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ふくおかニュース第114号(平成24年10月23日発行)
ふくおかニュース 第 114号 平成24年10月23日 発行 福岡県東京事務所・福岡県総務部県民情報広報課 ●皇太子殿下が 皇太子殿下が福岡県を 福岡県を御訪問 皇太子殿下が、第 32 回国際泌尿器科学会総会開会式への御 臨席と地方事情御視察のため、9 月 30 日から 10 月 1 日まで、 福岡県に行啓になりました。 国際泌尿器科学会総会は、世界各国の泌尿器科学を専門と する医師が一堂に会し、最新の研究発表や討論を行うための 学術会議で、日本での開催は 42 年前の東京に次いで、福岡が 第2回目となります。 開会式で、皇太子殿下は、世界が高齢化社会に向う中で、 泌尿器科学の果たす役割はますます大きくなる。今回の会議 が実りある成果を上げ、世界の医療の発展に貢献するととも に人類の幸福に寄与することを願うとお言葉を述べられ、小 川知事も、学会の立派な成果を福岡から世界に発信し、医学・ 医療の未来を力強く切り開いていく上で大いに貢献されるこ とを期待すると挨拶しました。 地方事情御視察では、皇太子殿下は、福岡県留学生サポー トセンターで、同センターやアジアンビートの事業概要を御 聴取され、留学生と地元小学生との交流イベントを御覧にな りました。また、九州大学伊都キャンパスで、有機ELや水 素エネルギーに関する最先端の研究について御聴取され、燃 料電池自動車への水素充填デモなどを御覧になりました。 【上】国際泌尿器科学会総会でお言葉を述べ られる皇太子殿下 【下】九州大学にある水素ステーションで、 燃料電池車の説明をお聞きになる皇太子殿下 ●福岡県飲酒運転撲滅運動の 福岡県飲酒運転撲滅運動の推進に 推進に関する条例 する条例が 条例が全面施行 本県では、深刻な状況にある飲酒運転の撲滅を図るため、「福岡県飲 酒運転撲滅運動の推進に関する条例」を 9 月 21 日から全面施行しまし た。この条例は、全国初の罰則付き飲酒運転撲滅条例です。 条例では、5 年以内に 2 回飲酒運転違反で検挙されると医療機関での アルコール依存症の受診を義務付けられるほか、客が 1 年以内に 2 回飲 酒運転違反で検挙された飲食店が、県公安委員会から飲酒運転防止の取 組を指示されたにもかかわらず、その取組を怠った場合、店名の公表と 併せて指示書の掲示を命じられます。いずれも違反すれば 5 万円以下の 過料が科されます。 また、本県では、条例の全面施行に合わせ、県警OBや飲酒運転事故 の遺族などを講師として自治体や企業に派遣する「飲酒運転撲滅活動ア ドバイザー派遣事業」を開始しました。このほかにも、飲酒運転撲滅キ ャンペーンのサイトを開設し、県民の皆さまから「飲酒運転撲滅メッセージ」を募集するなど、県民、 事業者、行政が一体となって飲酒運転の撲滅に向け取り組むよう働きかけてまいります。 1 ● その他 その 他 の 話題( 話題 ( 県政ニュース 県政 ニュース) ニュース ) ・9 月 14 日、本県は平成 24 年 7 月梅雨前線豪雨に対して県、市町村、赤十字社福岡県支部、福岡県共同募金 会に寄せられた義援金、総額 257,022,039 円について、県義援金配分委員会を開催し、被災した 20 市町村 への配分額を決定。9 月下旬に市町村へ送金。今後、市町村を通じ被災者へ贈られる予定 ・9 月 14 日、本県は、全国で初めて、県内及びその近隣県の放射線量を同時に閲覧することができるホーム ページ「ふくおか放射線・放射能情報サイト」を構築し、北九州市の震災がれき処理に先立ち、運用を開始。 緊急時には、県が実施する緊急時放射線モニタリングの結果も表示し、県内の放射線量の状況を迅速に発信 するツールとして活用 「ふくおか放射線・放射能情報サイト」 :http://houshasen.pref.fukuoka.lg.jp ・9 月 19 日、本県は未利用の県有財産を活用して再生可能エネルギーの一層の導入を図るため、新たに太陽 光発電事業を予定している民間事業者を対象に、公募により「県有地の貸付」及び「県有施設の屋根貸し」 を実施することを発表。 「県有施設の屋根貸し」は九州では初めての取組 ・9 月 27 日、第 1 号ふくおか子育てマイスターが誕生。第 1 回のふくおか子育てマイスター認定研修会の全 課程修了者に対して認定証を交付。同制度は、豊かな経験や知識をお持ちの高齢者の方々に、子育て分野で 活躍いただくための仕組みとして今年度創設。子育て支援に意欲のある 60 歳以上の方を対象に、研修会を 経て認定を行い、託児や子育て相談・助言など、地域の様々な子育ての現場で活躍していただくもの ● ダイハツ九州 ダイハツ九州、 九州、久留米エンジン 久留米エンジン工場 エンジン工場の 工場の生産能力を 生産能力を増強! 増強!協定調印式 協定調印式を 印式を実施 ダイハツ九州株式会社が、エンジン工場である久留米工場 の生産能力を増強するにあたり、9 月 6 日、福岡県庁において、 ダイハツ工業株式会社、ダイハツ九州株式会社、本県、久留 米市の四者が相互協力協定を締結しました。 同久留米工場は、平成 20 年 8 月操業開始以来、大分(中津) 工場に軽自動車用エンジンを供給しており、現在年間約 21.6 万基を製造していますが、大分(中津)工場の車両生産拡大に 伴い、約 32.4 万基まで生産能力を増強します。今回の生産能 力増強により、域内でのエンジン供給能力が高まり、生産コス トの低減と操業の効率化が図られます。設備投資額は約 70 億 9 月 6 日、福岡県庁で行った協定調印式の様子。 円で、新規雇用は約 120 人、平成 25 年 5 月操業開始予定です。 左から越田ダイハツ九州㈱社長、伊奈ダイハツ工 協定締結後、小川知事は「グリーンアジア国際戦略総合特 業㈱社長、小川知事、楢原久留米市長 区制度も活用しながら、ダイハツ九州や久留米市と連携し、 北部九州自動車産業の一層の振興に向けて、全力を尽くしてまいります」と述べました。 ● その他 その 他 の 話題( 話題 ( 福岡の 福岡 の 経済) 経済 ) ・9 月 18 日、グリーンアジア国際戦略総合特区の課税の特例を受ける指定法 人として三菱電機株式会社を指定。同社パワーデバイス製作所(福岡市西 区)では、平成 24 年度から 25 年度にかけて、低炭素社会の重要な部品と して世界的な需要拡大が見込まれるパワー半導体の設計技術棟の新設や、 新製品の試作評価用設備の導入など総額 40 億円超の設備投資を予定。今回 の指定により、総合特別区域法に基づく税制の優遇措置を活用することが 可能 三菱電機株式会社 眞田役員理事に 法人指定書を交付する小川知事 ・9 月 21 日と 22 日の 2 日間、本県は「新生活産業創業支援フェア 2012~フ ランチャイズビジネス相談会~」を福岡市で開催。本県では、少子高齢化の進展や共働き世帯の増加などに よるライフスタイルの変化の中で生まれる新たなニーズに応えるサービス産業を「新生活産業」と位置付け、 創業や新規参入、新サービス開発などへの支援を実施。今回のフェアには、全国から新生活産業分野のフラ ンチャイズ本部約 40 社が出展し、会場には独立・開業を志す方や事業多角化を検討する経営者など約 1,000 人が来場 ・9 月 10 日、高機能発泡樹脂大手の株式会社JSP(本社:東京都)は、自動車の軽量化により需要拡大が 見込まれる、発泡ポリプロピレンビーズを生産する工場を北九州市に建設することを決定。投資額は約 20.5 億円で、平成 26 年 4 月に操業開始予定。同社の自動車部品向け生産拠点は栃木、三重に続き国内 3 ヵ所目 2 ● 「ISUグランプリファイナル ISUグランプリファイナル 国際フィギュアスケート 国際フィギュアスケート競技大会 フィギュアスケート競技大会」 競技大会」の福岡開催が 福岡開催が決定! 決定! 日本スケート連盟は、平成 25 年 12 月に開催され る「ISUグランプリファイナル国際フィギュアス ケート競技大会」を福岡で開催することを決定し、9 月 19 日、福岡市内において、日本スケート連盟橋本 聖子会長が、招致委員会石原会長(JR九州会長)、 小川知事、松本県議会議長、髙島福岡市長、森福岡市 議会議長に報告を行いました。 12 月 5 日から 4 日間の日程で、マリンメッセ福岡 (福岡市)を会場に行われる予定です。グランプリフ ァイナルは日本では過去 3 回東京で開催されていま すが、地方都市での開催は初めてとなります。 会見で小川知事は、「2013 年のグランプリファイナ 写真左から、松本県議会議長、小川知事、招致委員会石 原会長、日本スケート連盟橋本会長、髙島福岡市長、森 ルは、ソチ・オリンピック直前の国際大会であり、世界 福岡市議会議長、福岡県スケート連盟磯山会長 中が注目する大会が、ここ福岡で開催されることは『ふ くおか』の名を世界中に広める格好の機会であり、大変ありがたいと思っています。トップアスリートの 演技は、見る者すべてに大きな夢や感動を与えてくれます。また、地元で開催されることは、スケートを やってみようとする子どもたちが増えていくきっかけにもなるかと思います。県として、大会の成功にむ けて、できる限りの支援を行っていきたいと考えています」と述べました。 ● その他 その 他 の 話題( 話題 ( 国際情報) 国際情報 ) ・9 月 7 日から 10 日の 4 日間、本県は韓国・釜山で開催された「第 15 回釜山国際観光展」に出展。福岡観光 の魅力と昨年 3 月 12 日に全線開通した九州新幹線の利用促進をPR。特に、平成 24 年 7 月梅雨前線豪雨 で甚大な被害がもたらされた筑後地域の魅力を詳しく紹介。また、10 月 3 日には韓国・ソウルで開催され た「日韓交流おまつり 2012 in Seoul」にも出展し、同様に本県の魅力を発信 ● 飯塚市長崎街道筑前六宿開通 400 年記念フォーラム 年記念フォーラムを フォーラムを開催 江戸時代、鎖国下にあって唯一の海外窓口であった 長崎と江戸を結ぶ重要幹線の一つ「長崎街道」。福岡 県内(筑前)には、黒崎・木屋瀬・飯塚・内野・山家・ 原田の 6 つの宿場がありました。今年は、この長崎街 道筑前六宿が開通して 400 年を迎えることから、宿場 のあった北九州市、飯塚市、筑紫野市でさまざまな イベントが催されています。 9 月 23 日、飯塚市の嘉穂劇場で記念フォーラムが 開催され、北九州市、飯塚市、筑紫野市の市長や市 民ら約 550 人が参加しました。フォーラムでは、3 市長から、3 市が連携を強め地域の魅力を再発見し、 歴史や伝統を次世代に継承していくことが表明さ れました。また、ジャーナリストの木村太郎さんの 記念講演が行われたほか、太鼓や踊り、神楽など伝 統芸能が披露されるなど、同街道を軸にした地域づ くりの機運を盛り上げました。 3 約 400 人が集まったフォーラムの様子 ● その他 その 他 の 話題( 話題 ( 市町村の 市町村 の 話題) 話題 ) ・ 9 月 1 日、九州国立博物館で京築神楽を上演。京築地域は、現在も 30 を超える神楽団体が活動している全 国的にも数少ない地域。九州国立博物館での公演は、今年で 5 年目を迎え、今回は、 「書の甲子園」優勝 5 回の実績を誇る豊前市の福岡県立青豊高等学校書道部の皆さんによる「書のパフォーマンス」で、ステー きごう ジ上で神楽演目の揮毫を披露 ・ 9 月 12 日、ロンドン・パラリンピックで金メダルを獲得したゴールボール女子日本代表の小宮正江さん(福 岡市) 、浦田理恵さん(福岡市) 、安達阿記子さん(八女市)の 3 選手が、福岡県庁を訪れ、小川知事を表 敬。本県では、3 選手に県民スポーツ栄誉賞を贈呈する予定 ● 広川町 第 22回広川 22回広川かすり 回広川 かすり祭 かすり 祭 9 月 15 日と 16 日の 2 日間、国の伝統的工芸品にも 指定されている久留米絣の織元が集まる「第 22 回広川 かすり祭」が広川町日吉の産業展示館で開催されまし た。200 年の歴史があり、広川町を代表する伝統工芸 品として愛されている「久留米絣」の魅力を全国に発 信するとともに、広川町の特産品をPRしようと、町 観光協会が実行委員会体制で毎年開催しているもので す。会場では、町内 13 業者の絣生地や加工製品が市価 より安く販売され、県内外の絣ファンで賑わいました。 また、絣の似合う女性を選ぶ「かすり小町コンテスト」 絣を使ったドレスのファッションショーや着物の やファッションショーも行われ、鮮やかな絣のドレス 試着など多彩なイベントも開催された「第 22 回広 川かすり祭」 に身を包んだ女性たちが会場を彩りました。 ● 福津市 宮地嶽神社御神幸祭 宮地嶽神社御 神幸祭 9 月 21 日から 23 日の 3 日間、福津市の宮地嶽神社 で秋の豊かな実りに感謝する秋季大祭が執り行われ、古 式ゆかしい王朝風俗の御神幸行列が街を彩りました。御 いかん 神幸行列は、衣冠姿の神職を先頭に、荘厳なお神輿、毛 槍行列、右大臣、左大臣などが続く平安絵巻さながらの 雅やかな行列です。21 日の御神幸行列「お下り」では、 神社前から宮地浜まで約 1.3kmをゆっくりと練り歩き ます。23 日は「お上がり」で宮地浜から神社まで参道 を進みます。毎年、女性有名人が十二単をまとった祭王 となり行列に参加するのが恒例で、今年の祭王は、「お 宮地嶽神社秋季大祭の一番の見どころ「御神幸祭」 下り」に FBS アナウンサーの財津ひろみさん、「お上り」 に同じく FBS アナウンサーの伊藤舞さんが登場し、華やかに行列は進みました。 〔11月の催し〕 白秋祭水上パレード 柳川 市 白秋祭水上 パレード ● 柳川市 日程:11月1日(木)~3日(土) 会場:柳川橋周辺 ● 川越市 ● 田川市 TAGAWAコールマインフェスティバ AGAWAコールマインフェスティバル コールマインフェスティバル 日程:11月3日(土)~4日(日) 会場:田川市石炭記念公園 第 3 回福岡物産展 ● 松戸市 松戸 市 福岡う 福岡 う ま か も ん 市 日程:11月14日(水)~19日(月) 日程:11月21日(水)~27日(火) 会場:丸広百貨店 会場:伊勢丹 川越店 松戸店 編集事務局 担当者:福岡県東京事務所 企画課 安森、松井、姫野(編集協力:総務部県民情報広報課) 所在地:東京都千代田区麹町1-12 電話:03-3261-9861 FAX:03-3263-7474 E-mail:[email protected] URL:http://www.fukuoka-tokyooffice.com 4