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こちら - 横浜市

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こちら - 横浜市
第20回
横浜環境活動賞
事例集
横浜市
横浜環境活動賞について
1 趣旨目的
環境の保全や再生・創造に関し顕著な功績のあった、個人、団体及び企業の皆様を
表彰することによって、 環境に対する意識の高揚を図り、環境に配慮した活動を推進し、
環境保全型社会を創造することを目的に、平成5年度に創設されました。
2 表彰内容
(1) 部門
「市民の部」「企業の部」「児童・生徒・学生の部」
(2) 表彰の種類
大賞
(各部門からそれぞれ表彰)
実践賞 (大賞以外の受賞者)
特別賞::第20回のテーマは「生物多様性」(全応募者から選考)
3 対象となる活動
(1)市民の部
市民の皆様が自主的に行う環境活動で、将来にわたり継続する見込みがあり、
身近な自然環境の保全や再生・創造、環境に配慮した消費生活の実践、環境学習
の普及拡大等、 地域社会への貢献が高い活動。
(2)企業の部
企業経営そのものの取組姿勢から社会貢献活動まで、原則として1年以上、実績の
ある取組を広く評価の対象とします。
(3)児童・生徒・学生の部
児童・生徒・学生の皆様が自主的に行う環境活動で、将来にわたり継続する見込み
があり、身近な環境の保全・再生・創造や環境学習の実践等の分野で学内や学外の
地域社会への貢献度が高いもの。
4 受賞者の決定
学識経験者等で構成する「横浜環境活動賞審査委員会」の審査に基づき、受賞者を
決定します。
横浜環境活動賞審査委員会
委員長
川崎 あや
副委員長 中村 雅子
委員
大澤 啓志
上岡 実弥子
戸川 孝則
橋本 淳
山口 洋一
1
(敬称略)
特定非営利活動法人アクションポート横浜 理事
東京都市大学環境情報学部 教授
日本大学生物資源科学部 准教授
株式会社キャラウィット 代表取締役 ・ 中小企業診断士
横浜市資源リサイクル事業協同組合 企画室長
横浜市町内会連合会 委員
横浜商工会議所 事業推進部長
第20回横浜環境活動賞受賞者一覧 (目次)
部門
団 体 名
表彰の種類
大賞・
特別賞
トンボはドコまで飛ぶかフォーラム
P.3
あおば学校支援ネットワーク あおば発エコ大作戦実行委員会
P.4
大塚・歳勝土遺跡公園愛護会
P.5
トンボみちファンクラブ
市民
実践賞
大賞
企業
児童・
生徒・
学生
実践賞
P.6
ファイバーリサイクルネットワーク
P.7
緑区霧が丘六丁目自治会
P.8
弥生台のせせらぎとホタルを守る会
P.9
横浜市都田第一土地改良区「不法投棄やめさせ隊」
P.10
NPO法人 楽竹会
P.11
株式会社横浜八景島
P.12
アイエーコーポレーション株式会社 金沢事業所
P.13
アズビル株式会社ビルシステムカンパニー横浜支店
P.14
株式会社オカムラ物流 横浜物流センター
P.15
JFEエンジニアリング株式会社 鶴見製作所
P.16
JFE環境株式会社
P.17
東京ガス株式会社神奈川支社横浜支店
P.18
ナイス株式会社
P.19
東日本電信電話株式会社 神奈川支店
P.20
横浜市立戸部小学校 とべエコクリーン委員会
P.21
横浜市立芹が谷中学校 環境活動部
P.22
横浜市立新羽中学校 自然科学部
P.23
横浜市立三保小学校
P.24
実践賞
大賞
掲載ページ
これまでの受賞者一覧・・・P.25、26
2
第20回 横浜環境活動大賞 市民の部 / 生物多様性特別賞
トンボはドコまで飛ぶかフォーラム
活動地域
会員数
活動開始年
鶴見区・神奈川区
26団体 (平成24年10月現在)
平成15年4月
【横浜環境活動賞を受賞して】
10年続けてきてよかったということが素直な感想
です。これもひとえにフォーラムに関係している皆様
【活動の目的やねらい】
のお陰です。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
横浜市京浜臨海部の工業地帯において、立地企業、 企業の皆様の協力がなければ企業緑地での調査
市民団体、行政、専門家等の連携によるトンボを指標
は続けられませんでした。また同定を行ってくださっ
とした調査を通じて、「質も考慮した緑化」など環境エコ
た専門家の方たちの力は大きいものがありました。
アップの推進を、それぞれが協働してともに実践してい
田口先生のこの10年の研究成果がなければ受賞
くことを目的としています。
にはつながらなかったと思います。市民や学生もが
んばりました。行政の方たちにも本当にお世話になり
【主な活動内容】
ました。
トンボ調査:京浜工業地帯に立地する工場・事業所等の
社会環境や調査地点の環境の変化などから10年
敷地にある樹林地やトンボ池で3日間にわたり午前中にト 続けるにはいろいろな工夫が必要でした。
ンボを捕獲し、識別、記録後、放虫する。
その中で各企業がそれぞれのチャンスを生かし、ト
・ 調査日 毎年8月上旬、参加者延べ150~200人
ンボの生息環境を高めるためのトンボ池作りなどに
・ 調査場所 11カ所(2012年度)
地道に取り組まれたことは本当にフォーラム一同う
トンボ捕り大作戦:こどもたちにトンボ調査を経験してもらう。 れしいものでした。そういうフォーラムメンバーが多様
・ 調査日 毎年8月中旬、参加人数延べ30組(親子)
な立場で協働した10年の積み重ねが今回の賞につ
・ 調査場所 キリンビール、エネ館、 JFEトンボみち
ながったかと思うと感慨無量です。
その他:シンポジウム、見学会など
説明文
夏の本調査風景(入船公園):毎年延べ150~200人が参加します。
今年も東京都市大学の学生さんが大活躍です
生物多様性自治体会議参加のみなさまがフォーラムの活動
場所を訪れました。(エコアップされたJVCケンウッドの池)
8月18日に行われた「トンボ捕り大作戦」:雨のため室内プログラムに変更(左)
終了後に外に出ると晴れてたので短時間でしたがトンボを追いかけることができました(右)
キリン横浜ビアビレッジ
◆問合せ先等: 221-0842 横浜市神奈川区泉町 15-5 山本ビル201 泉町共同オフィス内
TEL 045-534-7587 FAX 045-534-7597
E-mail: [email protected]
3
第20回 横浜環境活動実践賞 市民の部
あおば学校支援ネットワーク
あおば発エコ大作戦実行委員会
活動地域
青葉区
会員数
17名 (平成24年4月現在)
活動開始年 平成17年4月
あおば発エコ大作戦実行委員会は平成20年4月から
【活動の目的やねらい】
学校教育支援や社会教育の実践を通じて、よりよい学
びを提供することを目的としている。
環境をテーマにした活動は継続しイベントは毎年開催、子ど
もたちの未来と環境を大切にしている。
【主な活動内容】
☆ネット上でチェックすることにより CO2の削減量が一目で
確認できる「あおば発エコ大作戦実行委員会」で作成した
「エコライフチェックシート」の普及啓発活動
☆小学生のためのエコキャンプを実施
ダンボールを利用してソーラークッカーを作り、蒸し卵を
調理することやエコ工作やクイズを通して、環境についての
体験活動の場をつくる。
【横浜環境活動賞を受賞して】
地域の学び合い支え合い事業として講座企画からス
タートした「あおば発エコ大作戦」です。
楽しくエコ活動(Co2削減)に取り組むために「エコライ
フチェックシート」をみんなで考案しました。その後、
講座参加者も一緒になって実行委員会を立ち上
チェックシートを区民に普及する活動を始めました。
区役所の協力もあり、ネット上にエコライフチェッシー
トを掲載し、利用を多くの区民に伝えたいと普及啓発
活動を続けています。
みなさん、 [エコライフチェックシート]をお試しください。
また、子どもたちにも楽しく参加できるエコイベント「小
学生のためのエコキャンプ」を企画、区役所との共催
で開催しています。ダンボールを利用してソーラー
クッカーを作り、そのクッカーで蒸卵を調理、太陽の
恵みを体感します。
まだまだ、エコ活は楽しいことが
いっぱい。
一緒に活動しませんか。
☆青葉区のまつりやイベントに参加、環境活動の普及啓発
電球とLEDの電力量の比較や、手回し発電体験等
太陽で蒸し卵
調理中
エコキャンプ
ダンボールでソーラークッカーを作りました。
区民まつりの体験コーナー
ソーラー発電、風力発電
◆問合せ先:
エコキャンプの実験「人間電池」
スプーンと塩水で電気が発生する体験
パソコンでチェック
エコライフチェックシート体験コーナー
あおば学校支援ネットワーク 青葉発エコ大作戦実行委員会
070−6974−0184
4
第20回横浜環境活動実践賞 市民の部
大塚・歳勝土遺跡公園愛護会
活動地域
会員数
活動開始年
【横浜環境活動賞を受賞して】
都筑区
32名 (平成24年4月現在)
平成10年4月
【活動の目的やねらい】
大塚歳勝土遺跡公園の自然環境の保全、及び復
元・育成等を図り、これらの活動をもって地域住民相互
の交流を深め、自然保護思想の普及、地域社会の福
祉に寄与する。
【主な活動内容】
・竹の間伐を計画的・継続的に行い、美しい竹林の
維持・管理
・ニュータウン開発前の雑木林の復元と、その林床
の植生調査
・低木の剪定、林床の下刈り、草地広場の草刈り
・バウムクーヘン、竹の小枝パンなどの野外料理
・タケノコ狩りなど親子で参加する「楽しい竹林講座」
・学習・実習を通して技術向上を目指す「雑木林塾」
・労働安全衛生法に基づいた「チェンソー講習会」
5
大塚・歳勝土遺跡公園愛護会は今年で15周年を迎え
ます。15年前の公園内の林は全面痩せ細った竹が密
集しておりました。これは、港北ニュータウン造成中に全
く管理されず、また、タケノコの盗掘もその一因でした。
会が発足以来、孟宗竹の間伐を行うとともに、タケノコ
の盗掘防止に努めた結果、今では区内で美しい竹林の
一つに数えられるようになりました。また、この間伐作業
で大きな広葉樹が竹林内にあることが判り、この部分は
ニュータウン造成前は雑木林であったことが判明し、こ
の部分を雑木林に再生することにしました。具体的には
竹を皆伐してその後にクヌギ、コナラ、クリ、ヤマザクラ
などの広葉樹を植樹しました。現在もこの事業を継続し
て進めており、目標のほぼ9割の部分が完了し、会が発
足した当時に植樹した地域は今では立派な雑木林と
なっています。今回の受賞は私たちが長年継続して
行ってきたこれらの活動が認められたものと理解し、こ
れを励みに活動を継続して行って行く所存です。また、
会員の高齢化防止のためにも、この受賞を契機として
若い会員が増えることを期待しています。
明るく、向こうが透けて見える美しい竹林
15年前に復元した雑木林
雑木林復元に向け竹の皆伐作業
雑木林復元直後の林地
◆問合せ先等: TEL/FAX:045-941-9496
E-MAIL:[email protected]
第20回 横浜環境活動実践賞 市民の部
トンボみちファンクラブ
活動地域 鶴見区
会員数
27名 (平成25年2月現在)
活動開始年 平成21年8月
★ファンクラブ通信
自然環境保全に関する話題、月例活動
の様子などを会員と連携先へ毎月配信して
【活動の目的やねらい】
います。
「JFEトンボみち」を主たる活動拠点として、地域の
★他の団体との連携
住民、学校、企業、市民団体、行政等と連携しながら、
「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」、「末広
「自然との共生」、「生物多様性の保全」、「地域のオア
地区緑のまちづくり協議会」、公園愛護会
シス」を推進していくことを目的としています。
「貨物線の森ファン倶楽部」、「JFEエンジニア
リング㈱」と連携して活動しています。
【主な活動内容】
★月例活動
【横浜環境活動賞を受賞して】
鶴見区の近隣町内の皆さんを中心に、草花の世話、 この度は、「横浜環境活動賞」をいただき、誠
野菜栽培、生きもの観察など、楽しく活動しています。 に有難うございます。
★親子で生きもの観察会
これからの課題として、自治体・町内会、学校
トンボ池での生きもの採取、ヤゴの観察などを通して、 との連携について取り組み、今後も虫や鳥や草
生きものの暮らしを学びます。
花など自然あふれる生きいきとした地域社会を
目指して活動します。
(右上に続きます。 ↗ )
ゴーヤバンザイヽ(^o^)丿(2010年7月)
蕪たくさんとれたよ~!(2012年6月)
トンボ調査とマルタンヤンマ(2012年8月)
ファンクラブ月例活動 (2013年1月)
◆問合せ先等: トンボみちファンクラブ事務局 JFEエンジニアリング㈱鶴見製作所環境保全室 Tel.045-505-7447
6
第20回 横浜環境活動実践賞 市民の部
ファイバーリサイクルネットワーク
活動地域
横浜市全域、川崎市、逗子市、葉山町、 【横浜環境活動賞を受賞して】
茅ヶ崎市、横須賀市、藤沢市、その他全国(個人)
創立20周年を迎えたファイバーリサイクルネットワーク
回収場所
17地区 (平成24年10月現在)
としてはまことにタイミングが良く、横浜市の「横浜環境
活動開始年 平成4年6月
活動賞」を受賞することが出来ました。故繊維を媒体に
して循環環境社会の構築に向けて活動をしていること
【活動の目的やねらい】
で環境活動賞を受賞出来たことは大変に嬉しいことで
①環境保全
す。特に自主税源でリユースに取り組んでいる点などを
②布の再資源化
評価されたことは、知恵と力が認められたと言うことで
③FRN(ファイバーリサイクルネットワーク)基金
更に喜ばしいことです。
活動を始めた当初は家庭で不要となった「古布・古
【主な活動内容】
着」だけの回収活動でした。初めてみると回収業者が
引き取ってくれない和服類が多く集まってくることが分
年間予定を確定し「古布・古着」の回収と3R(リデュー
かりました。そこで始めたのが「リサイクルきものフェア」
ス・リユース・リサイクル)の実践として、“リサイクルきも
のフェア”や和布の講習会等を開催し、益金の一部をF です。フェアでも処分出来ない着物類のリユース、リサ
イクルを考え講習会などを開催しました。リサイクルは
RN基金として、支援をしています。
立派なドレスなどにするのではなく、普段の生活の中で
気軽に利用できるものが考えられています。それらを含
めて活動が認められたのは、これからの活動に向けて
大きな励みになります。ありがとうございました。
古布・古着の回収(FRN事務所)
大岡小5年生の環境学習
(FRN事務所にて)
7
リサイクルきものフェア会場風景
染色でスカーフづくり
つきいちサロン(FRNのメンバーで)
◆問合せ先:ファイバーリサイクルネットワーク事務局 電話:045-710-6507
きものを着てみましょう
(まいたエコサロンで)
おしゃれエプロンの講習会
(FRN事務所で)
第20回 横浜環境活動実践賞 市民の部
緑区霧が丘六丁目自治会
活動地域
緑区
会員数
300世帯 (平成24年4月現在)
活動開始年 平成18年10月
【活動の目的やねらい】
G30・3R夢推進と街の美化運動のための、護美ステーション(ゴミ置き
場)の改善。
【横浜環境活動賞を受賞して】
我々のチームは、自分たちの住む街の身の回りの生活環境を良くしよう
と、常日頃行っている護美ステーション(ごみ集積所)の改善をテーマに
応募しました。
なぜ改善を行ったか、ごみ集積所は何処の地域でも大きな悩みの種と
なっています。それは、カラスの被害に遭ったり、収集日でもないのにゴミ
が出ていたりして、ゴミ集積所周辺がいつも散らかり大変汚れていたり、分
別がなかなか進行しないなどの悩みです。近所の人が汚れのたび清掃
するが「ゴミ置き場移動して」と苦情が頻繁に発生します。利用者はポン
ポン投げていくだけ、置き場の状態は、わずかな木枠とか、ネットがあるだ
け、これでは分別し期日を守ろう、カラスの被害に遭わないようにしよ
う・・・・・・なんて回覧回したって守られる訳がない。
横浜市以外の市町村では、金属製の専用ゲージを設置、そして解りや
すい表記で対応している所も多いですが、横浜市は地域で対処しなさい
とのことで各自治会が苦労し工夫し行っています。
今回の賞の受賞はどうでもよいのです。このような取組によって、本当の
意味での護美ステーションと呼べる活動を広めていきたいのです。本当
の意味とは、資源回収の駅・ゴミの減少など市が推進している「3R夢」の
実行です。その結果、CO2の削減により地球温暖化の抑制につながり、
今回のテーマである環境活動そのものと言えると思います。
ごみ集積所の改善は、各地域でたくさん行われており、我々の改造が
一番よい訳でも有りません。他の地区ではこんな工夫を、こんな広報を、
こんな指導を…などなどたくさんのアイデアがありまた「3R夢」の実績を拡
大しているぞ…など積極的に進めている自治体も多いと思います。それら
との連携がとれたら良いなと思っています。
賞を受賞することにより、今回の取組が広報されるとのこと、ありがとうご
ざいます。
緑区霧が丘六丁目自治会
改善前
【主な活動内容】
1.問題の検証
我々の利用しているごみ集積所は、ルールを守らない・分別をしない・汚
い・いつもごみが出ている・カラスの被害をうけ周辺が散らかり汚れている・・・
など多くの問題がありました。それらに対し、以前よりいろいろ改善を試みたが
効果がが上がらず大きな悩みであった。※カラスの被害は大変なものでした。
集積所前の路上に引き出され、食いちぎられ路上いっぱいに広がり、さらに車
にひかれ広がり、風に飛び散り・・・と周辺が大変汚く見苦しい状況でした。
2.改善会議の開催
根本対策をしようと会議を開きどのように進めるか、現況のゴミ集積所を観察
すべてのゴミ集積所において、設備不良であり集積所の改善が必要と判定
費用・作業は可能か・など実施面の検討・・・自分たちで実施しようと決定
3.改善開始
簡単な図面を描き、材料を手配加工し取りつけの実施。/思考錯誤を繰り返
し工夫を重ね進めました。/各集積所により形状・場所の地形などすべて違
い個々の合わせ加工となりました。/収集日・ルールなどの看板を大きく分か
りやすいものに変更
4.広報と指導
改善と同時に利用者にルールを守ろう・分別をしようを広報 /改善することの
広報と、改善を実施している姿勢が皆様の眼に付きすんなり理解された。/
改善終了の集積所の利用者に個々のビラ配布
5.効果
①カラスの被害ゼロ・・・すごくきれいと大変喜ばれています
②ルールを守る利用者の増加・・・掲示板のルールを守ろうの注意書きが
明確
③集積所がきれい・・・清掃担当者がしっかり清掃・収集日以外はほとんど
ゴミが出ていません。
④分別の実施向上・・・明確
⑤街の美化意識の向上・・・自治会員の気持ちの表れ、公園・生活道路も
きれいになりました。
6.維持管理
設備も掲示板も時間の経過とともに痛んできます。常に良好な状態を維
持することが大切です。(やらなければ又もとに戻ります)定期的にメンテナン
スと自治会員への指導をおこないます。
改善後
背の高い奥行の狭いゴミ置き場前面に
はみ出してしまいました。
上部枠をアルミフェンスで改造し屋根を作成
二段式に改造 前面左右スライド開閉式
看板のラベルが雨水に浸されにくいように雨よけを付ける
◆問合せ先:TEL 045-922-0624(緑区霧が丘六丁目自治会 横瀬)
8
第20回 横浜環境活動実践賞 市民の部
弥生台のせせらぎとホタルを守る会
活動地域
会員数
活動開始年
泉区
36名(平成24年9月現在)
平成18年2月
【横浜環境活動賞を受賞して】
今回、実践賞を受賞することができ、会員一同とても
光栄に思っております。我々が今まで行ってきた活動が
評価されたことは、今後の活動のはげみになります。
【活動の目的やねらい】
もともと我々の団体は、泉区弥生台に生息するゲンジ
「生物多様性保護の場としての里山林保全」を目指し、 ボタルの保護を目指して活動を始めました。当初はゲン
平地林の整備(下草刈、倒木整理、山道の整備など)
ジボタルとその餌となるカワニナが生息するせせらぎを中
や、自然観察による生き物調査を通じたデーターの蓄
心とした保全活動でしたが、ホタルが自然発生を繰り返
積を行い、緑地保全の必要性を広くPRする。また地域 すためには周辺の森全体を含めた環境保全が必要であ
コミュニケーションの場として、畑作業を協同で行う。
ることに気付きました。そこで、まずは動植物の調査を行
なうことで生態系を把握し、山林の整備計画を地権者様
【主な活動内容】
の協力のもと考えました。この調査と整備は現在でも継
・近隣の山林「弥生台の森」の整備 [2回/月]
続的に行っており、活動の根源となっております。
・「ホタル農園」での畑作業 [2回/月]
また、近隣で活動する他団体とも協力し、自然観察会
・緑園総合高校周囲の草刈と竹林整備 [2回/月]
を通じて地域住民に対して生物多様性の理解を深めて
・せせらぎの水質調査(水温,COD,pH等) [1回/月]
もらうPR活動も行っています。さらに、地域とのコミュニ
・他団体との共催による森の自然観察会 [5月]
ケーションの場として、畑作業を行い無農薬野菜を栽培
・ゲンジボタルの発生状況調査 [6月]
したり、緑園総合高校の整備などを行っています。
・夜の森の生き物観察(セミの羽化など) [8月]
これらの活動等は会報誌「ほたる通信」で紹介し、情報
・「ホタル農園」での収穫物による収穫祭 [11月]
発信を行うとともに、活動記録として活用しています。
・弥生台周辺の動植物生息調査 [通年]
今回受賞した他団体の活動も参考にさせて頂き、今後
・会報誌:ほたる通信 [春夏秋冬の合計4回発行]
の活動につなげていきたいと考えております。
【弥生台の森の整備】
平成21年11月28日
樹木の伐採
【自然観察会】
平成22年10月23日
落葉のベッド作り
ヤマトタマムシ
平成22年7月31日
夜の昆虫観察会
ホトトギス
【せせらぎの水質調査】
【ホタル農園での畑作業】
平成24年10月13日
サツマイモ掘り
平成23年8月8日
夏のホタル農園
ヨツスジトラカミキリ
9
アブラゼミ
平成22年10月23日
せせらぎの水質調査
アキアカネ
◆問合せ先: 藤本 【TEL】(045)811-4117 【Email】[email protected]
オニヤンマ
第20回 横浜環境活動実践賞 市民の部
横浜市都田第一土地改良区「不法投棄やめさせ隊」
活動地域
会員数
活動開始年
都筑区池辺農専
157名(平成24年10月現在)
昭和50年頃
【活動の目的やねらい】
都筑区池辺農業専用地区の“不法投棄”を減らし、
野菜を作る環境を守る活動です。
【主な活動内容】
日々の活動として、池辺農業専用地区の不法投
棄物パトロールやポイ捨てごみを回収したり、不法
日々の活動として、池辺農業専用地区の不法投棄物パトロー
投棄物や放置車両の通報活動を行っています。
ルやポイ捨てごみを回収したり、不法投棄物や放置車両の通報
定期的な活動として、行政と連携し、横浜みどり
活動を行っています。
アップ計画の集団的農地維持管理奨励事業にも
定期的な活動として、行政と連携した池辺農専公道などの不
参加して池辺農業専用地区内の公道などの不法
投棄物を一斉清掃したり、夜間のパトロール活動を
法投棄物を一斉清掃したり、夜間のパトロール活動を実施。
実施。
また、市民を農専に招いたイベントを開催して、野菜を育て
また、市民を農業専用地区に招いたイベントを開
る環境と不法投棄の実態を市民に伝え、環境の保全や不法投棄
催して、野菜を育てる環境と不法投棄の実態を市
防止に関する啓発活動を行っています。
民に伝え、環境の保全や不法投棄防止に関する
啓発活動を行っています。
【横浜環境活動賞を受賞して】
今回、このような賞を受賞することができ、隊員一同
驚いているとともに大変喜ばしく思っております。
昭和40年頃からの港北ニュータウンの開発に伴い、
農地などにダンプカーで建設残土などの建築資材をま
き散らされたり、粗大ごみなどの不法投棄がその当時
から目立つようになっていました。その不法投棄の現
状に心が痛み、我々の先輩たちも自主的に不法投棄
の回収や、周辺の清掃などを続けてまいりました。その
活動を継続する中で、平成21年には「不法投棄やめ
させ隊」が発足し、現在157名の隊員で構成されてい
ます。パトロールを実施するほか、地域住民と協働し、
この現状を知ってもらうための活動を継続した結果、そ
の活動が評価され今回の受賞につながったのではな
いかと思い、大変うれしく思っております。
美しい農地は周辺に潤いと実りを与えています。
我々は、これからも都市型農業として都市と調和した
農地を目指し、美味しい野菜を供給し続け、この農地
を守っていくことが使命である、そのように考えています。
◆問合せ先:都筑区役所地域振興課資源化推進担当 【045-948-2241】
10
第20回 横浜環境活動実践賞 市民の部
NPO法人 楽竹会
活動地域
会員数
活動開始年
横浜市全域、神奈川県、東京都、
千葉県、茨城県他
91名(平成24年9月現在)
平成14年1月(平成17年3月NPO法人成立)
【活動の目的やねらい】
現役時代に培った知識や経験を地域に残されている
自然環境の保全や創造に顕現させ、貴重な資源と人
材を次世代に継承するために、多様な方々と連携して
実践活動に取り組みながら第二の人生を謳歌する。
【主な活動内容】
1、荒廃竹林の整備事業
・竹炭焼き、竹酢液、竹工芸品製作等を含む
2、環境学習支援事業
・ひょうたん栽培・竹工作・キャリア講座等
3、心身機能活性化事業
・創作「竹琴太鼓」による訪問演奏
4、自然環境に係る協働事業
・ヨコハマ市民まち普請事業
・都市型農業を模索した竹チップ活用の
土壌改良実験
【横浜環境活動賞を受賞して】
一般公募で応募し、受賞の朗報に接して会員一同感
激を新たにしております。
表彰対象の要件として「環境保全・再生・創造に関し
普及啓発、実践活動を行い、その成果が認められるも
の」とありますが、今回の受賞で私たちの活動が独り善
がりなものではなく、普遍性のある事業であるとのお墨
付きをいただいたもので、新たなエネルギーを注入させ
ていただく絶好の機会となりました。
長寿社会、少子高齢化、資源循環、環境保全、安全
と安心、地域の活性化等々、私たちの住む地域社会に
も未曾有の課題が山積していますが、現役時代に培っ
た知見・経験を活かして、地域の自然環境を守り・再生
し次世代に継承するロマンを求めて課題解決の一端を
担いながら、こころ癒せるまちづくりに取り組んでいきた
いと決意を新たにしたところです。
写真
竹林整備事業
心身機能活性化事業(創作竹琴太鼓による訪問演奏 )
11
環境学習支援事業(瓢箪収穫、高校生キャリア講座)
ホタルの里山づくり(ヨコハマ市民まち普請事業)
◆問合せ先等:NPO法人楽竹会 理事長 奈良部 岩次 電話:045-302-3142
第20回 横浜環境活動大賞 企業の部
株式会社横浜八景島
事業内容 : 水族館、遊園地、ショッピングモール、レ
ストラン、ホテル、マリーナ等を含むレジャー施設『横浜・
八景島シーパラダイス』の経営など。
所在区 : 金沢区
【環境に関する主な取組内容】
●高効率ヒートポンプチラーの導入
水族館「アクアミュージアム」の水温調節・空調管理において
「高効率ヒートポンプ」を採用し、従来と比較して、CO2排出量を
年間で24.4%削減 。
●電力の見える化
東洋電機製造株式会社製のセンサを用い、東京海洋大学で開発された
システムを導入し、「八景島」というエリアの中で、現状どの程度電力が使われ
ているかをリアルタイムで「誰でも見える化」することで、省エネルギーの促進
を促す取り組みを行う。
●ブルーカーボン事業(実証実験施設の設置)(啓発イベント)
横浜市の掲げる「横浜グリーンバレー構想」には実行計画策定委員として
参加し、2010年夏の環境啓発イベント、2011年11月からは、海洋生物に
よる温室効果ガスの吸収・削減を目指した新たな脱温暖化プロジェクト
「ブルーカーボン実証実験」に共に取り組んでいます。
【横浜環境活動賞を受賞して】
『横浜・八景島シーパラダイス』は、他施設にない「海・
島・生きもの」といった特性を充分に活かし、お客様に
感動につながるサービスを提供するとともに、地域社
会の発展・環境保全・自然教育等に貢献
することを理念としています。
「人」と「生きもの」が快適に過ごしていける環境作りを、
行政や大学、協力会社など有識者の皆さまと一緒に
考え、私たちが暮らす地球を今以上に素敵な環境に
できるよう、これからも考え、そして実践していきたいと
考えています。
●野生生物の保護・種の保存・生物多様性
生息域を外れた迷い込み個体や、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の
国際取引に関する条約」に違反して国内に持ち込まれた個体などを保護。
野生生物の生息域外保全を行い、各動物種の血統登録に基づき繁殖に
取組んでいる。
【ヒートポンプチラー】
水族館(アクアミュージアム)に導入した
ヒートポンプチラーで、水温調整、空調管理など
「人」と「生きもの」が快適に過ごせる環境を作り出しています。
【電力の見える化】
八景島内で現状どれだけ電力が使用されているかを
リアルタイムで確認でき、一人一人が節電を意識することで
全体の使用電力を抑えることができる。
【ブルーカーボン事業】
横浜市温暖化対策統括本部プロジェクト推進課と協働で
八景島内の海域を使い、海洋生物による温室効果ガスの
吸収・削減の実証実験を行う。
【啓蒙・啓発イベント】
東京湾に生息する生きものを観察したり、ワカメを植付けし
収穫したり、学校へ出張授業として海の環境や生きものなど
の啓蒙・啓発イベントを実施。
◆問合せ先等:株式会社横浜八景島 営業推進部(広報催事担当) 045-788-9635
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第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
アイエーコーポレーション株式会社 金沢事業所
所在区
金沢区
事業内容 廃食油回収、燃料化事業
【横浜環境活動賞を受賞して】
未だに大半が廃棄されている廃食油を、日本のエネルギー
資源にしたいと思い、集める仕組みづくりをしてきました。
今までにも多くの有志の方々が、廃食油の有効利用のため
活動されてきました。石鹸やキャンドルにリサイクルされた
り、最近ではテレビでも「天ぷら油でバスが走る!」という
リサイクル事業に注目も集まっています。
しかしどんなに素晴らしい取り組みで、素晴らしい商品で
あっても、経済活動の輪の中に入らなければ、どうしても長
続きできないのが現状です。そこで当社では、廃食油を石油
に超音波を利用して溶け込ませるという技術で、重油や灯
油・軽油と同じ性質を持ちながら、現状価格より大変安価な
燃料を製造する技術を確立しました。これにより廃食油を集
めるコストも捻出することができ、しかもエネルギー資源と
して活用することができるようになりました。このエネル
ギーは地球環境への負荷を低減できます。
廃食油の回収に携わるようになったのが、平成19年からでした。
最初はどうしてよいかわからず、飲食店や商店の油を何とかご理解
をいただいて、当社に買取させていただこうと声をかけ続けました。
しかし、なかなか集まらず、事業化するのはもう無理ではないかと
思い続けながら、一年も過ぎようという頃には、回収させていただ
けるお店も100件を超えていました。さらに個人で協力してくだ
さる有志の方々が力を貸してくださり、大きな輪となっていきまし
た。ご自宅を回収拠点としてご近所の皆さんに伝えてくださいまし
た。栄区は今では区民祭りや、イベントで大量の資源回収ができる
ようになっています。
保土ヶ谷の和田町商店街活性化のため、年に4回イベントが行わ
れます。その中に廃食油回収のブースを作ってくださり、ずっと続
いています。毎回100L以上の回収ができるようになりました。
平成22年には旭区の有志の方々が集まり、旭エコオイルの会を
発足いたしました。回収拠点作りや啓蒙活動を熱心に行ってくださ
り、年間3トンの回収ができるようになっています。
「横浜市地球温暖化対策推進協議会」のメンバーに加えていただ
き、様々なイベントや研修会などで台所油田を伝えさせていただく
場を作ってくださいました。多くの方に伝えることができています。
廃食油を集める仕組み作りは、未来の子供たちに半永久的
に石油と同等のエネルギーを採掘できる、「台所油田」です。
仕組みが出来上がれば、様々な廃食油リサイクルも活発に
なっていくでしょう。ささやかですが未来への贈り物として
残してあげようと思います。
こうしてみると賞をいただく当社の活動は、実は多くの方々のさ
まざまな力添えの上にのみ、成り立っていたことに改めて気づかさ
れます。力を貸してくださっている多くの方々へ報いるためには、
「台所油田」をきちんと日本中に確立することだと思います。
横浜発「台所油田」を全国に広げてまいります。
【環境に関する主な取組】
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和田町商店街(6年続いています)
湘南桂台自治会どんと焼きにて(年々回収増加中)
栄区民祭り(毎年大量に回収されます。)
回収された廃食油を利用して、
きゅうりやトマトを栽培中です。
◆問合せ先等: 横浜市金沢区鳥浜町13-14 TEL 045-303-0033(本社)
ホームページhttp://www.ai-newenergy.jp
第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
アズビル株式会社ビルシステムカンパニー横浜支店
事業内容 :
神奈川県内のビルディングオートメーション事業を展開。
所在区 : 西区
【環境に関する主な取組】
ビルシステムカンパニー横浜支店は、会社の中の環境トップランナーを
目指し、支店独自で実践可能な環境貢献を模索し実践しています。
【横浜環境活動賞を受賞して】
大変栄誉な賞を戴き、支店社員全員で喜んでいます。
横浜環境活動賞を受賞し支店全体の志気も盛り上がり、同じベクトルに
向かえていると感じています。
今後は、支店内でより話し合いを行い、『より密度の濃い環境活動』や、
『より地域に密着した活動』を進めて参りたく考えています。
①エコ検定全員取得を目指し環境集団となる事に挑戦中
現在、 125人中 115人が合格
②ペットボトルキャップ回収
平成24年度は、約15,300個(約17kg)ワクチン19本分を回収
③社有車として環境にやさしい電気自動車、ハイブリッドカーを採用
④ 「かながわグリーンエコWAON」を全社員で利用
⑤横浜美術館前「グランモール公園」清掃活動の実施
『社団法人みなとみらい21』が主催する清掃活動に参加
⑥エコ標語募集
毎年年末にエコ標語を募集し最優秀・優秀作品を社内に掲示
⑥省エネルギー工事(ESCO)
日産スタジアム他で実施し環境負荷低減に貢献
また、本社・他支店への広がり、そして特約店・協力会社、家族への浸透
にも力を入れてより大きな広がりとなる様、引き続き環境活動に邁進して
まいります。
神奈川新聞掲載2011年12月27日
グランモール公園清掃活動
◆問合せ先等: TEL:045-224-1552 営業部エンジニアリングGr 渡邊進一
エコ標語コンテスト 最優秀賞
Azbil電気自動車
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第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
株式会社オカムラ物流 横浜物流センター
事業内容 : オフィス家具全般、商品陳列機器及び産業機
器の輸送・荷役・組立・保管・搬入 それに係わる付帯業務。
所在区 : 鶴見区
【環境に関する主な取組内容】
◆産業廃棄物のゼロエミッション
・ 横浜物流センター内で、処分業者による解体・分別・運搬
・ 廃棄物の種類毎にゼロエミッション可能な業者へ委託
・ 定期的な委託施設の実地確認
◆製品梱包資材の再利用(リユース)
・ リユース可能な製品、梱包材の確認
・ 出来るだけ費用を掛けない方法による梱包材回収
◆CO2排出削減
・ 輸送トラック台数削減
・ モーダルシフト、共同配送
・ 工場からの直送化
・ エコドライブ講習でのエコドライバー育成
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【横浜環境活動賞を受賞して】
今回物流会社として、横浜環境活動賞を受賞できた事を
大変光栄に思っております。
横浜環境活動賞を今回受賞した他の団体及び企業の取
り組みは大いに勉強になるものばかりで、ぜひ今後の活動
の参考にしていきたいです。
次のステップとして、今まで取り組んできた内容を更に充
実させるとともに、物流会社ならではの環境への取り組み、
例えばモーダルシフトの拡大や、工場との協同でリユース
可能な製品を増やして再利用ダンボール枚数を増やす
等、さらに地域に貢献できる取り組みにもチャレンジして行
きたいと考えております。
【ゼロエミッション】
【製品梱包資材の再利用】
リサイクルし易くするため材料別に分別
回収した梱包材を工場へ戻します
【モーダルシフト(横浜⇔大阪)】
【エコドライブ(実技講習)】
31フィートコンテナ
「スーパーグリーン・シャトル列車」
環境の学科問題も取入れ、
運転技能コンテストを毎年開催
◆問合せ先:
株式会社オカムラ物流 横浜物流センター http://www.okl.co.jp/index.html
第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
JFEエンジニアリング株式会社 鶴見製作所
事業内容 : JFEエンジニアリングの中核となる事業
所で、営業、計画・設計、製造、研究開発まで、エンジ
ニアリングのすべての機能を集約している。 所在区 : 鶴見区
【環境に関する主な取組】
JFEエンジニアリングは「くらしの礎を創る」「環境都市の未来を
拓く」をモットーに事業を展開しています。
鶴見製作所では社有地を整備して遊歩道とビオトープ(名称:
JFEトンボみち)を設置し一般へ開放しています。
【横浜環境活動賞を受賞して】
この度は、栄えある「横浜環境活動賞」をいただきありがとう
ございました。
私たちは10年前より、今回、市民の部での大賞と生物多様
性特別賞を受賞した「トンボはドコまで飛ぶかフォーラム」に
参加し、一方では、横浜市と協働して「京浜の森づくり」を推
進してきましたが、これらの取り組みが事業所として京浜臨
海部における生物多様性と自然再生に取り組むきっかけと
なっています。
今回の受賞を機に、さらに地域の企業や市民団体、市民の
JFEトンボみちでは一般公募による親子を対象とした「親子で生 皆さんと共に、横浜の臨海部における生物多様性の推進に
きもの観察会」を開催し、ビオトープの生きものを観察すると共に、 取り組んで行きたいと考えます。
その生きものが棲める環境を考え、その環境を創る(残す)ため
この度は本当にありがとうございました。
にはどうすべきかを親子で考える場としています。
このビオトープは生態系を考慮し、生物多様性を配慮したものと
なっており、これからも地域社会へ末永く貢献することを期待し
ます。
その他、毎年4回、事業所周辺の公道清掃を、グループ会社を
含め毎回65名ほど参加し昼休みに実施したいます。
また、社員とグループ会社社員が一体となり、オフィス活動に伴
う廃棄物の分別徹底を図り、再生資源化率98%以上を達成し
継続しています。
親子で生き物観察会 タモ網で池の生き物を捕獲(写真左上)、シャーレに入れて観察・スケッチ(写真右上)
生き物の棲み分けとその環境について考える(写真左下)
事業所周辺の公道清掃
◆問合せ先等:JFEエンジニアリング(株)鶴見製作所環境保全室 Tel:045-505-7447
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第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
JFE環境株式会社
事業内容 : 総合リサイクル事業(廃棄物を収集し、専
用のリサイクル工場で独自の技術で選別・破砕・焼却・
中和等の中間処理を行うことによりマテリアルリサイクル、
サーマルリサイクル、ケミカルリサイクル等を実現。)
所在区 : 鶴見区
【環境に関する主な取組】
当社の代表的なリサイクル事業を紹介します。
<蛍光灯リサイクル> 破砕・選別し、ガラス、金属、
水銀、レアアースの回収、資源化。
<焼却炉> 廃液、可燃性廃棄物を焼却し、ゼロエ
ミッションを実現。 回収した電力を地区内の別工場
へ送電。
<亜鉛めっき廃液処理> 亜鉛めっき工場から排出
される亜鉛めっき廃液 から亜鉛を回収。
【横浜環境活動賞を受賞して】
この度は大変名誉ある賞を授かり、誠にありがとう
ございました。
当社は1977年、ここ神奈川県横浜市に創立し、
以来、今年度で35年が経ちました。
当初は廃液処理を中心に事業を展開していまし
たが、当時は近年のように環境に対する高い意識
はまだ社会に根付いてはいなかったと思われます。
現在と比べ当社が取り扱っている廃棄物の種類は
少なく、事業的にも厳しい時期もありました。が、社
会の環境問題への認識が高まるにつれ、経営基盤、
技術力を高め、現在では廃棄物の種類の大半を処
理・リサイクルする事が可能になってきています。
今後もお客様のニーズに応えるべく、今回の受賞
に甘んずること無く、環境ソリューションのエキス
パートとして、更に技術力を高め、より多くの種類の
廃棄物をより多くリサイクルしていくことにより、資源
循環型社会に貢献していく所存です。
<収集運搬> アームロール車、タンクローリー車等
廃棄物の種類に応じた物流体制。
<焼却炉>
ゼロエミッションを実現。
写真は横浜エコクリーン
(2011年7月稼動開始)
<蛍光灯リサイクル>
2004年2月に本格稼動
蛍光粉(写真)よりレアアースを回収
廃液
<亜鉛めっき廃液処理>
亜鉛めっき廃液から亜鉛を回収する
技術は当社独自の技術、現在特許
出願中
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<収集運搬>
廃棄物の種類に応じた物流体制
写真は10tアームロール車
◆問合せ先等:ホームページアドレス http://www.jfe-kankyo.co.jp
第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
東京ガス株式会社神奈川支社横浜支店
事業内容 : 地域行政・警察・マスコミ・各種団体等に対する広聴・広報業務、学校支援活動
所在区 : 中区
【環境に関する主な取組内容】
かけがえのない自然を大切に、資源・エネルギー
の環境に調和した利用により地域と地球の環境保
全を積極的に推進し、社会の持続的発展に貢献す
ることを目的に活動しています。
横浜市が展開する『夏の節電』および『横浜みどり
アップ計画』では、有効な手段としてゴーヤーの栽
培が推奨されている。横浜支店では、市や各区の
ニーズに応え、ゴーヤーの栽培方法から収穫後の
ゴーヤーの活用方法まで掲載した冊子を作成し、
ゴーヤー栽培を推進させる協力(冊子の配布、苗の
配布、料理講座開催)を行っています。
また、東京ガスとして、ISO14001認証を取得し、
お客さま先および事業活動における総合的な環境
負荷の低減、お客さまとともに進める環境活動、環
境関連技術の研究開発を実施しています。
【横浜環境活動賞を受賞して】
この度「横浜環境活動賞」を受賞できましたこと、
誠に光栄に存じます。低炭素社会の実現、循環型
社会の形成、自然共生社会構築に向けた日頃の
取り組みが認められたものと心から御礼申し上げま
す。横浜支店では、社会貢献活動として学校教育
支援活動と環境イベントの開催をしています。
学校教育支援活動では、社員が直接学校に伺い、
くらしとガス、地球温暖化、燃料電池、エコ・クッキン
グ等の出張授業を市内の小中学校で約230クラス
(H23年度)開催しています。また、環境イベント
では、地区センター、ケアプラザ、当社の横浜
ショールームで、エコ・クッキング、環境講座、
施設見学会等のイベントを約40回(H23年度)開
催しています。行政・市民との連携を一層深め、
地域に根ざした環境諸活動の充実を期す所存で
ございます。
おいしく節電の冊子とゴーヤーの苗の配布
作成したおいしく節電の冊子
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料理講座の開催状況
◆問合せ先等: 東京ガス株式会社 横浜支店
横浜支店オリジナルゴーヤーづくしメニュー
TEL 045-253-5428 FAX 045-243-2841
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第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
ナイス株式会社
事業内容 :
建築用資材の国内流通・輸入販売事業
住宅分譲・不動産仲介事業
所在区 : 鶴見区
【環境に関する主な取組内容】
•住む人にも、環境にも優しい住宅の実現を目指して
開発した、高性能でグッドプライスの一戸建住宅商
品「パワーホーム」が、「CASBEE横浜-戸建」の最
高ランクとなるSランク認証の第1号を2012年に取
得したほか、2013年には横浜市において1棟目と
なる低炭素住宅に認定されました。
•炭素固定をはじめとする森林の公益機能を通じて
環境保全に取り組むという方針のもと、総面積
1,805.1ヘクタールにおよぶ7つの社有林「ナイスの
森」を全国に保有し、保全・育成を行っています。
•「鶴見駅東口中央通りに花を飾る会」事務局として
花の水やりや植え替えを行っているほか、国道15
号線をくぐる「いちご地下道」の清掃を週1回、交代
制で続けてきました。2006年には「ハマロードサ
ポーター」に登録、「ナイスロード」と命名した県道や
本社近隣を社員有志が毎朝清掃しています。
「CASBEE横浜-戸建」の
Sランク認証の第1号を取得した
「パワーホーム東寺尾1丁目No.9」
本社前の「いちご地下道」は
交代制で週1回、清掃を行っています
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【横浜環境活動賞を受賞して】
ナイス株式会社は、「お客様の素適な住まいづくりを
心を込めて応援する企業を目指します」という企業理念
のもと、地域に密着した活動に取り組んでいます。1989
年からは本社ビル前にある地下道「いちご地下道」の清
掃を開始、2000年からは「鶴見駅東口中央通りに花を
飾る会」の事務局として、地域ボランティアの方々ととも
に、通りに植えられた花の水やりや植え替えを行ってい
ます。現在ではさらに、社員有志が毎朝、鶴見駅および
本社周辺の清掃活動に取り組むなど、地域の美化運
動に力を入れています。
また、高性能でありながらグッドプライスを実現した一
戸建住宅商品「パワーホーム」を開発、普及に注力して
います。「パワーホーム」は、住宅性能を追求して開発し
た住宅で、建築物の環境性能を総合的に評価する
「CASBEE」の最高等級であるSランク認証や、建物全
体の省エネルギー性能が評価される低炭素住宅にも
認定される、高い性能を保持しています。
このたび、こうした長年の取り組みが評価されたことを
大変光栄に思います。これを励みとし、より一層地域と
のつながりを大切にしながら、これからも社会貢献活
動・環境活動に積極的に取り組んでまいります。
「ナイスの森」は福島県、神奈川県、静岡県、
岐阜県、京都府、和歌山県、徳島県の7カ所、
総面積1805.1ヘクタールにおよびます
「鶴見駅東口中央通りに花を植える会」は
近隣企業と地域ボランティアの方と協力し、
継続して取り組んでいます
◆問合せ先等:ナイス㈱経営推進本部 総務グループ TEL(045)501-7930 FAX(045)505-3446
第20回 横浜環境活動実践賞 企業の部
東日本電信電話株式会社 神奈川支店
事業内容 : 神奈川県地域における地域電気通信業
務及びこれに付帯する業務、目的達成業務、活用業務
所在区 : 中区
【環境に関する主な取組内容】
地域に密着した特色ある緑化活動や生物多様性
保全に向けた取組を実施しています。
主な取組内容として、節電、紙使用削減、廃棄物
削減に関する取組みはもちろん・・・
・低公害車の導入
・横浜コミュニティサイクル『ベイバイク』の導入・敷
地内ポート設置協力
・ハマロードサポータ清掃活動、各拠点ビル周辺の
清掃活動
・社内ecoコンテストの開催
・Hama Boom Boom!プロジェクト@NTT東日本
神奈川によるNTT横浜ビル屋上での養蜂活動
・屋上緑化、グリーンカーテン
【横浜環境活動賞を受賞して】
この度は、横浜環境活動賞として表彰いただき、
ありがとうございます。大変光栄に存じます。
私共では、安心・安全・高品質の情報通信インフラ
を提供すると共に、社員一人ひとりも業務の内外に
よらず、日常生活に伴って生じる環境負荷を認識し、
自らその低減に向け行動すること、環境活動に積極
的に取り組み、地域社会に貢献することを環境方針
として、活動を継続して参りました。
この度、こうした取組みを評価いただきました事は誠
に喜ばしいことであり、今後も横浜環境活動賞受賞
企業として、環境への取組みを推進し、環境負荷低
減、生物多様性の保全に取り組んで参ります。
などなど、幅広いeco活動に取り組んでいます!
写真
ハマロードサポーター清掃活動
養蜂活動・内検(みつばちの健康診断)の様子
屋上緑化・
巣箱を囲むグリーンカーテン
ベイバイクの導入・敷地内ポート設置
◆CSR活動URL:
http://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/contents/csr.html
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第20回 横浜環境活動大賞 児童・生徒・学生の部
横浜市立戸部小学校 とべエコクリーン委員会
活動地域
会員数
活動開始年
学校内、外
14名 (平成24年10月現在)
平成19年10月
【横浜環境活動賞を受賞して】
【活動の目的やねらい】
ペットボトルのキャップを集めて世界の子どもにワクチン
を届けるため、学校内や地域に協力を呼びかけ、より多
くのキャップを集めている。
【主な活動内容】
先輩からとべエコクリーン委員会がエコキャップ活動を引き
継ぎ、キャップを集めてCO2の削減や世界の子どもたちの命
を救おうと取り組んでいる。校内のみんなに劇やクイズなどを
通してエコキャップについて知ってもらうことや戸部の地域の
みなさんに協力を呼びかけ、さらにエコキャップの輪を広げて
いこうと努力している。
毎日のように各家庭や地域から学校に届いたキャップの1
つ1つをきれいにし、45Lの袋に詰め込む作業は休み時間に
行っている。この袋が多い月で30袋くらいになり、約200人分
のワクチンになる。
今年度は、この活動を始めた卒業生と一緒に大きなエコキ
ャップアートを制作する機会にも恵まれ、エコキャップを使っ
た楽しさも味わうことができた。
今回、大賞を受賞することができ、喜びでいっぱいで
す。この受賞をまず伝えたいのが、6年前にこの活動を
始めた5年1組のみんなです。今では高校生になったあ
の子たちが、小さな新聞記事からエコキャップの存在を
知り、クラス全員が夢中になって商店街の1軒1軒を回
ったり、町内会の定例会に出席したりして、この活動の
もとを築いてくれました。そして、それに温かく応えてくだ
さったのが戸部の地域のみなさんです。
何よりこの受賞は、地域のみなさんのおかげだと深く
感謝しています。毎日のように学校に届くキャップの1つ
1つは、地域のみなさんの温かさです。委員会の子ども
たちが丁寧に回収作業を行い、それを学校のみんなが
応援してくれます。
まちぐるみで取り組むエコキャップ活動をこれからも継
続し、戸部小の子どもたちや地域のみなさんと共に地
球環境や世界の子どもの命について考えていきたいと
思います。
写真
回収作業の様子
この活動を始めた5年1組のみんな。今はもう
高校生です。合言葉は「めざせ8万個!」でした。
集まったキャップについたシールをはがし、
1個1個をきれいにしてから袋に入れます。
写真
巨大エコキャップアートを卒業生と一緒に制
作し、その様子がTVKで放送されました。
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◆問合せ先 〈横浜市立戸部小学校〉
西区伊勢町2-115
今日もたくさんのキャップが地域から届きました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
TEL 231-4515
FAX 262-5016
第20回 横浜環境活動実践賞 児童・生徒・学生の部
横浜市立芹が谷中学校 環境活動部
活動地域
会員数
活動開始年
【横浜環境活動賞を受賞して】
学校内、外
4名 (平成24年9月現在)
平成19年4月
【活動の目的やねらい】
・横浜市立芹が谷中学校の学校林(自然園)の活用。
・芹が谷中学校の生徒への環境活動の啓発・地域の環境
活動に参加。
【主な活動内容】
中学校での環境活動
・校内および学校周辺のポイステ調査
・PTAの方が植えてくれた花の水やり
・学校林(自然園)の自然観察会(公益財団法人かながわトラスト
みどり財団、NPO法人かながわ森林インストラクターの会)
・学校林(自然園)の放射線測定
さまざまな環境活動の体験
・芹が谷地区クリーンスポーツ大会(芹が谷連合自治会)
・平戸永谷川クリーンアップ(平戸永谷川水辺愛護会)
・舞岡公園小谷戸の里での体験学習、ボランティア参加
(特定非営利活動法人 舞岡・やとひと未来)
・道志村間伐体験(西区木材協同組合)
・鶴見川の生き物発見(横浜青少年サイエンスプログラム)
いろいろな環境イベントの見学
・エコプロダクツ(東京ビッグサイト)
啓発活動(発表)
・芹が谷中学校文化祭 ・こどもエコフォーラム
地域の人と一緒に、学校林の自然観察会
「芹が谷は癒しの里。」
今回、この草の根にスポットをあてていただきました。
この草の根が、広く横浜市の中学校に広がってほしい
と願っています。
環境活動とは、「自分たちの環境をよくするためにみ
んなで考えて、できることからはじめること。」と思ってい
ます。環境活動部では、いろいろな団体の方々から、
活動への心意気と活動の意味や方法を学びました。そ
れらを学校に持ち帰り、伝える部活動です。
誰にでもいつでもどこでも始めることができる。やりがい
があり、つながりを生む。楽しい部活動です。多くの学
校で、自ら「環境活動魂=草の根魂」を育てた人が巣
立ち、「大人になって、仕事で外に出てもやがて帰って
きたいと思う故郷をつくる人」が広がってほしいと思いま
す。
平戸永谷川クリーンアップ
「大人になって、仕事で外に出てもやがて帰っ
てきたいと思う故郷をつくる人になってほしい。」
文化祭の発表の感想より
「自然を大切にしなければ。と思
いました。」「いいことしてるなあ
と思 いま した。」「とてもよく わ
かって、楽しかったです。」
道志村間伐体験
「木 を切 って使 い、新 しい木 を植
えれば、二 酸 化 炭 素 を減 らし、
長い間、閉じ込 めておくことがで
きる。」
舞岡公園での体験学習
「この環 境 を取 り戻 す のに 年
かかりました。」
20
このたびの受賞で、中学校における「環境活動部」の
名前が広く告知されることを大変うれしく思っていま
す。私たちの部活動を、「草の根だね。」と言ってくだ
さった方がありました。
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第20回 横浜環境活動実践賞 児童・生徒・学生の部
横浜市立新羽中学校 自然科学部
活動地域
会員数
活動開始年
学校内、外
16名 (平成24年10月現在)
平成18年4月
【活動の目的やねらい】
継続して地域に残る緑地の観察を行い、身近に残る
自然の大切さを伝える。
校地につくられたビオトープを維持管理し、水辺の動
植物の再生に取り組む。
【横浜環境活動賞を受賞して】
生徒より
今回このような賞をいただき光栄に思います。新羽中自
然科学部の活動をたくさんの人に評価してもらい大変うれし
く思っています。自然科学部は学校周辺の生物相調査を
続けて行ってきました。また、ビオトープの管理や池にやって
くる生物の調査、玄関の水槽での生物飼育、理科室でのヘ
【主な活動内容】
イケボタルの飼育等に継続的に取り組んできました。これか
・学校周辺での生物相調査を継続して行い、その結果
を積極的に発表していく。
らも、様々な行事に参加し、自然についての知識を増やし、
多くの人に地域の自然への興味をもってもらえるよう活動し
ていきたいと思います。また、これを機に、これまで以上に
・理科室で飼育したヘイケボタル幼虫を地域で放流し、 気を引き締め、新羽周辺の自然を守り、減少している動植
ホタルの復 活を目指す活動に参加してきた。これから
は学校のビオトープでのホタル自然発生に挑戦していく。 物の再生を目指して努力していきたいと思います。
顧問より
・ビオトープを維持管理し、どのような生物がやってくる
か継続して調査していく。
・生徒一人ひとりが研究のテーマをもち、結果を発表し
ていく。
23
これまでの活動を評価していただき、大変うれしく思いま
す。今後も地域の生物相調査、ビオトープの維持管理等の
活動を通じて生徒たちに自然の大切さを伝えていきたいと
思います。
地域での自然観察
子供会議で身近な生物クイズ
ヘイケボタルの放流
完成したビオトープ
◆問合せ先 横浜市立新羽中学校 542-1680
第20回 横浜環境活動実践賞 児童・生徒・学生の部
横浜市立三保小学校
活動地域
会員数
活動開始年
学校内
1021名 (平成24年10月現在)
平成21年4月
【活動の目的やねらい】
持続可能な社会づくり目指し、身近な自然との共生
や身近な人との交流を目的とする。
【主な活動内容】
ゴミの分別が楽しんでできる、職員と「おやじの
会」共同制作のリサイクルステーションでは、環境
美化委員会の児童らが率先して分別を行っていま
す。楽しみながら取り組める工夫がなされています。
地域の自然環境を生かし、生活科や『横浜の時
間』、水辺の楽校、田んぼの学校等で身近な自然
や人との触れ合いも積極的に行っています。これ
からも自分たちのまちを大切にしていく気持ちを育
んでいけるように、学校と地域が一緒になって取り
組んでいきます。
手作りのリサイクルステーション
梅田川にて水辺の楽校協議会
たくさんの生き物が見つかります。
【横浜環境活動賞を受賞して】
本校では、「持続可能な社会づくりを目指した児童
の育成」を重点目標として、身近な自然や身近な人
との交流を目指しています。この目標達成のために
は学校内の取り組みだけではなく、地域との協力は
欠かせません。リサイクルステーションはその協力の
現れです。在籍児童の保護者だけではなく、卒業生
の保護者も一緒になって作り上げました。そしてこれ
らは、児童が活用していく中で、分別の大切さや工
夫の仕方を体験を通して学んでいく貴重な学習の
場となっています。
さらに、地域の自然環境を生かした、「水辺の楽
校」協議会を開催し、親子が一緒になり生き物たち
との触れ合いや、舟遊びや水鉄砲などを行っていま
す。また、稲作体験では食教育についても取り組ん
でいます。
以上のような取り組みが認められたことは大変嬉
しく思います。これからも更なる活動の充実を目指し、
学校と地域が一緒になって頑張っていきます。
ゴミ箱の大きさに合わせて作りました。
分別がしやすくなっています。
学校近くの田んぼで稲作体験
24
横浜環境活動賞 受賞者一覧
※第13回までの名称は「横浜環境保全活動賞」
横浜にとんぼを育てる会
あおばく・川を楽しむ会
帷子小ウォッチングクラブ
アゲイン瀬谷
第 市
和泉川源流を楽しむ会
7 民
港南台自然観察クラブ・クロロ
回
第 市 モルフォ生物同好会
1 民 横浜・ゴミを考える連絡会
回
横浜自然観察の森友の会
・
大岡川の再生をすすめる会
5
年
日本電気株式会社横浜事業場
度
企 東洋製罐株式会社横浜工場
業 株式会社東芝生産技術研究所
・
武蔵工業大学環境情報学部
生活協同組合コープかながわ
大岡川 Fun Club
海をつくる会
第
鴨池公園愛護会
8
第 市 けやきが丘森林愛護会
2 民
横浜市牛乳パックの再利用をすすめる連絡会
回
・
寺家ふるさと村体験農業振興組合
6
フリーマーケット「緑区民ふれあい市場」緑実施世話人会
年
相鉄ローゼン株式会社
度
企
東京電力株式会社神奈川支店鶴見支社
業
日本鋼管株式会社鶴見製作所
・
早渕川をかなでる会
12
上山ふれあいの樹林愛護会
年
神奈川機器工業株式会社 本社・工場
度
日立湘南電子株式会社 本社工場
13
生活クラブ生活協同組合・神奈川
年
三菱重工業株式会社 横浜製作所
荒井沢市民の森愛護会
第 市 かなざわ森沢山の会
9 民 宮沢の森愛護会
回
特定非営利活動法人 よこはま水辺環境研究会
・
リフォーム横浜会
第 市 泉の森ふれあい樹林愛護会
5 民 白幡緑の会
回
横浜市氷取沢小学校PTA牛乳パック・リサイクルの会
・
港北区牛乳パック回収グループ
9
年
株式会社日立製作所横浜地区
度
企 株式会社オオスミ
業 ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテル
株式会社 ニコン横浜製作所
第 市 野庭・馬洗川自然愛護会
10 民 みどり・川と風の会
回
日本発条株式会社 横浜事業所
14 企 東京ガス株式会社 扇島工場
年 業 株式会社 ダイイチ
度
済生会横浜市南部病院
EM花の会
第
神奈川森林エネルギー工房
市
11 民 北八朔公園愛護会
回
港北ニュータウン緑の会
・
横浜植物会
15
年
株式会社 竹中工務店横浜支店
工藤建設株式会社
度 企 株式会社 ユニキャット
業 株式会社 アペックスディーピーエフシステム
横浜市資源リサイクル事業協同組合
三菱地所株式会社横浜事業部(横浜ランドマークタワー)
綱島商店街連合会
鶴見川を再発見する会
和泉の森を育む会
HAB21イルカ研究会
第
松の川遊歩道(緑道)の会
市
6
回 民 白根竹の森運営委員会
回
野島自然観察探見隊
・
港北くらしの研究会
・
東京電力株式会社 西火力事業所 南横浜火力発電所
10
年
度
相沢川を考える会
16
株式会社テルム本社
株式会社熊谷組横浜支店
企
株式会社日立製作所情報通信事業部
業
横浜市廃冷蔵庫フロン回収・処理推進協議会
松下通信工業株式会社(佐江戸工場・綱島工場)
25
株式会社CRC総合研究所データーセンター事業部
川本工業株式会社
企
株式会社 サカクラ
業
度
株式会社 リコー中央研究所
みなとみらい21リサイクル推進協議会
エコ・ライフいずみ
東京ガス株式会社 環境エネルギー館
企 東京ガス株式会社 根岸工場
業 東京電力株式会社 西火力事業所横浜火力発電所
自然に学ぶ会
第 市 ファイバーリサイクルネットワーク
3 民
中田ふれあいの樹林愛護会
回
・
峰岡町二丁目自治会
7
大成建設株式会社横浜支店
年
度 企 ムラタ計測器サービス株式会社
業 株式会社イトーヨーカ堂(上永谷店他8店)
恩田の谷戸ファンクラブ
第 市 ラブリバートリップ大岡川
4 民
並木谷堆厩肥利用組合
回
・
ふるさと侍従川に親しむ会
8
株式会社エフピコ横浜営業所
年
キリンビール株式会社横浜工場
企
度
業 日本石油精製株式会社根岸製油所
市沢・仏向の谷戸に親しむ会
市 みどりの学校
回 民 横浜自然観察の森友の会 雑木林ファンクラブ
三ツ沢せせらぎ緑道のほたるを育てる会
戸塚ホタル研究会
ソフトエネルギープロジェクト
11
石川島播磨重工業株式会社横浜事業所
年 企 株式会社東芝横浜事業所
度 業
株式会社フジタ横浜支店
第 市 梅田川水辺の楽校協議会
12 民 桜ヶ丘・森の仲間たち
三菱電機ビルテクノサービス株式会社 横浜支社
企
年
日本ビクター株式会社 本社・横浜工場
業
度
タカナシ乳業株式会社 横浜工場
日産自動車株式会社 横浜工場
和泉川東山の水辺愛護会
第
瀬谷市民の森愛護会
市
新治市民の森愛護会
民
回
神奈川県環境学習リーダー・エネルギー会
13
新井町公園愛護会
第
17
回
・
横浜メダカの会
・
17
東京電力(株)神奈川支店
21
年 企 (株)京急百貨店
度 業 フェリス女学院大学
飯田雀のお宿 まゆの会
NPO法人 Waveよこはま
市
こどものためのオープンハウス
民
日本の竹ファンクラブ
南瀬谷中学校PTA
年
度
千代田化工建設(株)
洋光台まちづくり協議会 青少年夢環境部会
企
業
児
童
・
生
徒
・
学
生
いかだで遊ぼう谷本川実行委員会
和泉川中央水辺愛護会
カマリヤン倶楽部
上矢部まちづくりの会
株式会社岡村製作所 企画本部情報システム部
横浜市立浦島丘中学校 生徒会
神奈川県立荏田高等学校(1学年)
神奈川県立新羽高等学校 生徒会 環境整備委員会
横浜祭運営委員会(Y.F.A)
「大賞」
亀谷戸せせらぎ水辺愛護会
市沢・仏向の谷戸に親しむ会
鴨居原市民の森愛護会
「実践賞」
市
ナウシカの会
民
平潟湾クリーンアップキャンペーン実行委員会
北八朔公園愛護会
いたち川と親しむ会
第
富士見水辺愛護会
14
保土ヶ谷フリーマーケット実行委員会
回
本郷ふじやま公園運営委員会
瀬上の森パートナーシップ(SMP)
市
鴨居駅周辺まちづくり研究会
民
第
鶴見川下流ネットワーク・鶴見
・
特定非営利活動法人 ヨコハマ倉造空間
18
都田江川水辺愛護会
18
特定非営利活動法人 楽竹会
回
若葉台連合自治会
・
瀬谷環境ネット
22
奈良川源流域を守る会
年 企 東京ガス株式会社 神奈川支店
度 業 若築建設株式会社 横浜支店
児
童
・
生
徒
・
学
生
上矢部まちづくり子ども実行委員会
年
福田誠一郎 ガールスカウト神奈川県第8団
度
「大賞」
関東学院大学・環境サークルHEP(ヘップ)
株式会社大川印刷
横浜市立大道小学校・ふるさとの水辺クラブ
「実践賞」
横浜市立西柴小学校・西柴アマモ隊
横浜消火器株式会社
武相中学高等学校・生徒会
企 株式会社 横浜フリエスポーツクラブ
業 岩井の胡麻油株式会社
横浜市立山元小学校・農園委員会
第
磯子区環境を考える会
スーパーホテル横浜・関内
長津田小学校野草園ボランティア
旭硝子株式会社 中央研究所
市
15
堀割川魅力づくり実行委員会
民
回
もえぎ野ふれあいの樹林愛護会
・
株式会社 野毛印刷社
東京電力株式会社 横浜支社
横浜野菜推進委員会
児
童
・
生
徒
・
学
生
19 企 国立大学法人横浜国立大学
年 業 パナソニック・モバイルコミュニケーションズ(株)佐江戸事業所
度
児
童
学 ・
生生
徒
・
第
下永谷小学校卒業生クラブ
鶴見大学生物部
横浜市立汐見台中学校・環境美化委員会と全校生徒
「実践賞」
横浜市立朝比奈小学校・わくわくホタル池守り隊
「大賞」
横浜国立大学附属横浜中学校ブルーアースサミット
特定非営利活動法人 鶴見川流域ネットワーキング
金沢八景―東京湾アマモ場再生会議
「実践賞」
上郷森の会
16
栄さとやまもりの会
市
回
大曽根の自然を楽しむ会
民
・
同愛会リプラス
市
海をつくる会
民
19
鶴見川舟運復活プロジェクト
第
回
めっちゃどろクラブ
「大賞」
獅子ヶ谷緑地保全会
23
年
関ケ谷市民の森愛護会
年
度 企 前田建設工業株式会社 横浜支店
業 有限会社 マルニ商店
松の川遊歩道(緑道)の会
・
20
児
童
学 ・
生生
徒
・
「大賞」
度
キリンビール株式会社 横浜工場
企
「実践賞」
業
生活協同組合連合会 ユーコープ事業連合
横浜市立本郷中学校科学部
トレッサ横浜
戸塚まつり準備会
「実践賞」
金沢八景クラブ
児
童
学 ・
生生
徒
・
横浜市立十日市場中学校、及び、地域交流事業実行委員会
横浜市立南中学校 アジサイクラブ
横浜市立南希望が丘中学校 ビオトープ特別委員会
「特別賞」(生物多様性)
特定非営利活動法人 鶴見川流域ネットワーキング
横浜市立南希望が丘中学校 ビオトープ特別委員会
市民の部(113)、企業の部(76)、児童等の部(22) 合計211団体
26
第20回横浜環境活動賞
事例集
平成25年3月 発行
横浜市環境創造局
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