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クイックスタート
① GIGAPOD2010 クイックスタート GIGAPOD2010 の運用を開始するまでの設定手順を説明します。 1. 使用可能なネットワーク構成について 本製品はお客様の環境に応じたネットワーク構成でのご利用が可能です。 1-1. 固定 IP アドレスを複数所有している場合 この場合、所有しているグローバル IP アドレスの一つを GIGAPOD2010 に割り当てます。 固定IPアドレス(グローバル) インターネット ルータ GIGAPOD 固定IPアドレス(グローバル) 1-2. 固定 IP アドレスを 1 つだけ所有している場合 この場合、GIGAPOD2010 にはプライベート IP アドレスを割り当て、ルータの NAT 機能により外部との通信を行います。 固定IPアドレス(グローバル) インターネット ルータ NAT GIGAPOD プライベートIPアドレス 1-3. 固定 IP アドレスがない場合 この場合、GIGAPOD2010 にはプライベート IP アドレスを割り当て、ルータの NAT 機能と DynamicDNS の機能により外部と の通信を行います。 DynamicDNS インターネット ルータ NAT GIGAPOD プライベートIPアドレス 2. 設定手順 設定手順 IPアドレスの決定 ブロードバンドルータ設定 セットアップ用PCを接続 セットアップ用PCのIPアドレス設定 IPアドレス設定 ネットワークに接続 管理パスワード設定 システム設定画面を開く ライセンス登録 システム管理パスワード設定 ユーザー登録 3. 準備 設定に必要な以下のものを準備します。 ・セットアップ用 PC 1 台 ・クロスケーブル 1 本 またはストレートケーブル 2 本と Hub1 台 ② 4. IP アドレスを決定する GIGAPOD2010 を設定するために必要な IP アドレス等のネットワーク情報を決定します。 ・割り当てる IP アドレス ・ホスト名 ・サブネットマスク ・DNS サーバ ・デフォルトゲートウェイ 5. ブロードバンドルータの設定 GIGAPOD2010 を接続するブロードバンドルータの設定を行います。ルータの設定内容はお客様の環境により異なります。 a. 固定 IP アドレスを複数所有している場合 割り当てる IP アドレスへの経路情報を設定します。詳細はお手持ちのルータの説明 書をご覧ください。 b. 固定 IP アドレスを 1 つだけ所有している場合 ルータの NAT 機能を利用して外部との通信を行います。 → 5-1、5-2、5-3 をご覧ください c. 固定 IP アドレスがない場合 ルータの NAT 機能と DynamicDNS 機能を利用して外部との通信を行います(ダイナミック DNS 機能のある ルータが必要です)。 → 5-1、5-2、5-3、5-4 をご覧ください b、c の場合のブロードバンドルータの設定手順を、BUFFALO の Broad Station を例に説明します(LAN ポートと WAN ポートの設定はすでに完了しているものとします)。 注:本設定内容に関して、 (株)バッファロー様は関与されていません。この件に関して、 (株)バッファロー様への 問い合わせはご遠慮下さい。 5-1.WEB ブラウザで Broad Station に接続し、[Advanced]をクリックします。 5-2.[WAN 設定]の[WAN 側ネットワーク]で[WEB 設定のポート番号]を変更します。 WEB 設定のポート番号:81 設定のポート番号: これ以降は、Broad Station の WEB 設定を行う場合は 81 番ポートに接続してください。 5-3.[ネットワーク設定]の[アドレス変換]で[アドレス変換 使用する]をチェックし、次のアドレス変換ルールを入力し 設定します。 WAN 側 IP アドレス プロトコル LAN 側 IP アドレス LAN 側ポート ブロードステーションの WAN 側 IP アドレス HTTP TCP ポート:80 GIGAPOD の IP アドレス TCP ポート:80 ブロードステーションの WAN 側 IP アドレス TCP ポート:443 GIGAPOD の IP アドレス TCP ポート:443 ブロードステーションの WAN 側 IP アドレス TCP ポート:8001 GIGAPOD の IP アドレス TCP ポート:8001 ③ 5-4.[WAN 設定]の[ダイナミック DNS]でダイナミック DNS の設定を行います。 注:あらかじめダイナミック DNS サーバで GIGAPOD2010 のホスト名を登録して、ユーザー名とパスワードを取得しておいてください。 ダイナミック DNS: :[使用する]をチェック ダイナミック DNS サーバ:GIGAPOD2010 のホスト名を登録したダイナミック DNS サーバ名 サーバ: ダイナミック DNS ホスト名:ダイナミック DNS サーバに登録した GIGAPOD2010 のホスト名 ホスト名: ダイナミック DNS ユーザー名:ダイナミック DNS サーバで取得したユーザー名 ユーザー名: ダイナミック DNS パスワード:ダイナミック DNS サーバで取得したパスワード パスワード: 6. GIGAPOD2010 と PC を接続し、電源を入れる 6-1.付属の電源ケーブルをコンセントに接続します。 6-2.GIGAPOD2010 の LAN ポートと PC を LAN ケーブルで直接、または HUB を介して接続します。GIGAPOD2010 と PC を直接接続する場合はクロスケーブルを使用してください。 6-3.本体の電源スイッチを ON にします。 音が鳴るまでお待ち下さい。 システムが起動すると Beep 音が鳴ります。Beep 音が鳴ります ④ 7. PC の IP アドレスを設定する GIGAPOD2010 に接続する PC の IP アドレスを設定します。 7-1.[スタートメニュー]から[コントロールパネル]を選択します。以下の画面は WindowsXP の例です。 7-2.[ネットワーク接続]をダブルクリックし、続いて[ローカルエリア接続]をダブルクリックで開きます。 7-3.[全般]タブから、[インターネットプロトコル(TCP/IP)]を選択して、[プロパティ]ボタンをクリックします。続いて、 [次の IP アドレスを使う]をチェックし、[IP アドレス]と[サブネットマスク]に以下の値を入力して、[OK]ボタンを クリックします。 IP アドレス:192.168.0.10 サブネットマスク:255.255.255.0 8. 「GIGAPOD System」画面を開く 」画面を開く WEB ブラウザで「GIGAPOD System」画面を開きます。 8-1.ブラウザで次の URL を開きます。 URL: :http://192.168.0.252:8001/ 8-2. http の認証画面が表示されたら、管理者でログインします。 [ユーザー名]に「admin」と入力し、[OK]ボタンをクリックします (初期状態ではパスワードは設定されていません)。 ⑤ 「GIGAPOD System」画面が表示されます。 9. システム管理パスワードの設定 初期状態ではシステム管理パスワードは設定されていません。システムセキュリティのために、必ず管理パスワードを設定しく ださい。 9-1. [管理者情報変更]をクリックします。 9-2.以下の項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。 ID: :システム管理者 ID 新規パスワード/ 新規パスワード パスワード(確認 パスワード 確認): 確認 :システム管理者パスワード 注:ここで入力した管理者 ID とパスワードを忘れた場合は、復旧することができません。ご注意ください。 9-3. 再び、http の認証画面が表示されるので、新たに設定したシステム管理者 ID とパスワードを入力して[OK]ボタンをクリッ クします。 システム管理パスワードが設定されました。 10. IP アドレス設定 アドレス設定 4.で決定したネットワーク情報を設定します。 10-1. [ネットワーク設定]をクリックします。 10-2.以下の項目を入力し、[OK]ボタンをクリックします。 IP アドレス:GIGAPOD2010 に割り当てる IP アドレス アドレス: サブネットマスク:サブネットマスク サブネットマスク: ゲートウェイ:デフォルトゲートウェイの IP アドレス ゲートウェイ: プライマリ DNS サーバ:DNS サーバの IP アドレス サーバ: DNS サーバがあればその IP アドレス、なければ空欄 セカンダリ DNS サーバ:セカンダリ サーバ: ⑥ この図の設定内容は、一例です。ご利用のネットワーク環境に合わせた設定値を入力します。 10-3.確認のメッセージが表示されたら、[OK]ボタンをクリックします。 10-4.IP アドレスを変更すると画面が戻ってきません。1 分ほど待ってから、 「GIGAPOD System」画面を開き直してください。 URL: :http://新しい IP アドレス:8001/ 11. GIGAPOD2010 と PC をネットワークに接続 6.で接続した GIGAPOD2010 と PC の接続を解除し、それぞれをルータまたは HUB に接続します。PC の IP アドレスも接続 するネットワークにあわせて再設定してください。 一旦 GIGAPOD2010 本体の電源を OFF にする場合は、GIGAPOD2010 と PC の接続を解除する前に、次の手順で行います。 11-1.PC の IP アドレスを接続するネットワークにあわせて再設定します。 11-2.ブラウザから「GIGAPOD System」画面を開き直します。 URL: :http://GIGAPOD2010 の IP アドレス:8001/ 11-3.http の認証画面が表示されたら、[ユーザー名]と[パスワード]に「システム管理者 ID」と「システム管理者パスワード」を 入力し、[OK]ボタンをクリックします。 「GIGAPOD System」画面が表示されます。 11-4.メニュー[システム再起動/ 終了]を選択し、[システム終了]の[OK]ボタンをクリックします。 11-5.確認メッセージが表示されたら[OK]ボタンをクリックします。 システムが終了します。 音が聞こえたら、ブラウザをリロードし、システムに接続できないこと 11-6.システム終了時に システム終了時に Beep 音が 3 回鳴ります。Beep 回鳴ります を確認して、本体の電源を OFF にします。 注:システムを終了しないで電源を OFF にすることは絶対におやめください。システムを終了しないで電源を OFF にした場合、以降の動作 は保証いたしかねます。 ⑦ 12. GIGAPOD2010 管理パスワードを設定 GIGAPOD2010 ではシステム管理者とは別の、管理者パスワードを設定する必要があります。初期状態ではこの管理者パスワ ードは設定されていません。セキュリティのために、必ず管理者パスワードを設定してください。 12-1.ブラウザから、「GIGAPOD2010 管理者ログイン」画面を開きます。 URL: :http://GIGAPOD2010 のホスト名または IP アドレス/admin 一般ユーザーの URL は http://GIGAPOD2010 のホスト名または IP アドレス/ となります。 「管理者ログイン」画面が表示されます。 ID に admin、パスワードは パスワード 空欄 にして [Login] ボタンをクリックします。 12-2.管理者としてログインします 12-3.管理画面トップページが開きます。 12-4.左メニューの[パスワード変更]をクリックします。 12-5.新しい管理者パスワードを入力し、[修正]ボタンをクリックします。 管理者パスワードが設定されました。 ⑧ 13. ライセンスの登録 注:ライセンス登録は、GIGAPOD2010 からインターネッ 注:ライセンス登録は、 からインターネットに接続 インターネットに接続できる トに接続できるネットワーク構成 できるネットワーク構成で行ってください ネットワーク構成で行ってください。 で行ってください 13-1.管理者画面の[ライセンス管理]をクリックします。 13-2. 以下の項目を入力し使用権を確認したら、[同意する]ボタンをクリックします。 ライセンスキー:製品に同梱の使用許諾書に記載されたライセンスキー ライセンスキー: プロダクトキー:プロダクトキー発行申請により弊社から発行されたプロダクトキー プロダクトキー: 13-3. ライセンスが登録されました。 14. ユーザーの登録 GIGAPOD2010 を利用するユーザーを作成します。 14-1.管理者画面の[ユーザー情報管理]をクリックします。 14-2. [ユーザー追加]ボタンをクリックします。 14-3. ユーザー情報を入力して[保存]ボタンをクリックします。 以上で GIGAPOD2010 の運用が開始できます。 ・本書はトライポッドワークス株式会社(以下弊社)が作成したもので、すべての権利は弊社が所有します。 ・弊社に無断で本書の一部または全部を転載、複製、改変を行うことは禁じられています。 ・本書に記載されている他社製のソフトウェア及び周辺機器は、一般に各社の登録商標です。 ・本書に記載された内容は予告なく変更される場合がありますので、予めご了承ください。 ・本製品は日本国内でのみ使用することを前提としており、外国の規格などには準拠しておりません。日本国外で使用された場合、弊社はいか なる責任も負いかねます。 2010 年 1 月 トライポッドワークス株式会社