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富士フイルム株式会社との資本・業務提携契約の締結に関するお知らせ
平成 22 年 10 月6日 各位 会 社 名 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング 代表者氏名 代表取締役社長 小 澤 洋 介 (コード番号:7774 NEO) 本店所在地 問合せ先 電話番号 愛知県蒲郡市三谷北通 6 丁目 209 番地の 1 取締役経営管理部長 大 林 正 人 0 5 3 3 - 6 6 - 2 0 2 0 (代表) 富士フイルム株式会社との資本・業務提携契約の締結に関するお知らせ 当社は、平成 22 年 8 月 30 日付で富士フイルム株式会社(以下「富士フイルム」という)を割 当先とする第三者割当による新株式を発行する(以下「本第三者割当」という)旨公表いたしま した。本第三者割当の実行に先立ち、本日開催の当社取締役会において同社と「資本提携契約書」 及び「業務提携に関する契約書」を締結することを決議し、同日付で同社と合意しましたのでお 知らせいたします。 記 1.資本提携及び業務提携の背景と目的 当社は、平成 22 年 3 月期初頭より、資本参画に加え、事業シナジー(相乗効果)を得られ ること既存株主の利益に反しないことを前提に、財務基盤の強化と経営の安定化を目指し、 数社と資本提携並びに業務提携の可能性を模索してまいりました。その中で、富士フイルム を有力な候補先の一つとして協議を進めてまいりました。 富士フイルムは、 「医療・ライフサイエンス事業」を重要な事業の一つとして位置付けてお り、医療用デジタルX線画像診断システム、内視鏡システム、高機能性材料などを中心に実 績と知見を有しております。平成 20 年には当社大株主の富山化学工業株式会社をグループ会 社化し、医療・ライフサイエンス分野に進出するとともに積極的に設備投資並びに研究開発 を進めております。 このような背景のもと、富士フイルムと当社は、富士フイルムによる当社への資本参画の みならず、研究開発及び事業展開においても強固な連携体制を構築することにより、両社の 間において事業シナジーを発揮し、当社が企業理念として掲げる「再生医療の産業化」に向 けて着実に前進していくことを目的として、本契約の締結にいたりました。 2.資本提携の内容 前述のとおり、富士フイルムと当社は、両社の間において事業シナジーを発揮し、 「再生医 療の産業化」に向けて着実に前進していくことを目的として、富士フイルムが当社に以下の 第三者割当による新株式発行により出資することで合意いたしました。 (第三者割当による新株式発行について) (1) 発 行 期 日 平成 22 年 10 月 29 日 (2) 発 行 新 株 式 数 当社普通株式 75,500 株 (3) 発 行 価 額 1株につき 53,000 円 (4) 発 行 価 額 の総 額 4,001,500,000 円 (5) 資 本 組 入 額 1株につき 26,500 円 (6) 資本組入額の総額 2,000,750,000 円 1/3 (7) 募集又は割当方法 (割当先) (8) そ の 他 第三者割当の方法によります 富士フイルム株式会社 75,500 株 上記各号については、当社臨時株主総会(平成 22 年 10 月 28 日開催予 定)において、本件第三者割当に関する議案が承認されること及び金融 商品取引法による届出の効力発生を条件とします 3.業務提携の内容 富士フイルムと当社は、両社の間において事業シナジーを発揮し、 「再生医療の産業化」に 向けて着実に前進していくことを目的として、それぞれが現在及び将来保有する製品・技術 を活用した再生医療分野での業務提携を行うことで合意いたしました。 主要な業務提携の内容は次のとおりです。 ・両社の技術を活用した再生医療製品の開発及び事業化 ・再生医療用材料の開発可能性及びその用途の探索 ・探索活動で具体化した用途の再生医療用材料及び製品の開発並びにその事業化 ・当社が開発する再生医療製品の海外事業展開、国内事業拡大に向けた富士フイルムによ る支援 両社は、本業務提携の運営等に関して運営委員会を設置し、研究テーマの選定、事業化の 判断、知的財産権の管理、進捗の把握等を行ってまいります。また、両社の間において人材 交流を行い、効率的に業務を推進してまいります。 なお、富士フイルムと当社との役割分担は、個別の業務提携ごとに詳細を別途契約にて定 めるものとしております。 4.富士フイルム株式会社の概要 ① 商 号 富士フイルム株式会社 ② 本 店 所 在 地 東京都港区西麻布二丁目 26 番 30 号 ③ 代表者の役職・氏名 代表取締役社長 古森 重隆 イメージングソリューション(カラーフィルム、デジタルカメラ、 フォトフィニッシング機器、現像プリント用のカラーペーパー、薬 品・サービス等) 、インフォメーションソリューション(メディカル ④ 事 業 内 容 システム・ライフサイエンス機材、グラフィックシステム機材、フ ラットパネルディスプレイ材料、記録メディア、光学デバイス、電 子材料、インクジェット用材料等)の開発、製造、販売、サービス ⑤ 資 本 金 の 額 40,000 百万円 ⑥ 設 立 年 月 日 平成 18 年 10 月 2 日 ⑦ 発 行 済 株 式 数 1,000 株 ⑧ 事 業 年 度 の 末 日 3 月 31 日 ⑨ 従 業 員 数 7,284 名 ⑩ 主 要 取 引 先 製造業、流通・サービス業等の民間企業及び官公庁 ⑪ 主 要 取 引 銀 行 株式会社三井住友銀行 100% ⑫ 大 株 主 及 び 持 株 比 率 富士フイルムホールディングス株式会社 資 本 関 係 該当事項はありません ⑬ 当 社 と の 関 係 等 取 引 関 係 該当事項はありません 人 的 関 係 当社の社外監査役のうち 1 名が割当先の従業員(富 山化学工業株式会社へ出向中)を兼務しております 関連当事者へ の該当状況 該当事項はありません 2/3 ⑭ 最近 3 年間の経営成績及び財政状態 平成 20 年 3 月期 1,281,071 純 資 産 1,479,420 総 資 産 1,281.07 1 株 当 た り 純 資 産 776,843 売 上 高 97,890 営 業 利 益 93,117 経 常 利 益 56,765 当 期 純 利 益 56.77 1株当たり当期純利益 18 1 株 当 た り 配 当 金 5.日程 取 締 役 会 決 議 資本・業務提携契約締結 契 約 開 始 日 平成 21 年 3 月期 1,230,383 1,379,567 1,230.38 627,463 △19,907 △26,351 △7,681 △7.68 23 (単位:百万円) 平成 22 年 3 月期 1,225,687 1,395,238 1,225.69 618,533 12,247 7,056 △20,561 △20.56 0 平成 22 年 10 月 6 日 平成 22 年 10 月 6 日 平成 22 年 10 月 6 日 6.今後の見通し 当社の当期業績への影響は軽微であると判断しておりますが、本件により現状の見通しに 変更がある場合は速やかに開示いたします。 【参考資料】 第三者割当による新株式発行並びに主要株主である筆頭株主及びその他の関係会社の異動に 関するお知らせ、平成 22 年 8 月 30 日開示 以上 3/3