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古賀市教育用コンピュータ等調達仕様書

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古賀市教育用コンピュータ等調達仕様書
古賀市教育用コンピュータ
古賀市教育用コンピュータ等調達仕様書
教育用コンピュータ等調達仕様書
古賀市教育用コンピュータ等調達仕様書
第1編 基本仕様
1 概要
本市小中学校パソコン教室等の情報端末(以下「パソコン」という。)は、導入から5年以上
を経過し老朽化しているため、児童・生徒の学習環境整備として、パソコン教室のハード・ソフ
トを更新する。
また、同時に教職員用のパソコン及び周辺機器についても更新を行うとともに、校務支援シス
テムをクラウド化(外部センターサーバ)し、システム及びデータの一元管理を図ることにより、
学校事務の効率化を図るものである。また、多くの個人情報を取り扱うシステムであるため、認
証システム等によるセキュリティを強化した環境を構築し、維持することを目的とする。
2 基本方針
小中学校には、情報技術を管理・運用する部署がないため、総合的なサポートを必要としてい
る。そのため、本事業では、機器納入やネットワーク整備だけでなく、保守やヘルプデスクなど、
一括したサービスの提供を可能とし、学校からの窓口を一元化できることを基本方針とする。
3 基本要件
3.1 対象
(1) 本事業の対象は、下記の11校及び教育委員会である。
№
学校名等
住 所
電話番号
1
青柳小学校
古賀市青柳860-1
092-942-2331
2
小野小学校
古賀市米多比1390-2
092-946-2331
3
古賀東小学校
古賀市新久保2-1-1
092-942-3935
4
古賀西小学校
古賀市天神7-4-1
092-942-4381
5
花鶴小学校
古賀市花鶴丘1-21
092-943-5000
6
千鳥小学校
古賀市千鳥4-1-1
092-941-4343
7
花見小学校
古賀市花見東4-2-1
092-943-8282
8
舞の里小学校
古賀市舞の里4-21-1
092-942-0381
9
古賀中学校
古賀市久保107
092-942-6871
10
古賀北中学校
古賀市千鳥4-4-1
092-943-4550
11
古賀東中学校
古賀市筵内564-1
092-944-3557
12
古賀市教育委員会
古賀市駅東1-1-1
092-942-1131
(2) 納入場所は、各学校のパソコン教室、職員室及び市教育委員会を基本とする。
ただし、校務支援システム・校務支援システムのバックアップ(5日以上前の分まで)は外
部センターサーバ内に置くものとする。
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3.2 導入機器の条件
(1) 確かな納入実績と操作性・機能性及び経済性に優れ、信頼性の高い機器を採用すること。
(2) 納入する機器は、5 年間過不足なく動作する確かな稼動が保証されるメーカーのものである
こと。また、保守部品が5 年以上確実に供給されるものであること。
(3) 機器等は、環境保護のため、可能な限りリサイクル可能な製品であること。
3.3 機器構成
別紙「概略構成図(参考)」及び「機器仕様要件」を基本とし、提案するものとする。
また、補足説明を以下に記す。
3.4 機器の搬入・設置(接続含む)
(1) 機器等の搬入に関しては、事前に市教育委員会及び学校へ連絡の上、搬入・工事日時を調整
し、授業等に支障のないように行うこと。
(2) 機器の設置(開発期間、本稼動)については、市教育委員会及び学校と協議し行うこと。
(3) パソコン教室及び職員室内のレイアウトは、学校側と十分な協議の上決定し、作業を行うこ
と。また、配線工事上、露出するケーブル等は危険の無いようにモール等で保護すること。
(4) パソコン教室のLAN 配線は、カテゴリー5e 以上のケーブルを使用し、パソコン・プリンタ
等ネットワーク接続機器にすべて接続し、正常に稼動させること。また、職員室のLAN配線に
関しても、市教育委員会及び学校と協議の上、設定を行うこと。
(5) IPアドレス、コンピュータ名等のネットワーク情報を管理するため、機器にシール等で記号
を添付すること。また、記号ごとの情報を一覧にまとめ提出すること。
(6) 搬入後の空き箱、ゴミ等は持ち帰ること。
(7) 納期までの間に機種変更で後継機種となる場合は、協議により認めるものとする。
3.5 電源の確保
パソコン教室内の電源は、既存のケーブルを流用する。ただし、損傷・コンセント等の
不足がある場合は、交換・追加を行うこと。
3.6 校内LAN
(1) 基本的には現在のLAN 設備を利用すること。
(2) 別途追加又は修理する必要がある箇所に関しては、市教育委員会及び学校と協議の上、配
線・設置を行うこと。費用は納入業者負担とする。また、現在、フレッツ光プレミアムを利
用しているが、本更新に併せフレッツ光ネクスト(200M)に変更するため、これに伴う配線
等必要な変更を含むものとする。費用は納入業者負担とする。
※小学校パソコン教室の児童用パソコンは、既存各校20台から今回各校35台へ増台、予備を含
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め36台分が稼動できるようにすること。
(3) 設置されているHUB・ケーブル・情報コンセント等について、使用者を原因とする破損を除
く障害が発生した場合は、5 年間無償で補修対応すること。
(4) 追加、修理分の配線及び情報コンセントは、カテゴリー5e 以上を使用し、HUB 等のネット
ワーク機器への接続はRJ-45 端子を用いること。
(5) 本工事の作業日は、市教育委員会及び学校と協議の上、決定する。時間は午前9 時から午後
5 時までとし、資材の搬入及び工事による騒音等で業務等に影響が予想される場合は、学校
の指示に従うこと。
[補足説明]
小中学校11校それぞれに、WindowsServerを学校サーバとして各1台、校務系ストレージとし
てNASを各1台、それらのバックアップ用としてそれぞれ各1台のHDDを配備する。
サーバ等と各クライアントのネットワーク接続は、L3スイッチでのアクセス制御を利用して排
他制御を行えるものとし、例えばパソコン教室から校務系ストレージ(共有フォルダ)への不要
なアクセスを制限できるようにする。クライアントにおいては、各職員用とパソコン教室用に相
当数を配備する。生徒・児童が使用するディスプレイには、安全性に配慮したもの使用し、必要
に応じてオフィスソフト、セキュリティソフト、授業支援ソフト等を組み込み、情報漏洩やコン
ピュータ・ウィルス感染を予防できる対策をとるものとする。
3.7 ネットワーク構築
(1) データ転送速度など、実用に耐える速度を確保し、導入ソフトウェアや校務支援システムが
無理なく動作できるように設定すること。
(2) 納入パソコンと既存分パソコンが、インターネット接続を行えるように設定すること。ただ
し、学校既存分でセキュリティ対策に対応できないものは省く。
(3) 校内LAN の設定に関しては、校務系と教育系に分離し、相互のアクセス制御を可能とするこ
と。なお、詳細は市教育委員会及び学校と協議の上決定する。
(4) 導入システムが正常に動作するよう必要な設定は全て行うこと。
(5) 学校が所有する機器の設定も学校の要望に応えること。ただし、多額の費用を要する場合は
市教育委員会と協議すること。
(6) VPNやSSLは、必要に応じて構築し、費用は納入業者負担とする。
(7) テレワーク(自宅の私物PCから校務支援システムへのアクセス)が可能となる提案を行う
こと。この場合、校務支援システム内のフォルダにデータをアップロードでき、そのデータの
上書きができるようにすること(ダウンロードや印刷は不可とする。)。又は、校務支援システ
ム及び校務系ストレージ(共有フォルダ)へのアクセスが可能となる提案を行うこと。テレワー
クに係る費用は、見積書に計上しておくこと。
3.8 ソフトウェア
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ソフトウェアは、別紙「機器仕様要件」に記載するものとする。
(1) ソフトウェアの数量については、スクールパック、アカデミックライセンス・バージョ
ンアップ等で可とする。
(2) ソフトウェアの操作マニュアル、CD-ROM、ネットワーク設定一覧表(完成図書)を各学
校に1 部以上配布すること。
(3) ソフトウェアは、市教育委員会名でライセンスを取得すること。
(4) コンピュータ名、ドメイン名、IP アドレス、プリンタ及びフォルダの共有化、サーバ
及び導入ソフトウェアの設定を行うこと。
3.9 セキュリティ
教職員1 人1 台パソコンを実現するにあたり、安全性と操作性がバランスよく構築され、情
報漏洩の防止策を図ることを重要とする。特に、校務用共有フォルダ及びインターネット経
由での校務支援システムへのアクセスについて、データ流出、紛失・盗難に対し効果がある
セキュリティ対策を実現すること。
(1) アクセス制御
データの不正閲覧や情報流出を防止するため、校務系ストレージ(共有フォルダ)や校務
支援システムへのアクセスを制限できること。
(2) 持ち出し制御
データを持ち出した場合のコピー制限や出力制限ができること。
(3) 暗号化
サーバや校務系ストレージ内(共有フォルダ)のデータは暗号化されること。
(4) ログ管理
ログを採取できデータの流入・流出経路の特定が迅速にできること。
(5) 校務支援システムへのアクセスについては、セキュリティ性を高めるため認証USBキー等を
必ず装着することとし、暗証番号の入力を併用すること。なお、パソコン立ち上げ時に認証USB
キー等を必要とすることも可とするが、暗証番号の入力は必須とし、更に校務支援システムへ
のアクセス時にも暗証番号の入力を必要とすること。また、テレワーク時にも認証USBキー等
と暗証番号を用い、その他必要なセキュリティ対策を講じること。
(6) 校務系ストレージの盗難対策やセキュリティ対策も提案し、必要な機器又はソフトウェア等
の費用も見積書に計上すること。
3.10 研修
(1) 利用者に対して、操作方法(校務支援システム及びグループウェアを除く。)が十分に理解
できるよう、各学校1 回(1 回当たり2 時間程度)の研修を実施すること。
(2) 納入する校務支援システム及びグループウェアについては、運用前に学校管理職向け及び市
教育委員会向けを各1回市役所で行い、一般教職員向けは、運用開始直後・運用後最初の夏休
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み期間中・年度更新前の3回各学校で実施すること。また、学校管理職や市教育委員会へは、
前記のほか要望に応じて適宜行うこと。
(3) 研修に必要な道具等は準備すること。
(4) 研修では解説資料や操作手順書等を分りやすく作成し、受講者に配布すること。また、内容
に変更が生じた場合は、随時、更新・修正を施し、市教育委員会へ電子媒体にて提出すること。
(5) 研修終了後、研修内容を市教育委員会へ文書にて報告するとともに、研修資料を電子媒体で
提出すること。
(6) 納入された授業支援ソフト、校務支援システム、グループウェアについては、市教育委員会
又は各学校の希望に応じて年1 回の操作研修を実施すること。
※上記(1)(2)は初年度のみ、(6)は2年目以降
3.11データ等の移行
(1) 既存サーバから、導入する学校サーバ及び校務系ストレージへ、その他必要なデータの移行
作業やソフトウェアのインストール作業を行い、正常に動作することを確認すること。また、
正常に移行・動作したことを確認した後、学校の確認を受け、移行が完了した旨の報告書を教
育委員会へ提出すること。
3.12 保守
(1) 予定される5 年間のリース期間中は、納入された全ての機器が正常に使用できるように
メンテナンスを行うこと。
(2) 予定される5 年間のリース期間中のハード障害は、部品交換又は修理を行うこと。サー
バ、パソコン、モニター、プリンタ、通信機器は訪問修理による対応とする。また、対象機
器はソフトウェアのインストールや各種設定など、納入した状態までの復旧までを保守の範
囲とする。
(3) 福岡県内に営業所(保守対応可能な部署)を有し、緊急な場合にも迅速な対応がとれる
体制であること。
(4) 障害発生時の原因調査作業に関しては、無償で行うこととする。
(5) 各学校での教職員の増減に伴うパソコンの学校間の移動について、5年間で10台程度の移動
に係る再設定費用を含み正常に使用できるようにすること。
3.13 ヘルプデスク(サポート)
(1) 本事業での提案、納入品に関する障害・問合せに対し、納入業者が一元となる窓口(以
下「ヘルプデスク」という。)を設け、学校が安心・安全に利用できる情報環境の維持及び
運営体制の整備を図ること。
(2) ヘルプデスクでは以下の項目に関する問合せの受付を行うこととする。
① 本事業の導入機器及びソフトウェア等の故障・操作の質疑に対する応答及び運用相談。
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② ネットワークの接続に関する質疑及び障害発生時の対応。必要に応じて各エンジニア
の手配等を行うこと。
③ 操作指導、質疑及び障害発生時の機器の保守点検(清掃を含む。)は、提案機器に必要
な定期・随時保守とし、専門の保守員が実施すること。また必要に応じてSE が同行しサ
ポートすること。またその計画及び保守実施後の作業結果報告書を提出すること。
(3) バージョンアップ(システム・機器機能)等の対応
① バージョンアップの際、学校業務に影響のない時間に対応すること。
② システムのインストール作業は、すべて納入業者が実施することを基本とする。
③ OS、ウイルス対策ソフト等は、定期的な更新の適用がなされる対策を講じること。
ただし、大規模なOSのアップデートについては、市教育委員会と協議し実施すること。
(4) システムダウン・操作方法不明時のバックアップ体制について
① システム、サーバ、端末、プリンタ等の障害発生時に、迅速な対応が図られること。
② システムの操作方法に関する問合せに回答できること。
③ 各種システムトラブルに関する問合せに回答できること。もしくは障害の切り分けを
行い、迅速に対応部署に連絡できること。
(5) 納入されたソフトウェアにおける年次作業について、事前のサポート(説明)や各学校
の要望において、その作業を実施すること。
(6) 上記のことを円滑に行うため、各学校に定期的な連絡(月1 回程度)を実施し、必要に
応じて、助言・支援(スクールアドバイザー)などの対応ができること。また、実施され
たサポートや保守は、定期的に市教育委員会へ文書にて報告を実施すること。
4 スケジュール
本事業に係るスケジュールは以下のとおりである。
(1) 本調達に全てにおいて、原則として平成29年4 月1 日までに使用できるようにすること。
なお、学校の都合による場合は、この限りではない。
(2) 各学校職員室の校内LAN 工事は、市教育委員会及び学校との協議により決定する。
(3) スケジュール(機器搬入、設置・工事等、他)について、各学校の工程表を提出すること。
5 その他注意事項
(1) システムの運用及び維持管理に必要なシステム構成図・ネットワーク構成図(論理的、物
理的)、操作手順書等は、分りやすく作成し、各学校及び市教育委員会に紙2 部及び電子媒
体1 部で提出すること。
(2) 備品やマニュアル等は、製品や用途別に整理整頓し、コンパクトにまとめ、いつでも容易
に取出しが可能であるよう提出すること。
(3) ユーザー登録が必要な製品については、その登録処理を一括して代行するとともに、製品
ごとにシリアル番号や設置場所、添付品や添付マニュアル等の一覧を作成し、 表にして提出
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すること。
(4) 本調達候補業者として選定された場合は、機器類及びソフト名一覧及びカタログ(各2部)
を市教育委員会に提出し、承認を受けること。
第2編 見積書作成仕様
別紙「概略構成図」及び「機器仕様要件」により、平成29年4月1日から平成34年3月3
1日までの5年間(60か月)の必要経費について見積書を提出すること。
機器等一括購入可能なものは、購入価格を積算すること。
項目ごとにできる限り詳細に費用がわかるよう【様式4】内訳書を提出すること。また、見積
書及び内訳書の金額は、すべて消費税抜きの金額を記載すること。
1 ハードウェア関係費(学校サーバ、小学校教師用パソコン、小学校児童用パソコン、中
ハードウェア関係費(学校サーバ、小学校教師用パソコン、小学校児童用パソコン、中
学校教師用パソコン、中学校生徒用パソコン、管理職向け校務用
パソコン、一般教諭向け校務用パソコン、図書室用パソコン等、
周辺機器、教育委員会用パソコン)
※内訳書にはサーバ及びクライアント及び提案するすべての機器の費用(台数、仕様(スペ
ック等)も記載すること。)
2 ソフトウェア関係費
(1) 必要な基本ソフト(オフィスソフト、アプリケーション等)の費用
(2) ウイルス対策ソフト費用(更新費用を含む)
(3) クライアントに必要なソフトウエア費用
(4) 認証USBキー等に係る費用
3 校務支援システム関係費
(1) 校務支援システム(カスタマイズ費等も含む)の費用
(2) グループウェアの費用
(3) 外部データセンター費用
4 役務関係
役務関係(初期費用)
関係(初期費用)
(1) 機器搬入・設置・調整費
・機器の搬入・設置、組立、移設、システムを動作させるための環境を整える作業に要す
る現地調整費用、廃材処理費用
(2) 設定・構築費
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教育用コンピュータ等調達仕様書
・LAN、電源(交換、追加等)等の工事及び設定、インストール・システム等の環境設
定及び構築に係る費用
・既存データの移行作業費用
5 保守関係
(1) ハードウェア・ソフトウェア・システム保守費(5年間)
・サーバ等の主要機器は定期保守を施した場合の費用とする。また、クライアント、プリ
ンタ及び周辺機器は障害時のみの保守とする。なお、定期交換部品は含むものとする。
・無償保証期間が設定されているものは、その期間を明記すること。
・サービスパック保守等を利用するなど、安価な提示をすること。
・システム保守、バージョンアップ作業、障害時対応等の費用
・操作研修費用(教職員管理職、一般教職員、市教育委員会への教育・研修)
・リース返却予定のパソコン(教職員用)のデータ消去に必要な経費(作業報告(証明書等)
を含む)
(2) ヘルプデスク費用(5年間)
6 その他、提案業者が必要と判断する全ての費用
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