...

三人制審判のメカニックス

by user

on
Category: Documents
2

views

Report

Comments

Transcript

三人制審判のメカニックス
三人制審判のメカニックス
三好町少年野球審判部
少 年 野 球 の 審 判 は 今 ま で 四 人 制 で 行 わ れ て き ま し た 。し か し 最 近 で は ク ロ ッ ク
ワ イ ズ メ カ ニ ッ ク ス( 右 回 り )の 導 入 な ど に よ る 審 判 技 術 の 向 上 に よ り 2 塁 審
判を省略した三人制、球審と一人の塁審で行う二人制に移行しつつあります 。
三 好 町 少 年 野 球 も 三 人 制 審 判 で 試 合 が 行 わ れ ま す の で 、こ こ で 三 人 制 メ カ ニ
ッ ク ス を 解 説 し ま す 。す ば ら し い 試 合 進 行 が 行 わ れ る よ う 役 立 て て い た だ け れ
ば幸いです。
<目次>
(1)審判の取り決め事項
(2)審判の心得
(3)注意事項
(4)宣告用語、連携用語
(5)野飛球の責任範囲
(6)ポジショニング
( 1 -1 ~ 4 ) 走 者 な し ( 5 ペ ー ジ )
( 2 -1 ~ 4 ) 走 者 1 塁 ( 6 ペ ー ジ )
( 3 -1 ~ 3 ) 走 者 2 塁 ( 8 ペ ー ジ )
( 4 - 1 、2 ) 走 者 3 塁
( 5 - 1 ~ 5 ) 走 者 1 ・2 塁 ( 9 ペ ー ジ )
(9ページ)
( 6 - 1 、2 ) 走 者 1 ・3 塁 ( 1 1 ペ ー ジ )
( 7 - 1 ~ 3 ) 走 者 2 ・3 塁 ( 1 2 ペ ー ジ ) ( 8 - 1 ~ 3 ) 走 者 満 塁 ( 1 3 ペ ー ジ )
( 1 )審 判 の取 り 決め 事項
三人制審判のメカニクスはバラエティーに富みフォーメーションも複雑で
す 。最 初 か ら す べ て の 動 き を 習 得 す る の は 無 理 が あ り ま す 。ま た 、少 年 野 球 は
小 学 校 の グ ラ ン ド や 公 園 で 試 合 が 行 わ れ 、試 合 球 が 外 野 の 奥 の 遊 具 や 植 木 の 中
に 入 っ て ト ラ ブ ル ボ ー ル に な る こ と が 多 く あ り ま す 。そ こ で 審 判 の 動 き を 単 純
化 し ス ム ー ズ な フ ォ ー メ ー シ ョ ン が 行 え る よ う 、次 の 約 束 ご と を 基 本 と し ま す 。
(三好町少年野球の約束ごと:審判技術委員会のメカニックスと少し違います)
① 塁 審 は 外 野 飛 球 の す べ て を Going Out す る 。( 飛 球 を 追 う )
(ポーズ・リード・リアクトのテクニックは用いない)
② 内野に位置した塁審は自分の責任範囲の外野飛球を追わない。
こ の 動 き を 原 則 と し ま す 。他 の 連 盟 と 合 同 審 判 を す る 場 合 で も 迷 わ ず こ の
動 き を は っ き り 示 せ ば 何 ら 問 題 は 発 生 し ま せ ん 。基 本 を 習 得 し た ら 、よ り
高度なメカニクッスをめざしてスキルアップしましょう。
( 2 )審 判 の心 得
①
規則書と競技者必携に精通する。
ル ー ル に 明 る く な る と 、自 信 と 信 頼 に つ な が り ま す 。間 違 っ た ル ー ル で 試 合
を進めてしまうと小学生が間違ってルールを覚えてしまいます。
②
審判員の連帯責任
各審判員は互いに、目、サイン、声によってコミュ ニケーションを図り連
係 動 作 に 努 め ま す 。イ ン フ ィ ー ル ド フ ラ イ 、タ イ ム プ レ ー 、タ ッ グ ア ッ プ 、
1
ローテーション、スライドなどの時は、各審判は指、手でサインを交わし
注意を喚起し合います。
連係動作を習熟すれば、ダブルコールや塁のフェール(空過)の見逃し、
タッグアップの見逃しが防げます。
③ ゲームのスピードアップに努める。
1時間30分の試合時間で7回が終了するようスピードアップ化に努めま
す 。審 判 の 不 手 際 に よ る ト ラ ブ ル が 多 い と 試 合 の 流 れ を 乱 し 不 愉 快 な ゲ ー
ムにしてしまいます。
④ 規則に忠実でなければならない
瞬間的なプレーに対し即座に見たまま規則に忠実に裁定を下さなければな
らない。常にどんなプレーにも対応できる心構えと体勢が必要です。
⑤
服装と動作
選 手 、監 督 、コ ー チ に ユ ニ フ ォ ー ム の 着 用 を 求 め る の と 同 様 、審 判 員 も 正 規
の 服 装 で 試 合 に 臨 み ま す 。選 手 に 攻 守 交 代 は 駆 け 足 を 求 め る の と 同 様 、審 判
もスピーディーに行動します。
( 3 )注 意 事項
① 常 に ボ ー ル か ら 目 を 離 さ な い 。( ウ オ ッ チ
ザ
ボール)
② 一つのプレーの判定は必ず担当審判一人が行います。一つのプレーに二人
の審判が判定を下すダブルコールは厳禁です。
③ プレーに対し最も適切な角度と距離をとるようにし、必ず静止して判定を
下します。厳しいときは距離より角度を重視します。
④ 判定はあわてず、しっかり確認し、宣告します。
⑤ ファウルライン付近の打球は、一、三塁ベースまでは球審、それより以遠
は 塁 審 が 宣 告 し ま す 。( ダ ブ ル コ ー ル に 注 意 す る )
⑥ 内野フライ、インフィールドフライ、故意落球は原則として球審が宣告し
ま す 。( 連 盟 に よ り 違 い が あ る の で 試 合 前 に 確 認 す る )
⑦ タイムは各審判が同調する。アウト、セーフ、フェア、ファウルは同調し
ない。インフィールドフライは同調してもしなくてもよい。
⑧ フ ェ ア の 宣 告 は ノ ー ボ イ ス ゼ ス チ ャ ー の み 。( 声 を 出 さ な い )
⑨ 四球、死球の時、球審は一塁を手で指さない。
⑩ ボールカウントの表示は右手の指でストライクの数、左手の指でボールの
数を示します。はじめにストライクの数、次にボールの数をコールします 。
プ ロ 野 球 、軟 式 野 球 は ス ト ラ イ ク を 先 に コ ー ル し ま す 。高 校 野 球 、大 学 野 球
などアメリカ流を採用している連盟はボールから先にコールしています。
(4)宣 告用 語(ターミノロジー)
ストライク: ストライク・ワン ストライク・ツー ストライク・スリー
ボール; ボール・ワン
ボール・ツー
ボール・スリー ボール・フォー
2
死 球 : ヒット・バイ・ピッチ または デッドボール
ボーク: ザッア ボーク タイム(タイムは必 要 なときのみ)
飛 球 をキャッチしたとき: ザッツア・キャッチ
飛 球 がキャッチされなかったとき(落 球 ): ノーキャッチ
〔一 塁 でのプレー〕
普 通 のアウト: ヒーズ-アウト (he is out)
走 者 にタッグ: オン ザ タッグ ヒーズ-アウト(on the tag he is out )
塁 から足 が離 れたとき ;オフ ザ バッグ セーフ(off the bag safe)
落 球 したとき: ドロップ ザ ボール セーフ (drop the ball safe)
〔ハーフスイング〕
球 審 : ディド ヒー ゴー?(did he go?) (今 の振 りました)
塁 審 (振 ったとき): イエス ヒー ウエント(yes he went)(スイング)
塁 審 (振 らなかったとき): ノーヒー ディドントゴー(no he didn‘t go)
(ノースイング)
〔その他 〕
三 振 して振 り逃 げが可 能 なとき: ノーキャッチ・ノーキャッチ (球 審 )
インフィールドフライ: インフィールドフライ バッター イズ アウト
守備妨害: ザッツ インターフィアランス
走塁妨害:ザッツ オブストラクション
(守備妨害)
(守備妨害)
( 5 ) 外 野へ の打 球 の責 任範 囲
① 走者なし、走者3塁
(1塁塁審)
1塁塁審はセンターより右側の打球に
3BU
3塁塁審
センター
責任をもつ。
(3塁塁審)
3塁塁審はセンターより左側の打球と
1塁塁審
センター正面の打球に責任をもつ
1BU
② 走 者 1 塁 、1 ・ 2 塁 、 1・ 3 塁 、 満 塁
球審
センター
(球審)
3塁塁審
球審はレフトより左側の打球に責任をもつ
(1塁塁審)
3BU
1塁塁審はセンターより右側の打球とセンター
正面の打球に責任をもつ
1 塁塁審
(3塁塁審)
3塁塁審はレフト-センター間とレフト正面の
打球に責任をもつ。
1BU
3
③ 走者2塁、2・3塁
(球審)
3塁塁審
球審はライトより右側の打球に責任をもつ
(1塁塁審)
センター
3BU
1塁塁審
1塁塁審はセンター・ライト間とライト正面
の打球に責任をもつ
1BU
ライト
(3塁塁審)
球審
3塁塁審はセンターより左側の打球とセンタ
球審
ー正面の打球に責任をもつ
(6)ポジショニング
① 走者なし・走者3塁
塁審はベースの後方4~6m、ラインの
外 側 に 位 置 し ま す 。1 塁 手( 3 塁 手 )が 、
1塁手
ベース後方4~6m
ベースの後方で守備した時は、塁審は野
手の後方3mぐらいに位置します
1塁塁審
体と目線はホームに向け、打者のハーフ
スィングを注視します。
投手の動作に合わせ、1球ごとに手を膝
の 上 に 置 き 前 か が み の 姿 勢( ハ ン ズ オ ン
1塁手の後方3m位
ニーズ セット)で構えます。
(ウオッチ
ザ
ボール )
1塁塁審
②走者が1塁にいる場合
1塁塁審は少しベースに近づき(ベース
後方4mくらい)投手の動作が見通せる
場所に位置します。体と目線は投手の方
向に向け、走者のけん制やボークの判定
に備えます。3塁塁審は内野に入り、セ
カンドベースからサード方向に4m、投
手方向に2mくらいで野手の守備の妨げ
にならない場所に位置します。ここで投
3塁塁審
走者
4m位
手のけん制動作などを注視します。
(ウオッチ
ザ
1塁塁審
ボール )
1塁類審
4
③ 走者2塁、2・3の場合
3 塁類審
3塁塁審はラインの外で少しベースに近
4m位
づ き( ベ ー ス 後 方 4 m く ら い )投 手 の 動 作
が見通せる場所に位置します。
1塁類審
体 と 目 線 は 投 手 の 方 向 に 向 け 、走 者 の け ん
制やボークの判定に備えます。
1塁塁審はセカンドベースからファスト方
向に4m、投手方向に2mくらいで野手の
4m位
守備の妨げにならない場所に位置します。
ここで投手のけん制動作などを注視します
1塁塁審
2m位
審判のフォーメーション
( 1 -1 ) 走 者 な し 、 内 野 ゴ ロ
3B U
ショート
(球審)
捕手の左側から1塁方向にできれば中間
位まで進み打者走者の走塁と悪送球に備
えます。
(1塁塁審)
1B U
送球に対し直角になる位置へ進みプレーを
判定をする。
(3塁塁審)
内野へ進み悪送球になれば2塁を担当する。
( 1 -2 ) 走 者 な し 、 内 野 ゴ ロ 悪 送 球
(球審)
捕手の左側から1塁方向に進み悪送球の
3B U
ショート
ボールを追います。ボールデットになれば
タイムをかけ、走者を2塁に進めます。
(タイム・2ベース・ユーセカンドベース)
(ワンベースとは言わないで下さい)
(1塁塁審)
1B U
内野に入り3塁塁審と走者をはさみます。
悪送球は球審に任せます。
(3塁塁審)
内 野 へ 進 み 打 者 走 者 の 2 塁 進 塁 、ラ ン ダ ウ ン
プレヘに備えます。
(球審)
捕 手 の 左 側 か ら 1 塁 方 向 に 進 み 悪 送 球5の
ボールを追います。ボールデットになれば
タイムをかけ、走者を2塁に進めます。
ボールはまかせろ
( 1 -3 ) 走 者 な し 、 セ ン タ ー よ り ラ イ ト 側 へ の フ ラ イ
センター
(球審)
捕手の左側から1塁方向に進み打者走者の
走 塁 と 1 塁 触 塁 を 見 ま す 。走 者 が 1 塁 で 止 ま っ
たら1塁塁審が戻るまでそこに留まります。
(1塁塁審)
ボールを追い確認と判定をする。
1BU
返球を見ながら1塁に戻る。
(ボールを追う時
「 Going Out 又 は ボ ー ル を
Going Out
追 う よ 」 と 声 で 他 の 審 判 に 伝 え ま す 。)
( 3。
塁塁審)
内野へ進み打者走者の2塁および3塁進塁に備えます 。
( 1 -4 ) 走 者 な し 、 セ ン タ ー よ り レ フ ト 側 へ の フ ラ イ
Going Out
(球審)
本塁前方内野に入りプレーの状況を見守る。
(1塁塁審)
3BU
内野に移動ピボットターンし、すべての塁
のプレーに備える。
(3塁塁審)
ピボット
ボールを追い確認と判定をする。
(ボールを追う時
「 Going Out 又 は ボ ー ル を
1BU
追うよ」と声で他の審判に伝えます。
( 2 -1 ) 走 者 1 塁 、 セ ン タ ー よ り ラ イ ト 側 の フ ラ イ
(球審)
3塁コーチャーボック近くのライブラリー
ポイントまで進み1塁走者の3塁でのプレー
センター
に 備 え る 。( 声 1) 走 者 が 3 塁 へ 進 塁 し プ レ ー
がありそうなら内野に入り判定する(声2)
走者が本塁へ進めば遅れることなく本塁へ戻
声
る 。( 声 3 )
(1塁塁審)
打球を追い確認と判定をする。
打球を追う時
「 Going Out」 又 は 「 ボ ー ル を
追うよ」と声で他の審判に伝えます。
( 3 塁 塁 審 ) 1・ 2 塁 の 触 塁 を 見 る 。
6
Going Out
( 声 1): I’ ve got 3rd
if he comes ( ア イ ブ ゴ ッ ド サ ー ド イ フ ヒ カ ム ズ )
日 本 語 な ら 、「 サ ー ド へ 行 く よ 」 と 声 に 出 し て 他 の 審 判 に 伝 え ま す 。
( 声 2): I’ ve got 3rd
又は「サードOK」と3塁の判定は自分と伝えます。
(声3)
:going home 又 は「 ホ ー ム へ 帰 る サ ー ド お 願 い 」と 3 塁 塁 審 に 伝 え ま す 。
( 2 -2 ) 走 者 1 塁 、 セ ン タ ー ・ レ フ ト 間 の フ ラ イ
(球審)
レフト
3塁コーチャーボック近くのライブラリー
センター
ポイントまで進み1塁走者の3塁でのプレー
に 備 え る 。( 声 1) 走 者 が 3 塁 へ 進 塁 し プ レ ー
が あ り そ う な ら 内 野 に 入 り 判 定 す る ( 声 2 ))
ホームは1塁塁審にまかす。
走者
(1塁塁審)
打 者 走 者 の 1 塁 触 塁 を 確 認 後 、「 going home」
又は「ホーム へ 行くよ」と声を出し本塁へ
向う。
going home
ホームは任せろ
(3塁塁審)ステップアッブターンし、打球
の判定と1塁走者の2塁の触塁を見る。
塁審が右回りに移動すること
をローテーション呼びます
( 2 -3 ) 走 者 1 塁 、 左 翼 線 へ の フ ラ イ
レフト
(球審)
球審の責任範囲の打球なら、3塁線へ進み立ち
スライド
止 ま っ て 判 定 を し ま す 。こ の 時 I’ m on the line
と声で、ここで判定する3塁へは行かないと
他の審判に伝えます。
声
(1塁塁審)
打者走者の1塁触塁を確認、2塁をカバーする
(3塁塁審)
1塁走者の2塁触塁を確認し、2塁と3塁のプ
塁審が左回りに移動すること
レーに備えます。
をスライド呼びます
( 2 -4 ) 走 者 1 塁 、 送 り バ ン ト
(球審)打球の判定、悪送球を見る。
に備える。
3塁へは行かない
(1塁塁審)
1塁の判定、悪送球になれば2塁ヘスライド。
(3塁塁審)
1塁走者の2塁での判定、触塁の確認をする。
1塁へ悪送球になれば3塁へスライドする。
7
悪送球なら
「ボールはまかせろ」
( 3 -1 ) 走 者 2 塁 、 セ ン タ ー ・ ラ イ ト 間 の フ ラ イ
(球審)
本塁でのプレーに備える。
センター
(1塁塁審)
ステップアップターンし、打球と打者走者の
走者
1塁触塁を確認後、1・2塁のプレーに備え
る。2塁走者のタッグアップを見る。
ライト
(3塁塁審)
2塁走者の3塁触塁を見る。3塁でのプレー
に備える。
走者
(ステップアップターン:打球が自分より右側に飛べば右足を本塁方向へ
一歩ステップし次に外野方向にターンする動作)
( 3 -2 ) 走 者 2 塁 、 セ ン タ ー よ り 左 側 へ の フ ラ イ
レフト
(球審)
2塁走者の3塁触塁と本塁のプレーに備え
走者
センター
る。
(1塁塁審)
打者走者の1塁触塁を確認後、1・2・3
塁のプレーに備える。2塁走者のタッグアッ
プを確認する。
走者
(3塁塁審)
Going Out と 声 を か け 打 球 を 追 う 。
打球の確認と判定をする。
( 3 -3 ) 走 者 2 塁 、 右 翼 線 へ の フ ラ イ
CV球 審 )
(
「 I’ m on the line」 と 声 を か け ラ イ ン 上
に出て打球の確認と判定をする。その後本
塁のプレーに備える。
センター
走者
(1塁塁審)
ライト
ステップアップターンし、打球と打者走者
の 1 塁 確 認 後 、1・2 塁 の プ レ ー に 備 え る 。
2塁走者のタッグアップを見る。
走者
(3塁塁審)
2塁走者の3塁触塁を確認し、その後の
プレーに備える。
8
( 4 -1 ) 走 者 3 塁 、 セ ン タ ー よ り 右 側 へ の フ ラ イ
センター
(球審)
3塁ベンチの方向に移動し、3塁走者のタ
ッグアップの確認。本塁の触塁を見る。
(1塁塁審)
Going Out と 声 を か け 打 球 を 追 う 。
(3塁塁審)
すばやく1・2塁間の内野まで入り、打者
Going Out
走者の各塁の触塁を見る。
( 4 -2 ) 走 者 3 塁 、 セ ン タ ー よ り 左 側 へ の フ ラ イ
レフト
センター
(球審)
3塁走者のタッグアップの確認と本塁の
触塁を見る
②
(1塁塁審)
① ヒットになりそうな時打者走者の各塁
①
の触塁を見る。
② ノーアウトでキャッチしそうな時3塁
方向に進む。
(3塁塁審)
Going Out と 声 を か け 打 球 を 追 う 。
( 5 -1 ) 走 者 1 ・2 塁 、 セ ン タ ー よ り 右 側 の フ ラ イ
(球審)
センター
2塁走者の3塁触塁と本塁のプレーを見る。
走者
(1塁塁審)
Going Out と 声 を か け 打 球 を 追 う 。
(3塁塁審)
2塁1塁の触塁と1・2・3塁のプレーに
備える。
ライト前ヒットはライトゴロに備え
すばや
く1塁に近づき判定する。
9
Going Out
( 5 -2 ) 走 者 1 ・2 塁 、 セ ン タ ー よ り 右 側 の フ ラ イ
走者タッグアップ
(球審)
「 I’ ve got 3rd
if he tags」又 は「 サ ー ド へ
センター
行くよ」と声をかけ、3塁に移動する。
走者
走 者 が 進 塁 を 試 み た ら 「 I’ ve got 3rd 」 又 は
「サードOK」と声をかけ内野に入り判定。
ライト
悪 送 球 に な れ ば 「 going home」 と 声 を か け
本塁へ戻る。
(1塁塁審)
「 going out」 と 声 を か け 打 球 を 追 う 。
声
Going Out
(3塁塁審)
1塁2塁のタッグアップを確認。
悪送球ならば3塁へ向う。
( 5 -3 ) 走 者 1 ・2 塁 、 セ ン タ ー ・ レ フ ト 間 の フ ラ イ
(球審)
センター
2塁走者の3塁触塁と本塁のプレーに備え
走者
る。
(1塁塁審)
打者走者の1塁触塁と2塁進塁に備える。
(3塁塁審)
打球の判定。1塁走者の2塁触塁と3塁進塁
に備える。
( 5 -4 ) 走 者 1 ・2 塁 、 セ ン タ ー ・ レ フ ト 間 の フ ラ イ
(球審)
走者タッグアップ
レフト
「 I’ ve got 3rd if he tags」 又 は 「 サ ー ド へ
センター
行くよ」と声をかけ、3塁に移動する。
走者
走 者 が 進 塁 を 試 み た ら 「 I’ ve got 3rd 」 又 は
「サードOK」と声をかけ内野に入り判定。
悪 送 球 に な れ ば 「 going home」 と 声 を か け
本塁へ戻る。
(1塁塁審)
タッグアップの確認。本塁へはいかない。
(3塁塁審)
打球の判定と2塁のタッグアップを確認。
悪送球ならば3塁へ向う。
10
声
( 5 -5 ) 走 者 1 ・2 塁 、 左 翼 線 へ の フ ラ イ
レフト
(球審)
センター
3 塁 線 へ 進 み 立 ち 止 ま っ て 「 I’ m on the line」
走者
と声をかけ3塁へは行かないことを他の審判
に伝えます。ここで打球の判定と2塁走者の
3塁触塁を確認する。
声
(1塁塁審)
打者走者の1塁触塁を確認後2塁へスライド
(ピボットの必要なし)
(3塁塁審)
1塁走者の2塁触塁を確認後3塁へスライド
2塁走者がタッグアップしたら確認する。
( 6 -1 ) 走 者 1 ・3 塁 、 セ ン タ ー よ り ラ イ ト 側 の フ ラ イ
(球審)
「 I’ ve got 3rd
if he tags」 又 は 「 サ ー ド
センター
へ 行 く よ 」と 声 を か け 、3 塁 に 移 動 し な が ら
本塁の触塁を確認。3塁のプレーに備える。
声
(1塁塁審)
「 going
out」 と 声 を か け 打 球 を 追 い 確 認 と
判定をする。
( 3 塁 塁 審 )。
1塁走者と打者走者の触塁を確認し、2塁の
プレーに備える。
Going Out
( 6 -2 ) 走 者 1 ・3 塁 、 セ ン タ ー ・ レ フ ト 間 の フ ラ イ
(球審)
「 I’ ve got 3rd
センター
if he comes」 又 は 「 サ ー ド
へ行くよ」と声をかけ、3塁に移動しながら
本塁の触塁を確認。3塁のプレーに備える。
声
1 塁 走 者 が 3 塁 へ 進 塁 し た ら 「 I’ ve got
3 rd」 と 声 を か け 、 内 野 に 入 り 判 定 す る 。
(1塁塁審)
打 者 走 者 の 1 塁 触 塁 を 確 認 後 「 going home」
と声をかけ本塁へ向う。
Going hom e
( 3 塁 塁 審 )。
打球の判定と1塁走者2触塁を確認する。
11
( 7 -1 ) 走 者 2 ・3 塁 、 セ ン タ ー ・ ラ イ ト 間 の フ ラ イ
(球審)
本塁のプレーに備える。
センター
(1塁塁審)
走者
ステップアップターンし、打球の判定と打
者走者の1塁触塁確認する。タッグアップ
すれば2塁走者のタッグアップを見る。
ライト
(3塁塁審)
2塁走者の3塁触塁を確認する3塁走者の
タッグアップを見る
プレーに備える。
( 7 -2 ) 走 者 2 ・3 塁 、 セ ン タ ー よ り 左 側 へ の フ ラ イ
レフト
(球審)
センター
本塁と3塁の触塁を見る。3塁のタッグアッ
プを見る。
走者
①
(1塁塁審)
打者走者の1塁触塁を確認後、1・2・3
塁のプレーに備える。2塁走者がタッグアッ
プしたら①へスライドし確認する。
(3塁塁審)
「打Going
Out」
かる
け。
打球を追う。打球の
球を確
認 しと判声定をす
確認と判定をする。
( 7 -3 ) 走 者 2 ・3 塁 、 右 翼 線 へ の フ ラ イ
(球審)
1 塁 線 に 進 み 立 ち 止 ま っ て 「 I’m on the line」
センター
走者
と声をかけ、打球の判定をする。
ライト
(1塁塁審)
打者走者の1塁触塁を確認する。2塁走者の
タッグアップを確認する。
(3塁塁審)
2塁走者の3塁触塁を確認する。3塁走者の
タッ
打
球グ
をア
確ッ
認プ
しを
判確
定認
すす
るる
。
12
I’m on the line
( 8 -1 ) 走 者 満 塁 、 セ ン タ ー よ り ラ イ ト 側 の フ ラ イ
(球審)
センター
本塁と3塁の触塁を見る。本塁のプレーに備え
走者
る。3塁のタッグアップを見る。
(1塁塁審)
「 Going Out」 と 声 を か け 打 球 を 追 い 、 打 球 の
確認と判定をする。
(3塁塁審)
2 塁 と 1 塁 の 触 塁 を 見 る 。1・2・3 塁 の プ レ ー
に備える。2塁と1塁のタッグアップを見る。
Going Out
( 8 -2 ) 走 者 満 塁 、 セ ン タ ー ・ レ フ ト 間 の フ ラ イ
レフト
(球審)
センター
本塁と3塁の触塁を見る。本塁のプレーに備え
走者
る。3塁のタッグアップを見る。
(1塁塁審)
打者走者の1塁触塁と2塁のプレーに備える。
1塁のタッグアップを確認する。
(3塁塁審)
打球の判定をする。1塁走者の2塁触塁、3塁
の プ レ - に 備 え る 。2 塁 の タ ッ グ ア ッ プ を 見 る 。
( 8 -3 ) 走 者 満 塁 、 左 翼 線 へ の フ ラ イ
レフト
センター
(球審)
走者
3 塁 ラ イ ン 上 出 て 進 み 立 ち 止 ま っ て 「 I’ m on
the line」 と 声 を か け ま す 。 こ こ で 打 球 の
判定と3塁と本塁の触塁を確認する。
3塁のタッグアップを確認する。
(1塁塁審)
内野へ入りピボットしないで打者走者の1塁
触塁を確認後、2塁へスライドする。
(3塁塁審)
1塁走者の2塁触塁を確認後3塁へスライド
2塁走者のタッグアップを確認する。
13
声
Fly UP