Comments
Description
Transcript
搬出間伐の最新事例と今後の見通し
2015/10/12 搬出間伐の最新事例と今後の見通し 平地林と急傾斜地の事例 用材・発電への供給は? 平成27年10月13日 株式会社つくば林業 松浦 晃 施業図 林道 舗装幅4m 赤:森林作業道 幅2.5m 青:施業地 8.58ha 1 2015/10/12 施業地の比較 茨城県石岡市 神奈川県相模原市 平地&緩傾斜 急傾斜地 施業方法 搬出間伐車両系 搬出間伐車両系 施業面積 3.62ha (予定) 8.58ha 森林作業道 1,200m (予定) 2,175m 施業日数 58日間 施業地地形 作業班人数 3 総立木幹材積 1,090m 搬出丸太材積 226m3 管理番号: 提案日: 様 株式会社つく 林業 19,200,000円 (予定) (予定) 3.89 森林施業提案書 与瀬生産森林組合 700m3 (予定) 23,800円 生産性 ㎥/日 3,900m3 (予定) 5,390,000円 m3当たり経費 3〜4 (予定) 3 総経費 130日間 (予定) 27,500円 5.38 (予定) 相模原市 001 60.06 年間社会貢献量(カーボンオフセット) CO2-t 2015年9月10日 施業地見取り図 松浦 晃 (施業プランナーNo,26121) 所在地 森林現況 神奈川県相模原市相模湖町与瀬1 面積 8.58 ha 林齢 54 年 成立本数 11,154 本 立木材積 3,904 ㎥ 間伐率 間伐作業 30 % 間伐本数 3346.2 本 間伐材積 1171 ㎥ 搬出材積 703 ㎥ 林道 スズラ企画さま施業地 土場 樹種 ヒノキ・スギ 2175 m 作業道 ご注意)あくまで標準地から算出した値です。正確さに欠ける場合があります。精算報告書をお待ちください。 想定事業費内訳 間伐 作業道 重機 補助金・木材販売内訳 ①調査・選木費 300,000 利用補助金名 ②作業路設計 400,000 ⑩造林補助 11,030,877 ③除伐・切捨 300,000 ⑪作業道補助 6,525,000 ④伐倒造材集材 8,783,775 ⑤開設 6,525,000 ⑥構造物 0 ⑦回送費 240,000 ⑧現場管理費 ⑨木材運搬費 ⑰総事業費支出合計 (①〜⑨) 878,378 1,844,593 19,271,745 原木販売 作業道 神奈川県単 ⑫スギ 885,405 ⑬ヒノキ 2,951,348 ⑭ ⑮他 ⑯市場販売手数料ほか ⑰諸経費 磯山さま施業地 0 作業道開設 368,919 1,405,404 施業地 0 ⑱収入合計 (⑩〜⑰) 想定見積もり ⑰−㉖ 20,356,144 ご負担金 なし ご返却金 1,084,399 土場 既設作業道 ご注意) ここに 、土場から 作業道にかかる立木補償費(想定)約30万円 含まれていません。 あくまで標準的な作業 地 値です。 また、市場価格も変動し、正確さに欠ける場合があります。 精算報告書をお待ちください。 施業地現況写真 将来プラン 将来木 、径級70cm目標 大径木施業とする。 次回に備え、搬出径路を確立した上で、尾根筋にある当該地と隣 接地を集約化し、一括で施業することを目標にすることで、将来 作業経費を圧縮しつつ、経営計画に沿った健全な 森林保全を かる。 遊歩道があるために、搬出径路 、非常に難しいが、集約化による周辺一体となった作業道 プランにより、より広範囲 搬出を可能とし、大径木搬出に備えつつ、一体管理による水源林保全をする。 お客様要望 私 、上記条件を承諾し、株式会社つく 林業に、当該施業並びに諸手続を委託します。 委 託 注 文 書 尾根に沿った林地。 全体に地位 低く、下層植生も少なく、灌木が多い。 樹冠長率も小さく、間伐 遅れが ある。 尾根を使った作業道 検討できるが、林道から、施業地と 別 山主様 山を使い、最大傾斜35° 作業道を、施業地下 林道から、新たに開設。 遊歩道近辺 伐倒作業 、十分に注意喚起と告知が必要。 目標径級 、70cmとする。大径木施業を予定する。 平 成 27 年 月 日 住 所: ご芳名: 印 電 話: 2 2015/10/12 森林ビジネスと施業方法からみた将来チャート 前 提 方 法 森林は、日本における貴重な資源である 将来価値(環境・人・素材)が、森林にはある C 山は、一様ではない システム化ができない 施業方法は、一山、一尾根毎に変わる 地域ごとのとりまとめと適正な森林管理、施業法、スキル 山に入って、常識的に考え、一番良い方法を考える (モラル・経験・知識・技術の必要あり) 時 代 木材利用の変化(用材から原料へ) 生活様式の変化(建築材料が安価で簡単な建築構造) 環境への高い関心 山では食べていけない こ れ か ら 一貫した需要供給システムの構築(上流から下流まで) 需要先ニーズに合う材の提供(発電・ペレット・素材ほか) 供給側の教育と技術向上 ビジネスとして、合うか合わないかの判断 新ビジネス創出(新しい社会資源・地域型生活圏など) 機械損料 チェ ンソー ハーベスタ バックホウ タワーヤーダ スイングヤーダ プロセッサ フォワーダ 規格 スチール024クラス KETO100クラス CAT312クラス 及川RME-300T クラス イワフジTW-252 クラス イワフジGP35A クラス 及川RM8WD-6HGB クラス 9,975,000 機械価格(円) 123,900 20,475,000 17,220,000 18,900,000 18,900,000 19,950,000 機械購入の補助率 0 1/2 1/2 1/2 1/2 1/2 1/2 自己負担額(円) 123,900 10,238,000 8,610,000 9,450,000 9,450,000 9,975,000 4,988,000 耐用年数(年) 3 7 7 7 7 7 7 年間稼働日数(日) 200 200 200 200 200 200 200 償却費率 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 0.9 年間機械管理費率 0.045 0.048 0.048 0.048 0.048 0.048 0.048 利率 0.03 0.03 0.03 0.03 0.03 0.03 0.03 資本回収係数 0.3535 0.1605 0.1605 0.1605 0.1605 0.1605 0.1605 保守・修理費率 0.85 0.46 0.3 0.27 0.35 0.39 0.41 減価償却費日額(円/日) 186 6,582 5,535 6,075 6,075 6,413 3,207 管理費日額(円/日) 28 4,914 4,133 4,536 4,536 4,788 2,394 資本利子(円/日) 13 903 760 834 834 880 440 保守・修理費日額(円/日) 176 6,728 3,690 3,645 4,725 5,558 2,921 機 械 損 料 日額(円/日) 402 1 9 ,127 1 4 ,118 1 5 ,090 1 6 ,170 1 7 ,638 8 , 962 備考 チェ ンソー ハーベスタ中 バックホウ タワーヤーダ中 タワーヤーダ小 プロセッサ中 フォワーダ車輪式小 3