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カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac
カスペルスキー インターネット セキュリティ for Mac ユーザーガイド 製品バージョン:14.0 Maintenance Release 1 カスペルスキー インターネット セキュリティ ユーザーガイド まず、はじめよう 1 インストール・アンインストール ▶ 11 ページ 製品の動作環境、インストール方法、はじめて製品を起動したときに必要な確認 操作など、製品をお使いいただけるまでの準備について説明します。 2 ライセンス・アクティベーション ▶ 19 ページ ライセンスの確認や更新、アクティベーションなどについて説明します。 これだけは知っておきたい 3 主な機能と画面構成 ▶ 21 ページ 製品の主な機能、画面構成、各種ウインドウとツールの概要について説明します。 4 基本的な使い方 ▶ 29 ページ 保護状態の確認、アップデート、スキャン、プロテクションの停止・再開など、 基本的な機能の操作方法を説明いたします。 5 脅威への対処 ▶ 38 ページ ウイルスに感染したり、悪意のある攻撃を受けたりしたときなどの対処方法を説 明します。 インターネットを、より安全に 6 インターネットを安全に使用するための機能 ▶ 42 ページ 子供のコンピュータ利用制限、セキュリティキーボード、危険なサイトの診断など、 インターネットをより安全で快適に使用するための機能について説明します。 もっと、カスタマイズ 7 プロテクションの設定 ▶ 47 ページ 各プロテクションの設定方法について説明します。通常は既定の設定を変更する 必要はありません。 8 詳細な設定 ▶ 51 ページ コンピュータに詳しいユーザーが管理しやすくしたい場合などに有効な設定方法 を説明します。(上級者向け) 9 付録 ▶ 54 ページ トラブルシューティングや、用語解説を記載しています。 1 2 3 4 5 6 7 8 9 はじめに Kaspersky Lab の製品をお使いのみなさまへ このたびは当社製品をお選びいただき、誠にありがとうございます。このガ イドがお客様の作業の一助となること、またお客様の疑問にお答えできる内 容であることを願っております。 ご注意 この文書は Kaspersky Lab ZAO(以降、「Kaspersky Lab」)の資産です。 この文書に対するすべての権利は、ロシア連邦の著作権法および国際条約に よって留保されています。この文書またはその一部を不正に複製および配布 すると、適用法により民法上、行政上、または刑法上の責任を負うこととな ります。 ガイドの複製または配布は、翻訳されたものも含めていかなる形であれ、 Kaspersky Lab の書面による同意がない限り認められておりません。 このガイドおよびガイドに含まれる画像は、非商用(個人使用)の目的で提 供されています。 Kaspersky Lab は、このガイドを予告なく変更する場合があります。最新 版については、Kaspersky Lab の Web サイト(http://www.kaspersky. co.jp/docs)をご確認ください。 このガイドに利用されている資料のうち、他社が権利を有するものの内容ま たは品質、妥当性、正確性について、また、そうした資料の使用に関連する 潜在的な損害、および実際に発生した損害について、Kaspersky Lab は一切 の責任を負いません。 改訂日:2013 年 11 月 14 日 © 2013 Kaspersky Lab ZAO. 無断複写・転載を禁じます。 http://www.kaspersky.co.jp http://support.kaspersky.co.jp 2 使用許諾契約書について 使用許諾契約書は、ユーザーと Kaspersky Lab との間で締結される拘束力 のある契約であり、製品の使用条件を規定しています。製品を使用する前に、 使用許諾契約の条件をよくお読みください。 製品をインストールする際に使用許諾契約に同意することにより、使用許諾 契約の条件を承諾したとみなされます。本契約書の諸条件に同意されない場 合は、本製品のインストールを中止、または使用を中止してください。 ライセンスについて ライセンスは、使用許諾契約書に基づいて提供される、製品を使用する有効 期限付きの権利です。ライセンスは、お使いの製品に対して、固有のアクティ ベーションコードが対応付けられています。 ライセンスには、次のサービスを受けられる権利が含まれます。 •• 製品を 1 台または複数台のコンピュータで使用する権利 製品を使用できるデバイスの数は、ライセンスの種別により異なります。 •• テクニカルサポートの支援 •• ライセンスの有効期間中に Kaspersky Lab またはパートナーから提 供されるその他のサービス 製品を使用するには、ライセンスを購入する必要があります。 ライセンスには、有効期限が設定されています。ライセンスの有効期限が切 れても製品を引き続き使用できますが、期限切れと同時に機能が制限されま す(たとえば、Kaspersky Security Network サービスの利用やアップデー トができなくなります)。この状態でも、保護機能は使用可能であり、ウイル スなどのマルウェアのスキャンを実行できます。ただし、使用できる定義デー タベースは、ライセンスの有効期限が切れる前にアップデートされた状態に 限られます。カスペルスキー製品のすべての機能を使用するには、ライセン スを更新する必要があります。 すべての脅威からコンピュータを確実に保護するため、ライセンスは有効期 限が切れる前に更新してください。 ライセンスを購入する前に、カスペルスキー製品の体験版を無償で試用でき ます。体験版を試用できる期間は短く設定されています。試用期間が終了す ると、製品のすべての機能が停止します。カスペルスキー製品を引き続き使 用するには、ライセンスを購入する必要があります。 3 定額制サービスについて 定額制サービスは、保護する期間やホストの数を指定して使用できるサービ スです。このサービスはサービスプロバイダーから提供されており、サービ スプロバイダーの Web サイトから、使用の一時停止や再開、自動更新、使 用の中止など、マイカスペルスキーアカウントを使って管理ができます。 定額制サービスには、アップデート用定額制サービスと、アップデートと保 護用定額制サービスの 2 つの種別があります。 また、有効期限(1 年など)が設けられているサービスと無期限(有効期限 なし)のサービスがあります。有効期限付き定額制サービスの期限が切れた 場合、製品を続けて使用するにはサービスを更新する必要があります。無期 限の定額制サービスは、サービスプロバイダーへの事前の支払いが期限内に 行われている限り、サービスは自動的に更新されます。 有効期限付き定額制サービスは、期限切れになり次第、サービス更新の猶予 期間が開始されます。この猶予期間中は、製品を引き続き使用できます。サー ビスを更新しないと、アップデート用定額制サービスの場合は定義データベー スのアップデートが停止し、アップデートと保護用定額制サービスの場合は さらにコンピュータの保護やスキャンの実行も停止します。 カスペルスキー製品を定額制サービスで使用するには、サービスプロバイダー から提供されるアクティベーションコードを適用する必要があります。場合 によっては、アクティベーションコードのダウンロードと適用が自動的に行 われます。定額制サービスで製品を使用している間は、別のアクティベーショ ンコードを適用してライセンスを更新することはできません。定額制サービ スの有効期限が切れた後であれば可能になります。 定額制サービスの登録時に、すでに有効なライセンスでカスペルスキー製品 を使用している場合は、登録後、定額制サービスでの使用に切り替わります。 有効なライセンスで適用されていたアクティベーションコードは、別のコン ピュータで使用できます。 定額制サービスの管理オプションは、サービスプロバイダーごとに異なりま す。また、定額制サービス更新の猶予期間を設けていないサービスプロバイ ダーもあります。 4 アクティベーションコードについて アクティベーションコードは、カスペルスキー製品を購入すると提供される コードです。製品のアクティベーション(有効化)に必要となります。 20 桁の半角英数字で、「xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx」の形式で構成されます。 次のいずれかの購入方法で、アクティベーションコードを入手できます。 •• パッケージ版を購入した場合は、パッケージの中に同梱されています。 •• ダウンロード版を購入した場合は、注文時に指定されたメールアドレ スに送付されます。 製品のアクティべーションを実行した日から、ライセンスの有効期間のカウ ントが開始されます。複数台で使用できるライセンスを入手した場合、最初 の 1 台にアクティべーションを実行した日から、ライセンスの有効期間のカ ウントが開始されます。 アクティベーションコードは、有効期限が切れるまで大切に保管してくださ い。 データの提供について 使用許諾契約書の条項に同意すると、インストール、製品のバージョンと設定、 アクティベーションについての情報を Kaspersky Lab に提供することに同意 したことになります。提供された情報は、リアルタイム保護の向上に役立て られます。 Kaspersky Security Network(23 ページの「Kaspersky Security Network への参加」を参照)に参加していただくと、カスペルスキー製品の 動作の結果として取得された次の情報が、コンピュータから Kaspersky Lab に自動的に送信されます。 •• コンピュータのハードウェア、ソフトウェア(インストールされたオ ペレーティングシステムのバージョンやサービスパックを含む)、ダウ ンロードしたオブジェクトに関する情報 •• ウイルス対策による保護の状態、悪意のある可能性のあるすべてのオ ブジェクトおよびその対処(検知されたオブジェクトの名前、チェッ クサム(MD5)、検知の日時、ダウンロード元の URL、感染したファ イルの名前とサイズ、それらのファイルのパス、攻撃元コンピュータ の IP アドレスとネットワーク攻撃の標的になったポートの番号、マル ウェアによる活動のリスト、悪意のある可能性のあるサイト)、製品お よびユーザーによる対応 •• ユーザーがダウンロードしたアプリケーションに関する情報(URL、 5 属性、ファイルサイズ、ダウンロードプロセスに関する情報) •• 起動したアプリケーションおよびそのモジュールに関する情報(サイ ズ、属性、作成日、PE ヘッダの詳細、地域、製品名、場所、パッカー) •• インストールされているカスペルスキー製品のインターフェイスのエ ラーや使用に関する情報 カスペルスキー製品でエラーが発生した場合、次の情報を含むファイルを Kaspersky Lab に送信できます。 ••プロセスの名前と ID ••実行モジュールのパス ••製品のバージョン ••製品のビット種別(32 ビットまたは 64 ビット) ••親プロセスの名前と ID ••問題の発生日時 ••オペレーティングシステムのバージョン ••レポートのバージョン ••製品のクラッシュの原因になったエラーの種別 ••エラーに関する情報 ••エラーが発生したスレッドの番号 ••製品クラッシュ時の各スレッドのコールスタック(フレーム番号、モ ジュール名、コード内のアドレス、対応するアドレスにある関数の名前) ••エラーが発生したスレッドのレジストリ値 ••読み込まれたモジュールとそのモジュールが読み込まれたアドレス、 モジュール名、モジュールのバージョン、UUID、モジュールのパス のリスト オペレーティングシステムが OS X 10.8 Mountain Lion の場合は、次の情 報もあわせて送信されます。 ••ユーザ ID(UID) ••該当するプロセスと他のプロセスとの間で通信に使用された特定のシ ステムコールの呼び出し統計 ••メモリの配分(特定の領域に割り当てられたメモリ容量の統計) ユーザーのコンピュータまたはデータに損害を与えるために侵入者に悪用 された可能性があるファイルやファイルの一部も、解析のために追加で Kaspersky Lab に提出することができます。 Kaspersky Lab は、このようにして受け取ったすべての情報を法律に基づい て保護します。また、受け取った情報は、一般統計情報としてのみ使用します。 一般統計情報はユーザーから収集された情報から自動的に生成され、個人情 報や機密情報は一切含まれません。ユーザーから収集された情報は暗号化さ れ保存されます。蓄積された情報は年に 2 回消去されます。一般的な統計情 報は、無期限に保管されます。 6 情報の入手方法 ●●ユーザーガイド(本書)を参照する ●●ヘルプを参照する メインウインドウの [ヘルプ]をクリックして表示します。また、各ウ インドウの (ヘルプ)をクリックすると、現在表示されている関連項目 のヘルプを直接表示することができます。 ヘルプでは、設定や応用操作など、より詳しい説明を参照することができ ます。 ●●サポート情報を参照する メインウインドウの [サポート]をクリックすると、サポートウインド ウが表示されます。お使いの製品のバージョン、定義データベースの公開 日時、オペレーティングシステムのバージョンなどのシステム情報を確認 できます。(これらの情報は、サポートサービスへのお問い合わせの際、必 要になる場合があります。) また、サポートサービスに関連する Web サイトを表示するボタンが配置 されています。 本書での表記 ●●本書では、カスペルスキー インターネット セキュリティを「カスペルス キー」と表記します。 ●●本書では、Mac OS X 10.6、Mac OS X 10.7、OS X 10.8 を使用した場 合の操作手順を説明しています。また、OS X 10.8 で表示される画面を使 用しています。お使いの OS や環境によっては、実際の操作方法や画面と は異なる場合があります。 ●●本書の操作説明では、以下の表記を使用しています。 画面に表示されるウインドウ名、タブやセクション名、項目名、ウインド ウ内のボタン名、メニューやコマンド名は[ ]で囲んで表記します。 例:[環境設定]ウインドウで、[プロテクション]を選択します。[ファイル保護 を有効にする]にオンにして、[保護範囲]をクリックします。 階層になっているコマンドメニューは「-」で続けて記載します。 例: [Finder]-[アプリケーション]-[カスペルスキー インターネット セキュ リティ] 関連する機能や詳しい説明が他の箇所で説明されている場合は、 「▶」に続 けて参照先のページ番号とタイトルを記載しています。 例: ▶ P.8 インストール ●●画面は開発中のものです。ご利用中の製品に表示される画面と、画面デザ インおよび画面に表示されている文言が若干異なる場合があります。 7 目次 はじめに................................................................................................... 2 Kaspersky Lab の製品をお使いのみなさまへ....................................................... 2 使用許諾契約書について............................................................................................ 3 ライセンスについて.................................................................................................... 3 定額制サービスについて............................................................................................ 4 アクティベーションコードについて........................................................................ 5 データの提供について................................................................................................ 5 情報の入手方法........................................................................................................... 7 本書での表記............................................................................................................... 7 1 インストール・アンインストール 動作環境................................................................................................. 11 インストール......................................................................................... 12 インストールする前に..............................................................................................12 インストールする.....................................................................................................13 アクティベーションを実行する..............................................................................15 はじめて起動したときに行うこと......................................................... 17 アンインストール.................................................................................. 18 アンインストールする..............................................................................................18 2 ライセンス・アクティベーション ライセンス............................................................................................. 19 ライセンスを確認する..............................................................................................19 ライセンスを購入する..............................................................................................19 アクティベーション............................................................................... 20 アクティベーションを実行する(ライセンスを更新する).................................20 3 主な機能と画面構成 主な機能................................................................................................. 21 コンピュータの保護..................................................................................................21 コンピュータのスキャン..........................................................................................21 定義データベースとプログラムのアップデート...................................................22 インターネットの保護..............................................................................................22 検知履歴の確認と処理の実行..................................................................................23 Kaspersky Security Network への参加.............................................................23 画面構成................................................................................................. 24 メインウインドウ.....................................................................................................24 各種ウインドウ...................................................................................... 26 環境設定ウインドウ..................................................................................................26 レポートウインドウ..................................................................................................27 メニューバーのアイコン....................................................................... 28 8 4 基本的な使い方 保護状態の確認...................................................................................... 29 保護状態を確認する..................................................................................................29 保護状態の詳細を確認する......................................................................................29 定義データベースとプログラムのアップデート.................................... 30 定義データベースの状態を確認する......................................................................30 アップデートを実行する..........................................................................................30 アップデートの自動実行を設定する......................................................................31 新しいバージョンのアップデート方法を設定する...............................................31 スキャンの実行・設定........................................................................... 33 スキャンの種別.........................................................................................................33 スキャンを実行する..................................................................................................33 スキャンの対象を設定する......................................................................................35 脅威の検知時の処理方法を設定する......................................................................36 プロテクションの有効化・無効化......................................................... 37 プロテクションを一時的に有効化・無効化する...................................................37 カスペルスキーを終了する・起動する..................................................................37 5 脅威への対処 通知ウインドウが表示されたら............................................................. 38 処理結果の確認(レポート) .................................................................. 39 レポートを表示して確認する..................................................................................39 検知された脅威を処理する......................................................................................40 隔離されたオブジェクトを操作する......................................................................40 タスクの実行履歴を確認する・保存する..............................................................41 6 インターネットを安全に使用するための機能 保護者によるコンピュータ利用の制限.................................................. 42 保護者による管理を有効にする..............................................................................42 制限する内容を設定する..........................................................................................43 使用状況を確認する..................................................................................................44 入力情報の漏えいを防止....................................................................... 45 セキュリティキーボードを利用する......................................................................45 危険なサイトへのリンクを診断............................................................. 46 危険サイト診断を設定する......................................................................................46 9 7 プロテクションの設定 全般的なプロテクション設定................................................................ 47 プロテクションの有効・無効を切り替える..........................................................47 ファイル保護(ファイルからの感染を検知)......................................... 48 検知時の処理方法を設定する..................................................................................48 保護範囲を設定する..................................................................................................49 ウェブ保護(Web ページからの感染を検知) ...................................... 50 検知時の処理方法を設定する..................................................................................50 8 詳細な設定 検知する対象の設定............................................................................... 51 検知する脅威を設定する..........................................................................................51 信頼する対象の設定............................................................................... 52 信頼するファイルとフォルダを追加する..............................................................52 信頼する URL を追加する........................................................................................53 9 付録 トラブルシューティング....................................................................... 54 用語解説................................................................................................. 55 サポートサービスについて.................................................................... 56 マイカスペルスキーアカウントによるテクニカルサポート...............................56 ライセンスに関するお問い合わせ..........................................................................57 ご購入後の技術的なお問い合わせ..........................................................................57 KASPERSKY LAB ZAO........................................................................ 58 索引........................................................................................................ 60 10 動作環境 カスペルスキー インターネット セキュリティ(以下、カスペルスキー)の動 作に必要な環境は次のとおりです。インストール前にご確認ください。 Mac OS X 10.6、Mac OS X 10.7、OS X 10.8、OS X 10.9 メモリ 2 GB 以上 ハードディスク 必要容量 350 MB 以上 その他 インターネット接続環境 (アクティベーションおよびアップデートに使用) 注意事項 ●●本製品のインストール・利用には、インターネット接続環境が必要です。 ●●本製品のご使用前に使用許諾契約にご同意いただく必要があります。 ●●最新の動作環境については、下記のサイトを参照してください。 http://support.kaspersky.co.jp/ 1 インストール・アンインストール OS 11 インストール インストールする前に インストール・アンインストール 1 インストールする前に、以下の点を確認してください。 □□管理者アカウントのユーザ情報を準備する カスペルスキーを使用するユーザでログオンします。ログインしたユーザ が管理者アカウントではない場合、インストールの途中で管理者アカウン トのユーザ名とパスワードを入力する必要があります。 ※※OS で最初に設定するユーザアカウントが管理者アカウントです。[システム環境設定]の[アカ ウント]で確認することができます。 □□他のウイルス対策ソフトをアンインストールする すでに他のウイルス対策ソフトがインストールされている場合は、インス トールを開始する前にアンインストールしてください。アンインストール の方法は、インストールされているウイルス対策ソフトのガイドやサポー トサービスなどを確認してください。 □□起動しているアプリケーションをすべて終了する □□アクティベーションコードを用意する インストールの直後に、アクティベーションを実行してライセンスを認証 します。このとき、有効なアクティベーションコードを入力する必要があ ります。 アクティベーションコード パッケージに同梱されているか、ダウンロード版購入時のメールに記載されている 20 桁の英数字です。xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。 □□インターネットに接続可能な状態にする アクティベーションやインストール後のアップデートなどには、インター ネットへの接続が必要です。 お知らせ ライセンスの種別と複数のコンピュータへのインストール ライセンスの種別によっては、カスペルスキーを複数のコンピュータにインス トールして使用できます。 メインウインドウの[ライセンス]をクリックすると、現在のライセンス情報が 確認できます。 12 インストールする インストールを実行します。インストールは、画面の指示に従って進めます。 1. 製品をダウンロードし、ファイルを実行します。 最新の製品のダウンロードについては、テクニカルサポートサイトを参照して ください。 します。 インストーラが起動します。 インストール・アンインストール 2. インストーラをダブルクリック 1 3.[インストール]をクリックし ます。 使用許諾契約書および Kaspersky Security Network への参加に同 意するボタンが、この画面に表示 される場合があります。この画面 で同意を選択した場合、手順 6. に 進みます。 この画面で製品の最新版がダウン ロードされる場合があります。 4. 使用許諾契約書の内容を確認 し、[同意する]をクリックし ます。 13 5. Kaspersky Security Network インストール・アンインストール 1 声明を確認し、Kaspersky Security Network に参加する 場合は、[Kaspersky Security Network への参加に同意する] をオンにして、[インストール] をクリックします。 Kaspersky Security Network(KSN) 詳しくは、23 ページを参照して ください。なお、KSN はいかなる 個人情報も収集 / 転送することは ありません。 6. インストールが実行されます。 認証画面が表示される場合が あります お使いの環境によっては、認証画 面が表示される場合があります。 その場合、管理者のアカウント名 とパスワードを入力してください。 7. インストールが終了し、 「Kaspersky Internet Security のインストールが完了しまし た。」と表示されたら、[完了] をクリックします。 カスペルスキーが起動します。 最初の起動は、しばらく時間が かかります。 起動すると、アクティベーショ ン方法を選択する画面が表示さ れます。 次項の「アクティベーションを 実行する」へ進みます。 14 アクティベーションを実行する インストールが終了したら、ライセンスのアクティベーション(有効化)を 実行します。アクティベーション後は、カスペルスキーのすべての機能が使 用可能になります。 インストールの終了後、アクティベーション方法を選択する画面が表示され たら、次の手順を実行します。 1.[アクティベート]をクリック します。 1 インストール・アンインストール 有効期限が切れていないライセンスが保存されている場合(ライセンス情報を残した ままアンインストールした場合など)、アクティベーション方法を選択する画面は表示 されず、自動的にアクティベーションが実行されます。カスペルスキーのメインウイ ンドウが起動したら、アクティベーションが完了した状態になっています。あらため てアクティベーションを実行する必要はありません。 2. アクティベーションコードを入 力し、[アクティベート]をク リックします。 アクティベーションコード パッケージに同梱されているか、 ダウンロード版購入時のメール に記載されている 20 桁の英数字 です。xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。 マイカスペルスキーアカウントの 登録画面が表示される場合があり ます。 15 3.「アクティベーションが正常に 完了しました」と表示されたら、 ライセンス情報を確認して[終 了]をクリックします。 インストール・アンインストール 1 16 4.[ようこそ カスペルスキー イン ターネット セキュリティ]画面 が表示されます。 機能名をクリックすると、各機 能の説明が表示されます。 [使用の開始]をクリックする と、メインウインドウが表示さ れます。 はじめて起動したときに行うこと インストール後、カスペルスキーはそのままお使いになれます。正常に起動 したら、コンピュータとネットワークをより安全に利用できるようにするた めに、できるだけ早く以下の作業を行ってください。 ▶▶P.19 ライセンスを確認する インストール後にアクティベーションを実行しなかったなどで、ライセン スが適用されていない場合は、アクティベーションを実行してください。 ▶▶P.20 アクティベーション ●●現在の保護状態を確認する 問題なくコンピュータが保護されているか、メインウインドウの表示から 確認してください。 ▶▶P.29 保護状態の確認 1 インストール・アンインストール ●●ライセンスの状態を確認する ライセンスが正常に適用されているか、ライセンスウインドウを確認して ください。 ●●定義データベースとプログラムをアップデートする 最新のウイルスからコンピュータを保護するためには、定義データベース とプログラムを常に最新の状態に保つことが必要です。 定義データベースとプログラムは、自動アップデートするよう設定されて います。コンピュータのスキャン前に、アップデートが実行済みであるこ とを確認してください。 ▶▶P.30 定義データベースとプログラムのアップデート ●●コンピュータの完全スキャンを行う カスペルスキーをインストールする前に、すでにコンピュータがウイルス や不正アクセスの危険にさらされている可能性もあります。確実にコン ピュータを保護するために、定義データベースとプログラムのアップデー ト後、すぐにコンピュータの完全スキャンを実行してください。 ▶▶P.33 スキャンの実行・設定 ※※はじめて完全スキャンを実行すると、終了までに時間がかかる場合があります。 17 アンインストール カスペルスキーを使用しなくなった場合には、プログラムをアンインストー ルできます。 インストール・アンインストール 1 アンインストールする 1. メニューバーにあるカスペルスキーのアイコン を選択します。 をクリックして、 [終了] 2. 製品をダウンロードし、ファイルを実行します。 最新の製品のダウンロードについては、テクニカルサポートサイトを参照して ください。 3. アンインストーラをダブルクリックします。 4.[続行]をクリックします。 認証画面が表示される場合があります お使いの環境によっては、認証画面が表示される場合があります。その場合、 管理者のアカウント名とパスワードを入力してください。 5. アンインストールが終了し、「アンインストールが正常に完了しました。」 と表示されたら、[完了]をクリックします。 18 ライセンス ライセンスは、カスペルスキーの全機能を利用するために必要な使用権です。 ライセンスには有効期間があり、更新することで有効期間を延長できます。 ライセンスの状態や有効期限は、画面上でいつでも確認できます。ライセン スの情報は、サポートセンターへお問い合わせの際に必要になる場合があり ます。 ライセンスを確認する 1. メインウインドウの (ライセンス)をクリックします。 ライセンスウインドウが表示さ れます。 ライセンスの状態、有効期限、 残り日数などが確認できます。 ▶▶P.19 ライセンスを購入する ▶▶P.20 アクティベーション 2 ライセンス・アクティベーション ライセンスの状態や有効期限は、ライセンスウインドウから確認できます。 ライセンスを購入する ライセンスの有効期限が切れると、カスペルスキーのアップデート機能が使 用できなくなります。そのため、最新のウイルスに対応できなくなり、感染 の危険性が高くなります。有効期限が切れる前にライセンスを購入してくだ さい。新しいライセンスは、ライセンスウインドウから購入できます。 1. メインウインドウの (ライセンス)をクリックします。 2.[更新]をクリックします。 ブラウザが起動し、ライセンス の購入ページが表示されます。 3. ライセンスの購入ページに表示 される手順に従ってライセンス を購入し、新しいアクティベー ションコードを入手します。 ※※アクティベーションコードは 20 桁の英 数字です。 ライセンスの購入後は、アクティベーションを実行します。 ▶▶P.20 アクティベーション 19 アクティベーション ライセンス・アクティベーション 2 アクティベーションとは、ライセンスを有効化することです。アクティベー ションコードを入力して、アクティベーションを実行することでライセンス が有効になります。インストール時にアクティベーションを実行しなかった 場合や追加でライセンスを購入した場合は、アクティベーションを実行しま す。 アクティベーションは、インターネットに接続可能な環境で実行してくださ い。 アクティベーションを実行する(ライセンスを更新する) 1. メインウインドウの (ライセンス)をクリックします。 2. アクティベーションコードを入 力し、[アクティベート]をク リックします。 アクティベーションコード 20 桁の英数字です。パッケージに 同梱されているか、ダウンロード 版購入時のメールに記載されてい ます。xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx の形式で記載されています。 有効期限が切れた場合は、ライセ ンスを購入すると、新しいアクティ ベーションコードが入手できます。 ▶▶P.19 ライセンスを購入する 3.「アクティベーションが正常に完了しました」と表示されたら、ライセン ス情報を確認して[終了]をクリックします。 ライセンスウインドウに戻ります。 ライセンスの種別や有効期限を確認できます。 20 主な機能 カスペルスキーは、さまざまな保護機能によって、ウイルスなどの脅威から コンピュータのデータを保護します。 ここでは、カスペルスキーの主な機能について説明します。 コンピュータの保護 ▶▶P.26 環境設定ウインドウ プロテクションには、次の種別があります。 ●●ファイル保護 ▶ 48 ページ ファイルに含まれるウイルスを常時監視します。USB メモリなどのリムー バブルドライブにも対応します。ウイルスを検知したら、駆除または削除 します。 3 主な機能と画面構成 プロテクションは、ウイルスなどの脅威の有無を監視し、脅威を検知した場 合はすぐに対応してコンピュータをリアルタイムで保護する機能です。 インストール直後から、プロテクションは開始されています。脅威の検知後 の処理方法や保護範囲を変更することもできます。各設定の変更は、[環境設 定]ウインドウから行います。 ●●ウェブ保護 ▶ 50 ページ HTTP のトラフィックや HTML ファイルに埋め込まれているスクリプトを 監視し、ウイルスの侵入を防ぎます。また、フィッシングサイトなどを判 断して、悪意のあるサイトへのアクセスをブロックします。 フィッシングサイト クレジットカード番号や銀行口座へのログインパスワードを入力させて盗むため に、実在する金融機関などに見せかけた偽のサイトのことをいいます。 コンピュータのスキャン スキャンは、コンピュータやドライブ内のファイルまたはフォルダを検査し て、ウイルスなどの脅威を検知する機能です。スキャンの範囲や、検知後の 処理方法を変更することもできます。 ●●スキャン ▶ 33 ページ コンピュータ内のすべてのファイルをスキャンする完全スキャンや、重要 な領域のみをすばやくスキャンする簡易スキャン、疑わしいファイルや フォルダを直接指定するスキャンなど、用途に応じて、さまざまな方法が 選べます。 21 定義データベースとプログラムのアップデート 定義データベースやプログラムを最新の状態に保つことは、プロテクション を効果のあるものにするために重要です。 ●●アップデート ▶ 30 ページ アップデートを有効にすることで、定義データベースとプログラムを常に 最新に保つことができ、新たに発生する脅威から、リアルタイムでコン ピュータを保護できます。 インターネットの保護 主な機能と画面構成 3 ●●保護者による管理 ▶ 42 ページ 子供や青少年が有害なサイトに アクセスするのをブロックした り、コンピュータの利用時間や 使用範囲を制限したりする機能 です。コンピュータやインター ネットの利用履歴、インスタン トメッセンジャーや SNS を利 用したメッセージの全記録など を確認することもできます。 ●●セキュリティキーボード ▶ 45 ページ 銀行など特定のサイトでパス ワードなど入力するときには、 セキュリティキーボードが自動 的に起動するよう設定できま す。マウスでパスワード入力を 行うことで、キーロガーに入力 情報が盗まれるのを防ぎます。 キーロガー コンピュータに侵入し、キーボードの操作を記録して、入力したログインパスワー ドやクレジットカード番号などの個人情報を盗むプログラムのことをいいます。 ●●危険サイト診断 ▶ 46 ページ ブラウザでページを表示したとき、そのページに含まれるリンクに悪意の あるページがないかどうかを自動的にチェックし、リンクの横に危険を示 すアイコンを表示します。知らずに悪意のあるサイトへアクセスしてしま うのを防ぎます。 22 検知履歴の確認と処理の実行 ウイルスの検知や駆除など、各機能の履歴や結果は随時記録され、情報を確 認できます。また、未処理の脅威を適切に処理することもできます。 Kaspersky Security Network への参加 ●●Kaspersky Security Network Kaspersky Security Network (KSN)は、新しい脅威へいち 早く対応できるようにする、オ ンラインサービスです。KSN は世界中のユーザからデータを 収集し、24 時間 365 日体制 で、潜在的な脅威を分析します。 KSN に参加すると、新しい脅威 が発生したときにただちにカス ペルスキーに報告され、いち早 く対応策が開発されます。保護 機能のパフォーマンスをさらに 強化し、誤検知の可能性も軽減 できます。 3 主な機能と画面構成 ●●レポート ▶ 39 ページ これまでに検知した脅威の数や 種別、処理結果などを確認でき、 未処理の脅威に対して駆除する こともできます。 駆除できたファイルは削除せず にバックアップしておくことも できます。 さらに、スキャンやアップデー ト、各プロテクションの実行履 歴などを一覧で確認できます。 ※※KSN はいかなる個人情報も収集 / 転送することはありません。 KSN へ参加するには、インストール時に選択するか、[環境設定]ウイン ドウの[KSN]で、[Kaspersky Security Network への参加に同意する] をオンにします。 23 画面構成 メインウインドウ カスペルスキーの各機能、操作の中心となる画面です。コンピュータの保護 状態や、実行中のタスクの進捗、各機能を起動するボタンなどが表示されて います。 表示するには 主な機能と画面構成 3 次のいずれかの方法でメインウインドウを表示します。 •• Finder で、[アプリケーション]-[カスペルスキー]を選択します。 •• メニューバーでカスペルスキーのアイコン をクリックし、表示されるメニューから[カ スペルスキー インターネット セキュリティ]を選択します。 1 2 3 4 5 6 7 1 ボタン 各ボタンをクリックすると、それぞれの機能のウインドウが表示されます。 ボタン レポート 環境設定 サポート ヘルプ 24 説明 レポートウインドウを表示します。脅威の検知や駆除の履歴が確認でき、 未処理の脅威に対しては、処理を実行できます。さらに、アップデート やスキャンなどのタスクの履歴を確認することもできます。 ▶▶P.27 レポートウインドウ 環境設定ウインドウを表示します。プロテクション、スキャン、アップ デートなど、カスペルスキーの各機能の設定が行えます。 ▶▶P.26 環境設定ウインドウ サポートウインドウを表示します。製品のバージョンなどが確認できる ほか、サポートサービスに関連する Web サイトへアクセスできます。 ▶▶P.56 サポートサービスについて ヘルプウインドウを表示します。 詳細な設定方法や操作手順などを確認できます。 2 情報表示エリア コンピュータの現在の保護状態が表示されます。セキュリティに問題が見 つかったり脅威が検知されたりすると、その内容が表示されます。 スキャンまたはアップデートの実行中にはその進行状況が、完了時にはタ スクの結果が表示されます。 3 アップデート 定義データベースとプログラムをアップデートします。 4 スキャン スキャン、簡易スキャン、完全スキャンのいずれかを実行できます。 5 インジケータ 6 3 主な機能と画面構成 コンピュータの現在の保護状態が以下の色で表示されます。 • 緑(正常):コンピュータが正常に保護されていることを示します。 • 黄(注意):カスペルスキーの設定または動作に問題があり、コンピュー タの保護に一部問題があることを示します。 • 赤(危険):カスペルスキーの設定または動作に問題があり、コンピュー タが危険な状態にあることを警告しています。 これらの問題を解決するには、インジケータをクリックしてプロテクショ ンセンターを起動します。 ライセンス 現在のライセンス情報(ライセンスの状態、適用可能なコンピュータの台 数、識別 ID、有効期限、期限切れまでの残日数)を表示するウインドウが 表示されます。このウインドウからライセンスのアクティベーションや更 新を行うことができます。 7 保護機能 ファイル保護、ウェブ保護、保護者による管理の各設定画面が表示されま す。 8 8 統計・定義データベース情報 保護機能の上に表示されるハンドルマークをクリックすると、 [統計]と[定 義データベース情報]が表示されます。 [統計]には最後にスキャンされた結果が、[定義データベース情報]には 現在の定義データベースの情報が表示されます。 25 各種ウインドウ 設定や確認を行うために、メインウインドウから表示する主なウインドウに ついて説明します。 環境設定ウインドウ [環境設定]ウインドウでは、各機能の設定を行います。スキャン範囲を設定 したり、プロテクションの処理方法を変更したりできます。 主な機能と画面構成 3 [環境設定]ウインドウは、メイン ウインドウ左上にある[環境設定] をクリックして表示できます。 [環境設定]ウインドウには、[プ ロテクション]/[スキャン]/ [KSN]/[脅威]/[アップデート] /[レポート]/[表示]の 7 つの カテゴリがあり、ウインドウ上部 のアイコンで切り替えられます。 目的のカテゴリに切り替えたら、 表示される内容を設定します。 設定できる内容は、次のとおりです。 カテゴリ 説明 プロテクション プロテクションに関する設定を行います。 ▶▶P.47 全般的なプロテクション設定 ▶▶P.48 ファイル保護(ファイルからの感染を検知) ▶▶P.50 ウェブ保護(Web ページからの感染を検知) スキャン スキャンに関する設定を行います。 KSN KSN への参加設定のほか、危険サイト診断とセキュリティキーボー ドのプラグイン設定を行います。 ▶▶P.33 スキャンの実行・設定 ▶▶P.23 Kaspersky Security Network への参加 ▶▶P.46 危険なサイトへのリンクを診断 ▶▶P.45 入力情報の漏えいを防止 脅威 検知する脅威や信頼リストの設定を行います。 アップデート アップデートに関する設定を行います。 レポート レポートに関する設定を行います。 表示 通知に関する設定を行います。 ▶▶P.51 検知する対象の設定 ▶▶P.52 信頼する対象の設定 26 ▶▶P.30 定義データベースとプログラムのアップデート ▶▶P.39 処理結果の確認(レポート) ▶▶P.38 通知ウインドウが表示されたら レポートウインドウ [レポート]ウインドウは、これまでに検知した脅威を分類して統計をとり、 グラフで表示します。 [レポート]ウインドウは、メイン ウインドウ左上にある[レポート] をクリックして表示できます。 ▶▶P.39 処理結果の確認(レポート) 3 主な機能と画面構成 [レポート]では、検知した脅威を 確認したり、隔離された危険なオ ブジェクトを処理したりできます。 [タスク]では、アップデートやス キャン、各プロテクションの実行 履歴が確認できます。 27 メニューバーのアイコン カスペルスキーのインストール後、メニューバーにアイコンが表示されます。 クリックして表示されるメニューから、操作を実行できます。 主な機能と画面構成 3 メニューには、次の項目が表示されます。 項目 説明 カスペルスキー インターネット セキュリティ ▶▶P.24 メインウインドウ プロテクションを 無効 / 有効にする プロテクションの一時停止と再開を行います。 その下にグレーで現在の状態が表示されます。 プロテクションセンター 簡易スキャン アップデート メインウインドウが表示されます。 ▶▶P.37 プロテクションの有効化・無効化 プロテクションセンターが表示されます。保護に問題があ る場合、状態と解決方法が表示されます。 簡易スキャンが実行されます。 ▶▶P.33 スキャンの実行・設定 プログラムと定義データベースのアップデートが実行され ます。 ▶▶P.30 定義データベースとプログラムのアップデート 保護者による管理 [保護者による管理]ウインドウが表示されます。 環境設定 [環境設定]ウインドウが表示されます。 終了 28 ▶▶P.42 保護者によるコンピュータ利用の制限 ▶▶P.26 環境設定ウインドウ カスペルスキーを終了します。 ▶▶P.37 カスペルスキーを終了する・起動する 保護状態の確認 現在のコンピュータの保護状態は、メインウインドウから確認できます。 保護状態を確認する 1. メインウインドウに表示され る、インジケータで保護状態を 確認します。 ▶▶P.24 メインウインドウ コンピュータの保護状態を色と 説明文で示します。色の意味は、 次のとおりです。 説明 緑[正常] 保護は適切なレベルです。 黄[注意] 保護のレベルが低下しています。 赤[危険] 感染の危険があります。すぐに対処する必要があります。 基本的な使い方 色[意味] 4 保護状態の詳細を確認する 1. メインウインドウのインジケータをクリックします。 ▶▶P.24 メインウインドウ 2.[プロテクションセンター]に 表示されている内容を確認しま す。 問題がある場合は、その詳細を 確認します。 問題ごとに、推奨する対処方法 が表示されます。ボタンをク リックすると、それぞれの対処 方法で解決します。 お知らせ 保護状態の履歴を確認する [レポート]ウインドウでは、保護の履歴を確認で きます。 ▶▶P.39 処理結果の確認(レポート) 29 定義データベースとプログラムのアップデート 日々発生する新たな脅威から身を守るためには、定期的にアップデートを実 行する必要があります。カスペルスキーは、最新の脅威に対応できるように するため、ウイルスなどを検知するための定義データベースと、プログラム を強化 / 修正するモジュールを、インターネットを経由して提供しています。 既定では、アップデートが必要かどうかが自動的に確認されます。必要と判 断された場合、バックグラウンドで定期的にアップデートが実行されます。 ※※アップデートを実行するには、コンピュータがインターネットに接続されている必要があります。 定義データベースの状態を確認する 基本的な使い方 4 現在使用している定義データベースが最新かどうかを確認します。 1. メインウインドウの をクリックします。 [定義データベース情報]に、 現在使用している定義データ ベースの公開日とステータスが 表示されます。 ステータスが最新である場合は 問題ありません。 最新でない場合は、アップデートを実行します。 アップデートを実行する 1. メインウインドウの (アップデート)をクリックします。 アップデートが開始され、進行 状況や経過時間が表示されま す。 アップデートが終了すると、定 義データベースのステータスが 最新になります。 アップデートの実行中に をク リックすると、[プロテクションセ ンター]が表示され、進捗状況の 確認や、アップデートの停止がで きます。 30 アップデートの自動実行を設定する アップデートが実行されるスケジュールを設定します。 既定の設定では、アップデートサーバを定期的に確認し、新しいアップデー トが使用可能になったら自動的にアップデートを実行するよう設定されてい ます。通常は、既定の設定を変更する必要はありません。 1. メインウインドウの [環境 設定]をクリックします。 2.[環境設定]ウインドウの[アッ 3. プデート]をクリックします。 [自動的にアップデートをダウ ンロードする]をオンにします。 4. (閉じる)をクリックします。 基本的な使い方 新しいバージョンのアップデート方法を設定する 4 カスペルスキーは、定義データベースだけでなく、プログラムもアップデー トします。新しいバージョンのプログラムが公開された場合、自動でインス トールするか、通知を表示させて手動でインストールするかを選択できます。 プログラムを常に最新に保つことで、高いセキュリティを維持できます。 1. メインウインドウの [環境 設定]をクリックします。 2.[環境設定]ウインドウの[アッ プデート]をクリックします。 3.[新しいバージョン]で、次か ら選択します。 ●●ダウンロードとインストール を自動的に行う 新しいバージョンが公開され ると、自動的にダウンロード / インストールが行われ、ユー ザは何の手間もなく常に最新の状態を維持できます。 ●●新しいバージョンが使用可能になったときに通知する 新しいバージョンが公開されると通知が表示されます。ユーザはダウン ロード / インストールするかどうかをそのつど選択します。 ●●インストールしない(推奨しません) 新しいバージョンが公開されても、自動インストールも通知も行われま せん。バージョンが古いまま使用するのは危険なため、推奨しません。 31 お知らせ プロキシサーバを設定する LAN 内でプロキシサーバを使用している場合、プロキシサーバをあらかじめ登 録しておく必要があります。 [環境設定]ウインドウの[アップデート]-[プロキシ]で、[システムのプロ キシサーバ設定を使用する]または[特定のプロキシサーバを設定する]のどち らかを選択します。 [特定のプロキシサーバを設定する]を選択した場合は、プロキシサーバの情報 を入力します。不明な場合は、ご使用のプロバイダーに確認してください。 基本的な使い方 4 32 スキャンの実行・設定 コンピュータ内にウイルスが潜んでいないか、OS やアプリケーションの設定 にセキュリティの問題はないかなどを、スキャンします。 また、自動実行のスケジュールやスキャン対象の設定、検知時の処理などを 設定できます。 スキャンの種別 次の種別のスキャンを実行できます。対象や用途によって使い分けることが できます。 ●●簡易スキャン システムメモリや OS の起動時に読み込まれるプログラムなど、コンピュー タが安定して動作するために重要なファイルをスキャンします。 ●●スキャン ファイルやフォルダ、ドライブなど、スキャンする範囲や対象を個別に選 択して、スキャンします。 4 基本的な使い方 ●●完全スキャン システムメモリ、ハードディスクドライブ、リムーバブルドライブなど、 コンピュータ内の全ファイルをスキャンします。 スキャンを実行する ファイルをスキャンして、コンピュータ内のウイルスを検知します。 スキャン中は、メインウインドウを閉じてもバックグラウンドで動作します。 スキャンを開始する前に 定義データベースが最新かどうかを確認してください。最新でない場合は、スキャン の前にアップデートを実行してください。 ▶▶P.30 定義データベースとプログラムのアップデート [完全スキャン]/[簡易スキャン]の場合 1. メインウインドウの (スキャ ン)をクリックします。 2.[完全スキャン]または[簡易 スキャン]をクリックします。 スキャンが実行されます。 スキャンの進行中に表示される をクリックすると、プロテ クションセンターが表示され、 進捗状況や残り時間などが確認 できます。[停止]をクリックすると、スキャンを中断できます。 33 プロテクションセンターに表示される をクリックすると、レポートウ インドウが表示され、より詳細なスキャンの状況を確認できます。 ▶▶レポート [スキャン]の場合 対象を選択してスキャンするには、次の 3 つの方法があります。 ファイル / フォルダをドラッグ&ドロップ: 1. メインウインドウの (スキャ ン)をクリックします。 2.[スキャン]をクリックします。 基本的な使い方 4 3. 表示されるウインドウに、ス キャンしたいファイルやフォル ダをドラッグ&ドロップしま す。 スキャンが実行されます。 メニューから選択: 1. メインウインドウの (スキャン)をクリックします。 2.[スキャン]をクリックします。 3. 表示されるウインドウで、 をクリックします。 4. 表示されるメニューから、ス キャンする対象を選択します。 一覧に対象が追加されます。 [ファイルまたはフォルダ]を 選んだ場合は、表示される[開 く]ウインドウから追加したい ファイルまたはフォルダを選 び、[開く]をクリックします。 をクリックすると、一覧から対象を削除できます。 5.[OK]をクリックします。 スキャンが実行されます。 34 Finder のコンテキストメニューから実行: 1. Finder を起動します。 2. スキャンしたいファイルまたは フォルダを選択し、コンテキス トメニューを表示します。 3.[ウイルススキャン]を選択し ます。 スキャンが実行されます。 スキャンの対象を設定する 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[環境設定]ウインドウの[ス キャン]をクリックします。 3.[完全スキャン]または[簡易 4 基本的な使い方 [完全スキャン]または[簡易スキャン]の対象となるファイルやフォルダを 設定します。 スキャン]をクリックします。 4.[リストの編集]をクリックし ます。 5. 表示されるウインドウの一覧か ら、スキャンしたい対象をオン にします。 6. 一覧にスキャンしたい対象がな をクリックし、 い場合は、 表示されるメニューから選択し ます。 一覧に対象が追加されます。 [ファイルまたはフォルダ]を選んだ場合は、表示される[開く]ウイン ドウから追加したいファイルまたはフォルダを選び、[開く]をクリック します。 ファイルやフォルダをウインドウにドラッグ&ドロップして追加すること もできます。 をクリックすると、一覧から対象を削除できます。 7.[OK]をクリックします。 8. (閉じる)をクリックします。 35 脅威の検知時の処理方法を設定する スキャンの実行中にウイルスなどの脅威が検知された場合、どのように駆除 や削除を行うかを設定します。 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[環境設定]ウインドウの[ス キャン]をクリックします。 3.[完全スキャン]/[簡易スキャ 基本的な使い方 4 ン]/[スキャン]のいずれかを クリックします。 4.[脅威の検知時の処理]で、処理方法を選択します。 ●●スキャン完了時に手動選択 スキャンの完了時までオブジェクトの処理が延期されます。スキャン完 了時に通知ウインドウが表示され、検知された危険なオブジェクトの情 報、処理方法の選択肢が表示されます。オブジェクトごとに処理方法を 指定できます。 ●●自動的に駆除 検知されると、通知ウインドウは表示せず、自動的に駆除します。 さらに、[駆除できない場合は削除]をオンにすると、駆除できなかっ たファイルは削除されます。 5. 36 (閉じる)をクリックします。 プロテクションの有効化・無効化 カスペルスキーでは、プロテクションの有効 / 無効を切り替えることができます。 ご注意 プロテクションを無効にすると、脅威から保護されない状態となり、ウイルス感染など の危険性が高まります。 プロテクションを一時的に有効化・無効化する 一時的にすべてのプロテクションを無効にできます。 プロテクションを無効にする 1. メニューバーにあるカスペルスキー をクリックします。 2. 表示されるメニューから、[プロテク ションを無効にする]を選択します。 プロテクションが無効になります。 プロテクションを有効にする 4 基本的な使い方 のアイコン 1. メニューバーにあるカスペルスキーのアイコン をクリックします。 2. 表示されるメニューから、[プロテクションを有効にする]を選択します。 プロテクションが有効になります。 [環境設定]ウインドウの[プロテクション]でもプロテクションの有効 / 無効の 切り替えができます。[ファイル保護]や[ウェブ保護]のプロテクションごとに 切り替えることもできます。 ▶▶P.47 全般的なプロテクション設定 カスペルスキーを終了する・起動する カスペルスキーのプログラム自体を終了する方法と、起動する方法は、次の とおりです。 カスペルスキーを終了する 1. メニューバーにあるカスペルスキーのアイコン をクリックします。 2. 表示されるメニューから、[終了]を選択します。 カスペルスキーが終了します。 カスペルスキーを起動する 1. Finder の[アプリケーション]から、[カスペルスキー インターネット セキュリティ]をダブルクリックします。 カスペルスキーが起動します。 37 通知ウインドウが表示されたら カスペルスキーがウイルスなどの脅威を検知すると、ポップアップウインド ウと通知音で警告します。通知ウインドウが表示されたら、画面の指示に従っ て、処理を選択します。 脅威への対処 5 通知ウインドウには、検知された脅威の種別や状況によって、次のような処 理方法の選択肢が表示されます。 項目 説明 スキップ 処理は行われません。 削除 ウイルスを含んだファイルごと削除します。 駆除 検知したウイルスを駆除します。 ブロック ダウンロードしようとしたファイルにウイルスが検知された場合、ダ ウンロードを中止します。 許可 ダウンロードしようとしたファイルにウイルスが検知された場合、ダ ウンロードを許可します。 選択した処理 クリックしてオンにしたあとで、上記のいずれかの選択肢をクリック を常に実行 すると、以降同じ処理を実行します。 詳細 検知した脅威の詳細を確認できる Web ページが表示されます。 また、メニューバーのアイコン ります。 ご注意 通知の設定 の近くにメッセージが表示される場合があ 通知の有効 / 無効の切り替え、および通知の種別の選択は、 [環境設定]ウインドウの[表 示]タブで実行できます。通常は、既定の設定を変更する必要はありません。 38 処理結果の確認(レポート) レポート機能を使って、カスペルスキーがこれまでに検知した脅威の数や種 別、またそれらの処理結果などを、一覧で確認できます。検知されて未処理 のオブジェクトを駆除したり、駆除後のオブジェクトを削除したりすること もできます。また、アップデートやスキャンの実行履歴を確認して、テキス トファイルに保存することも可能です。 レポートを表示して確認する 1. メインウインドウの [レポー ト]をクリックします。 2.[レポート]ウインドウで、項 ●●レポート 検知された脅威や、隔離され たオブジェクトが表示されま す。検知された脅威を、ここ で駆除または削除することも できます。 5 脅威への対処 目を選択して内容を確認しま す。 確認できる内容は、次のとおり です。 ▶▶P.40 検知された脅威を処理する ▶▶P.40 隔離されたオブジェクトを操作する ●●タスク アップデート、スキャン、ファイル保護、ウェブ保護の実行履歴が表示 されます。 ▶▶P.41 タスクの実行履歴を確認する・保存する レポートに注目すべきイベントが記録されると、メインウインドウの情報表示部や プロテクションセンターに が表示されている場合があります。このアイコンを クリックすると、 [レポート]ウインドウが起動し、該当する内容が表示されます。 39 検知された脅威を処理する 1.[レポート]ウインドウで、[検 知した脅威]をクリックします。 2. 表示される一覧から、処理した いオブジェクトを選択します。 3. 実行したい処理をクリックします。 実行できる処理は次のとおりで す。 項目 説明 駆除 選択したオブジェクトを駆除します。 すべて駆除 一覧に表示されているすべてのオブジェクトを駆除します。 脅威への対処 5 すべて削除 一覧に表示されている検知の記録をすべて削除します。オブジェクト は削除されません。 隔離されたオブジェクトを操作する 脅威の検知後に駆除または削除されたオブジェクトは、特殊な領域である「隔 離」に安全な状態でバックアップコピーが保存されます。隔離にバックアッ プされたオブジェクトは、特別なフォーマットに変換されてシステムへアク セスできなくなります。ウイルスに感染した危険なファイルであっても安全 に閉じ込めておけます。隔離されたファイルは、あとから削除したり、安全 が確認できたら復元したりすることもできます。 ご注意 復元には十分に注意してください 隔離にバックアップされたオブジェクトを復元するときは、安全であることを十分に確 認してから行ってください。復元されたファイルがウイルスに感染したままだった場 合、コンピュータ全体の感染を招く危険性があります。 [隔離] 1.[レポート]ウインドウで、 をクリックします。 2. 表示される一覧から、処理した いオブジェクトを選択します。 3. 実行したい処理をクリックします。 実行できる処理は次のとおりで す。 40 項目 説明 復元 選択したオブジェクトを元の場所へ復元します。 安全が確認されたファイルに対して行ってください。 削除 オブジェクトを削除します。 すべて削除 隔離に格納されている、すべてのオブジェクトを削除します。 お知らせ 隔離の保存期間を設定する [環境設定]ウインドウの[レポート]-[隔 離]で、隔離にオブジェクトを保存してお く期間を設定できます。 タスクの実行履歴を確認する・保存する 各タスク(アップデート / スキャン / ファイル保護 / ウェブ保護)の実行履 歴を確認できます。表示された実行履歴は、テキストファイルに保存するこ とも可能です。 プデート]/[スキャン]/[ファ イル保護]/[ウェブ保護]のい ずれかをクリックします。 2. 表示される一覧で、各タスクの 脅威への対処 [アッ 1.[レポート]ウインドウで、 5 実行履歴が確認できます。 3. ファイルに保存する場合は、保 存したい対象を一覧から選択し て、[エクスポート]をクリッ クします。 4. 保存する場所とファイル名を指定し、[保存]をクリックします。 TXT 形式でファイルが保存されます。 41 保護者によるコンピュータ利用の制限 保護者による管理は、コンピュータやインターネットを子供が使用できる範 囲を制限する機能です。利用時間や使用できるアプリケーションを限定した り、有害なサイトへのアクセスを制限したりできます。 OS のユーザアカウント単位で設定できるため、ログインするアカウントごと に制限の内容を変えることができます。 保護者による管理を有効にする 制限したいユーザアカウントを選択して、保護者による管理機能を有効にし ます。 1. メインウインドウの[保護者に よる管理]をクリックします。 コンピュータに登録されているア カウントが一覧で表示されます。 インターネットを安全に使用するための機能 6 ウインドウ左下のカギマークが になっている場合は、設定変更を 可能にするため、 をクリックし てロックを解除します。その際、認 証画面が表示されるので、管理者 のアカウント名とパスワードを入 力してください。 2. 保護者による管理を有効にした いアカウントを選択し、[保護 者による管理を有効にする]を クリックします。 アカウント名に表示される が に変わります。 3. 制限したい項目を有効にしま す。 [Web 管理]/[時間管理]/[個 人情報管理]/[SNS 管理]のそ れぞれを選択して、[有効にす る]をクリックします。 42 制限する内容を設定する アカウントの項目ごとに、制限する内容を設定します。 1.[保護者による管理]ウインド ウで、制限内容を設定したいア カウントと項目をクリックしま す。 2.[環境設定]をクリックします。 設定できる内容は、次のとおり です。 項目 説明 Web 管理 [Web 管理]では、閲覧可能な Web サイトを制限します。 ブロックする Web サイトのジャンルを選択したり、[特定のサ イト]をクリックして許可またはブロックする Web サイトを 個別に指定したりできます。 [ダウンロードの管理]では、ダウンロードできるファイルを制 限します。ファイルのジャンルごとにダウンロードをブロック できます。 時間管理 インターネットを使用できる時間を制限します。 1 日の使用最大時間を設定したり、使用可能な時間帯を平日と 週末で指定したりできます。 個人情報管理 設定した個人情報の送信を制限します。 送信されるデータの中に、設定した個人情報が含まれている場 合、送信をブロックして履歴を記録します。 SNS 管理 ソーシャルネットワークサービスを使った送受信を制限します。 送受信されたメッセージをすべて記録し、接続する相手ごとに 許可またはブロックを設定できます。 設定が終わったら、ウインドウ左下のカギマーク をクリックして、設定を変更 されないようにロックしておくことを推奨します。 お知らせ 6 インターネットを安全に使用するための機能 [セーフサーチ]では、検索エンジンが提供するセーフサーチ機 能を強制的にオンにします。検索エンジンのセーフサーチによ るフィルタリングが、常に検索結果に反映されます。 同じ制限設定を他のアカウントにコピーする 同様の設定内容を他の複数のアカウントにも設定したい場合、設定内容をコピー できます。 [保護者による管理]ウインドウの をクリックして表示されるメニューから [設定のコピー]を選択します。コピーしたいアカウントを選択して、もう一度 のメニューから[設定のペースト]を選択します。 43 使用状況を確認する 保護者による管理を有効にすると、アカウントごとの使用状況が確認できま す。 インターネットに接続した時間やアクセスした URL、SNS で送受信したメッ セージなどをすべて記録します。これを保護者があとで確認し、制限する内 容を見直すこともできます。 1.[保護者による管理]ウインド ウで、制限内容を確認したいア カウントをクリックします。 2.[レポート]クリックします。 設定した項目の使用状況が一覧 で表示されます。 インターネットを安全に使用するための機能 6 44 3. 項目または[詳細]をクリック すると、項目ごとにより詳細な 使用状況が確認できます。 さらに、使用状況に応じた制限 を設定することもできます。 たとえば、Web 管理では、ユー ザがアクセスした URL がすべ て表示されます。その中に好ま しくない Web サイトがあった 場合は、個別にブロックするこ ともできます。 入力情報の漏えいを防止 悪意のあるプログラムの中には、キーボードの操作を記録して、入力したロ グイン ID やパスワードなどの個人情報を盗む、キーロガーと呼ばれるプログ ラムがあります。 カスペルスキーは、キーの入力情報からデータの漏えいを防ぐための機能を 備えています。仮想のキーボードである「セキュリティキーボード」はマウ ス操作でキー入力ができます。物理的なキー入力を行わないことによって、 キーロガーに情報を与えません。 セキュリティキーボードを利用する セキュリティキーボードは、ブラウザでパスワードなどの入力欄にカーソル を置くと、自動的に表示されます。 対応するブラウザは、Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome です。 Safari は既定で設定されていますが、Mozilla Firefox や Google Chrome で同様に利用できるようにするには、次の設定が必要です。 1. Mozilla Firefox または Google Chrome をインストールします。 2. メインウインドウの [環境 設定]をクリックします。 3.[環境設定]ウインドウの[KSN] をクリックします。 4.[機能拡張]で、[セキュリティ キーボード]のチェックをオン にします。 5. (閉じる)をクリックして、 [環 境設定]ウインドウを終了します。 お知らせ インターネットを安全に使用するための機能 6 Shift / Alt キーを同時に押す場合 複数のキーを同時に押す必要がある Shift / Alt キーは、クリックするとキーを押 したままの状態になります。たとえば、Shift キーをクリックすると、キーボー ドの英字が大文字に変わり、大文字での入力が可能になります。他のキーをクリッ クすると、押したままの状態が解除されます。 お知らせ ブラウザのアイコンから手動でセキュリティキーボードを起動する Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome のツールバーにあるアイコン クリックすると、セキュリティキーボードを起動できます。 を 45 危険なサイトへのリンクを診断 危険サイト診断は、ブラウザでページを表示したとき、そのページに含まれ るリンクをスキャンして、フィッシングサイトなどの悪意のあるページがな いかどうかを自動的にチェックする機能です。悪意のあるページへのリンク が検知された場合、リンクの横に危険を示すアイコン が表示されます。ア イコンにマウスポインターをあわせると、説明がポップアップ表示されます。 危険サイト診断を設定する 対応するブラウザは、Safari、Mozilla Firefox、Google Chrome です。 Safari では標準で設定されていますが、Mozilla Firefox や Google Chrome で同様に利用できるようにするには、次の設定が必要です。 インターネットを安全に使用するための機能 6 46 1. Mozilla Firefox または Google Chrome をインストールします。 2. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 3.[環境設定]ウインドウの[KSN] をクリックします。 4.[機能拡張]で、[危険サイト診 断]のチェックをオンにします。 5. (閉じる)をクリックして、 [環 境設定]ウインドウを終了しま す。 全般的なプロテクション設定 プロテクションの有効 / 無効を切り替えます。 プロテクションの有効・無効を切り替える 各プロテクションは、既定の設定で有効になっています。次の手順で、プロ テクションの有効 / 無効を切り替えられます。 ご注意 プロテクションを無効にすると、脅威から保護されない状態となり、ウイルス感染など の危険性が高まります。 すべてのプロテクションの有効・無効を切り替える 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[プロテクション]の[全般]で、 3. (閉じる)をクリックして、 [環 境設定]ウインドウを終了しま す。 メニューバーのアイコンを右クリックして表示されるメニューからも、プロテクショ ンの有効 / 無効が切り替えられます。 7 プロテクションの設定 [プロテクションを有効にする] をオン / オフして、有効 / 無効 を切り替えます。 ▶▶P.37 プロテクションの有効化・無効化 プロテクションごとに有効・無効を切り替える 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[プロテクション]で、[ファイル保護を有効にする]または[ウェブ保護 を有効にする]をオン / オフして、機能の有効 / 無効を切り替えます。 3. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。 47 ファイル保護(ファイルからの感染を検知) ファイル保護は、ファイル操作を監視してウイルス感染からコンピュータを 保護する機能です。OS が起動すると自動的にファイル保護が起動し、ファイ ルを開く、保存する、実行するなどの操作が行われるときに、リアルタイム でファイルをスキャンしてウイルスをチェックします。 検知時の処理方法を設定する ウイルスなどの脅威が検知された場合、ファイル保護はあらかじめ設定され た方法に従って処理します。既定の設定では、 [手動選択]に設定されています。 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[プロテクション]をクリック します。 3.[ファイル保護]の[脅威の検 知時の処理]で、処理方法を次 から選択します。 プロテクションの設定 7 ●●手動選択 感染した、または感染の可能 性があるオブジェクトが検知 されると、通知ウインドウが 表示されます。ウイルスの情報、感染したファイル名、処理方法のオプ ションを確認しながら、オブジェクトごとに処理方法を指定します。 ▶▶P.38 通知ウインドウが表示されたら ●●自動的に駆除 感染したオブジェクトが検知されると、最も適切な方法ですぐに駆除が 行われ、感染したオブジェクトは隔離へバックアップされます。 ▶▶P.40 隔離されたオブジェクトを操作する さらに[駆除できない場合は削除]をオンにすると、駆除できなかった 場合にオブジェクトごと削除します。 4. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。 検知の履歴や駆除結果は、[レポートの][検知した脅威]で確認できます。 ▶▶P.39 処理結果の確認(レポート) 48 保護範囲を設定する ファイル保護の対象となるファイルやフォルダを設定します。既定の設定で は、ハードディスクドライブ、リムーバブルドライブ、およびネットワーク ドライブなど、コンピュータに接続されているすべてのデバイスのオブジェ クトが対象に含まれています。通常は、既定の設定を変更する必要はありま せん。 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[プロテクション]をクリック します。 3.[ファイル保護]の[保護範囲] をクリックします。 ら、保護の対象とする項目のオ ン / オフを切り替えます。 5. 一覧に対象とする項目がない場 をクリックし、表示 合は、 されるメニューから選択しま す。 一覧に対象が追加されます。 [ファイルまたはフォルダ]を 選んだ場合は、表示される[開 く]ウインドウから追加したい ファイルまたはフォルダを選 び、[開く]をクリックします。 ファイルやフォルダをウインド ウにドラッグ&ドロップして追 加することもできます。 をクリックすると、一覧か ら対象を削除できます。 7 プロテクションの設定 4. 表示されるウインドウの一覧か 6.[OK]をクリックします。 7. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。 49 ウェブ保護(Web ページからの感染を検知) ウェブ保護は、Web ページを閲覧する際に使用される通信手段(HTTP)によっ て送られてくるデータを監視して、ウイルスや不正なスクリプトなど悪意の あるオブジェクトを検知します。 検知時の処理方法を設定する Web サイトからウイルスに感染したファイルをダウンロードするなど、 Web トラフィックに脅威が検知された場合、ウェブ保護は、あらかじめ設定 された方法に従って脅威をブロックします。既定の設定では、[手動選択]に 設定されています。 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[プロテクション]をクリック します。 3.[ウェブ保護]の[脅威の検知 プロテクションの設定 7 時の処理]で、処理方法を次か ら選択します。 ●●手動選択 感染した、または感染の可 能性があるオブジェクトが Web トラフィックに検知さ れると、通知ウインドウが表 示されます。ウイルスの情報、感染したファイル名、処理方法のオプショ ンを確認しながら、オブジェクトごとに処理方法を指定します。 ▶▶P.38 通知ウインドウが表示されたら ●●自動的にブロック 感染したオブジェクトが Web トラフィックに検知されると、すぐにブ ロックされます。 4. 暗号化された Web トラフィック(HTTPS 接続)をスキャンする場合は、 [安全な接続(HTTPS)をチェック]をオンにし、次から選択します。 ●●常時 すべての HTTPS 接続をスキャンします。接続に時間がかかる場合があ ります。 ●●保護者による管理でのみ HTTPS 接続を行うユーザが保護者による管理の対象である場合にのみ、 スキャンします。 5. ▶▶P.42 保護者によるコンピュータ利用の制限 (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。 検知の履歴や駆除結果は、[レポートの][検知した脅威]で確認できます。 ▶▶P.39 処理結果の確認(レポート) 50 検知する対象の設定 コンピュータにとって脅威となる危険なプログラムには、さまざまな種別が あります。カスペルスキーでは、どのような悪意のあるソフトウェアからコ ンピュータを保護するか選択できます。通常は、既定の設定を変更する必要 はありません。 検知する脅威を設定する 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[脅威]をクリックします。 3.[検知する脅威]で、検知対象 に含める脅威の種別をオンにし ます。 脅威の種別は次のとおりです。 4. 8 詳細な設定 ●●ウイルス、ワーム、トロイの木馬、ハッキングツール 脅威となる、最も典型的なプログラムです。データの破壊や漏えい、脅 威の進入路(バックドア)の作成などを目的とし、中には自己増殖可能 なプログラムも含みます。これらを監視することで、最低限のセキュリ ティレベルを提供します。オフにすることはできません。 ●●アドウェア 危険なふるまいの発生源となるプログラムです。ユーザの望まない広告 を表示するなど、危険な可能性があるプログラムを含みます。 ●●オートダイヤラー 通話料金が高額なサービスに自動的に電話するプログラムです。 ●●その他のプログラム コンピュータやデータに損害を与える目的で悪用される可能性のあるプ ログラムです。 (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。 51 信頼する対象の設定 信頼リストは、プロテクションによる監視やスキャンの対象に含めない、オ ブジェクトや Web サイトのリストです。カスペルスキーがアクセスをブロッ クするオブジェクトやアプリケーション、Web サイトがユーザにとって安全 であることが明らかである場合に、それらを信頼リストに追加します。 信頼リストには、ファイルなどのオブジェクトを登録する「信頼するファイ ルとフォルダ」と、Web サイトの URL を登録する「信頼する URL」があり ます。 信頼するファイルとフォルダを追加する 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[脅威]をクリックします。 3.[信頼リスト]の[信頼リスト の編集]をクリックします。 詳細な設定 8 4. 表示されるウインドウで、[信 頼するファイルとフォルダ]を クリックします。 5. をクリックします。 6.[開く]ウインドウで信頼リス トに追加したいファイルまたは フォルダを選択します。 [信頼するファイルとフォルダ] の一覧に追加したファイルが表 示されます。 をクリックすると、一覧か ら削除できます。 7.[OK]をクリックします。 8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。 52 信頼する URL を追加する 1. メインウインドウの [環境設定]をクリックします。 2.[脅威]をクリックします。 3.[信頼リスト]の[信頼リスト の編集]をクリックします。 4. 表示されるウインドウで、[信 頼する URL]をクリックします。 5. をクリックします。 6. URL を入力します。 [信頼する URL]の一覧に表示 されます。 をクリックすると、一覧か ら削除できます。 8 詳細な設定 7.[OK]をクリックします。 8. (閉じる)をクリックして、[環境設定]ウインドウを終了します。 53 トラブルシューティング アクティべーションが実行できない ➡➡ アクティべーションを実行するためには、コンピュータがインターネット に接続している必要があります。ブラウザを起動してインターネットに 接続可能であることを確認してから、アクティべーションを実行してくだ さい。詳しくは、20 ページの「アクティベーション」を参照してくださ い。 2台目、3台目で使う方法がわからない ➡➡ ライセンスの種別によっては、1つのアクティベーションコードで複数 台のコンピュータにカスペルスキーをインストールできます。1台目の コンピュータでアクティベーションしたあと、残りの台数のコンピュータ にカスペルスキーをインストールし、1台目と同じアクティベーション コードを使ってアクティベーションを実行してください。 ライセンス更新のメッセージが表示された 付録 9 ➡➡ ライセンスの有効期限が切れる前後に、ライセンスの更新を促すメッセー ジが表示されます。有効期限を延長するためには、新しいライセンスをご 購入いただき、新しいアクティべーションコードでアクティべーションを 実行してください。詳しくは、19 ページの「ライセンス」を参照してく ださい。 [定義データベースが破損しています]、 [ライセンス情報のブラックリス トが破損しています]と表示され、定義データベースがアップデートでき ない ➡➡ 定義データベースの一部が不正になっている可能性があります。 カスペルスキーをアンインストールし、再インストールしてください。 54 用語解説 アクティベーション ライセンスを認証し、プログラム を有効(動作可能)にすること。 アドウェア ユーザが希望していない広告を勝 手に表示するプログラム。 オブジェクト ファイルやフォルダなど、スキャ ンや検知の対象となるものの総称。 隔離 脅威を駆除したオブジェクトを、 通常の領域にアクセスできないよ うに、特別な領域に格納すること、 または格納する領域。 複合ファイル アーカイブファイルなど、外見上 は 1 つのファイルに圧縮された、 複数のファイルが含まれている ファイル。カスペルスキーは、複 合ファイル内のファイルをスキャ ンできる。 マルウェア ウイルスやスパイウェアなど、悪 意のあるソフトウェア。 ワーム 自己増殖しながら、データの破壊 活動などを行うコンピュータウイ ルス。 スキャン ファイルを検査することにより、 侵入したウイルスなどの脅威を検 知すること。 ダイヤラー 通話料金が高額な海外や Q2 ダイ ヤルなどのサービスに電話するプ ログラム。 9 付録 スパイウェア コンピュータに侵入し、ユーザの 操作を記録したり、情報を盗んだ りするプログラム。 定義データベース ウイルスなどの脅威の情報、およ び脅威に対処する方法を集積した データベース。 トロイの木馬 コンピュータに侵入し、データを 外部に流出させたり、他のプログ ラムが侵入するための入り口を開 けたりする悪質なウイルス。 55 サポートサービスについて ユーザーのみなさまが快適に製品をご利用いただけるように、各種サポート サービスをご用意しています。 マイカスペルスキーアカウントによるテクニカルサポート マイカスペルスキーアカウントは、テクニカルサポートサイトにある各ユー ザー固有のエリアです。 マイカスペルスキーアカウントにアクセスするには、登録ページで登録処理 を行う必要があります。すでに登録されている場合は、メールアドレスとパ スワードを入力し、マイカスペルスキーアカウントにログインします。 マイカスペルスキーアカウントでは、次のサービスなどをご利用いただけます。 ●●テクニカルサポートサービスへの、Web お問い合わせフォームを利用 したご連絡 ●●お問い合わせのステータスをリアルタイムに追跡 ●●お問い合わせの詳細履歴の表示 ●●アクティベーションコードと登録情報の管理 お問い合わせの送信フォームの項目に、次の情報を指定してください。 ○○ 製品 ○○ バージョン ○○ オペレーティングシステム ○○ お問い合わせの種別 ○○ お問い合わせ内容 ○○ 添付するファイル マイカスペルスキーアカウントで指定されたメールアドレス宛てに、お問い 合わせに対する返答が送信されます。 56 ライセンスに関するお問い合わせ 「ライセンスの有効期限が切れたので更新したい」、「ライセンスを追加したい (プライベートライセンスとファミリーライセンスのみ可能)」など、ライセ ンスに関するお問い合わせは、お電話でカスペルスキーインフォメーション センターにお問い合わせください。 カスペルスキーインフォメーションセンター 電話番号:0570-001269(別途通話料がかかります) 03-6745-0303(ナビダイヤル非対応の場合、こちらにおかけく ださい) 受付時間:9:30-18:00 365 日 ご注意 インフォメーションセンターでは、お客様からのお問い合わせ内容を正確に把握し、か つ早期に解決するためお問い合わせ内容を記録 / 保管 / 録音させていただくことがあ ります。 ご購入後の技術的なお問い合わせ 製品の操作方法、不具合、その他技術的なお問い合わせができます。電話で のお問い合わせをご利用いただけます。 カスペルスキーテクニカルサポートセンター 電話番号:0570-006269(別途通話料がかかります) 03-6745-0304(ナビダイヤル非対応の場合、こちらにおかけく ださい) 受付時間:9:30-18:00 365 日 日にちや時間帯によっては、電話のお問い合わせが集中し、電話が通じにく い場合がございます。 待たずにお問い合わせができるマイカスペルスキーアカウントもぜひご利用 ください。 ご注意 お電話の際にお使いのコンピュータを実際に操作できる状態で連絡いただきますと、解 決までの時間を短縮できる場合がございます。またご質問内容によってはお時間をいた だくことがございますので、あらかじめご了承ください。 サポートセンターでは、お客様からのお問い合わせ内容を正確に把握し、かつ早期に解 決するためお問い合わせ内容を記録 / 保管 / 録音させていただくことがあります。 57 KASPERSKY LAB ZAO Kaspersky Lab は、ウイルス、マルウェア、スパム、ネットワーク攻撃、ハッ カーによる攻撃などの脅威に対する保護を提供する国際企業です。 2008 年、Kaspersky Lab は、エンドユーザー向け情報セキュリティソフト ウェアのソリューション開発企業として、世界第 4 位に選ばれました(2008 年 IDC『Worldwide Endpoint Security Revenue by Vendor』)。また、 コンピュータ保護システムの開発企業としてロシアのホームユーザーから高 い支持を受けています(2009 年 COMCON『TGI-Russia 2009』)。 Kaspersky Lab は 1997 年にロシアで設立され、今日モスクワの本部を中心 に、5 つの地域部門を持つ国際的なグループ企業です。各地域部門は、ロシア、 西ヨーロッパ、東ヨーロッパ、中東、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、日本、 中国、およびその他のアジア太平洋諸国をまたにかけ、2,000 名を超える有 資格スペシャリストが働いています。 製品:Kaspersky Lab の製品は、スマートフォンから家庭用 PC、大規模な 企業ネットワークにいたるまで、すべてのシステムに保護を提供しています。 個人向けアンチウイルス製品は、デスクトップ PC、ノート PC、タブレット およびスマートフォンなどのモバイル端末に対応しています。 法人向けには、ワークステーション、ファイルおよび Web サーバ、メール ゲートウェイ、ファイアウォールを保護する製品やサービスを提供していま す。これらの製品を Kaspersky Lab の一元管理システムと併用し、コンピュー タへの脅威から企業や組織を自動保護する効率的なソリューションを実現し ています。Kaspersky Lab の製品は主要なテスト機関で認定されており、多 数のアプリケーションベンダーの製品と互換性があります。また、多くのハー ドウェアプラットフォーム向けに動作が最適化されています。 Kaspersky Lab のウイルスアナリストは 24 時間体制で活動しており、毎日 何百と発生する IT 上の脅威を解析し、駆除ツールの作成ならびに Kaspersky 製品で使用する定義データベースの登録を行っています。Kaspersky Lab の ウイルス定義データベースは毎時アップデートされ、迷惑メール対策のデー タベースは 5 分ごとにアップデートされます。 技術:現在のアンチウイルスツールに不可欠な技術の多くは、Kaspersky Lab が最初に開発したものです。Kaspersky Anti-Virus のカーネル は、多くの他社製品に使用されています。例として、SafeNet(米国)、 Alt-N Technologies(米国)、Blue Coat Systems(米国)、Check Point Software Technologies(イスラエル)、Clearswift(米国)、 CommuniGate Systems(米国)、Critical Path(アイルランド)、D-Link (台湾)、M86 Security(米国)、GFI(Malta)、IBM(米国)、Juniper 58 Networks(米国)、LANDesk(米国)、Microsoft(米国)、NETASQ(フ ランス)、NETGEAR(米国)、Parallels(ロシア)、SonicWALL(米国)、 WatchGuard Technologies(米国)、ZyXEL Communications(台湾)が 挙げられます。またこれらの企業の革新的な技術の多くは特許を受けていま す。 成果:長年にわたり、Kaspersky Lab はコンピュータの脅威に対抗するサー ビスで数々の賞を受けてきました。たとえば、2010 年は、権威あるオース トリアのアンチウイルス機関 AV-Comparatives が実施するテストで最高レ ベルの Advanced+ を取得しています。しかし、最も大きな成果は、世界各 国のユーザーの信頼を獲得したことと言ってよいでしょう。現在 Kaspersky Lab の製品と技術は、3 億人を超えるユーザー、および 20 万社以上のクライ アント企業を保護しています。 Kaspersky Lab の Web サイト: ウイルス百科事典 (英語): アンチウイルスラボ: http://www.kaspersky.com http://www.securelist.com [email protected] (危険な可能性があるオブジェクトの送付のみ受 け付けます。送付前に必ず圧縮してください) http://support.kaspersky.com/virlab/ helpdesk.html (ウイルスアナリストへの問い合わせ用フォーム。 英語) Kaspersky Lab Web フォーラム : http://forum.kaspersky.com 59 索引 アルファベット Finder........................................................... 35 さ 削除................................................................ 38 Kaspersky Lab............................................ 58 サポートサービス........................................ 56 KSN............................................................... 26 自動実行........................................................ 31 Kaspersky Security Network.......... 14, 23 OS.................................................................. 11 SNS 管理....................................................... 43 Web 管理..................................................... 43 あ アクティベーション...................... 12, 15, 20 アクティベーションコード........... 12, 15, 20 アクティベーションの実行......................... 20 アップデート......................................... 26, 30 アンインストール................................. 12, 18 インジケータ......................................... 25, 29 時間管理........................................................ 43 終了する........................................................ 37 使用許諾契約................................................ 13 信頼する URL............................................... 53 信頼するファイルとフォルダ..................... 52 信頼リスト.................................................... 52 スキャン.......................................... 26, 33, 34 スキャンの対象............................................ 35 スケジュール................................................ 31 セキュリティキーボード...................... 22, 45 ソーシャルネットワークサービス............. 43 インストール................................................ 12 た お問い合わせ................................................ 57 通知ウインドウ............................................ 38 ウェブ保護.................................................... 50 主な機能........................................................ 21 か 隔離................................................................ 40 画面構成........................................................ 24 簡易スキャン................................................ 33 環境設定........................................................ 24 タスク............................................................ 41 通知音............................................................ 38 通知の設定.................................................... 38 定義データベース........................................ 30 テクニカルサポート.................................... 56 動作環境........................................................ 11 トラブルシューティング............................. 54 環境設定ウインドウ.................................... 26 は 管理者アカウント........................................ 12 表示................................................................ 26 危険サイト診断..................................... 22, 46 フィッシングサイト.................................... 21 完全スキャン................................................ 33 キーロガー.................................................... 22 起動する........................................................ 37 脅威................................................................ 26 脅威の検知時の処理...................... 36, 48, 50 駆除......................................................... 38, 39 検知した脅威................................................ 40 検知の対象.................................................... 51 個人情報管理................................................ 43 ハードディスク............................................ 11 ファイル保護................................................ 48 復元................................................................ 40 複数台用ライセンス.................................... 12 プロキシサーバ............................................ 32 プログラム.................................................... 30 プロテクション..................................... 26, 37 プロテクションセンター............................. 33 プロテクションの再開................................ 37 プロテクションの停止................................ 37 プロテクションを有効にする..................... 47 保護者による管理................................. 22, 42 保護状態........................................................ 29 保護範囲........................................................ 49 60 ま マイカスペルスキーアカウント.......... 15, 56 メインウインドウ........................................ 24 メニューバーアイコン................................ 28 メモリ............................................................ 11 や 有効期限........................................................ 19 ら ライセンス............................................. 19, 25 ライセンスの更新........................................ 20 ライセンスの購入........................................ 19 レポート.......................................... 24, 26, 39 レポートウインドウ.................................... 27 61 著作権について 本ガイド(紙媒体または電子データで提供するものを含みます)は株式会社カスペルス キーが作成したものであり、その著作権は、Kaspersky Lab に帰属します。使用許諾契 約書の条項のほか、以下の点も併せてご確認ください。 •• お客様は、ガイドを現状の内容のまま、もしくは編集・修正して、画面上もしくは紙 資料として利用することができます。ただし、これを第三者へ提供したり、貸し出しす ることはできません。 •• 権利者の許諾を得ることなく、本ガイドの全部または一部を複製、転用、送信等を行 うことは、著作権法上禁止されております。また、当社の書面による許可なく複写、複 製して頒布することは、その形態を問わず禁じます。 •• 記載された内容は、改良のため予告なく変更することがあります。 サードパーティコードについて サードパーティコードに関する情報は、製品をインストールしたフォルダ内のファイル legal_notices.txt に記載されています。 商標について •• Kaspersky® Internet Security、カスペルスキー インターネット セキュリティ、 Kaspersky® は、Kaspersky Lab の商標または登録商標です。 •• Mac、Mac OS、OS X、Safari は、米国 Apple Inc. の米国およびその他の国におけ る商標または登録商標です。 •• Firefox は、Mozilla Foundation の米国およびその他の国における商標または登録商 標です。 •• Google Chrome は、Google Inc. の商標または登録商標です。 •• その他記載された会社名、製品名等は、各社の商標または登録商標、もしくは弊社の 商標です。なお本文中は ®、™ マークは記載していません。 テクニカルサポートサイトについて テクニカルサポートサイトには、製品のインストールや使用方法に関する情報や推奨事 項、よくある質問に対する回答などが記載されています。 製品の使用中に問題が発生した場合などに、ご利用ください。 http://support.kaspersky.co.jp カスペルスキー インターネット セキュリティ 2013 年 11 月 14 日第 2 版第 1 刷発行 ©2013 Kaspersky Lab ZAO. 無断複写・転載を禁じます。