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日東サプライ株式会社 環境活動レポート
日東サプライ株式会社 環境活動レポート 811101 2016年(平成28年)5月27日 (活動期間:2015.04.01~2016.03.31) 1 事業活動の概要及び対象範囲 1 事業所名及び代表者名 日東サプライ株式会社 代表取締役 塩井 良雄 2 所在地 〒 222-0037 神奈川県横浜市港北区大倉山六丁目2番12号 3 環境管理責任者氏名及び連絡先 責任者 専務取締役 塩井 秀雄 担当者 宮田 優子 連絡先 電 話 045-542-6141 FAX 045-542-9174 4 事業活動の内容 電子部品の販売 5 主要製品の出荷額 174百万円 (2015年度速報値) 6 事業所の規模 従業員数 5人 床面積 192㎡ 1/5 2 環 境 方 針 <理念> 日東サプライ株式会社は、地球環境の保全が人類共通の最重要課題のひとつであることを認 識し、その企業活動のあらゆる面で地球環境の保全に努め、環境との共生・調和に取り組み、 環境負荷を継続的に削減していき、その結果を次世代に継承するよう努めます。 <方針> (1) 電子部品・機構部品の販売事業を通した地球環境保護 分別回収が容易な製品や再利用可能な製品及び有害物質を使用していない製品を積極 的にPRすることにより、継続的な環境改善に取り組みます。 (2) エコ製品の提供 お客様の省エネに寄与すると思われる商材を販売し、エコ製品を提供します。 (3) グリーン購入の推進 環境への負荷のできるだけ少ない製品、繰り返し使用できる製品を選定し、社内で使用 するオフィス用品のグリーン購入の推進に努めます。 (4) 資源・エネルギーの効率的・効果的な利用 事業活動における資源・エネルギーの消費や廃棄物の排出状況などを把握し、環境への 負荷を認識し、廃棄物の削減・再利用・再資源化・省エネルギーに努め、継続的な環境改 善に取り組みます。 (5) 目標の設定と見直しの実施 環境保全に関する目的・目標を設定し活動結果を見直すことにより、活動状況を把握し 改善と是正を行い、環境マネジメントシステムの維持と継続的な改善に努めます。 (6) 法的規制事項の遵守 環境に関する法律、規則等及び弊社が同意した各種協定等を遵守します。 (7) 環境教育の実施 全社員に対して必要な環境保全教育を実施し、環境方針の遂行に当たり全員が環境に関 する意識向上を図るとともに、取引先へも環境方針を周知し、理解と協力を要請します。 (8) 環境方針の開示 環境方針は、すべての従業員に周知するとともに、社外の求めに応じて開示します。 制定日 2005年7月20日 改定日 2011年6月10日 日東サプライ株式会社 代表取締役 塩井 良雄 2/5 3 環境活動計画、中期目標、年度目標とその実績、 取組結果とその評価、次年度の取組内容 中期目標及び2015年度目標の基準値は、2010年度~2012年度の3年間の平均使 用量等の実績値とする。( )内は 2010 年度~2012 年度の3年間の平均実績値。 中期目標の期間は、2013年度~2015年度の3年間とする。 環境活動計画 二酸化炭素 削減 注① 購入電力 低減 中期目標 0.5%減(対売 上高比) 2015 年度 目標 75.30KgCO2/百万円 2015 年度 実績 55.72KgCO2/百万円 (二酸化炭素 排出量総量 0.5%減(対売 9,695kg) 38.10kwh /百万円 ○ 16.20ℓ /百万円 ○ 上高比) 47.70kwh /百万円 エコ関連製品 の販売の拡充 注② 66.00kg /人 68.0 ㎥/年間 総量 新規商品の開 A 1,200 本 発 分別回収・ B 300 ㎡ 再利用可能製 C 1,500 ㎡ ── 47.0 ㎥/年間 総量 A 1,600 本 B 200 ㎡ C 1,300 ㎡ 環境配慮型事 務用品の選定 グリーン購入 グリーン購入 適合品の 適合品の調 調査等 査、購入等 トナーの回収 等への協力 当社では化学物質は使用しておりません。 注① 購入電力の排出係数:0.418 ガソリンの排出係数:0.0671 注② A:古布などを素材としている B:廃ペットボトルなどを素材としている C:断熱材(省エネに寄与) 3/5 冷暖房の設定温度の遵守、業務 の効率化による残業の減少等、 電気使用量が増えないように 引き続き努めていきたい。 効率的な営業行程の組成、ルー トの選定、スマートドライブの 徹底等を引き続き推進してい きたい。 ○ ごみ箱の集約化、ごみの分別等 について社員の意識の高揚が 奏功しつつある。 ○ 社員の節水の意識が浸透しつ つある。 ○ × × 品への対応 グリーン購入の 推進 評価及び次年度の取組内容 ○ (75.45Kg-CO/ 百万円) (47.90kwh/ 百 万円) ガソリン 0.5%減(対売 22.10ℓ 購入量低 上高比) /百万円 減 (22.20ℓ/ 百万 円) 廃棄物排出量 1%減(対人数 98.20kg 比) 削減 /人 (99.20kg/人) 水使用量削減 達成 区分 ○ インターネットを中心とした 販売形態のため、変移性や倦怠 性もあるが、販売チャンネルの 多様化、売れ筋商品の調査、開 発に傾注したい。 引き続きグリーン購入の増大 を目指し、環境ラベル対象商品 (又は同等品)の購入を図って いく。 ◇ 2013 年度から、電気,ガソリン,廃棄物それぞれについて 2010 年度~2012 年度の3年間 の平均実績値を基準値として、中期目標(3年間)及び単年度目標を設定することとした。 電気 3年間で 0.5%減(対売上高比) ガソリン 同上 廃棄物 3年間で1%減(対人数比) 排水量 同上。ただし、2015 年度からは実使用量の上限目標(上記の基準値)を設 定することとした。 ○ 2016 年度及び 2017 年度の目標は、社屋の建替えを予定しているので、電気・ガソリン・ 廃棄物・排水量については「現状把握・記録」とした。 これらの 2018 年度の目標は、2017 年度の実績に基づいて設定する予定である。 また、エコ関連製品については、2016 年度の販売目標として、製品Aを 1,400 本、製品 Bを 400 ㎡、製品Cを 1,600 ㎡、製品D(制振材(騒音、振動防止等による環境の向上))を 5,800 枚と設定することとした。 さらに、環境コミュニケーション(地域防犯寄与、地域環境美化等)をより一層推進する 予定である。 □ 前頁の表の「環境活動計画」の施策の具体例は、次のとおりである。 購入電力低減 冷暖房設定温度の徹底、LED電球の取付け ガソリン購入量低減 エコドライブの実践、道路情報の共有化 廃棄物排出量削減 ごみの分別、裏紙の使用 水使用量削減 節水意識の向上、継続 エコ関連製品の販売の拡充 インターネットの活用、売れ筋商品の調査、開発 4 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果 並びに違反、訴訟等の有無等 1 当社に一般的に適用があると思われる環境関連法規等は、グリーン購入法、廃棄物処理法、 横浜市条例などと判断されるが、これらの遵守状況を確認し、評価した結果、関係する違反、 訴訟はなかった。 また、過去3年間、関係当局より違反等の指摘はない。 2 環境コミュニケーション ① 活動期間中、外部からの苦情等はなかった。 ② 電気使用量削減のため、会社社屋の屋外の夜間照明の消灯を検討していたが、近隣の住 民から防犯上・安全上の観点より点灯の要望があり、引き続き 2016 年 2 月(旧社屋解体時) まで点灯していた。 ③ 従来から断続的に行なっていた当社の前面道路の草刈、清掃は 2015 年度も継続し、近 隣の方々の安全・安心に資している。 4/5 5 代表者による全体評価と見直しの結果 1 全体評価 エコアクション21の認証・登録を受けて以来、社員の間には、環境活動の実行は「身近 なところから」という意識が着実に育まれてきており、今後も、全社員一丸となって環境活 動に取り組んでいく姿勢を続けていく。 今年度は下記2の①,②,③については目標を達成できたが、今後も売上高の増加と目標の 達成を目指していく。 また、電気・ガソリン・廃棄物等の削減だけでなく、エコ関連製品の販売にも継続的に注 力していく。 2 見直し結果 ① 二酸化炭素排出量 A 電力の使用量については、エアコンの使用の抑制、冷暖房の設定温度の遵守等により、 2015 年度実使用量は基準値(2010-2012 年度平均値)に比べ約 20%減少し、対売上高比 でも目標を達成できた。 B ガソリンの使用量については、営業活動の効率的な実施等により、2015 年度実使用量 は基準値(2010-2012 年度平均値)に比べ約 26%減少し、対売上高比でも目標を達成で きた。 ② 廃棄物排出量 2015 年度は実排出量では基準年比、前年度比ともに減少し、対人数比でも目標を達成で きた。 ③ 水使用量 2015 年度の実使用量は基準値(2010-2012 年度平均値)比で減少し、 目標を達成できた。 当社で使用する水は生活用水に限られ、大幅に増減する可能性も少ないが、節水の意識 と行動は継続していく。 ④ エコ関連製品の販売 販売競争の激化、対象製品の変移性、購買者の倦怠性等により、意図した成果が現われ なかった面があるが、異業種の展示会等の見学、メーカーの勉強会等を生かし、新しい製 品の開発・販売の促進、販売形態の再考・試行等の営業努力を今後も継続していく。 ⑤ グリーン購入の推進等 環境ラベル対象商品(又は同等品)の購入を図り、加えて再生材料を使用しているもの等 の購入を増やしていく。 また、廃棄する際には、分別(紙類・樹脂類・金属類等)を徹底し、適切に処分すること を心掛ける。 5/5