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〜病院・薬について知ろう!〜

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〜病院・薬について知ろう!〜
日本語講座 「安全・安心な生活をしよう」
〜病院・薬について知ろう!〜
1.目的・目標
①薬の専門家(薬剤師)の出前講座・ドラッグストアでの
体験活動やビデオの視聴を通して、外国人が安心して
暮らしていくために必要最低限の医療や薬の基礎知識
を身につける。
②医療・薬に関わる生活日本語の運用能力を身につける。
③日本語パートナーが外国人学習者との対話を通して
学習者の日本語レベルに合わせて伝わる日本語を身に
つけ、相互理解を体感する。
2.日時:平成27年1月22日〜2月12日(全4回)
毎週木曜日 13:30〜16:30
3.場所:豊田市国際交流協会(TIA) 32会議室
4.参加者人数: 30名
(学習者10名、日本語パートナー20名)
5.教室の形態
対話
学習者
・参加者募集
・チラシ作成
日本語
パートナー
・日本語プログラ
ム
の開発
・教材作成
協働先
調剤薬局・薬剤師
ドラッグストア登録販売者
プログラム・
コーデイネー
ター
・担当者会議の開催
・出前講座や課外活動の
協力要請および交渉
6.活動内容
・ビデオを視聴しながら、日本語パートナーとの対話を通して病院のかかり方の場面
(受付・診察・会計など)を練習しました。
・診察室で医師に病気の症状を伝える練習をしました。
・日本語パートナーが医者役になり、学習者が患者役になりロールプレイをしました。
・パワーポイントを見ながら、薬剤師さんの説明を理解
しました。
・日本語パートナーと一緒に薬袋や薬のパッケージの実物
を使用しながら、薬の種類や服用の仕方を学びました。
・教室の近くのドラッグストアに出かけて、症状
を薬局の人に伝えて質問しました。
・日本語パートナーと一緒に薬のパッケージ
を読んで、適切な薬を選んだり購入したり
しました。
・学習者と日本語パートナーがドラッグストアで購入した、いろいろな薬のハンドブックを
作成して発表しました。
・次に購入してみたい薬を選びました。
・「おくすりハンドブック」を製本して配布しました。友人に渡して伝えることができるよう
にしました。
7.成果と課題
①学習者の活動への理解度(ふりかえり用紙に記載された結果より)
⇒5段階評価項目中、平均4.2点
病気の症状や薬に関する基礎知識を説明できるようになった。
(日本語パートナーのふりかえり用紙記載から)
②日本語パートナーが伝わりやすい日本語を使用する必要性への気づきを
得られた。(アンケート結果より)
③薬剤師などの専門家や多くの協働者から視点を得たことにより、日本語学習の
プログラムが充実した。
④学習者と日本語パートナーによる「対話と協働」の教室のあり方とプロセスが日本語
学習を促進させ、課題解決への実践に繋がった。
⑤今回得たノウハウを応用して、一般的な生活課題解決に向けた教室をコース
デザインしていく。
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