用線に発信しようとした場合に
は、その内線に規制音を送出できる。
13
2.外線着信機能
サービス機能
PBX ダイヤルイン
機能内容
公衆網の一般加入者から PBX ダイヤルイン番号をダイヤルすることにより直接システムの内
線を呼び出すことができる。
PBX ダ イヤルイン回 線追
PBX ダイヤルイン回線において、NTT から送られてくる PBX ダイヤルイン番号(内線指定番
加ダイヤルイン
号) の中で指定した任意の番号について追加ダイヤルイン方式の着信ができる。
追加ダイヤルイン
PB 電話機使用の公衆網加入者は追加ダイヤルイン回線番号をダイヤルし、アナウンスあるい
は特殊トーンを聞いたあと、内線番号をダイヤルすることにより、直接内線を呼び出すこと
ができる。
マスターテレホン
マスターテレホン方式またはグループマスターテレホン方式による、局線着信呼への応答用
の内線電話機として、多機能電話機を使用することができる。多機能電話機の局線ボタンと
して指定された可変機能ボタンを押すことにより、局線着信呼に応答することができる。
局線表示盤自動開放
分散方式またはマスターテレホン方式による局線着信呼に対して、内線が応答する前に局線
側が途中放棄した場合、局線表示盤の着信表示とトーンリンガを停止させる。
個別着信
局線着信時、あらかじめその局線に対応づけられた内線に着信を表示。
その内線が応答すれば、発呼者と通話ができ、必要により他の内線に転送できる。
指定時間帯着信拒否
内線のグループ対応に休憩時間を設け、その休憩時間中に着信してきた内線相互とトランク
着信呼をアナウンスメント装置または中継台に接続する機能。
障害時自動切替え
電源設備が断のときおよびシステム本体が重要故障のとき、局線を本電話機へ自動的に切替
えることができる。
着信音識別
着信呼が局線からか、または内線、専用線からかによって、電話機のベルの鳴り方を変えて、
どちらからの着信であるかを知らせることができる。
分散方式
「分散方式」に設定された局線に着信があると局線表示盤に、その表示がされる。それを見
て一般内線は受話器をあげ、アクセスコードをダイヤルすることにより応答。
夜間転送台
夜間、休日など、中継台扱者が不在のとき、夜間転送台を設けることにより、すべての局線
着信呼に応答して、内線への転送接続ができる。
夜間本電話機
夜間、休日など、中継台扱者または分散方式における応答者が不在のとき、切替えキーを操
自動切替え
作して局線着信を夜間直通電話機に切替える。
14
3.内線機能(1/5)
サービス機能
外出先からの転送設定
機能内容
“外出先(転送先) の端末“B” からの操作により、端末“A” への着信呼が端末 B” へ
転送されるように設定することができる
外線可変不在転送
内線利用者が外出するとき、外出先の電話番号をダイヤルで設定しておき、以降この内線利
用者への他の内線からの着信呼は、外出先の電話機に転送できる。
外線不応答転送
あらかじめ、ある内線が不応答の場合に転送される転送先の電話番号をダイヤルで設定して
おき、以降この内線への、他の内線からまたは専用線経由の着信呼は、この内線が一定の時
間経過しても応答しないときには、転送先の電話機へ転送する。
外線話中転送
あらかじめ、ある内線が話中のときに転送する、転送先の電話番号を、ダイヤルで設定して
おき、以降この内線への、他の内線からまたは、専用線経由の着信呼は、この内線が話中の
ときには、転送先の電話機へ転送する。
可変不在転送
内線が自席を不在にするとき、行先の内線番号をダイヤルで設定しておきます。以降この内
線への着信呼は、設定された行先の内線へ転送する。
可変不在転送登録
可変不在転送に関する転送情報を 1 日 1 回、あらかじめ定められた時刻に解除することがで
定時解除
きる。
着信呼種別転送
可変不在転送、話中転送、不応答転送のそれぞれにおいて 1 つの被呼内線に対し、内線から
の着信に対する転送先と、外線からの着信に対する転送先の 2 つの転送先を設定することが
できる。
口頭転送(簡易転送)
電話のとりつぎを口頭で行える。着信した外線を保留し、呼び出し相手に口頭で保留したこ
とを伝え、その相手の電話機へ転送できる。
話中転送
内線が話中のときに転送される、転送先の電話番号をあらかじめダイヤルで設定しておくこ
とができる。
転送先からの不在転送
会議などで離席した後、移動先の内線電話機からの操作で、自席の電話への着信を移動先内
線電話機へ転送するための「可変不在転送」を設定できる。
転送設定識別
可変不在転送設定中の内線が発呼したとき、発呼者に対して特殊発信音を聞かせることがで
ダイヤルトーン
きる。
15
3.内線機能(2/5)
サービス機能
不応答転送
サービス機能
ある内線への着信呼が一定の時間経過しても応答されないときには別の内線に転送されるよう
に、あらかじめダイヤルで設定することができる。
内線代表
例えば、同じ業務の内線同士を同一のグループとし、代表番号を設けます。グループ外の電話
機(内線、外線) から、その代表番号をダイヤルしたとき、同一のグループ内に空き状態の内
線があれば、その内線に接続する。
グループ間コールピック
コールピックアップグループを組んだ内線利用者が会議などで全員離席した場合、そのグルー
アップ
プにかかってきた電話を別のコールピックアップグループからアクセスコードをダイヤルして
応答できる。
指定グループコールピッ
内線への着信呼に対して、他の内線が特番と着信中の内線番号をダイヤルすることにより応答
クアップ
できる。
指定内線コールピックア
内線への着信呼に対して、他の内線が特番と着信中の内線番号をダイヤルすることにより応答
ップ
できる。
UCD(着信呼均等分配)
電話応対業務を均等化できる。内線代表グループ内の各内線に対する着信を均等化できる。
UCD オーバフロー
UCD グループの内線が全話中のとき、着信呼を他の UCD グループに転送することがで
きる。
UCD コールウェイティン
あらかじめ決められた積滞呼数以上になった場合、多機能電話機の可変機能( コールウェイテ
グ
ィングランプ-UCD) ボタンのランプが点滅する。
UCD ディレイアナウンス
外線から UCD グループに着信したとき、そのグループが全話中のときは、一定時間呼び出して
から自動的にアナウンスメント装置に録音してあるメッセージをアナウンスする。
UCD マルチグループ
コントロール内線やアシスタント内線が、複数の UCD グループに属することができる。
コールパーク
内線が自席で、通話中の相手を一時保留するためにフッキングとアクセスコードをダイヤルす
る。多機能電話機の場合、「コールパーク」を可変機能ボタンに登録し、そのボタンを押すこ
とで一時保留することができる。
16
3.内線機能(3/5)
サービス機能
コールパークグループ
機能内容
内線が自席で、通話中の相手を一時保留するために、フッキングとアクセスコードをダイヤル
する。その後、自席から離れたところの電話機から、次のいずれかの方法により、この保留さ
れた呼に応答することができる。
コールパーク受付転送
着信呼専用受付台として、多機能電話機を使用する。これに着信した呼を保留ボタンで保留す
る。同一の受付転送グループ内の他の内線は「アクセスコード+回線番号」をダイヤルすること
により保留されている呼に応答できる。
内線キャンプオン自動解
「内線予約(内線相互キャンプオン)」を設定された内線が一定時間以上経過しても終話しな
除
い場合、自動的に内線予約(内線相互キャンプオン) を解除する。
内線全自動キャンプオン
局線/専用線(依頼者) からの呼を内線(設定者: A) から他内線(被呼内線: B) へ転送
する際、被呼内線が話中だった場合転送元内線の操作(フッキング+アクセスコード+復旧) に
より被呼内線に対して内線全自動キャンプオンの設定を行うことができる。
内線予約(内線相互キャン
相手の通話が終わりしだい通話できる。呼び出し先の内線が話中のとき、相手の通話が終わり
プオン)
次第知らせます。受話器を上げると自動的に相手を呼び出し通話できる。
内線同時呼出し
設定で内線番号を統一した内線で、メイン内線をダイヤルしたとき、メイン内線、サブ内線を
同時に呼び出し、メイン内線または、サブ内線が応答したとき、応答しない内線のリンガーを
停止させます。
オフフックアラーム
受話器がはずれたままダイヤルせずに発信音の送出時間を経過すると、その内線を自動的に局
線中継台または警備室などの特定の内線に接続する。
クラス切替え
夜間の私用電話を規制するために、内線の接続規制クラスを夜間になると格下げまたは格上げ
するものです。
コールウェイティング
内線または専用線が、通話中の内線の番号をダイヤルした場合、通話中の内線にコールウェイ
ティング音を送出する。
コールピックアップ
いくつかの内線でグループを組んでおき、同じグループ内の離席者にかかってきた電話にもア
クセスコードをダイヤル、または多機能電話機の可変機能ボタンを押すだけで自席から応答で
きる。
コールホールド
内線が通話中に、フッキング後、アクセスコードをダイヤルすることにより、通話中の相手を
一時保留することができる。その後、他の内線を呼び出したり、コールピックアップ操作など
ができ、再び元の呼に戻ることができる。
ステップコール
相手が話中のときなど、手軽に呼び出す相手を変更できる。呼び出し先の内線が話中のため、
相手先を変更する際は、変更したい内線の末尾の数字をダイヤルするだけで呼び出せます。こ
の機能は、自動転送時に有効です。専用線経由の場合も可能です。
ハウラ音自動送出
受話器はずしやダイヤル途中放棄の状態にある内線電話機に対して、ハウラ音を一定時間送出
して受話器を元に戻すよう注意を促す。
17
3.内線機能(4/5)
サービス機能
機能内容
パッド制御(内線相互)
内線相互接続に対して適切な通話音量とするための調整ができる。
プッシュホン接続
回転ダイヤル式電話機の代りにプッシュホン(PB 電話機) が使用できる。回転ダイヤル式
電話機と PB 電話機の混在も可能です。
プライオリティコール
内線から火災発生などの緊急通報をするときは、アクセスコードをダイヤルして局線中継台
に、他の着信表示とは異なる着信表示をさせることができる。
プレシグナル
通常は、電話のベルは 1 秒間鳴動し、次の 2 秒間は鳴動しません。以降これを繰り返する。
この鳴動しない 2 秒間の初めの時点で着信があると、2 秒後にはじめて、ベルが鳴ることに
なる。
ラインロックアウト
受話器はずしや、ダイヤル途中放棄の状態に長時間ある場合、その内線をシステムから切り
離する。
ラストナンバコール
内線からアクセスコードをダイヤルすることにより、記憶されていた電話番号を自動的に再
送出する。
リコール
内線が、局線着信呼または他の内線と通話中にフッキングとアクセスコードをダイヤルする
と局線中継台を呼び出せます。
ワンダイヤルフッキング
DP 電話機の場合、1 をダイヤルすることでフッキング操作が可能となる。
ワンナンバシェアリング
多機能電話機をメイン内線、PS をサブ内線として設定し、発着信を統一した番号で行うこと
ができる。
簡易操作
内線が通話中の相手を他の内線、局線中継台に転送するとき、フッキングのあと転送先の内
線番号をダイヤルして転送先内線が応答する前に受話器を下ろすことができる。転送先内線
が受話器を上げると、自動的に最初に通話していた相手に接続されます。
緊急受付電話
内線が緊急受付電話と通話したあと内線が受話器を下ろしても、緊急受付電話は以下のいず
れかの方法で内線を呼び返すことができる。
• 緊急受付電話のフッキングまたは転送ボタン操作
• 自動呼び返し
指定時間呼出し
内線が、あらかじめ会議の開始時刻などをダイヤルにより設定しておきます。指定時刻にな
ると電話機のベルが鳴ります。応答すると保留音またはトーキからのアナウンスを聞くこと
ができる。
自己保留
通話中の電話を自己保留すると別の内線電話機からその保留呼への応答ができません。
直通電話
緊急時や頻繁に利用する相手を専用電話機で結べます。特定内線から受話器を上げるだけ
で、あらかじめ定められた特定電話機を呼び出すことができる。
通話時分予報音
局線発信接続において、被呼加入者応答後約 3 分ごとに予報音を内線に送出できる。
内線クラス
業務形態に応じて発信を規制することで、余分な通話を防止できる。内線ごとに超特甲、特
甲、準特甲、甲、準甲、乙のクラスを付与できる。
18
3.内線機能(5/5)
サービス機能
内線リバース制御
機能内容
(1) 内線から他の内線または外線に発信し、被呼側が応答したとき、発呼内線に対し極性
反転を行い、応答を知らせます。
(2) 内線相互接続またはトランク接続から相手が復旧して規制音接続するときに、リバー
ス ON/OFF 制御を行って相手復旧を知らせます。
内線相互接続規制
発呼内線と被呼内線の内線クラスの組み合わせに基づき、これらの間の内線相互接続を規制
することができる。
内線相互割り込み
内線 A が内線 B を呼び出そうとしたところ、B が通話中であった場合、フッキングとアクセ
スコードをダイヤルすれば通話中の B に割り込むことができる。
秘書電話
幹部からの依頼により秘書が発信し、相手が電話に出てから幹部に転送できる。また幹部回
線への着信に秘書が代理で応答し、幹部に転送できる。
不在案内
ある内線が自席を不在にするとき、不在中にかかってきた着信呼に対してメッセージを聞か
せるように、ダイヤルで設定する。以降、この内線へかかってきた着信呼にはメッセージを
聞かせます。
保留(完全保留)
分散応答方式にて、通話中の外線はいつでも保留できる。保留した外線は、同一グループの
どの電話機からでも再応答できる。
論理番号付与
内線番号とは別に、各内線に論理番号を付与することにより、他ノードの内線を、「外線発
信アクセスコード+内線番号」のダイヤルではなく、個々に与えられた「論理番号」をダイ
ヤルするだけで呼び出すことができる。
割込拒否
通話中の内線がフッキングとアクセスコードをダイヤルすることにより、該当内線に対する
割込通話を規制できる。また、データ通信などで通話中に割込み拒否サービスを設定できな
い場合でも、通話前に割り込み拒否サービスを設定することができる。
空番、空きレベル転送
局線からの着信で空番号/空きレベルがダイヤルされたとき、特定内線(指定した内線) に
転送することができる。
長距離内線
システムから内線までの線路抵抗が最大 3000Ωまで延長することができる。
19
4.共通その他機能(1/2)
サービス機能
ページング
機能内容
外部スピーカを使って呼出しができる。内線からのダイヤル操作でページング装置に接続で
き、スピーカで相手を呼出すことができる
ページングトランスファ
転送相手をスピーカで呼出せます。通話中の内/外線を保留し、ページング装置を利用して
スピーカで通話相手を呼出すことができる。
トーキサービス
内線がアクセスコードをダイヤルすることにより、各種のアナウンスメントサービスを受け
られる。
空番トーキ
内線から空番号、空レベルをダイヤルしたとき、アナウンスメント装置からのアナウンスで
誤ダイヤルを知らせることができる。
発信規制トーキ
専用線/局線発信を規制されている内線が発信しようとした場合には、その内線に対してメ
ッセージを送出する。
保留音送出
通話中の内線がフッキングすると、相手は保留されますが、この相手に保留中、メロディー
を送出することができる。
外部保留音送出
この機能は、保留音送出サービスにおいて内部保留音 の代わりに外部の音源を用いて保留
音を送出するもの。
拡張保留音デラックス
拡張保留音種別を保留されるトランクのルート番号対応のみでなく、呼を保留する内線のテ
ナント番号対応でも選択することができる。
外部保留音
局外へ送出する保留音を、従来のテレフォニーサーバ本体側によるものだけではなくゲート
(ゲートウェイ装置)
ウェイ装置(MG)直結の外部音源、またはゲートウェイ装置(MG)内部音源から、ゲートウェイ
装置(MG)機器単位で送出することができる。
外部拡張音源
交換機本体に内蔵している内部保留音 ROM の代わりに、外部拡張音源を用いて可聴音を送出
する機能。
外部拡張音源(IP 電話会議
交換機本体に内蔵している内部保留音 ROM の代わりに、IP 電話会議/アナウスメント装置
/アナウスメント装置)
(VS-32)の音源を用いて可聴音を送出する機能。
三者通話
通話中の内線が、さらに他の内線または専用線を呼び出し、通話に参加させて三者間で通話
ができる。
会議電話(8 者/16 者/32
招集者を含めて最大 8 者/16 者/32 者(内線、専用線、局線) までの会議通話ができる。
者会議) : 招集方式
20
4.共通その他機能(2/2)
サービス機能
機能内容
会議電話(8 者/16 者/32
会議招集者が、会議参加者を会議ポートに接続することで最大 8 者/16 者/32 者での会議が
者会議) : 参加方式
可能となる。会議参加者を会議ポートに接続する方法
(1) 会議招集者が、会議ポート内線代表番号をダイヤルし会議参加者を会議ポートに接続
(2) 会議招集者が会議時間を指定し、会議参加者が指定された時間に会議ポートへ電話す
ることで接続
IP 電 話 会 議 ( 最 大 32
会議招集者が、会議参加者を会議ポートに接続することで最大 8/16/32 者の会議が可能とな
者): 参加方式(MEET-ME) る。会議参加者を会議ポートに接続する。
(1) 会議招集者が会議参加者の番号をダイヤルし応答確認後、転送操作にて会議ポート内
線代表番号をダイヤルして会議参加者を会議ポートに接続する。
(2) 会議招集者が会議時間を指定し、会議参加者が指定された時間に会議ポートへ電話す
ることで接続する。
IP 電 話 会 議 ( 最 大 32
招集者を含めて最大 8/16/32 者(内線、専用線、局線) までの会議が出来ます。招集者は
者) : 自動招集方式
招集ポートを捕捉すると IP 電話会議/装置(VS-32)が一定周期で被招集者ポートから発呼
(PRESET)
し、登録された被招集者を呼び出する。呼び出された被招集者が応答することにより最大
8/16/32 者までの会議通話を可能とする。
IP 電 話 会 議 ( 最 大 32
招集者を含めて最大 8/16/32 者(内線、専用線、局線) の会議ができる。招集者は招集ポ
者) : 手動招集方式
ートを捕捉した後、電話機を操作して被招集者を呼び出し、会議に接続する。招集者が一人
(PROGRESSIVE)
ずつ被招集者を呼び出すことにより、最大 8/16/32 者の会議が実現する。
ID コードクラス切替え
局線、専用線への発信および内線サービスを規制されているクラスの内線が、局線や専用線
への発信番号またはサービス番号をダイヤルする前に、アクセスコードと ID コードをダイ
ヤルすることにより、内線のクラスが一時変更されるので、局線や専用線への発信が可能と
なる。
規制音聴取時間可変化
このサービスは、コンサルテーションホールド中での規制音接続から自動的に 2 者通話に戻
るまでの時間を変更することができる。
アカウントコード
内線から局線への発信時にアクセスコードとアカウントコードをダイヤルすることにより、
詳細課金情報にアカウントコードが付加されます。詳細課金情報をアカウントコードに基づ
き分類したり、集計することができる
21
5.多機能電話機(1/4)
サービス機能
機能内容
マイライン表示
多機能電話機が空き状態のときに、自ラインの内線番号およびネーム情報を表示する。
プライムライン
受話器を上げるだけで設定した内線を捕捉する。プライムラインとは多機能電話機の受話器
を上げるか、モニタ/スピーカボタンを押すだけで自動的に捕捉する内線ボタンをいいます。
可変機能ボタンに設定される内線番号に対し、いずれか一カ所に設定できる。
マルチプルマイライン
多機能電話機のラインキーに同一番号マルチライン(マイラインと同一番号のサブライン)
を収容し、発着信を行うことがきます。
マルチライン
多機能電話機の可変機能ボタンにマイラインとサブラインを収容することができる。マルチ
ラインに対する機能設定ができる。
インタカム呼出し
多機能電話機で構成されるグループ内線の任意の電話機から他の電話機をワンタッチで呼
び出すことができる。
ダブルワンタッチ呼出し
多機能電話機のワンタッチボタン 1 個に対し、ワンタッチ呼び出し番号を 2 つ登録できるよ
うにしたものです。2 つのワンタッチ呼び出し番号の選択は可変機能ボタンに登録してある
ページ切替えキーにより選択する。
チェーンダイヤル
ダイヤル操作を簡略化できる。一連の相手番号を局番と加入者番号などに分けて、それぞれ
多機能電話機のワンタッチボタンに登録できる。内線はこのワンタッチボタンを任意に組み
合せて押すことにより、局線、専用線発信が行えます。
ワンタッチ転送
通話中に指定した内線に、ワンタッチで転送することができる。電話機のボタンに、内線番
号を登録する方法は以下の 2 種類。
• ワンタッチボタンに登録して転送する
• 可変機能ボタンに登録して転送する
ワンタッチ呼出し
ワンタッチボタンに内線番号を登録して、ワンタッチで内線を呼び出せる機能。
可変機能ボタンによるワ
局線/専用線発信がワンタッチでできる。多機能電話機の可変機能ボタンにあらかじめ相手
ンタッチ呼出し
番号を登録しておくと、局線/専用線発信をワンタッチできる。
ミックスダイヤル
一連の相手番号を局番と加入者番号に分けて、たとえば区域ごとに共通に使用される局番だ
けを多機能電話機のワンタッチボタンに登録しておきます。内線はワンタッチボタンによる
発信操作にひきつづき加入者番号を追加ダイヤルすることにより、局線、専用線発信が行え
る。
ワンタッチホットライン
多機能電話機の可変機能ボタンにラインボタンとしてホットライン内線を設定することに
よりホットライン接続ができる。また、相手先が二者間通話中に割込みキー操作により、そ
の通話に割込むことができる。
ポーズ登録
使用条件に応じて、ワンタッチボタンなどにポーズを設定できる。
LCD 白黒反転表示
IP 多機能電話機およびデジタル多機能電話機の LCD の表示、背景、文字、アイコンを白黒反転
することができる。
サービス種別表示
多機能電話機に現在どのような状態なのかを表示する。内線代表、不在転送、コールピック
アップなどのサービス実行時にその種別を表示できる機能。
22
5.多機能電話機(2/4)
サービス機能
機能内容
サブライン発信者情報表
このサービスではサブライン着信時に、発信者情報(発呼側の番号および登録ネーム情報)
示
を電話機の LCD 上に表示することができる。応答は、表示している発信者の着信に対して応
答となる。
ネームディスプレイ
内線相互通話において、LCD 付多機能電話機およびソフトフォンの LCD 部分へ通話相手の氏
名などを表示するものです。
IP 多機能電話機における
電話帳機能を持つ IP 多機能電話機にて、呼出中・着信中・通話中に相手番号が電話機側電
ネームディスプレイ
話帳に登録されている場合に、電話帳に登録されているネームを表示する。電話帳機能がな
い IP 多機能電話機や電話帳に未登録の場合は、本体からの送信されるネーム情報を同じ位
置に表示する。
ダイヤル番号秘匿化
多機能電話機からユーザ ID やパスワードなど他の人に知られたくない情報をダイヤルする
場合、ダイヤルした番号を秘匿(ダイヤルした番号ではなく記号で表示) することができ
る。
介在内線状態表示
介在した内線を表示する。転送などでの着信で介在した内線番号を表示する
漢字表示多機能電話機
多機能電話機における各種表示文字およびソフトキー、ヘルプ表示を漢字で表示する。
経過時間表示
表示器に通話時間を表示する。局線、専用線(共通線を除く) との通話中に通話を開始し
てからの経過時間を表示する。
時刻表示
中継台/多機能電話機に常時、時刻表示することができる。
多言語表示
一つのシステムで最大 10 種類の言語を選択し、多機能電話機における各種文字を複数の言
語で表示する
被呼内線状態表示
内線の状態がわかります。内線番号をダイヤルしたときに相手内線の状態(話中など) を
多機能電話機の LCD ディスプレイに表示できる機能。
オンフックダイヤル
受話器を置いたまま発信できる。受話器を置いたままダイヤルし、相手が出たら受話器をと
って応答することができる。
PBX ダイヤルイングルー
このサービスは、PBX ダイヤルインサービスにおいて、着信の表示を“応答” ランプにし、
プ着信(多機能電話機)
その応答は“応答” ボタンを押すことにより可能となる
スピーカ受話
電話機のスピーカで聞けます。受話器を置いたままで、電話機に内蔵されたスピーカから相
手の声を聞ける機能。
フッキング
一般内線がフッキングにて使用できるサービスを多機能電話機のフックボタンを押すこと
により可能とする機能。
三者通話
通話中の内線が、さらに他の内線または専用線を呼び出し、通話に参加させて三者間で通話
ができる。
オフフックリンギング
オフフック時(通話中) は、他のラインへの着信呼のリンガーを鳴らさないようにするこ
とができる。
23
5.多機能電話機(3/4)
サービス機能
機能内容
コールパーク保留(多機能
グループ保留サービスとは、通話中に保留ボタンを押したときコールパーク状態とし、多機
電話機の保留ボタンによ
能電話機の可変機能ボタンで保留状態の確認・再取を可能とする。
る)
コールヒストリー
IP 多機能電話機、SIP マルチライン多機能電話機において、外線/内線からの着信を最大 20
件記録する機能です。未応答着信の場合、ランプ点灯などで通知する。
電話帳(ブックフォン)
このサービスは、個人およびシステムごとに使用する電話帳機能(フォンブック) を提供
する。フォンブックからの発信時は、ダイヤルした番号と一致した電話帳データの名前、電
話番号を表示する。着信時は、発信者番号と一致した電話帳データの名前、電話番号を表示
する。
スタック再ダイヤル(リダ
多機能電話機の内線ごとに最後にかけた電話番号を 20 回前まで記憶しています。内線から
イヤル機能)
ボタン操作をすることにより、記憶されていた電話番号を自動的に再送出する。
シリーズコール
オペレータ内線が局線/専用線に対してシリーズコールを設定したあと、オペレータ内線に
より転送された転送先との通話が終了して転送先内線/ トランクが復旧した場合、局線/専
用線に対して次の接続先内線/ トランクの電話番号のダイヤルを促すためのアナウンスを
送出し、局線/専用線が次の接続先内線/ トランクの番号をダイヤルすることにより、発信
者がかけなおしをすることなく、連続して内線/ トランクを呼出可能とするものです。
システム設定によるセキ
セキュリティボタンを押すと、簡単にセキュリティモードが設定できる。
ュリティモード無効化
音声呼出し
多機能電話機内線に対して呼出しを行ったとき、アクセスコード/ ワンタッチで呼出音から
音声に切替えて、氏名で呼出すことができる。
グループ音声呼出し
グループ音声呼び出しのアクセスコードまたは、多機能電話機の“グループ音声呼び出し発
信” ボタン(可変機能ボタン) を押すことにより指定グループに属する多機能電話機のス
ピーカから音声呼び出しができる。呼び出された人は、応答アクセスコードまたは可変機能
ボタンを押すことで音声呼び出しの呼に応答できる。
呼びリン
多機能電話機ユーザがあらかじめ設定した内線に対し呼出音 1 回を送出できる。
セーブダイヤル
今ダイヤルした番号が記憶できる。通話中に、今ダイヤルした電話番号を記憶させる機能で
す。
ダイレクトダイヤル
受話器を上げたり、スピーカボタンを押したりすることなく、直接ダイヤルキーパッドから
ダイヤルするだけで発信することができる。
一括発呼
多機能電話機が空状態でダイヤルキーパッドからダイヤルしたあとに、受話器を上げる、ま
たはスピーカボタンを押すことにより発信ができる。
メッセージリマインダ
多機能電話機相互間で不応答または話中の場合、メッセージボタンを押すことにより被呼者
に時刻と自分の内線番号を登録することができる。被呼者は、そのメッセージを読み出し、
設定者を呼び返すことができる。またその設定数が多機能電話機のディスプレイに表示され
ます。
音声消音
通話時に送話音を一時的に遮断し、通話相手に音声が届かないようにする。
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5.多機能電話機(4/4)
サービス機能
リンガー消音
機能内容
多機能電話機の可変機能ボタンに割り付けられた消音ボタンを押すことによって、リンガー
を消すことができる。また、消音ボタンをもう一度押すことによって消音を解除できる。
側音量可変化
システムデータの設定により、側音量を変更することができる。
多機能電話機オーバーラ
IP 内線がすでにログインされている内線と同じ番号でログインしようとしたとき、画面に
イド規制
“DoubleAssignment” (二重登録) が表示され、オーバーライドログインが規制されます。
多機能電話機 昼夜切替え
多機能電話機から、昼/夜モードの切り替えを行うことができる。
着信拒否
着信拒否ボタンを押すことにより、以後の着信を禁止することができる。また、設定によっ
て、発信者の多機能電話機のディスプレイ上に“キセイ” 表示をするか“キョヒ” 表示を
するかを選択できる。
着信鳴音指定
電話機ごと、可変機能ボタンごとに着信音を鳴らすか、鳴らさないかを指定できる。マルチ
ラインのラインごとに指定できる。
多機能電話機パワーセー
一時的にデジタル多機能電話機への給電をオフにする。また SIP マルチライン多機能電話機
ブ機能
においては節電モードにより、システムの消費電力を抑えて節電することができる。
停電用 Dterm 接続
アナログ回線および INS 回線において、停電時に多機能電話機または一般電話機での対応が
可能です。障害時に夜間本電話切替パッケージ使用することで局線を停電用電話機に切替え、
その電話機から発着信できる。
DSS コンソール
DSS コンソールは、デジタル多機能電話機と一緒に使用する。DSS コンソールのボタンは、
ラインボタンまたは、ファンクションボタンとして使用できる。
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6.中継台サービス機能(1/3)
サービス機能
中継台ステップコール
機能内容
中継台扱者が呼び出そうとした内線が通話中のとき、電話番号が末尾の 1 桁以外は同一で、末
尾の 1 桁のみ異なる内線を呼び出す場合には、この末尾の 1 桁のみをダイヤルするだけで呼び
出しを行うことができる。
中継台応答・自動保留/
(1) 二者間で通話中のとき、応答ボタン 1 つで保留キー+応答キー2 つと同じ意味になる。
自動復旧
(2) 三者接続のとき、応答ボタン 1 つで復旧キー+応答キー2 つと同じ意味になる。
中継台可変短縮ダイヤル
頻繁に電話をかける相手先には、あらかじめ可変短縮ダイヤル番号を設定しておきます。長い
桁数の電話番号の代わりに、短い桁数の可変短縮アクセスコードと可変短縮ダイヤル番号をダ
イヤルするだけで相手を呼出すことができる。
中継台固定短縮ダイヤル
中継台扱者は、長い桁数の番号の代わりに、短い桁数の固定短縮アクセスコードと、固定短縮
ダイヤル番号をダイヤルすることにより、相手を呼出すことができる。
中継台個別呼出し
内線は複数の中継台の中から 1 台を指定して呼び出すことができる。
中継台通話録音
中継台扱者は、その発着信の通話を録音することができる。
中継台不応答情報出力
局線からの中継台着信において、一定時間中継台が応答できない場合、外部装置へ通報(接点
情報出力) するサービスです。
中継台保留音送出
中継台扱者が局線、専用線あるいは内線を保留したときには、保留された相手にはメロディー
を送出することができる。
中継台夜間不在転送
局線着信呼への応答方式を中継台方式から分散方式または個別着信方式に切替えたあとの内線
からの扱者呼出しを、特定内線に転送できる。
トランク指定捕捉
中継台から任意の空き局線トランクを指定捕捉し、発信することができる。
オートマチックリコール
中継台扱者が内線を呼び出して簡易操作で抜けたときから一定時間を経過しても応答されない
ときまたは、保留状態が一定時間経過したとき、自動的に中継台の回線状態表示ランプ上にそ
の旨が表示されます。
シリーズコール
局線着信呼を 2 つ以上の内線へ続けて接続したいとき、最初の内線を呼び出すときに中継台で
キー操作をしておきます。最初の通話が終了して内線が受話器を下ろしたとき、自動的に中継
台が呼び出されますので、中継台扱者は局線に再介入し 2 番目の内線へ接続することができる。
全自動キャンプオン
中継台扱者が局線着信呼を内線に接続しようとしたところ、被呼内線が通話中であった場合、
キャンプオン操作をする。被呼内線が通話を終え、受話器を下ろすと自動的に被呼内線を呼び
出して局線と内線を直接接続することができる。
簡易操作(中継台)
中継台扱者は局線着信呼(ISDN 回線からの着信を含む) に応答後内線を呼び出したあと、内
線が応答する前にその呼から抜けることができる。
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6.中継台サービス機能(2/3)
サービス機能
即時依頼接続
機能内容
中継台扱者が内線から局線発信接続を依頼されたとき、内線側は受話器を上げたままで、中
継台扱者の操作により局線へ接続されます。
待時依頼接続
中継台扱者が内線から局線発信接続を依頼されたとき、内線に受話器を下ろして待たせてお
き、局線を接続したあと、待たせてあった内線を呼び返すことができる。
半自動キャンプオン
中継台扱者が局線着信呼を内線に接続しようとしたところ、被呼内線が通話中であった場
合、キャンプオン操作をする。被呼内線が通話を終え受話器を下ろすと中継台扱者に対して
終話表示するので、中継台扱者は再介入し、局線を被呼内線に接続できる。
リコール応答
局線と通話中、内線がフッキングとアクセスコードをダイヤルすることにより中継台扱者を
呼び出しした場合、中継台はこれに応答して他の内線への接続替えなどを行うことができ
る。
分割通話
中継台扱者は、内線と通話後局線との通話に戻ったり、再び局線を保留し内線と通話するな
ど、自由に内線、局線を選択して通話ができる。
台間打ち合わせ
中継台から他の中継台を呼び出して、中継台相互間で打ち合わせ通話を行うことができる。
台間転送
呼を取り扱い中の中継台は、他の中継台と通話できる。その後、中継台相互間で、取り扱い
呼を転送することができる。
呼状態表示
回線状態表示ランプ上で、中継台取扱い呼の“扱中”、“保留”、“話中”、“呼出”、“応
答” の状態が表示されます。
時刻表示
中継台/多機能電話機に常時、時刻表示することができる。
積滞呼表示
未応答の着信呼がある場合、ディスプレイに表示されます。
中継台ネーム表示
発信者番号を INS あるいはアナログ網より受信したとき、あらかじめ設定された発信者の名
前(内線:16 桁、局線: 15 桁) をディスプレイ に表示させることができる。
内線話中表示
通話中の内線を中継台上部の表示盤上にランプ表示できる。
中継台ランプチェック
中継台に実装されているすべてのランプのチェックができる。
着信呼種識別
中継台への着信呼は、呼種(局線、専用線)、案内(ISDN 端末を含む内線からの中継台扱者
呼び出し)、再呼( リコール) などのランプで表示されるので、中継台扱者は応答順位を
選択できる。
中継台回線全話中表示
局線、専用線などの回線がすべて使用中のとき、中継台のトランクグループ対応のランプが
点灯し、中継台扱者にその旨知らせることができる。
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6.中継台サービス機能(3/3)
サービス機能
機能内容
局線番号表示
取扱い中の局線番号(4 桁) を中継台に表示することができる。
ダイヤルモニタ
中継台でダイヤルされた各種番号(局線番号、内線番号など) がキーパッド を押すごとに
表示されるので、チェックすることができる。
監視呼
中継台は局線または専用線を内線に接続したあと、その呼の通話状態を継続して監視するこ
とができる。必要により中継台扱者は、監視中の呼に再介入することができる。
中継台再介入
トランク指定捕捉操作を行ったところ、トランクが通話中であった場合、キー操作により、
話中トランクに割込むことができる。
中継台割込み
中継台扱者は呼び出そうとした内線が話中のとき、キー操作により、その通話中内線に割込
むことができる。
着信順応答
中継台扱者は中継台への着信呼に、着信順に応答することができる。
中継台オーバフロー
局外からの着信呼に対して、中継台扱い者が一定時間応答しない場合、その着信呼は夜間転
送先に接続されます。
中継台ディレイアナウン
トランクから中継台へ呼が着信したとき、中継台扱者が応答するかまたは発信者が途中放棄
ス
するまで、発信者に対してアナウンスサービスを提供する機能です。
中継台ディレイアナウン
中継台への局線着信呼に中継台扱者が一定時間応答しなかった場合、トーキトランクに接続
ス サイクリック
して発信者にアナウンスサービスを提供する機能です。
中継台経由着信接続
局線からの着信があれば、中継台扱者は応答キーの操作で応答し、ダイヤルにより要求され
た内線へ接続することができる。
オートレリーズ
局線着信呼に中継台扱者が応答する前に局線側が途中放棄した場合、中継台の着信表示が止
まります。
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7.ネットワーク機能
サービス機能
ルート選択パターン時間
機能内容
局線発信や専用線発信において、時間帯ごとに最も安い最適なルート選択を行います。
切替え
ルート選択パターン自動
迂回ルートの選択パターンを夜間/休日など自動的に切替えることができる。
切替え
ルート選択パターン中継
トラヒックが急に高くなったときなど、局線中継台からのボタン操作により迂回ルートの選
台切替え
択パターンを変更できる。
最適ルート選択
内線からの局線発信、または専用線発信において、あらかじめ定められたパターンに従い最
もコストの安いルート/最適ルートの選択を行います。
タンデム接続
システムに収容された、あるルートからの着信側専用線を、別のルートへの発信側専用線に
接続することができる。
タンデムトランクキュー
タンデム接続時に発信側トランクがすべて使用中の場合、サービス設定音が聞こえるので発
イング
信側専用線が空くまで待ち合わせ、空きになり次第、タンデム接続ができる。
タンデムパッド制御
タンデム接続における入トランクと出トランクで、レベル制御を行うことによりネットワー
ク全体の音量調整を行う。
デジタルトランクインタ
デジタルトランクインタフェースを設置することにより、音声信号、データ信号を多重して
フェース
通信できる。
異常通話時間回線監視
極端に長い通話や、極端に短い通話があった端子情報(内線番号、トランク番号など) を
保守コンソールに出力できる。
外線フッキング
PB 電話機/多機能電話機があらかじめ設定されたトランクを使って、通話中にフッキング操
作を行うことにより、使用しているトランクを通して対局にフッキング信号を送出する機能
局間クラス転送( トラベ
ネットワーク内の相手局に対して発呼内線の接続規制クラスを転送することができる。
ルクラスマーク)
局線自動迂回(専用線全話
専用線が全回線使用されている場合、局線へ自動的に迂回して、被呼者と接続することがで
中時)
きる。
特定番号規制
ダイヤルされた電話番号をトランク捕捉前にチェックし、特定番号の発信規制のみを許可す
る。
特定ルート選択音
回線使用料金の高い回線を選択した場合、発信者(内線) に対して識別音(800Hz、約 250ms
間) を送出する。
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8.ISDN 機能(1/2)
サービス機能
機能内容
BRI トランク収容(2B+D) INS ネット 64 (基本インタフェース) を収容し、INS ネットに発着信ができる。また、ゲー
トウェイ装置(BRI)を設置することで INS64 (BRI) と IP 網を接続することができる。
H0 交換
384kbps の伝送容量をもつ H0 (6B) チャネルを使用し、TV 会議システムやファイル転送( コ
ンピュータ間) など、比較的大容量のデータ交換をする機能です。
INS ネット自動迂回(専
専用線が全話中のとき、または故障によって閉塞されているとき、INS ネットへ自動的に迂回
用線全話中時)
できる。
ISDN 網障害時の自動迂
ISDN 網に故障が発生して発信接続ができなかったとき、他のトランクへ迂回して接続する機
回
能です。
PRI
ト ラ ン ク 収 容
INS ネット 1500 (一次群速度インタフェース) を収容し、INS ネットに発着信をするもので
(23B+D)
す。
ルート共用化
ISDN トランクを複数インタフェース使用した場合に同一ルート番号を使用してその複数イン
タフェースを制御する。
音声/ データルート選択
ISDN 端末および ISDN 端末以外の発呼者が INS ネットへ発信するとき、その端末の情報転送能
力に応じてシステム側で自動的に選択信号交換を行い、着番号を変更することができる。
私設番号計画(プレフィ
NTT から付与される INS ネット回線番号の他に、INS ネットに対して自由に番号を設定するこ
クス方式)
とができる。
発信専用制御
INS ネットのふくそう時に、着信をシステム本体側で規制し、規制した回線を発信専用として
使用することができる。
優先閉域接続
複数の INS ネット加入者間でグループをつくり、グループ間にまたがる発着信を制限するサー
ビスです。
料金情報通知
内線が INS ネットを使用して発信したとき、通信終了後に内線端末に通話料金を表示する機能
です。また、この料金を通話料金管理装置に通知できる。
μ-law/A-law 変換
発信局と着信局の間にテレフォニーサーバがある場合、ユーザ情報レイヤ 1 プロトコル(μ
-law/A-law)を発信トランクの局データに従い変換するサービスです。
追加ダイヤルイン・外線
このサービスは、INS ネットのダイヤルイン番号の 1 つをリモートアクセス番号として利用す
アクセス(PB 利用)
ることにより、INS ネットからリモートアクセス番号による着信時には、アナウンスなどの指
示後、発信者が追加番号をダイヤルすることにより、内線、ISDN、アナログ網、単位料金区域
への専用線、No.7 共通線に接続することが可能です。
追加ダイヤルイン・外線
INS ネットのダイヤルイン番号の一つをリモートアクセス番号として利用し、着信を「INS ネ
アクセス(サブアドレス
ットダイヤルイン」から「着サブアドレス呼出し」に切り替え、サブアドレス番号で該当内線
利用)
を呼び出す機能です。
追加ダイヤルイン・外線
このサービスは、INS ネットから通知された発信者番号を ID コードとして追加ダイヤルイン
アクセス(発信者識別)
外線アクセスの利用可否をチェックし、特定の端末にだけ追加ダイヤルイン外線アクセスサー
ビスを提供することができる。
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8.ISDN 機能(2/2)
サービス機能
機能内容
INS ネットダイヤルイン
発信者がダイヤルイン番号をダイヤルして、直接システムの内線を呼び出す機能です。
INS ボイスワープ対応
このサービスは、INS ネット加入者に提供される INS ネット付加サービス「ボイスワープ」
および「ボイスワープセレクト」の機能を提供するものです。
INS 迷惑電話おことわり
このサービスは、INS ネット加入者に提供される INS ネット付加サービス「迷惑電話おこと
サービス対応
わりサービス」の機能を提供するものです。
着サブアドレス呼出し
INS ネットから、着サブアドレス番号(内線番号) を受信すると、指定内線に着信させる機
能です。
発信者番号表示(ISDN)
INS ネットから内線に着信したとき、その内線に発信者番号を表示させます。
発信者情報表示(ネーム表
発信者番号を INS 網より受信したとき、あらかじめ設定された発信者の名前を多機能電話機
示) -ISDN
の LCD に表示させることができる。
発信者番号通知
内線が、INS ネットを使用して発信したとき、代表番号、あるいはダイヤルイン番号を着信
者に通知する機能です。
発信者番号通知(呼ごと) 内線から INS ネットを使用して発信したとき、代表番号、あるいはダイヤルイン番号を着信
者に通知する機能です。
回線番号通知サービス
CCIS トランクまたは ISDN トランクタンデム接続において前位局の入側トランクに対し、回
線番号が登録されている場合、この回線番号に局番(RT=0 の逆番号) を付加して発呼者番
号とする。
内線代表 ISDN 発信者番号
この機能は、INS ネット 1500/INS ネット 64 および専用線(Dp チャネル専用線/JS-11572 共
通知
通線) への発信接続において、子内線から発信した発信者番号をシステムで処理し、代表
番号を INS ネット 1500/INS ネット 64 および専用線(Dp チャネル専用線/JS-11572 共通線)
に送信する。
発信者番号 Dch 毎送出機
発信者番号同時送出の機能を<基本インタフェース>、<一次群インタフェース>に分けて
能
説明する。
(1) 基本インタフェース
発信者番号情報を送出できない ISDN 端末に対して、システム本体側で D チャネルごとに発
信者番号(B1 チャネルに設定した番号) を他インタフェースに送出する。
(2) 一次群インタフェース
ルート番号ごとに局データで設定した発信者番号を他インタフェースに送出する。
発サブアドレス通知
内線が、INS ネットを使用して発信したとき、その内線の番号を発サブアドレスとして着信
者に通知する機能。
着サブアドレス通知
内線が INS ネットを使用して発信するとき、電話番号+着サブアドレスをダイヤルすると着
サブアドレスを通知して、基本インタフェースにマルチポイント接続された複数の ISDN 端
末の中の 1 台を指定して着信させることができる。
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9.ISDN 内線関連機能機能(1/2)
サービス機能
BRI 端末収容(ポイント to
機能内容
ISDN 端末(基本インタフェース) をポイント to ポイント接続により収容できる。
ポイント接続)
BRI 端末収容(ポイント to
ISDN 端末(基本インタフェース) をポイント to マルチポイント接続により収容するもの。
マルチポイント接続)
BRI TA 収容(ポイント to
TA (ターミナルアダプタ) をポイント to ポイント接続により収容できる。
ポイント接続)
BRI TA 収容(ポイント to
TA ( ターミナルアダプタ) をポイント to マルチポイント接続により収容できる。
マルチポイント接続)
G4FAX 接続
内線として、G4FAX を収容し、内線相互、INS ネット、高速デジタル専用線などと G4FAX 通
信をする機能。
ISDN 端末・料金情報通知
ISDN トランクから発信したとき、呼設定時、または呼終了時に INS ネットから通知された
料金情報を ISDN 端末に表示する。
PRI 内線収容(23B+D)
ISDN 端末としてターミナルアダプタ(一次群速度インタフェース・23B+D (1.5Mbps) の機
能をもつもの) を収容する。
グループ呼出し
INS ネットからグループで登録している ISDN 端末のダイヤルイン番号を受信したとき、その
グループ内の伝達可能な ISDN 端末をすべて呼び出する。
サブアドレス呼出し
このサービスは、グループ呼び出しと個別呼び出しに分かれます。
(1) グループ呼び出し
INS ネットから受信したダイヤル番号にグループで登録している着サブアドレスが付加され
ていたとき、そのグループ内の ISDN 端末だけを呼び出する。
(2) 個別呼び出し
INS ネットから受信したダイヤル番号に個別で登録している着サブアドレスが付加されてい
たとき、その指定されたサブアドレスを登録している ISDN 端末を呼び出する
フレックスホン/ コール
このサービスは、INS ネット加入者に提供される INS ネット付加サービスコールウェイティ
ウェイティング
ングの機能を内線利用者に提供するもの。
フレックスホン/ 三者通
このサービスは、INS ネット加入者に提供される INS ネット付加サービス三者通話の機能を
話
ISDN 端末に提供するもの
フレックスホン/ 着信転
ISDN 端末(個別番号) へ着信があった場合に、着信があったことを着信端末へいったん通
送
知し、着信端末から転送要求があった場合、着信転送先へ着信呼を転送する。
フレックスホン/ 通信中
このサービスは、INS ネット加入者に提供される INS ネット付加サービス通信中転送の機能
転送
を ISDN 端末に提供するもの。通信中転送サービスとは、通話中に第三者へ発信し、第三者
が応答したあと、あるいは呼び出し中に転送を起動することで通話中の相手と第三者を通話
させるサービス。
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9.ISDN 内線関連機能(2/2)
サービス機能
機能内容
モバイルサービス
内線と、テレフォニーサーバに収容されていない携帯電話を一つの内線番号で管理できる。
ユーザ間情報通知(UUI)
INS ネット付加サービス“ユーザ間情報通知(サービス 1)” を利用することができる。
個別呼出し
INS ネットから個別で登録している ISDN 端末のダイヤルイン番号を受信したとき、そのグル
ープ内の伝達可能な ISDN 端末だけをすべて呼び出する。
発信者番号設定/ 通知(マ
マルチポイント接続した ISDN 端末から内線発信した場合、その端末個別の発信者番号を着
ルチポイント接続)
信側の多機能電話機に表示させる機能。
通信中着信通知
このサービスは、INS ネット加入者に提供される INS ネット付加サービス通信中着信通知の
機能を提供するもの。
このサービス内容は大きく分けて<通知機能> と<応答機能>の 2 つに分けられます。
<通知機能>
システム内に収容されている ISDN 端末が通話中(2B+D、1B+D インタフェースの全チャネル
通信中) であるとき、その ISDN 端末に対する新たな着信は、本来なら話中切断となり、発
呼者に話中音をかえする。しかし、このサービスにより、新たな着信を、話中切断とせずに
通信中着信通知として通話中の ISDN 端末に知らせることができる。
<応答機能>
通話中の ISDN 端末が通信中着信通知を受信時、その通信中着信通知に応答することにより、
通信中着信通知受信以前の通話者との呼を切断して、新たな相手と通話することができる。
通信中着信通知一時停止
このサービスは、INS ネット加入者に提供される「INS ネット付加サービス通信中着信通知
一時停止」の機能を提供するもの。通信中着信通知一時停止サービスとは、システム内に収
容される ISDN 端末の操作により、システムからの通信中着信通知を、一時的に停止したり、
その停止を解除することができるサービス。
通信中転送(JS-11572)
このサービスは JS-13869 にもとづく通信中転送を行うサービスです。以下の 2 タイプに分
けて説明する。
• タイプ 1 両方の呼が「通信中」である場合の通信中転送
• タイプ 2 ひとつの呼が「呼出中」である場合の通信中転送
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10.専用線関連機能(1/2)
サービス機能
Dp チャネル専用線
機能内容
このサービスは、共通線信号方式を適用するテレフォニーサーバ間デジタルインタフェース
において、ネットワークコネクションの設定、維持および切断復旧を TTC 標準 JJ-20.21 (テ
レフォニーサーバ関連インタフェース) で規定されるインタフェース構造における Dp チャ
ネルのメッセージで制御する。
Dp チャネル専用線分割化
Dp チャネル信号方式を用いてインタフェースの分割化を行い、インタフェースを制御する信
号方式が Dp チャネル信号方式以外の信号方式(No.7 共通線/個別線) と混在した分割化が
可能
Dp チャネル専用線 H0 交
この仕様は、ISDN (テレフォニーサーバ間デジタルインタフェース) 共通チャネル形信号
換(2M)
を用いて 2M インタフェースの[H0 (384kbps)] 交換サービスをし、2M インタフェース
の H0 の呼を制御するもの。条件としては H0 交換だけの適応とする。
JS-11572 共通線
このサービスは、テレフォニーサーバ―テレフォニーサーバ間のプライベート ISDN を
ISO/IEC JS-11572 で規定されるプロトコル制御(回線交換ベアラサービス) で提供する。
JS-11572 共通線ルックア
このサービスは JS-11572 の付加サービス。中継局において発信したルートの先で全話中な
ヘッド
どの状態に遭遇した場合に、中継局で局データに従って迂回発信を行うことができる。
JS-11572 共通線リコール
JS-11572 に基づくリコールサービス。転送時に転送先が不応答、話中などで応答しなかった
場合、介在者を呼び返したときに、呼び返された介在者の端末番号を転送前の通話相手へ通
知する
JS-11572 共通線リンク再
JS-11572 に基づくリンク再接続を行うサービス。異なるノード間での通話から同一ノードへ
接続
転送した 2 者通話において、余分なパスを使用しているときに自動的に経済的なパスに張り
替えます。
着信中転送(JS-11572)
このサービスは JS-13873 にもとづく着信中転送を行うサービス。以下の 3 種類からなる。
• 着信中転送-可変不在転送
• 着信中転送-話中転送
• 着信中転送-不応答転送
また、冗長なリンクを防止するため、発呼者からの再発呼を行うリルーチング機能もこのサ
ービスに含まれる。
イベントベース CCIS
システム間を INS ネット 1500 (公衆 ISDN) 網を使用してイベント(呼発生、MCI メッセ
ージ送出など)ごとに仮想専用線接続を行う。
イ ベ ン ト ベ ー ス CCIS
システム間を JS-11572 専用線を使用してイベント(呼発生、MCI メッセージ送出など) ご
(JS-11572)
とに仮想専用線接続を行います。この専用線は No.7 CCIS (共通線) の信号プロトコルを
使用する。
バーチャルタイライン
バーチャルタイラインとは仮想化専用線という意味で、INS ネット 1500 を一時的に専用線と
見なして利用できる機能。通常時の専用線回線数を絞りこんでおき、トラヒックが多い時間
帯に INS ネットを利用して専用線の回線数を増やす。
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10.専用線関連機能(2/2)
サービス機能
機能内容
局間 H0 交換-ISDN
このサービスは、
JS-11572 において基本速度 64K の任意の倍数での情報転送速度を提供する。
局間 ISDN 属性情報通知
ISDN 網または ISDN 端末から送られてくる属性情報を No.7 共通線で接続される他局へ通知。
局 間 キ ャ ン プ オ ン
このサービスは JS-13870 (私設網間完了付加サービス信号プロトコル) に基づく、局間に
(JS-11572)
おいてキャンプオンを行うサービス。内線 A の呼出しに対して、被呼者である内線 B が話中
の場合に、内線 A の操作により、内線 B に対してキャンプオンを設定できる。内線 B が受話
器を置いた時点で、内線 A に呼び返しを行い内線 A が応答し、内線 B を呼出する。
局間発サブアドレス通知
ISDN 網または ISDN 端末より送られてくる発サブアドレスを共通線で接続される他局へ通知
するサービス。発サブアドレスは、その他局の ISDN 回線着信方式がダイヤルイン方式であ
れば、ISDN 網に対して通知することができる。
局間発信者番号通知
ISDN 網または ISDN 端末より送られてくる発信者番号(最大 16 桁) を No.7 共通線で接続さ
れる他局へ通知するサービス。
局間不応答キャンプオン
このサービスは JS-13870 (私設網間完了付加サービス信号プロトコル) に基づく、局間に
(JS-11572)
おいて不応答キャンプオンを行うサービス。
高速デジタル回線による
ISDN 端末から高速デジタル回線(専用線) に発着信できる機能。
ISDN サポート
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11.通話料金管理機能
サービス機能
機能内容
ID コード料金管理(フォ
フォースド・アカウントコードをダイヤルしない場合、局線への発信が行えないように設定
ースド・アカウントコー
することができる。局線への発信者がフォースド・アカウントコードをダイヤルしたあとに
ド)
電話番号をダイヤルすると、発信することができる。
MA-ID 情報出力
1 台のテレフォニーサーバに対して複数の拠点が存在する場合、IP 網に接続している各拠点
に対して MA-ID (MessageArea ID : 位置情報の識別 ID)を割付けることができる。各通
話ごとにそれぞれの内線(発呼者/被呼者)が属している MA-ID を通話料金管理装置に出力
する。
通話料金管理装置(SMDR) 通話料金課金管理(RS-232C インタフェース) は、トランク発信呼、トランク着信呼、タ
ンデム接続呼、内線相互通話の呼発生時刻、呼終了時刻、ダイヤルされた対地番号、あるい
は送出された対地番号、INS から送られてくる料金情報等を、IOC カードから RS-232C イン
タフェースで出力する。それらの課金情報は、課金装置で日報・月報などの編集、料金計算、
プリンタ出力などができる。
明細メモリオーバフロー
通話料金管理装置などで通話料金管理を行う場合、テレフォニーサーバに蓄積される通話明
表示(テレフォニーサー
細情報の蓄積メモリ数の空きが少なくなったときに、メモリオーバーフロー予告としてシス
バ)
テムメッセージにより通知することができる。
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12.保守運用機能(1/2)
サービス機能
FTP 対応(LAN1)
機能内容
FTP を利用してシステム内の CF カードと PC 間で以下のようなファイル転送を可能とする。
(1) IP 端末プログラムアップロード/ダウンロード
設定により IP 端末プログラムダウンロード時に FTP サーバとしてテレフォニーサーバを利
用する場合、本サービスで IP 端末にダウンロードするファームウェアをテレフォニーサー
バへアップロードする。IP 端末は FTP クライアントとしてテレフォニーサーバからファー
ムウェアのダウンロードをすることができる。
(2) ファームウェア自動更新ツールによる IP 端末へのファームウェアダウンロードの IP
端末で、ファームウェア自動更新ツールの機能によりテレフォニーサーバからファームウェ
アをダウンロードすることが可能となる。
IP 端末プログラムダウン
IP 端末のファームウェア更新が必要なとき、手動または自動更新によりファイルのダウンロ
ロード
ードを行うことができる。
RTP 統計情報出力
音声品質に対するクレームや、IP 機器の異常に対するトラブル申告を受けた場合に、申告内
容の事実確認と原因調査のためのデータ収集を行うことができる。
トラヒック観測
呼量、ペグカウントなどのトラヒックデータを出力することができる。
発信者番号レポート
内線が着信呼に対し、不正な電話と判断したとき、内線の操作で相手の内線番号または受信
した発信電話番号の情報をシステムメッセージ“26-R” として出力する。
サービスペグカウント
テナント別に各種サービスの使用回数を計測し、保守コンソールに出力する。
定期交換部品通知
システムメッセージで、部品の定期交換時期を通知する。
IP 多機能電話機音声ルー
保守内線からの音声を、試験対象内線を通し、折り返し聴取することにより、正常動作を確
プバック
認できる。
トランク指定接続
内線電話機あるいは、中継台から任意の空きトランクを指定捕捉して発信接続ができる
トランク指定接続( コン
保守コンソールから各種トランクの番号を指定して接続できる。
ソール)
SNMP 対応
SNMP マネージャよりシステムまたは本体(SNMP エージェント) を管理するための設定を行
うことで、MIB 情報の取得やアラーム監視、障害情報( トラップ) の送信を行うことがで
きる。
アラームグレード可変化
保守コンソールからシステムメッセージごとの出力グレードおよびアラームランプグレー
ドを変更することにより、局独自に出力したいシステムメッセージ、出力したくないシステ
ムメッセージを指定することができる。
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12.保守運用機能(2/2)
サービス機能
アラーム情報通知
機能内容
この機能はシステム内で発生したシステムメッセージをあらかじめ指定されたメールアド
レス先へ E メールで自動通知するサービスです。これにより、保守者はシステム内の障害情
報、保守情報を遠隔地からでも取得することができる。
回線不良記録
内線利用者が、通話中にノイズなどの異常に気づいた場合、通話状態のままフッキングとア
クセスコードをダイヤルすることにより、その異常を登録できる。保守コンソールまたはプ
リンタに、異常発生時の端末情報および接続情報を出力する。
外部アラーム表示
内部または外部(環境状態) の異常を検出すると、アラーム表示パネルなどへ故障内容を
表示する。
多機能電話機クレーム通
多機能電話機を使用しているユーザからの音声品質に関するクレーム処理を多機能電話機
知
の操作により保守者へ連絡できる。
PHS エア書き込み
PS の加入者データの書き込みおよび、読み出し、削除などの制御をシステム本体に接続され
る PHS 基地局を通して保守コンソールから行うことができる。
PC ポートシャットダウン
保守コンソールからの操作により IP 多機能電話機/SIP マルチライン多機能電話機の PC ポー
機能
トに接続されている PC を切り離すことができる。
ライセンス登録数表示
端末種別ごとのライセンス数、IP 対応機器のデータ登録数、ラインセンス消費数など、ライ
センス登録情報を表示する機能です。
ラインロードコントロー
災害時などにおいて呼が異常に多くなり、あらかじめ設定したトラヒック(CPU 占有率) の
ル(自動)
しきい値をオーバーした場合、優先度の低い内線からの発信や他局からの着信を自動的に規
制する。
ラインロードコントロー
災害時などにおいて呼が異常に多くなった際に、システムが制御能力をオーバーしないよ
ル(手動)
う、局線中継台または保守コンソールの操作により、優先度の低い内線からの発信や他局か
らの着信を規制する。
局データ 2 世代管理
局データの 2 世代の局データを管理することができる。
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13.発信者番号通知機能
サービス機能
機能内容
ネーム・ディスプレイ対応
局線(アナログ、INS) からの着信時、通知される発信者関連情報(企業名、氏名) を受
信し漢字表示対応多機能電話機、およびネーム・ディスプレイ対応アナログ内線のディスプ
レイ(LCD) に表示させることができる。
発信者番号識別公専接続
あらかじめ設定された発信者番号からの着信のみを対象に、専用線との接続許可/規制を行
規制
うことができる。
発信者番号識別着信許可
不在転送、着信拒否 を設定した内線に対し、設定した発信者番号からの着信だけを許可す
る。
発信者番号識別着信拒否
設定した発信者番号からの着信に対し、話中音を送出する。
発信者番号識別鳴動
あらかじめ設定した発信者番号からの着信時に、任意のリンガパターンを設定することがで
きる。
発信者番号識別個別着信
アナログ公衆網から受信した発信者番号により、あらかじめ発信者番号を設定しておいた内
線に着信できる。
発信者識別不応答転送
あらかじめ設定した発信者番号からの着信を不応答転送できる。
発信者識別不在転送
あらかじめ設定した発信者番号からの着信を不在転送できる。
発信者識別話中転送
あらかじめ設定した発信者番号からの着信を話中転送できる。
発信者番号表示
アナログ局線(COT) からの着信時、着信内線(多機能電話機) のディスプレイ(LCD) に
アナログ公衆網から送られてくる発信者の電話番号(発信者番号) または発信電話番号非
通知理由を表示する。
発信者情報表示(ネーム表
発信者番号をアナログ網より受信したとき、あらかじめ設定された発信者の名前を多機能電
示)
話機の LCD(ディスプレイ) に表示させることができる。
発信者番号リターンコー
発信者番号/内線番号を多機能電話機で受信したとき、受信した発信者番号/内線番号を保存
ル
し、その後簡単な操作で、保存した発信者番号/内線番号に発信することができる。
発信者番号の専用線への
アナログ局線(COT) からの着信呼を No. 7 共通線/Dp チャネル専用線に転送する場合、No.
通知
7 共通線/Dp チャネル専用線に対し発信者番号を通知できる。
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14.PHS 機能(1/2)
サービス機能
PHS ソフトキー
機能内容
PS のディスプレイ(LCD)に表示されるソフトキーを、機能キーで操作して各種サービスが利
用できる。
PHS ネームディスプレイ
内線相互通話において、PS のディスプレイ(LCD)部分へ通話相手の氏名といった内線番号 対
応のユーザ情報を表示するサービスです
PHS グループ通信
招集者を含めて最大 20 者までの自動招集、会議通話を行うことができる。
PHS データ通信
PS にデータカード+PC を接続することにより、
PIAFS(PHS Internet Access Forum Standard)
に準拠した、32kbps/64kbps 非制限データ通信を行うことができる。
PHS 通信中圏外通知
PS が通話中の状態において、サービスエリア外(通話圏外) に移動して通話が切断されて
しまった場合に、PS の通話相手に対して PS がサービスエリア外(通話圏外) に移動したた
め通話が切断されたことをアナウンスする。
PHS 位置検索
内線からアクセスコードと PS の内線番号をダイヤルすることにより、LCD 部分に相手 PS が
使用している基地局(PHS 基地局/IP-PHS 基地局) の位置情報を表示させることができる。
その際、相手 PS は無鳴動着信となる
PHS 位置表示
PS が位置登録および発信、着信、ハンドオーバ時に使用する CS 番号を PHS 位置情報簡易表
示システム(PC : コンピュータ) に PS 位置情報として出力する
PHS 位置表示(多機能電話
PS との内線相互通話において、多機能電話機、中継台、および PS のディスプレイ(LCD)部
機 LCD)
分に通話している PS が使用している PHS 基地局の位置情報(CS ネーム情報) を表示する機
能です
PHS 分散応答
PS にて分散応答が行えます。分散応答は、局線表示盤に着信が表示されているときに、PS
からアクセスコードをダイヤルすることにより、その局線着信呼に応答することができる機
能です。
ビハインド接続機能
既設システム(PHS 機能なし) にて PS を使用したい場合、PS とアナログ局線トランク(COT)
を 1 対 1 にくくりつけ、PS の発呼ごとに該当 COT を起動(既設システム側ライン回路(LC)
に発呼) し、既設システムにて LC 呼び出し(COT 着信検出にて該当 PS の着信) を行うこ
とにより PS を既設システムの端末と同様に操作することができる。
PHS コールパーク
PS が、通話中の相手(局線、専用線、内線、PS のいずれでもよい) を一時保留するために
フッキングとアクセスコードをダイヤルする。次に他の内線(PS を含む) からアクセスコ
ードと一時保留を行った内線番号をダイヤルすることにより、先に保留されていた相手と再
度通話することができる。
PHS マルチライン収容
多機能電話機の可変機能ボタンにサブラインとして PS のラインを収容できる。これにより、
PS に着信した呼を多機能電話機から応答することができる。
PHS 圏外アナウンス
圏外状態(電源 OFF/エリア外) の PS を呼出した場合、圏外アナウンスを送出する。
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14.PHS 機能(2/2)
サービス機能
PHS 固定短縮ダイヤル
機能内容
PS にて固定短縮ダイヤルが行えます。固定短縮ダイヤルは、外線発信時に長い桁数の電話番
号の代わりに短い桁数の固定短縮アクセスコードと固定短縮ダイヤル番号をダイヤルする
だけで、相手を呼び出すことができる機能です
PHS 着信呼種別転送
可変不在転送、話中転送、不応答転送、着信不完了転送のそれぞれにおいて 1 つの PS (被
呼内線) に対し、内線からの着信に対する転送先と、外線からの着信に対する転送先の 2
つの転送先を設定することができる。
PHS 着信不完了転送
圏外状態(電源 OFF/エリア外) の PS を呼出した場合、着信不完了転送先を設定することで
転送先内線へ転送できる。
PHS 転送先からの不在転
内線/PS が自席を不在にするとき、行き先の内線/PS からダイヤルで設定しておくと、その
送
後の着信は設定した転送先内線へ自動的に接続されます。
PHS 内線キャンプオン
相手の通話が終わり次第通話できる。呼び出し先の内線が話中のとき、相手の通話が終わり
次第知らせます。オンフックボタンを押すと自動的に相手を呼び出し通話できる
PHS 内線代表
PS 内線を同一のグループとし、代表番号を設けます。グループ外の電話機(内線、外線) か
ら、その代表番号をダイヤルしたとき、同一のグループ内に空き状態の内線があれば、その
内線に着信する。
PHS 留守録
(1) 留守録機能
着信不完了転送の転送先としてボイスメールを指定しておくことにより、PS 内線が圏外状態
(電源 OFF/エリア外) のときにかかってきた電話を自動的にボイスメールに転送し、用件
を録音してもらうことができる。システムに位置登録の通知が可能な PS の場合、圏外状態
(電源 OFF/エリア外) から復帰したとき、ボイスメール に自分宛のメッセージが投函され
ていると、ボイスメールが自動的に PS を呼び出する。
(2) ボイスメール メッセージ到着機能
該当 PS へメッセージが投函されると、PS にメッセージがあることを知らせるアイコンが表
示されます。
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15.IP 機能
サービス機能
機能内容
アクセスコードごと発信
公衆 ISDN 網を収容しているゲートウェイへの専公接続をイントラネット(IP 網) を介して
者番号通知
行う際に、公衆 ISDN 網側に「アクセスコードごとに発信者番号通知」を行うもの。
ゲートウェイ装置
メインオフィスに設置されたテレフォニーサーバで、複数のリモートオフィス内のゲートウ
最適ルーティング
ェイ装置(MG) /SIP VoIP GW を制御する場合、発信端末に MA-ID 番号(Message Area ID :
位置情報の識別 ID)を付与することで、最適な発信ルートを選択して発信できる。
PHS ゲートウェイ装置
最適ルーティング
メインオフィスに設置されたテレフォニーサーバで複数のリモートオフィス内のゲートウ
ェイ装置(MG)を制御する場合、IP-PHS 基地局および PHS 基地局に対して MA-ID 番号(Message
Area ID : 位置情報の識別 ID) を付与することで、最適なルートを選択して発信できる。
SIP 内線
メインオフィスに設置されたテレフォニーサーバで、複数のリモートオフィス内のゲートウ
ゲートウェイ装置
ェイ装置(MG) を制御する場合、各拠点(ネットワーク) に対して MA-ID 番号(Message Area
最適ルーティング
ID : 位置情報の識別 ID) を付与することで、SIP 内線が REGISTER 操作を行った拠点(ネ
ットワーク) の MA-ID 番号を使用して最適なルートを選択して発信できる。
ルート選択パターン時間
各拠点の MA-ID (Message Area ID : 位置情報の識別 ID) ごとに時間帯パターン/ルート
切替え(マルチタイムゾー
選択パターンを設定し、その端末が属する拠点の時間ごとに発信ルートを選択させることが
ン)
できる。
ゲートウェイ装置(PRI)
ゲートウェイ装置(PRI) 経由での通話中において、ゲートウェイ装置 (PRI) とテレフ
オンラインレジストレー
ォニーサーバ間のネットワークが障害などによって切断された場合、その呼を保持したまま
ション
ゲートウェイ装置 (PRI) がリモートサバイバル装置(SR-MGC)へレジストレーションする
ことができる。これによりゲートウェイ装置(PRI) は、通話呼を保持しているチャネルを
除いてすべてのチャネルが利用可能となる。
ログアウト転送
ログアウト状態となっている IP 内線に着信があった場合、あらかじめログアウト転送先を
設定した内線、中継台、外線、アナウンスメント装置へ転送することができる。
通話情報 LCD 表示
通話中、ソフトキーもしくはファンクションキーに割り当てた「通話情報表示」( クレー
ム処理) キーを押すことで、IP 多機能電話機のディスプレイ(LCD)に通話情報( コーデッ
ク、ペイロード、RTP パケットロス等) をリアルタイムに表示する。
拠点別開番号収容
企業内の既存専用線ネットワークを IP 化する際、内線番号など番号計画を変更することな
しに再構築することができる。
発信者番号変換機能
テレフォニーサーバを介して発信する際、テレフォニーサーバで発信者番号を発信先に応じ
た番号に変換/生成することができる。
リモートログイン(IP 多
複数ノードで構成されたネットワークにおいて、IP 多機能電話機からのログイン操作によ
機能電話機)
り、その内線が収容されているノードに自動的にレジストレーションを行います。
リモートログイン(SIP マ
複数ノードで構成されたネットワークにおいて、SIP マルチライン多機能電話機からのログ
ルチライン多機能電話機) イン操作により、その内線が収容されているノードに自動的にレジストレーションを行う。
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16.SIP 内線機能(1/2)
サービス機能
機能内容
VoWLAN 端末ネームディス
内線相互通話において、VoWLAN(Voice over WirelessLAN)端末のディスプレイ(LCD)部分へ
プレイ
通話相手の氏名など(内線番号対応のユーザ情報)を表示するサービス。
SIP 内線コールパーク
SIP 内線が、通話中の相手(局線、専用線、内線、PS のいずれでもよい) を一時保留する
ためにフッキングとアクセスコードをダイヤルする。次に他の内線(SIP 内線を含む) から
アクセスコードと一時保留を行った内線番号をダイヤルすることにより、先に保留されてい
た相手と再度通話することができる
SIP 内線メッセージセン
この機能は、システムに外部装置を接続してメッセージセンタ(以下 MC) として使用する
タインタフェース
とき、SIP 内線の呼情報を、メッセージセンタインタフェース(MCI) を介して MC に送出さ
れます。また、MC から SIP 内線に対してメッセージウェイティング表示のオン・オフを制御
する。
SIP 内線圏外アナウンス
圏外状態(電源 OFF/エリア外) の SIP 内線を呼出した場合、圏外アナウンスを送出する。
SIP 内線固定短縮ダイヤ
SIP 内線にて固定短縮ダイヤルが行えます。固定短縮ダイヤルは、外線発信時に長い桁数の
ル
電話番号の代わりに短い桁数の固定短縮アクセスコードと固定短縮ダイヤル番号をダイヤ
ルするだけで、相手を呼び出すことができる機能です。
SIP 内線着信呼種別転送
可変不在転送、話中転送、不応答転送、着信不完了転送のそれぞれにおいて 1 つの SIP 内線
(被呼内線)に対し、内線からの着信に対する転送先と、外線からの着信に対する転送先の
2 つの転送先を設定することができる。
SIP 内線着信不完了転送
圏外状態(電源 OFF/エリア外) の SIP 内線を呼出した場合、着信不完了転送先を設定する
ことで転送先内線へ転送できる。
SIP 内線転送先からの不
内線/SIP 内線が自席を不在にするとき、行き先の内線/SIP 内線からダイヤルで設定してお
在転送
くと、その後の着信は設定した転送先内線へ自動的に接続される。
SIP 内線キャンプオン
相手の通話が終わり次第通話できる。呼び出し先の内線が話中のとき、相手の通話が終わり
次第知らせます。オンフックボタンを押すと自動的に相手を呼び出し通話できる。
SIP 内線代表
SIP 内線内線を同一のグループとし、代表番号を設けます。グループ外の電話機(内線、外
線) から、その代表番号をダイヤルしたとき、同一のグループ内に空き状態の内線があれ
ば、その内線に着信する。
SIP 内線コールパーク保
SIP 内線のソフトキーまたは、フッキング+サービスアクセスコードを使用してコールパーク
留
保留・再取りを行うことができる。同一コールパークグループに、SIP 内線と多機能電話機
を混在させることが可能です。SIP 内線で保留した呼を多機能電話機で再取りすることも、
多機能電話機で保留した呼を SIP 内線で再取りすることもできる。
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16.SIP 内線機能(2/2)
サービス機能
SIP 内線留守録
機能内容
(1) 留守録機能
着信不完了転送の転送先としてボイスメールを指定しておくことにより、SIP 内線が圏外状
態(電源 OFF/エリア外) のときにかかってきた電話を自動的にボイスメールに転送し、用
件を録音してもらうことができる。システムに位置登録の通知が可能な SIP 内線の場合、圏
外状態(電源 OFF/エリア外) から復帰したとき、ボイスメールに自分宛のメッセージが投
函されていると、ボイスメールが自動的に SIP 内線を呼び出する。
(2) ボイスメール メッセージ到着機能
該当 SIP 内線へメッセージが投函されると、SIP 内線にメッセージがあることを知らせるア
イコンが表示されます。SIP 内線の機能キーの「音声メッセージ操作」から「音声メッセー
ジ聞取」を選択、またはワンタッチキーもしくはソフトキーにて、メッセージ聞き取りがで
きる。
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17.周辺機器機能
サービス機能
機能内容
ゲートウェイ装置
ゲートウェイ装置(MG)経由で外線(アナログ公衆網/ISDN 公衆網) と通話中、ゲートウェイ
通話呼保持
装置(MG)⇔テレフォニーサーバ間のネットワークが障害などによって切断された場合、その
通話が終了するまで端末の通話を保持することができる。
三者通話機能
通話中の内線が、さらに他の内線または専用線を呼び出し、通話に参加させて三者間で通話
ができる。
IP 外部保留音機能
保留中の呼に対して、VS-32 から外部保留音を送出できる。また、外部音源として BGM 装置
を IP 電話会議/アナウスメント装置(VS-32)の MUSIC ジャック(外部入力端子) に入力す
ることもできる。
アナウンスメント機能
内線がアクセスコードをダイヤルすることにより、各種アナウンスメントサービスを使用で
きる。外部音源として BGM 装置を IP 電話会議/アナウスメント装置(VS-32)の MUSIC ジャ
ック(外部入力端子) に入力することもできる。
最適トランク選択機能
三者通話トランク/アナウンスメントトランク/IP 外部保留音トランクの選択方式として、端
末と最も近いロケーション内の IP 電話会議/アナウスメント装置(VS-32)を選択できる。
ペイロードサイズ可変化
設置場所などの問題により遅延が発生した場合でも、ペイロードタイプごとに適切なペイロ
機能
ードサイズを設定し、パケット送信周期を短くすることで、音声遅延などの音声品質を改善
することができる。
リモートサバイバル装置
リモートサバイバル装置(SR-MGC)とは、テレフォニーサーバがリモートオフィスに設置され
た IP 端末/機器を制御できなくなった場合に、テレフォニーサーバに代わって運用を行う機
器
容量拡張
サーバを複数台組み合わせることによって、クライアント数を拡張することができる機能
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18.ソフトフォン関連機能
サービス機能
PHS ソフトフォン連携
機能内容
ソフトフォンと PS を連携することにより、PS をソフトフォンのハンドセットとして、利用
することができる。
固定電話ソフトフォン連
ソフトフォンと固定電話(アナログ電話機/多機能電話機) を連携することにより、固定電
携
話をソフトフォンのハンドセットとして、利用することができる。
VoWLAN デ ュ ア ル 端 末
VoWLAN(Voice over WirelessLAN)デュアル端末/VoWLAN 端末をソフトフォンの受話器として
/VoWLAN 端 末 - ソ フ ト フ
利用することができる。提供サービスは以下のとおり。
ォン連携
• ソフトフォンの電話帳操作による発信
• ソフトフォンのファンクションキー操作による各種サービス(保留、転送、会議など)
• アプリケーション連動機能(アプリケーション共有、ビデオ会議など)
ソフトフォンパスワード
ソフトフォンがログインモードでレジストレーションする際に使用するパスワードを、ソフ
変更
トフォンのユーザ設定画面から変更することができる。
ソフトフォン通話相手情
本機能は、ソフトフォンからの問い合わせに対して、通話相手情報を返信する機能です。こ
報読み出し機能
の機能により、サブラインを使用中の通話相手、三者会議参加者、8/16/32 者会議参加者の
通話相手情報が取得可能となる。
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