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軽量化 回生充電 環境に配慮したクリーンバッテリー 電動アシスト自転車

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軽量化 回生充電 環境に配慮したクリーンバッテリー 電動アシスト自転車
パナソニックグループサイトレポート2014
2013年度:2013年4月1日~2014年3月31日
パナソニック サイクルテック株式会社
所在地:
〒582-8501 大阪府柏原市片山町13番13号
敷地面積:
20575m²
延床面積:
25452㎡
設立:
1952年4月
従業員数:
396名
ISO14001取
得:
主要製品:
工場概観写真
ISO14001最
2010年5月
新更新:
一般自転車・電動アシスト自転車・電動アシスト三輪車
1999年5月
環境コミュニケーション:13年度
情報開示:
5件
問合せ:
環境G 環境T
工場見学:
地域貢献活動:
633名
TEL:
3件
072-977-1608
ごあいさつ
当社は、大阪府中部、奈良県との県境に位置しています。北側に大和川、西側に石川があり、河川に囲ま
れたところに立地しています。
当社は、自転車専門メーカーとして、環境課題に積極的に取り組み、継続的改善により、社会的責任を果
たせるよう、日々努力しております。
電動自転車の普及が、交通・運輸のエネルギー削減につながると考え、市場拡大を推進しております。
環境責任者
鍋谷 省三
2013年度の環境重点テーマの取組み
目標
省エネCO2削減
商品+生産
塗料・シンナー使用量削減
トルエン・キシレン排出量(台数原単位)
成果
計画比:98%
目標達成
計画比:100%
目標達成
計画比:81%
目標達成
製品・環境配慮ポイントの紹介
環境に配慮したクリーンバッテリー
電動アシスト自転車の普及
リチウムイオンバッテリーは、電動アシスト自転車にこれま
で使われていたバッテリーと違い、カドミウム・鉛・水銀などの
環境規制物質を含まず、環境に配慮したクリーンバッテリー
スポーツ電動アシスト自転車により、利用シーンの拡大を
推進しています。
ENH 544
ENHC 549
軽量化
回生充電
チタンライトEB [ENDL 632]
軽さ強さに振動吸収性(しなやかさ)を兼
ね備えたチタン素材を採用。
溶接が難しいチタンを扱うクラフトマンと
最先端の電動アシスト技術の融合により、
電動アシスト自転車としては画期的な
16.7kgの軽量化と省エネを実現 。
ビビチャージ・W EKW 632
回生充電(ブレーキング充電システム)!!
下り坂や平地でのブレーキング時に、前輪ハブ部のモータが発電
→製品情報へリンク
し電気をバッテリーに充電するシステムです。走行状況により走行
≪環境活動≫
・自転車づくり
(軽くて長持ちする自転車の展開)
・街づくり
(エコサイクルシティの展開/盗難・放置自転車をなくす展開)
・素材づくり
パナソニックグループサイトレポート2014
2013年度:2013年4月1日~2014年3月31日
パナソニック サイクルテック株式会社
環境パフォーマンスデータ
グラフ表示年 13:2013年4月1日~2014年3月31日
単位:千kl
エネルギー使用量
電気
LNG
軽油
0.00
0.04
都市ガス
重油
揮発油
LPG
灯油
アセチレン
0.00
0.03
0.00
0.05
0.00
0.03
0.00
0.03
0.21
0.23
0.24
0.24
0.71
0.68
0.67
0.69
10
11
12
13
CO2排出量
単位:千t
1.51
1.63
1.65
1.62
1.65
10
11
12
13
0.24
0.59
09
09
(年度)
自然エネルギー使用量
太陽光
算出基準について
13年度
103.79 千kW/h
(年度)
CO2換算係数 電力:0.41kg/kW 都市ガス:2.29kg/m3 プロパンガス:3.00kg/kg アセチレンガス:3.37kg/kg
水の使用量
上水道
単位:千m³
工業用水
河川・湖水
産業廃棄物・有価発生物
最終処分量
地下水
96.4
36.7
34.7
0.0
0.0
26.3
26.0
10
循環的使用量
11
12
(年度)
単位:t
13年度
大気排出
22.21
99.7
99.7
98.9
0.00
09
0.8
0.00
10
11
0.8
0.01
0.00
12
0.7
13
0.7 (年度)
0.7
化学物質
ヒト・環境影響度
単位:カウント
リサイクル量
10.98
除去処理量
0.00
水域排出
0.00
13
雨水使用量
13年度
0.00 m³
0.00 m³
化学物質
マテリアルバランス
使用量
43.24
99.7
リサイクル率
34.4
0.03
09
単位:千t、%
発生量
製品出荷量
7.70
土壌排出
0.00
移動量
2.35
40.87
10
11
12
13
パナソニックグループの工場化学物質管理について
環境パフォーマンスデータの特記事項
http://www.panasonic.com/jp/corporate/sustainability/eco/chemical.html
パナソニックグループサイトレポート2014
2013年度:2013年4月1日~2014年3月31日
パナソニック サイクルテック株式会社
環境法令等の順法状況
13年度
<大気汚染物質計測状況>
単位
SOx
Nm³/h
NOx
ppm
ばいじん
g/Nm³
施設名
法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値
計測頻度
N/A
No1蒸気ボイラ
150.00
111.00
13.00
13.00 2回/年
No2蒸気ボイラ
150.00
111.00
27.00
24.00 2回/年
下塗乾燥炉
20.00
0.11
0.00
0.00 2回/年
中・上塗乾燥炉
20.00
0.11
0.00
0.00 2回/年
<水質汚濁物質計測状況>
単位
施設名
COD
mg/l
工場排水口
BOD
mg/l
工場排水口
窒素
mg/l
N/A
リン
mg/l
N/A
法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値
600.00
600.00
2.00
4.00 2回/年
2.00
2.00 2回/年
計測頻度
<騒音・振動>
計測場所
単位
騒音
dB
昼 敷地境界
法令規制値 自主規制値 実績平均値 実績最大値
65.00
65.00
50.20
54.00 1回/年
70.00
65.00
37.60
42.00 1回/年
夜
振動
dB
昼 敷地境界
夜
法令規制値:法または条例および協定の規制する値
N/A:法令規制対象外の項目
法令規制値超過について
指導、指摘事項に対する改善状況
指導、指摘事項
改善対策
計測頻度
パナソニック サイクルテック株式会社
パナソニックグループサイトレポート2014
2013年度:2013年4月1日~2014年3月31日
環境方針
当社は、自転車及び関連機器の開発・製造・販売・サービスまで、一貫したものづくりの専門メー
カーとして地球環境課題に積極的に取り組み、「21世紀は自転車新時代の実現」を合言葉に「地球
環境保護と経営との共存」を目指し、継続的改善と汚染の予防に努め社会的責任を積極的に果た
す。
1.環境負荷を可能な限り削減した商品を創り、年々増やし続ける
省エネルギー・リサイクル、分解・分離の容易性、廃棄時の安全性を考慮した商品開発を目指
す。
2.環境側面の改善項目を具体化・実行し、改善活動に努める
①省エネルギーの推進 (工場、事務所に係わる使用電力、ガス等)
②環境保全の推進 (排水処理施設、ボイラー、塗装施設等の維持管理等)
③省資源・リサイクル・廃棄物量抑制の推進(材料ロス、包装荷姿、分別回収、紙、段ボール等)
④化学物質使用量の削減 (塗料、シンナー等)
3.地域・社会への環境貢献
①地域クリーン活動へ積極的に参加する。
②環境にクリーンな自転車の啓蒙を通して社会貢献する。
4.全員参加の活動推進
①全従業員(常駐業者を含む)参加のもとに、環境保護活動の推進を図り、継続的な維持、向上
をめざす。
②全従業員(常駐業者を含む)に対して教育を行い、環境保全への理解と意識の共有化を図る。
5.環境目的及び環境目標の設定と見直し
環境管理活動の推進にあたり、環境目的及び環境目標を設定・実施すると共に、定期的に見直
しを行う。
6.環境関連法規制の遵守
法規制、条例等及び当事業場が同意したその他の要求事項を遵守すると共に、さらに自主的運
用基準
を加え、環境保護活動に取り組む。
7.環境方針の公開
この環境方針を必要に応じてパンフレット等で一般の人々に公開する。
パナソニックグループサイトレポート2014
2013年度:2013年4月1日~2014年3月31日
パナソニック サイクルテック株式会社
環境負荷削減の取り組み事例
自転車づくりは、環境づくりです。
地球環境保護と経営との共存を目指し、さまざまな環境活動をはじめ環境のことを考えた自転車の開発、自転車を
活用したクリーンな街づくりの提案などを実践しています。
地球温暖化防止を私たちも。「チーム・マイナス6%」に参加しています。
温暖化の原因となるCO2などの温室効果ガスを1990年よりも6%減らそう、と提唱する「チーム・マイナス6%」にパナ
ソニック サイクルテック(株)も参加しています。社屋屋上に太陽光パネルを設置し、クリーンエネルギーを活用。また
自転車通勤の推奨、工場やオフィスでの省エネルギーを推進して、CO2排出量削減に努めています。
太陽光発電 100kW
地域の環境も美しく。クリーン活動を積極的に実施しています。
地域・社会の環境貢献のひとつとして「ゴミゼロ活動」を実施。社員全員が参加して、本社や工場周辺のゴミを拾い
集め、周囲地域の美化に取り組んでいます。また大和川や石川へ出かけ、河川敷のゴミ拾いも行っています。
環境負荷の少ないモノづくり、リサイクルを考えた自転車づくりを行っています。
電動アシスト自転車のバッテリーには、再利用できる材料を多く含んだリチウムイオンバッテリー、ニッケル水素バッ
テリーを使用し、環境を汚染する水銀などは用いていません。そして使用済みのバッテリーは販売店様を窓口として
回収し、リサイクルを行っています。
パナソニック サイクルテック(株)は、一般社団法人 JBRCに参画しています。自転車に搭載する小型充電式バッテ
リーのリサイクルに努めています。(http://www.jbrc.com)
(社)自転車協会は環境負荷物質の削減基準を付加し、自転車安全・環境基準(BAA)として、さらに環境に配慮した
自転車づくりを求めています。これに応えるために、私たちは環境負荷物質管理体制を強化するとともに、負荷物質を
環境コミュニケーション事例
2013年05月29日(水) 周辺地域清掃
活動
2013年10月02日(水) 周辺地域清掃活
動
2014年03月02日(日)
大和川・石川クリーン作
戦
緊急事態への準備と対応
溶接・表面処理・塗装の工程に使用する酸素・可燃性ガス・硫酸・有機溶剤等の管理のために特定作業者は定期
的に緊急事態対応訓練を実施すると共に、緊急連絡網を整備し迅速な対応を準備しています。
土嚢や予備タンク、連絡用メガホン等を訓練時に確認・整備しています。
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