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全国マルチカルチュラル・フェスティバル 食品屋台営業者
National Multicultural Festival Checklist Japanese 全国マルチカルチュラル・フェスティバル 食品屋台営業者のためのチェックリスト 要件 ACT 保健局の要件順守を容易にするためにこのチェックリストのご利用を推奨します。 は い いいえ(屋 台を営業す る前に完了 のこと) 非免除の屋台の場合、 Notification of a Food Business(食品事業通知)用紙に記入し、ヘ ルス・プロテクション・サービスに提出しましたか? 免除される屋台の定義については裏面をご参照下さい。 危険度の高い食品を販売する場合、 オンラインで無料で提供される I’M ALERT(アイム・ アラート)という食品の安全性のトレーニングを受講済みの食品取扱者を指名しました か? 注: I’M ALERT というトレーニングは義務付けられてはいませんが、危険度の高い食品を 販売する屋台には受講をお薦めします。 Notification Certificate(通知証明)または Food Business Registration Certificate(食品事業 登録証明)は一般向けに表示されていますか? 液体石鹸、使い捨てタオル、ごみ箱ならびに蛇口つきの最低容量 20L の容器と共に適切 な手洗い設備を備えていますか? o 誤差+/- 1 C の食品グレードのデジタルプローブ式温度計はありますか? 適切なフロアカバリングが施されていますか? 台、テーブルの表面は容易に清掃できますか(適切な材料が使用されていますか)? すべての食品は現地または業務用(登録済み)キッチンで準備されますか? 登録済みの場合、食品事業登録証明のコピーは現場にありますか? 食品を調理したり、保存したり、陳列するために適切な器具類を準備していますか? (調理器具を床には置かないこと) すべての食品はカバーされた場所で、準備、調理され、汚染を防止していますか? 保存されているすべての食品は、密閉できる蓋つきの適切な容器内で汚染から保護され ていますか? 陳列されているすべての食品は汚染(スニーズガード、蓋、プラスチックラップ)から 保護されていますか? すべてのバーベキューや鍋類は、食品汚染を防止するために顧客から離れた奥まった所 に置かれていますか? 温かい食品は 60°C 以上で、また冷たい食品は 5°C 以下で(ベインマリー、冷蔵庫、クー ラーボックスなど)保存するなど、適切な温度調節ができるようになっていますか? すべての食品取扱者(スタッフ)は食品の安全性(温度調節、定期的な手洗いおよび汚 染防止)の知識とスキルを身につけていますか? すべての食品取扱者は保健および衛生の責任(髪毛を後ろで縛る、ジュエリーを装着し ない、防水絆創膏の上に手袋をはめるなど)について周知していますか? 私有物を保管する場所を指定していますか? 内側にプラスチックのライナーのついた適切なごみ箱はありますか? 調理器具を現場で洗う場合 - お湯を沸かす設備がありますか? お金を扱う人と食品を取扱う人を分けていますか? フェスティバルの期間中、公衆衛生担当官が屋台を点検し、コンプライアンスを順 守していない場合、即時修正するように指示する場合があります。 免除された食品屋台とは: 1. ホットプレートから即座に販売される食品(つまりベインマリーに保存されること なく、完全に調理した直後に食される BBQ 食品)および/危険度の高くない食品を 売る屋台;および 2. 屋台は非営利のコミュニティ組織によるものである a. 非営利のコミュニティ組織とは: コミュニティの利益のために共通した目的または関心事をもつ コミュニティ活動の実行を指示または調整する(例 地元スポーツ、レ クリエーション、宗教、教育または慈善事業、歴史または環境保全、ケ ア組織など) メンバーの金銭的利益のために実行されるものではない Liquor Act 2010(2010 年酒類に関する法律)の下にクラブライセンスを 保有しない Health Protection Service Locked Bag 5005 Weston ACT 2611 | phone: 6205 1700 | www.health.act.gov.au National Multicultural Festival Food Handling and Food Safety Japanese 食品の取扱いと安全性 ヘルス・プロテクション・サービスは、マルチカルチュラル・フード・フェスティバルにおける 屋台のためにこの指針を作成しました。当指針は、屋台営業者が顧客のために安全な食品を 提供できるように徹底することを目的としています。 食品の保存: 特定の食品は正しい温度で保存されることが不可欠です。冷たい食品は 5°C 以下で、温 かい食品は 60°C 以上で保存されなければなりません。 温度調節が必要なのは以下の食品などです: o 生肉およびシーフード o 牛乳および乳製品 o 調理済みの野菜および肉料 o 調理済みのご飯、パスタな 理 ど同類の食品 冷やしておく必要のある食品(冷蔵食品)を保存するために移動式冷蔵庫を利用できる ようにすることをお薦めします。食品を 5°C 以下に保存できる限り、氷入りのクーラー ボックスもしくは冷蔵庫でも構いません。 氷を使用する場合、食品を正しい温度で保存できるように定期的に氷を入れ替えなけれ ばなりません。 顧客に温かいまま給仕される食品は 60◦C 以上で保存されなければなりません。べイン マリーの利用をお薦めします。 密閉できる蓋つきの食品グレードのプラスチックまたは金属容器に保存されていない場 合には、床面に食品を保存してはいけません。容器は常にカバーされていなければなり ません。 正しくない方法で保存されたり、調理されたり、取扱われている食品は、公衆 衛生担当官が押収し破壊する場合があります。 食品の準備: すべての乳製品や精肉類および温度調節下で保存される必要のある食品は、現場または 業務用キッチンで準備されなければなりません。それにはマリネ、冷凍などあらゆる種 類の準備が含まれます。 低リスクの食品や危険度の高くない食品は、家庭のキッチンで準備して現地に輸送して も構いません。プレーンのケーキ、ビスケット、パンなどがその対象となります。クリ ームやカスタードなどの乳製品を使用してはいけません。ホームクッキングはヘルス・ プロテクション・サービスによる認可が必要です。 食品が業務用キッチンで準備された場合、有効な食品事業登録証明のコピーが現場に保 管されていなければなりません。 すべての食品は屋台内のカバーのある場所で準備されなければなりません。オープンス ペースまたはカバーされていない所で食品を調理してはいけません。 食品を床の上で調理してはいけません; すべての調理器具は適切なテーブルの上に置か れていなければなりません。 調理済みであろうと生であろうと、すべての食品は埃やハエなどから保護するために常 にカバーで覆われていなくてはなりません。 ソース、マスタードなどのすべての調味料は絞り出し式容器または個々にシールされた パック入りでなければなりません。ソースはスプーンを添えて蓋のない容器に入れてお いてはいけません。 食品の陳列: バクテリアの繁殖を防ぐために、冷たい食品は冷蔵で(5°C 以下)、温かい食品は温か い状態で(60°C 以上)陳列されなければなりません。 調理されたばかり、あるいは準備されたばかりの食品は、清潔な容器に入れて置かなけ ればなりません。容器に食品を‘つぎ足し’てはいけません。 手洗い: 手は、定期的に、また食品を準備したり取扱う前には常に洗い、完全に乾かさなければ なりません。 以下の作業の後には必ず手洗いをしなければなりません: o トイレに行った o 器具を洗った o ごみを扱った o 食事をした o 咳やくしゃみをした o 髪毛や顔に触れたり、体の o 休憩後、屋台にもどった 一部を引っ掻かいた o お金を扱った 衛生全般: 体調が良くない場合には食品を準備 したり取扱わないで下さい。 髪毛は常に後ろで縛っていなければ なりません。 食品を取扱ったり、準備する人は、 いっさいジュエリーを装着しないで 下さい。 (リストバンドを含む) 食品を準備したり取扱ったりする人 はお金を扱ってはいけません。お金 を扱う専任の人を指名すべきです。 防水の絆創膏の上に手袋をはめなけ ればなりません。 屋台は禁煙です。 スタッフは屋台内で食べることは許 可されていません。 使い捨てのお皿、ナイフやフォーク などを利用し、又それらは埃、ハエ、 顧客による汚染から保護しなければ なりません。 使い捨てのナイフやフォークは洗っ て再使用してはいけません。 ストローは蓋のない容器に並べては いけません。一本ずつ取り出せる容 器に入れなければなりません。 すべての食品は動物による汚染を防 止しなければなりません。動物は屋 台に入れてはいけません。 温度計: 各屋台には誤差+/- 1oC の食品グレードのデジタルプローブ式温度計を備えておかなけれ ばなりません。 牛乳および肉用温度計は許可されません。 温度計で低温と高温(0°C から 100°C の範囲)を測定できなければなりません。 確実に温度調節が行われているようにすべての食品の温度を定期的に点検しなければな りません。保存されている食品および陳列されている食品も含まれます。 温度計のプローブは、毎回使用前および異なった食品を測定する前に洗い、消毒される べきです。 温度計はいつでもスタッフが利用できるようにしておかなければなりません。 Health Protection Service Locked Bag 5005 Weston ACT 2611 | phone: 6205 1700 | www.health.act.gov.au 公衆衛生担当官はデジタルプローブ式温度計を備えるまで食品の販売停止を指示します。 食品の押収と廃棄: 温度調節が行われていないとか、汚染のリスクあるいは公衆へのリスクがあると認識さ れた食品は、公衆衛生担当官によって現場で廃棄されるか、または押収されます。 Health Protection Service Locked Bag 5005 Weston ACT 2611 | phone: 6205 1700 | www.health.act.gov.au National Multicultural Festival Set up and Requirements Japanese 屋台の設置と要件 ヘルス・プロテクション・サービスは、マルチカルチュラル・フード・フェスティバルにおける 屋台のためにこの指針を作成しました。当指針は、屋台営業者が顧客のために安全な食品を 提供できるように徹底することを目的としています。 屋台の設置: すべての食品屋台には屋根と 3 側壁およびフロアカバリングが必要です。 屋台の屋根および側壁には、すべての食品および器具類を悪天候、土埃から守れる 材料を使用しなければなりません。材料は、イベント期間中、清潔に保つことがで き容易に清掃できることが重要です。 以下のような材料をお薦めします: o プラスチックシートまたはビニール類 o 表面が滑らかで上塗りされたボード 清掃が容易にできるように床面には硬質のカバーが必要です。カーペットは使用で きません。 以下のような材料を推奨します: o リノリウム o ビニール o その他水拭き可能な材質 定期的に清掃することによって、床面には油、生ゴミ、土埃などがないようにしな ければなりません。食品がこぼれたり、落ちたりした場合、即座に床を清掃しなけ ればなりません。 すべての台やテーブルは、ラミネートされたプラスチックまたは同類の硬質かつ表 面が滑らかな材料で容易に清掃できなければなりません。 表面が滑らかでない木材は許可されません。 私物置き場は屋台内に設けなければなりません。 手洗い設備とフロアカバリングを伴う屋台の設置が完了する前に、いかなる食品をも準 備したり調理したり、販売目的で給仕してはいけません。 手洗い設備: すべての屋台に手洗い設備が設置され、いつでも利用できる状態でなければいけません。 水を貯蔵する容器(最低容量 20L)を備えておく必要があります。また容器には蛇口 がついていなければなりません。 蛇口/容器から出た水を受ける容器も必要で、定期的に空にすることが必要です。 手は、蛇口の真下で洗わなければいけません。 液体石鹸、使い捨てのペーパータオル、使用済みタオルを入れるごみ入れの準備も 必要です。 手洗い設備の代替として殺菌剤を利用することは許可されていません。 手洗い設備用のために補充する水にアクセスできなければなりません。 適切な手洗い設備が設置され利用可能になるまでは、公衆衛生担当官が食品の販売や準備 を中止させます。 機器/調理器具: 食品の保存、調理、陳列には適切な調理器具類を使用しなければなりません。 使用中の調理器具を床に落としたり、置き忘れた時のために、予備の調理器具を準 備しておくことが必要です。 故障したり壊れた機器や容器または調理器具は使用しないで下さい。 すべての冷蔵庫は食品を 5°C 以下で保存できなければなりません。 陳列(陳列用または調理用の食品) バーベキュー、鍋その他すべての調理器具は、顧客サービス部分から離れた屋台内 の奥まった場所に置いて下さい。すべての食品はカバーされた場所で調理されなけ ればなりません。 顧客が食品に触れたり、食品の上でくしゃみをしたり、咳をしたりすることができ ないようにしておかなければなりません。 陳列された食品は常に汚染から保護されなければなりません。例 蓋、プラスチックのラップ類を使用して下さい。 スニーズガード、 公衆衛生担当官は、すべての調理器具類をカバーのある場所へ移動するように命じます。 廃棄物処理: 各屋台には密閉できる蓋とプラスチックのライナー入りの適切なごみ箱を備えてお く必要があります。 現場を去る際に、すべてのごみは除去され、付近は清潔で整頓されていなければな りません。 油は、密閉された容器に入れて現場から除去し、正しい方法で廃棄処理して下さい。 廃水および廃油は雨水用排水管に流さないで下さい。 器具類の洗浄設備 (現地で洗う場合): 調理器具を洗う設備は、手洗い設備とは別に設置する必要があります。 蛇口付きの適切な容器(最低容量 20L)を設置する必要があります。 設備はお湯を沸かす能力がなければなりません。(洗浄中、給湯設備が必要です) 調理器具を洗うために十分な大きさのボウルを準備し使用しなければなりません。 Health Protection Service Locked Bag 5005 Weston ACT 2611 | phone: 6205 1700 | www.health.act.gov.au